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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2015-07-01-Wednesday フザケルナ!2

フザケルナ!死ぬなら一人で死ね!

今日のニュースによると、昨日、東海道新幹線で焼身自殺した71歳の男性は年金の支給額に不満を持っていたと云う。

焼身自殺と云うのは、自らの命を投げ出すことで抗議の意思を示すということなのだろうが・・・。

通常は抗議の対象者の建物や前の路上などで、巻き添えで死ぬ人が居ない様な状況でやるもんだろう。そうでなければ抗議の意味は薄れ、犯罪やテロになるだけだ。

巻き添えで亡くなった52歳の女性はまことに気の毒である。5分間隔くらいで発車している新幹線で、しかも10両以上もある車両で、偶然にも犯行の近くに乗り合わせてしまった。これまでの平穏無事に感謝するためにお伊勢参りに行く途中だったというから悪い冗談の様である。来年は、その伊勢でサミットが開催される。

新幹線の車両の、しかも運転席近くの場所での焼身自殺は、下手をしたら何十人もの人を巻き添えにする危険性が大きい行為だ。

先の、ドイツの飛行機のパイロットが、乗客を巻き添えに自殺した行為を新幹線でやろうとしたのかもしれない。

新幹線は地面の上であるから、飛行機とは同じ状況にはならないだろうが、しかし、逆に日本の新幹線は、飛行機の様には、荷物検査などがないから危険物を持ち込むことが可能になる。

これだけの人数の外国人が観光で日本に入ってくると、テロリストも紛れ込み易くなるだろう。

利便性と安全性の両立は難しい問題である。

今回の事件の犯人が71歳の国家に不満を持っている老人だというのも大きな問題だ。

桂三枝(現:文枝)の創作落語に「老人タクシー」と云うのがあるが、80歳を超えたタクシードライバーがスピードの出し過ぎで、客から危ないでしょと苦情を言われると、老ドライバーは自分はもういつ死んでも良いから・・・と云うのである。

これは、今後の日本社会の有り様を暗示しているかもしれない。

これだけ老人にとって住みにくい世の中にした日本では、思いつめた老い先短い老人がテロ行為を行なうようになるかもしれない。

今回の事件は色んな意味で暗示が含まれた事件かも・・・。


■2015-07-02-Thursday 見学希望者

6月28日の十勝毎日新聞の記事に

「マジック博物館着々」の見出しで写真付きで大きく紹介されたものだから・・・。

一般公開は来年の夏頃を目指しているとすぐ隣に大きく書いてあるのに・・・。

恐らく、記事の内容をよく読んでいない人なのだろう、「見せて欲しい」と言われて困っている。

これまでに完成した部分は「トランプの壁(トランプ930組を並べて壁を造った)」、「書籍棚(不思議関係書籍1万5千冊を本棚9台に並べた)」、「衣装ショーケース(ジミー忍師匠の衣装を7台のマネキンに着せて展示)」、「ポスター額の壁(本棚の裏側を壁にして額装したポスターを並べて展示)」、「サイン色紙の壁(プロマジシャンのサイン色紙を10数枚並べた壁)」、「貴重品のショーケース(松旭斎天一の書など貴重品を展示するガラスショーケース)」、「絵画の柱(マジック関係の絵画を展示する柱)」、「フィギュアのハイケース(陶器人形・フィギュア・ブリキ人形などを並べたハイケース)」が出来ただけである。

比較的大きめのモノの展示が終わったから素人目には完成が近いと映るのかもしれないが、マジック道具の展示にはまだ手を付けていないのだ。

仕掛けのあるコインやらカードやら金属器具などをショーケースに並べていくのだが、ポスターや絵画などと違って、場所は取らない代わりに、素人が見ても理解できるように説明文を考えて展示する作業が大変なのである。

これこそ、マジックの造詣が深くないと出来ない作業であるから、私が仕事の合間にこつこつとやらなければならないのである。

この作業が一番大変だが、おそらく一番楽しい作業になるであろうと思っている。

日本にはまだ、「マジック博物館」という場所は、私が知る限り存在していないが、それには理由がある。

マジックの本や道具を収集している人は何人かは知っている。皆、ヤフオクのライバル達だからだ。

しかし、展示物(道具や本など)の購入費だけでかなりの金額を要することになって、展示する場所の確保や、展示する棚やケースなどにお金が掛けられない人が多いというのも現実である。

こうやって収集した貴重なマジック関係の品物が、陽の目をみることなく、自宅の押し入れにくすぶり、その収集した本人が死んでしまえば、家族にとってはただのガラクタであるから、展示されることなく処分されてしまうことになる。これまで、マジック界ではズ〜ッと同じことが繰り返されてきたのだ。

つまり、収集に時間とお金を掛けても、展示するところまでは手が回らずに、せっかくの収集品も処分されてしまうということなのである。

今回、開設準備中の「仮称:マジック博物館」はようやく、その枠から一歩を踏み出すことになる。

世のマジック道具や本の収集家の方々には、是非とも寄贈を考えて欲しいと思っている。せっかく集めたモノに陽の目を見せてあげたいと思わないかなぁ〜。寄贈者の名前や写真を展示するから。


■2015-07-03-Friday フランスの

今日3日の北海道新聞夕刊の

「カルチャーPlus+」欄にフランスの「マジック博物館」の紹介記事が大きく取り上げられていた。

「林瑞絵のパリ通信(10)」に、1998年に開館された、近代奇術の父と云われるロベール・ウーダンの功績をたたえた博物館のことが載っていたのだ。フランス中西部のロワール地方のブロワという町にあるという。

恐らく、マジックに興味の無い人、特に日本人ならほとんどの人が、ロベール・ウーダンなんて知らないと思うが・・・。

ウーダンは1805年に時計職人の息子として生まれ、自身も時計職人になる。職人としては優秀で、からくり時計や自動人形や色々な発明品を作り評判をとる。22歳頃から興味を持ったマジシャンの夢断ちがたく、40歳で職人を辞めて遅咲きのプロマジシャンになる。

1845年にパリに自らの名前を冠した「ロベール・ウーダン劇場」をオープンさせた。

マジシャンが映画を造ったのだと云われているが、この劇場は、後年、映画の祖として有名なジョルジュ・メリエスが買い取って映画を上映したことでも知られている。

メリエスの映画はマジックの要素を取り入れているのである。中世時代からの黒魔術的な魔法使いの様な扮装で演じられていたマジックを、正装である燕尾服を着て演じ、近代的な演出を行なった。彼の創作した「人体浮遊術」は、日本でも明治時代に「邯鄲の夢枕」と題して演じられた。このマジックは現代でも基本トリックは同様のものが演じられている古典でもある。

ちなみに、アメリカの脱出王として有名なマジシャン「ハリー・フーディニ」のフーディニと云う芸名は「ウーダン」の英語読みである。

ウーダンは、マジックを使って、アフリカの植民地の大使としても活躍した、フランス政府に従わない現地住民の魔術士とマジック対決して勝ち、統治に成功したと伝えられている。

この「ロベール・ウーダン マジック博物館」は公共施設で、しかもヨーロッパ唯一の専用劇場付きなのだそうだ。

是非とも見学して、私のマジック博物館の参考にしたいものである。


■2015-07-04-Saturday 明日に備えて

明日はゴルフを2ラウンドしなければならない。

体力には自信が無いから、ここ5〜6年は2ラウンドなんてやったことがないが・・・。

しかも、別々のゴルフ場で・・・。

ところが、ここ最近は、マジック博物館の開設準備で腕や足腰など筋肉を使っているので、妙な自信が生まれているようだ。

普通なら絶対にOKしないはずなのに・・・。

明日に備えて、温泉銭湯に行き、マッサージを受けてきた。

このところ東京、札幌などの出張が続き、マジック博物館を視察にマコママが来るので、無理して整備をしたし、更に駒大の総会や落語会、ゴルフコンペなども重なり、結構、筋肉疲労を起こしていたようだ。

マッサージ師もビックリするくらい背中から肩にかけての筋肉がガチガチに張っていた。何せ、マッサージ師が背中の筋に指が入っていかないと云うのだから相当なものである。

早目に眠る為に、帰りにコンビニに寄ってビールを買って帰った。明日の朝は6時に起きなければならない。

風呂上がりにビールを飲んですぐに寝ることにした。

これで明日は何とかなるだろう。


■2015-07-05-Sunday 2ラウンド

今日のゴルフは2ラウンドである。

まずは、帯広柏葉高校同窓会のゴルフコンペが幕別町の帯広国際カントリークラブで開催される。担当役員にあらかじめ言っておいて午前7:38の第1組目でスタートさせてもらう約束になっている。

