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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2016-04-01-Friday テレビの収録

毎週土曜日の23:30から放送の

日本テレビ系列STVの番組「熱烈!ホットサンド!」の収録が1日の11:30から行なわれた。

人気お笑いコンビのサンドウィッチマンがホストをしている番組だ。

坂本ビルの入口付近に待機して、玄関で二人を出迎えることになっている。

ディレクターからは「サンドウィッチマンには、マジック・ミュージアムを見学するとは一言も言っていません。帯広に日本で初めての施設がこの夏にオープンするとしか言っていませんので、坂本さんもこの時点ではマジックのマの字も口にしないで下さい。彼らを驚かせたいので・・・」と釘を刺されている。

最近は、ズ〜ッと「マジック・ミュージアム」と言ったり書いたりしているから、緊張の余り口から出てしまわないかとハラハラしながら迎え入れたのであった。

テレビ画面を見ている限りでは、サンドウィッチマンはかなり大きな人なのだと思い込んでいたのだが、実際に横に並んでみたら、私と同じくらいの身長だったので少し驚いた。ただ、身体の厚みはかなりのもので、ラグビーをやっていたと云うからガッチリとした体格である。

妻からは「テレビカメラを向けられたら、細く見えるようにお腹を引っ込めなさいよ!」と言われていたのだが、彼等の横に並んだら、私でも細く見えるので安心したのであった。

放送前に撮影内容を詳しく書くのは、マジックのタネ明かしと同様の愚行である。

放送日は4月30日(土)か翌週の5月8日(土)だと云う。北海道在住の人はそれを見てもらいたい。

撮影の裏話は放送後に取っておくことにする。乞うご期待!


■2016-04-02-Saturday 墓参り

2日は父圭司の月命日である。

街中の積雪も日陰以外は無くなっている。

去年の12月からは墓参りもしていないし、来月は父の祥月命日、そして義父の納骨も来月の連休中に子どたちが帰省している時にやろうと計画しているので、妻と二人で霊園まで行ってお墓の周りの状態を見て来た。

一部雪は残っていたが、ほとんど融けていた。ただ路面がまだヌカルムので母など足の悪い人はまだ敷地に入れない状態だ。

このまま雪が降らなければ、連休には十分に間に合うだろう。ただ、安心出来ないのは、帯広は連休までは春のドカ雪があることである。

何年か前にも、連休直前に大雪が降ったことがあった。

今回はお参りというよりも状態の視察が目的なので、持参した線香をあげただけで戻ってきたのであった。

昨日の、テレビの収録が終了した後に、会社のスタッフがサンドウィッチマンと一緒に写真に写りたいと云う。

付き合って欲しいと促された妻も事務所から降りて来て、一緒に写真に納まった。

その写真をすぐに子どもたちや親類などにラインで送ったら、皆が「羨ましい〜」と返事を寄こしたと云う。

サンドウィッチマンはとても人気があるようである。確かに、会ってみて人柄の良さは感じた。

さて、前日の前撮りと合わせると3時間にも及ぶ撮影が、放送ではいったい何分間にまとめられるのであろうか?

サンドウィッチマンの二人もマジック・ミュージアムは結構楽しんでくれたと思うがなぁ〜。


■2016-04-03-Sunday マジック番組

3日18:30からTBS系の

HBCで「マジック世界一決定戦キングオブマジック!!」と云う生放送のマジック番組が放映された。

マジックで生放送と云うのも大変珍しいので、題名にツラレテ最初から最後までシッカリと2時間半の全部を見たが・・・。

結論から言うと、結果がひど過ぎる。

テレビ局として、TBSのカメラマンはマジック番組を撮ってはいけないレベルの腕前であった。

肝腎のマジックの現象をしっかり追えないなんて・・・。

やっぱり、マジック番組は数台のカメラで撮影して、良いアングルの場面を編集しなければ良い番組にはならない。

「生放送」でマジック番組を作れないかというマジックの素人のディレクターの発想であろう。

しかし、いくら生放送とは言ったってリハーサルくらいやったであろうに・・・。

優勝者もふじいあきらとは驚いた!これぞまさしくマジックそのものであった。何せ一番驚いていたのが当の本人なのだから・・・。

観客とマジックの素人の芸能人が特別審査員であるのは、素人受けするマジックを選びたいというテレビ局側の趣旨なのだろうから、それはそれでも良いのだが・・・。

同点で準優勝に終わった台湾のマジシャン、ホウレット・ウーは可哀想であった。

同じテーブルを使ったカードマジックであったが、ウーは観客席との距離が離れた場所での一人だけの演技であったし、一方のふじいあきらは特別審査員をテーブルの前まで呼んでのカラミの演技であった。

マジックは目の前で見て参加させた方が、印象が強烈になる。

だから、観客のポイントではウーの方が高かったが、ふじいは目の前に呼び寄せた特別審査員の得点が軒並み高くて同点になり、同点決勝はその特別審査員だけの得票で決められ、7人の特別審査員の内4票を獲得してふじいが勝った。

ふじいあきらがカードマジックの技術に関しては、素晴らしいテクニックの持ち主であることは素直に認めるが・・・。

しかし、旧来からあるマジックを上手に演じることと、まったく新しいマジックを創造することは、まるで次元が異なる。

ホウレット・ウーのジャンボカードを使ったカードマジックはまったく新しい技法を生み出しているし、現象もこれまでのカードマジックとはまったく異なるもので素晴らしかった。

ウーが台湾人じゃなくて、白人のカッコイイ外人だったら、結果はどうだったろう。

まぁ、見た目ではどっちもどっちか・・・。

初めて見たマジシャンもいたから、楽しかったが、マジック番組としてはあまり良いとは言えない内容であった。残念!


■2016-04-04-Monday 訂正

3月31日の「ヤフオク」と題したブログで

最近のヤフーオークションには「0000●」と云う怪しい番号で入札する・・・」と書いたが・・・。

読者の方から「ヤフオクは、先月から、システムが変更になって、入札者のIDは完全に伏せることになった・・・」等との誤りを指摘するメールを複数頂いた。

事情を知らなかったものだから、どんなジャンルの入札にも「00001」「00002」「00003」番という同じ番号が並ぶので、どうも、オカシイなぁ〜、これは転売目的の奴らが参入してきて、やたらめったら、どんなモノにでも入札してやがるなと早合点したのであった。

そうだったのか!

どうりで、どんなジャンルの入札にも同じ番号が並ぶ訳だ!

