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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2017-03-01-Wednesday 私設博物館

世にコレクターの数は

掃いて捨てるほど存在するが、モノを集めるには何等かの「力」が必要である。

モノを購入する経済力、何処にあるのかを探す情報収集力、価値を判断する鑑識力、探し回る体力、そして何より必要なのはモノを集めようと云う意志力と続ける根気力である。

総合すれば、コレクションと云うのは一種の「狂気」であると思う。

その「狂気」を支えるものは「執念」や「熱意」であるのかもしれない。

「開運!なんでも鑑定団 極上お宝サロン」と云う番組には、そのような「執念」と「熱意」の塊みたいなコレクターが大勢登場しているが、「執念」と「熱意」を注ぎ込んだコレクションには「迫力」と「魅力」があって面白いものだ。

コレクションは、関心の無い人にとっては「ゴミ」や「ガラクタ」と同じであろうが、その他人にとっての「ゴミ」や「ガラクタ」を集め、「執念」と「熱意」が嵩じると私設の美術館や博物館を造ってしまうところまで辿り着いてしまうようだ。

現在では、日本中の大きな街には、公設の美術館や博物館が多数存在するが、どこの収蔵品も似たような作者による似たようなコレクションであると感じる。テーマを絞って収集したらもっと個性が出るのに・・・。

私設の博物館には、テーマを絞ったものが多い。

展示品にはコレクターの狂気が垣間見えて実に愉快である。

今後の「まちづくり」に、この私設博物館を活用することが出来ないだろうか?

私のコレクションは「マジック・グッズ」を集めた日本唯一の「マジック・ミュージアム」である。

「日本唯一」と云う「冠効果」によって日本全国からマジックマニアが見学に訪れてくれている。この効果は実に大きいと実感している。

日本全国どこも同じようなモノを作るのは止めて、街ごとの特徴を出すことをやれば良いのだ。そういう私設博物館巡りの旅があっても面白いと思うのだが・・・。


■2017-03-02-Thursday BS放送

私が出演するテレビ番組

「開運!なんでも鑑定団極上お宝サロン」はBS放送の番組である。

宣伝の為に「3月23日(木)21時からBSジャパン(7ch)で放送だ」と知人らにメールやらハガキやらを出している。

情報発信力のある全国の知人に、出演番組の情報を流したら、それぞれのネットワーク上で宣伝してあげると言ってくれている人も大勢居るが、逆に半分くらいの方々からは「我が家はBS放送が見られない」と云う返事が来る。

意外と多くの家庭がBSアンテナを付けていないのだなぁ〜。

かく言う我が家もBSアンテナは付けていないのだが、ケーブルテレビに加入しているからBS放送を見られるのである。

今回の放送を23日の放送日に見られない方からは、DVDにでも録画して見せて欲しいとは言われているのだが・・・。

我が家のテレビは、録画番組がハードディスクに入ってしまい、しかも「コピー不可」の設定になっているので、DVDにダビングが出来ないのである。

去年のテレビ番組に出演した時は、地上波だったので、DVDにダビングしてくれた人が居たのだが、今回、その人の家はBS放送が映らないのだと言うので困っている。

何せ、この種の機械にはからきし疎いものだから・・・。

さて、放送まで後20日間、この間に対策を考えなければならないなぁ〜。


■2017-03-03-Friday 録画について

昨日の私のこのブログで

我が家のテレビでは録画不能と書いたら、このブログの読者の方、数名から「録画してDVDにダビングして送ってあげますよ」とのありがたい返事が入った。

嬉しいなぁ〜!

録画に関しては何とか対処できそうである。

メールには「今年がグランドオープンなんでしょう?」とか

「いつグランドオープン日なの?」との問い合わせもある。

去年のセミオープン期間(7月16日〜9月30日)には「マジック・ミュージアムのグランドオープンは2017年4月29日です」と宣言しているし、今回の「開運!なんでも鑑定団極上お宝サロン」の番組内でも4月29日のオープンと宣言してしまった手前、この日にはオープンしなければならないと考えているが・・・。

2015年の12月3日に「プレ・オープン式」をやっているし、2016年7月15日には「セミ・オープン・レセプション」を開催しているから、そう何度も、何度もこの手の式をやるのは気が引ける。

今回は、静かにひっそりと開こうかと考えているのだが・・・。

せっかく、オープン前にBSとは言いながらも全国放送のテレビで宣伝してくれるのに・・・と云ってくれる方も居て、どうしようかと思案中なのである。

日本国内の個人で開設した「博物館」の運営方法を調べてみたら、ほとんどが「予約制」を取っていた。

常時、管理する人を配置していたら、人件費だけでも相当な金額になってしまうからだろう。

妻からは「貴方はどうせ会社の仕事なんか、まともにはやっていないんだから、ミュージアム内でPCを扱える様に設備したら、そこにズッ〜と居られるんじゃぁないの?」とまで言われているが・・・。

60歳過ぎたら、それも有りだが、私はまだ59歳である。後1年間は両立させたいとも考えている。

はて、名案がないものだろうか?


■2017-03-04-Saturday 違和感

ここ最近のテレビのニュースに

違和感をおぼえる。

日本のニュースだけでも、安倍首相夫人が名誉校長を務めていたという幼稚園の問題。

東京都の石原元知事の会見。

何なんだ!これは・・・。

未だ真相は明らかになっていないが、どちらも長期政権からくる問題のような気がするなぁ〜。

「権力は腐敗する!」

昔から言われていることだが、長らく権力を握る人が居て、それが強力であればあるほど、それに取り入る人間、利用する人間、オモネル人間が出てくる。オモネッて忖度(そんたく)すると云う小心者が必ず出てくる。

今回の問題は、オモネル役人を、上〜手く活用(したかのように見えるが)した籠池なる怪しげな人物が、言葉巧みに誘導したのだろうが、それが余りに限度を越えていたと云うことだろう。

その結果、これまでは、皆が怪訝(けげん)に思いながらも問題にして来なかった部分までもが、オカシイと話題に上ってきたように感じる。

それだけ安倍首相の力が強かったと云うことだろうが、そろそろ嫌気がさしてきたということかな。

鴻池の会見も何んだこれは!こんな連中が政治家なんて・・・。

石原元知事の会見は、何だこれは?とガッカリした。

この会見の何処に、困る人が居るんだろう?新しいことは全くと言っていいほど出て来なかった。

責任は自分だけではないと云うのは、それなら知事なんて不必要だろう。知事時代も週に2日しか都庁に来なかったと云うから、当時から無責任極まりない奴だったと云うことを証明したようなもんだ。

確かに、専門家や委員会などに調査などを任せるのは極普通のことであろう。しかし、トップと云うのは、その上がって来た意見を大所高所から判断する役目なのではないか?

だからこそ、税金から高給も貰っているんではないのか?

自分は専門家ではないから分からない。責任は無いって言うなら、この間の給料を返還しろよ!

何だか、足元がヨロヨロとしているように見えるけど、この前までランニングしていたんじゃぁなかったのか?

どうせ、体調不良で入院とかすんだろうなぁ〜。

この人は以前から随分と威勢の良いことを言っていたが、結局口先だけの奴だと云うことがバレたなぁ〜。

逃げ隠れするのが一番嫌いだと言っていたくせに、責任からは逃げるんだなぁ〜。

前川某の話が出てきたが、これは小池知事側の人間らしいが・・・。

なんだか複雑なことになってきたぞ。

築地市場で仕事をしている人間はどっちつかずで不安な日々を過ごしていることだろうなぁ。ここは石原が言うように一番可哀想な人達だ。不正の解明も大切だが市場で働く人達のこともやってあげないと・・・。


■2017-03-05-Sunday LALALAND

映画「LA LA LAND」を観て来た。

例に依って夫婦50歳割引制度で2人で2200円!安い!映画はコストパフォーマンスが良い娯楽である。

私は映画の中でもミュージカル映画が大好きだ。

これは恐らく父の影響であろう。

父はダンスホールを昭和27年に北海道で2番目に開業してしまったほど社交ダンスが大好きであった。また映画も大好きであったから、当然ながらダンスの場面が出てくるミュージカル映画が大好きであったのだ。

私は子供の頃にフレッド・アステアやジーン・ケリーの映画によく連れて行かれたものであった。私の年齢で、ハリウッド全盛時代のミュージカル映画を映画館で見ている人間は少ないであろうなぁ〜。封切りじゃぁないけどね。

今考えると、何故、私とだったのだろうか?