第1組目といっても、純粋な第1組目ではない。同窓会コンペの前に別なコンペが入っているからだ。

本当に1組目なら、前が居ないからスイスイと行けるのだが、前のコンペの人達がトロイ人達のようでさっぱりスイスイとはいかないのである。

午後のコンペは、音更町の十勝カントリークラブで、帯広青年会議所のじゃがいもクラブのコンペである。

去年までのじゃがいもクラブの規約では、同じ日に同じ場所でゴルフをしたら、後のスコアは無効になる。つまり、参加点のみしか加点されないことになっていた。去年の柏葉高校同窓会コンペとじゃがいもコンペは同じ十勝カントリーで行なわれたので、私は柏葉のコンペを欠席して、じゃがいものコンペのみに参加したのであった。

今年は、そのルールが改正されたが、場所も変わったのでその心配はなくなったのだが、場所が異なると、移動の時間が掛かる。

国際カントリーと十勝カントリーの間の移動は25分は掛かるとみておいた方が無難である。

じゃがいもクラブは12時スタートであるが、私は最終組にエントリーしているので12:25分のスタートなのである。

ギリギリかなぁと焦りながらも、中コースは18分早く7:20のスタートになったので何とかなるだろうと思った。

5〜6年振りの2ラウンドであるから、足腰が持つかどうか不安であったので、カートに乗ることにした。他の3人は痩せる為に歩くと云う。

私一人だけカートに乗ってプレイしたが、その分だけ焦ることなく出来たのでかえって良かった。

中は40打、西は41打の81打であがることが出来た。時間は11:55である。スコアカードを提出するがダブルぺリア方式なのでハンディはまだ分からない。昼ごはんを食べている時間がないので、そのまま十勝カントリークラブに移動した。

到着したのはスタート時間ギリギリの12:25であった。

ここもカートを借りてプレイすることにした。十勝カントリーの方がアップダウンがきつくて、普段でも足が攣るのだ。

国際でのプレイが良かったから、そのまま好調なゴルフが出来て、アウトは39打であった。

これは今日のゴルフは良いスコアであがれるかと思ったが・・・。

インに入ってから、左の膝の上の筋肉が痙攣し始めた。グッと左足で踏ん張ることが出来ずに、身体が流れてしまう。ショットが左右にぶれ出した。こうなるとパットも微妙にズレて入らなくなった。OBも打って後半のインコースは48打も叩いてしまった。

それでも、飛ばし屋が多いじゃがいもクラブで久し振りにドラコンを取ったし、ニヤピンも取ったので満足している。

カートで回っても2ラウンドはやはりキツイ。最後のハーフが余計である。私の体力ではせいぜい1ラウンド半が限界のようである。

今日を限りに、2ラウンドとはおさらばしようと思う。


■2015-07-06-Monday 論壇

十勝毎日新聞「論壇」2015年7月6日掲載

「キャバレーとマジシャン」

先頃、北海道を去るプロマジシャンの送別会に出席した。挨拶(あいさつ)の中で「マジシャンが活躍できる場所が少なくなった。とりわけキャバレーが全国的に激減したのが大きい。キャバレー全盛時代でもマジシャンは因果な職業だと感じたものだが・・・」と愚痴とも取れる話があったが、まったく同様のことを私のマジックの師匠、ジミー忍も言っていた。

日本でキャバレーと言うと、外国の都市名を冠したホステスが給仕する日本式キャバレーチェーンを連想しがちであるが、本来の「キャバレー(仏:Cabaret)」とは、ダンスホールや舞台を備えた大規模な酒場で、生バンドの演奏や芸人のショーを見物しながら、酒や食事やダンスなどを楽しむ店のことである。

帯広にも「キャバレー銀馬車」があった。まだ若くて飲みには行けなかったがマジシャンが出演する時には立ち見で入れてもらったこともある。

フレンチカンカンが名物のパリのムーラン・ルージュは1889年にできたキャバレー第1号だが、かのロートレックがポスターを描いた店としても有名だ。一流芸人が演じる舞台は上品で洒落(しゃれ)た雰囲気の大人の社交場だ。現在も、歌、舞踊、マジック、コメディなどのパフォーマンスが楽しめる店として繁盛している。

日本でのキャバレーは、戦後に進駐軍向けに発達した。東京・赤坂には、ホテルニュージャパンの地下にあった「ニューラテンクォーター」やデヴィ夫人がホステスをしていた「コパカバーナ」などの高級キャバレー(ナイトクラブ)があり、その華やかなステージに立つことは芸人の栄誉でもあった。

初代引田天功が病気で倒れた際に、師匠のジミー忍がニューラテンクォーターで代演したことがあった。人体交換などの大掛かりなマジックの大道具はトラック1台分もあり、その運搬、セッティングは大仕事なのである。

出演者の荷物は、歌手は衣装と譜面程度、ストリッパーの衣装はさらに少なくて済む。マジシャンは衣装以外に特注品で高価な道具が必要だし、準備や後片付けも大変で、割に合わない仕事なのだ。

オイルショック(1973年)はネオンサインの自主規制をして夜を暗くしたが、この頃からキャバレーが減り始め、やがてディスコやキャバクラなどの新業態に取って代わられた。

本格的キャバレーは芸人を育てる場所でもあったから、激減によって芸人の質が落ちることにもなった。キャバレーやダンスホールは余裕を感じさせる社交場でもある。高齢化社会に向けて復活させるのも一考であろう。


■2015-07-07-Tuesday なでしこジャパン

サッカー女子W杯の決勝戦

日本VSアメリカ戦。これまでの対戦成績は日本の1勝23敗3分けと云うから、まぁ普通なら勝てる相手ではないだろうが・・・。

ここ最近の対戦成績ではほぼ互角だとマスコミが云うから、日本人もその気になっていたのかも・・・。

そもそも、今回のW杯の、海外メディアの下馬評では日本の評価は低かったらしい。

日本はトナーメント戦では、アメリカ・ドイツ・フランスの強豪国に決勝まで当たらないという対戦相手に恵まれたラッキーはあったが、それでも接戦を制している内に段々と強くなっていった様にも見えた。

しかし、そう云う自信や神がかり的な勝利が、かえってミスを生み出す結果になったのかもしれない。

格上のアメリカに対して、正攻法で戦おうと云うのは無謀であった。むしろアメリカの方が、絶対に前回W杯決勝の屈辱を晴らすという気迫があり、これまでのアメリカの高さを活かすオーソドックスな戦法から、対日本戦用に研究してきた様子が窺えるトリッキーな低いボールでの戦法に切り替えてきた。

日本はそれに対する備えがまるで出来ていなかったから、キックオフから3分、5分と立て続けにコーナーキック、フリーキックから得点を許してしまった。

トイレに立ってテレビの前に戻ったら、何と更にもう2点も取られていた。3点目、4点目の失点シーンは見ていないが、焦ったのかバタバタと慌ててしまって自滅していったのだろう。

わずか開始16分間で4点も取られたと云う。

1、2点目までは相手が格上なんだから仕方がない失点であるが、いくら最後まで諦めないのが、なでしこジャパンだと云っても、アメリカ相手に16分間で4点も取られたら、表面上の表情はともかく、深層心理の中に諦めは生じてしまうものだ。3、4点目は余計である。

それでも、大儀見が見事なシュートで1点を返し、澤がからむ相手のオウンゴールで4対2になって、アメリカの焦りを誘うかと思ったのだが、この後もすぐに1点取られて気力もここまで、最後まで立て直しが効かなかったのは残念であった。

準優勝は素晴らしいと云うが、優勝と準優勝とはまるで違う。天と地ほどの差である。ここまで来たなら準優勝で良かったなんて言ってはいけない。2番じゃダメなんです。

対戦終了後の表彰式のアメリカ選手と日本選手の表情を見れば、それは明らかである。選手が一番感じているだろう。

前回のW杯決勝で、今回の日本と同様の気分を味わったアメリカが、同じ屈辱感を味わいたくないと必死だったのだと思う。

今回の悔しさをバネにしてリオ五輪では金メダルを狙ってもらいたい。


■2015-07-08-Wednesday 有識者?

有識者だって・・・!

広辞苑で「有識者」を引いてみたら「知識が豊富で見識がある人」だってさ、辞典が間違っているのか、それとも・・・。

算数の出来るようになったばかりの小学生にだって、こんなかんたんな計算くらい出来るだろうに、きっと、有識者ってのは算数も出来ない人のことなのかしらん。

新国立競技場の建設を巡って、事業主体となる日本スポーツ振興センター(JSC)は7日、東京都内で有識者会議なるものを開催し、問題となっている巨大なキールアーチ構造の現行デザイン案と、総工費を2520億円とする案を報告し、全会一致で承認されたと云う。

JSCは近く、大手ゼネコンと契約して10月に着工し、19年5月末の完成を目指すことになった。どうしても造るつもりなんだなぁ〜。

この有識者会議ってのは2012年3月に、競技団体トップや建築家ら14名で構成され発足したんだとさ。

7日の会議には大会組織委員長の森喜朗会長や舛添要一東京都知事、遠藤五輪相らが出席したと云うが、キールアーチのザハ・ハディド女史の案を強く推した建築家の安藤忠雄は欠席したんだとさ。

安藤忠雄よ! ちょっと無責任過ぎゃ〜しないかい? 逃げ回っているのは男らしくないぞ!