早合点は怖いねぇ〜。

でも、以前の短略番号表記なら、誰が入札に参加しているかが仲間内でなら分かったから良かったのになぁ〜。


■2016-04-05-Tuesday 参ったなぁ〜

85歳になった母が

先週の木曜日に、自分の背丈では手が届かない場所の作業をしようと椅子の上に乗って落下したと云う。

それもよりにもよって、自分で運んで来た椅子が籐製の椅子であったから真ん中の部分がタワンでバランスを崩したのだと云う。

私は毎朝、母の家に行って仏壇に線香をあげて、母にはお灸をしているから、そういう作業はその時に言ってくれれば、ものの数分で済ませられる簡単な事であるのに、何を思ったのか自分で出来るだろうと思ったのだと云う。

その日の夕食を食べに、母が私の家に来た際にそう言うから「そもそも足が悪くて踏ん張れないのだから高い所に乗ってはいけないよ。骨折でもしたら命取りになるんだよ」と普段から言っているのに・・・。

ほんの数mしか離れていないが、自分の足で歩いて我が家まで来たのだから骨は折れていない様だった。

「今日はお風呂に入らずに安静にしてすぐに寝なさいよ」と言ったら「分かった」と言ったのに・・・。

翌日の朝にお灸をしている時に、昨日は風呂に入ったと云う。「安静にしなさいよと言ったのに・・・」と言ったら「一晩経ったらかなり楽になった」と云う。

「病院に行った方が良いんじゃないかい?」と聞いたら「もう大丈夫」と云う。

土曜日の夕食に呼んだら「身体が痛くて起き上がれない」と云うので、母の家に食事を持って行って「打撲の痛みが遅れてやってきたんじゃないのかい?」と聞いたら・・・。

何と、土曜日の朝は毎週行ってるデイサービスに行って来て体操をしてマッサージも受けて来たのだと云う。

自宅に戻って来たら、身体が痛くなってきて起き上がれなくなったと云うから「安静にしていろと言ったのに、何を考えているんだ!」と怒ったが・・。

とにかく痛くても自分の足で何とか歩けるというから、どうやら骨は折れてはいなさそうだ。

湿布をたくさん貼って「とにかく月曜まで安静にしていなよ。食事は運んであげるから・・・」と寝かせたのであった。

日曜日になっても身体は益々傷みが激しくなっていると云う。

月曜の朝に、整形外科に連れて行って診察してもらったら、X線でも骨の異常は見当たらない。痛み止めの注射を打ってもらって自宅に戻ったが、痛みが引かないと云う。

老人は寝てばかりいると、たったの2〜3日でも筋力が著しく落ちる様だ。ベッドからの起き上がりにも手助けが必要になってきた。

自分でやらずに、最初から他人に頼めば、ほんの5分で終わる様な作業を、母が自分でやろうとしたが為に、毎日、その数十倍の時間を使わせることになる。

年を取ると、自分の思い描いている自分の昔のイメージ通りには身体が動かないものであることが、まだ分かっていないようだ。

私達夫婦は、時間的な自由がきく仕事だからまだ対応が出来るが、これが時間的余裕が無い職業だったらと思うとゾッとする。

ついに介護に直面することになったかのようである。


■2016-04-06-Wednesday 取材

整備中の「マジック・ミュージアム」であるが、

ぜひとも取材をしたいとの申し入れがあった。

藤女子大学&札幌大谷大学で非常勤講師をされている塚田敏信さんと云う方からである。「まち文化研究所」を主宰していて『「まち文化の郷」通信』と云うペーパーも発行している。

そのVol.10(2016年2月5日発行)を頂いたが、その見出しに『北海道には、私設博物館や企業博物館など様々な「館」が多く存在するのをご存じでしょうか?』とある。中身を拝見すると、66館もの私設・企業博物館のリストが掲載されていた。

へぇ〜、北海道にはこんなに沢山の「博物館」があったのか!ビックリしたなぁ〜。十勝のは8ヶ所も紹介されている。

この中に我が「マジック・ミュージアム」も加えてくれると云うのだ。嬉しいことである。

取材に要した時間は、インタヴューから写真撮影までおよそ4時間。実に丁寧な取材であった。

「講演」を頻繁にやっていた頃は90分間しゃべりっ放しでも、全然ヘッチャラで喉が痛くもならなかったが、ここ最近は「講演」をやっていないから、4時間のしゃべり通しは久し振りに喉に堪えたのであった。

改めて、通信に掲載されている66カ所もある北海道中の私設・企業博物館の名前を確認したが、私が知らないモノばかりであった。

これらの「博物館」はいったいどのような経緯で作られ、そして、どのように運営されているのかが、とても気になるなぁ〜。

66ヶ所の中には赤文字で「閉館」と書かれているのが8ヶ所もある。これもどうして閉館に至ったのか理由を知りたいと思う。

「マジック・ミュージアム」の運営の一助になると良いのだが・・・。


■2016-04-07-Thursday ニュースの多い日

今日は興味を惹かれるニュースが多い日である。

まずは、バドミントンの選手らが闇カジノに出入りしていたと云うニュース。

世界ランキング2位でリオデジャネイロ五輪の出場が確実視されていて、メダルも狙えたという桃田賢斗選手(21)とロンドン五輪の日本代表選手であった田児賢一選手(26)、共にNTT東日本に所属する選手だと云う。

今回のギャンブルは仲間内だけでトランプや麻雀などで賭けていたというのとは次元が違う。暴力団が資金集めの為に運営している違法闇カジノに複数回も出入りして賭けていたと云うのだから、完全な賭博である。これではもう弁解の余地はないだろう。

ニュース番組での桃田選手の紹介ビデオでは、何ともチャライ軽薄な男というような映像編集であったが、幼い頃からスポーツばかりやって来て、しかも強いとなると、周りも甘やかすから、自己中心的で社会常識が欠如した人間に育ったのではないだろうか?

発覚したら、どうなるかとは考えなかったのだろうか?

自業自得とは云え、自覚が足りないとしか言いようがない。ハッキリ言ってバカである。

もう一つの驚いたニュースはセブン&アイホールディングスの鈴木敏文会長(83)の突然の退任会見である。

子会社のセブンーイレブンジャパンの井阪隆一社長(58)を退任させるという自ら提案した人事案が取締役会で否決されたことを受けて決断したと云う。

どうにも良く分からない。

業績好調の58歳の社長を「もの足りない」と云う理由で退任を迫り、66歳の副社長を社長にするというのは、いくらなんでも無理がある。

鈴木会長の次男の康弘氏を将来の後継者にするべく仕掛けた乗っ取りが失敗したと云うことなのだろうか?

中小零細企業ならば、後継者は子供しか継いでくれないと云う事情があるのだが、日本を代表するような大企業ならば、ホンダやソニーのように子どもを後継者にしないという方針の方が正しいのではないだろうか?

カリスマと云われた鈴木敏文も80歳を越えて自身の寿命を考えて、肉親可愛さのあまりに焦りから過ちを犯したのだろうか?

