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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2012-08-01-Wednesday オリンピック2

今回のオリンピックは

時差が8時間もあるイギリスなので、日本とは昼夜が逆転しているからオリンピックをLIVEで見ようと思ったらどうしても寝不足になってしまう。

そこにきて、ここ2・3日はとても暑い日が続いて寝苦しいときているから、どうにも身体がだるくていけない。

今回のロンドン大会は日本が活躍しているんだか、期待外れなんだかよく判らない大会である。期待していなかった人がメダルを獲得したり、金メダルを期待していた人が取れなかったりが多いからだ。

でもまだ始まったばかりだから、これからだろう。

ところで、今大会の日本選手団の人数を聞いて驚いた。なんと514人も派遣しているそうだ。その内訳は男子選手137人、女子選手156人で選手の数は293人だそうである。ここまで聞いてアレッと思った。なんと役員が221人も派遣されていると云うではないか。

役員がそんなにたくさん現地に行く必要があるのだろうか?

しかもだ、飛行機は役員がファーストクラスやビジネスクラスで、選手がエコノミークラスと云う競技種目もあるらしいと云うから益々驚きだ。

一体、誰の為の大会なのだ?

物見遊山でイギリス見物や他の競技の見物に行っている役員さんも大勢いるのではないのか?

行きたいなら国費を使わずに私費で行けば良いのだ。こういうシロアリ共がいるから日本のスポーツは前近代的な体質が抜けきらないのだろう。

逆に、選手に必要なコーチ・トレーナー・マッサージ・マネージャー・調理人などは私費で行く人もいるという。むしろ、こういう人を国費で送りだすべきではないだろうか?


■2012-08-02-Thursday オリンピック3

男子体操の内村航平選手が

個人総合で金メダルを取った。素晴らしい。日本人選手が個人総合で金メダルを取ったのは1984年ロサンゼルス大会の具志堅幸司選手以来28年振りだそうだ。

そうだったのか!そんなに長い間、日本の体操界は低迷していたのか。

これまで種目別のスペシャリストはかなり居たが、オールラウンドプレーヤーが居なかったということだろう。

今回の内村の種目別の得点をみても、跳馬だけが1位で、あん馬・つり輪、鉄棒が2位、後は床が7位、平行棒が8位だがそれでも6種目全てに安定した演技が出来るということは素晴らしいことだ。まずは順当な結果にメデタシ、メデタシである。

田中兄は5種目を終えて2位に着けていたが、最後のあん馬で落下して6位に後退してしまいメダルを逃した。このオリンピックで田中兄はあん馬は団体予選・本選・個人総合の3回とも落下しているからトラウマになってしまうのではないだろうか心配だ。

女子のバトミントンのダブルスでオカシナことが起きた。中国、韓国(2)、インドネシアの4組8人が失格したということだ。

なんでも、わざと負けようとして無気力な試合をして、スポーツ精神に反する試合だったと云う。

会場からもブーイングが巻き起こり、審判も再三注意したが改めなかったという。

確かに、テレビで見たら、わざとサーブをネットに引っかけたり、後方のラインからはずれるように大きく打ったりを両チームがしていた。

本選で戦い易い相手に当たる様にわざと負けようとしたというのだが・・・。

アレッ、でもこれって昨日の女子サッカーなでしこチームの佐々木監督の采配と同じじゃぁないのか?

しかも佐々木監督は記者会見で公然と2位通過を狙って引き分けたのだと説明しているのだから、こちらは問題にならないのだろうか?

どちらか一方がやる分には問題ないが、両者が共にわざと負けようとするのは、私のこのブログに以前に書いたゴルフのチーム戦ででわざと負けようとした時と似ている。実力があるのにわざと失敗して負けようとすのは、傍で見ていても何だか気分の悪いものである。

それを作戦とは云え、オリンピックであからさまにやるのはいただけない行為だ。失格処分にした審判の判断は正しい。無気力な試合を見せられた観客のブーイングももっともである。

やはり、オリンピックは全力を出し合って戦うべきだろうし、観客もそれを応援しに行っているのだから。

今後はこう云うことがないように願いたいものである。


■2012-08-03-Friday 寒〜い

今年の天気は一体どうなっているんだろう。

遂この間までは暑くて暑くて身体がダルかったのに・・・。

今日は半袖では寒い位の気温の低さである。

北海道特有の家の造り方で、断熱材で壁や天井を厚く覆っているので、一旦温まってしまった部屋の温度が中々逃げていかないから、家の中はまだ暑いものの、外に出たら逆に寒い位でオカシナ気持ちになる。

このまま秋になってしまうのだろうか?

オリンピックのテレビ放送を見ていると日本人選手が健闘しているのでついつい見てしまい寝不足気味である。どうせ朝方の番組で良い場面だけダイジェストで放送しているからそれを見れば事足りるはずなのだが、やはりスポーツはどうしてもLIVEで見なければ感動が薄れてしまう。

今回のロンドンオリンピックは期待している人がメダルが取れなくて、期待していなかったチームや選手が活躍している。

あまり事前に過剰な期待を掛け過ぎると、余計なプレッシャーが掛かってしまうのだろう。

特に男子柔道の凋落は激しい。あまりにも本家本元と云う意識が強過ぎて、ドンドン変わっていく世界の柔道の潮流についていけていない様である。ルールも日本に不利な様に変更されているとのことで。旧態依然とした古い体質を今回の敗因として、ガラッと体制を入れ替える必要がありそうだ。


■2012-08-04-Saturday 松山千春コンサート

数日前、妻に友人から

「松山千春のチケット有るけど、一緒に行かない?」と云うお誘いが来た。妻は二つ返事で行くと言ったという。妻も友人も2人共、野外コンサートは初めてで、会場の広さと人の多さにビックリしたらしい。

席はブロック毎に区切られていて、B席というかなり良い場所で、周りは関東近郊のファンクラブの人達で、隣に座った千葉からのご夫婦から千春さんの生い立ちから現在までの経緯を詳しく聞かされたと云う。

ファンの人は彼の歌に喜んだり、涙ぐんだり、自分の青春を思い出すようにコンサート楽しんでいたそう。このご夫婦はこのコンサートの為だけに高い飛行機チケット代やホテル代もモノともせずに来たのである。ファンってありがたいものだな〜。コンサートは2部形式で、アンコールも含めて、17時に始まり20時30分まで。2部が始まると曲やMCに政治色が強くなり始め、「いじめ問題」や「原発問題」に言及し自分も日本の役に立つ為には政治の世界に入るのも選択肢の一つかも知れない等々の発言を始めると、ファンからブーイングが出始めた。彼の予想では「頑張れよ〜応援するぞ〜」という声を期待していたのだろう。コンサート終盤ではファンの熱い思いを感じて涙ぐんでいたようだ。すくなくとも、あの夜の舞台上の彼は、これからも歌手活動を続けてファンと共に歩んで行く覚悟を決めた様子だった。と俄かファンの妻は熱っぽく語っていた。Ⅰ部では「これが最後の野外コンサート」と言っていた彼がアンコールの後に「これからも歌い続けるぞ。来年も野外やるぞ」と語り、ファンから拍手喝さいを受けていたらしい、しかし義理人情を大切にする彼が鈴木宗男氏の依頼を断ることができるだろうか?板ばさみになって辛いところだろう。

コンサート終了後、出口に観客が殺到しているさなか、花火が打ち上げられた。バス乗り場までの道は狭く暗く曲がりくねった道である。おまけに途中に橋もある。誘導員は「立ち止まらないで進んで下さい」と云うが前は詰まって進めないのに後ろから押され、危険だなと感じた時に、ファンの人達が「ここで事故が起こったら、千春の責任になるから、皆落ち着いて行動してね」と呼び掛け合って大事に至らなかったようだ。

松山千春は政治家なんぞにならなくても、立派に日本の役に立ってるじゃ〜ないか。立候補した時点でマスコミの格好の餌食になり、有ること無いこと書かれて、潰されてしまうのがオチだろう。ファンはこれを危惧してるのだろう。良い歌をこれからも聞かせてほしい。妻と友人は俄かファンのくせに本物のファンクラブの人達に交じって歌って踊って楽しんで来たようだ。

