■2014-03-01-Saturday 平原通商店街
28日帯広市内の
日航ノースランドホテルで平原通商店街振興組合の50周年記念祝賀会が17時から開催され出席してきた。
当日、記念品として配布された年表によると、
昭和2(1927)年に「駅前通り商店街(会長:小泉碧、(北海道ホテル)」として西2条南8〜11丁目駅前までを範囲として発足している。(北海道ホテルは北海館と表記すべき)
その後昭和8(1933)年1月に「銀座通り商店会(会長:古沢恭一、(露月菓子店)」に改称し、駅前から1丁目(11丁目)、2丁目(10丁目)、3丁目(9丁目)、4丁目(8丁目)と北に向かって丁目を下げていくことになった。(恭一は泰一の間違い)
昭和23(1948)年4月からは「帯広銀座通商店街(会長:寺西鍍一、大丸薬局)」に改称。(鍍一は鑛一の間違い)
昭和41(1966)年に「帯広平原通商店街振興組合(会長:寺西鑛一、大丸薬局)になった。
と式典で配布された記念誌に年表が載っていた。
昨日の式典時には気が付かなかったが、50周年記念誌に載っていたこの年表が正しいのなら、まだ「48年」しか経っていないのでは・・・。
名称が「平原通商店街」になる前から、商店街があったのだから、まぁ固いことは言わないようにしよう・・・。
と思って見ていたら、最初のページの夷石理事長の挨拶文には「昭和39年3月1日「平原通商店会」として歩みを始めてから・・・」と載っている。昭和39年なら西暦1964年であるから、これなら50年で正しいことになるが、年表には昭和39年2月に商店街新名称の公募と記載があり、3月に記念大売り出しの記載があるのだが・・・。「平原通商店会」として云々という記載がこの昭和39年に無い。
50周年記念誌なのだから、この昭和39年に「平原通商店会」が一般公募で名称を決めたという項目が必要だろうと思う。
ついでに書くなら昭和39年3月22日の記述に「坂本ビル」という表現がある。これは正しくは「坂本会館」である。どうも、年表の書き方が適切ではないようだ。現在の名称で書くようにしたのだろうが、やはりここは当時の名称で表記して( )書きで現在の名称で表わすべきだろう。
説明不足で誤解を与え易い記述である。いったい誰が校正したのかと思ったら何と記念誌の委員に妻の名前があった。それなら事前に私に確認すれば良かったのに・・・と妻に言ったら「会合にも一度も顔を出さないくせに・・・」と言う。確かにその通りだから・・・。
式典は全体で67名ほどの出席者数であったが、もう少し平原通商店街の会員の出席があっても良いように感じた。お客さんの方が多かったのではないかと思ったほどである。
やはり会員がもっと大勢出席して、この商店会を盛り上げていく必要があるだろうと感じた。
■2014-03-02-Sunday 温かい
1日土曜日の午前中に
庭の通路の氷割りをやった。
2月16日に50センチ程の大雪が降った。前日の15日に九州の出張から戻って来たが帯広空港に車を置きっ放しだったので、除雪道具も無しに手袋も無い素手と短靴で車を雪からかき出し自宅に戻ったことは以前のブログに書いた。
自宅に戻ってから玄関前だけは人間一人がギリギリ通れる幅だけ除雪したが・・・。
風が強くて、せっかく除雪した通路に吹き溜まりの雪が積もってしまった。翌日も風が強くてまた吹き溜まりになった。
除雪に嫌気が差してホッタラカシにしておいたら雪が固まって氷になってしまったのだ。10センチほどの厚みになっていた。一旦こうなってしまうと例年なら4月末頃まではこのままなのだが・・・。
この雪の後は温かい日が続いた。2月にこんな温かさは初めてである。4月上旬並みの気温があるのではなかろうか。
通路の氷も融けだしてきたから、ここは一気に氷を割って路面を出して通路の幅を広げようと考えた。
通路の路面にはインターロッキングを敷き詰めているのだが、路面を出しておくと融けるスピードが格段に早くなるのだ。
どの道、帯広は例年3月にはドカ雪で1日に60センチ位の大雪が降るのが常である。
このまま狭い道幅にしておくとその際の除雪に支障をきたすと考えたのである。
太陽の光が温かい。ツルハシで氷を割ってスコップで捨てるのだが、作業中にも氷がドンドン融けていく。路面と氷の隙間に融けた水が入ると氷が浮いて割り易くなる。またその隙間にスコップの先を差し込みテコの原理で持ち上げると氷が大きく持ち上がって路面から離れるのが楽しい。
2時間ほども掛けてすっかり道幅を広げて良い運動にもなったのであったが・・・。
家の中に入って読書していたら背中が痛くなってきた。急に普段は使わないツルハシなんぞを持ちだしたものだから筋肉痛でも起こしたのだろう。
夕食を食べ終わったらかなり背中が苦しくなってきたので、温泉銭湯に行ってマッサージを受けてきたら少しは楽になった。
高い氷割り代になったのであった。
■2014-03-03-Monday キナ臭い
ウ〜ン何だかキナ臭くなってきたなぁ〜
ウクライナ南部のクリミア自治共和国にロシアが軍隊を派遣し、それにアメリカなど西欧諸国が反発しているというニュースである。
高校時代の世界史の教科書にもクリミア半島は「ヨーロッパの火薬庫」と載っていたことを覚えている。
かのナイチンゲールが活躍したクリミア戦争もそうだが、この地域は紛争が絶えない場所のようである。
2日のニュースではアメリカのオバマ大統領はロシアが軍事介入に至った場合は6月にソチで開催される予定のG8首脳会議のボイコットを検討するとロシアの動きを牽制していたが・・・。
3日のニュースではロシアは軍事介入を議会で決議してしまった。
どちらも譲れない情勢になったようで、一触即発の気配である。そうそう簡単には第三次世界大戦なんてことにはならないであろうが、どちらの指導者も器が小さそうな感じなので怖い状況である。
こうなると困るのが日本政府であろう。
先のソチ五輪の開会式に参上してプーチンの覚えめでたくなった安倍首相も、アメリカの意向を無視することは出来ないだろう。そうなるとせっかく俎上に昇りそうだった北方領土問題もまた先送りされる可能性が大である。
まぁ、空気がまるで読めずに失言癖のある森喜朗にやらせたら、それこそ肝心な時(の前)には必ず転ぶ人だから、この人物に交渉をやらせるとそれこそ問題を滅茶苦茶にしてしまいかねない。森が引き金になってマズイ状況になってしまう可能性だってあるだろうから、ここは森喜朗には引っ込んでいてもらいたいところだ。
ロシアとアメリカが再び冷戦状態にでもなったら、北朝鮮がここぞとばかりに何か仕掛けてくる可能性も高いだろう。
日本は中国や韓国とも良い状況ではないし、中国も新疆ウイグル地区の人たちのテロが起きていたり、タイのデモもまだ収まっていない。
世界中かなりヤバイ情勢に近づいているかもしれない。
各国の指導者達よ、変な意地など張って戦争を引き起こすなよ!
■2014-03-04-Tuesday ニュースから
春なのかなぁ〜
温かくなって来ると心の病が表に出てくるとはよく云うが・・・。
千葉の柏市で連続通り魔事件が4件起こって2人が殺傷された。この間の名古屋のレンタカーで歩道に突っ込んだ事件もまだ犯人の精神状態がどうだったのか判明していないが、温かくなってくると変な輩が多く出没するから怖い。
「ちょっとすみませんが・・・」等と声を掛けられたら気軽に応えるのが日本人だから、それすらも注意しながら、街を歩かなければならなくなるなんて、日本が殺伐とした国になってしまいそうで嫌〜な事件である。
富山県では高速道路のサービスエリア内でバスが大型トラックに衝突して2人が死亡した事故が起きた。
バスが高速道路を直進せずに、ハンドルを操作してサービスエリアに入れたということはこの時点では運転手の意識はハッキリしていたのだろうから、なぜにブレーキも掛けずにトラックに突っ込んで行ったのか疑問である。
バスの運転手も死亡しているし、運転手に「起きろ!」と声を掛けた最前列に居た高校教師も投げだされて死亡したというから、この運転手は寝ていたのか、それとも急に意識を失うような病気を抱えていたのか、その辺の事故原因の究明はかなり難しくなるのかもしれない。
JRもバスも事故を起こされたら、いったい何を信頼して移動すれば良いのだろうか?
移動がいちいち命懸けになるなんてこれまた困った事態である。
人員不足による過労なのか、持病を隠しての就労なのかは分からないが、近年この種の事故が多過ぎないか?
効率化は決して人間を幸せにはしないんだということが、まだ分からないのだろうか?