創業家ではないサラリーマン社長が、優秀でもない息子に社長を継がせる布石ということには、90歳を越えている伊藤雅俊会長も、そろそろ大政奉還をせにゃ〜と考えていたのかもしれないなぁ〜。

有終の美を飾れないと云うのは、これまでの功績を否定されかねない愚行であろう。


■2016-04-08-Friday 停電

6日の21:30頃に自宅が停電した。

雷なども鳴っておらず、急に真っ暗になった。妻はすぐに外に出て隣家の窓を見たら電気が付いていたというので、どうやら我が家だけが停電したようである。自宅の配電盤を開けてみたが異常はない。

一応、ブレーカーを一旦落としてから再起動させてみたが元には戻らなかった。

我が家だけが停電で、ブレーカーでもないとすると私にはお手上げである。懇意にしている電気工事会社に電話して自宅に来てもらうことにした。

自宅の外に懐中電灯を持って出てみたら、隣の家も裏の家も真っ暗である。妻に「隣の家も停電しているじゃぁないか!こりゃ〜北電に電話しなけりゃ〜いけないなぁ〜」と言ったら、妻は「だってさっきは隣の家の電気は付いていたんだもん」と云う。

おそらく隣の家には非常灯設備が付いているのだろう。

裏の家には、先日椅子から落ちて腰を痛めて寝ている母が一人だけである。こりゃぁ〜パニックになっているかもしれないと思い行ってみたら、寝ていた。私が行って懐中電灯で母のベッドを照らしたので目が覚めたようだ。

この辺りが停電していると言ったのだが、起きたついでにトイレに行きたいと云う。

トイレの前の廊下に人感スイッチのライトを設置しているが、コンセントに差すタイプなので停電だと役に立たないから真っ暗である。

トイレの電気も付かないしシャワートイレも動かないから、少し我慢して寝ていてよと云って、一旦自宅に戻った。

隣の町内の電気は付いている。どうやら停電は13〜14丁目辺りだけのようである。配電ルートが異なるのだろう。

どこかで断線でもしたのだろうか?

電気屋さんが来てくれたが、停電だから自分ではどうにもならないよと北電に電話してくれたが・・・。

北電は復旧作業をしていて後数分で復旧するという。

母の家に戻り、トイレに行かせたが、今度は真っ暗で落ち着かなくて出ないという。

数分後に復旧したが、40分間ほども停電していただろうか?

懐中電灯を母の枕元に置いて自宅に戻った。

母の家の照明は、いざと云う時の為に、電池式の人感スイッチに替えねばならないだろうなぁ。

真っ暗な中での介護の大変さが分かった停電騒動であった。


■2016-04-09-Saturday 姉が来た

6日に母が椅子から転げ落ちて

腰を強打し動けなくなった。親孝行やりたい時に親はなしとよく言うけど・・・と姉に少々脅かしのメールを送ったら、慌てて東京から駆け付けて来た。

母の命がどうこうと云うほど大袈裟なものでは全くないのだが、いままで健康で何でも自分で出来ていた母が、急に動けなくなってベッドに寝ているというものだから姉も驚いたのだろう。

私達夫婦にしても、母に付きっきりという訳にもいかないから、姉が来てくれてとても助かる。

妻は実子ではないだけに、母は少し遠慮があるのだろう。姉が来てくれる前は、朝と夕の食事を運んだり、介添えをしたりしていたが、身体を拭いたり頭を洗ったりは実の娘の方が頼み易いようである。

こう云う時に、息子と云うのは力仕事以外はアテにならないものである。力仕事と言っても、ベッドから起こす時などは力で無理に動かしてしまうと母が痛い痛いと言うので、女性の方が良さそうである。

母も娘が二人揃うと急にワガママになるようだ。

85歳の母の介護を54〜60歳の兄弟姉妹と嫁さんたちがするのだが、皆、やれ腰痛だ、痛風だ、リュウマチだと持病持ちばかりである。

我が家の場合はまだ、4人兄弟の内の3人が帯広住まいであるから、まだ何とかかんとか、この急な状況にも対応出来たが、独居老人で子どもが離れた場所に暮らしていたら大変であろうなぁ。

これからのことを兄弟で話したが、骨が折れた訳ではないから、リハビリをすれば、また一人で歩けるようになるのではないかと楽観はしている。

親の介護の話は、実際にその状況にならなければなかなか話せないもんであるから、これが良い機会でもあった。

姉も安心したのか12日には東京に帰ると言う。とんだお騒がせの1週間であった。


■2016-04-10-Sunday 家族

東京から姉が帰郷したので

母を励ます会と称して4人の兄弟姉妹とそのツレアイが9日一堂に会した。

なるべく後片付けをしなくて済むように、宅配の寿司とデリバリーの中華料理やお菓子を持ち寄っての会である。

最初は酒無しで、話をしようということであったが、やはりそこはどうしてもアルコールが必要になる。我が家から焼酎を持って来て、男3人だけで飲み始めたら飲むわ飲むわ。720mlの瓶が2本も空になってしまったのであった。

一堂に会するのは正月以来久し振りである。

母をさかなにしてワイワイとやったのであった。

老人の介護と孫の世話が入り混じっている家もある。我が家もいずれそうなるのだろうが、老人は重たいだけに大変だ。きっと楽しさも違うであろう。

私は以前から新聞のコラム等で、少子高齢化に依って家余りが起こると警鐘を鳴らして来たが、我が家にもやがてそれがやって来る。

これで母が入院とか施設なんかに入ったら、母の家が空いてしまうことになる。

家は人が住まなくなって空気の出入りがなくなると、途端に朽ち始めるから管理が大変だ。

まだ、母の家は隣接しているから、しょっちゅう出入りが出来るから良いが、これが別の街に住んでいたらと思うとゾッとする。

こんなことはまだまだ先の事だと思っていたが、今回の事故で急に現実味を帯びてきた。

日本中では、もっともっと困っている家庭があるのだろうなぁ〜。日本の政府はいったいどうするつもりなんだろう?