サプライズで出演した前田亘輝の声量ある歌にも感激し「今度はTUBUのコンサートに行こうね。」と約束して別れたようだ。おばさん達って元気だなぁ〜。


■2012-08-05-Sunday 日本人の大活躍

イヤ〜!ロンドンオリンピックでの

日本人選手の活躍は素晴らしい。

連日、酒を飲みながらのテレビ観戦なので、寝不足と二日酔いで身体がダルイ。

昨晩も、バトミントンの女子ダブルスで金メダルをかけての決勝戦を見ていたが、マッチポイントを取られた時点でテレビを消して寝てしまった。みじめに負ける場面を見たくなかったからだ。

ところが朝起きて報道番組を見たら、そのマッチポイントから驚異的な粘りを見せて同点まで頑張ったというではないか。元々格上の相手であるし、中国や韓国などの4組の失格が無ければ、せいぜいが銅メダル狙いのレベルであると思っていたので驚いたのなんの。

今回は金メダルは少ないものの、銀メダルと銅メダルの数はスゴイ!期待していない種目がメダルを取っているから、これがなかなか面白い。

午前中は昨日1日レンタルで貸し出した車椅子をホテルまで引き取りに妻に付き合わされた。

ホテルの前で車に乗って待っていたのだが、なかなか戻って来ない。かなり待たされた後で妻が戻ってきたので「随分遅かったね?」と言ったら「この車椅子のお客さんは、昨日の松山千春のコンサートを見に来た夫婦で、ついつい昨日のコンサートの話で盛り上がってしまって遅くなった」と云う。東京から夫婦で来て車椅子を借りてまで見に来るファンが居るなんてスゴイことだ。松山千春のファン恐るべし!

夜に温泉に行って戻って来たら、女子のマラソンは16・19位と惨敗であったが、男子体操の床で内村が銀メダルを取っていた。その後、チャンネルをザッピングしていて偶然にフェンシングの太田の団体戦の試合を見た。フェンシングのルールはまったく判らないし、どちらがどうなってポイントになっているのかも判らないが、対ドイツの白熱した試合で、最後の残り1秒位で太田が同点に追いつき延長戦となった。その後は1本先に取った方が勝ちというが、何度もビデオ判定の末、最後は太田が勝って日本チームは決勝戦に進んだ。ドイツ選手が手を広げて審判に抗議しているところに太田選手が駆け寄って、その広げた手に握手したのは笑ってしまったが、何とも面白いキャラクターでこれまた素晴らしい。まだ当分、寝不足と二日酔いの日々が続きそうである。


■2012-08-06-Monday 身体が疼いて

オリンピックの

男子体操競技を見ていて身体が疼いてきた。

私は中学生当時に機械体操部に所属していたからだ。

特に床と鉄棒が大好きであったので、内村航平選手の華麗なる演技を見て久し振りに逆立ちなんぞをやってみたのだが・・・。

身体が重くて上手く出来ない。身体全体も固くなっているし、何よりもお腹の脂肪が邪魔をして前屈すらまともに出来ないのだ。

足を開脚しててみたらこれまたまるで開かない。私は誕生時に脱臼して生まれてきて、取り上げてくれた産婆さんが「この子の股関節がオカシイよ」と言われたので、すぐに整骨医を呼んで嵌めてもらったと云う。もしもこの時にそのまま気が付かずにいたら、足の長さが左右違ってしまい、スポーツが出来ない状態になっていたかもしれないし、そうなっていたら今とはまた異なる人生であったかもしれないと考えると対処してくれた人達皆に感謝しなければならないだろう。

その股関節脱臼の影響か、体操をやっていた時から股関節は固かった。最近は運動不足で柔軟体操なんぞやったことがないから益々、股関節が固くなっていて、座布団に座っても股関節が痛くなってしまう。だからオネエさん座りなどして頻繁に足を組みかえるのだが、座布団には30分も座っているのが辛い状態なのだ。

テレビでオリンピック選手の準備の為の柔軟体操を見ていて、そう云えば以前に通ったことのあるジムに開脚をサポートする器具があったことを思い出した。足を広げて座り、前のハンドルを回せば徐々に足が広がっていく器具である。インターネットで調べたらレッグストレッチャーと云う名前であった。早速これを注文したら今朝ほど届いた。これからオリンピックのテレビを見ながら足を広げて股関節を柔軟にしようと思っている。

妻はまたどうせ使わなくなってゴミになるのに、また余計なものを買ってと云うような冷たい視線で見ている。我が家の寝室には使わない腹筋台やらエキスパンダーやらの器具がゴロゴロしているからだ。

果たして今度はどれ位の期間使うのだろうか?


■2012-08-07-Tuesday なでしこジャパン

いや〜スゴイ試合だったネ〜!

ロンドンオリンピック女子サッカー準決勝のなでしこジャパン対フランス戦である。

シュート数がフランス30本に対して日本は6本。5分の1のシュート数でしかない。しかし、得点は2対1で日本の勝ち!

まさに怒涛のようなフランスの攻撃を凌いで凌いで守り抜き、僅かの機会の反撃を確実にものにしたという試合で、特に後半は手に汗握るとはこのことだと云うような極めて心臓にヨロシクない試合であった。

キャプテンの宮間選手のキックは実に正確で素晴らしかった。得点を挙げた大儀見や阪口も宮間のキックに素晴らしい反応をしたが、やはり宮間のキックがあったればこそである。

しかし、フランスチームの女ジダンことネシブ選手は美人だなぁ〜。これだけ美人で一流選手なら、サッカー以外でも引く手数多であろう。このネシブ選手の強烈なシュートをゴールキーパーが良く止めた。

これで決勝戦。こうなったら何としてもW杯に続いて連続で金メダルを獲得して欲しい。頑張れ!なでしこジャパン。

昨日の午後3時過ぎに郵便局に行く為に会社から外に出た。午前中は晴れていて暑いくらいであったが、急激に空が暗くなって来たので念の為に傘を持って行った。歩いている内に雨がポツポツと降り始めたかと思ったら、バケツをひっくり返すような土砂降りが襲ってきた。これが世に云うゲリラ豪雨か!傘を差しても激しく地面に叩きつけられる雨が跳ね返って膝までビチャビチャ、水たまりにハマったわけでもないのに靴の中の靴下までもビチャビチャになってしまった。

観測史上最強の1時間に52ミリだかの豪雨であったそうな。その後は雷も光って本州並みの状態になった。

我が社の前の旧北洋ビルを取り壊した空き地が見る間に池の様になっていく。凄まじい雨であった。しかし、時間的には短時間であったから洪水などにはならなかったが、こんな雨が3時間も続いたら大変な事態になるだろう。

このところ何だか天気が変である。


■2012-08-08-Wednesday 惜しいなぁ〜

ロンドンオリンピック男子サッカーの

準決勝の対メキシコ戦は実に惜しい試合であった。

前半に大津選手のミドルシュートで先制した時にはいけると思ったのだが・・・。

前半に同点に追いつかれたコーナーキックからのヘディングは仕方がない失点であったが、後半の2点目は不注意からのやらなくても良い失点であった。

それまで、しっかりと守ってきた日本のゴールキーパーが相手のシュートを受け止めて自軍の選手に出す時に、ゴール前に不用意に転がしてしまい、それを受けた扇原が相手に取られてシュートを決められてしまった。

これはやらなくても良い失点である。一瞬の油断と云うか、不注意というのか。こういうミスが出ると戦意が薄れてしまうよなぁ〜。

結果的にはロスタイム(今はこう言わないようだが)にも1点取られて3対1で敗戦になってしまったが、この2点目がなければ勝敗の行方は判らない試合であった。返す返すも残念な試合であった。

男子体操は種目別の平行棒で田中兄弟が出場した。兄は細かいミスがあったものの、まずまずの演技でで4位。予選1位だった弟に期待したが細かいミスの連続で8位に終わってメダルは取れなかった。こう書くと酷に感じるかもしれないが、どうも今大会の男子体操は田中兄が足を引っ張っているように感じる。トップバッターの田中兄が良い演技を見せて、次の選手を鼓舞し実力以上の演技を引き出す役目をするはずであったが、逆に自身が失敗して次の選手に必要以上のプレッシャーをかけて委縮させてしまっている。まぁオリンピックで緊張するなと云う方が難しいのだろうが、今回の日本人選手の多くは、実にノビノビと戦って良い結果を出しているようだから、田中兄の精神面の弱さがやけに目立ってしまったのかもしれない。

朝方の報道番組にこの体操男子の4人がテレビ各局のブースを渡り歩いて出演していたが、見ていて可哀想になる。疲れているだろうに、毎回毎回同じ様な質問を各局のアナウンサーが投げかけるからだ。それに毎度答えるのは苦痛だろうなぁ〜。

まとめて一度に記者会見みたいにしてあげれば良いのに・・・。


■2012-08-09-Thursday ???

