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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2009-04-01-Wednesday マーリー 2

妻がようやく帰宅した。

こう書くと何だか妻に逃げられた夫のところに、妻が久し振りに戻ってきたかのように感じるかもしれないが、4日間だけ、息子の大学の入寮の手伝いの為に上京していただけであるので、くれぐれも誤解なきように。

こういった仕事は男親ではあまり役に立たないものだ。特に私の場合は掃除や整理が嫌いだから尚更である。

妻も久し振りに上京できるので嬉しかったようである。東京の大学に通っている次女を呼び出し、息子と三人でディズニーシーに遊びに行ったというのだ。ディズニーランドは今が一年中で一番混んでいる時期だろうに、よくそんな時期にそんなところに遊びに行くなぁ〜と逆に感心してしまう。

人気アトラクションに乗るのに2時間待ちだというのだから、私なら絶対に行かない。子供たちも積極的に行きたかったというよりは、むしろ妻の方が行きたかっただけで、子供たちは口実に使われただけのような気がするが・・・。

遊び過ぎて疲れたのか、翌日は大学に行く電車を乗り間違えて、息子の入寮手続きには締切時間ギリギリだったとか、一体何をしに行ったのだろうか?

おまけに3人で映画館で「マーリー世界一おバカな犬に教えられた事」を観て来たそうだ。私一人だけのけ者にして・・・(でも私も、もし帯広で上映していたら一人で観るつもりだったからオアイコかな!)。

妻に言わせれば、この映画の主人公の「マーリー」は、我が家のバカ犬「サニー」くんとは、買われた時のエピソードから癖まで何から何まで全く同じで、サニーをモデルにしてこの映画を作ったのではないかと思えるくらいであったとのこと。

映画を観た人の中には、坂本は「マーリー」の原作内容をパクッタのではないかと疑う人が出るかもしれないほど、内容が酷似しているそうだが、私が「駄犬サニー」を北海道新聞のコラム「朝の食卓」に書いたのは2003年3月26日付けであり、2回目に書いた「戌年」は2006年1月22日付けのことである。

ちなみに、マーリーの原作がアメリカで出版されたのは2005年10月のことで、日本での出版は一年後の2006年10月のことであるから、パクッタとしたら原作者の方なのだ。世の中にはこういう偶然というものがあるのだなぁと驚いてしまう。

私も早く映画を観てみたいものだ!


■2009-04-02-Thursday マジックビデオ

マジックビデオが届いた。

3月26日のブログに書いた神戸のマジック映像コレクターのYさんから、マジックのビデオの整理が終了したと30日(月)に返送されて到着した。

19日に帯広から宅急便で140本ほどのビデオを送ったのだから、神戸までなら往復で5日間(前日の29日に帯広に到着していたが私の会社が休みだったので配達が30日になった)と想定して引き算すると、実質1週間で整理を終えた計算になる。

ウ〜ン、まさしくこれぞマジックである。

140本全てのビデオに番組名等のラベルを貼ってくれているし、何本かはDVDにもダビングしてくれた。おそらく私一人なら永遠に整理は出来なかっただろう。日本全国にはスゴイ人が居るものだ!まことに有り難い事である。

同じ30日に東京の故ジミー忍師の奥様マコママから大量のDVDが届いた。これまたビデオをただダビングしただけで内容は詳しく書かれていない。

電話でマコママに聞いたら、沢浩さん(名古屋の歯医者さんで世界的に有名なアマチュアマジシャン)が学生だった頃、名古屋のデパートでテンヨー(マジック用品販売店)のディラー(実演販売員)をやっていたジミー忍(当時は駒田忍)師のところに沢さんが来てデパートの裏階段でマジックを演じた時の8mmテープをDVDに焼き直した映像とか、キャバレーに出演した際の映像とか楽屋風景なども入っているはずだと言うのである。これが整理できれば貴重な資料になると思うので、早速神戸のYさんのもとに送った。

マジックの本は元々発行部数が少ない上に、昔のものは手書きのガリ版刷りのものが多くて、収集している人が亡くなってしまったら、奥さんはゴミとして捨ててしまう類のものである。おそらく貴重な文献がこれまでに数多く紛失してしまったことだろう。本も大切な資料だが、マジックにおいては映像も重要な資料だ。文章だけでは微妙な仕草やコツは伝わらないからだ。

しかし、映像も昔の8mmに始まって、Uーmatic やら、VHS、ベータ、ビデオの8mm、HiFi、DVDなど機械がころころ変わるので統一した機種で見ることが難しかったのである。

神戸のYさんのように奇特な人が、これらのバラバラのマジックの映像をまとめてくれるのはマジック界においても素晴らしい仕事である。きっと将来活きて来るはずだ。

感謝、感謝である。


■2009-04-03-Friday 事故?

北海道胆振のゴルフ場で転落死!とのニュースがあった。

胆振地方の安平町にあるル・ぺタウゴルフ場でその事故は起きた。

以前に北見のゴルフ場で池に落ちたボールを拾いに行って池に転落して溺死した事故があったが、今回の事故は、フェアウエーを歩いていて突然空いた穴に転落したのだという。OB近くの崖とか池とかに落ちたのではない。ゴルフ場のど真ん中で転落死したのである。死亡した人には何の落ち度もない。

ゴルフ場だけに巨大なモグラの巣があったというわけではあるまいに、何故、フェアウエーのど真ん中に直径2メートル、深さ5〜6メートルのフラスコ状(上の入り口が狭く、下の底に行くほど広い形)の穴が空いたというのだろうか。

芝が穴の上を覆っていたというから、まるで落とし穴みたいな状態だったのだろう。これでは事前に危険を察知したり回避したりすることなど不可能である。家族4人でプレーしていた最中の事故だというから余計に痛ましい事故である。

2、3日前に、会社から自宅に帰宅途中の30代の会社員が、前を歩いていた20代の男に振り向きざまに殴りかかられ、それが元で死亡するという事件があったばかりである。殴った男は酒を飲んでいたらしいが、その会社員とは一面識もなく、ただ誰かを殴りたかったのだと供述しているとのこと、一体この男の頭の中はどんな構造をしているのだ?

以前にも駅のホームで見知らぬ人を線路に突き落として死なせる事件があったが、おちおち道も歩けないし、駅のホームも一番前には恐ろしくて立てないではないか。

そればかりか、今度はゴルフ場でいきなりフェアウエーが陥没して死亡するとは一体全体どうなっているのだ?

いくら気をつけていても、回避出来ない事故というものがあるのだろうか?このゴルフ場の管理体制はどうなっているのだろうか?きっと小さな予兆を安易に見逃していたのだろうと思う。

これからの世の中は自己の危機管理というのも大切なことであるが全てを防ぎきれるかは疑問である。

北朝鮮のミサイルが頭の上から落ちてこないことを祈る。


■2009-04-04-Saturday 家の気風?