■2016-04-11-Monday 勝毎「論壇」

2016年4月11日十勝毎日新聞「論壇」掲載

「マジックの掟」

マジック界にはいくつかの掟(おきて)がある。だが、不文律であるからマジシャン各人のモラルに委ねられているのが現状である。

マジシャン仲間で有名なのは「サーストンの三原則」といわれるもので、①演技に先立ってあらかじめその奇術の内容を話さない②同じ奇術をその場で繰り返さない③種明しをしない−である。

マジックで一番重要な「驚き」が減少したり、消滅したりしてしまうからで、下手くそと言われるマジシャンはこの原則を守っていない人が多い。

次に有名なのは、念力・予知・透視などの超常現象をみせる「メンタル(超能力)マジック」を演じる場合には、これはマジックだとハッキリ言うことである。

魔術師は人類史上2番目に古い職業の一つと言われているが、マジックを使えば、簡単に不思議な超常現象を見せることができるからで、マジックは人心を惑わすようなことに利用してはいけないという戒めである。

マジシャンは超能力と称してマジックを演じてはいけないのだ。だが、これは今日に至るまできっちりと守られてはいないのが現状でもある。

かのMr.マリックも「魔術」と「超能力」を合わせた「超魔術」という造語を使って曖昧にした形で演じたがために、一時はマジック界からも世間からもバッシングを受け、後に「あれはマジックでした」とカミングアウトすることでマジック界に復帰できた経緯もある。

最近は「メンタリズム」というのがはやっているが、これもマジックの手法の一つである。

マジックは総合演芸であるから「心理学」の要素も多分に取り入れているが、いわゆる「読心術」と称するものは「コールドリーディング(事前準備無し)」も「ホットリーディング(事前調査有り)」も統計的なものであって、百発百中ではない。しかし、テレビでは正答率を高めることが求められるので、そこに「マジック」の手法を使うことになる。

「メンタリズム」は「マジック」ではないと断言すると、それはオカルトになり、インチキ宗教家や占い師と変わりなくなってしまう。

先日、朝のテレビ番組で「マジック」と宣言した上で「超能力マジック」を演じているマジシャンがいた。彼の演じていたマジックの種は旧来の応用ではあるが、演出方法を工夫して新たなマジックに生まれ変わらせていた。

「マジック」を「超能力」と称したい誘惑に負けてはマジシャン失格なのである。マジシャンにはエンターテインメントとしての「誇り」を持ってもらいたいと思う。


■2016-04-12-Tuesday 母の・・・

先月末に母が椅子から落ちて

腰を強打し動けなくなったので、東京から介護の為に姉が駆け付けてくれたが、姉にも都合ってもんがあるから12日の午後の飛行機で、一旦東京に戻った。

母の今後の介護の方法に関しては、サービス担当者会議を開いてもらったが、結論が出て新しい体制になるまでには、まだ若干の時間を要すると云う。

とりあえず12日の夜間は、私が母の寝室でベッドの横に布団を敷いて介添えすることにして、夕食は妹に頼んだ。私の自宅と母の家は、同じ敷地内にあるから、この家で寝るのは初めてのことである。

12日は私も妻も18:30〜20:00まで別々の会議が入っている。

会議が伸びて自宅に戻ったのが21:00。すぐに入浴を済ませて母の家に行った。

母はすでにベッドに横になっていたから、私はテレビで「開運!何でも鑑定団」を見た後、「報道ステーション」を見て布団に入ったが・・・。

母のイビキが強烈でウルサクテまったく眠れない。

3年程前に叔母(母の妹)の葬儀に母を連れて留萌に行った時に、ホテルのツインルームで母と一緒の部屋で寝たことがあったが、この時も母のイビキで眠れなかったことを思い出した。

このイビキと云う奴は、とても厄介なもので、イビキが鳴ったら鳴ったでウルサイし、止んだら止んだで、アレッ息が止まったかな?と心配になるしで、まったく眠ることが出来ない。

隣の仏間に移ることにしたが、布団を動かすと、せっかく寝ている母を起こしてしまうかもしれないので、仏間にあった座布団をたくさん重ねて敷布団代わりにしたが・・・。

狭くて寝がえりはうてないし、安定しないしでなかなか寝付けなかった。12時過ぎに母がトイレに起きたので介添えをし、睡眠導入剤を飲んで少し寝たが5時過ぎにまた母がトイレに起きたので、また介添えをする。

すっかり目が覚めてしまったが、横になったまま身体を休めた。

6時に新聞が来たので読んで時間をつぶし7時に母を起こして顔を洗う。

妻が7:30に朝食を作って運んで来たので一緒に食べてから、いつものお灸。

自宅に戻って出社の準備をしたのであった。

明日からは、最初から仏間に布団を敷いて対応することにしよう。


■2016-04-13-Wednesday 母の家に

今日も母の家に私が泊ることになった。

昨晩の母のイビキに悩まされた経験を基に、今日は最初から隣室の仏間に布団を敷いて寝ることにした。

普段、私は腰が悪いのでウォーターベッドに寝ているから、畳の上に敷布団2枚重ねでも固くて腰が辛いだろうと考え、義父が使っていた低反発マットを母の家に運び込んだ。

これで夜の備えは万全だと思ったが・・・。

会社の昼休みの時間に、母の家に行き昼食の介添えをしてから会社に戻る。

今後は頻繁に、ヘルパーさんやら家政婦さんやらリハビリの人が、母の家に出入りをすることになる。鍵をどうするかという問題があるので、ホームセンターに「キーBOX」を探しに行ったが売っていなかった。

仕方がないのでネットで調べてみたらちょうど良いものが見つかったので早速購入しておいた。

なるべく地元で購入したいのだが・・・。

会社が終わって母の家に行く。

転んだ当初よりは、かなり回復した様子だが、やはりベッドに寝てばかりいると筋力が落ちているのだろう。なるべく自分でやれるように極力手を貸さないようにする。

妻が作った夕食を母と一緒に食べる。昼間に寝てばかりいるからお腹が空かないと言うが、食べないと筋力が回復しないからゆっくりと食べてもらう。

食べ終わった後に、母をベッドに寝かせて、私は一旦自宅に戻り風呂に入ってから、また母の家に戻る。

母のトイレの介添えをしてから、私は隣室で読書しながら母の様子に聞き耳をたてている。やがて大きなイビキがしてきたので寝たことが分かる。

前日にほとんど寝ていないので、私も眠たくなったから寝る事にしたが・・・。

母が12時にトイレに起きる。その後も2時間置きにトイレに行く。「随分とトイレが近いなぁ〜、膀胱炎にでもなったかなぁ〜」と言ったら「トイレに行っても出ない」と云う。

「出ないなら、2時間置きに起きないでくれよ。俺が熟睡出来ないじゃないか。洩らすのが心配なら紙おむつかナプキンでも付けてくれよ」と言ったら「紙おむつは嫌だ」と云う。

まったくもうワガママなんだから、私の母だから「我がママ」には違いないが・・・。

これで2日連続で寝不足である。

朝は7時に妻が朝食を作って母の家に運んで来る。

一緒に食べてからお灸をして、自宅に戻り、会社に行く。

こりゃ〜早く回復してもらうか、泊まり込みの家政婦さんを頼むしかないかなぁ〜。


■2016-04-14-Thursday 震度7!?