オリンピックに集中していたら

日本の政治が???の状態になっている。

訳が判らん奴ばかりの日本の政治家だが、自民党の谷垣総裁はまるで判らん人物である。

「近い将来」ではダメで「近い内」ならOKってなんだそれ!

野田首相と2人きりで20分間ほど党首会談をやった後に、消費増税法案成立に合意したと云うから、密約を交わしたのだろうことは容易に推測できる。

最近の野田首相の顔で気になるところは左右の目の大きさが随分変わっていることである。これは顔相的には嘘を吐いているという目印であるから、野田首相はかなり嘘を吐きまくっているのではないだろうか?

口ではごまかせても顔には現れるものだ。

人の良い谷垣が野田に「成立した暁には速やかに解散するが、時期を明言した途端に内閣が死体になってしまうからそれだけは避けたい。貴方も将来首相になるつもりなら、解散権は首相の伝家の宝刀なのだからその力を貴方の手で矮小化するのは如何なものか」みたいなことでも言われて、丸め込まれたのではないかなぁと感じる。

まぁ、先に民主・自民・公明の3党合意で消費増税法案に賛成したのに、ここで翻意したら、消費税賛成派からも反対派からも両方から見放されるとでも感じたのかもしれない。谷垣も野田もいずれにしろ、日本の将来より自分の地位の保全しか考えていないどうしようもない連中だということがバレバレである。実にナサケナイ奴らである。

これで「近い内に」選挙がおこなわれるのだろうが、もう誰にも投票なんてしたくない気分だ。政治不信もここに極まれりって感じか。

昨日の晩ご飯を食べた後に、ソファに寝そべってテレビを見ていたら、眠ってしまった。オリンピック観戦で睡眠時間が少ないからだろう。ソファは3人掛け用であるが、座るところは平らではなくお尻の形に凸凹になっているから背中と腰が痛くなってしまった。

どうせ寝るならベッドで眠れば良かったのに・・・。

何だか気分が悪い日になってしまった。


■2012-08-10-Friday オリンピック

ロンドンオリンピックも終盤になってきた。

今大会の日本人選手の活躍は実に素晴らしい。これからは金メダルが期待出来る女子のレスリングがあるから金メダルの数も増えるだろうとテレビを見ていた。

レスリングの日本人選手が出場する合間にチャンネルをザッピングしていたら女子の新体操が映った。

この両種目に出場する選手は女性の両極端で、新体操の方は華奢な細い女性であるし、レスリングの方はガッチリした体型の女性である。この両極端を交互に見ていたら昔の女性の価値観の変化に感慨深いモノがある。

今オリンピックは参加国全ての国が男女両方の選手を送った初めての大会であるというアナウンスが開会式の時にあったが、アラブのイスラム教が強い国は、女性は家で大人しくしていなければならないのだそうだから、いろいろな国際情勢はあるだろうが、そういう国から女性の選手を派遣するようになったということは一歩前進であろう。

オリンピックの商業主義だのメダル至上主義だのと言われているが、役に立っていることも沢山あるようだ。

女子レスリング55㎏級の吉田沙保里は順当に金メダルを獲得した。オリンピック前にロシアの選手に連勝を58でストップさせられたのが返って良い結果につながったのだろうと思う。一方72㎏級の浜口京子は一回戦で敗退してしまった。どうも浜口選手は精神面が弱いように見受けられる。なんだか緊張して焦っているような試合運びであった。第3ピリオドでせっかくくじ引きで優位を得たのに逆転の投げを受けて負けてしまった。年齢的にも最後のオリンピックであろうから前2回の銅メダル以上のメダルを獲得して欲しかったが残念であった。

女子サッカーのなでしこジャパンはアメリカに2対1で敗退して銀メダルに終わったが良くここまで来たと思う。W杯で優勝したのはPK戦であったことを考えるとまずは順当な結果かもしれない。前半で宮間のFKがアメリカ選手の手に当たったように見えたからハンドでPKになっていればまだ判らなかったが・・・。サッカーの判定にはビデオがないようだからしかたがない。あまりビデオにこだわるのもなんだしなぁ〜。

女子バレーはブラジルに完敗した。3位決定戦で韓国と当たる。男子サッカーも銅メダルをかけて韓国と対戦する。そんな中、韓国の李明博大統領が今日、竹島に上陸するという。人気の無い大統領が、対日本に強行姿勢を見せることで人気取りをしようというのだそうだが、どこの国も政治家は自分のことしか考えていないようだ。サッカーやバレーの試合でファンがエキサイトしなければ良いのだが・・・。


■2012-08-11-Saturday 身体が・・・

オリンピックのテレビ観戦で

寝不足が溜ってしまい、凸凹のソファに寝てしまったことから背中と腰に痛みが襲ってきた。以前から傷めている場所であるが、ここ最近の疲れと寝不足が祟ったのだろう。

駒澤大学の先輩がやっている整骨院に行って治療をしてもらうことにした。自宅からは遠方なのだが、馴染みのマッサージ師が忙しくて予約が月曜日まで取れない状況なのだ。さすがにこのまま放置しておいたらバンバンに背中が張ってしまって身動きが出来なくなってしまう。これまでにも数度そういう痛い目にあっているから身体が危険信号を発しているようだ。

普通のマッサージと違って治療時間は短いのだが、3日連続で治療してもらったらだいぶ身体が楽になった。このまま続けてみようと思っている。

さて、ロンドンオリンピック。

男子サッカーは3位決定戦で韓国に完敗した。韓国はメダルを獲得したら兵役が免除されるというからU23の選手は必死であったろう。それに比べて、日本チームのモチベーションは前回のメキシコ戦で完全に切れていたように感じる。これでは勝てないだろうなと感じた。

女子バレーボールでは日本が韓国を3−0で完勝した。女子には兵役が無いからなのかな?これは冗談だが、日本チームは終始リードを保って良い試合運びであった。メデタシ、メデタシ。

韓国が竹島問題で国際司法裁判所への日本の提訴を拒否しているとのこと、???。

この国際司法裁判所は当事国双方が提訴を認めなければならない仕組みだそうだが、過去にも日本の提訴を韓国が拒否しているという。

なんだか訳が判らないなぁ。当事者同士で解決出来ないなら国際司法裁判所で判定してもらえば良いと思うのだが・・・。


■2012-08-12-Sunday 終了

ようやく17日間の寝不足から

解放されそうだ。

前回の北京オリンピックはほとんどテレビも見なかったのだが、今回のロンドンオリンピックは面白くて随分見てしまった。

時差が少ない北京オリンピックを見ないで、逆に時差が8時間もあるロンドンオリンピックを見続けたのだからここ2週間は慢性的な寝不足状態である。

今回は期待していなかった種目の、しかも若手が頑張ったので面白かったのだろう。

知らない間に高校野球の甲子園大会が始まっていた。以前は野球の大ファンでナイターは欠かさず見ていたものだが・・・。

長嶋監督が最初にクビになった時に巨人ファンをやめて、アンチジャイアンツになった。しばらくは巨人が負けるのを楽しみにプロ野球のテレビ放送を見ていたが、段々と野球がつまらなくなっていったのだ。巨人が強引にルールを改変し、FA制度をつくり、金にモノを言わせてFA宣言をした選手を入団させるようになってから急激につまらなくなった。

今年の巨人は勝ち過ぎでつまらないからプロ野球のニュースも見ない。

プロ野球に興味を失うと、大学野球も高校野球もなんだかつまらくなってきた。地元の高校でも活躍しないかぎり、甲子園大会は見ないから、駒大苫小牧高校が2連覇半をやった時以来見ていない。