無責任者会議とでも名称変更した方が良さそうだね。

どうせ、出来あがった頃には、その役職には就いていないか、死んでいるのかという様な年齢の人たちが「後のことは俺ら〜知らね〜」とばかりに決めやがったな!

この国には、もはやまともな政治家も経営者も官僚もいないのか!

ギリシャを笑っていられないぞ!

世界一の借金大国日本がこんなドンブリ勘定で、巨額の費用を掛けてスタジアムを建設するなんて・・・。

なにが復興オリンピックだ、なにが低予算オリンピックだ。招致活動の最後のプレゼンで安倍首相が福島原発はアンダーコントロールだと、世界に向けて大嘘をついて召致した。

今度は、国民の誰も望んでいない(望んでいるのは森喜朗一人だけかもしれない)スタジアムを造ろうとしている。

日本は2020年までもつのだろうか?


■2015-07-09-Thursday ニッポンよ〜ニッポン!

昔、NHKの朝ドラの「鳩子の海」だったかで

たしか、子役の斎藤こずえが唄っていた劇中歌が頭の中を巡った。

ニッポンよ、お前は一体どこに行くのだ。

新国立競技場の建設強行もそうだが、河内原発の再稼働もやると云う。憲法解釈の変更で自衛隊を海外派兵させようともしている。

安倍首相の頭の中は、一体どうなっているのか?

アベノミクスなんて端から信じちゃいないが、自国の通貨価値を下げて輸出産業を儲けさせただけである。

日本人の美徳であるモノを大切にするという「モッタイナイ」を捨てさせ、自動車も税金の徴税方法を変えて、買い替えを促進させようとしている。トヨタを始めとする自動車産業を儲けさせて、トリクルダウンで滴のように、金を下側に回すというが、そんなことは幻想に過ぎない。

一部の金持ちを造るよりも「一億総中流」で皆がソコソコ金を持っている方が経済は上手く回る。

根本的に、金持ちはケチなのだ。儲かった金を他人に回すもんかね。

安倍首相はお坊ちゃまだから、金は天下の回りものという意味を知らないのだろうなぁ〜。

ノブレス・オブリージュ。高貴なる地位にある者の責任を果たさない、人間的に尊敬出来ない連中ばかりが、ニッポンを動かしているようである。

前回のオリンピックは戦後日本の復活の象徴になったが・・・。

予言しておこう。

新国立競技場の建設強行によって、今度のオリンピックはニッポンの終わりの象徴になるだろう。

そろそろ、この国を捨てることも真剣に考えなきゃ〜ならないのかもしれないなぁ〜。


■2015-07-10-Friday マジック博物館の整備

いや〜まいったなぁ〜。

現在、整備中のマジック博物館であるが、ポスター額や衣装を着せたマネキン人形などの大物の整備がだいたい終了し、いよいよ細かいマジック道具の展示に今週から取りかかっているのだが・・・。

道具の多さ(2万点)に対して、飾り棚の数が圧倒的に少ないようなのである。

コインなどの小さなモノは天盤のガラスが腰の高さ位のローケースに収めた方が見易くてスッキリするから、新たに8台を特注で作ってもらったのだが、ビール瓶位の高さがあるちょっとした小道具だと、上から見ると、とても見ずらくなってしまうので、別に180㎝位のハイケースに入れないとならないようだ。

ハイケースにはその他にも、人形など目の高さ辺りで見た方がしっくりくる様なモノも展示したいから、こうなるとハイケースが3本ほども不足してしまうことになるので、新たに、ハイケースを3本造ってもらうことにした。

いくら大工さんが手弁当で作ってくれるとは言っても、材料費だけでも結構な値段になる。

日本にまだ「マジック博物館」が存在しない理由が、造り始めてからようやく理解出来た。収集に掛かる費用以上に、展示の場所代や、ショーケース代、額装代、ディスプレイ用品代などに結構なお金が掛かるのである。

これでは確かに、誰でもかれでも博物館をそう簡単には作れないだろうなぁ〜。

わたしも、そろそろ財布の底が見えてきたようだが・・・。

来年の7月中旬には開館パーティを開催するって、マジック関係者に宣言してしまったから、それまでには何としても完成させなければ面子がつぶれる。

実際には、今年の12月末までには、モノの展示を終えて、後の半年は説明文の製作や、細かい配置替えなどをしなければならない。

今は、とりあえずショーケースに収めているだけの状態なのである。

なにせ、全体構想も無しに、いきあたりばったりで作り始めてしまったから、どうにもショーケースの配置バランスがイマイチである。

このまま開館させるのは、私の美意識とプライドが許さない。

まだまだ金も時間も掛かるだろうが、まぁ、焦らずゆっくりと、一日1時間をめどに作業を進めていこうと考えている。

当分の間は、無駄使いは出来ないなぁ〜。


■2015-07-11-Saturday ビルディング協会

私が会長を務める帯広ビルディング協会の

第43回総会が10日、市内のはげ天で開催された。

43回と云うことは44年間も続いているということでもある。会長職も初代は北日本ビルの長谷川信二さん、2代目が私の父、3代目が野村ビルの野村耕一さん、そして私が4代目の会長である。

帯広市内はビルがドンドンと取り壊されており、会員のビルそのものが消滅していくので会員数は減る一方なのである。おまけに会員が高齢者になってきて、会合に出席することがシンドイと云って、委任状を提出するだけで欠席する者が増えている。総会といっても、今回の出席者は8名と云う少人数なのである。

前々年は、地元の建築家や清水建設から設計に携わる社員を講師として招いて、ビルの地震対策や補修などの勉強会もやったが、前年度は何も活動らしい活動もしなかった。

このところは総会の後の席で懇親会として、会食をし、情報交換をするのみである。

先週、帯広市内中心部のビルで、水道管メーターの線が切断される事件が多発した。会員のビルでも被害に会ったビルがあったが、まだ犯人は捕まっていないようだ。

一体何の為に水道管のメーターの線など切って歩くのだろう。切断するには、プロが使うような大きなペンチが必要だとのことで、一般家庭にあるようなペンチではなさそうだと云う情報である。

メーターを設置する会社の社員が、仕事を増やす為にやったのではないか、なんて冗談も出ていたほどであった。

丁度、タイミング良く、この日の十勝毎日新聞に、このところ市内中心部で異臭がするとの記事が載っていた。以前のこのブログにも書いたが、ドブ臭い臭いがするのである。

おそらく、飲食店ビルの下水処理に問題があるのではないかと思っていたが、どうやらこの予想が当たっていたようだ。

会員のビルの中にも、地下のピットの清掃をやったことがないというオーナーもいたのだった。

意識の低い飲食店などは、へっちゃらで下水に流してはいけないモノを流す人がいる。ビルオーナーは、そういったテナントに対してもキチンとした対応をしなければいけないのである。

自分のビルは自分でしっかり守るという意識が必要なのだ。

年に一度は、こういう情報交換の場も必要なことであると再認識したのであった。


■2015-07-12-Sunday 駒大同窓会北海道

駒澤大学同窓会の北海道ブロック大会が

11日に札幌のパークホテルで開催され、十勝支部の支部長として出席して来た。

駒大同窓会は全国47都道府県に58の支部がある。北海道は、「札幌」「胆振・日高」「空知」「函館」「道北・旭川」「十勝」「釧路・根室」「網走・北見・紋別」の8つの支部に分かれている。

来賓には、駒澤大学総長、理事長、学長、同窓会長、永平寺の副貫首まで来るという。その他にも元駒大野球部監督の太田誠(現:東海ブロック長)も来ると云う。

11日は、偶然なのか、意図したのかはしらないが、札幌ドームで日本ハム対西武戦がある。日ハムには駒大卒の白井一孝コーチやストッパーの増井投手などもいるから、試合後に駆け付けるかもしれないというが・・・。帯広からこのブロック大会に出席する希望者は少なく、私を含めて3名であった。

6月27日に開催した十勝支部の総会時にも会員に参加を呼び掛けたのだが、旅費や会費(8000円)などは自腹である。片道3時間、往復6時間の時間と費用を掛けて参加しようという会員は少ないのが現状だ。

これは、べつに十勝支部に限った話ではなく、函館は4名、旭川は5名の参加者であるから、やはり北海道は広過ぎるのである。

北海道の8支部の内、支部長がお坊さんでないのはこの十勝、函館、旭川、札幌の4支部で、後の半分は支部長がお坊さんである。

お坊さんには厳然としたヒエラルキーがあるようで、その他の支部にはかなり動員が掛かったようであった。

役員は16時までに会場入りし、配布資料などの袋詰め作業を手伝えというお達しが来ている。余裕をみて12時に我が家を出て、自動車で向かったのであった。列車で行けば、往復で12000円ほども交通費が掛かる。自動車で3名ならガソリン代、高速代を含めてもJRよりは安くなる。