■2014-03-05-Wednesday 申告
確定申告の時期である。
毎年この頃になると領収証をまとめて入れてある袋の中を調べて医療費控除などの分をまとめておくのであるが・・・。
しっかり調べたつもりであったが、去年の分の病院の領収証が3通出て来た。たいした金額ではないが、その分だけ税金を余分に払ってしまったことになるモッタイナイことをした。
国が国民から徴収した税金をまとも使ってくれるなら文句はないが、先日のとある商店街の会合で挨拶した人が「商店街関係の予算が日本全国で30億円ほど余っている。期日までに何かに使えないか?」という話をしていたのを思い出した。
単年度決算という悪弊もあるのであろうが、余っているから何かに使えないかとはフザケタ話だ。自分の金だったら余っているから使ってしまえなんてことにはならないであろうに・・・。どうせ他人のお金だと思っているからバカバカしいことにでも予算を使い切ってしまおうという根性が気に入らない。
もっとまともなことに税金を使ってくれるならドンドン払うものを・・・(そんな訳ないか!)。
先日友人と居酒屋で話していたら、とある知人の息子が5歳年上のバツ1の子持ちで障害のある女性と結婚したいとその父親に言ったときの話を聞いた。その息子は運転手のバイトで手取りの月収が16万円ほどだと云う。
その女性の父親は「娘は障害があるし、離婚をして小さい子どもが一人居るから生活保護を受けて暮らしている。病院代はタダだし、こども教育にかかる費用も出る。娘がお前と結婚したら現在の生活レベルを維持出来ないだろうからダメだ」と断られたそう。
その息子はもっと稼ぐ為に夜も清掃のバイトをやって朝から晩まで働いても手取り月収は20数万円にしかならなくて・・・。
この話を聞いている内に、自分で一生懸命汗水流して働いて何とか愛する人との生活をしようと努力している人間が報われずに、生活保護を受ける方が遥かに良いレベルの生活が出来るということに大いに疑問に感じる。
老人の医療費などもこれからドンドン増えそうだが、国がこんなバカな政策をやっていたら、いくら税金を集めたって足りないだろう。
団塊の世代が70歳を過ぎれば、爆発的に老人の人数が増える。果たして日本はこの老人を支えることが可能なのだろうか?
抜本的にガラリと政策を変える必要があるだろう。
■2014-03-06-Thursday 滑る〜!
5日の夜に2〜3センチほどの
降雪があった。寝ている間に一時的に雨になったようで朝方起きてみたら道路の雪が自動車のタイヤに踏み固められてツルツルに凍っている。
しかも北西の風が強烈で、その凍った道路のツルツルの氷の上に、サラッ〜と粉雪が飛んで来て薄く積もるともうタイヘンだ。
出勤時に私が運転する車が四つ角で真横にドリフトしてヒヤッ〜とした。
車がまるで流れるように横に滑って行く。
日蔭の交差点で信号待ちの為に停車していたら、停まっている車が強風で10センチほど横滑りした。停まっている車がだよ!驚いたね〜。
この交差点では信号待ちしている人間が風で身体が前に押されていた。横断歩道の歩行者信号が赤なのに、自分の意思に反して風で身体が押されていくようにみえる。路面が凍っているから足の踏ん張りも利かない。もしもそんなところに車が来たら・・・。考えただけでも恐ろしい。
小さい子どもを抱っこして歩いている女性もいるが、この強風の中なら子どもの顔には雪の細かい粒がビシビシと当って痛いのではないだろうか。なにもこんな日に子どもを抱いて外に出なくてもよかろうに。
こんな日は郊外の畑の中の道路を走ったら、地吹雪で前が見えなくなるだろうし、あちらこちらに吹き溜まりも出来ているだろうから、甚だ危険な状況になっていることであろう。
滅多に車が通らないような田舎道で吹き溜まりに突っ込んでしまったり、路外に逸脱してしまったりしたらお手上げである。
動けなくなったら命の危険すらあるだろう。
我が社の駐車場でも看板が強風で倒れていた。まだ車が入る前だったから良かったようなものの、もしも車が置いてあったら車が傷だらけになっていたかペシャンコになっていたかもしれない。
何だか今年はやたらと風が強い日が多いように感じる。こんな天気の時にはとにかく重要な用件でもなければ家の中でジッとして居ることだ。
■2014-03-07-Friday 暴風雪
昨日の私のブログで
北海道の暴風雪のことを書いたが、読者の方何人かの方からお見舞いのメールを頂いた。恐縮である。
全国版のニュースで母の実家がある留萌地方の暴風雪の被害が報道されていたのを見て、おそらく十勝も同様だと思って心配してくれたのであろう。
昨日の十勝は暴風ではあったが雪は降っていなかったので、留萌地方のような暴風雪の被害はほとんどなかった。暴風の被害のみである。
雪は前日に降った2〜3センチ程の粉雪が強風で飛ばされて地吹雪になったり吹き溜まりになったりした程度の被害に留まった。
降雪量が少なかったから吹き溜まりもそれほど積もってはいなかった。
風の方は、今朝の朝刊によると、帯広市内の最大瞬間風速が23.4メートルであったと載っていた。市内の住宅の屋根が吹っ飛んだことも記事に載っていたからかなり強烈な風であった。
読者の方にご心配を掛けた看板が倒れた被害と云うのは、駐車場に置いてあるテナントさんの幅2メートル、高さ1.2メートル、奥行き40センチ程度の置き看板が風で倒れただけである。
普段は倒れた場所のすぐ横に自動車が駐車してあるのだが、昨日はたまたまその場所にだけ駐車していなかったので被害がなかったということなのである。
市街地はビル風になって風の強さが増幅されるので、郊外よりも風の強さを感じる。外を出歩くと細かい雪の粒が顔にビシビシと当たって痛いからなるべく外出しないようにしていたのだが、バス亭の看板も軒並み倒れていたほどだから、体重の軽い人なら飛ばされてしまうかもしれないほどであった。
十勝は雪が少ないからまだ助かるが、これで日本海側のように降雪量が多い場所でこんな強風が吹いたら、吹き溜まりで家の入口が塞がれてしまう被害も想定される。
吹き溜まりの雪はビシッと固まってしまうから固くて重くなるので、玄関先に吹き溜まったら外開きのドアなら開けられなくなるし、引き違い戸でもレールに雪が詰まると開かなくなってしまうのだ。
過疎地で救助の人手も足りない地方は大変であろう。
怪我人などが出ないことを祈る。
■2014-03-08-Saturday 虚言癖
虚言癖と書くとクセなのかと
思うかもしれないが、これは癖などではなくて、むしろ病的なものなのではないだろうか?
昔、一緒に仕事をしたことがある人物にもこう云う人が居た。
こう云う病的な虚言癖のある人と云うのは、口から出て来る言葉はほとんどがデマカセばかりなのである。
いつもその場しのぎのデタラメばかりを言うから、当然ながら話の辻褄は合わなくなってくるのだが、それに加えてこう云う人は厚顔無恥ときているから、辻褄なんぞ合わなくてもまるでヘッチャラなのだ。
おまけに、こう云う人は仕事に大切な「ほう れん そう」が出来ない人が多いのも特徴だ。
「ほう れん そう」とは「報告」「連絡」「相談」のことだが、いつも嘘デタラメばかり言っているから「ほうれんそう」をやると、自分が後から窮地に陥ることを身を持って体験しているのだろう。
後日、話の辻褄が合わなくなって追求すると「そんなことは言った覚えがない」と突っぱねるのも特徴だ。
しかし、本人がそれを果たして嘘だと認識しているのかは疑わしく思えて来た。
虚言癖のある人物と云うのは根っからの「詐欺師」タイプの人間と似ているように思うのだが、こういう人物はたとえ荒唐無稽な話でも、それがさも真実であるかの様に自分に言い聞かせて、そして自分が心底それを信じている(かの)ように振舞うから困りものだ。
自分が信じ込んでいるから、自分では嘘だと云う認識がないのだろう。
逆にその分だけ自信たっぷりに嘘をつかれると相手はついつい信じてしまうものなのである。
もうひとつ「詐欺師」に特徴的なのは「口が上手い」と云うことだが、次から次へと嘘で塗り固めた話がポンポンとマシンガンのように出てくるから、その人物の人となりを知らない人が聞くと信じてしまうことになる。
じっくり付き合えば、薄っぺらい人物像がすぐに透けて見えてくるのだが、初対面だとなかなか分からないからこれまた困りものである。
しかし、そう云う人物は外見だけでも分かる。
どう紳士を気取ってみても胡散臭さは完全に消せはしないものだ。内面の怪しさがどうしたって外見にも表れてくるからだ。
心が卑しい人間は顔の表情も卑しくなってくるのだ。
髪を切っても、髭を剃っても、サングラスを外して誠実そうな振りをしても嘘をついている人間の卑しさは隠せないものだ。
名誉棄損で訴える云々とも言っていたが、彼は心底から反省している訳ではないようである。
こう云う人物は失敗するのは自分の所為ではなく、どうしても他人の所為にしたがる気質があるのだろう。
■2014-03-09-Sunday 銀の匙
映画「銀の匙」を観て来た。
例によって「50歳夫婦割引制度」で2人で2千円である。
帯広の隣町の幕別町出身の漫画家である荒川弘氏が書いている漫画で、現在も週刊少年サンデーで連載中の「銀の匙 Silver Spoon」が原作だという。
帯広でロケが行われたから、かなり前から帯広では話題になっていたが、3月7日に全国公開され、テレビ局のTBSが制作に関わっていたからだろう、ここ最近のTBS系のテレビ番組でも随分宣伝をしていたのでかなり話題にはなっていたようである。
宣伝文句では「北海道の農業高校を舞台に酪農と青春を描いたまったく新しいタイプのエンターテインメント!王道の冒険物語でもなく、ロマンティックなラブストーリーでもない、あるのは酪農!・・・・」というからここもなかなかユニークである。
原作者の荒川弘氏も通った、帯広農業高校をモデルにした「大蝦夷農業高校」が舞台となっているが・・・。
妻の伯父がこの帯広農業高校の校長を務めていたこともあって身近な高校であると思っていたのだが、農業高校の授業内容はこの映画を観て初めて知った。地元に居ながら意外と知らないことが多いものである。
映画の細かい内容に関しては例によってここでは触れないが、地元十勝の人間が観ても、都会の人が観ても楽しめる映画であると思う。
ひとつ不満が残るとすれば、十勝の広大さがイマイチ映像で表現しきれていないように感じた。飛行機から写したパッチワーク状の畑の風景は使われていてある程度の広大さは出てはいたが、横の広がりがイマイチ出ていないと感じたのだ。狩勝峠やナイタイ高原などの大パノラマの映像を使って平原の広さをもっと強調してほしかったなぁと思った。
映画は笑いあり、酪農の大変さもあり、生命をいただく(食べる)ということの意味を表わす場面もあり、なかなか面白い。
多くの方々にも是非観てもらいたいと思う。
■2014-03-10-Monday 3月10日の
今朝起きたら雪が12〜3センチほども
積もっていた。例年、十勝はお彼岸近くになってから雪が降る。気温がある程度温かいからすぐに雪が締まって重くなるので早い段階で除雪をしなければならない。
路面を出しておくと太陽の光と熱ですぐに融けてくれるのだが、そのまま放ったらかしにしておくと、雪が太陽光を跳ね返してしまってなかなか融けてはくれないのだ。だからなるべく路面を広めに出して除雪することが肝要なのだ。
今朝はまだ重くなる前に除雪作業を終えることが出来たので、まだ楽な方の作業であったが、この先一日で30センチ以上も一遍に降られたら厄介なことになる。でも、例年決まって降るんだよなぁ〜。
昼に市内の某有名蕎麦店に行った。
ここの蕎麦屋には週に一度は食べに来る。私は昼食は毎日蕎麦でもOKなほど蕎麦大好き人間である。
ここの名物は冷たい麵の「冷やしかしわ」とタラバ蟹の爪肉天麩羅の乗った「カニ天ぷら」であるが、いつも妻とこの二つを注文して半分ずつ食べている。
今日も4人掛けのテーブル席で美味しく食べていたら・・・。
私たちの後から店に入って来た、隣の6人掛けテーブルに座った男性6人のグループと後ろの4人掛けテーブルに座った男性3人が一斉にタバコを吸い始めたのだ。
この店は全てのテーブル上に灰皿を置いており禁煙にはしていない。どの席も禁煙席にはなっていないのだ。
これがこの店の唯一の難点なのである。
蕎麦をすすっている横でタバコの煙を吹きかけられたら、むせてしまうし、臭いも気になる。
今時の食事を提供する店で禁煙も分煙もしていないのは珍しい。あえて喫煙OKにしている理由は一体なんなのだろうか?