何故、母とは行かなかったのだろう?

母に聞くと、祖母が夫婦で出歩くことを許さなかったらしいが・・・。

結局、私は社交ダンスには興味を示さなかったから、英才教育のつもりが当てが外れてしまったのかもしれない。

ジーン・ケリーのダンスは、どこか体操選手みたいな感じで、運動神経抜群の人が踊っている固いイメージであった、子供心にも優雅さは感じなかったが「雨に唄えば」は好きな映画であった。

対して、フレッド・アステアの優雅で華麗なダンスには、子供心にも素敵だなぁ〜と思っていた。

父も同様だったようで、きっとアステアに憧れていたのかもしれないなぁ〜。

今回の「LA LA LAND」はそんな、ハリウッド全盛時代のミュージカル映画を彷彿とさせる映画であった。

このディミアン・チャゼル監督はまだ30歳台だと云うが、彼は一体どこでミュージカル映画を見たのだろうか?

このチャゼル監督の前作品の「セッション」は帯広の映画館では上映しなかった。だが、どうしても見たくて、わざわざ東京の映画館まで行って見てきたのである。帯広での上映作品を選んでいる人間は、どうも私とは感性が合わないようだなぁ〜。

主演女優のエマ・ストーンも良いなぁ〜。この人は、ウッディ・アレンが監督したマジシャンが主人公の映画「マジック イン ムーンライト」で、ヒロインのインチキ霊媒師の役をやっていたが、その時からキラリと光るモノがあった。

例に依ってストーリーは、まだ見ていない人の為に、ここでは語らないがノスタルジアに溢れた、見ていて何だか懐かしさを覚える映画であった。

タモリが嫌っている「突然歌って踊り出す」のがミュージカルの良さなのである。


■2017-03-06-Monday ミュージアム運営

今年のマジック・ミュージアムの運営について

まこママと電話で相談した。

「4月29日にグランドオープンさせる」と去年のセミ・オープン期間中に宣言してしまったし、今度の3月23日放送のBSジャパン「開運!なんでも鑑定団 極上お宝サロン」の番組内でもそう宣言してしまったからには4月29日にはどうしても開けないわけにはいかないが・・・。

去年、砂川市の医者の吉野繁夫さんの遺族から、イリュージョンの大道具の寄贈などを受けたし、同じく砂川市の歯医者高橋秀明さんの遺族からもマジック道具の寄贈を受けた。

イリュージョン道具の組み立ては、人体浮遊だけが依然として未完成だが、その他の大道具は組み立てが終了した。しかし、デカい道具だから置き場所に困っている状況である。

未完成の人体浮遊にも、設計図や説明書などが付いて無いので、遺族の方に尋ねてみたところ「プロマジシャンのTさんから購入したと聞いている」とのこと。Tさんとは私が学生時代に一緒にマジックをやったこともあったので、早速、Tさんの会社にメールしたら、スタッフの人が対応してくれたのだが、記憶に無いという返事であった。これで、手掛かりがなくなってしまったので、この道具に関してはまだしばらく未完成状態が続くであろう。

また、マジック道具の方も、まだ整理が終了していないものが段ボール箱に5つもある状況なのである。

展示する道具には、一般の人が見ても分かるようにキャプションを添付すると宣言していたのだが、この作業はまだまったく出来ていない状況なのだ。

しかし、4月29日にはマジック・ミュージアムを開けなければならない。

まこママも連休中は帯広に行って手伝ってあげると云ってくれたので、とりあえず、4月29日〜5月7日までは10:00〜17:00まで開館することにした。

その後の5月8日からは「完全予約制」にして、事前に電話・FAX・メールなどで予約をした方のみに見せる方向で行こうと考えている。

ところで、1点、Tさんとの話の中で、あるプロマジシャンが「マジック・ミュージアムに協力したいのでサイン色紙・不要な道具、展示したいモノなどを預かっている」と云われたので、去年の内にサイン色紙を書いて寄贈したが・・・。と云うのであるが、私の手元には未だ届いていない。

寄贈して下さるなら、間に人を介さずに直接お願いしたいと申し添えておいたが・・・。

何だか?な感じであるなぁ〜。


■2017-03-07-Tuesday 博物館運営

他所の博物館の運営状況を調べていたら、

佐賀市の熱気球博物館「佐賀バルーンミュージアム」の入館者が急減しているという記事を見つけた。

昨年10月1日に佐賀市松原2丁目にオープンしたが、5カ月が経過して入館者数が急減しているのだと云う。

月別では熱気球世界選手権が開催された同10月と11月の入館者は約1万人だったが、12月以降は3千人台で低迷しているとのこと。

このままでは慢性的な赤字体質に陥りかねず、市は他の催しとの共通入場券を発行するなど、集客に努めていると云う。

熱気球博物館は国内初の気球常設展示館として、市が総事業費約18億円で整備し、熱気球パイロットの操縦を疑似体験できるシミュレーターや280インチの大画面のシアターを備え、熱気球の仕組みや歴史も学べる施設なんだそうだ。

3月7日付の西日本新聞朝刊によると

『佐賀市観光振興課によると、開館直後の入館者は「シミュレーターに2時間待ちの列ができるほど」の盛況で昨年10月は1万1324人、同11月も9718人で推移した。しかし、同12月は3680人に急減。1月は3757人、2月も3100人にとどまった。県外からも来館を期待していたが、立地場所がJR佐賀駅から遠いこともあり、特に平日は1日当たり50人に満たない日もあるという。

一方、嘱託職員の人件費や光熱費、警備費などの管理運営費は開館半年だけの本年度で約3千万円。主な収入は入館料と駐車代で、同課も「収益だけを考えると厳しい状況」と認める。

このため、市は2月から佐賀城下ひなまつりとの共通入場券千円を販売。通常の入館料は大人500円、小・中・高校生200円で大人は100円安くなる計算だ。また、今月から館内でラジオやランタンの工作教室を始めたほか、26日には駐車場で係留気球の無料体験会を催すという。

市は入館者を増やすため、九州・中国地方の観光協会や旅行会社にPR。4月からは県内の各教育委員会を通じて、児童・生徒の利用を呼び掛けたいとしている。』とある。

ウ〜ン、他人事ではないなぁ〜。熱気球博物館も日本唯一の博物館だそうだからなぁ〜。

まぁ、掛けている経費は桁が違うが・・・。

長く運営を続けるには、極力経費を掛けないようにするか、もしくは収益を上げる方法を考えるかなのだが・・・。

マニアを相手にしたら、自ずと客数には限度がでてくるから、一般の人を相手にして更にリピーターが出る仕組みを作らなければならないだろう。

今の展示方法の様に、何でもかんでもビッシリと全部を詰め込む展示方法ではなくて、季節ごとやテーマごとに毎年、毎年、展示物を変えて、スッキリした展示にしていく方法もあるだろう。

これまでは、収集の方にウェイトが掛かっていたが、これからは展示方法と運営方法にウェイトを移していかないと・・・。


■2017-03-08-Wednesday 緊迫?!

北朝鮮をめぐる情勢が緊迫して来たなぁ〜。

6日朝に北朝鮮が、日本海に向けて4発同時にミサイルを発射したが、北朝鮮国営の朝鮮中央通信は「ミサイル発射は在日米軍基地を攻撃する訓練」だと発表した。

就任以来、北朝鮮には関心が薄いかのようなトランプ大統領を何とか刺激して「こっちに向いてよ〜」と甘えているかのような感じがする。

トランプ大統領の関心を北朝鮮に本気で向けさせるには、日本海に向けて発射したミサイルを「在日米軍基地攻撃だ」なんて口だけで威勢の良いことを言ってみても無理であろうなぁ〜。

でも、このままトランプが無視を続けたら、エスカレートして、日本上空を飛び越えて、ハワイ沖くらいにまでミサイルを飛ばすかもしれないなぁ〜。

そうなると、今度はトランプも本気になって、北朝鮮のミサイル基地を先制攻撃で爆撃したりするかも・・・。

日本政府も「新たな段階の脅威になった」と云うが、確かに、4発同時に発射されたら、全部を打ち落とすことは不可能であろうなぁ〜。

一発でも命中したら・・・。

たとえ核弾頭を積んでいなくても、VXガスを積んだミサイルだったら・・・と考えるだけでも恐ろしい。

でも、北朝鮮って、いったい何発のミサイルを所有しているんだろう?

去年からだって、もうかなりな数を撃っているだろう?