テレビで見るスポーツはゴルフとサッカーぐらいになっていた。だから今回のロンドンオリンピックで色々な種類のスポーツが見れたので何だか新鮮な気持ちになっている。


■2012-08-13-Monday 勝毎花火大会

今日は勝毎花火大会の開催日だが、

朝から激しい雨が降っていて、明日14日に順延されることが午前中に発表された。

勝毎の花火大会は打ち上げ数が2万発という量で、全国的に有名だから、札幌方面はもとより、本州の各地からわざわざ観に来る人がいるのだ。

この1日順延というのは、天候によるものだから仕方が無いと言えば仕方が無いのだが、実に罪作りでもある。

観光客の多くは13日の夜しかホテルを取っていない人が多く、1日ズレるとホテルが取れないと言う人も大勢出てくる。

13日の夜に外食していたら、隣に座った札幌からのカップルは14日は会社の休みが取れていないので、この食事が終わったら札幌に戻ると言っていた。「ただ帯広にドライブに来て食事をしただけです」と苦笑していたのだった。

また明日14〜16日まで「平原まつり」が始まるが、私が担当している「北の大地de大道芸フェスティバル」も、花火の順延で大きな影響を受けてしまうのだ。

大道芸も勝毎の事業部が関係しているのだが、その事業部員が全員、花火大会の対応に行ってしまうので、14日は我々だけで運営しなければならない。しかも、今年は去年と違ってボランティアの参加者が少なく人員がそれでなくて少ないのに・・・。

一体どういう事態になるのやら・・・。

その「大道芸」の芸人さんが13日に帯広入りして来る。彼等と顔合わせをする為に、市内の飲食店で20時から食事会を行った。

毎年、芸人さんの出演交渉からプロデュースまで全てをやってくれているのはファニーボーンズの社長のユキナさんであるが、今年、ファニーボーンズは海外遠征中でカナダに居たのである。ユキナ社長は前日にカナダからトンボ帰りをして、成田空港から直接帯広入りをしてくれる予定になっている。20時半の時点ではまだ連絡が取れていない。

飲食をしている場所が波瀾万丈だからか、その名前の通りに何だか、波瀾万丈な3日間になりそうな気配である。


■2012-08-14-Tuesday 大道芸

さて、今日から大道芸が始まる。

ユキナさんも昨晩11時過ぎには帯広に入れたようであるが、当初に予定を組んでいた場所が大幅にズレてしまった。

大道芸専用の場所として確保するはずの場所に使用許可が取れていないというのがユキナさんに伝わっていなかったというのだ。

オイオイ、事務局さんよ、それはナイだろう。それじゃースケジュールが組めないじゃないか。

ユキナさんは時差ボケで苦しい中を、事務局員と夜中の2時まで掛かってスケジュールを組み直したという。最初から問題発生である。

14日は昨日までの雨が嘘のように快晴になった。気温が高くなると蒸し暑くなってしまう。

別に快晴にならなくても、雨さえ降らなければ、曇りの方がありがたいのだが、天候はこちらの思い通りにはなってくれないものである。

去年の平原まつりは3日間とも雨に祟られてしまった。

最近は、必ずと言ってよいほど雨が1日は降ってしまうのだ。どうも太鼓の振動が空気を震わせて雨を呼んでしまうのではないだろうか(笑)。

花火大会の順延で人は大勢居るはずなのだが、平原まつりの会場には例年よりも観客は少なく感じる。きっと花火大会までの間に十勝の観光に行っているのかもしれないなぁ〜。

大道芸は当初予定していた場所が無くなってしまったから、空いている場所に入るしかなくなってしまったが、どこも隣に大音量のイベントが入っている。大道芸は観客との会話が重要にもなるから、大音量のイベントの隣でやるのは難しいのだ。

出来る場所を探したがなかなか適切な場所が見つからない。

ボランティアスタッフの人数が極端に少ない中で、勝毎事業部員も全員が花火大会の場所に行っているので変更の連絡もスムーズに出来ない。あちらこちらと変更に次ぐ変更で、観客にも演技者にも迷惑を掛けてしまった。

当初は事務局でホームページを充実させてそこにスケジュール表を載せるとのことだったが、ホームページにはそれが載っていない。場所も時間も変更したために、観客の人から「大道芸は一体どうなっているんだ!」とのおしかりを受けた。

大道芸単独のイベントなら変更などもスムーズに出来るとは思うのだが、なにせ平原まつりは各種の団体の寄り合い所帯だから、変更が難しいのだ。いちいち、全部の承諾を取らなければならないからだ。これで雨でもふろうものなら混乱は極地になるだろう。

今日が晴れだったので大混乱までは避けられたが、観客に迷惑を掛けたのは残念である。

花火大会の順延に備えてのスタッフの充実が必要である。

今年参加してくれた大道芸人は9組10名である。今年も超一流の芸人が揃ってくれた。中でも中国雑技の張海輪は、椅子を7〜8段も積み上げて逆立ちする芸で有名である。これは見逃すと損をするような素晴らしい芸であるから是非観て欲しい。

その他にも面白い芸人が沢山いるので楽しみである。


■2012-08-15-Wednesday 大道芸2

北の大地de大道芸フェスティバルの

第2日目である。

今日も朝から快晴で暑いくらいである。

今日から勝毎事業部のスタッフが合流してくるが、花火の後片付けや足寄町の花火大会の準備で人数は2人だけである。

去年までは芸人1組に2人くらいずつのボランティアスタッフを付けることが出来たのに、今年は1組一人も難しい状況だ。

特に男性スタッフが3人しかいないので、本来は頭脳労働主体であるはずの私も重たい道具運びや設営にフル回転で、私の腰は早くも限界に達しているのであった。

今日は昨日よりも多くの観客が街中に出ているようである。大道芸の観客の入りもまずまずといったところだろうか?

しかし、11年も続けていると大道芸すらマンネリ化してきたのか、観客の「投げ銭(自主的に判断する観賞料)」の集まりが思わしくない。

大道芸人はギャランティは自分で稼いでもらうのが基本なので、投げ銭の量が少ないとモチベーションが下がってしまいかねないから心配だ。

大道芸専用の場所も確保出来なくて、良好な演技環境も作れなくて、しかも投げ銭が少ないとなれば良い芸人が来てくれなくなってしまう。

何とか、芸人さんに帯広に好印象を持ってもらうために、ひたすら美味しい食べ物を提供して喜んでもらおうとするのだが、芸人さんも観光で来ているわけではないから、食べ物だけで釣ることは不可能だ。

3日間とも雨に祟られた去年が最悪だと思っていたが、天気が良い今年の方が、去年よりも対応が宜しくない。これは困った状態である。


■2012-08-16-Thursday 平原まつりって

今日は平原まつりの最終日

「北の大地de大道芸フェスティバル」も同じく最終日である。

朝方はあいにくの雨模様、どうしてもまつり期間中の一日は雨が降る様になっているようだ。

朝から、場所の確保でバタバタとした一日が始まった。

平原まつりは、西2条通り(通称:平原通)の7〜11丁目の5丁と広小路の4区画がメイン会場であるが、平原通りには屋根が掛かっていないから雨が降ったら万事休す、各催しものがアーケードのある広小路に集中することになる。

まつり実行委員会でも事前に雨が降った時の対応は協議されているが、いざ雨が降ったら、我先にと場所の確保に躍起となる。発言権の強い団体が良い場所を取れるのはどこの世界も一緒の事態である。

平原まつりの新参モノである大道芸は一番発言権が低いようで、与えられた場所は会場から一番遠い広小路4区(大通り側)である。

大道芸は人の集まる場所で演じるから大道芸というのであって、人が来ないドン詰まりの場所で演じなさいというのは芸人には酷な話である。

わざわざ東京などから交通費を掛けて招聘しているのに・・・。

私の経営する「坂本ビル」の地階を各種団体の控室に提供しているが、そこに集まる人達から、とてもショックな話をされた。

「平原まつりは地元の人達の芸能発表の場であって、余所から来るプロの芸人の演じるための場所じゃぁないんだ!」と言うのである。

確かに、地元で歌や音楽や踊りに励んでおられる方々が、市民に芸能活動の成果を見てもらう機会として平原まつりが機能していることは、平原通りに暮らして54年の私は昔から見ているから十分に知っているつもりである。

しかし、私が東京の大学から戻って、平原まつりのお手伝いをし始めた昭和55年の頃の平原まつりは実につまらないお祭りだなぁ〜と感じたのであった。若かったし、まがりなりにも芸能の世界に身を置いていた私には、歌や踊りの発表会的な平原まつりには何の魅力も感じなかったのである。

ツマラナイなぁ〜と感じたから、自分なりに、色々なゲームやらイベントやらを考案して独自に展開していたのだが、マンネリ化したまつりに新風を注ぐことはできなかったのである。