店主がヘビースモーカーなのだろうか?
それにしても禁煙の店が増えている中での、全席喫煙OKは異様に感じる。
店が禁煙にしていない以上、隣でタバコを吸われても文句も言えない。タバコ吸い達も灰皿がテーブルに置いてあるのだから堂々と吸う。
「吸ってもよろしいでしょうか?」なんて聞く人もいない。
この蕎麦屋も、せめて喫煙席と禁煙席くらい分けなければ、タバコの臭いが嫌いな客はドンドンと減っていくだろうと思う。
今時、「全席禁煙です」といっても怒る客はいないが、タバコ嫌いの人間は喫煙OKなら文句を言う時代である。
飲食店としてのデリカシーを考慮してもらいたいと切に願うものである。
■2014-03-11-Tuesday あれから3年
東日本大震災から今日で3年目
テレビも新聞も先週辺りから特集を組んで報道しているが・・・。
驚くことばかりである。
エ〜ッまだこの程度しか復興していないの!とか、まだ全然手着かず状態じゃないか!という驚きである。
メディアの特集を見ても違和感しか覚えない。
こんなヒドイ状態なのに、なぜにもっと問題化させて報道しないのだろうか?という疑問があるからだ。これでは、まるで3.11記念日のような扱いに等しいのではないだろうか?
私は3年前の地震発生時には、菅直人首相の民主党政権であったが為に不幸が重なったと認識していたが・・・。
どうやら自民党に代わってもたいして意味がなかったように思われる。
不必要な公共事業だけをバンバンやって、さも復興をしているかのように見せ掛けているだけで、実体はまるで被災者抜きで、行政が勝手に進めているだけのように感じている。
巨大な防潮堤建設の件も、新しい居住地を造成する件も、その他の件もほとんどが地元民の意向を無視して進めているようにみえる。
確かに、地元民の意向は、その人数分だけあるだろうから、まとめることは困難を極めるであろうことは想像に難くない。
しかし、それをまとめなければ先に進まないのも事実である。かと言って地元民の意向を無視して良いことにはならないだろう。
せめて60〜70%の住民の賛意を得た事業展開をしてもらいたい。
今回の特集番組を見ていて思うことは、3年前の大震災でこの東北地方は日本の課題である「少子高齢化」「過疎化」などの問題が一度に襲ってきたことだろう。
更に「地震の揺れからの安全性」「津波被害からの安全性」などが加わるから、単に海沿いの平地に復興させればOKというものでもないところが問題を複雑化させている。
それに加えて福島は「福島第一原発」の問題があるのだから三重苦、四重苦であろう。
テレビの特集を見ていて感じたが、本当は福島第一原発近くにはしばらく人は住めないのじゃぁないだろうか?
国は放射能除染が完了すれば、やがて住めるようになると、住民に偽りの希望を持たせているのではないか。それは逆に踏ん切りを付けさせずにダラダラとさせてしまうことになりはしないだろうか。
もう、ここにはしばらく人は住めません!新しい暮らしを始めましょう。と言った方が良いと思う。もちろん国が相応の保証をして・・・。
被災者には酷なようだが、ダラダラと先延ばしするよりもかえって良いのではないかと思うのだが・・・。
新しく復興住宅を集めたコミュニティを造成しても、日々の生活の為の「買い物」「病院」「学校」「交通」などが揃っていなければ、そこには人は住みたがらないであろう。総合的なまちづくりの観点が必要になるのだが、その辺りの検討がおざなりになって、とりあえず感が強かったように思う。3年経って少し落ち着いてきてその辺りの不満が噴出してきたのではないだろうか?
北海道でも建設や土木関係の従事者が東北復興の為に動員され、もしくは高給料に引っ張られて不足し、入札参加さえ出来ない建設会社も多いと聞く。しかし、それでも尚、東北地方すら人手不足だという。
この上、2020年の東京オリンピックで東京に引っ張られたら、いったいどうなってしまうのか。
国がいくら予算を付けても、実際に造れないのでは絵に描いた餅である。安倍首相はもっと現実に目を向けて実効性のある政策を取ってもらいたいものである。
単に東北の問題だけではなく日本全体のこれからの課題が凝縮されていると感じた3年目である。
■2014-03-12-Wednesday 死について
東日本大震災の特集番組を
見ていて「死」について考えさせられた。
私はこれまで「死」と云うものは、この世に生きとし生けるもの全てが免れることなく負うもので、早いか遅いかだけで、いずれは全て死ぬものだからと簡単に考えていた。
基本的にはこの考え方は変わってはいないが、東日本大震災のように、ある日突然に天災によって死んだ場合のことを考えるようになったのである。
この世に生をうけた人は必ず死ぬのであるから、では、人としていかなる死に方が一番幸せなのだろうか?ということである。
この場合、本人にとっての一番幸せな死に方と、家族にとっての一番幸せな死に方は異なるのではないだろうか思うのだ。
私が考える私の一番幸せな死に方は、もしも可能であるならば、何年何月何日の何時に死ぬのかが事前に分かっていること、その直前にお風呂に入って身体をキレイにしてから自宅のベッドに入り、苦しまずに心臓発作でウッと言って一瞬で死ぬのが理想的な死に方である。
死ぬまでに、思い残したことをやったり、人生の後片付けをやっておいたりしてから死ぬのが理想である。死の直前まで健康でコロリと死ぬ。いわゆる「ぴんぴんコロリ」というやつである。
おそらく、この希望は多くの人が賛同してくれるのではないかと思うが、中には怖いから死を予感したくないと云う人も居るであろう。
しかし、本人も周りの人も死ぬ時期を事前に知っているのが理想だろうと考える。
これに近くて遠いのが、心臓麻痺などで急死する人とその家族の対応であろう。
私は、自分の父親が64歳、祖父が67歳で死んでいるから自分の寿命も70歳からせいぜい生きても75歳くらいが限度だと常々考えている。
70歳過ぎたら何時死んでも良いと考えているが、日本人の平均寿命よりは遥かに短い。人生は長く生きれば良いってもんでもないだろう。
まぁ、一般的には日本人の男性なら80歳過ぎた死なら文句は少ないだろうと思う。
80歳過ぎて、ある日突然に家族団欒の時に心臓発作でウッとなって救急車で病院に運ばれたが治療するまでもなく亡くなったと仮定しよう。この場合なら本人は苦しまずに死ねるから死んだ本人にとっては良い死に方ではないかと思う。
(私はまだ死んだことがないので本当に本人が良いと思っているかは想像でしかないが・・・)
しかし、遺族にとっては呆気ない死に方をされると心の整理がなかなか着きにくい様なのである。遺族にとっての理想の死に方は心臓発作の後1〜2週間ほど入院して、その間献身的に看病をした後に安らかに亡くなるのが良いらしいのだ。
死者の為に一生懸命に看病したと云う自分自身の心の満足、端的に言えば自己満足が欲しいのである。
しかし・・・。
この看病が2年から3年と続いていくと、今度は生きて生活している家族の方が苦しくなってくる。いわゆる看病疲れと云うやつだ。
家族は費用も時間も体力も消耗することになる。いつ終わるかという期間もみえないのが精神的にもつらくなる。
看病していたら、いずれ回復して元気になる希望があるなら良いが、ただ死ぬのを遅らせるだけというのが一番つらいだろう。
一旦延命処置を施したら、今度はそれを外したら「殺人」になるという法律も如何なものだろうか?