まだ在庫があるんだろうか?

1発で数千万円〜数億円もするミサイルを花火みたいにバンバン撃ち続けて、益々、国民は飢えるだけだろうに、人は食えなくなったら狂暴化する。餓死するくらいなら反逆してやるという国民も出てくるだろう。国民を空腹にさせるのは自分で自分の首を絞めているようなもんではないのだろうか?

逆に、正恩は相当に焦っている証拠なのかもしれないなぁ〜。

また、もう一方で、金正男をクアラルンプールの空港で暗殺したマレーシアとは、お互いに大使館員を人質のようにして、出国禁止にした。

マレーシアにしてみれば、自国の首都の空港で、堂々と暗殺行為をされては面目丸潰れであって、不正入国されたどこかの国のように、何事も無かったかのごとくに帰国させるような対応はしなかった。

こうなってしまったら、意地の張り合いになるだろうなぁ〜。

北朝鮮の金正恩の頭の中身は、小学生レベルの駄々っ子であるから、意地の張り合いと云うのは、最悪の状況かもしれない。ガキは後先考えないからなぁ〜。

それも、マレーシアとアメリカの2国同時にやるのだから・・・、喧嘩上手というわけでもなさそうだ。

中国が、北朝鮮経済の命綱である石炭輸入をストップするという。

中国からも見放されたと正恩が思い込んだ時が一番怖い。

自棄のやんパチで、死なば諸共とミサイルを撃ちまくるんじゃぁないだろうか。

本格的にキナ臭くなってきたぞ!


■2017-03-09-Thursday 極上お宝サロン

BSジャパン「開運!なんでも鑑定団極上お宝サロン」を見た。

今月23日には、私がこの番組に出演するのだが、私を担当したディレクター以外のディレクターがどの様な演出をしているのかを検証したかったのである。番組内容というのは、担当するディレクターによって随分と異なってくるものなのだ。

この番組にはディレクターが数名いるはずだ。1回の放送で2名のゲストを扱うのが原則であろうから、1回の放送には、最低でも2名のディレクターが関わっているのだろう。

一人のディレクターが担当するのはゲスト1名として、そのゲストの撮影、編集には2週間程度は時間や手間暇が掛かるであろうから、毎週放送している番組なので、ディレクターは最低でも4名は必要であろう。

まさか4名で働きづくめと云うこともないであろうから、そうなると、ディレクターは8名くらいは居るんじゃぁなかろうか?(あくまでも想像だけどね・・・)

9日放送のゲストは「櫛・かんざし」のコレクターと「フィギュア」のコレクターの2人であった。

前半の「櫛・かんざし」は定年後から始めたコレクションだと言うが、29年前に奥様を亡くしている方だから、一番の難敵が不在であると云えるかもしれない。コレクション総数は402点と云うことだが、かなり高価そうなコレクションである。キチンと調べてノートに書いているから相当に几帳面な人のようだ。

「フィギュア」のコレクターは、プロレスラーの高山善廣であった。コレクターの中には、風貌に似合わないコレクションをしている人も多いのだなぁ〜。

世の中には、実にいろいろなモノをコレクションしている人が居るのだなぁ〜。

毎回、驚きを持って見ているが、前回の雛人形の「雛飾り(小道具)」はスゴイと思ったけど、もう一人のインスタント麺の袋は、私の妻にとっては(私にとっても)タダのゴミでしかない。

まぁ、人には人のコダワリってもんがあるんだろう。これは本人にしか理解出来ないことでもあるなぁ〜。

マニアの視点と、一般の人との視点も異なる。コレクターはどうしてもマニアとしての視点でモノを見るし、そのマニア目線で見た品を紹介したいと思うものなのだが・・・。

「マジック・グッズ」の紹介と云うテーマは、意外と番組が作り難いかもしれないと、前回と今回の放送を見て思った。

私の出演した回の放送は、後2週間後である。どんな内容になっているか楽しみだなぁ〜。


■2017-03-10-Friday 邪魔?!

エッ邪魔するの!

終業後に自宅に戻ってテレビのニュース番組を見ていたら、籠池理事長が会見をすると言う。

画面にはLIVEの文字。生放送である。一体どんなことをしゃべるのかと見ていたら、正に独演会であった。よくもまぁこんなに独善的な解釈が成り立つもんだと、笑いつつもある面では感心していたのだが・・・。

画面上に、緊急情報の字幕が出て「自衛隊の南スーダンへの派遣中止」の文字である。あっ、これは自衛隊員が戦闘行為によって死者が出たな!と思ったら、画面が、首相官邸に切り替わった。

画面が替わってからややしばらく時間があっても首相は出て来ない、またスタジオに戻ってから、再び画面が首相官邸に戻って安倍首相が登場し、会見が始まった。

緊急会見だと云うから見ていたら「5月末で自衛隊の派遣を終了する云々(うんぬん)(でんでんではないよ)・・・」と云う発表である。???

5月末に終了?

どこが緊急なんだ?

まだ、それまでに1か月半以上もあるだろう!

それなのに何故、今の、この時間帯の会見なの?

籠池独演会はまだ続いているようだったが、画面は今度は、韓国の朴大統領罷免のニュースである。

籠池独演会を生で見たかったのに・・・。

夜のニュースでは、編集されてしまうから、見ても面白くないじゃないか!

これは、何の陰謀だ?

籠池独演会の生放送を中断させたい官邸の思惑か?邪魔するなよ!

メディアのお偉方も、籠池独演会を国民に生で見せたくなくて、首相官邸に協力したんじゃないのか?

チャンネルをどの局にしても、籠池独演会はやってない。

何だか、スッキリしないなぁ〜。


■2017-03-11-Saturday 6年

あれからもう6年も経つのか

東日本大震災から6年が経過して、テレビでは復興の様子が映し出されていたが。いまだに復興はなっていないと感じる。

阪神淡路大震災の復興スピードと比較すると、かなり遅いように感じるがなぁ〜。

地理的な重要度の差と云うことか。

神戸が復興しなければ、東京と九州方面とを結ぶ線が使えないから、経済的にも早急な復旧が必要だったのは理解できる。

しかし、対して東北の復旧の遅さは、ちょっと酷いんじゃないのか。

福島第一原発事故の放射能の影響もあるのだろうが、差別しているような感じがしてしょうがない。

地面の高さを嵩上げして、新たに町を造ると云う工事はどうなんだろう?

嵩上げした地面は、どう固めても、所詮は地盤が緩いのだから、地震で崩れるんじゃぁないのか?

私ならそんな場所に家や会社を建てる気にはならないがなぁ〜。

所詮、日本は地震多発国と云う運命からは逃れられないのだ。この国に暮らす以上は、地震や台風などの自然災害とは付き合っていくしかない。

人間の手で防げるなんて考えは、自然を甘く見ている。人間のおごりだ。

人間は、自然に対しては弱い存在であるだから、その恩恵を受けながら暮らすには、災害も謙虚に受け入れて生きていくしかないのではないだろうか。

高い防潮堤とか、嵩上げとか、自然から見たら小賢しいとしか見えない愚行なのではないだろうか。

実際に現地を見ておらず、テレビの画面に映る範囲でしか分からないが、新しく出来た商店街は綺麗過ぎて、尚且つスッキリし過ぎていて、生活臭がまるで感じられない。

直線で見通しの良い、広い通リは、商店街としてはどうなんだろうか?