どうやら家にはその家特有の気風が流れているようである。

我が家には、オスは優しく誠実で、メスは気が強くわがままになるような気風が流れていて、住んでいるものがその気風に流されて染められてしまうように感じるのだ。

我が家の犬はともに13歳の老犬だが、最近、メスのバニーの躾が歳の為に取れてしまったのか、本性が丸出しになって業つく婆ぁ化して来ているのだ。

もともと気の弱いサニーは腰がかなり痛そうで動きもだいぶ鈍くなってきているのだが、中腰になるのが辛いらしく、食事を食べるスピードが遅くなっている。

メスのバニーは太り気味なのでダイエットさせる為に1週間前から食事の量を少なくしているのだが、先に食べ終えたら、サニーに吠え掛かって食事を奪ってしまうのである。

サニーは文字通り腰を抜かしてその場にへたり込んでしまいバニーに食べられるのをただ見ているだけだ。かわいそうに・・・。

人間も歳を取るとわがままになると言うがバニーは極端である。最近は私がお風呂上りにアイスキャンディを食べていると、「寄越せ!」と強引にせまってくる。一旦あげようものなら段々とその要求がエスカレートしていくのである。私もサニーも最近はバニーの、あまりにものズウズウしさに辟易しているところだ。

この先この2匹の犬はどのような犬生を過ごすのだろうか?


■2009-04-05-Sunday 誤報?!

北朝鮮のミサイルが発射された!というテレビのテロップが流れた。

13時半からの会議に出席する為に歩いて会社まで行こうと思った途端のニュースだったので途中「上を向いて歩こう」的に上を気にしながら向かったのだ。

会議が終わって自宅に戻ったら、さっきのは誤報だったというのである。

一体どうなっているのだ!

日本の防衛システムはこんな状態で本当に大丈夫なのだろうか?

ミサイルを発射したのか、していないかのか、もまともに判断出来ないのだろうか?

この誤情報を流したのは一体誰で、誰がどういう判断で、誰の責任において発表したのか?ハッキリさせて欲しいものだ。

人騒がせもいいところだが、それ以上に日本の防衛体制にお寒いものを感じる。何百億円というお金を掛けているのだから、もっと真面目にやれと言いたい。

これでは迎撃するのなんてとても無理だろうなぁ。

こんな役に立たないものに多額の税金を使うのは無駄使いもいいところだろう。そう言われない様に政府も防衛省もしっかりした対応をしてもらいたいものである。


■2009-04-06-Monday 飛翔体?

飛翔体なる耳慣れないモノが日本上空を通過した。

結局、北朝鮮はミサイルだか衛星だか判らないが、飛翔体なるものを日本側に向けて発射した。幸い、日本には直接的な被害は無かったというものの、この騒ぎは一体なんだったのかという大いなる疑問を残していった。

日本政府も迎撃すると勇ましいことを言っていたが結局、迎撃はポーズだけで、最初から打ち落とす気が無かったのか、打ち落とす事など不可能だったのかも判らずじまいである。

破片が日本の領土内(人の居るところ)に落ちてこなかったのは、日本政府にとってもこれ幸いであったことだろう。もし、落ちていようものなら、更に人が死んだり怪我でもしたら、果たして日本の政府は北朝鮮に対していかなる対応をしたであろうか?

政府の危機管理能力の無さや、自衛隊の無能さ(現法律上の縛りではという意味で)をさらけ出さずに済んで、一番ホッとしているのは政府関係者だったりして・・・。

一発数十億円もする迎撃用のミサイルがまるで役に立たなかったら税金ドロボーという評価だけでは止まらずに、自衛隊無用論にまで発展しかねない事態ではなかったのだろうかと推測する。

それよりも昨日、我が家では、北朝鮮のミサイルよりも酷い事態になってきた。

我が家では裏の家に一人で住んでいる母が毎晩夕食を食べに訪れるのであるが、母は犬が苦手なので、母が我が家に居る間は階段下の3畳間を犬の部屋としてそこに2匹の犬を閉じ込めておかなくてはならないのだ。

夕食を済ませて、母が戻ったので、犬をその3畳間から出してやりに部屋の前に立ったら、ものすごい臭いが立ち込めているのだ。こちらは食事を済ませたばかりだというのに・・・。

オスのサニーは最近腰が悪いのが影響してか、排泄が散歩の時に定期的に出来なくなってきている。下半身の感覚が鈍くなっていて排泄の我慢ができないのであろう、一日に4〜6回もウンチをする、しかも家の中で脱糞することが多くなっているのだ。

昨日もその3畳間の中で脱糞し、しかも、そのウンチを踏んずけながら部屋中を歩き回ったものだから、この3畳間はウンチの足跡だらけになってしまった。

すぐに処理しなければ家中にこの臭いが充満してしまう。しかもウンチは床にコッテリとこびり付いていて一部乾燥し、ウエットティッシュで拭くだけでは取れないのだ。乾燥したウンチを濡れたティッシュで拭けば、その湿り気で臭いが復活する。

床中ウンチだらけだから膝を着けて作業する気にはとてもなれないから、こちらも和式のウンコ座りをしながら拭き取らねばならない。

ついさっき食事をしたばかりだから、お腹はパンパンだし、それでなくても最近は自分の足の爪を切るのさえ苦しいほど腹が出ているというのに、この体勢で強烈な臭いの中での作業はとても辛かった。

メスのバニーも迷惑顔をしている。

すぐに対策を考えなければならないと思ったが、オムツでもするしか思いつかない。2匹の犬たちは老犬になってますますわがままになっているし、困ったものである。


■2009-04-07-Tuesday ランチ

最近、昼食に食べるものが変わってきた!

以前なら蕎麦かラーメンの麺類に決まっていたのだが・・・。

我が社は帯広市西2条南9丁目に建っているのだが、同じ町内に六花亭(全国的に有名なお菓子屋さん)の本店がある。その六花亭の道路を挟んだ東側(西1条南9丁目)に、2007年に北の屋台を卒業した「タベルナ・センナリ」というイタリアンレストランがオープンしたのだが、この3月からランチタイムサービースを始めたのである。

私は北の屋台時代から、このセンナリのシェフ東成人(あずま なるひと)さんが作る「タコのぺペロンチーノ」というパスタが大好きで、夜にはよく食べに行っていたのだが、ランチを始めるというので妻と2人で出掛けたのである。

コースはA・B・Cの3コース、日替わりで3種類のオリジナルパスタの中から1品選んで、そのパスタにサラダとスープとドリンクが付いて値段は980円〜1500円。値段的にはランチとしては少々高目の感じもするが、食べてみるとこれが美味しくて、すっかりハマってしまったのだ。

スープはじっくり煮込んであるからコクがあるし、サラダはドレッシングが和風と洋風から選べるが、どちらも美味いから、妻と2人で別々に頼んで半分ずつ分けて食べるのである。ドリンクもコーヒーはイタリアンの濃い目のコーヒーで美味しいし、オレンジジュースも赤いオレンジで変わっていてこれまた美味しい。パスタは言うまでもないが、毎日違うオリジナルのメニューが、和風、オイル系、クリーム系と選択に困るほど豊富にあるので、一週間食べ続けたくなる程だ。

また、ランチのパスタは夜のメニューには出していないパスタだから、昼に食べに来るしかないのである。

私と妻のランチメニューに蕎麦とラーメンに加えて、イタリアの麺類パスタがしっかりと収まったのである。

食べてみて損は無いと思う。是非、一度ご賞味あれ!


■2009-04-08-Wednesday 犬の老い方

サニーの老い方が激しい!