16時に会場のホテルに入って袋詰め作業を手伝ったが、20分間で終了してしまった。大会は18時からである。中心街に出るにも中途半端な時間であるし、外は暑い。それでも夕方になって少しは涼しくなったから、近所を散歩して時間を潰したのであった。17時集合ならば・・・。

大会は講演が急遽中止になったとかで、懇親会のみ、それでも駒大苫小牧高校のブラバンとチアリーダーのアトラクションは素晴らしかった。

日本ハムも8対7で大逆転勝ちし、白井コーチが日ハム選手のサインボールやサインバットなどを持参して駆け付けてくれて、オークションが始まり盛り上がった。

私は、中田翔の3塁手用サイングローブが欲しかったのだが、じゃんけんで負けてしまい。増井投手のサイン入りのユニフォーム(この日の札幌ドームの試合で入場者に無料で配布されたモノ)を頂き、後で白井コーチにもサインしてもらったのだった。やはり一番人気は大谷のサインボールであったが、これは残念ながら当たらなかったのであった。

20時過ぎに終了し、21時頃には札幌を出発して、高速道路で帯広に向かう。日ハム戦を十勝から見に行った観客の帰り車なのであろう。結構、高速道路も混んでいたのであった。

自分が運転する訳ではないが、自動車での移動は結構神経的に疲れるものであるなぁ〜。


■2015-07-13-Monday 暑〜い!

暑〜い!なんてもんじゃおさまらないなぁ〜。

今日の帯広の暑さは36.3℃で、群馬県館林市の36.6℃に次いで日本で2番目に高い気温であった。

全国版のニュースでJR帯広駅前の「おびひろ」と云う文字が入った気温計が何度も映し出されていたが、帯広市は毎年の様に、「今日、全国で一番気温が高かったのは帯広市です。」と云うニュースが流れる。

盆地ならいざ知らず、平野のど真ん中にある街だから、そんなに気温が高くなる要素もないと思うのだが、何故だか、気温がぐんぐんと上がる場所なのである。

帯広は冬は日本一寒いと言われたりもするし、逆に、夏には日本一暑いとも言われる。日本広しといえども、こんな街は帯広だけかもしれないなぁ〜。

冬はマイナス30℃以下になるし、夏はプラスの36℃以上ならば、その寒暖差は70℃近くになる。

36.3℃は、たしかに暑いが、それでも湿気がまるでなくカラッとした天気だから、本州のジトッとした暑さとは質が違ってまだ暮らし易い。

夕方になるとス〜ッと涼しい風が吹くからまだ心地よい方である。

こんな日は、庭でジンギスカンをやるのが最高だ。いつもの馴染みの肉屋にジンギスカンを買いに行ったら、誰も考えることは一緒の様だ。もう肉は残り僅かであったそうな。

暑い日はビールがこれまた美味い。庭でビールを飲みながらのジンギスカンは本州ではできない楽しみであろう。

陽も落ちてきたので家の中に入ったが、しかし、北海道の家は高断熱、高気密の建物だから、一旦暖まってしまったら、その暑さが抜けないのだ。

今日の様な日は、家の中の方が、外よりも暖かくなってしまうのである。居間に愛犬用に冷房装置を付けてはあるが、こんなに暑い日でも我が家ではクーラーのスイッチは入れない。身体の芯から冷えてしまうようで、クーラーの冷たさは嫌いなのである。

それでも、さすがに寝苦しくて眠れない。寝酒に焼酎の水割りを4杯も飲んだが、汗をかいているからか、なかなか酔わないのだ。

2階から扇風機を持って来て、タイマーを入れてようやく寝ることが出来た。

こういう急激な温度の変化は、身体の調整機能が落ちているからか、やたらと疲れる。暑いのは嫌いだ。


■2015-07-14-Tuesday 安保関連法案

今、政治関連では珍しく日本中で

一番の話題になっている安保関連法案であるが、与党は明日15日に特別委員会で採決する腹積もりの様である。

まったくの私見であることを始めに言っておくが、「終戦直後に、日本が再び戦争が出来ない国にしなければアメリカの将来が危うくなるかもしれないと考えたGHQが、日本に軍隊を持たせない為にこの日本国憲法を作ったのではないだろうか」。

この意見に関しては、自民党の中でも安倍首相辺りはそう思っているはずだ。

だから、自民党の党是は「独自の憲法制定」にある。

そこに、大いなる矛盾が出てくる。

日本(自民党)はアメリカのご都合主義に振り回されている。朝鮮戦争が起こったら戦争には協力させないはずの日本に援助をさせるべく憲法解釈を変更させて自衛隊を作らせたりしてきたのだ。

吉田茂が経済の立ち直りを優先させるために、踏ん張って、強いアメリカのご都合主義に「アメリカが作った憲法だろう? そのせい(お陰?)で日本はアメリカの戦争には協力できないのだ。憲法を変えるのは、これまた簡単に変えられない様にしたアメリカのせい(お陰?)でとても困難である。」と突っ撥ねたと聞いている。

その解釈を歴代の首相も踏習し、日本は安保タダ乗りみたいな状況が続いてきた。

せっかくアメリカが日本に戦争を出来ないようにしてくれたのに、安倍首相は自らアメリカの戦争をお助けしたいと言い出した。その為に憲法解釈を変更すると云うのだから、アメリカへの忠誠心たるや相当なものである。

何もアメリカのご機嫌窺いなんてしなくてもよいだろうに・・・。

TPPにしても、アメリカの策謀に乗る必要なんてない。

むしろ左寄りの方々は「日本が独自に制定した平和憲法である」と言っているようだから、話がややこやしくなる。

アメリカ様が作って下さった平和憲法であるから、後生大事に致します。憲法を改正するには、これまたアメリカ様が簡単に変えられない様にして下さったから変更は極めて困難です。私は何とかアメリカ様のご意向に沿いたいと考えておりますが、一旦出来てしまった憲法を変えることは法治国家である以上手続きが難しいのです。ここはアメリカ様もご自分で作った法律ですから諦めて下さい」とか何とか言ったらどうなんだろう。

こういう事態になったのは、前回の衆院選挙で自民党を大勝させた日本国民にある。安倍の策略にすっかりだまされたのだ。

日本人の有権者の何%が自民党に投票したのか数字は覚えてもいないが、投票率などを勘案するとたしか25%程度だったはずだ。それで過半数を取り、独裁的な政治手法を取ることが可能な小選挙区制は日本には合っていない。すぐに中選挙区制に戻すべきだろう。

安倍首相は変な使命感に燃えているようで不気味な感じがする。


■2015-07-15-Wednesday 見直し

政府は問題となっている新国立競技場の

建設計画の見直しに着手したと云う。

新国立競技場も1300億円がいつの間にやら2500億円以上になり、更に高くなるとも予想される。

経済界からも見直し論が出てきたのは経営者なら当然のことだろう。予算が倍になっても見直さない計画なんてあまりに無責任過ぎる。100円が200円になったのとは訳が違う。

国民の大多数が疑問に思っているのだから見直しは当然だが、それなら安保法案の方だってそうだろうに・・・。

一貫性がないというか、矛盾しているというか、ご都合主義というか・・・。支離滅裂でムチャクチャである。

国民の批判を、悪役専門の森喜朗の方に向けて、安保法案から目を逸らさせようというのだろうか、配役としては最適かもしれない。

政府も姑息な手を使うものだ。

これまで逃げ回っていた建築家の安藤忠雄が明日会見するという。いったいどんな言い訳をするのだろうか?こちらも見ものだ。


■2015-07-16-Thursday 笑っちゃうネ

今日、安倍首相が新国立競技場の見直しに

ついて言及したコメントが笑っちゃうネ〜。

「国民の声に耳を傾けながら、オリンピック、パラリンピックが成功するよう万全の準備を進めていきたい」と述べて見直しに意欲を見せたというニュース映像を見た。

「国民の声に耳を傾ける」????????????????????

クエスチョンマークをいくつ付けても足りない。いったいどの口がこのセリフを言わせているんだろう。

優先順位が違いやしないかい?