私には、開発者の意図がまったく理解出来ない。

私が「北の屋台」を造る時に目指したものは、人間らしさであり、生活臭であり、猥雑さである。

東北の良さが、まるでない。

落ち着いた頃に現場を訪ねてみようと思うが・・・。

福島第一原発もどう処理すると云うんだろうか。この先、廃炉まで40年以上も掛かっては、この地域は陸の孤島のままであろう。

故郷に帰りたいと云う希望は理解できるが、現実的に40年ってことは次の次の世代と云うことである。

建前論は横に置いて、もっと本音で語る必要があるのだろうなぁ。


■2017-03-12-Sunday 歩き方

ここ最近、私の歩き方が変だと云われる。

自分ではまったく分からなかったのだが、何人かに指摘された。「どこか悪いのかい?」とまで言われるので、ウィンドーに映る自分の姿を注視していると・・・。

確かに、左右のバランスが少し悪そうだ。左右の体重移動の時間が左右で微妙に異なるようなのだ。ほんの少しだけ、体重が右足に掛かっている時間の方が長いようなのであるが、自分で、鏡でも見て意識しなければ分からないほどの微妙なものだと思うのだが、傍で見ている人には、左足を少し引きずって歩いているように見えるようなのだ。

妻に見てもらったら「あらっ、そう言えば何だか金正恩みたい・・・」と云う。

金正恩は、痛風だとか太り過ぎだとか言われているが、これは重要な国家機密(?)であろうから真相は分からないが・・・。

私も痛風持ちであるが、ここ3〜4年は発作が起きていないし、別段痛くもないから、痛風のせいではないような気がする。

思い当たることと云えば、私が生まれた時に、取り上げてくれた産婆さんが「この子の左足股関節は脱臼しているよ」と両親に告げたと云う。すぐに近所のほねつぎ院の柔道整体師の先生に来てもらって、股関節を入れてもらったのだと云う。

だが、どうも完璧には入らなかったようで、私の左足股関節はいまだに調子が宜しくないのだ。

歩き疲れると痛くなってくる。

どうも左右の足の長さが微妙に違っているようなのである。

そういえば、ここ最近はマッサージを受けていないのであった。

以前は毎週受けていたのに・・・。

きっとそのせいであろう。

腰の矯正をしていないから、ゆがみが出ているのかもしれないなぁ〜。

今週は久しぶりにマッサージを受けることにしよう。


■2017-03-13-Monday 論理性

最近の政治家らの物言いが論理性を欠いているように感じる。

まずは、小池都知事。

築地の汚染はコンクリートで覆われているからOK発言は明らかにオカシイ!

豊洲だってコンクリートで覆われているではないか。豊洲は危険であるかのような印象を国民(都民)に与えてきただけに、じゃぁ築地はどうなんだという疑問が誰だって湧いてくる。

自縄自縛の発言で、これは、後々に問題が出てくる失言だろうなぁ〜。

豊洲はダメ、築地も汚染されてるなんてことになったら、第三の道ってあるんだろうか?

いずれにしろ、問題の収拾のことを考慮せずに、国民受けする犯人捜しだけに注力すると、こういう問題が起きてくる。行政の執行者としては、破壊だけでは運営ができないのだ。

都議選まで、この問題を引っ張って行って、圧勝するつもりなんだろうが・・・。勝った後に、どうこの問題を収束させるのだろうか?今回の発言で都議選まで優位さを保てるのかなぁ〜。

稲田防衛大臣の国会答弁で、籠池理事長の弁護をしたとかしないとかの発言であるが・・・。

これは野党も、稲田大臣も両方とも何だかオカシイなぁ〜。

弁護士と云う職業上、依頼人がどのような人間であっても、弁護をすることは当たり前である。

殺人犯にだって、国選弁護人というのは付くのである。それを、野党は、さも籠池理事長は悪で、その悪人の弁護をするのはケシカラン!とは直接言っていないが、国民にそのような印象を与えるように発言している。

これこそがケシカラン!

だが、もっと悪いのは、稲田大臣の答弁である。職業上、弁護士時代に誰を弁護しようが、何の問題もないことなんだから、何故、そんな質問をするのだと逆に問い正せば良いのである。

野党も、与党も、問題の本質から離れた、クダラナイ週刊誌みたいなことを国会でやっている。

政治家の頭の程度の悪さだけが目に付く。

「長靴」発言で役職を辞任した政治家が居た(名前も知らない)が、国会での正式な発言でもなく、身内の後援会での軽口が、辞任に繋がるというのは、解せないなぁ〜。

これでは、政治家はジョークなんて口に出来ないではないか!

この発言を批判した菅官房長官もオカシイ!

これでは、ちょっとした発言で首を飛ばすぞ!ということになる。

事の重大性をいったい誰が判断するんだ!その基準は何なんだ!

こういう馬鹿なことをやっているから、政治家が尊敬されないんだ。

政治家らの発言には一貫性も論理性の欠片も感じられない。


■2017-03-14-Tuesday 理解不能

理解不能なことが続いている。

案の定と云うか、何と云うか、稲田防衛大臣が、籠池氏との関係を語った国会での答弁を誤りであったと認めて陳謝したが・・・。

この人、何で、昨日は「森友学園の裁判に関わったことはない」と言い切ったんだろう?「調べてから答弁します」でも良かったんじゃぁないのか。

記憶違いとか、記憶になかったとか言っているけど、言い切りさえしなかったら、こんな問題にはなっていないだろうに・・・。

自分でただ問題を大きくしただけである。

それにしても、弁護したとか、しなかったとか、弁護士は犯罪者の弁護だってするのが職業なんだから、一体この質問に何の意味があるんだろう。国会はこんなくだらないことに時間を使うよりも、もっと別なやり方があるだろうに・・・。

能登で女子高生が殺され、犯人と思しき大学生が自殺した事件。これも理解不能。

バス停で待っているところを拉致されて、使われていない祖父の家に引っ張り込んで殺害し、犯人もすぐに車に飛び込み自殺しているようだ。ニュースでその時間経過をみたら、拉致から自殺まで1時間程度でしかない。

いったい何があったのか。犯人も被害者も死んでいるから真相は分からないが、昔なら「憑依」殺人みたいな扱いの事件であろうなぁ〜。

神奈川県では、警察に捕まりたいからと、見ず知らずの人間を鉄パイプで殴って殺害するという事件が起きた。

こんな恐ろしい事件があろうか!

これでは街を一人で歩けないではないか!

思い当たる節もなく、いきなり殺害目的で襲われては、武道家でもなければ対応不能であろう。

日本国民は病んでいる。いや世界中が病んでいる。

これからどんな世の中になっていくんだろう。


■2017-03-15-Wednesday 策士やの〜!

森友学園の籠池理事長には

小賢しい策士が付いているようだなぁ〜。

15日には、日本外国特派員協会で記者会見する予定であったものをドタキャンして、菅野完なるドキュメンタリー作家と東京都内の菅野氏の自宅で面談。その内容を菅野氏が自宅前で記者の囲み取材で発表した。

これは実に小狡いやり方である。

第一に、本人が直接、特派員記者からの質問に答える必要が無いということ。これまでの会見に居た記者たちよりも、外国特派員の記者の方が数段スルドイであろうから・・・。

第二に、本人の直接の言葉ではなく、菅野と云う第三者の口を使って話させていること。後から菅野氏の発言内容が事実でなかったと分かっても、「聞き間違いではないか」と言い訳出来る。

そもそも、こう云う一当事者側からの一方的な発言、しかも第三者の何の資格もない作家に述べさせたことを、公共の電波を使って全国に放送すると云うのはメディアとして如何なものであろうか?

日本のマスメディアの質の問題である。視聴率さえ稼げれば良いと云うのでは困る。

今回の菅野氏の囲み会見は、関わった政治家や官僚に対する「脅し」以外の何物でもないだろう。

自分は、虚偽発言をしても罪には問われないような安全な位置を確保してから、誰それのせいだ。あいつが悪いんだ。と、質の低いメディアが飛びつきそうな、匂わせ方をする。

事の真相は分からないが、実に卑怯で、狡猾なやり方である。

ところで、この菅野完なる作家と称する人間は、一体何(誰)なんだろう?

こう云う人間を間に挟むことで、益々、訳が分からないようにしていくつもりなのだろうか?

しかし、「策士、策に溺れる」とも言うからなぁ〜。

この森友学園以外にも加計学園だとか云うのも出て来たようだ。

やっぱり、権力は腐敗するものであるのだろう。

それにしても、籠池一家には面白い役者が揃っているなぁ〜。この長男ってのは、なかなかの策士のようだなぁ〜。

本来なら、小学校を造るような資金的な余裕や人材的にもストックのない一私立幼稚園の理事長一家が、なぜにこんな無理筋のシナリオを考え出し、実行したのだろうか?