このところ日毎に歳を取っていくように衰えていく。

今朝の散歩の時も、ユッタリ、トボトボとバニーの後を付いていく。時々、後ろ足の甲がひっくり返って地面に着いたり、草に足が引っ掛かってころんだり、後ろ足が交差して胡坐をかいたようにお座りしてしまうのは、腰がかなり弱っているのと感覚が鈍っているからだろう。

腰が痛いから中腰になるのが辛いらしく、散歩時には段々排泄をしなくなっている。

サニーが若い頃は散歩中に首輪が外れた時は「アレッ、パパさんが何かあせっているぞ!」というような顔をして、喜んで走り回り、私が首輪を持って追いかけて行くと、もうすぐ捕まえられる所まで近づいたら、また逃げ出すということを繰り返していたものだ。

途中で犬好きの人にマウンティングをしようとして、そのおじさんが捕まえてくれたりもした。

私がいい加減頭に来て「この野郎!これ以上逃げたらもう追いかけてやらないぞ!お前なんか放っておいたら野タレ死んじゃうんだゾ!」という限界まで来たら、今度は側に寄って来るというしたたかな奴で、こちらが遊ばれていたのに、最近は、首輪が外れても逃げ出す元気もないのか、大人しくその場に待っているようになった。

老犬になって少しは枯れてきたのかしらん。

歩くと辛そうなのに、散歩には連れて行けといまだに催促するのである。だが、長距離は辛そうなので、家の周りを一周するだけだ。もし、途中で動かなくなったら、30kgも体重があるから、ダッコして家に連れ帰るのも一仕事になる。このままだと散歩用に犬の車椅子が必要になるかもしれないなぁ〜。

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■2009-04-09-Thursday マジック教室

昨日からマジック教室を再開した。

地元の新聞社「十勝毎日新聞社」が主催するカルチャー講座「かちまいアカデミー」で4月から6月までの3ヶ月間、毎月第二・第四水曜日の18:00〜19:30まで「かんたんトランプマジック講座」を開設することになったのだ。

前回は、同じ「かちまいアカデミー短期集中講座」ということで1月に3回だけ身近な品物を使ったマジック教室を単発で開いたのだが、受講生の方々から大変な好評を博し、続けて欲しいとの要望が多いので、是非、今度は3ヶ月間の通常の講座でお願いしたいとの依頼があったのである。

受講生の方々は年配の方が多いので、道具を持ち歩く様な大きなマジックは重くて大変だし、かといって、ポケットに入れられる様な小さな持ち運びに便利な道具は値段が高いか、高等テクニックを必要とするものが多いのである。

そこで、トランプ(日本でしか通用しない呼び方だが年配者にはこの方が通じやすいので敢えて使用している)のマジックを教えることにした。

トランプのマジックは簡単なものから難しいものまで、それこそピンからキリまでおよそ1万種類もあると言われている。その中からテクニックを全く必要としないで、演出で魅せる簡単なカードマジックを18種類ほど伝授しようという訳である。

トランプならポケットに入れて運べるし、値段も1組630円と手頃だから丁度良いと思ったのである。

2月にマジック講座の依頼があった時に、道具代はいくらにしますか?と聞かれて、トランプ2組とテキスト代で1500円で、と言ってしまったのである。少しでも受講生の負担を軽くしようと考えたのである。

だが、準備をしていく内に、テキストのページ数は54ページにもなってしまった。この枚数ではホチキスでは留められないから、100円ショップに行ってファイルを買ってきて差し込む様にした。前回の講座の時にも受講生にはテキストを沢山渡し、夫々でファイルを買って夫々で整理して下さいと何度も言ったのだが、きちんとファイルした人は少ない様なのである。

せっかく苦労して作成したテキストである。大事に扱って欲しいので、今回は事前に100円ショップで買って来て渡す事にしたのだ。

4月近くになって、今回、唯一の小道具としてテーブル上に置くマットを使いたいと思うようになった。トランプは紙製なので水分や汚れに弱いから、何等かの敷物を使うのだが、素人の演者たちが客にマジックが上手いように思わせるのには、それなりの道具が必要だと思ったのである。しかし、マジック用のマットは3000円もするのである。

募集のパンフレットには、道具代として1500円と明記してあるからマットを必需品として倍の3000円プラスで4500円集めるなんて言ったら文句が出るだろうから、欲しい人だけ購入してもらうことにしたのである。

でも昨日の受講生でマットを購入した人は少なかった。講座の最初に上手く見せるには使う道具がものを言うのですよ!このマットを使った方が良いですよ!と何度も言ったのだが・・・。

まぁ、やっている内に判るだろう。

同じく今月から、帯広畜産大学にも学生のマジッククラブが誕生する。学生連中にもマジックを教えるのだが、こちらは若いだけに覚えも早い事だろうと思う。

先が楽しみである。


■2009-04-10-Friday ゴルフシーズン到来

今年もいよいよゴルフのシーズンが始まった。

先週の会合の際に、友人からゴルフのお誘いがあったので喜んで承諾した。例年は5月の連休明けから始めるのだが、今年はJCのゴルフの会「じゃがいも」の会長を務めることになっているので、いつもより熱が入っているのである。

今日の最高気温は22.5℃、もちろん今年の最高気温である。家を出るときには足にタイツを履いて臨んだのだが、パットの練習をしただけで汗ばむ陽気なので、プレーを始める前に脱いで正解だった。最初はセーターも必要ないほど温かかったが、途中から突風が吹き始めたので、気温の割には熱くはなかったが、寒くもなかった。

今年は子供たちが居ないので自宅のリビングルームにパター練習用のマットを敷き詰めて毎日パットの練習をしていたからパットには自信があったのだが・・・。

練習用マットは毛が短くてやたら速い高速グリーン用なのである。だから実際のグリーンとの速さにはものすごい差があった。ラインは上手く出せるのだが、ことごとくパットがショートしてしまう。練習し過ぎて、身体が速いグリーンに慣れてしまい、本番用の速さには合わなかった様である。

今年初めてで強風の中のコンディションにしては、47・41とまあまあの成績であったが、靴が合わなくて左足の小指が痛くなってきてしまった。明日の土曜日も別の友人からお誘いを受けている。もちろんこちらも承諾した。いきなり2日レンチャンは身体が辛いかも・・・。


■2009-04-11-Saturday ゴルフ2

昨日に続いて今日もゴルフに行った。

今日の予想気温は13℃である。一日で9℃も下がるのだから、この季節は過ごしにくい。しかし、今日は風と雲が無いから、実際の気温よりもかなり温かく感じる。

昨日と同じゴルフ場だから、昨日よりは良いスコアで上がれると思っていたのだが・・・。

昨日痛めた左足の小指がズキズキする。ゴルフ用の5本指ソックスの縫目が昨日痛めた場所に当たっているようだ。あまりに痛いので途中で脱いでみたら指先が水ぶくれになっていた。靴の先が狭いのか、歩き方が悪いのか、打ち方が悪いのか・・・。

痛い左足をかばいながら打っている内に、だんだんとショットが乱れ始めた。左足の小指を痛めると左の壁が作れなくて身体が流れてしまうのでショットが左右にブレ出したのである。

昨日の疲れも出てきて、それが重なり、集中力もなくなって51・51と100叩きをしてしまった。

まだまだ精神的にも未熟である。

さすがに明日の日曜日は休養しようと思う。


■2009-04-12-Sunday 自動車

自動車の販売が振るわないというテレビの番組があった。

最近の若者は自動車運転免許も取らない人間が増えているとのこと。何にお金を使うのかといったら携帯電話だというのである。

かつてのステータスシンボルであった自動車が、今の若者には憧れでも何でもないというのだ。

私は当たり前の事だと思う。

自動車や家などの高額なものを買うのに、現金で買える若者などいない。

我々の若い時にだって、車を買う時はローンを組んだものだ。つまりは借金して買って、コツコツ返していくのである。ローンを組むということは、将来に対して夢や希望があるからできることだ。10年先、20年先には、現在よりも収入が増えているという予想の元にローンを組むのである。