今現在でさえ、少子高齢化で病院は老人で一杯である。それを支える若者の数は圧倒的に少ない。年金だって現行制度は破綻することは明らかであろう。団塊の世代という戦後の昭和21年以後数年生まれ(現在68歳以下)の人口が偏っている世代が老人になったら・・・。想像するだに恐ろしい。
日本人は「死」について語ることをタブー視してやしないだろうか?
後数年で爆発的に老人が増え、それを支える若者は少ない。タブー視をやめてもっと真剣に考える必要があるだろう。
SF映画にもあったが、安楽死を真剣に考える時代が来ているのかもしれない。
しかし、世の中には、寿命をまっとうする人もいれば、天災や事故などに巻き込まれて亡くなる方もいる。
理不尽な死に方を嘆く遺族も大勢いるだろう。しかし、「死」は誰にでもいずれはやってくる宿命だ。
生きて居る者は踏ん切りをつけて生きなければならない。早世した人の分までも懸命生きることしか報いる術はないと思う。
■2014-03-13-Thursday 毀誉褒貶
新型万能細胞(STAP細胞)をめぐり論議を呼んでいる。
理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダー(30)が、今年1月に簡単な操作だけで体内のあらゆる組織に変化するSTAP細胞の作成方法を、英国の国際学術誌「ネイチャー」に発表し、日本の科学界の若きスター「リケジョの星」として注目を浴びたが・・・。
それからわずか1ヶ月ちょっとで、小保方女史はインチキ者へと転落したようだ。
大学院時代の博士論文でも盗作を行っていたとの疑惑が浮上していて、小保方女史が2011年、早稲田大学に提出した英語による博士論文108ページのうち20ページ以上が、米国国立衛生研究所のウェブサイトの内容を丸写ししたものだったと分かったという。
しかもそれは、専門的な内容ではなく、一般人向けに簡単に説明する内容だったそうな。
どうやら、ウェブサイトからそのままコピー・アンド・ペースト(コピペ)した論文のようなのである。
博士論文の参考文献も、2010年に台湾の医学雑誌に掲載された論文の参考文献153件のうち38件を順番通り丸写ししたものだったという。
早稲田大では小保方女史の博士学位の取り消しを検討しているそうだ。
京都大学の山中伸弥教授がiPS細胞で2012年にノーベル医学・生理学賞を受賞した直後に、森口某という冴えない風貌の男性が、やはりインチキな研究成果を発表してマスコミから袋だたきにされたのは記憶に新しいが、あれと今回の件は、いったいどう違うのだろうか?文系の頭しか持っていない私にはまったく分からない。
小保方女史が発表したときも内容はチンプンカンプンだったが、権威のあるネイチャーに載るくらいなんだから、たぶんスゴイ発見なんだろうなぁ〜と思った程度でしかなかったが・・・。
でも、森口某と小保方女史とのマスコミの扱いの差は如何なものであろうか?
小保方女史の発表直後の扱いも、やれファッションがどうだとか、割烹着がどうだとか、研究とは無関係の話題ばかりが取り上げられていたように思う。
理系が分からない身としては、結局、両方とも似た様なインチキにしか見えないのだが、冴えないオッサンと若くてキレイなオネエチャンとの扱いの差に理不尽さを感じる。
きっと、この小保方女史も森口某も、思い込みの激しい性格なんだろうなぁ〜。夢と現実の違いが分からなくなってしまう妄想癖でもあるのかしらん。
世紀の発見からわずか1ヶ月でインチキなオネエチャンになってしまった。あまりに激しい毀誉褒貶であった。
■2014-03-14-Friday アラカルト
ニュースや新聞から
ブログのネタを拾ってみる。
マレーシア航空の飛行機が行方不明になってからかなり時間が経ったが依然として行方が知れないという。
昔、007の映画で確か「ムーンレイカー」だったと記憶しているが、飛行機の上にスペースシャトルを乗せてレーダーには1機の機影しか映らないようにして盗んだという場面があったが、まさか・・・。
墜落やらテロやら色々な説が出ては消えているようだ。あんなに大きな飛行機の行方が分からなくなるなんて、なんだかミステリーのような展開になってきたゾ。
一体どこに消えてしまったのだろうか?
宇宙では若田さんが日本人初の船長になったというニュースで、インタヴューの最後にマイクを無重力状態の空中に置いて、ウルトラマンみたいなポーズでシュワッチとは言わなかったが、上に飛んで行って画面から消えた姿が面白かった。
私も無重力状態でああ云うことをやってみたいものだ。
小保方女史のSTAP細胞の件で理研の野依理事長らが会見し、論文の撤回をするらしいが、どうも「未熟な研究者が・・・」などと他人事みたいな雰囲気の会見で違和感を覚えた。我々科学の素人は理研というブランドで信じるしかないのだから、もう少し事前の調査をしっかりやっておくべきであろう。
理系のことにはチンプンカンプンだが、データの写真を切り貼りもしていたらしい。でもこれは文系でもアウトだろう。社会常識としてありえないことではないだろうか?
昨日も書いたが、どうも小保方女史の扱い方にマスコミは苦慮しているように感じる。
これが冴えない男性の研究者だったら、おそらく袋叩きにあっているのではなかろうか?
小保方女史本人が会見に登場しないのも本来ならオカシイと追及されるべきことであろう。
どうも逆の意味で男女差別を感じてしまう。
■2014-03-15-Saturday 土曜日
昼頃に帯広上空で
バリバリと変な大きな音が聞こえた、ヘリコプターが超低空飛行をして帯広駅から我が家の方角に飛んで来た。我が家のすぐ上でホバリングして留まっている。その後、とてもユックリと緑ヶ丘公園方面に向かい、今度はイオンの方向に行った。
いずれもユックリとした移動であるし、何度かホバリングで空中で停止している。同じ様な場所をグルグルと何度も何度も廻っている。
何かの撮影なのか、それとも犯罪者でも追っかけているのか、異様な光景であった。
テレビのニュースでもこの件に関しては何も言わないし、ネットで調べても出てこない。一体なんであったのか、何だかとても気になるなぁ〜。
19時からワシントンホテルで、帯広柏葉高校のPTA&同窓会の合同懇親会兼送別会が開催され、同窓会の役員(文化部長)として出席して来た。
3月で退任して札幌東高校の校長に栄転する大山校長は挨拶で「PTAと同窓会が合同でこんな送別会をする学校は初めてである」と言っていたがそこが柏葉高校の面白いところである。
前佐藤校長も柏葉高校から札幌東高校の校長になったから、柏葉高校→札幌東高校というルートが出来たのだろうか?これも面白い現象である。
同級生がPTAの役員を退任(子どもが卒業)し、その挨拶で「そこに同級生の坂本が居ますが・・・」と余計なことを言い始めた。
57歳で高校3年生の娘が居るのだから・・・。
ご苦労さんと酒をツギに言ったら、まだ中学2年生の息子が居るというからまたまた驚いた。
私の家は今年一番下の息子が大学を卒業して就職したから、気分的にも金銭的にもかなり楽になったが、同級生の中にはまだまだ子どもの学費や仕送りをしなければならない人も居るのである。
60歳で定年になっても、我々の世代はすぐには年金も貰えない。そうなったら自分の生活すらも困るのに、子どもにまだ金が掛かって老後も楽に暮らせないなんて・・・。
人それぞれの人生だから私がとやかく言うことではないが、結婚が遅かったり子どもが高齢になってから生まれたりすると、日本の現在の制度では生活が厳しくなるだろうから、子どもを産まないという家庭も増えるだろう。
これではいつまで経っても少子化は是正できないだろうなぁ〜。
■2014-03-16-Sunday 軽薄な
最近の日本人は何だかとても軽薄な
人間になっているように感じている。
これはただ単に私が歳をとったということなのかと思っていたのだが、しかし、どうやらそればかりではないようである。
政治家の連中も何だかやることなすこと言動がやたらと子どもっぽく感じる。特に安倍首相にそれを感じるのだ。
国会の答弁を聞いていても、熱く語るのは良いとしても内容が餓鬼っぽく聞こえてしまう。
特に憲法解釈云々の発言には、子どもっぽさゆえの危険性を感じてしまうのだ。
お隣の北朝鮮の金正恩は年齢もまだ若いから子どもっぽいのは当たり前かとも思うが、韓国の朴クネ大統領の発言も子どもっぽく感じる。
日本・韓国・北朝鮮のトップが3人とも子どもっぽいのだから、ガキの喧嘩みたいになりはしないかとハラハラしている。
政治家が軽薄だからなのかどうかは知らないが、最近のマスコミも軽薄なのではなかろうか?