私の興味はそっちの方にあるがなぁ〜。


■2017-03-16-Thursday NHK

帯広のNHKのレポーターから電話で

ゴールデンウィークのマジック・ミュージアムのオープンに際して、生中継をしたいが可能かとの問い合わせである。

宣伝にもなるし、逆にこちらからお願いしたいくらいのありがたい話であるから、勿論OKをしたのだが、このレポーター女子は、去年のセミ・オープン(7月16日〜9月30日まで)期間にもマジック・ミュージアムを見ていないと云う。

まずは、現場を見てもらってから詳しい話をしましょうと云うことになり、16日の午前中に我が社を訪ねてくれたのであった。

NHKは2年前の12月3日のプレ・オープン式の前に、取材をしてくれて全国放送のニュースでも2回も放送してくれたのだが、レポーター女子はその番組は見ていないと云う。

その後に掲載された地元の新聞記事を見て、面白いと感じてレポートをしてみようと思ったのだと云う。

新聞に掲載された記事と写真からは、もっとコジンマリとした場所だと思っていたとのこと。まさに「百聞は一見に如かず」である。

実際に見てもらったことで、レポートの具体的なイメージも湧いてきたことであろう。

3月23日に放送されるBSジャパンの「開運!なんでも鑑定団 極上お宝サロン」とは、また異なった視点で紹介してくれたら有難い。

今月中には、私にとっての「極上の逸品」がアメリカから届く予定になっている。

それは、世界の有名マジシャンのブロンズの胸像6体である。

「ロベール・ウーダン」、「ハワード・サーストン」、「ハリー・ケラー」、「チャン・リン・スー」、「ハリー・フーディニ」、「ザ・グレート・ハーマン」の6人である。

こう人名を列挙してみても、一般人にとっては「誰だそれ?」って云うだろうし、最近の若手のマジシャンでも同様のことを言うであろう。

マジックの歴史を勉強したマジシャンでなければ、興味がない分野であることは十分に分かっている。

アメリカのマジックの雑誌で、このブロンズ像を見掛けて、是非とも我がマジック・ミュージアムに展示したいとズッ〜と思っていたのである。ひょんなことから仲介してくれる人を見つけて、やっと入手に成功したのであるが、6体全部が揃うのに半年掛かったと云う次第である。

エディションナンバーはそれぞれ40分の〇〇となっているから、世界に40体しかない製品なのである。

かの、アメリカの超有名マジシャンのデビッド・カッパーフィールドが自身で作った日本中に紹介したいと考えているのだ。

2年前のNHKの全国ニュースのお陰で、全国各地からの寄贈品が続々と届くようになった。前回の放送から、どれだけ展示品が充実したかを見せたいと思っている。


■2017-03-17-Friday 家族旅行1

去年、入院してから人生観が変わった妻が

いろいろな所に行きたいと言う。

本来なら海外旅行に行きたいというのだが、海外は今、テロが多いし、アメリカもトランプが大統領に就任してから、危ない様に感じるので国内旅行にするという。

私は、「北の屋台」の関係で「観光カリスマ百選」に選出されたことで、日本国中から講演の依頼を受けるようになった。そのお陰もあって、まだ行った事がない県は佐賀県のみであるほど全国を巡っている。

健康状態はまだ万全ではない妻をサポートして付き合うのは、旅行好きの私にとっては、楽しいことでもあるのでもちろん大歓迎である。

今年は、夫婦共に還暦である。

去年はいろいろなアクシデントが重なったことから、それらの厄払いの意味も込めて「伊勢神宮」にお参りに行くことにした。

私は30年ほど前に一度伊勢神宮は行っているが、内宮だけで外宮の方には行っていない、じっくりと伊勢神宮を参拝するのも良いだろうと思ったのである。

今回の旅行の日程は、妻が全部アレンジしたいと言うので、行き先から宿の手配まで全てを任せることにした。

私は従うだけである。

この3連休はかなり混み合うであろう。息子が岐阜県で働いているので、息子にも同伴しないかと妻が声を掛けたら「両親の還暦祝いに費用は全額僕が払うよ」と言ったという。すると、東京に居る次女がチャッカリ同行すると言う。

妻は息子の申し出に感激していた。私も妻も両親の旅行費用を払ってあげるなんて口にしたこともないからだ。

妻は、ネットや旅行会社と相談しながら、いろいろと計画を立てていたが・・・、いつも私が立てる旅行プランはユッタリし過ぎると不満タラタラなのである。妻はせっかく行くんだからとスケジュールを詰め込む性格なのであった。

岐阜県に行くんだから、飛騨高山や白川郷も見たいと、スケジュールプランを作ったのだった。どうやら北海道以外の県は狭いと思い込んでいるようだが・・・。

北海道から名古屋近郊までの移動だけで半日が掛かるから、これだけの移動距離なら、乗り物に乗っている時間の方が、見学する時間よりも長くなってしまう。

結局、前後の宿泊日を増やして、北海道からの移動時間を観光に影響しないようにアドバイスをしたら・・・。

今度は、帯広から岐阜にそのまま入るのは勿体無いから、東京で遊ぼうという。

何かないか探してという要望である。結局、劇団四季のミュージカル「アラジン」のチケットを取ることになったのであった。(つづく)


■2017-03-18-Saturday 家族旅行2

ミュージカルは大好きである。

東京に出張する際には、時間があったら観劇をするようにしているくらいなのだ。

だが、劇団四季はチケット入手が困難である。ネットで検索して割高のチケットをなんとか入手した。

東京から合流する次女も私に負けず劣らず観劇が好きであるが、教えると会社を休むなんて言い出しかねないから、内緒にして夫婦二人だけで観たのであった。

「アラジン」はマジックの要素もタップリとあって、とても楽しめた。

終演後に品川から新幹線で名古屋まで行く。

品川駅からは7分おきくらいに新幹線の列車が出ているが、連休前日の金曜日の夕方と云うこともあるのだろうが、どうしてこんなに人は移動する必要があるのだろうか?

名古屋駅で降車し、私の大好きな「味噌煮込うどん」を食べに行く。妻は嫌いだと言うが、名古屋に来たらこれを食べなきゃ・・・。

以前に帯広の商店街関係者と名古屋に来た際にも、皆を連れて、この山本屋の店に入ったが「うどんが生煮え、タレが濃すぎて塩辛い、値段が高い」と文句ばっかりであったが・・・。

私の祖父が山梨県出身で、我が家では甲州名物「ほうとう」と云う煮込みうどんを月に一度は作って食べていたから、この種の煮込みうどんが大好きなのだ。

妻は一口食べただけで、後はビールと焼き鳥といたわさを食べていた。

食べてからすぐに、岐阜に向かう、北海道の感覚だと大きな街へは1時間以上が掛かるのだが・・・、知らない場所の距離感が実感出来ないが快速電車で20分である。この距離なら通勤も十分に可能な距離だ。

岐阜駅で息子と合流して駅前のホテルに入る。

妻は部屋で休んでいると言うので息子と2人で夜の街を散策するが、入りたくなるような店がないので、コンビニで酒を買ってホテルに戻る。

次女が22時頃にホテルに到着した。今回の家族旅行には長女夫婦も誘ったがのだが、仕事があって休めないとのことなので、これで4人のメンバーが揃ったのであった。(つづく)


■2017-03-19-Sunday 家族旅行3

18日(土)

岐阜駅前のホテルに観光タクシーを予約しておいた。

電車で行って、到着駅でコインロッカーを探して荷物を預け、そこからバスやタクシーで目的地の観光に向かうよりも、4人なら最初からタクシーで行った方が楽だと考えたのだろうが、正解であった。

帰りは電車で高山駅から名古屋駅まで戻るのであるから、なるべく異なる交通機関で行き来する方が色々と楽しめる。

岐阜から白川郷に高速道路で向かう。途中の道路はやたらとトンネルばかりである。30個くらいはトンネルを抜けたのではないだろうか?