昨日、ブログに書いた様に、こりゃ〜完全に安保法案の反対の目を、国立新競技場に振り向ける気に相違あるまい。

たしかに、悪役としては、国民から嫌われている森喜朗は適役だが・・・。

そうこうしている内に、与党は衆院本会議で安保関連法案を可決させてしまった。

テレビや左寄りと思しき新聞などは「強行採決」と言ったり書いたりしているが、この言葉には違和感がある。

日本人は、先の衆院選挙で自民党を大勝させた。その結果として与党は3分の2以上を確保したのだ。

これは選挙という民主主義の根幹を為すことで選ばれたものだ。日本は代議制である。直接制ではないのだから、選んだ議員が国民の代わりに法案を決めていく。日本は法治国家であるのだから、法律に則った制度である以上は「強行採決」という言葉は正しくないと思う。

採決の手続きには何ら瑕疵がないと思う。瑕疵がないから野党も為す術がないのだ。

要は、こんな自民党を選んだ国民が悪いのであるが、しかし・・・。

自民党しか選択肢として選べなくしたのは、他ならぬ民主党である。今回の安保法案可決の最大の戦犯は、鳩山由紀夫であり、菅直人であろう。

こんな奴らを首相にしたのが最大の問題であった。

しかしなぁ〜、日本にはもう少しまともな政治家っていないのかね〜。

こりゃ〜本格的に日本脱出を考えなくちゃならないかも・・・。


■2015-07-17-Friday 政治

先のブログで小選挙区制について書いたが、

このブログの読書から投書をいただいた。

先の総選挙では自民党が得たのは、投票した人間の内、地方選挙では24%、比例代表では17%程度しか獲得していないのだそうだ。だが、その結果として、現在の安倍首相の独裁政治を実現させたのだと云う。

まぁ、細かい数字はともかくとして、言っていることは一緒だと思う。

日本には小選挙区制の目指すところのニ大政党制は合っていない。

寄せ集め政党でしかなかった民主党は、鳩山、菅というどうしょうもない首相を生み出し、民主党に失望感だけを残した。

結果として安倍自民党を躍進させたのだ。

つまり現在の自民党独裁の遠因は民主党にあるといえるかもしれない。

政治家の質の低下も、ものスゴイと思う。何でこんな奴が政治家をやっているんだという程度の低い奴らばかりである。もはや政治家は尊敬される存在ではなくバカにされる賤業になってしまった感がある。

ここ数日のブログに書いたが、自らの言動の矛盾に気が付かないのか、気が付かないフリを決め込んでいるのか。

政治家ではないが、建築家安藤忠雄の他人事の言動に呆れ果てた。まるで責任感というものが感じられない。

森喜朗は「このデザインは生牡蠣がドロッと出た様で最初から嫌いだった」だとさ、呆れてものが言えない。

安倍首相も、国民の大多数の声に耳を傾けて、新国立競技場建設計画を白紙に戻すという。新国立競技場以上に異論が噴出している安保関連法案はそのままなのに・・・。

これを安倍首相は矛盾とは感じないのだろうか?

きっと感じないから政治家がやれているのかもしれない。

つまり、政治家は自己顕示欲が強くて、政治で金儲けがしたい奴らばっかりということなのか?

情けないなぁ〜。


■2015-07-18-Saturday

十勝地方にまとまった雨が降らない。

西日本では豪雨で被害が出ているというのに・・・。

どうしてバランス良く降ってくれないのだろう?

母から庭の土がカラカラに乾いているので水を撒いて欲しいと言われて17日の朝に2時間と夕方に2時間タップリと水を撒いた・・・つもりになっていた。

今朝、起きて見ると、もうカラカラに乾いている。昨日タップリと撒いたつもりでいたのに、焼け石に水状態だったようだ。これでは庭の樹が可哀想だと思い、再度水を撒こうかと思ったら、天気予報では今日の夕方から雨が降ると云うので止めておいた。

昨日は通算4時間も水を出しっ放しであったから、今日も撒いたら水道代がバカにならないかとフット思ってしまったのだ。貧乏性であることよなぁ〜。

夕食を終えて温泉銭湯に行く途中で、パラパラと車のウィンドガラスに雨が落ちてきた。これから激しく降ってくれればよいのだが、と思って温泉に浸かっていた。

帰る時には、少し雨粒が大きくなってきた。

家に戻ってゴルフの全英オープンを見ていて、CMの時に窓の外を眺めてみたら結構激しく降っている。これが一晩中降ってくれれば農家も助かるだろう、ヤレヤレと安堵したのだが・・・。

朝、起きてみたら昨晩の雨は11ミリであったという。エッたったの11ミリ?

19日も朝から晴れていたから、庭の土もミルミル乾いてしまった。これではお湿りにもならない。

この少雨が続くと十勝は干ばつ被害になってしまうかもしれない。西日本の豪雨を少し分けてもらえないだろうか。つくづく日本は結構大きな国なんだなぁと思う。

古来の中国では為政者の心掛けが悪いと天変地異が起こるとされていた。安倍首相の心掛けが気になるところである。


■2015-07-19-Sunday セントアンドリュース

ゴルフの聖地と言われる

スコットランドのゴルフ場のセントアンドリュースのオールドコースで全英オープンゴルフ選手権大会が開催されている。

日本からも松山英樹を始めとして小田孔明、藤田寛之、池田勇太、手嶋多一、高山忠洋、富村真治の7名の選手が参加していたが、松山以外は全員予選落ちした。

日本でも、予選からテレビ朝日系列で生放送をしていたので、3連休ということもあって毎晩、夜中の2時まで酒を飲みながらテレビ観戦していた。

今年のコースは緑色が濃いように感じる。例年ならもっと茶色っぽい色で芝が枯れているように見えるのだが、グリーンの芝が十勝のゴルフ場と同じ種類の「すずめの帷子(かたびら)」と呼ばれるモノで、芝目が強く、読むのが難しそうである。かなり遅目で重たそうな感じに見えた。

グリーンが大きく広い。共有グリーン(2つのコースが一つのグリーンを使用)が数カ所あるようで、中にはグリーンの広さが1千坪と云うものまであるという解説であった。

しかも広いだけではなく、ポテトチップスの様にデコボコしているのだから厄介である。世界の一流選手達がパットに苦労しているのをみると、かなり難しいのであろうなぁ。

初日に松山が一緒に回ったのは、超がつく飛ばし屋のダスティン・ジョンソン(米)とメジャー2連勝中の若干21歳ジョーダン・スピース(米)と云う組み合わせである。

今年6月に行なわれた全米オープンでは、D・ジョンソンを逆転して勝利したのがJ・スピースであるから因縁の対決でもある。

優勝候補で因縁深いこの2人と一緒というのは、松山にとってはなかなか厳しい組み合わせであろう。

松山も精神的によく我慢をしてプレーしていると思う。初日はなかなかバーディパットが入らずにイーブンパーで終了したが、私だったら完全にキレているところだ。

2日目は猛チャージ、初日にまるで入らなかったパットがポンポンと面白いように入る。ゴルフは1日で好不調が完全に入れ替わってしまうから面白いのである。

せっかく絶好調だったのに、残り3ホールのところで、風で10時間半も中断され、待たされたあげく翌日に再開となってしまった。

17番はこの大会で一番難しいコースであるが、翌日は16・17・18番とパーで切り抜け6アンダーで、首位に4打差の10位に躍進した。

素晴らしい。頑張れ松山!


■2015-07-20-Monday 松山〜!

ゴルフの全英オープンは

雨や風の影響で1日延びて20日月曜日が最終日になった。

19日の第3ラウンド、6アンダー10位で出た松山は、3バーディ、2ボギーでスコアを一つ伸ばして7アンダーとしたが、順位は18位に下がった。

やはり世界の一流どころは、3日目にスコアを伸ばしてくる。

中でも、ビックリしたのはアイルランドのアマチュア選手のポール・ダンと云う22歳の若者が12アンダーでトップタイに立っていることだ。

もし、アマチュア選手が優勝したら85年振りで、かのマスターズを造ったボビー・ジョーンズ以来だという。

日本人でただ一人決勝ラウンドに残った松山英樹は、最終日の前半に猛チャージをかけているというニュースである。

ゲームが一日延びたから、テレビ放送の予定がないようだが、テレビ朝日系列を見ていたら情報があるかと思って「ビートたけしのTVタックル」を点けていたら、突然、放送内容を変更して全英オープンの模様を放送すると云う。

ちょうど松山の18番のバーディパットの場面であった。残念ながら短いバーディパットを外してしまいパーに終わった。松山はインコースに入ってからパットが入らなくなってボギーを叩いたという。

上位は15アンダー辺りに3人ほど、14アンダーにも数人が居て混戦模様である。後の関心はJ・スピースのメジャー3連覇か、アマチュアのP・ダンの優勝くらいだが、松山の優勝の目が消えた時点で急に眠くなったのでベッドにいくことにした。結果は明日!