エッ、テレビを見ていて驚いた。

母の家で、母をベッドに寝かしてから、BSテレビのBSジャパンで先週から始まった石坂浩二が司会する「何でも鑑定団 お宝サロン」を見ていたら・・・。

21:20過ぎに、テレビの緊急地震警報が鳴って九州に地震が起きると警告を発した。

この日は夕食時に東京方面でも地震があったが、たいしたことはなかったし、遠く離れた九州だから北海道は揺れないだろうと軽く考えていた。

数分後に、地震発生のテロップが流れたが、我と我が目を疑った。震度が7と表示されたからだ。

まさか震度7なんてアリエナイだろう、表示の間違いだと思っていたら、何と本当だった。

地震の多い十勝で、これまでに7〜8回は大きな地震を経験しているが、それでも最大震度は5強であった。

いつも居る会社の事務所は6階にあるから、地表よりは揺れが増幅される傾向にあるが、それでもせいぜいが体感震度6弱といったところであろう。

震度7の揺れっていうのはまるで実感出来ない。

すぐにNHKニュースにチャンネルを変えたが、その後も10分置き位に余震が発生している様子である。しかもその震度が6とか5とかと大きいから驚く。

九州の家は、温かい地域で地面が凍らないから、北海道の様に基礎や土台のガッシリした家が少ない。置き石の上に柱を置く様な土台で、しかも重たい瓦が乗っている屋根の家なら地震に弱いだろうなぁ〜。

熊本の内陸が震源だと言うから、阿蘇山が噴火しないか心配である。

地震は怖いものだ。火事などの二次被害も恐ろしい。

これから不安な夜を過ごす住民は余震の恐怖で眠れないだろうなぁ。早く納まって欲しいものだ。

九州はこの時期外で眠ることが出来るような気温なんだろうか?

地震国日本に暮らしているとは云え、最近は大きな地震が多いから心配である。

原発は大丈夫なんだろうか?


■2016-04-15-Friday 熊本地震

朝、テレビを点けたらどこも熊本の地震のニュースである。

まだ数分ごとに震度5〜6の余震が続いていると言う。

こんなに地震が続くことって、聞くのも見るのも初めてのことである。

明るくなって被害が少しずつ判明してきたが、震度7の被害は激しい。

これだけ余震が続いていると救助作業も大変だろうと思う。

熊本城も石垣が崩れている映像が映し出された。

直下型で地表に近い場所が震源だったから、マグニチュードの割に震度が大きかったと云う。

心配なのは阿蘇山の方向に地震が進んで行っているように思われることだ。噴火を誘発しなければ良いのだが・・・。

解説では活断層の横ズレだと云う。

日本中が活断層だらけだから、どこでこの様な地震が起きても不思議ではないと云う。それが今回はたまたま熊本だったのだと云う。

東日本大震災で日本列島が海側に引っ張られて、それがまた少しずつ戻っているとも言う。

怖いなぁ〜。

とにかく今は、熊本の地面が落ち着いてくれることを望むだけである。


■2016-04-16-Saturday まったくもう

母が先月末に転倒したが・・・、

骨には異常が無いと云う整形外科医の診断に安心したのか、ベッド等からの立ち上がりの補助を行なって歩行器まで誘えば、ユックリだが家の中は歩いて動けるようにはなった。

母の家は以前から、バリアフリーに直してある。

16日にサービス提供者会議があって、明日の日曜日からヘルパーさんや家政婦さんが来てくれる。

リハビリで運動機能が回復すれば、また一人で何でも出来るようになるだろうと一安心したのであったが・・・。

先週の姉が居てくれた時から、頻尿の症状があって、2時間置きにトイレに立つ。便は小も大もトイレでなけりゃぁ嫌だと言ってオムツをすることを拒否するので、仕方がないから、私が隣室に寝て、母がトイレに起きる度にトイレの介助をしているが、これも来週には開放されるだろう、後2〜3日の辛抱だと思う。

「この前、椅子から落ちたのも、最初から俺に頼めば5分で済む用事を自分でやろうとして怪我をしたんだから、今度は、夜中のトイレに立つ時も必ず俺を起こしなさいよ。枕元に鈴を置いておくから、これを鳴らして起こしてよ」と言っておいたのに・・・。

何度も頻繁に起こすのは息子に悪いとでも思ったのだろう。そ〜っと音を立てない様にしてベッドから起き上がろうとする。その物音でドキッとして目が覚めて飛んで行くことになる。その方が心臓に悪い。

「頼むから、鈴を鳴らして起こしてくれよ。その為にここで寝てるんだから、起こさない様に気を使ってくれても、どうせ物音で目が覚めるんだし、かえってズ〜ッと気を張っていなければならないから、その方がシンドイんだ。ちゃんと起こしてくれよ」と云ったのだが・・・。

17日の早朝4:30頃にドタッと云う物音がしたので、慌てて飛んで行ったら・・・。

何とトイレで転倒しているではないか。

あれほど、口を酸っぱくして言っておいたのに・・・。

トイレを済ませて便器から立ちあがる時に、マットに足をしっかりと直立させずに斜めにしたまま立ち上った様だ。手すりに掴まっていたから、足がズルズルとマットの上をズレたようであるが、足の筋力がないから踏ん張れないでお尻を着いてしまったらしい。

激しく転倒した訳ではなかったので、外傷はないが、今度は前回痛めたのと反対の左足が痛いと云う。

救急車を呼ぶほどの緊急性もなさそうだし、とりあえず抱き抱えてベッドまで運んで寝かせた。この時間では妻や妹などに連絡するには早過ぎる。しばらく様子をみることにしたが・・・。

まったくもう、どうしたもんじゃろのう!

他人の言うことを全然聞かない母である。

6時まで待って妻を呼んだ。


■2016-04-17-Sunday まったくもう2

6時に妻に来てもらって相談する。

母は痛い、痛いとは云うが、足はなんとか動くから骨折はしていないようだ。

まったく人の言うことを聞かないし、懲りない人である。

救急病院に連れて行っても、専門医でなければ治療も出来ないだろうし、かえって移動させる方がリスクが高いと判断した。

今日の昼からは、昼食と掃除をしてくれる家政婦さんが来てくれることになっている。せっかく昨日のサービス提供者会議で今後の方針を決めたばかりだと云うのにまた変更してもらわねばならなくなってしまったではないか。

どの道、今日は変更ができないので、明日、もう一度ケアーマネージャーさんに連絡をすることにして、今晩はまた私が、母に付き添うことにした。夕方までは、まだ複数の人手があったが、夜間は私一人である。

問題は、頻尿である。

昨日までの状態なら、ベッドと便器からの立ち上がりの介添えだけであるからまだ楽な方であるが、今日の状態ではトイレまで連れて行く事が大変な作業になる。私も腰痛持ちであるから、ギックリ腰にならないか心配だなぁ〜。