小保方女史が最初に登場した1月末の際の対応も、研究成果というよりは、やれ若いだの、美人だの、割烹着姿がどうだのと、まるで無関係のことばかり報道していた。
本質を捉えて報道しないから、今回のようなことになるのではないのだろうか。佐村河内守のテレビ局の報道も同様であろう。NHKのドキュメンタリーの作り方も、作品の出来不出来よりも、全聾ということに焦点をあてているからこう云うことが起きてしまう。
この種の問題が多く発生するのは、日本国民皆が軽薄な方向に行っている証左ではないのか。
今時の女子高生は1日に6時間も携帯とにらめっこしていると云うから驚いた。これではスマホ中毒とでも言うべき事態であろう。
若い内のスポンジの様に吸収が良い脳味噌に、スマホのゲームや、仲間内だけの会話(画面上)で終わらせるのは何ともモッタイナイことである。
これが常識を知らないバカや自分で考えることが出来ないバカを育てることに繋がっているように感じる。
ことの本質が何なのか、何が重要で、何が不必要なのかを自分で判断出来ずに、テレビが良いと言っていたとか、スマホで皆が良いと言っていたとかの判断基準しか持ち合わせない人間が増えているように感じる。
このままでは日本に未来はない。
■2014-03-17-Monday 驚きのニュース
今日のテレビのニュースを
聞いていて驚いた。埼玉のベビーシッターの事件である。
昨日のブログで日本人の軽薄さを嘆いたばかりであるが・・・。
20歳代の母親が、これまた20歳代の男性ベビーシッターに2歳と生後8ヶ月の男児2人を預けたが・・・。
この預けた男児が死亡していたという事件である。
普通、見ず知らずの若い男に、自分の大切な我が子を預けるだろうか?
考えられない!
ニュース番組では、この20歳代のベビーシッターは、昨年インターネット上のサイトに登録していたという。ベビーシッターには資格は必要ないともいう。
しかしだ。これは預けた母親側にも問題があるだろう。
2歳と生まれたばかりの幼い子どもを預ける相手の素性も確かめずに預けるなんて、昔、コインロッカーに子どもを入れた親が居たが・・・、荷物の一時預かり所と間違えてはいないか?
この母親は恐ろしくなかったのだろうか?
この母親には、母親とかおばあちゃんとか親類とか居なかったのだろうか?
私には理解不能の母親の態度である。
子どもを産んで育てるということもしっかり考えないまま、避妊もしないでSEXしたら出来ちゃったから産んだ・・・という類の母親なのであろうか?
身体は大人だが、精神はまだまだ子どもという最近やたらと増えている若者なのであろう。
もしもこのような母親から産まれて来たのなら、たった2年でこの世を去った子どもが不憫だ。
日本の行く末を暗示するかのような事件である。
■2014-03-18-Tuesday 第5期スタート
北の屋台の第5期の
営業が17日から始まった。
昨年8月末に北の屋台を運営する北の起業広場協同組合が突如「解散する」と新聞記者などを事務所に集めて記者会見をして発表したが・・・。
補助金をもらった中小企業団体中央会、帯広市役所、帯広商工会議所などや、土地を借りている地主への事前の根回しも一切せずに、いきなりの解散発表であったから、事業の継承先も決める事が出来なかった。
しかも、今度は解散するには法律の手続きがややこしいことが判明した等とこれまた訳の分からない説明をして「解散は止めた」と発表したが、結局は無責任な体制であったということが露見しただけである。
解散するには、きちんとした最終決算をおこなって、もしも負債等があれば理事者らが負担して整理しなければならないから、それが怖くて結局は解散にも踏み切れなかったのであろう。
組合を解散するのは止めにして、理事者全員が退任し、新たな理事者を決めることで落ち着いたのがようやく12月になってからのことであった。
この間の4ヶ月間はまったく無駄な時間であった。ただいたずらに北の屋台の評判を落としめただけであった。
解散発表の記者会見の席では「屋台店主らには一切迷惑を掛けない」」と大見得を切ったわりには、何一つ店主らに報告もしないで大迷惑を掛け続けただけである。継続が決まってから第4期が終了するまでは少しは客も戻ったろうが、この間の客の減少は甚だしかったのではないだろうか?
2月28日には第4期の営業を終了し、昨日17日に第5期の営業がスタートを切ったわけであるが・・・。
だが、まだ問題は何一つとして解決をしていない。
そもそも何故に突如「解散」を宣言したのかについて満足のいく説明がまるでなされていないままだ。
おそらく引き金になったであろうと思われる、月刊誌「クオリティ」が指摘した不明瞭な金銭の扱いに関しても依然として説明がない。
新聞なども「理事同士の不信感」が原因という説明になっていない説明を書いているが、これは問題のすり替えであろう。
新しい理事者たちも新体制になってから日が浅いからまだ十分な調査が出来ていないのであろうと推察するが、もしもこのまま、臭いモノに蓋をするようにウヤムヤにしたまま営業を続けるならば、やがてJR北海道などと同じような運命をたどることになるのではなかろうかと危惧している。
なるべく早い段階で、北の屋台の膿を出し切り、スッキリとした体制で第5期の運営をしてもらいたいと願うものである。
そうでなければ新体制になった意味がない。新理事の方々のこれからに期待したい。
■2014-03-19-Wednesday 不適切な
19日に道が
北海道商工会連合会が2007〜2012年度にかけて、道からの補助金約850万円を本来の目的とは異なる飲食代などに支出するなど不適切な会計処理をしていたことが判明した。
各種新聞によると、19日の道議会経済委員会で、同連合会の第三者委員会の調査結果として報告されたものだ。
道は全額の返還を求める方針だと云う。
同連合会の沢田弘志参与は「担当者の認識不足やミスが重なった。横領の意図はなかった」としているが・・・。
報告によると、連合会の職員同士の飲食に補助金を使用したり、旅費も安い航空券で買ったものを正規の金額で支給したり、また、国庫補助事業で雇用した人を、事業目的外の総務関係の部署に配置した例もあったという。
この問題は、道議会から指摘され、弁護士らによる第三者委員会が設置され、昨年6月から07〜12年度の補助事業などを調べていたのだそうだ。
19日の道議会経済委員会では、帯広市選出の自民党の小野寺秀道議が「組織ぐるみのごまかしで、さらに調査をするべきだ」と指摘したという。
商工会連合会といえば、自民党寄りの組織であろうが、それを自民党の道義が指摘したところが、組織というものは健全であらねばならないとしている姿勢がみえて好感がもてる。
組織ぐるみの不正というのは、組織ぐるみで隠そうとするものだが、しかしその組織の中には、不正に加担することが苦痛な人間も居るものである。
その人間が告発したら、組織からは「裏切り者」という扱いをされるであろうが、だが心の中にわだかまりを持ったまま務め続けることは精神衛生上も宜しくないことであるし、不正は不正である。どこかで正さねば際限なく不正が続けられるものでもある。
告発者はかつての仲間から「正義感ぶって・・・」と言われるであろうが、ことは国民から集めた税金である。そもそもが、それぞれが正しく使う心構えを持っていなければ国民からの信頼は得られない。
「目的外使用」というのは、最初はこんな程度ならまぁ良いだろうと少額からやるのだろうが、咎められなかったり、仲間と結託してやったりしている内に段々と犯行が大胆になってきて、やがて巨額なモノに膨らんでいくのがパターンである。抑制や限度というものが無くなっていくのである。
北の屋台の販売促進費約3千万円(屋台1軒から月2万円×12ヶ月×21軒分=5,040,000円×6年分)の流用問題も昨日のブログに書いたように、まだ何らの報告もされていないのが気になる。
第4期で北の屋台を辞めた店主らには早急にキチンと説明をしなければならないだろう。
■2014-03-20-Thursday ジャージ
最近、自宅では年がら年中
ジャージを着て過ごすことが多くなった。
会社から帰宅するとすぐにジャージに着替える。
食事の時もジャージだし、温泉に行く時も、その帰りもジャージである。
ジャージは運動着なので丈夫に出来てはいるが、ほとんど毎日のように着ているので傷み方も激しい。
ユニクロに行った時に濃いグレー(ほとんど黒に近い)のLサイズのジャージが安く売っていたので購入してきたのだが・・・。
下はLサイズでピッタリなのだが、上がパツパツでお腹の周りがはち切れそうになっている。あまり身体にピッタリとしたサイズなので、妻からは「金正日の恰好みたいだ」と言われてしまった。あまりの言われ様に以来、そのジャージは着なくなってしまった。
新しくジャージを新調しようとスポーツショップに行って試着したが、やはりサイズは下がLでちょうど良いのだが、上はLLでなければお腹周りがキツイ。結局、上下バラバラに売っているコーナーで私が着られるカッパのジャージを探し当てたがユニクロ製品の約10倍の値段であった。
ジャージの下も腹周りのサイズはLでちょうど良いのだが、股下の寸法が合わない。昔の学校ジャージのように裾がスボマッテいないから、足の長さに合わせてカットして縫って貰わなければならないようだ。
そうでなければ足が短いから袴の様に裾を踏んづけてしまう。
こんな不格好な体型になると既成服では身体にフィットする製品がない。
私のあまりの不格好さが気になったのか知人が「フィットネスボールの65センチ」というのをプレゼントしてくれた。これでその醜いお腹を引っ込めなさいということなのだろう。
早速、中に入っていた空気入れで膨らませたが、それだけで腕の筋肉がパンパンになってしまった。大きなゴム製のボールに腰かけたり、背中を反らせたりの運動をすると身体の骨がバキバキと音をたてる。