■2015-07-21-Tuesday マジック博物館

私が現在開設準備中のマジック博物館に

関してマジック愛好家の方からお手紙をいただいた。

「愛知県の河合勝さんと云う方が、『日本奇術博物館(Japn Magic Museum)』と云う名称で既に商標登録をされているのをご存じでしょうか? 名称はしっかりと考えられてから付けた方が良いと思いますよ云々」という内容である。

河合勝さんとは、ヤフオクのライバルでもあり、時々メールでやりとりする仲でもある。

以前に河合さんがお書きになった本を購入した際に背表紙に「日本奇術博物館叢書」という名があったので、博物館をお造りになったのですか?と質問したことがあったが、その時にはまだ実際には造っていないが名称だけは登録しておいたということを聞いて知っていた。

私も「仮称」として現在は「マジック博物館」と言っているが、紛らわしいので、いずれ正式名称を考えなければならないだろうと思っている。「博物館」は使っても問題はないと思うが、他人と同じことをやるのは嫌いな性分であるから同じ名称というのもなんだかなぁ〜と思うのである。

他には「資料館」とか「文化館」なんてのもあるかなぁ〜。

英語の「MAGIC」の意味には「奇術」「手品」から「魔術」「魔法」まで不思議なものは皆「MAGIC」の一語で片付けられている。日本語の様に多様な言い方はないのであるが・・・。

私のコレクションは「奇術」だけではなく「魔術」や「魔法」などの分野も多いから「奇術」や「手品」という名称に限定するよりは「魔術」とした方がシックリ来るかもしれないなぁと考えている。

尊敬する作家であり、アマチュアマジシャンであった厚川昌男(本名)こと泡坂妻夫(ペンネーム)さんの本に「魔術館の一夜」と云う題名のマジックのことを書いたエッセーがあるが、この「魔術館」というネーミングを気に入っている。

アメリカのロサンゼルスには「Magic Castle(マジック・キャッスル)」と云う名称の会員制のマジック専門クラブがあるが、日本語に訳したらさしずめ「魔術城」とでも訳するのだろうか?

我々マジシャンは昔から訳したりせずに「マジックキャッスル」とそのまま言っていたが・・・。

日本には「マジックハウス」と云う名称のマジックの店もあるし、下の名称も「城」「館」「家」「庵」「亭」などと色々あるから難しいなぁ〜。

日本語なら多様な表現の仕方があろうが、外人に紹介する為の英語表記だとどうしても「MAGIC」と「MUSEUM」は同じになる可能性が高いなぁ〜。

頭の「日本」とは最初から付けるつもりもないが、「十勝」とでも付けようかなぁ〜。

『十勝魔術館』『十勝魔術文化館』『十勝魔術資料館』ウ〜ン、どれもしっくり来ないなぁ〜。

「十勝」を知らない人は「とかち」とは読まないだろうしなぁ〜。「じゅっしょう」とでも読まれると何だか「勝つ為の魔術」みたいに感じられてしまうかなぁ〜。

と色々と考えているところに、沖縄在住の兄弟子から電話が入った。マコママから「坂もっちゃんが今、マジック博物館を造ってるでぇ〜、あんたの所にもマジック道具が埋もれていたら坂もッちゃんの方に送ったてぇ〜」と連絡が来たとのこと、倉庫に眠っている道具を引っ張り出して送ると言ってくれた。来年7月の開館パーティには必ず行くし、久し振りにマジックでも演じるか?とのこと、有り難いことである。

周りは着々と開館に向けて進んでいるようである。


■2015-07-22-Wednesday マーリー

「マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと」と云う

映画(2009年3月27日日本公開)をNHKBSで21日に放送した。

このブログにも以前に何度か書いているが、この映画の主人公、白っぽいラブラドール・レトリバーの雄のマーリーは我が家で飼っていた同犬種の雄のサニー(1996年6月30日購入)と実に良く似たエピソードを持っている。

原作は全米で250万部も売れた本で原題は「Marley & Me life and love with the world's worst dog」で、日本では2006年10月に出版されたという。

作者は新聞のコラムニストでジョン・グローガンといい1957年生まれの人である。

私も新聞にコラムを書いていて、先頃それを一冊にまとめた本を出版したし、産まれも1958年と近いので親近感がある。

マーリーとサニーにも共通点が実に多くて、まずは全くの同犬種、同色である。その他列挙すると

①買う時に割引きしてくれた。

②落ち着きがなく何でも食べてしまう。

③記念のネックレスを食べてしまい。翌日のウンチの中から探し出す。

④やたらと誰にでもマウンティング(性交時の様に腰を動かす)する。

⑤奥さんにマウンティングしようと飛びかかって来たら奥さんが犬の腹に膝蹴りを入れて防ぐ。

⑥マウンティングが多い為に去勢されて玉なしになってしまう。

⑦散歩の時に飼い主を引っ張る。

⑧散歩の時にどこにでもウンチする。

⑨共に13歳で死亡、など等。

私も新聞のコラム欄にサニーのことを数度書いているが、後日、その内容があまりにも酷似しているもだから、盗作ではないかと疑われたこともあったほどである。

名誉の為に書いておくが、これはまったくの偶然であるし、第一私のサニーに関する初稿が2003年3月26日の北海道新聞「朝の食卓」の掲載である。この本がアメリカで出版されたのが2005年10月だから盗作の仕様がないのだ。

子ども達がこの映画を2009年4月に東京(帯広では上映されなかった)で観た時に、サニーがモデルではないかと思ったというほどなのである。

私もその話を妻や子ども達から聞いて、是非とも観たいと思い、1ヶ月後の5月に上京した際には、新宿の小さな映画館で上映していることをみつけ出してようやく観たのだった。

NHKの映画放送はCMが入らないから嬉しい。間にCMが入ると映画はとても見づらい。

映画の細部は意外と覚えていないものだったが、実に懐かしかった。マーリーがどうしてもサニーに重なって見えてしまうのである。最後の死ぬところではホロリとしてしまったほどである。

観終わったら、すぐに子ども達から「またサニーに会いたいなぁ〜!」と妻の携帯にLINEが入ったが、妻はすかさず「もう会いたくない!」と返していたのであった。


■2015-07-23-Thursday 博物館の棚

このところ毎日の様に

仕事の合間に1〜2時間ほど時間を作っては、マジック博物館の展示作業をしている。

先日、並べている内に、道具を飾る棚が足りなくなったので、新たにハイケース2本を注文しておいたのが、今日の午前中に届くことになっている。

そのハイケース2本を背中合わせにして設置するのだが、その設置しようと考えている場所には、道具を入れたイモカゴが大量に並んでいて足の踏み場もない状態である。

何せ、大量のマジック道具を種類別に分類して、イモカゴに入れてあるので、まだ40個以上のイモカゴが通路に所狭しと並んでいるのである。

それを少しずつ場所をズラシながらガラスケースに展示していくので、ガラスケースが増えてくると、イモカゴの置き場所が少なくなってしまうのだ。

新しく注文したハイケースは横180㎝、高さ200㎝、奥行き45㎝とかなり大きい。これが2つ背中合わせになるのだから、設置作業を考えると、相当広いスペースを作らなくてならない。

当然ながら入口から設置場所までは、運び込む通路として必要だから、この通路にモノは置けないのだ。

大工さんがハイケースを運んで来る前に、奥の方の通路に、まだ並べていない道具を移動して設置スペースを作らなければならない。

蒸し暑い中を汗だくになりながら、この作業をした。

ようやく終わった時点で、ちょうどハイケースが運び込まれて来た。

地震が起きても倒れない様に、床にしっかりと固定してもらった。最後のガラス引き違い戸を入れる段になって、ガラスの寸法が大き過ぎて入らないと云う。午後からもう一度ガラスを切り直して持ってくると云う。

午後一番に持って来たら、今度は大工さんの手が雨で滑ったのか、ガラスを割ってしまった。

また明日来ます。と悲しそうに云う。

雨の日の作業は大変だなぁ〜。結局、私の作業も一日遅れてしまったのだった。


■2015-07-24-Friday マジックの仲間

マジック愛好家の間で

私が現在整備中のマジック博物館のことが話題になってるらしい。

先月末に、マジック博物館の進捗状況を視察に来たマコママ(師匠夫人)が、写真や資料をマジック関係者に見せて歩いて、協力依頼をしてくれているのである。

まずは、プロマジシャンのサイン色紙を飾るスペースを埋めようと思う。

実は、私のマジック博物館には、師匠のジミー忍のサイン色紙が飾っていないのである。

普通は、自分の師匠にサインを頼むなんてことはしないものである。それに、極々親しいマジシャンにもサインを頼むなんてことは、なかなか出来ないものなのである。

何だか、親しい間柄なのに改まってサインをお願いしますなんてことは恥ずかしくて口にできないからだ。

ジミー師匠は既に亡くなっているから、今更書いてもらう訳にはいかない。マコママは八方手を尽くして「ジミー忍」「引田忍」時代のサインを送ってくれた。ただ残念ながら一番新しい「聖忍」のサインだけは手に入れられなかったという。師匠は芸名が3回変わっているのだ。