ところがここ最近は、10年、20年どころか1年先でさえ、どうなっているのか不安な状態で、高額な商品をローンを組んで買える訳がない。

竹中平蔵らのバカな経済学者どもは、一部の大金持ちが経済を引っ張るのだのの類の妄言を吐いていたが、一億総中流の方が、国民皆がお金を使うから経済が発展するのだ。これは自明のことだろうに。

「今日よりも明日の方が良い」と思うからお金も投資できるのだ。明日への希望が無い社会に一体誰が投資するというのだ。

若者には年金も満足にあたるのかも不明である。介護保険だ、医療費だと政府はあてにならないし、明日への希望が無いから、老人も「老後の為」に貯金をするのだ。これは完全に政治の大失敗である。

20世紀型の経済の終焉を迎えた今日、新しい経済の核として「環境」を言い出しているが、実態は何も変わっていない。環境と名のつくものに買い替えをさせようとしているだけである。

新しい21世紀型の経済に移行するには、このインチキ「グリーン・ニューディール政策」が失敗して、どん底まで落ちなければ直らないのだろうなぁ。

それにしても、経済学者って奴は何かの役に立つ存在なのだろうか?


■2009-04-13-Monday マスターズ

ゴルフのマスターズが気になって早起きしてテレビ観戦した。

日本人選手の片山晋呉が頑張っているので応援したくなったからだ。結局は首位と2打差の10アンダーで単独4位に終わったが、日本人選手の過去のマスターズの最終成績と比較しても伊沢と並んで4位というのは立派な成績である。

観戦途中から、48歳10ヶ月のケ二ー・ペリーを応援し出した。私よりも3歳若いだけの中年の星である。優勝したら二クラウスの42歳というマスターズの最年長優勝記録を塗り替える記録になる。

ケニー選手は16番のショートホールであわやホールインワンというスーパーショットでバーディを取り2位に2打差をつけた時には優勝は決まったと思ったのだが・・・。

それにしても、これだけのベテラン選手にしてさえもマスターズというのは重い大会なのだろう。17番からケ二ー選手の身体のリズムがバラバラになってきたのが傍目にも判る打ち方に急変してしまった。

きっと優勝を意識して身体が固くなってしまったのだろう。

17番で寄せを失敗してボギーにしてしまい13アンダーに後退、先にホールアウトした34歳のキャンベルは12アンダー、一緒に最終組で回っているアルゼンチンのカブレラも12アンダー。ケニー選手はパーで上がれば優勝なのにここもボギーにしてしまい3人同スコアでサドンデスのプレーオフになってしまった。

ここからが面白かった。

お腹が出っ張ったおデブ3人によるプレーオフである。

プレーオフは18番ホール。カブレラのティーショットは林の中、しかも正面が大きな木でグリーンは直接狙えない、絶体絶命のピンチである。ここでカブレラ選手脱落か?と思ったのだが、横に出さずに果敢に狭い隙間を狙って打っていった。木の枝にぶつかったようだが何とかフェアウェーに出ただけ。

ケニー選手はフェアウェーから第二打を打ったが、相変らず身体のリズムがバラバラ状態でグリーン手前の右のガードバンカーのこれまた手前にショートした。ボールにしっかりクラブが当たっていない。

こうなると最後に打つ34歳の若いキャンベル選手が俄然優位に立ったと思ったのだが・・・、彼もフェアウェーから第二打を打つのだがこれまた緊張からかケニーが打った方向の右のガードバンカー内に入れてしまった。

絶体絶命のピンチにいたカブレラが2人のセカンドショットを見て息を吹き返す。第3打をピン横2メートル位に寄せたのだ。

ケニーも寄せを20cmくらいにピタリと寄せて、お先に!と入れてまずはパー。

キャンベルもバンカーショットを約1.5メートルに寄せた。カブレラがパーパットを入れ、キャンベルは外した。3人の内まず若いキャンベルが脱落したのだ。

2人でプレイオフ2ホール目の10番ホールに向かう。ティーショットはカブレラが先に3番ウッドで打ってフェアウェーセンターにナイスショット、ケニーはドライバーでナイスショットするが、3番ウッドのカブレラよりも飛んでいない。

ケニーのセカンドショットはまたまたリズムが悪くてグリーン左にひっかけて大きく外してしまう。一方カブレラは4メートルほどにナイスオンして決着がついた。

ケニーの自滅とカブレラの強運という感じの終わり方であった。

プロはバーディを狙いにいくからボギーを打つのだ。最初から安全にパーを狙っていけばバーディがくるのだ。なんてなことをよくしたり顔で言うけれど、この日の17・18番のケニーは、きっと頭の中が真っ白になるほど緊張したのだろうなぁ^。後から「俺は一体何てもったいないことをしたのだ」と悔やむだろうなぁ〜。

とにかくテレビで見ていても、とても面白かったマスターズであった。それに、ゴルフはデブでも上手くなれるという見本みたいなゲームであったことは私にもおおいに希望を与えてくれた。


■2009-04-14-Tuesday お役人

お役人の頭の中を覗いて見たいものだ!

東京都の下水道局でワッペンに水色の波線を入れたのが、東京都の意匠のマニュアルに抵触するとかで作り直したそうだ。その作り直しの費用が何と3400万円だと!

お役人体質丸出しの出来事だ!

たかが波線一本が余分にあったからとて一体誰がクレームを付けるというのだろうか?呆れてしまう。

保身の為に、あらかじめクレームが付きそうなものを排除したつもりなのだろうが・・・。

東京都の石原知事が、このワッペンの修正を命じた役人と、製作する時に確認しなかった役人の両方を罰すると言っていたが、当然である。

彼等お役人は税金を一体何だと思っているのだろうか?

解らせる為には給料から差し引くべきだと思う。3400万円を支払うのに何年掛かるか計算させたら良いのだ。一月に10万円ずつ返したって1年で120万円だから28年も掛かるのである。我々が金融機関から借金したらこれに利息がつくのだから実際にはもっと年数が掛かるのである。自分のお金じゃないという安易な意識があるから、ヘッチャラで3400万円も掛けて作り直させるという発想になるのだ。

都民たちよ!もっと怒れよ!

それに加えて、外務省の役人が、北朝鮮に拉致された田口八重子さんの息子の飯塚耕一郎さんが金賢姫に宛てた面会を求める手紙を5年間も放置していたというではないか。それも、先の3月11日に釜山で飯塚さんと金元工作員が面会した際に金元工作員が「手紙は受け取っていない」と発言した事から発覚したというではないか。

実に無責任極まりない連中だ。


■2009-04-15-Wednesday 嫌〜な感じ!

今朝起きて窓の外を眺めたらあたり一面雪で真っ白だった。

つい2,3日前には7月初旬並みの24.1℃という暑さだったのにである。

帯広では5月の連休近辺に雪が降ることは、特にめずらしいことではないが、今年は例年よりも雪解けも早かったのでまさかと思ったのだ。

今日は昼でもコート無しでは寒いくらいである。変な天気で嫌〜な感じ!