こりゃ〜案外良い運動になるかも・・・。
■2014-03-21-Friday 荒れる彼岸の
例年、十勝は彼岸の中日の頃に
荒れた天気になる傾向にあるようだ。
今年も20日の夜から雪がパラパラと降り始めた。天気予報によると帯広の積雪は20センチくらいということであるが、根室方面に低気圧が向かってきているので道東方面は暴風雪警報が出ている。
朝起きて外を見たら予報通りに20センチ以上の雪が積もっている。まだ雪も降っているが、この時期に降る雪は気温が高いのですぐに融け始めて重たくなってしまうから、まだサラサラの早い時間帯に除雪をしてしまいたい。
早速、買ったばかりのジャージの登場である。
除雪するときは結構な運動量なのと、この時期は気温が高いので、ジャンパーなどを上に着て除雪作業をすると全身が汗ばんでしまう。最初は少し寒いが作業を始めたら上着は無い方が楽に動けるのだ。
路面さえ出しておけば、すぐに太陽の熱で見る間に雪が融けていくから、ラッセルで雪を押して歩くスペースを除雪していく。
どうせ休日で他にすることもないから完璧に除雪してやろうと、いつもよりも幅を広めに除雪していった。最初こそ雪も軽かったが、段々と湿って重くなってきて積み上げる作業の時にはかなりの重さになっていた。
今まで除雪していなかった通路部分は10センチほどの氷になっている。これがどうにも気になるのでツルハシを持ちだして氷割りまで始めてしまった。
この氷を割って早く路面を出してやる作業はそこだけ春が早目に来るような感じがして面白いのだ。
我が家と裏の母の家の除雪だけで約2時間も掛かって汗だくになったのであった。
家に入ったら腰が痛い。元々腰痛持ちなのだが、急に張り切って除雪をしたからだろう。
昨日もらったフィットネスボールで腰を反らせたらかなり楽になった。これは良いものをもらったものである。
■2014-03-22-Saturday メリー・ポピンズ
映画「ウォルト・ディズニーの約束」を観て来た。
夜の8時半からの上映なので、夕飯も外食にしてデートを楽しんだ。もちろん妻とである。
3連休の真ん中の土曜日であるし、謝恩会や送別会シーズン真っ盛りということで夜の街は人出が多かった。
最初に行った北の屋台の卒業生の店「タベルナ・センナリ」は予約をしないで訪れたら満席で入れなかったので、近くにある、やはり北の屋台の卒業生の店の「らくれっと」を訪れたら何とか入れた。すぐ後にまたお客さんが来ていたらから、ギリギリセーフというところであった。
北の屋台の卒業生の店は贔屓にしてあげないと・・・、やはり繁盛してもらいたいという気持ちと責任がある。
第4期で卒業した屋台店主らの店にもオイオイ訪れていく予定である。
「らくれっと」も混んでいたので、長ッ尻は嫌われるから食べたらすぐに出て、今度は1時間のカラオケである。
私たち夫婦はカラオケも好きなのだが、今年はまだ行っていなかったから久し振りの歌である。
妻は、カラオケで私の歌を聞いて良い歌だと思ったらすぐに横取りして自分の持ち歌にしてしまう。今日も私の持ち歌である高橋真梨子の「For You・・・」を横取りされてしまったのであった。
映画は例によって「夫婦50歳割引き制度」で二人で2000円である。
はディズニー映画の「メリー・ポピンズ」の製作秘話である。
原題は「Saving Mr.Banks」であるから直訳すれば「ミスター・バンクスを探して」とでもなるのだろうが・・・。
何だか「ウォルト・ディズニーの約束」という邦題はシックリこないなぁ〜。
これまた例によって映画の内容は詳しく書かないが、メリー・ポピンズの原作者であるP・L・トラヴァース夫人は映画化に色良い返事をしない。
ウォルト・ディズニーやそのスタッフと夫人とのやり取り、そして夫人の過去が実に良く描けていたと思う。
「メリー・ポピンズ」といえば、帯広小学校の低学年の頃に学校全体で映画館(確かキネマ舘ではなかったかと記憶しているが・・・)を訪れて観た記憶がある。妻も私と同級生であったから「何年生の時だったかまでは覚えていないが学校全体で行って観た記憶がある」と言うから確かである。当時は良く学校全体で映画館を訪れて映画鑑賞をしたものだった。ここの他にも「バンビ」や「東映の漫画」などを観た記憶がある。
アメリカでの上映が1964年であるから、帯広での上映はおそらく65か66年辺りであろうから小学3年生か4年生の時であろう。
当時も字幕の映画であったが、小学生低学年では字幕の字が読めずにストーリーの細かい部分が理解できなかった記憶がある、煙突掃除のチムチムニーの唄や世界一長い単語(造語)の「スパーカリフラジックエクスピアリドーシャス」の唄は良く覚えていたが・・・。
自分の子どもに見せる為にレーザーディスクでウォルト・ディズニー物を全部揃えたから私はその後も何度か観ているが・・・。
裏話にこんなに感動的な物語りがあったとは知らなかったが、とても良い映画であったし、妻と小学生時代の思い出に戻れたのも楽しかった。思い出を共有しているというのは話題が多くて良いものである。
■2014-03-23-Sunday 氷割りと除雪
3月下旬頃の楽しみは
自宅敷地内の除雪と氷割りである。
この時期は日中の太陽の光と熱が日毎に強くなって春の到来を肌で感じられるから大好きな季節なのである。
今日は3連休の最後の日曜日であるが、妻が所用で朝から夕方まで不在なので私は一日自宅で留守番役である。
早朝に妻を送った後で、スコップを持ち出してきて、自宅敷地内の日当たりの悪い北向き面に80センチ程も積もっている雪を、既に土が出ている南向き面に移していくのだ。
スコップを積もった雪に差し込んで四角く形成してスコップに乗せて運び捨てるのである。
土の出ている面は温度が高いから、捨てた雪が見る間に融けていく。この即効果が出る作業はやっていてとても楽しいのだ。
まずは午前中に敷地内の通路の雪をすべて南向きの面に運び捨てた。しかし、この雪の下には8センチほどの氷りの絨毯がインターロッキングの路面にへばりついている。
この氷の表面をしばらくの間、太陽の光に当ててやると、これまたすぐに氷の表面が融け始めてザラザラになり、路面との間に融けた水が入り込んで、氷と路面との間に僅かの隙間が出来るのだ。
昼食後に再びスコップを持って、この僅かに出来た路面と氷の隙間にスコップの先を突っ込み、梃子の原理で体重をスコップの柄に掛けると、氷がガバッと持ちあがるのである。
こうやって氷を割っていき、その割った氷をまた南向きの面に捨てていく。中途半端ではなんとなく気持ちが落ち着かないから、この作業をかれこれ6時間ほども繰り返して、ついに敷地内の通路を完璧にキレ〜イに除雪したのであった。
天気予報で明日から4月中旬並みの気温になるというから、ここまで除雪と氷割りをやっておけば、我が家の雪解けは早くなるだろう。
春になって草木が芽吹き出すと生命の力強さを感じる。除雪をしている時に幾種類もの鳥が飛んでくるが庭には鳥が食べるものがないので、自宅に在った少し痛んで食べられなくなったリンゴを4つに切って鳥が食べ易いように木の上に置いておいたら、鳥が数羽食べに来た。何度も鳴くから私に感謝しているのかもしれない。これから楽しい季節の到来である。
■2014-03-24-Monday テレビ番組や
テレビ番組や新聞などから
気になったことを書いてみる。
ビートたけしが司会をしている「TVタックル」という番組で新たな「格差社会」のことを論じていたが・・・。
私が思うに最近の政治家も評論家も「想像力」というものが著しく欠如している人間ばかりであるようだ。
「こうやったら、こうなる」という将棋や囲碁の定石ではないが、ある程度のことは想像が付きそうなものだと思うのだが・・・。
(少数の)金持ちを作って、大多数は貧乏にするという社会がまともに機能する訳がなかろう。少数の金持ちの「おこぼれ」で経済が廻るはずがない。かつての日本のように「一億総中流」というのが一番理想的なお金の循環システムなのである。お金は天下の廻りものであって、大勢の人間がが程良い金額のお金を持っているのが経済的には理想形なのである。
小泉純一郎が首相の時にそれを破壊したのだ。
大企業は人件費を削減して利益をあげようとしているが、これは「合成の誤謬」である。確かに日本では人件費が高くなっていて、発展途上国との差が大きいから、製造でも単純労働などはドンドンと海外に出ていく。
更にはこれまたドンドンと機械化をして人間の労働者を減らしていっている。しかしだ。単純に考えても、労働者だって購買者なのである。
購買者の数や収入を減らしていって経済が上向くわけがない。こんなこと小学生でも分かる論理である。
正社員を減らしていけば、自分の会社(だけ)は人件費を減らせて一時的には黒字になるかもしれないが、結局は自分で自分の首を真綿で締めているようなものである。日本全体の経済が停滞するのだ。
以前にこのブログでアベノミクスの矛盾を指摘したが、自国の通貨価値を下げて喜ぶということが私にはまったく理解できない。
日銀の政策によって円安に誘導したが、輸出はほとんど伸びなかったではないか。逆に原発が使えない分、石油や天然ガスなどの輸入金額が増えて日本の借金は過去最高額に膨らんでいる。
机上の空論とはよく言うが、アベノミクスなど机に乗せるまでもなく愚策である。
経済をやたら複雑な理論でグチャグチャにしておいて、素人には分かりづらいようにしては適当なことを言って稼いでいたアメリカの金融会社も自分たちの作りだした偽りの理論に振り回されて訳が分からくなっているのではないか。
経済はもっと単純化させるべきだ。
複雑化させているのは予想を外した時の言い訳を作っておきたいだけであろう。
札幌地裁で24日に韓国の新興宗教である統一教会に対して、元信者の原告3人に3800万円を支払うように命じた判決があった。