あきらめかけていたところに、偶然にも私が昔からやっていたマジックの仲間から「クリス&ケーボー(現:ファニーボーンズ)」を紹介されたのが北の屋台を造った翌年の2002年のことである。

彼等の大道芸は新鮮な驚きを持って帯広市民に受け入れられた。帯広を気に入ってくれた彼等は翌年には仲間達に呼び掛けて数組で来てくれたのだ。これが現在の「北の大地de大道芸フェスティバル」へと発展していったのである。

以来、今日の大道芸があるのだが、上記の「地元の人のためのまつり」発言には大ショックである。少なくとも平原まつりに新風を注いでいると自負していた心が折れてしまった。

まつり実行委員会の人も「これからは音楽を中心にして平原まつりを発信していく」と言っていた。

あぁ、だから大道芸の扱いがヒドイのかと感じた次第である。

余所の街でも大道芸フェスティバルは多く開催されているが、帯広に来てくれている芸人さんの質は最高クラスななのである。最初から超一流の芸人ばかり招聘しているから、余所の街の大道芸フェスティバルを見たことのない人には、比較が出来ないから、これが当たり前だと感覚がマヒしているのかもしれない。

今回、中国雑技で帯広市民を魅了してくれた張海輪さんも帯広を気に入ってくれたし、他の芸人さん達も帯広を気に入ってくれている。お盆時期の本州のクソ暑い場所で演じるよりも、北海道の冷涼な場所で、しかも食べ物は美味い帯広に避暑感覚でも来てくれているのかもしれない。

しかし、平原まつりで邪魔者扱いされるのは心外である。少なくともここ11年間の平原まつりのマンネリ打破には貢献していたと思っていたのに・・・。

非常に残念でショックな対応に正直がっかりした。

2〜3年前から、わざわざ大道芸を見に毎年東京方面から来てくれる観客もいる。

帯広の大道芸のレベルは日本では最高クラスなのになぁ〜・・・。

演じてもらう環境がイマイチなのがとても残念である。

結局、今日の雨は午前中で収まったが、雨でキャンセルになった行事のお陰で大道芸の出来るスペースが出来たことで、なんとか最終日も無事に終えることが出来た。

普段は別々の場所でバラバラに活動している大道芸人さんが、帯広では全員が参加して、即興で「ファイナルステージ」という出し物をやってくれるのも恒例になってきた。芸人さん達にとってもこのコラボレーションは新鮮で面白いと大好評である。

これまた恒例の「焼肉平和園」での打ち上げパーティも肉が美味しいと芸人さん達には大好評だ。

しかし食べ物で釣るだけでは限界である。もっと良好な演技環境を提供してあげたいものだと反省している。


■2012-08-17-Friday まつりの後

平原まつりが終わった。

今日の十勝毎日新聞に「平原まつり好天で来場4万人超増加」という記事が出ていた。昨年は3日間共雨が降って12万5千人で、今年は16万7千人になったというのだが・・・。

私の実感ではそんなに居たかなぁ〜というものである。

私の会社、坂本ビルの入口に椅子に座って計数機でカチャカチャとカウンターで人数を計測していたが・・・。

坂本ビルは大道芸を始め、平原太鼓や踊りやブラスバンドなど多彩な催しの控室になっている。

私が出入りする度にもカチャカチャと押していたから、控室の出入りの人も人数に換算されているのだろう。一般客と出演者とを分けて計数していたとは感じられなかった。

もし、そうなら、少なくとも私一人で3日間で50回以上は出入りしているから50人分を私ひとりでカウントするという事態になってはいないのだろうか?

その他、スタッフの出入りや移動も多かったから、一人で数十人分にカウントされているのではなかろうか?

どう見ても、16万7千人なんて人数は居なかったと思う。

通行量調査と同じ方法で、スタッフが行ったり来たりするお祭りをカウントすることが意味が薄いと思うのだが・・・。

まぁ、増えたと言って自己満足するのには良いのかもしれない。

腰が痛い!

今年は「坂本さんが荷物を運んでいる!」と市役所の職員などに驚かれたくらいに活躍したからだが、重たい荷物を運んで腰がバンバンに張ってしまっている。

おまけに、毎晩酒を大量に飲んで、次の日の朝はまた早くから出るので、オリンピックの睡眠不足もまだ解消されていない状況が続いている。

これはじっくりと治療する必要がありそうである。


■2012-08-18-Saturday 身体が痛い!

平原まつりが終わって2日目

筋肉痛が全身を襲ってきた。

年をとると筋肉痛が襲ってくるスピードも遅くなるのだろうか?

特に背中から腰にかけてがバンバンに張っているのが判る。

先週9日から、大学の先輩がやっている千葉整骨院に通っていて良かった。もしも9日から治療を受けていなければ、大道芸フェスティバルで重たい荷物の運搬はとても出来なかっただろう。曲がりなりにも私が運搬の戦力になりえたのはこの整骨院に通って治療を受けていたお陰であろう。この整骨院はお盆期間中もやっているが、しかし、平原まつり期間中は忙しくて治療に通えないのが辛いところだ。

だから平原まつりが終わった直後の17日(金)と18日(土)に連続で治療を受けてきた。

先生が「一体何をやってきたの?以前の状態に戻っているじゃぁない」と言うほど、腰と背中の筋肉が張っている。それでも治療を受けてだいぶん身体が楽になった。また月・火・水と連続で治療を受けることにした。

普段から、肉体労働には慣れていないから、重たいモノを持ったり、普段と違う筋肉を使うと途端に身体が悲鳴をあげる。これは少し鍛えなきゃなぁ。

治療で背中や腰の骨を矯正してもらうと、体重は変わっていないのだが、お腹の出っ張りが少し引っ込んだように感じる。腰の骨の形が悪いとお腹が出っ張るのかもしれない。これを機に少しお腹を引っ込めようかと考えている。


■2012-08-19-Sunday 千年の森

十勝毎日新聞社が十勝の清水町に

十勝千年の森という広大な土地を森にする事業をしている。新聞で使用する紙の量の木を植えて、いわゆるCO2排出量をチャラにするカーボンオフセットという考え方だ。

この千年の森で現在ガーデンショーというのを開催している。富良野と十勝の間にあるガーデンや庭園を結んで、観光客に見せようという企画である。

ここに、帯広の「北の大地de大道芸フェスティバル」に出演した大道芸人がそのまま出演することになっているので、私と妻と18日に東京から戻って来た息子と3人で見に行ってきた。

この千年の森に来るのは3年振りくらいである。緑豊かな十勝に暮らしていると、わざわざお金を払って緑を見に行こうという気にはなれないものだ。

以前は観客も少なかったが、行ってみて驚いた。駐車場が満車状態である。北海道では明日から小中学校が始まるから最後の夏休みということもあってか子ども連れが多い。

しかし、この広大な敷地に分散すればポツポツとしか人は見えないだろうに、どこで大道芸を披露するのかと思っていた。

実際には売店の前のとても小さなステージでやったのだが、空間が狭くて難しかったと思う。この日は2名の大道芸人が登場したが、やはり音が出始めるとあちらこちらから人が集まってくる。

大道芸というのは不思議な芸能だ。

最後にはぐるりとそのステージを取り巻くまでになったからたいしたものである。投げ銭も観客の人数からすると随分と集まったようである。

やはり、お金を払って庭園を見に来る人達は金払いが良いのだろう。

昼食にここの「ほおの木」という蕎麦屋で食べたが、これが絶品の蕎麦であった。久し振りに美味い蕎麦を食べたと感じた。

帯広に戻ってから、また大道芸人達を招待して夕食会の席を設けた。十勝の美味しいものを食べさせて、また十勝に来たいと感じてもらいたいからだ。何とか来年も帯広で大道芸フェスティバルが開催できるようにしたいのだが・・・。かなり難しい情勢になってきた。


■2012-08-20-Monday 勝毎「論壇」

2012.08.20十勝毎日新聞「論壇」掲載記事

「準備着々 マジック博物館」

マジックを趣味にしてかれこれ43年。以前に書いたが、マジックの師である故ジミー忍(1995年53歳で没)の「マジック博物館を作って欲しい」との遺言で2007年にまずは「図書館」を作り現在の蔵書数は9000冊に及んでいる。