さて、今朝の新聞には色々と気に掛かることが出ていた。

まずは北朝鮮。6カ国協議から離脱云々と書いてあった。何だか1940年頃の日本がおかれたABCD包囲網(Americ米/Britain英/China中/Dutch蘭の頭文字)みたいな状況に似ていると感じたのだ。国際的に孤立し,エネルギーを得られなくなった日本が無謀な戦争に突入した様に、北朝鮮が何か無茶なことをしなければよいのだが・・・。何だか嫌〜な感じがする。

二つ目は、痴漢裁判。最高裁が無罪判決を言い渡したことである。痴漢という行為は下劣極まりない犯罪であるが、無実の人に対して、万に一つも冤罪があってはならない。これまでの証拠も無しに被害者の言い分だけを尊重する痴漢事件の裁判は明らかにオカシイ!

女性は、全員女性専用車両に乗ってもらわなければ、男性は恐ろしくて電車にも乗れないではないか!

女性は被害者を装って他人を貶める事だって可能だからだ。「疑わしきは被告人の利益に」という大原則は絶対に尊重されねばならない。

しかし、新聞には最高裁の5人の裁判官の内、3人が無罪で2人が有罪としたと書いてあったが、これは一体何を意味しているのだろうか?多数決ということを言いたかったのか?それにしても最高裁の裁判官が3対2というのも「推定無罪」という裁判の原則を最高裁の裁判官が認めていないということなのだろうか?冤罪で人生を棒にする様なことは断じてあってはならないことだと思うのである。スッキリしない何だか嫌〜な感じ。

三つ目は、クレーン車の横転事故である。東京のど真ん中の人通りも車通りも多い千代田区麹町でいきなりあんなでかいものが倒れてきたら除けるのは至難の技である。被害者の方には大変申し訳ない言い方だが11時10分頃の事故であったから、まだしも被害が少なくて済んだのだと思う。1時間後のお昼時だったらと考えると恐ろしい。

こういう危険性を伴う作業は慎重におこなってもらいたいものだ。安全性の確保がかなりいい加減だったように感じる。これも工事費を安くあげようということのせいなのだろうか?嫌〜な感じである。

四つ目は俳優、中村雅俊の長男俊太の麻薬所持事件の起訴猶予で釈放の記事である。31歳にもなった息子の犯罪で何で親が謝るというのか、いかにも日本的で可笑しな行為ではないのか?二十歳を過ぎて自立したら親はもう関係ないだろうに、私にはまったく理解できない。

それにしても、芸能界というところは麻薬に関しては寛大な場所で、以前に麻薬所持で逮捕された芸人が何人も復帰している甘い所という事の方が何だか嫌〜な感じがするのである。


■2009-04-16-Thursday 嫌〜な感じ 2

今朝は晴れているが風が強くて冷たい!

昨日に引き続き今朝の朝刊も嫌〜な感じのニュースばかりである!

一つ目は医師による調書漏洩事件で医師が有罪のニュースであり、二つ目は新潮社による朝日新聞社襲撃犯手記の虚報事件のニュースである。

報道関係者が絶対に守らなければならない原則に、「取材源の秘匿」と「裏付け取材の徹底」がある。

どちらもこれがないがしろにされた事件だ。

私は、今回の漏洩事件では、医師としての守秘義務を犯したこの医師の罪よりも、取材源を明かした方の女性ジャーナリストの態度の方に問題があると感じる。

プライバシーと名誉毀損との関係は判断が非常に難しいデリケートな問題だからここでは判断しないが、この女性ジャーナリストが犯した行為は、情報提供者との信頼関係を反故にする出版の仕方一つを取っても許しがたい行為であり、ましてや取材源を明かした行為はジャーナリストとしての適性に大いに問題有りである。裁かれるべきはこの女性の方であると思う。何だか釈然としない嫌〜な感じである。

また、新潮社の対応も出版社としてあるまじき行為だ。騙されたというのはジャーナリストとして、自分は未熟でしたと言っているようなものだ。キチンとした裏付け取材も無しに、一方的に掲載するとは軽率の謗りは免れまい。ジャーナリストとしての矜持がまったく感じられない嫌〜な事件である。

三つ目は漢字能力検定協会の理事長親子の会見記事だ。彼等はきっと悪い事をしたとは全然感じていないのだろうと思う。公的な事業を運営するトップには人間としての尊厳を持って行動してもらいたいものだ。私は独裁者が全て悪いとは思わない。事業を立ち上げて軌道に乗せるには独裁的な手法が有効な事だってままあるからだ。しかし、安定した後まで独裁を続けている企業に上手くいっている試しはない。どうしても自分に甘く他人に厳しくなっていくのが人間の性なのだろう。自らを戒められる第三者的な視点を持つリーダーがいる企業が強い企業なのである。リーダーに勝手気儘に振舞われ、周りがイエスマンだけだったらその企業はやがて衰退する。この親子がそれを認識していないから、これまた嫌〜な感じがする事件なのだ。

四つ目は森田健作千葉県知事を市民団体が訴えた事件だ。選挙に勝つ為に自民党色を消して「完全無党派」候補として戦ったのは虚偽であるということだ。これも勝てば官軍で市民団体の訴えは無駄に終わるであろう。結局、選んだのは千葉県民なのだし、今更そんなことを言ったって、そんなことは最初から判り切っていたことだろうに・・・。

負け犬の遠吠えか、いちゃもんにしかみられないだろうなぁ〜。タレントや政治家の厚顔無恥な勝てば官軍的なやり方が大手を振ってまかり通っているように感じる。嫌〜な世の中になったものだ。その内、北海道でもタレントが知事に立候補な〜んてね・・・。


■2009-04-17-Friday 嬉しいこと

今日は嬉しいことがあった。

2年前の2007年3月末まで、私と一緒に「北の屋台」と「十勝場所と環境ラボラトリー」を陰で支えてくれていた女性事務局員のIさんが久し振りに会社を訪ねてくれたのだ。

彼女ともう一人いた女性事務局員の2人は、私が「北の屋台」を退任する時に一緒に辞めてしまった(私を含めて4人いた事務局員の内の3人が同時に辞めた)。彼女が辞めた時には次の仕事が決まっていなかったのでとても気になっていたのだ。だが、新しい職場にも慣れたと言って訪ねてきてくれたので一安心した。

今回訪ねてくれたIさんは「十勝場所と環境ラボラトリー」を立ち上げた直後からの事務局員として務めてくれたとても有能な女性である。朝「1」の仕事を依頼しておくと夕方には「3以上」の量と質の仕事をしておいてくれるので仕事がはかどり、とても助けられた存在であった。

「北の屋台」の立ち上げには当初から関わってくれてくれたので、午前中は自分の会社の仕事をしなければならない私にとっても、安心して事務局と経理を任せられる存在であったし、コンピュータの扱いも上手いので印刷物を作る時には活躍してくれた。まさに「北の屋台」の生き字引のような存在でもある女性なのだ。

丁度、お昼時だったので、北の屋台の卒業生がやっているイタリアンレストラン「センナリ」に妻と3人でランチを食べに行った。近況を聞きながら美味しいランチで盛り上がった。

もう一つ嬉しい事は、昨日の会議で大道芸フェスティバルの今年の出演者の候補が決定したことだ。今年は新人2人を含む総勢8組10人の面白いメンバーである。大道芸も北の屋台から派生した催しだが、こちらの方はいまでも続けているのだ。

かつてプロマジシャンを目指した経験のある私は、芸人の人達と一緒に居られる時間が楽しくて仕方がないのである。

今年も8月14〜16日の3日間は思い切り楽しい芸を、帯広の皆さんに提供しようと思う。乞うご期待を!