たまたま先週、マコママのところに八田加寿雄さんが訪ねて来たと云う。

八田さんは初代引田天功・島田晴夫と共にテンヨー三羽カラスと言われたマジシャンでフランスで活躍された人であるが、マジックの世界からはもう既に引退している。

同じテンヨー出身のジミー師匠とは仲が良かったようで、私が大学生の時に、八田さんがフランスからフランス人の奥様を連れて帰国し、池尻大橋にマジックバーをオープンした時に一緒にお祝いに行ったことがある。

マコママは八田さんにマジック博物館のことを伝えてサインをもらってくれたと云う。

その他にも、これまで親し過ぎてサインをもらっていなかったマジシャンに、博物館に飾りたいからサインを欲しいと依頼したら、皆が喜んで書いて送ってくれると云う。

実に有り難いことだ。皆、マジックを愛している人達ばかりだから、マジックの博物館が日本で初めて出来ることをとても喜んでくれて居る様だ。私も頑張り甲斐があろうというものである。


■2015-07-25-Saturday 墓参り

今日7月25日は亡父圭司の誕生日だ。

昭和2(1927)年の生まれだから生きていたら満88歳である。

8月14〜16日のお盆は平原まつりの「大道芸フェスティバル」で忙しくて墓掃除をする暇がないから、例年、この時期にお墓掃除に行っておき、お盆はお参りするだけにしているのだ。

別段、父の誕生日に合わせて墓掃除に行く訳ではない。たまたまスケジュールの空いている土曜日が父の誕生日に重なっただけであるが、人は何かの行為を意味づけしたくなる習性があるようである。

春の彼岸の時期にも一度墓掃除をしているから、そんなに大がかりな掃除ではないが、このところの雨で雑草がかなり生えていた。

雨が降りそうな曇りの天気であるが結構温度が高い、中腰の姿勢で雑草を引き抜くだけで汗がしたたり落ちる。

墓石に赤黒いカビのようなものが付いているのを、タワシで擦って落とすが、なかなか取れない。これは専門家に依頼した方が良さそうである。

一通り掃除をし終わってから、花と線香をあげてお参りをする。

次に、すぐ側にある妻の実家のお墓の掃除もする。

こちらも、雑草が結構生えている。

植物の生命力というものはすごいものである。

草取りや墓石掃除など大した量の仕事ではないのだが、中腰の姿勢はかなり腰にくる。太り過ぎなのか運動不足なのか、それとも両方?!

掃除とお参りを済ませて昼食を取ろうとなった。何が食べたいかと聞くとケンタッキーフライドチキン(KFC)と云う。KFCは、たま〜に食べたくなるのだ。新しい切り方をしたポテトのCMが頭に残っていたのかもしれない。

2人で6ピースパックというのを頼んだが・・・。

身体を動かしているからお腹がすいているはずなのに、2ピース食べたら胸がムカムカしてきた。これまた年なのかなぁ〜。脂っぽいものが段々苦手になってきている。

これから少子高齢化社会になってくると、若者でもっているファストフード店は苦戦が続くかもね・・・。

近くのスーパーで買い物を済ませてから帰宅したが、マジック博物館の展示のことが頭から離れない。

一人で百円ショップに行って、ディスプレーに使えそうなモノを購入してきた。百円ショップは結構品物が充実していて、これが百円?という面白そうなモノが売っている。百円ショップが出来たばかりの頃は、すぐにダメになるかと思ったが、昔より品数が充実して遥かに面白くなっている。

店内を歩いているだけでもディスプレーのイメージが湧いてきて楽しかった。

夜になって背中や足腰の筋肉がバンバンに張ってきた。このままではギックリ腰になってしまいそうだ。

温泉銭湯に行ってマッサージを受けてきた。墓掃除も最初から専門家にやってもらった方がキレイになるだろうし、マッサージ代よりも安く上がるかもしれない。

しかし、墓掃除は自分でやって、ご先祖様に感謝の意を自ら表わさなければ、何だかバチが当たるように感じてしまうのは、やはり私が日本人だからだろうなぁ〜。


■2015-07-26-Sunday JCOB会

26日に帯広青年会議所(JC)OB会の

家族野遊会が開催された。

今回、妻は別の用事があるので欠席すると云う。が、私は直前会長であるから欠席は出来ない立場なので私一人で出席してきた。

今回の野遊会の場所はトマムで行なうと云う。

帯広駅からトマム駅まで2両編成の特別列車を仕立てて往復するという趣向である。

帯広ートマム間は急行列車なら50分程度の所要時間だ。自動車で行っても所要時間はほぼ1時間程度といったところか。

だが、今回の特別列車は片道2時間も掛かると云う。石勝線は単線なので、途中で特急列車などを待たなければならないのだと云う。

かったるいが、列車の中で次年度OB会長を決める臨時総会があるというので列車に乗らない訳にはいかないのだ。

9:30に帯広駅を出発した。

今年の担当幹事のメンバーは芸達者な人が多くて、着ぐるみを着て列車内を盛り上げている、このサービス精神は素晴らしい。

新得を出発して、もうトマムには目と鼻の先という場所(列車のすれ違い場所)で40分間も停車すると云う。

列車内ではクイズも終わり、子ども達が退屈していたので、私が持参したトランプでカードマジックを披露して時間を潰したのだが、列車内でビールをかなり飲んだものだから、手順を忘れていくつか失敗してしまった。

午前中の酒は効く〜。

11:30頃にトマム駅に到着、丸2時間の乗車であった。

天気はあいにくの小雨である。これでOB会の野遊会は3年連続で雨だ。よっぽど普段の行ないがよろしくないようである。

バスでトマムの構内に入り、ゴンドラ駅の前に張られているテントにBBQの焼き台が置かれている。

年齢別に分けられた組で、私よりも年上が居るにも係らず、どういう訳か私は最年長組に入っている。

列車内でのクイズで、この最年長組が優勝し、5万円分のステーキ肉がこの組だけに支給されると云うが・・・。

牛肉は結構固かった。ジンギスカンの方が美味しく感じたのであった。

やはり、年寄りには牛肉よりもジンギスカンの方が合っているようだ。

BBQをしながら、ここでは白ワインをたくさん飲んだ。雨が降っているから他の行事は一切無しの様である。

14:30頃には食べ終わってトマム駅に戻り、帯広駅に向かう。再び2時間の列車の旅だ。

帰りに新得駅で20分間ほどの列車待ちの停車があった。駅舎の前の1番ホームに停車したがドアは開かない。年配のOB会員が窓を開けて、立ち喰い蕎麦の店員に声を掛けて列車まで来させて、蕎麦を注文したのであった。時計は15時を回っているから、今ここで蕎麦を食べたら夕食が食べられないので私は断念したが、隣の席にいた年配の会員が同様に蕎麦を注文したのであった。

店員が列車の窓にこの2杯目の蕎麦を届けに来た直後に列車が発車した。まさにギリギリであった。間に合うか間に合わないか、隣に座っていると結構ハラハラするものである。

列車の中には蕎麦のタレの良い香りが漂う。新得は蕎麦で有名な町であるから、きっと美味しいかったのであろうなぁ〜。

16時頃に帯広駅に到着、雨が降っているが、傘を持っていたので歩いて自宅に戻った。

朝の9時から16時までと結構な長丁場であり、古い列車の固いシートに片道2時間も座っているのはかなり腰に悪いようだ。

体力的にはかなり疲れた野遊会であった。


■2015-07-27-Monday 飛行機

26日午前11時前に東京の調布市の住宅地に

小型のプロペラ機が離陸直後に墜落し3人が死亡し、5人が重軽傷を負った事故があった。

朝からニュース番組ではこの事故の話題で一色だ。

飛行機は、重力に逆らってあんな重たいモノが空を飛ぶのだから、落ちて当然なのである。それをパイロットを始め、整備士の人など多くの人達が落ちないように努力しているから飛んでいるのである。

まだ墜落の原因はハッキリ分からないようだが、何らかのヒューマンエラーがあったのであろう。

操縦ミスであったのか、整備ミスであったのか、それとも何か別の原因であったのか。

私は高所恐怖症の気味があるから、基本的に飛行機は嫌いである。特に小型の飛行機が恐い。

ニュース番組では、大手航空会社の元パイロットが解説していたが、大型の旅客機はエンジンがたくさん付いているから、例え一つが故障しても他のエンジンで飛行が可能な様に設計されているから安全なのだと云う。

むしろ、小型のプロペラが一つだけの単発機の方がエンジントラブルが起きたらかなり危険な状態になるのだと云う。

18歳大学1年生の時の夏休みに、交換留学生としてニュージーランド(NZ)に1ヶ月間ホームスティしたことがあったが、2番目の家庭の農場には自家飛行場と自家飛行機があり、自分の所有する農場を空から見せてやると、この自家飛行機に無理やり乗せられたことがあった。