書籍以外の映像物のコレクションも充実し日本有数の資料館になったので、研究好きなマジック愛好家が全国から訪ねて来るようになった。

今年6月に上京した折、師の夫人が経営するスナック「魔法の小箱」を訪れたところ、「年を取って体がシンドクなったから、7月いっぱいで店を閉める。店にあったマジック関係の絵画、写真などの額、衣装、集めた小物も全〜部、坂もっチャンに送るからマジック博物館ヨロシク頼むデェ〜」とのことで、貴重な品が段ボール箱で毎日届いている状況だ。

さらに、昨年お亡くなりになった地元の奇術愛好家の植田広志さん(享年82)の子息と私は高校の同期生。今年春の同窓会で一緒になり、父親のマジック道具の処分に困っているという話から、愛用の奇術道具数百点が7月末に私のコレクションに加わった。植田さん宅にはマジック専用の部屋があって壁一面に道具が並んでおり、通称イモカゴといわれるプラスチックのコンテナに45個と、それに入り切らない大きさのものが十数個で運搬には丸一日がかかった。

現在、日本には私の知る限り「マジック博物館」は存在していない。開館するには充分の量の道具や資料はここ数ヶ月で急激にそろった。これはきっと私に与えられた使命なのであろう。あとは、調査、整理して展示場を造ればよいのだが、道具の整理だけで優に1年以上はかかるであろう。

しかし、私にとってはうれしくて楽しい作業である。コツコツと続けて2年後くらいには日本唯一のマジック博物館を帯広にオープンさせるつもりである。乞うご期待!

だが、心配事がひとつある。私が死んだら「マジック博物館」がどうなってしまうのかが気掛かりなのだ。私には宝の山であるのだが、マジックに興味がない妻や子供たちにとっては、仕掛けがあるヘンテコリンな箱や日常では使い物にならないガラクタでしかないからだ。日本のマジック界では、処分に困った遺族が捨ててしまって、貴重な資料などが失われているのが現状なのである。

せっかくの日本有数のマジックコレクションを私が死んだ後も伝えていきたいので、博物館を造るだけではなく、維持していくことにも知恵を使わなければならないだろう。


■2012-08-21-Tuesday 大道芸

20日(月)に

「北の大地de大道芸フェスティバル」の反省会を開催した。

出席者は5名である。

冒頭、プロデューサー役のKさんが「今年の大道芸フェスティバルの対応は最低であった。もう平原まつりでは大道芸はやれない。」と激怒した様子で語ったところから始まった。

何が酷かったと云って、まず第一には平原まつりの広い会場(100m×20m程の道路が5街区分に広小路の50m×15m程の街区が4つという広さ)に大道芸が演じられる場所が無いと云うことだ。

これだけ広い会場なのに、大道芸が演じられる場所がないって、どういうことなのかと思うだろう。

が、大道芸というのは、観客とコミュニケーションを取りながら展開していく芸能なのである。

BGMや効果音に合わせた芸も多いし、観客と会話しながら行う芸もある。一番つらい状況なのは近隣で大音響の音がすると、そのコミュニケーションが台無しになってしまうことだ。

今年の平原まつりは、音楽関係の出し物が特に多かった。ブラスバンド・ジャズバンド・ロックバンド・和太鼓、民謡、三味線などがほとんどの街区で演じられていたのだ。その他にもダンスや日本舞踊などの演目も多い。それらが、ここぞとばかりに大音響で演奏や演技を始めたら大道芸はひとたまりもない。

平原まつりの全体のスケジュールを組む際に、それらの配置を適切にしなければ音と音がぶつかってしまって、音楽関係の出し物同士でさえ共存が不可能な状況になってしまうほどだった。

また、フライング気味の出し物も多かった。例えば14:00〜始まるプログラムの催し物が13:45分頃からリハーサルで音出しを始める。大道芸では14:00の終了に向けてクライマックスに持っていこうとしているのに・・・。

音を出すのは時間内の14:00からにしてもらわなければ大道芸はますます時間が短くなって演技ができなくなってしまう。

出し物同士が譲り合って、かつ、与えられた時間を厳守する姿勢が必要であろうと思う。

この辺の全体のプログラムの組み方に問題が多かったように思う。大道芸側の事務局を勝毎事業部が担当しているのだが、その全体スケジュールへの大道芸の配置申請が遅れたのが一番の原因だったようだ。

他の演目が全て決まってから、空いている場所に大道芸をはめ込むような感じになったようなのである。

当初に予定していた郵便局前の「大道芸スクェア」と云う大道芸専門のスペースも警察の許可が下りなかったということで直前の8月10日の会議でで知らされたのだ。もっと早い段階の警察の許可が下りないと判った時点で私に知らされていればまだ何等かの対応が可能だったかもしれないが・・・。

しかも、肝心の金丸プロデューサーには直前の13日にようやく伝わったのだと云う。彼女が怒るのも無理はない。「大道芸スクェア」では1日に6コマ、3日間で18コマの大道芸を展開する予定であったのだ。そこが使える前提でプログラムを組んでいるのに、直前に使えなくなったと言われても18コマ分の場所の確保が出来ないからだ。せめて10日の時点で彼女にそのことが伝わってさえいれば、プログラムの変更は可能であったろうし、バタバタとスケジュールが変更されることもなかったであろう。

おまけに13日は勝毎の花火大会が雨の為に1日順延になってしまった。

14日の初日には勝毎の事業部員は全員が花火大会にかかっているから平原まつりには不在である。

状況も把握出来ていない人間だけが平原まつり会場に残ることになったのだ。

平原まつりでの大道芸を演じる場所が確保出来ていないまま、まつりは始まった。そこに更に追い打ちがかかってしまった。

大道芸スクェア以外に大道芸を集中して演じるはずであった7丁目にはバスケットコートが造られて、大音響の音楽をかけながらバスケットの試合をしている。少し北側にズレて音量を下げて欲しいとお願いしたが「我々は7丁目から依頼されてバスケットを展開しているのだからその必要はない」という返事である。14日の7丁目での最初の演目は中国雑技の7段以上の椅子を積み上げてそこで逆立ちをするバランス芸である。いわば命がけの演目であるから、その場所にバスケットのボールが飛んできて当たったりでもしたら大変な事態になるから、結局7丁目で大道芸をやることは断念せざるをえなかった。

もうひとつの重点演技場所である11丁目は、11丁目にある多目的スペースで3日間とも音楽祭を開催するというスケジュールである。こちらも大きな音でバンド演奏がされてしまうので大道芸が出来るスペースではない。

どこか適当な場所はないものかと探して8丁目でようやく出来ることになったが、スケジュール表はこの時点でメチャクチャになっている。変更に次ぐ変更で、印刷物は間に合わないし、会場のアナウンスも混乱を極めてしまい観客からは「大道芸のスケジュールは何処で聞けば良いんだ」とお叱りを受けてしまった。

これは余所の街の大道芸フェスティバルではありえない事態である。プロデューサーが激怒するのは当たり前のことだろう。

去年は3日間とも雨に祟られたが為に、スケジュールが変更になったという言い訳ができて、天候の所為だから仕方がないかということになったが、今年はそうはいかない。

このままでは帯広から大道芸が消えてしまうことになってしまうだろう。


■2012-08-22-Wednesday 暑〜い

お盆を過ぎたと云うのに

この残暑はいったいどうしたわけだろう。お盆過ぎに30℃以上の日が続くこんな気温の高さはこれまで経験したことが無い。

異常気象と一言で片づけられる問題でもなさそうだ。

平原まつりの大道芸フェスティバルでの気疲れと体力疲れが重なっているところにこの気温の高さで身体がダルクて疲れが取れない。

まいったなぁ〜。

10:30頃に帯広で震度3くらいの地震があった。私は10時頃に一回ズゥ〜ンという地響きを感じて「アッ地震だ!」と言ったのだが、その時には何もなかった。その30分後くらいに今度はかなり長い間揺れを感じる地震が起きたので震源は帯広近くではなかろうかと思う。

この地震が平原まつり期間中に起きなくて良かった。

もしも、中国雑技の椅子を7段も積み上げてその上で逆立ちするバランス芸をやっている最中であったならと考えると冷や汗ものである。

演技者の張さんは「まだやっている最中に地震にあったことはないが、あったら怖いね〜。ゆっくり降りるしか方法がないけど、これまでは運が良かったよ」と言っていたが・・・。

20日の勝毎の「まちの声」欄に「大道芸を楽しめば(投げ銭)はマナー」と云う帯広市47歳男性の文章が載っていた。これはその通りで、私も13日の勝毎に「大道芸の見(味)方」と云う文章を投稿して、投げ銭は芸がツマラナケレバ払わなくても良いなどと書いたのを誤解されてしまったかと思っていたので、理解してくれている人が居て少し安心した。

やはり、最後まで見終わって面白かったと思ったら、投げ銭を払うのは大人として当たり前だと思うのである。楽しんだのにその対価を払わずに帰ってしまうのは、その投げ銭で生活している大道芸人にたいしてとても失礼な行為である。投げ銭の多寡が帯広の文化度を現わしてしまうのかもしれないなぁと感じている。

来年も「北の大地de大道芸フェスティバル」が開催できるように努力をしたいと思う。


■2012-08-23-Thursday 大道芸の見(味)方

2012.08.13十勝毎日新聞掲載

(これは大道芸フェスティバル前日の8月13日に勝毎に掲載された私の文章です)

「大道芸の見(味)方」9組の超一流芸人が登場

さぁさぁ、寄ってらっしゃい!見てらっしゃい!毎度おなじみの大道芸がやって来る!