原告が訴えた内容をみてみると「違法な勧誘によって入信させられ、高額の物品購入や献金を強要されたとして、北海道内などの元信者ら40人が約1億1千万円の損害賠償を求めた」という。37人は時効などを理由に請求を棄却したというが、3人の言い分は認めたということだ。
この判決は非常に珍しい。
これまで宗教に関してのこの種の訴えは憲法の「信教の自由」というのがあって宗教団体側に有利だと思っていたが・・・。
逆に統一教会側の行動は「結果的に信教の自由を侵害している」として商品の販売や献金を求める行為も違法であるとした点で、宗教に対するこれまでのタブーを破った画期的な判決である。
今後、この判例を元に各種の宗教団体の違法な勧誘などが裁判に掛けられる日がくるかもしれない。
■2014-03-25-Tuesday 消費税
4月1日から
消費税が5%から8%に上がるが・・・。
掛け込みで3月中に何か巨額なモノを買う予定も金もまったくない。
食品を買い溜めしても賞味期限ってものがあるし、たいして高額でもないモノを沢山買い込んでも置いておく場所に困るだけだ。
そう思っていたら、フッと、そうだ!毎日のように通っている温泉銭湯の回数券を買い溜めしようと思ったのだ。保存の場所も必要ないし・・・。
大人1回420円の入浴料であるが、11枚綴り4200円の回数券を購入すると1回分お得である。
しかもこの回数券で入浴しても、銭湯によっては、入浴する毎に押してもらうスタンプカードが10回分溜まると1回分の入浴料がタダになるから、4200円で12回入浴出来ることになる。つまりこれまでは1回分は350円(4200÷12=350)という計算だ。
銭湯の料金は北海道庁が決めていて、全道共通の料金なのだが、400円+5%で420円が400円+8%だと432円になるが、おそらく1円単位は切り上げて440円になるのではないかと思っていたのだ。
しかし、道からは4月1日からの値上げの通達が来ていないから入浴料は今回の消費増税では上がらないのだと銭湯の店員が言う。
拍子抜けしたが、それにしても銭湯の回数券を買い溜めしようなんてセコイ話である。
先日、東京の銭湯は経営が大変だという報道番組をやっていた。家風呂のある家が増えたし、お湯を沸かす燃料費が高騰しているとのことであった。
我々が学生だった頃は風呂付きのアパートなんてほとんどなかったが、最近の学生は皆、風呂付きのアパートに住んでいるんだという。贅沢になったもんだ。
今回値上げをしないのは、別な時期に一挙に450円位に上げるつもりなのかもしれないなぁ〜。
私の家にも勿論お風呂は付いているが、私は断然温泉銭湯の方が好きだ。
足を伸ばして入れるし、帯広の温泉銭湯には、乾サウナ風呂、湿サウナ風呂、電気風呂、泡風呂まで付いているところが多いからユッタリと汗を流してノンビリできる。
我が家も現在は子ども3人が皆家に居ないから、自分の家のお風呂にお湯を張る水道料金、給湯ボイラーの燃料代、風呂掃除のことを考えたら夫婦二人で700円で温泉に入れるなら、よっぽどこちらの方が安上がりである。
気分に合わせて色々な温泉に行くのもまた楽しみなのである。
ただし、痛風の発作を起こしてからは、大好きな風呂上がりのビールを控えている。その替わりにアイスキャンディを食べるものだから、せっかくお風呂で汗をかいて痩せても、たったの30分で元に戻るどころか、ますます肥ってしまう。これが目下の悩みの種である。
■2014-03-26-Wednesday 千里眼
ヤフーオークションを検索していたら・・・
ヤフオクで「千里眼」と入力して検索したら「御船千鶴子の書の掛け軸」にヒットした。
値段は1000円である。
「御船千鶴子」といっても一般の人は知らない人物であろうと思うが、ホラー映画「リング」(鈴木光司原作)で、長〜い髪を垂らしてテレビ画面から這い出て来る貞子のモデルの一人といったら分かる人もいるかもしれない。
明治36(1903)年頃から昭和の初期頃まで(ブームは大正時代に終焉した)世間を騒がせた、世に言う「千里眼事件」の登場人物の一人である。
東京帝国大学の福来友吉(1869〜1952)博士ら複数の学者が「千里眼」すなわち「透視」を真面目に研究していた時代であったのだ。学者の中には東京帝国大学の元総長で日本物理学界の大御所であった山川健次郎博士(NHK大河ドラマの八重の桜の中にも登場していたが、父は会津藩家老山川重固、妹は大山捨松)などもいたから大真面目に超能力を研究していた時代でもあった。
この時期に「透視能力」があると云う人物が全国各地でかなりの数出現したのだ。
熊本では御船千鶴子、四国香川県では長尾郁子、東京では高橋貞子、宮城県では三田光一などが名乗りをあげていたのだ。御船千鶴子は「透視」が手品のトリックを使ったインチキであると指摘されたことに抗議したのか明治44(1911)年1月に24歳で服毒自殺を遂げているから、「リング」の貞子のモデルは、御船千鶴子と長尾郁子と高橋貞子のエピソードを一人に集約したものだと言えよう。
その「御船千鶴子」の書を掛け軸にしたものが出品されたのである。
一応、私の蔵書の中から福来友吉博士が書いた「心霊と神秘世界」という本に御船千鶴子の書いた手紙の写真が載っていたので、その文字と見比べてみたのだが・・・。
「御船千鶴子」という署名があるわけではなく読めない落款が押されてあるだけで、手紙の文字と書道の文字は違うからよく分からない。掛け軸を丸めた所に「御船千鶴子」とは書かれているが、これはおそらく持ち主が書いたものであろう。どうも真贋がハッキリしないので3200円とだけ入れておいて万が一これで落札できたらそれもよし、落札できなくてもそれもよしとすることにした。
26日22:38締切りであったが、誰かがそれ以上の値段を入れて落札したようだ。
私のコレクションの中には、かのスプーン曲げで一世を風靡した「ユリ・ゲラー」が描いた油絵なんてものもあるのだが・・・。
今回は、以前に落札した「松旭斎天一」の書のようなワクワク感が無かったから私の中では「マガイモノ」ということにしておこう。
■2014-03-27-Thursday ニュースから
またまた冤罪事件!
昭和41(1966)年に静岡県清水市で起きた味噌会社専務一家4人が殺害された、いわゆる袴田事件で強盗殺人罪などで死刑が確定していた袴田巌(78)さんが48年振りに釈放された。
袴田さんの姉の秀子(81)が申し立てた第2次再審請求で静岡地裁は再審開始を決定したが、この段階で釈放されたのは初めてだという。極めて異例の判決内容であるとのことだが、検察側はこれを不服として即時抗告をする方針だと云うが、検察は組織のクダラナイ面子を守ることよりも人間の人生とは何ぞやということを考えるべきであろう。
48年間もの間、いつ死刑にされるかおびえながら暮らすのは酷過ぎる。償っても償いきれないものがある。
今回の再審開始で重要な点は、有罪の最重要証拠であった味噌樽からみつかった5点の袴田さんの衣類といわれるものの信憑性に大きな問題が出てきたことだという。
村山裁判長によればこの5点の衣類は袴田さんのものでもなければ、犯行時に犯人が着ていたものでもなく、後日に捏造されたものという疑いがあるとのことだ。
もしも捏造が事実ならとんでもないことだ。捏造が事実であると仮定して話を進めると、当時の捜査員の誰かが袴田さんを犯人にするべく味噌樽に5点の衣類を仕込んだことになる。無実の人間を犯人に仕立てる為に証拠を偽造するなんて・・・。
むしろこの捏造をやった人物の方が大罪である。もうすでに48年も経っているからこの人物が生きているかどうかも分からないが、生きているならかなりの高齢であろう。死ぬ間際に正直に話してから死ぬべきであろうと思う。
冤罪は、被告もその家族も、または犠牲者の家族も「じゃぁ真犯人は一体誰なんだ」となってしまうし、捕まえた警察も、判決を言い渡した裁判官も、結局は全ての関係者を不幸にする。絶対に冤罪は起こしてはならない。
一方で、みんなの党の渡辺喜美党首が化粧品販売会社のDHCの吉田嘉明会長から8億円を借りていた問題が浮上した。
選挙資金なのか、個人の借金なのかで違うらしいが・・・、ニュースで渡辺党首の弁明を聞いたが・・・、酉の市の熊手はいくら大きくて高いものでもせいぜいが1〜5万円程度のものであろうに・・・。
もろもろのことに使ったというが、これでは国民は納得するまい。
分からないのはなぜ、政治に金が掛かるのだろうか?ということである。
そもそも不透明な金が動かないように、税金から政党交付金というものを出しているのではなかったか?
それ以外に、億の金が裏で動くことがおかしいだろう。これがまかり通るならこの制度自体が間違っているということなのだから、即刻変えるべきだろうに・・・。
政治家になるには清廉潔白な人など無理なのかもしれないなぁ〜。
結局、表に出せない裏金の多寡で選挙の勝敗が左右されるってことなのだろうか?
渡辺党首も、もしもこれが敵対する党の側の人間がやったことだったら、もっと辛辣に追求しているのではないだろうか?
その内、政治家は脛に傷持つ奴ばかりになって、お互いに詮索するのは止めにしようなんて協定が結ばれるのかな。
政治の世界は「お・も・て・な・し」で「うら」ばかりということだ。
■2014-03-28-Friday 真央ちゃん
昨日のフィギュアスケート
世界選手権女子ショートプログラム(SP)の演技で浅田真央ちゃんが世界歴代最高点をマークしてトップに立った。
真央ちゃんはソチオリンピックのフリーでの演技から何か吹っ切れたようにみえる。
ソチオリンピックの時には「日本」を背負ってしまったのだろう。ソチのSPの時のガチガチ感とはまるで違って、この日の演技には余裕と貫禄すら感じられた。
伸び伸びとした演技をすれば、こんなにも素晴らしいのに、周りが必要以上に彼女にプレッシャーを与えていたのかもしれない。
そんな「日本」という重荷を8年以上も背負い続けてきたところから、ようやく解放され、久し振りに自分の為だけに演技が出来たのではなかろうか?