飛行場と言っても、羊を飼っているただの平らな草地である。飛ぶ時にはサイレンの様な大きな音を鳴らしてから羊を除けさせ、その羊が居ない間に飛んで行く。

降りる時には超低空飛行をして羊を除けさせてから、旋回して草地にまた着陸するのだ。

次の日も乗せてやると言われたが、二度と乗らなかったのは言うまでもない。

何せ、当時のNZの自動車には車検というものがなかったから、学生はかなりオンボロの自動車に乗っていた。車のドアをロープで縛って留めている車なんてザラだったのだ。

そんな国の自家飛行機がキチンと整備されているかとても心配で乗る気にはなれなかったのである。

落ちたら確実に死ぬと思ったのだ。

それ以来、小型の飛行機にはなるべく乗りたくないのである。

3人の死亡者の内、1人は落ちて炎上した住宅の住人だったそうだ。巻き添えで死んだということだ。飛行場の側に住んでいても、まさか自分の家に飛行機が落ちてくるとは思わないだろう。

お気の毒としか言いようがない。

早く原因を究明して二度とこのような事故が起きないことを祈る。


■2015-07-28-Tuesday 蒸し暑〜い

このところ帯広では

蒸し暑い日が続いている。

妻が温泉銭湯には行きたくないと云うので、仕方なく昨日、今日と家庭の風呂に入ったが・・・。

こう云う日はむしろサウナに入って思い切り汗を出して、その抜けた水分をシッカリと補充してあげた方がスッキリするのになぁ〜。

結局、ダラダラと汗が少しずつしか出ないので、温泉に入った時の様にはタップリと水分を取らずに寝たのであった。

そのせいだろうか、朝方の4時頃に左足親指の付け根に激痛が走って目が覚めた。久し振りの痛風の発作である。

医者から処方された「フェブリク錠」と云う薬を毎朝飲んでいる。この薬を飲み始めてからは初めての発作だ。

完治したと思っていたから、医者に「そろそろ薬を飲むのを止めても良いか?」と聞こうと思っていた矢先であったのに・・・。

おそらく摂取する水分が不足したのだろう、それで血が濃くなってしまったのかもしれない。

タイミング良く今朝の新聞に痛風の記事が載っていた。痛風は夏に多いのだそうだ。まさに、水分不足によるものであろう。

初めて発作を起こした時には骨折したと勘違いするほどの激痛であったが、今回の痛みはズキン、ズキンとは来る痛みであるが、経験済みであるから慌てることがない。

靴を履くと当たって痛いから、会社ではサンダル履きになって仕事をした。

早く治さないと、支障が出てしまう。

厄介な病気であることよ。


■2015-07-29-Wednesday 呪われている?

2020年開催予定の東京オリンピックは

何かに呪われているんじゃぁなかろうか? と感じるほどにトラブル続きである。

メインスタジアムである新国立競技場の建設問題は、白紙に戻ったというが依然として、責任の所在がハッキリしないままである。

文部科学省の担当役員であった久保公人スポーツ・青少年局長の自発的辞職という事実上の更迭人事で幕を引きたい意向の下村文科大臣であるが、一官僚に決定権がある訳ではないのだから、その責任は大きいにしても、決定権を持つ大臣の辞任が必要であろう。

今回の白紙撤回で、60〜100億円ほどのお金をドブに捨てることになると云う。金額が定まらないのは、デザインしたザハ・ハディド女史からの損害賠償請求がどれくらいになるか分からないかららしい。

率にすれば、100億円なら2520億円の4%程度だから安いもんだとでも言うつもりなんだろうか?

100億円あったら、地方都市の体育館なら立派なものが建設できる金額である。

どうもこの国の政治家も官僚も、自分の懐を痛める金ではないものだから、金銭感覚が完全に麻痺しているようだ。

そうこうしている内に、この新国立競技場問題から目を逸らす意図なのか唐突にオリンピックとパラリンピックに使用するロゴマークが発表されたが・・・。

今度は、デザインがベルギーの劇場のものと酷似しているとかで、国際的な訴訟云々という話が出てきたようだ。

挽回しようと慌ててやるから、こう云うミスが出るのだ。

果たして、デザイナーが盗作したのか、単なる偶然なのか。

まぁ、こうもトラブルが続くと、心配なのは、招致活動で安倍首相が世界に大見得を切った「福島第一原発はアンダー・コントロール(制御下)だ」と大嘘を言った点だ。

まだ、何ひとつ解決していないのに・・・。

今年は、日本のあちらこちらで火山が噴火したり、地震が発生したり、ゲリラ豪雨などの災害も頻発してる。

川内原発を再稼働させる準備をしているが・・・。

こうも呪われていると、何だか怖いことが起こりそうで嫌〜な感じである。


■2015-07-30-Thursday 参議院

参議院の「1票の格差」を是正するために

「鳥取と島根」「徳島と高知」の各選挙区を統合して「合区」とし選挙区定数を4減する他、宮城、新潟、長野の選挙区定数を各2減し、北海道、東京、愛知、兵庫、福岡を各2増する「10増10減」案を28日の衆院本会議で可決した。

これにより、1票の格差は4.77倍から2.97倍に縮小するというが・・・。

そもそも、1票の格差なんて言い始めたらきりがない。

衆院と参院が同じ様な選挙法である必要なんてまるでないのだから、参院は独自の方法を取った方が良いだろうと思う。

人口に関係なく各都道府県から何名と決めてしまえば良いのだ。

現在の参議院議員の数は、242名も居る。これは、昨今の議員の質の低下から考えても多過ぎるだろう。

各都道府県から選挙区から2名ずつとしたら、57都道府県であるから114名、全国区的なもので30名、合計で144名も居たら十分だろう。そうすれば約100名ほども減らせられる。

1票の格差が嫌だとか、自分の得票を活かしたいと思う人は人口の少ない場所に転居すれば良いのだ。

これ以上、人口の多いところの発言権を強めていけば、過疎の地域はますます過疎になってしまう。

裁判所は頭が固過ぎる。

議員の特権ももっと少なくすれば、議員の成り手も少なくなるだろう。今朝も兵庫の市議のお金の使い方に問題があるとニュースでやっていたばかりである。同様の事件が無くならないなぁ〜。

これは、政治の仕組みの問題というよりも、議員に立候補する人間の質の問題であろう。まともな人間は議員に成りたいとは思わないし、定数が多過ぎるところに、議員になりたいという悪い奴が居るから全国的に議員の質が低下する。

今回は参議院の問題であったが、衆院の方も、小選挙区制は廃止するべきだ。

自民党の議員が、こんなに問題のある安倍首相にへいこらしているのは、小選挙区制度のせいではないだろうか?

党の候補に認めてもらえば選挙に勝てると思ったら、選ぶ側の党の幹部に楯突けないのであろう。

女性の活用という名目では、我が選挙区の北海道11区も女性議員さんだが、政治的センスとか能力とかは選考の要件にはならず、利権の継承者としてのみ親族の中から選ぶ。だから、小渕の群馬とか我が十勝とかは・・・。

かつての中選挙区制のように、同じ党の候補者が戦う方が健全である。

結局、そうなると賄賂などの闇の部分のお金が掛かると云うことなのだろうが、昔とは大分、国民の意識も変わったろう(いや、あまり変わっていないかな?)。

日頃の政治家の金の使い方に、目を光らせて、選挙の闇の部分に金を使わせない工夫をすれば良いのではないだろうか?

とにかく日本に小選挙区制は合っていない。


■2015-07-31-Friday 安倍内閣

安倍内閣って日本を一体どうしたいのだろう。

私は、TPPの本質と云うのは、凋落著しいアメリカが生き残りを掛けた最後の牙城であると思っている。

これを批准させて、その国の農業、医療などを破壊して、アメリカの属国にしようという魂胆だと考えている。

日本のバカな経営者達は、TPPの批准によって、自動車工業は躍進出来ると思っているようだが、甘い、甘い。

アメリカンスタンダードとは、お金を10%程度の富裕層に集めるための算段にしか過ぎない。

日本が有り難がっているアメリカは決して、暮らし良い国なんかではない。90%の貧困層による、貧困なるが故の犯罪も多発しており、むしろ格差が有り過ぎてムチャクチャな国になっている。

何故にそんな国を目指すのだろうか?

かつての日本には極端な大金持ちが居なかった「一億総中流」の時代の方が、現在よりはるかに希望に満ちた良い時代であった。

何度も書いているが、金持ちのおこぼれ(トリクルダウンと云うそうだが・・・)で経済を活性化させようなんてバカの極みである。

大勢が、少しずつの余裕を持てれば、経済は回るのだ。

給料が何億円なんて社長は日本には必要ない。その一人分の給料で、一体何人分の社員を増やせられるのだろう。

首切りは一時的には会社の数字を上げるだろうが、社会全体の雰囲気は悪化する。首を切られた社員も消費者の一人であることを忘れている。

年収なんてものは大会社の社長だって2400万円もあれば十分だろう。もう一度一億総中流社会を目指すべきだ。そうすれば世間の景気は良くなるはずである。