帯広の大道芸は今年11年目(北の大地で大道芸フェスティバルとしては9年目)を迎える。大道芸目当てに平原まつりに来る人も増えているというから、しっかり定着したようだ。

2002年にたった1組(ファニーボーンズ)からスタートした催しだが、規模は小さいけれども超一流のパフォーマーが訪れる質の高いフェスティバルである。

それもそのはずで、帯広の大道芸は核になる芸人が、リスペクトしている芸人に声を掛け合って出演者を決めるという一風変わったシステムで運営しているからだ。

つまり、一流の芸人が、一流と認めた芸人だけに声を掛けて招聘しているから、自然と芸の質が高くなる仕掛けなのである。

今年も9組の超一流芸人が揃ってくれたから楽しませてくれること必至。しかも、そのうち、帯広初登場が5組もいるから新鮮さもタップリ。

大道芸は芸人と観客が一体となって作りだす路上のエンターテインメント。観客も見るだけではなく、一緒になって場を盛り上げるノリが大切だ。芸人も人の子だから、乗ったら普段やらないパフォーマンスまで披露してくれる。芸人から「お手伝いを!」と頼まれたり、芸の途中で「イジラレタリ」した時は恥ずかしがらずに気持ち良く対応しよう。演技に参加すると別な楽しみ方ができる。また、芸人と親しくなるチャンスもあるボランティアも募集しているので、これも別な参加の方法だ。

大道芸には劇場(ハコ)が無い。いわば路上の空間すべてが劇場だから入場料は掛らないが「投げ銭(なげせん)」という風習がある。「投げ銭」は演技が終わってから、観客がお金を払うことを言うが、出すも、出さないも、金額の多寡も観客の自由というシステムである。スゴイ芸だと感心したら財布丸ごと出すのもアリだし、つまらないと思ったら払わずに立ち去るのもアリ。評価を換算するのは観客の仕事なのだが、なるべく多く入れてやって欲しい。

演技終了後に芸人が帽子を持って立っている。その際、字面通りにお金を投げるのはとても失礼な行為だからキチンと帽子に入れてほしい。サインや握手を求めると芸人はさらに喜ぶだろう。

原則、大道芸人にはギャラが存在しないので「投げ銭」が収入の全て。だから、この投げ銭集めも立派な芸の一つになる。投げ銭集めが下手だと、いくら芸が素晴らしくても生活が苦しい。大道芸人というのは音響係から集金係まで何でもかんでも兼務しているパフォーマーなのである。

帯広では路上でのパフォーマンスは、「平原まつり」のとき以外には基本的に禁止されているから、ぜひ、この少ない機会に大道芸を楽しんでもらいたい。

最終日には出演者全員が登場するファイナルステージも用意しているので、そちらもぜひお楽しみに。平原まつりの14〜16日の3日間は雨が降らないことを祈ろう。


■2012-08-24-Friday 法人会ゴルフ

今日は帯広地方法人会の

ゴルフコンペが帯広カントリー新嵐山コースで36名が参加して開催された。

このところ整骨院に通って治療を受けているから身体の柔軟性がかなり戻ってきたのか、やたらとボールが飛ぶようになっている。

今日のティマークはフロントティだったので距離が短いと云うこともあるが、ロングホールを2オンするのだから気分が良い。前半のアウトコースは8パー、1ボギーの37打で上がってきた。ただし、パターがまるで入らない楽々のノーストレスでパーは取れるもののバーディパットがことごとく決まらないので、成績は良いもののイライラし始めてきた。

後半のインコースに入ってからティショットが曲がり始めてきた。木の下や隣のコースまで行ってしまいトリプルを2つも叩いてしまった。しかも相変わらずバーディパットが入らずに5パー、2ボギー、2トリプルの44打も叩いてしまった。

ハンディキャップは2週間程前に所属コースからハガキが来て8.7から9.9に下がっている。結局ネットスコア71.1で1位で終わってしまい残念であった。

前半の調子良さを持続できれば・・・。

どうも最近パットでの芝の目の読み方が合っていない。パットの距離感は抜群なのにわずかずつズレてしまうのだ。自分の目が悪くなっているのだろうか?ショットが好調なだけに悔しい。


■2012-08-25-Saturday 映画

映画「プロメテウス」を見て来た。

例によって夫婦50歳割引きと、息子が帰省中なので息子の学生割引き料金で見に行けたのである。

テレビのCMでは人類創生秘話みたいな感じであったから、てっきり人類の生まれた起源の謎解きものだと思っていたのだが・・・。

これまた例によってまだ見ていない人の為にストーリーの種明かしはしないが、見ている内に実は人類創生ではなくて「エイリアン創生秘話」であることが判明して・・・。

ウ〜ン、グロだなぁ〜。

もともとエイリアン的な映画はあまり好みではない。気持ち悪い映画は好きではないのだ。完全にテレビCMに騙された感じがする。

エイリアンものの映画は以前に何本か見ていたが、妻が妊娠した時に思い出して、妻に「お腹の中で自分とは違う物体がグニュグニュと生きて動いていて、エイリアンみたいで気持ちが悪くないか?」と聞いて顰蹙をかったことを覚えている。男性ならとても耐えられないことではないだろうかと思うのだが・・・。

何だか見終わった後にも謎が解けきらずにスッキリしない気分だ。娯楽映画なら、もう少しスッキリとさせて欲しいと思った。


■2012-08-26-Sunday 町内会

我が家の住宅が所属している町内会の

年に一度のレクレーションがあった。

私は2年前から副会長を務めているのだが、レクレーションといっても足の悪い年寄りが増えているからパークゴルフすら出来ない状況なので、居酒屋で飲み食いすることにしているのである。

町内会のお寺に集合し、タクシーに分乗して、中心街にある私のビルの中にある「居酒屋いろはにほへと」に向かう。歩いても12分、ワンメーターの距離なのだが足の悪い老人ばかりだからタクシー移動なのである。

18時に到着して、めいめいが食べたいもの飲みたいものを注文して、おおいに食べ、飲み、語らう会である。

これが結構好評で、へたにパークゴルフに繰り出すよりは楽だし、コミュニケーションが取り易い。

最近はご近所付き合いも少なくなっているから、町内会の人達が集まって一緒にワイワイと食事をするのもなかなか良い機会である。

25名の参加があったが、それでも80歳を過ぎた老齢の人達は出席が少ない。家から出ること自体が億劫な感じである。18時から始まって20時には解散、8割方の人が帰宅する。比較的若手の人が数名残ったがこちらも30分も経たない内に解散したから、なんとも健全な集まりである。食費も一人当たり3000円も掛からないから安上がりだ。町内会費も使わないと貯まる一方であるから、こうやってコミュニケーションがはかれる集まりなら大いにやるべきであろうと思う。


■2012-08-27-Monday なんなんだぁ〜

今日の帯広の気温が33.8℃!だと

一体何がどうしたと云うのだろうか?