その浅田真央の楽しげで伸びやかな演技に刺激されたのか、他の日本人選手の鈴木明子や村上佳菜子もほとんどミスをせずに伸びやかに演技をしたように見えた。
アスリートであるからピリピリした雰囲気の中で演技をするのは仕方のないことであるが、エキシビジョンのような気楽さで演技をするのもまたフィギュアスケートの魅力でもある。
このままフリーでも楽しく、伸びやかに演じて、更に得点を伸ばしてもらいたいと願う。
■2014-03-29-Saturday 出張
東京に出張
昨年暮れに著名な建築家でもある早稲田大学の石山修武教授の研究室から葉書が届いた。
2014年3月末に石山修武教授の退官記念講演を行う、遠方の方にはスケジュールの調整もあるだろうから早めに連絡をする。出席の返事をもらった方には日程が近づいたら改めて詳細を連絡するとの案内である。
石山さんとは1996年につくった十勝環境ラボラトリー(TKL)からのお付き合いだ。
TKLでは十勝の環境に合ったパッシブ住宅(自然エネルギーを活用した住宅)を造ろうというプロジェクトの「場所環境住宅プロジェクト」でいろいろとお世話になってきたし、講演のメンバーを見ると日本を代表する建築家の安藤忠雄さんや、磯崎新さんらの名前もある。
日程的には年度末の最終日曜日ということもあって実際の出席はかなり厳しいかなぁとは思いながらも、これだけのメンバーを揃えた講演会というのもなかなかないなぁと思ったので、一応出席で返信しておいたのだった。
開催日程ぎりぎりになるまで迷ったが、ちょうどマイレージのポイントが4月1日で無効になるのがあったので、モッタイナイから、なんとかスケジュールを調整して行くことにしたのであった。
しかし、ぎりぎりであった為にホテルが取れないのだ。
ネットで調べても都内のホテルはほとんど満室。カプセルホテルかスイートルームしか空いていない。
仕方がないので国分寺に居る姉に電話して泊めてもらうことにして宿を確保したのであった。
とかち帯広空港に自分で運転して向かったが、駐車場が満杯で停めるところがない。かなり離れた第三駐車場の奥の臨時駐車場まで行かなければならなかった。無料で停められるというのは長期間の駐車という弊害を生み出す。
春休み中の土日ということもあるのだろうが飛行機も子供連れで満席状態であった。
羽田空港には予定通りに到着し、まっすぐ国分寺に向かうのだが・・・、東京駅で中央線が大幅に遅れている。なんでも八王子で沿線火災が発生し列車が遅れているとのこと。結局30分ほどの遅れで国分寺駅に到着した。最近はどこのJRも時間通りに運行できないようだ。
姉の家には10年近くも行っていない。昔はよく出張の際に泊ったものだったが、仕事場に遠いということもあって足が遠のいていたのだ。
駅から歩いて15分は掛かるところにあるが、さすがに大体の道は覚えているものの路地に入ると分からないから駅まで迎えに来てもらって一緒に食事をしてから行くことにしたのだ。
会うと姉は昨日インフルエンザに罹ったという。
熱があるし喉も痛いというからうつさないでくれよというところである。
久しぶりに姉の家に泊っていろいろと話をしたのであった。
■2014-03-30-Sunday 出張2
早稲田大学の
石山修武教授の退官記念講演会場は早稲田大学の大隈講堂で14;30〜18:00までという長丁場の講演会だ。
受け付けは13:40からという案内なので午前中の時間がモッタイナイ。
知人の大学教授で北の屋台のことを本に何度も書いてくれている方が「東京に来るなら会ってお話ししましょう」と言ってくれたので、早稲田大学近くのリーガロイヤルホテル東京のロビーで11:00に待ち合わせることにした。
東京で電車に乗る時にはいつも行き先の料金を掲示板で確認して販売機で切符を購入してから乗っているが、姉がカードをくれた。このカードを改札の機械にかざせばそのまま駅に入場できて、降りる時も同様だから便利だよと言うのである。
確かに使ってみると便利である。いちいち目的地を探して料金を調べて、財布からお金を出して切符を買う必要がなくなるからだ。その間の1〜2分は時間が節約できることになる。
国分寺から高田馬場までの区間の料金を調べる必要がないからそのまま改札を通って入ったが、しかし、これに慣れてしまうと金銭感覚がマヒしてしまうのではないかと思った。何処から何処まではいくらの料金なのかを把握しておいた方が良いのではないのかと感じたのだが・・・。
時間の節約ってことからミヒャエル・エンデの「モモ」の時間泥棒を連想してしまった。何だか、国民の消費感覚を狂わせる政策なのではないかと勘繰りたくなる。
私はスマホを持っていないが、姉はスマホを使い始めたのでいろいろな機能を使うのが楽しいらしい。国分寺から高田馬場までの最短の電車の時間が検索できるといって調べてくれた。快速電車を使うとわずか30分も掛からずに到着できるというから驚いた。自分では1時間くらいは掛かるかなぁと思っていたからだ。
しかし・・・。これはJRが時間通りに運行したらの話である。しょっちゅう人身事故などで遅れたりするから、あんまりこれを信用してギリギリで行くと遅れてしまうこともあるだろう。結局は余裕を持って行くことにしたのであった。
11時からホテルのレストランで軽食をとりながら帯広の情勢や北の屋台のことについて2時間ほど話をした。昨年8月末の運営組合の突然の解散宣言には驚いたとのことでその顛末や理由が知りたいと云うのだが、私にも意味不明であるとしか答えようがなかった。これから新理事の方々に真相を究明してもらうしかない。
北の屋台ウォッチャーにとっても謎ばかりのドタバタ劇にしかみえないようだ。
講演の受け付けは13:40からだが、場所を確認する為に大隈講堂の前を通ったら、まだ13:00だというのにもう100人ほどが並んで待っている。
雨も風も強い中で並ぶのは北海道の人間にとっては厳しい。東京の人って並んで待つことに抵抗がないのだろうか?
近くの蕎麦屋に入って13:30迄時間をつぶしてから並んだのであった。
14:30から講演が始まったが、立見客もかなりの数居る。3時間半もの立見はつらいだろう。
最初は安藤忠雄氏である。氏の講演は初めて聞くが、三軒長屋の真ん中の建物の改築を依頼された時、両端の建物が倒れても、倒れたら倒れた時だと、自分でも楽観的な性格だ言いところなど、とても面白い話であった。
もう一人話を聞きたかった磯崎新氏は急な発熱でドタキャンとのことで残念であった。急遽、その穴を埋めるべくスケジュールを変更して石山さんとの交流のあった方々を壇上に上げてそれぞれに話をさせることになったが・・・。
まぁ、いろいろな人の話を聞けたという点では良かったが、私は著名な建築家3人の話が聞きたくてわざわざ北海道から来たのに、その目的が果たせずに少々ガッカリしたのであった。
■2014-03-31-Monday 出張3
今頃の季節の東京は
桜の花が見事である。
この3月下旬頃の季節に初めて東京を訪れたのは大学入学の時であった。北海道の帯広では桜が咲くのは5月の連休過ぎである。
北海道では桜の種類もソメイヨシノではなくエゾヤマザクラであるから花よりも葉の方が目立つ種類なのだ。だから3月末頃にソメイヨシノの見事な桜の花が咲いているのを見て、そうか日本は縦に長い国なんだなぁ、花の種類も咲く季節も違うんだなぁ、俺は親元を離れて東京に出てきたんだなぁ〜と云う感慨と云うかやる気というかそういったものが湧いてきたことを思い出した。
今日はこの桜の花が散ってしまいそうな強風である。飛行機が飛ぶのかなと思ってテレビのニュースを点けると山手線で人身事故があって外回りが運転を停止しているという。国分寺から羽田空港にどうやって向かおうかと思案していたら、運転を再開したと云うのでひとまず安心したが・・・。
東京の線路で人身事故が起きても北海道ではニュースにもならないから知らなかったが、姉によると毎週のように人身事故が多発しているのだという。
自殺するのに列車に撥ねられて轢死したら死体はバラバラになってしまうし、残された遺族も鉄道会社から多額の損害賠償を求められると聞いたことがある。
日本の自殺者はここ何年も年間3万人を超えているから、ニュースにもならないが電車に飛び込んで死ぬ人がそうとうな数いるということだろう。
死ぬのは勝手だが他人様に迷惑掛けずに死ねないもんかねぇ。
それにしても年間3万人超の自殺者のいる国ってどうゆうことだ。
昨日の安藤忠雄氏の講演で「私は年金問題は、もうすぐ解決すると楽観的に思っています。なぜなら現代の若い人たちは寿命が短いと思うからです・・・」と言っていたが、どうだろうか?
確かに終戦直後の食糧難や団塊世代の競争社会を生き延びて来た人間と、現代のひ弱な若者では「生」に対する執着心が根本的に違うのかもしれないが・・・。
そういえば昭和35年生まれ以降の人の平均寿命は55歳であるという説が昔あったような記憶があるなぁ。私もそこまでは短くなくても皆が80歳まではとても生きられないと思う。まぁ、世の中悲観的に考えて自殺してしまうのか、どうにかなるさと楽観的に生きるかの二者択一だといえば後者を選んだ方が良さそうである。
帯広空港に着いたら外は一面雪で真白であった。7〜8センチほども降ったと云う。
確かに日本は南北に長い国だ。それぞれの地域で楽しく暮らそう。