母に「オムツをして、これにやってくれないか?」と聞いたら「嫌だ!」と即答する。「2時間おきのトイレはとっても無理だ。俺は昨日もほとんど寝ていないんだから・・・」と言ってもきかない。

案の定、この夜も2時間おきにトイレに起きるので、私は睡眠不足で頭痛がしてイライラしてきた。母はトイレから戻ると、直ぐに大きなイビキをかいて眠る。これがまた腹立たしい。

人間は自分に余裕がなかったら他人に優しくなれないものである。

かといって、母がまた転倒したら、ますます私の負担が大きくなってしまうから、仕方なく介添えをやったのであったが、昨晩以上に、全然眠ることが出来なかった。

もう私の腰も体力も限界に近い。


■2016-04-18-Monday まったくもう3

母はベッドに横になっている間は

さほど痛がらない。

問題は、2時間おきの頻尿で、トイレまでの、たった2mの距離の移動が大変な作業になるのだ。

ほんの数㎝足を動かす度に痛い痛いと云うし、また自分の力だけでは動かせないのである。

妻の介護ショップから、車椅子やら歩行器やらを持って来て使ってはいるのだが、母は自分で足が動かせないから、それを使うことが難しいのである。

家族皆で相談した結果、まずは掛かり付けの整形外科に連れて行って骨に異常がないかを診察してもらい、次は泌尿器科に連れて行って、頻尿を直してもらうことにした。

私は寝不足で、とてもイライラしているから、自動車の運転は危険であるので、妹の車で行くことにした。

整形外科では、骨には異常が無かった。痛み止めの注射を打ってもらい、弟先生がやっている泌尿器科に連絡してもらって連れて行く。

検査の結果は膀胱炎であった。先月27日に転倒以来、入浴をしていないから、陰部が不衛生になったのだろう。抗生物質の薬をもらって家に連れ帰る。

整形外科の医者も泌尿器科の医者も、母に「最近のオムツは4〜5回しても漏れないから安心してベッドでしても良いんですよ」と言ってくれたから、今度こそはベッドで寝たまましてくれるかと思いきや・・・。

「今晩も俺が付かなきゃならないんだから、頼むよ」と言っても「やっぱり嫌だ!」と云う。

痛み止めの薬には睡眠効果もあるから大丈夫だろうし、抗生物質が効いてくれれば・・・。

母は20:00に寝て2:00までは寝てくれた。

私は22時に寝て2時までの4時間は熟睡出来たが・・・。

結局、2時にトイレに連れて行った後からは眠れなかった。

夜間に付き添いしてくれる家政婦さんを依頼した。これで明晩からはユックリ寝られるであろう。


■2016-04-19-Tuesday ようやく

今日の夜には

家政婦さんが、母に付いてくれることになったので、これでようやく眠ることが出来そうである。

25年前の平成3年に父が倒れた時には、病院に泊り込んで夜間の世話をし、朝方自宅に戻って数時間の仮眠を取ってから出社、午前中に仕事を済ませて帰宅してから夕方まで寝て、20時には病院へと云う生活を数ヶ月間続けたことがあったが、さすがにその時にはまだ若かったから、体力も現在とは比較にならないほどあった。

25年の歳月と云うのは、これほど体力がなくなるものなのかと愕然とした。

自分が思っているほどに身体は若くはないと云うことであろうなぁ〜。

寝不足と云うのは、精神衛生上、実によろしくない。

ここ2〜3日はイライラして仕方がなかった。

熊本や大分の地震でゆっくり眠れない避難している方々も寝不足で辛いであろう。

しかし、一体全体どうなっているんだろう。

こんなに地震が続くなんて。

それにしても原発を止めないと云うのはどう云うことだろう。

今回の地震も、ほとんど全てが想定外の事態であろうに・・・。

これからも何が起こるか分からない。

地震が納まるどころか拡大しているのに止めようとしないのは科学者の傲慢さがモロに出ているのであろう。

自然の脅威と驚異を素直に認めなければ・・・。

私は、今晩はユックリと温泉に入ってから眠ることにしよう。


■2016-04-20-Wednesday 真っ赤なスポーツカー

自動車は動けば良いくらいにしか思っていないが、

それでも、大勢の人が乗ってるのは何となく気にくわない。目立ちたがり屋だから、やはり珍しい車が良いと思っている。

私が現在、乗っているのは、焦げ茶色のミニクーパーである。

購入後第一回目の車検なので、購入した会社であるBMWにお願いしたら、代車として真っ赤なBMWの新車を持って来た。

ミニクーパーも普段はほとんど運転しないから「代車はいらないよ!」と言ったのに「代車で行かないと2人で行くことになるので代車を用意します」と云う。

ミニクーパーに乗る前は、義父のBMWに、その前はオフロードカーのテラノだとかパジェロなどの車高のある車が好きであった。

車高が高いと前が見易くて運転が楽であったからだ。

スポーツカーは、寝ている様な姿勢になるので、運転し難いと思っていたのである。

今回の代車の様に車高が低い車を運転するのは初めてだ。

自動車のことはサッパリ分からないが、排気量があるのか、静かにス〜ッと滑る様に走って加速も良い。

内装は革張りの白いシートで、外は真っ赤、中は真っ白である。

相当に目立つ様で「社長!車替えたんですか?カッコイイ車ですね!」とか「新しい車を見掛けましたよ!真っ赤なスポーツカーで似合ってますよ」とかのお世辞をたくさん言われた。

やっぱり、真っ赤な車は目立つんだなぁ〜。

その度に「イヤイヤ、あれは代車なんだよ」と説明するのが面倒である。

ミニクーパーの車検は22日に上がってくるから、後2日間、この真っ赤なBMWを楽しむとするか。

妻が「この車、カッコイイわね〜欲しくなっちゃった」と云う。

ア〜ッさてはBMWのディラーは、これが目的だったのか!


■2016-04-21-Thursday テレビ放送日

1日にお笑いコンビ、サンドウィッチマンの取材を受けた

STV札幌テレビ放送局の土曜よるの番組「熱烈!ホットサンド!」の放送日が決まったと云う連絡をディレクターからもらった。

4月30日の23:30から30分間の番組放送であると云う。この内の何分間を「マジック・ミュージアム」に掛けてくれるのだろうか?