こんな天候は54年間帯広で暮らしているけど経験した事がない。例年、お盆を過ぎたら急激に秋の気配になるというのに、異常を通り越している。日差しがキツくてまるで南国に居るようだ。

今年は会社の冷房装置を入れ替えたから、会社の中に居る分には快適なのだが、一歩外に出た途端に汗が背中やお腹を伝わって流れるのが分かる。夜も寝苦しい。朝起きたら寝汗でビッショリと濡れていて気持ちが悪い。シャワーを浴びてもすぐに身体が汗ばむ。季節が1ヶ月後方にズレているようだ。

明日の天気予報も帯広の気温は30度を超えるとのことだ。暑さに弱い身としては辛い。これで痩せてくれればまだ良いのだが、食欲が無い分アルコールで栄養をしっかり取っているからか一向に痩せる気配がない。

このままでは身体がおかしくなってしまいそうである。


■2012-08-28-Tuesday テレビ

先週の水曜日のことである。

毎朝、新聞のテレビ欄を一通り目を通して「マジック」「手品」「奇術」などの文字を見つけると録画しておくのである。

めったに放送時に見ることはないし、録画しておくと何時でも見られるからと、いつまでも見ないで仕舞いこんでしまうことが多い。

この日はBS放送のNHKBSプレミアムの夜10:00〜「カリブの手品師」と云う題名を見つけた。この日は夜はスケジュールが無かったので直接見ることにしたのだが・・・。

題名は「カリブの手品師」であったが、マジックの番組ではなくドラマであって、脱税捜査官とカリブのタックスヘイブンを使った脱税指南役の話であった。なんだぁ〜マジック番組じゃぁないのかとガッカリしたが、この日が第一回目ということもあって、なんとはなしに見続けたのだが、とても面白かった。

主人公の脱税捜査官役は江口洋介、奥さん役が薄幸な役をやらせたらピカ一の木村多江、相手役の脱税指南役はクセのある役をやらせたら味がある演技をするARATA、その恋人役が麻生久美子である。

なかなか配役も筋立ても面白くて最後まで見てしまった。

後で調べたら、このドラマは再放送モノで2010年4月から放送された「チェイス国税査察官」と云う番組であった。明日が再放送の2回目であるが、また見ようと思っている。


■2012-08-29-Wednesday オイオイ!

オイオイ、日本の政治家って

どんな頭の構造をしているのだろうか?

あまりにも最近の政治はバカバカしいから政治に関するコメントは書かないようにしてきたのだが・・・。

今日の夜、参院で野田首相の問責決議案が野党の賛成多数で可決された。首相で問責決議を可決されたのは野田首相で3人目だそうだ。前2人は福田・麻生の自民党の首相である。

この問責決議に至るまでの経過もバカバカしい。

民主党は参院では通るはずのない選挙制度改革法案を強引に衆院で可決した。この可決のし方も「民主党は選挙制度の改革もやっていますよ」という国民向けの選挙用のポーズでしかなく。それに反発した自民党が他の野党などが出した問責決議案に乗っかって賛成したことで問責決議案が参院で可決されたというわけだ。

参院の問責決議は、衆院の内閣不信任案とは違って拘束力がないから、わざと自民党を挑発して喧嘩をし、先の「近い内」を反故にする狙いなのはミエミエの戦略とはとても言えない稚拙な方法である。

自民党も自民党で、他の野党が出した問責決議案には先の自民・公明・民主の3党合意で消費税増税案を可決したことに対する反対も理由に載っているのに、可決させる為には、他の野党案に投票しなければ成立しないということもあって、自分で自分の行動を否定すると云う訳の判らない行動に出た。これは事前の野党間の水面下での調整の失敗もあったが、それだけ自民党の力が落ちていることの証左であろう。

これでは幼稚園児が「おまえのカァ〜ちゃん出べ〜そ〜」と言って喧嘩しているのと同程度の幼い争いである。

これで事実上、国会は休会になる。赤字国債発行の為の特例公債法案も可決できずに終わったから、これから地方自治体は国からのお金が入って来ずに銀行などから借りなければならなくなるだろう。当然、銀行から借りたらその利息を払わなければならないのだから、余計な金が掛かるということである。

私は大阪維新の会の橋下市長が良いとは全く思わないが、彼が言うところの「衆院議員数半減、参院廃止」は国民におおいに受けるだろうことは明白だ。これでは益々彼に利するだけである。

国会議員ってハッキリ言ってバカしか居ないんじゃぁないのか?


■2012-08-30-Thursday 谷垣総裁が

自民党の谷垣総裁が帯広に

来て藤丸百貨店前で街頭演説会を行った。

全国遊説の最初を北海道から始め、帯広から飛行機で帰京すると云う。

谷垣総裁には、別段興味はないのだが、商店街などにも動員が掛かっているらしい。また前日には中川ゆうこ(故中川昭一夫人)さんが一店一店商店を回って歩いてお願いしているから、まぁ、谷垣総裁の顔でも見てやるべぇ〜かと見に行くことにしたのであるが・・・。

外の気温は8月末だと云うのに30℃を超える暑さだ。日向で聞いていたら熱中症で倒れてしまうかもしれないと思い。前座の市議などの演説の時は会社で涼んでいた。

我が社の事務所に居ても声だけは聞こえるのだ。中川ゆうこさんの演説が終盤に近づいたようなので、ゆっくりと会社を出て藤丸前に向かった。

もっとすごい人数の人が集まっているのかと思ったが、意外にも少ない。やはり、昨日の問責決議案で、自己否定するような愚挙をやったから、総裁再選の目が薄いと感じ取ったのか、支持者が少ないようである。

谷垣総裁の話は性格の真面目さは伝わるものの、肝心の話の内容が全然伝わって来ない。政治家の演説としては上手くはない方だろうなぁ〜。

途中で、チンピラみたいな風体の怪しい中年3人組が交差点を斜めに渡って街宣車の前に歩いて来た、すぐさま目ざといSPが3人ほど寄って行って囲み、何やらそのチンピラに話し掛けている。そちらの方が気になってしまって、谷垣総裁の話は良く聞けなかったのが現状であった。

まぁ、話の内容なんてこの際どうでも良いという気分だけどね。

直接に政治家を見て話を聞いても、その軽さに益々飽きれてしまったのであった。


■2012-08-31-Friday 大道芸の会議

今年の平原まつりの

大道芸フェスティバルの実行委員会や事務部の対応のまずさでプロデューサー役の方に呆れられてしまい、最後には「来年はもう大道芸をやらない。」とまで言われてしまったのであった。

最大の原因は事前の連絡や準備に不備が多かったからであるが、それ以外にも、平原まつり全体のトータルプロデュースが出来ていない為に、あちらこちらで大きな音の出るイベントが重なったり、決められたタイムスケジュールを守らずにフライングして音を出したり、必要以上の大音量で周りに迷惑をかける出演者も居たりして「こんな演技環境なら、芸人さんに帯広に来てと声を掛けることは、芸人さんに申し訳なくて出来ないから、来年の平原まつりに大道芸人は呼べない。」ということになったのである。

その問題を解決する為にまつりに関わる各種の部門の人も交えての会議を開催したのであるが・・・。

結局、11年前の最初からある諸問題がこれまで一向に解決出来ていないことが原因なのであった。

ここら辺で、平原まつりの在り方を再検討する時期に来ているのかもしれない。

最大の問題は、平原通りの7〜11丁目の5街区と広小路の4街区が銘々にイベントを組んで、それをまつり実行委員会が「表」に張り付けるだけのことが問題なのである。まつり全体をトータルに見て、音楽をやる場所、大道芸をやる場所、ゲームをやる場所、踊りをやる場所など適切な割り振りをすれば良いのだが、それぞれが組んだイベントを並べるだけだから、音の出るイベント同士が隣合わせては音の大きさを競いあったりしてしまうのである。

大道芸は、音に弱いと云う弱点を持っている。これは観客とのコミュニケーションを取りながらおこなう芸能という点ではいたしかたない部分である。例えばパントマイムなどではBGMや効果音に合わせた演技をする芸人がいたとすると近くで大音量の音楽が掛かり始めたら、もう完全にお手上げになってしまうのだ。

また、14:00から大音量の出し物があると判っている場合は、大道芸は14:00までに終了するようにプログラミングするのだが、その出し物がフライングして13:40頃から音を出してリハーサルをしてしまう。大道芸が丁度クライマックスに向かって観客や会場を盛り上げている時にリハーサルで音を出されては大道芸はもうお手上げだ。

時間割はきっちりと守ってもらわなければ、大道芸をする場所が作れないのである。一応、会議では事前に各街区の担当者に依頼して大道芸用に場所と時間を作ってもらうようにするしかないという。

これはやってみなければ判らないということでもある。

果たしてこんな状態で来年、大道芸が出来るのだろうか?とても心配な状況である。