■2009-04-18-Saturday 弱くなった?

今年私が会長を務めるゴルフの会の総会があった。

すきっ腹にビールの小ジョッキを立て続けに5杯飲んだらかなり酔いが回って来た。私は食べ物に好き嫌いが多く、この会に出された軽食はほとんど何も口にせずに、ただビールだけを飲み続けたのである。

2時間後に会が終了し、仲間5人と連れ立って二次会にカラオケのあるバーに立ち寄り8曲ほど歌いまくった。その間、食べたのはおつまみに出されたキムチだけ、後はウィスキーの水割りをひたすら5杯ほど飲んだ。11時に散会して、フラフラ歩いて自宅に戻ったのは憶えているのだが、ついた途端から・・・。

妻に言わせると、夜中に何度もトイレに起きたり、冷蔵庫を開けて飲み物を飲んだりとうるさくて眠れなかったのだという。

私には全然記憶が無いのだ。

最近、酒に弱くなったように感じる。

以前ならこれくらいの酒で酔ったりはしなかったのに・・・。翌日も酒が残るようになってきた。やはり歳のせいなのだろうか?

ウ〜ン、嫌な感じ。


■2009-04-19-Sunday サニーくんが・・・

朝方6時頃にプ〜ンと異臭が漂ってきた。

二日酔いぎみなので午前中は寝ていようと思ったのに・・・

妻がその臭いに我慢出来ずにベッドから起き上がり居間に行った様子だ。何やらブツブツ言いながらウンチが着いた絨毯のシミをドンドン叩いている音がして、完全に目が覚めてしまった。

スッキリしない頭で居間に行くと、妻がサニーのウンチの処理をしているところだった。最近はサニーのウンチの臭いが目覚まし時計の代わりである。

どうやらサニーは最近、ボケてきたようなのだ。彼は今年13歳だから、大型犬のラブラドール・レトリバーとしては長生きしている方である。これまで病気はしたことがなかったが、このところ腰を落とし気味に歩いていたのだ。このところ歩く時に後ろ足が引っ掛かるようになって時々へたり込んでしまう。

かといって食欲はあるし、そんな足の状態でも散歩にも連れていけと迫ってくる。ここ2,3日は家の回り250メートルをトボトボと20分掛けて歩くだけの散歩にしていたのだが、散歩の時には排泄をしなくなって、家の中でしかも一日に3〜4回もウンチをするようになってきた。

腰が辛そうなので腰をカバーするハーネスを購入して散歩のサポートにしようと思ったのだが、これを着けると嫌がって歩かない。仕方なく首輪だけで散歩させるのだが家に入れる時には抱きかかえなければ2段の階段も上がれなくなった。

これはいよいよ動物病院に連れて行かなければなるまいと午前中に連れて行った。

やはり、歳からくるもののようだ。目も耳も鼻もかなり老化しているらしい。先生もサニー君はもう高齢だから、いまさら外科手術をしてもね〜と言う。

一応、注射をして1週間分の薬をもらったが、帰りの車中で、「サニーはもう寿命かね〜」と妻と話しながら帰って来たら、その後、何だかサニーに元気がないのだ。我々の話を聞いていたのだろうか?

先生がサニーは耳も遠いと言っていたから聞こえないと思って話していたのに、13年も一緒に暮らしていると、人間の話している内容が判るのかしらん。彼にとってはショックだったのだろう。ごめんなサニー。そんなにスネルナヨ!


■2009-04-20-Monday ゴルフ①

今朝は天気が良くて温かいのでゴルフのお誘いがあった。

今年3回目のプレーである。11:00スタートということなので、9:30〜10:20まで会社で一仕事を終えて出掛けた。ゴルフ場までは車で15分の距離である。10:40にフロントに着いたら、同伴プレーヤーが、「今すぐにスタートするぞ!」と言う。私に練習させないつもりだな。私も16:30までには会社に戻りたいので、OKしてすぐにスタートした。

パットの練習も全くしていないまま、軽いストレッチをした後、5回ほど素振りをしただけでスタートしたが、何とこれが調子が良くて2オーバーの38打で回ってきたのだ。やはりゴルフの才能があるのかしらん!

いつもはスルーでそのままもうハーフに行くのだが、同伴プレーヤーが昼食を取ろうと言うので、付き合うことにした。

せっかく調子が良いからそのまま行きたかったのだが、仕方あるまい。30分で昼食に親子そばを食べて、後半がスタートした。新しいドライバーを初めて使用したので力が入ったのか、今度のハーフは、スイングのリズムがガタガタになって47打も叩いてしまった。まんまと策略にはまってしまったか!

昼食ぐらいでリズムを崩すとは修行が足りないなぁ。


■2009-04-21-Tuesday オークション

インターネットオークションにはまっている。

とっかかりはゴルフのパターであった。私は「ピン社」のクラブが大好きで、アイアンは「ピンアイ2ベリリューム・カッパー」を20年ほども愛用している。パターも「ピン社」の「アンサー・スコッツデール・タイプ」を愛用しているのだが、去年の年末から素材の違う同型のパターを何本もオークションで購入して、自分に合ったパターを見つけようと考えたのだ。

何せパッティングはスコアの30〜40%を占める重要な道具なのにゴルファーの多くはパターにはあまり感心がないようなのである。

私の回りのゴルファーもドライバーにはお金を掛けて毎年何本も買い換えるのに、パターはずっとそのままという輩が多いのだ。不思議なことだ。

パターのコレクションは一段落ついたので、「手品・奇術・マジック」というキイ・ワードで検索してみたら、面白いものが沢山出てきたのだ。

特にマジック関係の書籍は、私が持っていない本がまだこんなにあったのか?!というほど沢山あるのである。

私は5000冊のマジック関係蔵書を持っているのにである。

驚くと同時に嬉しくなって、毎日、毎日、参加せずにはいられないのだ。しかも、一冊50円とか100円とかで、高くても3000円程度で出品されるので、大人買いしてもたいした金額にはならないのだ。むしろ、手数料や送料の方が高くつくくらいなのである。

世の中にこんな楽しいものがあるなんて・・・。

妻からはもういい加減にしたら?と言われているが、当分この状態は続きそうである。


■2009-04-22-Wednesday ギョエ〜!