他にも帯広で取材を行なっていると云うが・・・。

マジック・ミュージアムはまだ未完成で、グランドオープンは7月16日にすると決めたが、事前に宣伝出来るのは嬉しいことである。

昨日は、札幌から、将来はプロマジシャンになりたいというスペイン人の21歳の青年等が訪ねて来た。5月には一旦母国に戻ると云うし、知人からの紹介なので、オープン前だが特別に見せてあげた。

日本語で「素晴らしい!」を連発していたから、かなり感動してくれたようである。世界に向けて発信してくれたら有り難い。

トヨタのカーナビゲーションのデータを作っていると云う会社からは「マジック・ミュージアムが7月中旬にオープンすると云う情報を得たのですが、博物館として場所の表示をしたいが・・・」と云う連絡をもらった。

かなり情報が行き渡り始めているようである。

また、「十勝教育研修センター」からは8月に「仮題:北の屋台からマジック・ミュージアムへ」と題する講演をして欲しいとの依頼があった。

学校の教師相手の講演であるが、マジック・ミュージアムも見学したいと云う。

こちらは8月だから既にオープンしている時期なので何の問題もないが、集団で教師が観たいと言ってくれるのは嬉しいことだ。

知らない間に、かなり浸透しているようである。


■2016-04-22-Friday なんなんだろう

この気分の悪さは一体なんなんだろう?

三菱自動車が自動車の燃費試験で不正をおこなっていたと云うニュース。懲りない会社だなぁ〜。一体何度目だ?

ドイツのフォルクスワーゲンも似た様なことをやって、世界的な問題になっていたが、日本の会社が同じ様なことをやるなんて・・・。

地震が続いている九州の熊本で、自衛隊員の制服に似た服を着て空き巣を働く奴らがいると云うニュース。

火事場泥棒と云うのは昔から居るが、地震泥棒も居るということか?

被災者が自宅に戻れなくて途方に暮れている時に、盗みを働く奴らが居ると云うことが腹立たしい。

一体どう云う神経をしているんだ?

こう云う天災が起こった際には、日本人は暴動も起こさずに皆で助け合うというのが美徳であったはずだ。

他人が困っている時に、更に困らせるようなことをする奴は最低の人間である。

一方では、ボランティアに駆け付ける人達が居るというのに・・・。

しかし、この地震はなかなか収まらないなぁ。

内陸部が震源だから、津波の心配が無いようだが、でもこれだけ続けば、ちょっとした揺れでもドキッとするであろうし、原発も、火山の噴火も怖い。

地震にも色々な起こり方があるものだ。

震度7クラスが連続すれば、耐震構造の建物でも壊れてしまう。

地球の何十億年もの活動を、たかだか1000年位の情報しか持っていない人間が、完全に把握することなど無理であることが、ハッキリした。

人間はもっと謙虚にならなければいけないのではないか!

日本はこれから人口減少社会になるのだから、人が住む場所と住んではいけない場所を分ける必要があるのじゃぁないだろうか?

でも、ニュース解説では日本で地震が起こらない場所などないと言いきっていたしなぁ〜。

一体何処で暮らしたらよいのやら・・・。


■2016-04-23-Saturday 休み

超忙しいのでブログは休みます


■2016-04-24-Sunday 休み2

引き続き超忙しいので今日もブログは休みます。


■2016-04-25-Monday いろいろ

母が転倒してから毎日とても忙しい。

2時間おきに母から電話が入って「トイレに行きたい」と云う。まるで仕事にならない。

付き添いの家政婦さんを入れてはいるのだが、24時間ビッチリと付いている訳ではない。交代などで、どうしても空白の時間が出来てしまうのだが、何故だか、その時間に合わせてトイレに行きたくなるらしい。

先週の月曜日に泌尿器科の病院に連れて行って、この頻尿を調べてもらったら膀胱炎であることが分かった。

1週間分の抗生物質薬をもらってあるが、今日でそれが切れるから、再診してもらうのである。

私一人だけではとても母を病院には連れて行けないので妹に助っ人を頼んだ。

ベッドから起き上がるのも二人掛かりであるし、歩けないないから車椅子での移動をするが、母の家の出入口は階段ばかりなので、私が背負ってその階段を降りなければならない。

私も妹も腰痛持ちであるから、50㎏程度とは言え母を背負うのは結構大変だ。

苦労しながら何とか病院に運び、診察をしてもらう。検尿の為に病院のトイレに母と妹が入る。女性用トイレに男の私が入る訳にはいかない。この病院のトイレには手すりが付いていないから、便器に座らせたり立たせたりするのが一仕事である。

検査の結果は膀胱炎は、一週間の投薬で完治していた。

次は膀胱過敏症を治療すると云う。

医者から「トイレに行きたくなっても2回に1回は我慢して、しっかり貯めてからしましょうね」と云われて母も納得した様子であるが、相変わらずオムツにするのは抵抗があるようである。

自宅に連れ帰り、今度はリハビリである。

寝たままの状態が続くと筋力が落ちて寝た切りになってしまうから、痛くない所を動かして筋力を衰えさせない様にするためだ。

リハビリ師が「痛がり方がヒドイからセカンドオピニオンを受けた方が良い」とアドバイスをくれた。

少しでも早い方が良いと云うので、早速、明日大きな病院に連れていくことにした。


■2016-04-26-Tuesday ありゃまぁ〜

午前中はビッシリ仕事が入っているので

午後から妻に助っ人を頼んで、母を総合病院の外来初診に連れて行く。

例に依って、母の自宅からの搬送は大仕事である。

午後は14時からの診察だと云うので13:40に到着して、早目に受付をしたが・・・。

待って、待って、待った。

ようやく診察を受けられたのは16:30である。3時間近くも待たされた。

医師は外人であった。

X線写真画像を見て「骨盤骨折している」と云う。

エ〜ッ、掛かり付けの整形外科に2回連れて行ってX線撮影をしたが、2回とも「骨は折れていない」と云われたのに・・・。

「即、入院して、寝かせたたまま! 座るのもダメ、歩くなんてもっての外!」と云う。

エッ入院!何の準備もしていないのに・・・。

入院に際しての、家族の承諾事項で、いざと云う時の延命治療の可・不可を一つ一つ確認する。外人医師なだけに、淡々と言ってくれるので、むしろスッキリとしたのであった。

母は診察室からそのままストレッチャーに乗せられて、CTスキャンやらMRIやらを写していく。

私はそのまま入院の手続きを済ませるが、妹に連絡して、必要なモノを持って来てもらう。もう外は真っ暗になっていた。

個室が空いていないかと聞いたら、ちょうど一部屋個室に空きがあったのでそこに入れてもらうことにした。

母のあの強烈なイビキでは同室の患者さんが迷惑するであろうから・・・。

医者から動いちゃダメ!、トイレは大も小もオムツで!と云われて、ようやく母も観念したのか、医者の言う通りにすると云う。

これで、私がトイレに呼び出されることもなくなった。

最初からここに連れて来ていれば、もっと良かったのかもしれないなぁ〜。

GWには孫達も帰って来てお見舞いにくるから、この方がお互いに楽かもしれないなぁ〜。


■2016-04-27-Wednesday 考え方

考え方には大きく分けると2種類

ポジティヴシンキングとネガティヴシンキングがある。

楽観的思考と悲観的思考とでも訳せるかな。

どちらかに行き過ぎると問題があるが、大概の人はある程度の幅を持って、この間を行ったり来たりする。

極端になってしまって、何でもかんでも楽観的に考えたり、悲観的に考えたりすると、これは病的な部類になってくるであろう。

私が座右の銘にしている「人間万事塞翁が馬」を楽観的思考の最たるものだと考えている人が多い様だが、私が使っている意味は異なる。

私の性格は趣味であるマジックの影響から「マジック的思考法」と云うものが身に付いているので「モノ事に対して深く考え、色々な角度からシミュレーションを行ない、最善の方策を採る」ようにしているのであるが・・・。