しかもかなり長い。白川郷に入る手前のトンネルは実に11㎞もあったのであった。

白川郷は私も初めてである。最初に白川郷を一望できる展望台に案内してくれたが・・・、居たのは外人さんばっかりである。中国人、韓国人以外にもマレーシア人やタイ人などのアジア系が多いが、ヨーロッパ系の白人も居た。

展望台から駐車場に行き、徒歩で向かうが、川に掛かるコンクリート製の吊り橋に人が大勢乗って、揺れながら渡るのはあまり気持ちが良くないものである。

合掌造りの家は長瀬家・和田家の2軒を見学したが、屋根裏部屋の広さがスゴイ。ここで観光用に客に家を見せながら、奥では生活を続けているという。私にはできないなぁ〜。

ここでは「蕎麦」を食べたいと思っていたが、一番美味しいと評判の店は残念ながら休みであった。仕方がないので、喫茶店風の蕎麦屋さんに入ったのだが、立ち喰い蕎麦みたいな感じでこしがまるでなかった。

蕎麦の前に「どぶろく」を飲んだが・・・。普段は、お天道様が出ている間は酒を飲まない主義なのだが、旅行に来て車を運転する必要がないとついつい飲んでしまう。ここ最近は家で飲むのは、持病もあって、もっぱら焼酎なのであるが、やっぱり日本酒が一番好きなのだ。

五平餅と云うのも食べてみたが、しょっぱいだけで砂糖が効いていないからイマイチであった。北海道人は甘じょっぱい味に慣れているからなぁ〜。

ここからまたタクシーで飛騨高山駅前まで行くが約1時間掛かる。結構な距離である。この辺の距離感が地図では分からない。

駅でタクシーとは別れて、コインロッカーに荷物を預けて高山市内を徒歩で散策する。

最初は「陣屋」に行く。広さに驚きながらもジックリと見学。次に古い町並みを歩くが、観光客がものすごい人数で、どの店も人で溢れている。買い物をする気がないから、外側を見て歩くだけ、交差点に出たら「山下清原画展」の看板が目に入った。高山と山下清は関係があるわけでもないだろうに・・・。高い入場料を払って見学するが、これがなかなか良かったのであった。ここでかなり時間を取られてしまった。

高山と云えば「からくり」の山車である。これを観ずしては帰れないと、屋台博物館に向かうが、5台が飾ってあるだけ、4月の祭りに備えての整備に入っているらしい。見たかった隣の「からくりミュージアム」は休館していた。残念!引き返して隣接する博物館に入るが、何故か飾られているのは精巧な日光東照宮のミニチュア模型であった。

16時に、駅に戻って、今晩宿泊する宿「ひだ高山倭乃里」からの迎えの車を待つ。(つづく)


■2017-03-20-Monday 家族旅行4

18日の夕方

高山駅に旅館からの迎えの車が来て「倭乃里」に行く。同乗したのは英語を話す若い東洋人カップル、想像するにシンガポール辺りから来た感じである。

着いたところは川添いの古びた建物、近くの160年前の民家を移築したものだと云う。玄関を入ると広い空間の真ん中に囲炉裏が切ってある。

風情タップリで薪の焼ける匂いが心地よい。囲炉裏に座るとその囲炉裏のお湯でお茶を入れてくれ、お茶を飲みながら宿の説明を受ける。

敷地面積は約5万㎡に部屋はわずか8つ(客室4室、離れ4棟)である。

一番奥の部屋に案内されたが、静かで川のせせらぎしか聞こえない。

早速、着替えて温泉浴場に向かう。

温泉の成分表示を見ると源泉は21度の冷泉を温めているようだ。岩風呂と檜風呂が男女に分かれている。

従業員は比較的若くて、皆おっとりとしているから落ち着く。

夕食は別室で、囲炉裏のあった玄関の上横の中二階の部屋、かつての使用人の部屋を改造したものだが、囲炉裏が見える小窓があって雰囲気も良い。料理はどれも美味しい。息子が甲殻類(エビやカニ)山芋のアレルギーがあると予約時に伝えてあるので、息子だけ料理が他の3人とは若干異なる。

我が家は、皆、胃袋が小さくて小食である。一品一品の量は少なくても、品数が多いとすぐに満腹になってしまうのだ。出てくる料理は見た目も素晴らしく、またどれもが美味しいから出て来たモノを全部食べていくのだが、そうすると4品目くらいで満腹になってしまう。まだまだ半分にも至っていないのに・・・。

また、我が家は普段は夕食時には酒を飲まない。私は、ほとんど毎日酒を飲んでいるが寝酒なのである。

それが、こう云う場所だと、食前酒、ビールときて、最後は日本酒になってしまう。料理と一緒に飲むなら日本酒が一番美味しいからだが、小食なのに酒を飲んだら、ますますお腹が膨れてしまって量が食べられなくなってしまう。

食事に2時間掛けるのも家風に合わない。家族で外食に行っても、最後に入って最初に出てくるのが我が家なのである。

美味しいのに食べられないというのも苦痛だし、なによりも残すのはモッタイナイことだ。

食事を終えた後は、囲炉裏を囲んで、語り部が民話を話してくれると云う。行くと、先客の夫婦が居た。

妻が「どちらから来られたんですか?」と夫婦に尋ねたら「仙台から」と云うので「長女が仙台に嫁いでいるんですよ」と答えたら、夫婦が「北海道の帯広と云うところに息子が居ましてねぇ・・・」と云うので「エ〜ッ、帯広にですか!それは奇遇ですね。私たちは帯広から来ました」と言うと、双方ともにビックリ仰天!

飛騨高山のたった8室しかない旅館で、囲炉裏を囲んだ2組の家族。

仙台と帯広から来ていて、帯広の娘が仙台に嫁いでいて、かたや仙台の息子が帯広で働いていると云う。なんという偶然であろう。この確率っていったい何%くらいなんだろうなぁ〜。

話がはずんで、帯広に来た際にはマジック・ミュージアムに寄って下さいと名刺を交換したのであった。

心地よい夜を過ごし、静かな部屋で朝までぐっすりと眠ることが出来た。

(つづく)


■2017-03-21-Tuesday 家族旅行5

19日(日)

旅館の朝食はとても豪勢なメニューで、小食の坂本家ではとても食べ切れない品数と量である。

普段はミルクティとヨーグルトくらいしか食べていないから胃袋がビックリしている。バイキングで好きなものだけ取って来て食べる方が我が家には合っているようだ。

高山駅まで旅館の車で送ってもらう。9:38発のひだ6号で名古屋に向かうが、12:02着の名古屋では、JRから近鉄に乗り換えて伊勢市に向かうスケジュールになっている。

妻が作ったこのプランでは、乗り換え時間がわずか8分間しかないのである。慣れた駅や小さな駅なら8分間でも余裕であろうが、名古屋みたいなデカい駅で、しかも会社が異なっていて、JRと近鉄なのである。土地勘がないから移動時間が読めない。電車は遅くなることはあっても、早く着くことはあり得ない。

車中で車掌に、近鉄に乗り換えるには何号車で降りて、どの方向に行けば早いかを尋ねた。

先頭車両から降りて、進行方向に向かうと、すぐに近鉄の改札口があると教えてくれたので、到着5分前に乗っていた2号車から先頭の10号車まで車内を移動したのである。少しでも駅構内での移動時間を短縮するためだ。

さぁ、後3分で名古屋駅に到着すると云う車内アナウンスがあった途端に急停車した。原因は信号の異常音云々と云う。結局、列車は10分遅れで名古屋駅に到着、近鉄の改札口は確かに目の前で1分も掛からなかったが・・・、列車は発車した後なのであった。

北海道と違って、私鉄も本数が多いから助かる。40分後の列車に乗ることが出来たのであった。

モノは考え様である。車内販売が無いから、このまま近鉄に乗っていたら昼食抜きであった。逆に40分の時間があったことで駅弁を買うことが出来たのであった。

伊勢市駅に14:11に到着、コインロッカーに荷物を預けて伊勢神宮の外宮を参拝する。

私は外宮にお参りするのは初めてである。

昨日の情報では、この3連休の伊勢神宮の混み具合はスゴイと聞いていたのだが、思ったほどではなかった。1時間ほどで、正宮・多賀宮・土宮・風宮と順番にお参りすることが出来た。

「式年遷宮記念せんぐう館」と云う博物館のようなものが外宮敷地内の匂玉池のほとりに建てられたと云うのでここを見学したが、最近、私は日本古代史に興味を持っているのでとても勉強になった。

旅館に行くにはまだ早いので、伊勢駅近くにある別宮の「月夜見宮」に参拝する。ここはイザナギノミコトの禊から誕生した三貴神の一人「月夜見尊(つきよみのみこと)」を祀ってあるところだ。

このツキヨミノミコトは、神話でもほとんど登場しない神さまで非常に影が薄い。行ってみて驚いた。なんと参道が直角に折れ曲がっているではないか。

これは「怨霊」を閉じ込める神社の造り方である。罪が無いのに陥れられて、恨みを抱いて憤死したから怨霊になる。陥れた方の人間には負い目があるから怨霊に成らぬようにと神として神社に祀るのである。

怨霊は真っすぐにしか進めないと信じられていたから、怨霊を神社に祀り閉じ込めておくためには参道を直角に曲げて造るのである。だから、逆に言えば、直角に曲がる参道の神社に祀られているのは怨霊ということになるのだ。