それはまさにギョエ〜と叫びたくなる光景であった。

昨晩、私はJCの同年会の会合に出るために自宅を19:00〜21:30まで留守にした。私が玄関の鍵を開けて中に入ると、犬のウンチの臭いがプ〜ンと漂ってきたので、入るなり「ウワッ臭っさ〜い!」と思わず口にしたら、同じ時間帯で出掛けていて、私が帰宅するわずか数分前に帰宅していたらしい妻が「家の中が大変なことになっている」と言うのである。

リビングに入ったら、そこら中ウンチだらけなのである。どうやらサニーがウンチしてそれを踏ん付けて家の中を歩き回ったらしく、壁やら床やら絨毯にまでもこびり付いているのだ。なんとも凄まじい悪臭である。

せっかく美味しい料理とお酒を飲んできたのに、すっかり台無しである。とにかくすぐに後片付けと掃除をしなければならない。フローリングの床は拭き掃除をすればなんとかなるからまだよいが、まさかウンチまみれの絨毯をクリーニング屋さんに出す訳にもいくまいから絨毯は捨てるしかない。

妻はサニーの足に付いたウンチを拭き取り、私は半分乾燥しかかったそこら中のウンチを50分ほど掛かって処理したのである。

サニーは下半身の神経が麻痺しているようだし、頭もかなりボケがきているようで昼と夜の時間が狂い始めている。どうやらしつけは完全に取れてしまった様であるから、家の中で排泄をしてしまうのだ。

こりゃ〜まいったなぁ!こんな状態が続くと二人して家を空ける訳にはいかないぞ!困った問題である。


■2009-04-23-Thursday 和歌山毒カレー

和歌山毒カレー事件の最高裁判決が出た。

林真須美被告に死刑の判決が下されたのだが、これは難しい裁判である。もうすぐ始まる裁判員制度でこんな事件を担当させられたらその人は相当判断に苦しむだろう。ノイローゼになる人だって出るかもしれない。何故、素人にこんなややこやしい判断をさせようといううのだろうか?まったくもって理解できない。

それにしても自白もなく、動機も不明で直接的な証拠はなしで、状況証拠だけで死刑判決である。はたして冤罪の可能性はないのだろうか?

裁判の原則は「推定無罪」である。限りなく黒に近い灰色でも無罪にしなければならない筈なのに、日本の裁判は、検察が立件したら90何%かの確率で有罪になるのだ。これの方が問題が大きいだろう。

しかし、同じ朝刊の記事に1990年の栃木県足利市の女児殺害事件の犯人とされ無期懲役で服役中の受刑者の、再審請求の即時抗告審でのDNA鑑定で、女児の下着に付着していた体液と受刑者のDNAの型が一致していない可能性が濃厚だとの記事が出ていた。

これが事実なら冤罪である。

これ以外にもここ最近のニュースでは、検察の横暴というか面子重視というか、そんな冤罪の可能性がある事件が報道されている。

冤罪は絶対にあってはならない!

テレビでは和歌山の毒カレー事件では動機が判らない殺人事件だと言っていたが、その言い方にも疑問がある。最近の殺人事件の犯人は「殺すのは誰でも良かった」などと発言しているではないか。これなんかもたまたま犯人の側にいただけで殺されてしまっているのだから、動機のない殺人事件というのがかなり増えているのではないのか?

被告になった人間が、自白しないのは、本当に犯人ではないから自白しないのかもしれないし、単独犯の場合は逆に自分が自白さえしなければ永遠に闇の中という可能性もあるのではないのか?

こんなに複雑な事例を、しかも死刑という他人の命の問題を、素人に判断させるのは止めた方が良いと思う。

裁判員制度による裁判員になることで、精神的な負担は計り知れないと思う。始める前に止めた方が良いと思うぞ!


■2009-04-24-Friday 草なぎ剛逮捕?!

今朝、スマップの草なぎ剛が逮捕のニュースが流れた!

(このブログは23日に書いている。)

酒に酔って公園で素っ裸で騒いだということで、公然わいせつ罪で逮捕されたというのだ。

エッ!夜中の3時の公園で裸で騒いで警官に反抗したから逮捕?

これは完全に警察に見せしめにされたな!

夜中の3時の公園になんて人は居ないだろうに、それでも公然わいせつ罪が該当するのだろうか?酒に酔っ払って裸になりたがる奴(残念ながら男であるが)なんて私の周りには沢山いるし、上野の花見の席で裸で踊っている奴らだって沢山いるじゃないか?彼等はそれこそ公衆の面前で裸になっているのだから彼等が捕まるならまだしも判るが・・・。

それにしても酒に酔って裸で騒いでいるだけの人間をいきなり逮捕かよ!家宅捜索をやったということは麻薬か覚せい剤の使用を疑ったのだろうなぁ。

先の民主党小沢代表の秘書もいきなり逮捕だし、なんだか警察や検察は最近無茶なコトをやっていないか?

それとも警察に逆らったらどうなるか、見せしめの為に有名人を逮捕したのか?それならちょっと草なぎ君がかわいそうだゾ!

草なぎ君は誰かにフラレタせいでやけになってやったりして・・・。

鳩山邦夫総務大臣が、地デジ放送のキャラクターでもあった草なぎ君を絶対に許さん!といきまいていたが、同じ酒での失態というなら、先のG7での記者会見で、日本の大臣としての恥部を世界中に公開してしまった同僚の某大臣は公然わいせつ罪にはならないのだろうかね〜?

彼に対しては鳩山大臣はコメントもしていないのでは?怒る対象がまったくズレているように思うのだが・・・。


■2009-04-25-Saturday サニーくんが・・・②

サニーの具合が悪そうだ。

後ろ足は両足とも麻痺している様なのだが、夕方の散歩の時も外に連れて行け!とせまるので、通信販売で4800円で買った大型犬用の補助ハーネスを装着して連れて出た。

20メートルも歩かない内にヘタリ込んでしまい、サニーの30キロの体重がかかって買ったばかりのハーネスの紐を結わえてある糸が切れてしまいハーネスが使い物にならなくなってしまった。

仕方なく抱きかかえて家に戻ったのだが、重いのなんの、こちらの腰も辛い。それにしてもこのハーネスは一体なんだ!たった二回の使用で紐が千切れるなんて、すぐに苦情の電話を入れたら取り替えてくれる事になったが・・・。間に合うかしら?

ヒン、ヒンと切なそうに泣くので、犬猫病院に連れて行ったが、もう1週間程度しかもたないだろうとのこと。せめて、連休に子供たちが帰って来るのでそれまではもたせてあげたい。

妻もサニーがかわいそうなのか、とても優しい。

サニーの大好きな、アイスキャンディを食べさせると、バニーが私にも頂戴!と身体の不自由なサニーから奪っていく。

サニーもバニーも同じ13歳の老犬なのに、人間も犬も、どうやらメスの方が長生きして元気であるようだ。

サニーが死んだらどうしたらよいのだろうか?届出は必要なのかしら。今の内に調べておかないとなぁ。

サニー君の戒名を考えてみた「無玉院陽光居士」とでもしようかな。


■2009-04-26-Sunday 雪だ〜ぁ〜!

寒いなぁ〜と思ってカーテンを開けたら雪が積もっている。

4月も下旬だというのになんという天気だろう。

5月2日は親父の命日だから墓掃除に行こうと思っていたのに、また先延ばししなければならない。

それにしても寒い!