しかし、いくら考えてシミュレーションをしてみても、不測の事態と云うものは起こりうる。その時にどう考え行動するかが重要だと考えている。

しかも想定外のことは、ほとんどのケースで起きる。シミュレーション不足と言ってしまえば身も蓋もないが・・・。

しかし、自分なりに最善策を採っていると思えば、後は「成る様に成る」と考えて後悔は(少)ないのだ。

この「成る様に成る」も誤解している人が多いが、私の場合は、自分なりのベストを尽くした後は運を天に委ねるしかないと考えているのである。

そこが私なりの「ポジティヴシンキング」であって、最初から努力もしないで楽観的にしている訳ではない。

だが・・・、この時期に母が転倒に依り骨折することは、まったくの想定外であった。

兄弟姉妹などの家庭も皆、親達が似た様な状態にあるから、そういう年齢に達したということであろう。

自分なりには、7月中旬のマジック・ミュージアムのグランドオープンはかなり余裕を持っての時間割であったのだが、ここへきて時間が足りなくなってきたのである。

なにせ、展示作業が出来るのは私一人しか居ない。

私の身体は一つしかない。朝ドラのテーマ曲ではないけれど「私がもう一人居てやりたいこと・・・」の気分である。

こうなったら、とりあえずの展示を優先して、説明文のキャプションは後回しにすることにする。

一段落してからゆっくりとやることにしないと身体がもたない。


■2016-04-28-Thursday 会合

会合が重なったが・・・。

一つは駒澤大学同窓会十勝支部の役員会、もう一つはJCのじゃがいもゴルフクラブの総会である。

駒大の方は、18時坂本ビル6階の会議室集合であるのに、完全に失念していた。18時過ぎに携帯に連絡が入り、あわてて向かったのであったが、こう云う時にかぎってタクシーがつかまらない。結局、小走りで会社に向かい10分で到着した。

エレベータも鍵がなければ途中までしか行けないから、皆、階段で6階まで上がったと云う。申しわけないことをした。

会議は、7月9日に開催するポスター・チラシ・入場整理券が完成したので、それの配布である。内容を確認し、役員それぞれに手渡し、次回の会議の日程を決めて18:50に終了。

駒大の役員は会食をして帰るというので、次の会合に向かうが、道の途中に前会長のやっている「らくれっと」と云う店があるので、前会長の分を私が届けてから次の会場に向かった。

こちらは19時からの会合である。

去年の決算報告などや今年度の日程、予算案などを総会に諮った後に懇親会である。

酒を飲みながら、隣に座ったホステスさんがマジックを見せて欲しいというので、いつも持ち歩いているトランプで2,3種類のマジックを披露して、場を盛り上げた。

疲れているので、2次会は遠慮して徒歩で自宅に向かうが風が冷たい。

4月末にしては、かなりの寒さだ。

天気予報では明日は雪の予想だが・・・


■2016-04-29-Friday 雪だぁ〜

あたってほしくない天気予報があたってしまった。

朝起きて窓の外を眺めたら、何と雪が10㎝ほども積もっている。

ベッドから起きる直前に、ドサッ、ドサッと妙な音で目が覚めたが、あれは屋根の雪が地面に落ちる音であった。

何年か前にも、GW後に雪が降ったことがあったが・・・。

さすがに4月末の降雪は珍しい。

私の車は、先日の車検時に夏タイヤに交換しているが、妻の車は万が一の為を考えてまだ交換していなかったから良かった。

今日は娘が帰郷してくるので、帯広空港まで迎えにいかなければいけないからだ。

除雪道具もすべて物置に仕舞ってしまったから、また取り出すのも面倒だ。どうせすぐに融けるだろうから、除雪作業は止めた。

太陽の熱を吸収しやすいアスファルト道路は見る間に融けていくが、日陰と土の上はなかなか融けない。

テレビのニュースを見たら、帯広の降雪は他の地域に較べるとさほどでもなかったようだ。帯広で12㎝だという。

予報では、明日に掛けて40㎝なんて言っていた。

1日に義父の納骨を墓地で行なう予定になっているから、どうかこのまま降らずにいて欲しいものだ。

連休の初日だというのに、この降雪では、観光関係の人達は気が気ではないだろう。農業にもないがしかの影響があるのだろうか?

九州では依然として地震が続いているし、日本列島は北も南もオカシナ状況である。


■2016-04-30-Saturday テレビ番組

今日は長男が帰郷してくる。

雪で飛行機が飛ばないような天気にならないように祈っていたら、雪は降らなかったが風が物凄い。

これだけ風が強いとかなり揺れるであろうし、JR北海道は強風で列車が止まる可能性もあるから到着までは心配だ。

妻が「今、何処?」とLINEを送っても既読にもならないと嘆いている。おそらく寝ているのであろう。

駅で待っていたら、ちゃんと着いた。

前日に到着している次女も含めて4人で、母の見舞いに行く。

その後で、新しくオープンしたホームセンターを見に行った。ものスゴイ広さである。ペットコーナーで犬を見て飼いたいなぁ〜と云うが、小さな犬は踏みつけてしまいそうで怖い。やはり飼うなら大型犬が良いが、大型犬は最近の流行りではないようだなぁ〜。

一旦自宅に戻ってから、家族で温泉に行く。我が家は全員温泉が大好きである。子ども達は、こんなに気軽に温泉に入れるは羨ましいと云う。

帰りにコンビニでビールを買い込んで、自宅で飲みながら話をする。

疲れたからもう寝りたいと云うが、23:30から私が出演するテレビ番組STVの「熱烈!ホットサンド!」と云う番組が始まるから皆で一緒に見るまで我慢しろと強制する。

7月16日にオープンさせる日本唯一の「マジック・ミュージアム」をお笑いコンビのサンドウィッチマンが紹介してくれる。

2日間で3時間以上も撮影したのに・・・。

放送時間は5分間程度であった。

まぁ、こんなもんであろうなぁ〜。果たしてどのくらいの人達が視聴してくれたのだろうか?反応が楽しみである。