神話にもほとんど登場しないから、この神様がなぜに怨霊なのかは知らないが、行ってみて初めて分かることもあるんだなぁ〜。

伊勢駅前からタクシーで旅館「京平荘」に向かう。ここは料亭旅館で部屋数は5部屋しかなく、料理が有名な宿である。

部屋毎が独立した造りになっているから、隣の部屋の音は聞こえないようになっていて静かに過ごせる。

料理は、昨晩の旅館と同じに、品数も量も多い。ここでも事前に息子の甲殻類(エビ・カニなど)アレルギーを伝えてあるから、息子だけ料理が若干異なるのだが、伊勢に来たのに「伊勢海老」を食べられないとは不幸な奴である。

食事はとても豪勢で、どれも美味しいが、やっぱり坂本家の小さな胃袋には合わない。メインディッシュはA5ランクの松坂牛のステーキであったがここに辿り着く前に満腹になってしまったのだった。

この旅館には大浴場がなく、部屋の風呂に入るのだが、4人だと時間が掛かる。

普段はほとんど歩かないから、歩き疲れて風呂を出たらすぐに眠ってしまったのだった。(つづく)


■2017-03-22-Wednesday 家族旅行6

20日(月)春分の日

旅館の朝食も豪勢で食べ切れない。今度からは朝食バイキングのホテルの方が良さそうである。どうも坂本家は貧乏臭いなぁ〜。

9時にタクシーで、「二見興玉神社(ふたみおきたまじんじゃ)に向かう。妻が作ったプランには無かったが、旅館からは車でわずか10分程の距離だと云う。

二見浦の注連縄(しめなわ)で結ばれた「夫婦岩(めおといわ)」は正月元旦のテレビによく映る風景で、せっかく夫婦の還暦祝いの旅なのだから、ここを訪ねなければ意味がない。

タクシーを待たせて参拝したのだが、小さなところだったのでわずか15分で戻って来て、内宮に向かう。

道路は少しずつ混み始めている。

宇治橋前の広場には、すでに人が大勢居る。広場の横のコインロッカーに荷物を入れるが意外と空いていたのでビックリした。空いていないかなぁと思っていたからだ。

人の多さは、昨日の外宮の比ではない。20倍ほども、内宮の方が参拝客が多そうである。それでもまだ内宮も昨日よりはかなり人出は少ないのだと云う。

3連休の真ん中の日曜日であった19日の人出は、それこそ人も車も渋滞していたそうだ。今日はまだ、スイスイと進んで行く。それでも午後からはもっと人出があるだろうと云う。伊勢神宮の参拝の仕方としては、まず外宮を参拝して、それから内宮を参拝するのだそうだから、ちょうど昨日空いていた外宮を参拝し、内宮も午前中に参拝したのは正解であったろう。

内宮は正式には「皇大神宮」と云う。まずは順番通りに、手水舎で清めて、五十鈴川御手洗場の川でも手を洗った後、正宮・荒祭宮・神楽殿と回って、お神札授与所で、お札やお守りなどを購入、風日祈宮をお参りして子安神社を経て宇治橋に戻った。

昼食は門前町の「おはらい町」「おかげ横丁」で食べようと考えている。タクシーの運転手からの情報では「すし久」で「てこね寿し」をと言われている。12時少し前であったが、すでに満席で10分程待って2階の奥の部屋に案内された。その階下には別の店が営業している。どちらが借りているのかは聞かなかったが、繁盛している店である。

我が家は小食であるから、3人分のメニューを注文して4人でシェアすることにした。てこね寿し、ひつまぶし、炊き込みご飯の3種類を注文したが、それでも食べ切れなかったのであった。

次は、平成5年に出来た「おかげ横丁」に行く。

私が前回、伊勢神宮に来たのは平成6年4月であるから、ここには、出来てすぐに見学に訪れていることになる。その時には、こんなに店もなかったし、お客の数も少なかったが・・・、何故だか、ここの劇場で人形浄瑠璃を見た記憶があるのだが・・・。

その場所に行ってみたら「おかげ座 神話の館」との看板が掛かっている。古事記をアニメや和紙の人形で紹介していると云う。私は古事記は好きで内容も良く知っているが、妻や子供らは知らないと云う。お前らは日本人か!

それでも、まぁ楽しそうなので、お付き合いして観たのだが、まぁまぁ面白かった。

案内人が、この近くに猿田彦神社があると云うので、場所を教えてもらって参拝する。鼻が大きい異形の神であり、天狗の祖とも云われる猿田彦(サルタヒコ)の妻は「天宇受売命(アメノウズメノミコト)」で芸能の神様である。何故、彼女が芸能の神様になったのかと云えば、天照大御神(アマテラスオオミカミ)が天岩戸に隠れた時に、アメノウズメが裸同然の恰好で舞を踊り、それで男神たちが騒然となったのでアマテラスが何事かと少し岩を開けて外界を見るために空けたわずかな隙間に、天手力男神(タヂカラオノカミ)が手を入れて、岩戸を開いたのである。

つまり、アメノウズメはストリッパーの元祖であり、そこから芸能の神様になったのだ。そのアメノウズメにマジック・ミュージアムの成功を祈願したかったのである。

猿田彦神社から、再び「おはらい町」に戻り、タクシー運転手推薦の「利休饅頭」をお土産に買い、定番の赤福本店に行って赤福を食べる。

後は、帰るだけなのだが・・・、妻が「伊勢志摩と云ったら真珠よね〜」と言い出した。私がシランプリして行こうとしたら、息子が妻にプレゼントすると云う。手頃な値段のピアスを買ってもらって至極ご満悦であったが、もしも私が買ってあげるなんて口にしようものならきっと高価なモノを買うのであろうが・・・。

コインロッカーから荷物を取りだし、タクシーで伊勢市駅に行き、近鉄で名古屋駅まで、次女はここで新幹線に乗り東京に戻る。

駅前のホテルにチェックイン後に3人で居酒屋で夕食。やっぱり我が家は貧乏性だなぁ〜。高級な料亭料理よりも焼鳥屋の方が性に合っているようだ。

食後に息子は電車で岐阜のアパートに戻る。

妻と二人で、名古屋の夜の街に行く。

ネットで検索して「マジックバー モメントス」に飲みに行った。

3人のマジシャンの実演を楽しんで帰る時に、マジシャンの伊賀奈功さんが「帯広には良く遊びに行く」と云うので、マジック・ミュージアムのことを宣伝しておいたが、今回の旅には、帯広と云う地名がよく登場するなぁ〜。

もう一軒行こうかと思ったが、妻が疲れたから大浴場でお風呂に入りたいと云うのでホテルに戻って寝たのであった。

翌朝は、名古屋ー品川ー羽田空港と移動して無事に帯広に到着。天候が21日から崩れると云うが、この旅行期間は実に良い天気であった。やっぱり私は「晴れ男」であった。(おわり)


■2017-03-23-Thursday 鑑定団!放送日

23日は「開運!なんでも鑑定団極上お宝サロン」の放送日

事前に、全国各地の知人らに告知しておいたが、BS放送を視聴出来ない人が結構多いのであった。

2月13日には帯広で10時間の撮影、25日には東京のスタジオでも石坂浩二さんらとの絡みは90分程度の撮影であったが、通算では17時間ほどの撮影をしたものを30分弱に編集して放送すると云うのだから、どんな出来上がりになっているのかは、この日の放送を見るまでは、私にも見当がつかなかった。

嬉しい反面、心配でもあったが・・・。

一緒に自宅のテレビで見ていた妻が「あらっ、案外良く映っているじゃぁないの」と云う。

自分でも、まぁまぁ良かったかなぁ〜とは思っているが、強いて言えば一ヶ所だけ、マジックの実演は、テレビに映った種類も、実演時間も数十倍も演じているのだが、失敗したチャイナリングを落とした場面が映ったのが・・・。まぁ、ご愛敬ということで・・・。

撮り直しまでした「カードマジック」が全く映っていなかったのが残念であった。

一番残念だったのは、松丸アナウンサーが私に「これまで費用はいくら位掛かったのですか?」と問いかけ、私が「そうですね〜、高級外車が楽に買える位ですかね〜、でもマジシャンにお金の心配は無用なんですよ!」と云って、左胸の内ポケットからヒンバーワレット(マジック用長財布)を取り出して白紙を3枚出して、それを1万円札3枚に変化させるマジックを演じると、松丸アナウンサーが「私、その財布が欲しいわ〜」と云う場面が丸々カットされていたことだ。

面白い場面だと思っていたのに・・・。

まぁ、元々「開運!なんでも鑑定団 極上お宝サロン」は、所謂「マジック」の番組ではないから、マジックの実演よりも、グッズやらコレクターを紹介する番組なんだから当たり前と云えば当たり前なんだけどね。

この番組にとっては、「マジックグッズ」も「マジシャン」もちょっと普通のコレクションやコレクターとは異質なのかもしれないなぁ〜。

でもその分、ディレクターも、これまでとはちょっと違った面白い番組が作れましたと云っていたから、まぁ、良かったんじゃないだろうか。

後半の「土人形コレクター」の放送がまだ終わっていないのに、遠くは沖縄や富山、東京、札幌などからメールや電話が入ってくる。

随分と多くの人が見てくれたようだし、皆、素晴らしかったよと云ってくれるので一安心。

でも、つまらなかったと云う人は電話やメールをわざわざしてこないから当たり前だよね〜。

直接に告知していなかった人からも、「見たよ〜」とのメールが入る。人気番組だから、偶然に結構、みんな見ているんだよなぁ〜。

一様に反応が良かったので、とても嬉しかった。大満足!