昨日の会合での話題は「草なぎ君の公然わいせつ罪で逮捕」の件でもちきりだった。皆、一様に逮捕はやりすぎだと言っていた。我々の年代の男は、これまでの人生で酒での失敗の一つや二つや三つや四つ・・・はあるものだ。

草なぎ君は飲酒運転でもなければ、暴行事件でも窃盗事件でもない。真夜中の公園で素っ裸で騒いだくらいでは、普通は注意だけで済む問題だろう。犯罪というよりは失敗としか表現できない軽微なものだ。きっと警察はジャニーズ事務所の麻薬使用を疑ったのだろうなぁ。

それにしても、運が悪かったとしか言いようがない程、可哀相に感じる事件である。

それと、関連して皆が言っていたのは鳩山総務相の「絶対に許さん!最低の人間だ!」発言であった。皆が「お前にだけは言われたくないよなぁ〜」と言う感想であった。

男なら酒での失敗は(たぶん)誰にでもあるのだから(下戸の人にはないか)「バッカだな〜、適量を知れよ!」ぐらいに留めておけば良いものを、結局、抗議が殺到して発言を訂正する羽目になった。

他人を批判することは慎重であらねばならないなぁ。


■2009-04-27-Monday インターネットオークション

インターネットのオークションにハマっている。

以前にも書いたが、最近、益々拍車がかかっているようで自分が怖い。

最初は「手品」・「奇術」・「マジック」の「本・書籍」で検索していたのだが、「すべてのオークション」で検索した方が面白いものが沢山出てくるのである。その内に「トリック」でも検索してみたら、キリスト教の「カトリック」や映画の「マトリックス」まで出てきて選り分けが面倒だが、中には「トリック」関係のモノが紛れているものもあるのだ。

「引田天功」・「プリンセス天功」・「アダチ龍光」・「松旭斎天勝」などマジシャンの個人名で検索しても面白い結果が出た。

インターネットオークションは出品された直後に入札しないと、「即決価格」で落札されてしまうことも多いので、毎日のように新しい商品が出品されていないか見ていないとなんだか気持ちが落ち着かないのである。先々週は「アダチ龍光」で検索したら10件ほどの商品が出て来たのだが、今日は0件なのである。これも先々週だが「松旭斎天勝」で検索したら「松旭斎天勝一座のパンフレット」が出品されていた、たしか45,000円位の値段が付けられていた記憶があるのだが、一日躊躇ったら誰かに落札されていたのだ。そうなると、大して欲しいと思わなかった商品でも、悔しくなるのが人情というものである。

実に上手く出来ているシステムだ。どこかで歯止めを掛けなければいけないと思いつつも、貴重なマジック関係の本が100円、200円で出品されていれば触手が伸びてしまう。

もうしばらくハマってみることにしよう!とコンピュータの前に坐ると背後から妻の「もういい加減にしなさいよ!」のキツイ言葉が・・・


■2009-04-28-Tuesday 神の手

テレビでスーパードクターの番組を見た!

驚いたのは脳外科医のDr.福島さんの神の手と呼ばれる技術である。難しい位置にある6cmもの巨大脳腫瘍を5時間近い手術時間で除去するのだ。神経を傷つけたら患者には障害が残るという、ブラック・ジャックでも難しい手術を、見てるとなんだか楽しそうにやっているのである。よく5時間近くも失敗の許されない細かい作業を続けるものだ。この集中力は常人のものではない。まさに天才である!

きっとこのDrは、手術が難しければ、難しいほど嬉しくなるのだろう。このDrにとっては手術が楽しい趣味の様にも感じるのだろう。趣味と実益が見事に一致している稀有な例だろう。まさしく医者になるべくして生まれたような人であるし、職人肌の医者である。

もし、身内が外科に掛かるなら絶対にDr.福島のような器用な医者にやってもらいたい。不器用な外科医は願い下げだ。

世の中の医者の中には、医は仁術ならぬ、医は算術みたいな御仁も多くいて、医者なのに患者を治すことより、金儲けに忙しい金の亡者みたいな人も大勢いる。

Dr。福島みたいな医者が増えれば世の中はもっともっと住み良くなるのに、既得権益を守る為に医者の数を制限するように政治を動かしてきたのが医師会である。今頃になって医者の数が少なくて当の医者に負担が掛かり始めてきて慌て出したのだ。来年から医学部の学生を急に増やすというが、そうなると今度は粗製濫造が怖い!

もっと前から少しずつ増やしていけば良いものを。対処療法は根本治療にはならない事ぐらい医者なら判っていた筈なのに・・・。

アッそうか!医者の資質などない、学校の勉強だけしか出来ない奴等ばかりが、医師会の役員なんぞに成りたがるし、本物の医者はそんな暇などなくて一生懸命に患者の治療に当たっているのだからこうなるのは当たり前のことか。

日本は政治も司法も医療も経済も皆おかしいのではないのか?Dr.福島にはこんな連中の頭の中を治してもらいたいものである。


■2009-04-29-Wednesday 羊肉の日

4月29日は羊肉の日だそうだ!

日本人という人種は語呂合わせが好きな民族だなぁ〜。やたらと○○の日というのがある。

今日4月29日は「ヨ(ウ)ニク」で羊の肉の日だというのだ。

次女が今日、東京の大学から帰省してきた。晩御飯に何を食べたいか?と聞くとジンギスカンと言うから、これはピッタリだと、「北海道」というジンギスカン専門店に行ってきた。

「羊肉の日」だから何らかのサービスがあるのかなぁ〜と思っていたのだが、残念ながら何も無かった。きっと店主は「羊肉の日」というのを知らなかったのかもしれない。

二年ほど前に東京でジンギスカンのブームが一時期起こったことがあったが、アッと言う間に消え去った。食べ慣れていないせいだったのか、臭かったせいなのか?

理由はよく判らないが、凍らせた羊肉をスライスして焼いて、タレを付けて食べるのは、私でも羊肉の臭みを感じてしまい苦手である。やはり、ジンギスカンはタレに漬けて置くか、生肉を食べる直前に揉みダレで揉む方が遥かに美味いと思う。

私は牛肉の焼肉は5枚も食べたらクドクテ飽きてくるが、ジンギスカンなら沢山食べられる。食べても肥らないそうだし、調理の仕方と宣伝の仕方を工夫すれば、首都圏でもイケルと思うのだが。

せっかくの羊肉の日なのにどこのテレビでも「羊肉の日」だからジンギスカンという番組は無かったように思う。もっと業界が団結してこういう日をキャンペーンに活用すればよいのになぁ〜・・・


■2009-04-30-Thursday 場所の力?

フォーエバー21という店がオープン!

アメリカのファスト・ファッションの店が原宿にオープンすると各種の情報番組が放映していた。

低価格が売り物のユニクロやH&Mのすぐ隣に出店して相乗効果を狙う戦略だというのである。

テレビに映し出される商品は確かに驚くほど安い!さらにこの店の戦略は次から次へと新製品を出していくから、気に入った時に買わなければ売り切れになってしまうというものである。人間心理を巧みについた上手い戦略だなぁ〜と感心した。

しかし、ふと感じたのは、何故この店の出店が原宿だったのだろうか?ということである。

私は商売柄(本業は不動産賃貸管理業)常に場所と商売の関係を考えている。

帯広でも何故だか、商売が上手くいく場所といかない場所というのが存在するのだ。それは何故か?

私なりに思うことは、場所のイメージと商売が合致していないと商売が上手くいかないということである。

商人の中には、出店場所を家賃の高低だけで判断する人がいるが、こういう人の商売は上手くいかないことが多い。多少、家賃が高くても、人が大勢来てくれる場所ならやり様が沢山ある。逆に、家賃が安くても人が来ない場所なら商売は難しくなる。

人の流れをたった一店だけで変えるのは至難の技だと思うのである。そこが商売のセンスの問題なのだ。計数だけでは商売は出来ないのである。

テレビに映っていたフォーエバー21の商品が、東京の下町で売られていたら、きっと客は買わないだろうなぁと感じた。安かろう、悪かろうのバッタ品にしか見えなくなってしまうのではなかろうか。場所の持つブランド力とイメージが客に与える心理的な作用は大きいと思うのである。

観光でもそうだが、その場所の持つイメージを上手く引き出せなければ客の心を掴むことはできないのだ。