■2017-03-24-Friday 証人喚問

23日は国会に籠池理事長が

証人喚問されるので、国民の多くが関心を持ってテレビを見るだろうし、夜のニュース番組でも、かなり取り扱われるであろうから、テレビ疲れをしてしまって、私が出演する21時から放送の「開運!なんでも鑑定団 極上お宝サロン」の視聴率が下がってしまうのではないかと心配であった。

かく言う私も10時からの国会の生中継を会社で見ていた口だが・・・。

この籠池理事長の心臓の強さはスゴイなぁ〜。宣誓、サイン、捺印も手が震えることもなく淡々とこなしていた様だし、答弁も良く通る大きな声でハッキリと答えていた。

恐らく、国民の見た目の印象はそう悪くは映らなかったのでないだろうか?

籠池理事長の性格と云うか精神分析というかを画面を通して、私なりにやってみると、この人には、いわゆる「詐欺師タイプ」の性格があるように感じられた。

「詐欺師タイプ」の人間には、誇大妄想的な考え方があって、自分に都合の良い様に話を膨らませては、虚実ない交ぜに話を構築し、作り上げた話を完全に自分では「事実である」と思い込んでしまうと云うものである。

他人を騙す以前に、自分の脳を騙してしまい、自分で真実であると完全に思い込んでしまうのである。こうなると自分では事実だと思っているから、それこそ「嘘発見器」なども無意味なのである。

こうして、作り上げられた「嘘」も自分では「真実」だと信じているから、堂々と他人に述べられるのであるし、だからこそ、他人を簡単に騙せるのでもある。

私は、実際にこう云うタイプの人間を知っている。

籠池理事長と直接会って話をした訳ではないのだが、画面で見ると、どうも、籠池理事長は、このタイプでありそうな気がするなぁ〜。

証拠が無くて証明の仕様がない事は、言った者勝ちなのである。

籠池理事長は「どうせ、このままでは自分は破綻する。どの道、請求書などの問題で刑事責任も取らされる。偽証罪に問われてたとえ罪が増えたとしても目糞鼻糞だから、それならば死なば諸共で、一緒に地獄に落としてやる」なんて気になっているのかも・・・。

登場人物のキャラクターが立っているから、みな面白がっているが、ロンドンでもテロが起きたし、北朝鮮はまたミサイルを発射して失敗したようだし、こんなことで国会が混乱するなんて、もっと他にやらなきゃならないことが山積しているだろうに、情けない国だなぁ〜。

そもそも、100万円の寄付にしろ、10万円の講演料にしろ、何か問題でもあるのか?

それこそ、安倍首相が「私も、妻も関わっていたら、首相も議員も辞める」なんて大見得を切ったから、野党も「ようし、そこまで言うなら首を取ってやろう」と意気込んだのではないか?

火をつけたのは安倍首相の幼い、むきになった発言が元であろうに・・・。

でも、安倍首相も放射能を「アンダー・コントロール。だなんて簡単に言っちゃう人だしなぁ〜。どっちも、どっちである。

国会がワイドショー化している。実に情けない!


■2017-03-25-Saturday 母の誕生日

母は今月の誕生日で満86歳になる。

先日、私が映ったテレビ番組の「開運!なんでも鑑定団極上お宝サロン」を見て「お父さんソックリになったね〜。お父さんもハンサムだったけど、あんたも石坂浩二よりもずっとハンサムに映っていたよ」と身贔屓して喜んでくれたのであった。

番組の中の、マジックのイリュージョン(ジグザグBOX)の実演で、助手を務めてくれた姪(弟の娘)の慰労も兼ねて、弟一家と私たち夫婦で、母の誕生会を市内の北海道ホテルで行ったのである。

ここ2〜3日の天気で、すっかり雪解けも進んで、我が家も庭に積もった雪がかなり融けて来た。

昔、父がこの季節になるとスコップを持って、日陰の雪の塊を、日向の方に運んでは、雪解けを促進することをやっていたが・・・。

当時の私は「そんな事しなくても、自然に融けるのに・・・」と手伝いもしなかったものだったが・・・。

DNAとは恐ろしいもので、何故だか私も、この年齢になると、父と同じことをやるようになったのである。

日陰の雪の塊を壊して、日向に置くと、見る間に雪や氷が融けていく。これが面白いのである。何だか春を自分で引き寄せているような気分になるのだ。

テレビの番組中には、私の学生時代の細かりし頃の写真が出てきたが、母は「お父さんも結婚した頃はとっても細かったのよ。それが段々と太っていったの・・・」と云う。

私の仕草や行動が父にダブルらしい。

母は去年の今頃に、転んで骨折し、長期入院したが、リハビリを受けて杖だけで歩けるように回復した。今年は去年の分を取り戻すように、親孝行でもしようと思っている。


■2017-03-26-Sunday 日曜日

久しぶりに朝までユックリ眠った。

ここ最近は、結構忙しくて朝も早く起きる日が多かったから・・・。

自宅のパソコンの調子が悪くて、ネットにつなぐことが出来ないから、会社に行って、メールなどを確認する。

全国放送のテレビ番組BSジャパンの「開運!なんでも鑑定団 極上お宝サロン」に出演したので、全国各地の知人から「見たよ〜」のメールが入っている。

BS放送を視聴出来ないと云う人も大勢いたが、結構多くの方々が視聴してくれた。見た方から「ちょっと短かったね〜」と云われるが・・・。

23分間と云う放送時間は、かなり長いのだが、アッと云う間に終了した感じがすると云う。これまでのこの番組の進行の仕方と異質な展開なので、短く感じるのだろうかなぁ〜?

マジックの道具は、他のコレクションと違って、石坂浩二に見せてお終いではなく、マジックの実演もするのだから、その分余計に時間が掛かることになる。

マジックには、前振りと云うか、前説と云うか、マジックの現象を際立たせる為の演出が必要なのだが、それをひとつひとつやっていると一個の道具の紹介に2分以上が掛かってしまうことになる。

そうなると23分間では、紹介出来る数が少なくなってしまうのだ。

これまでにも、一人のコレクターに1時間まるまる掛けた放送日もあったのだから、私も1時間にしてくれれば、かなり余裕を持って面白い番組に出来たとは思うのだが・・・。

まぁ、仕方のないことである。

毎日18:10〜19:00まで、北海道のNHKで全道放送している「ほっと北海道」と云う番組があるが、この番組に4月11日に出演することになった。中継車を出しての生中継になる予定である。生中継でマジック!難しいんだけどね〜。

大相撲の千秋楽はすごかったねぇ〜!新横綱の稀勢の里が、13日の日馬富士戦で左肩を負傷、休場するのかと思ったら、14日に強行出場して鶴竜にあっさりと押し出されて2敗。

優勝するには、トップ1敗の照ノ富士に本割り、決定戦と2連勝しなければならない。あの体のコンディションでは無理だと思っていたが・・・。

凄かったねぇ〜。でもこの無理で力士生命が短くならなければ良いのだが。

映画「SING」を観てきた。春休みと云うこともあって、映画館は満員。これまで毎週の様に映画館に来ているが、こんなに混んでいるのは初めてである。

まぁ、この時期の北海道は端境期で、他に何も遊ぶことがないからなぁ〜。

自宅に戻ってNHKの大河ドラマ「女城主 直虎」を見る。先週は旅行中で見逃していて、昨日の再放送も見逃してしまったから、ストーリーがつながらない。

そのせいなのかなぁ〜。とてもツマラナイ。連続するドラマは一回見逃すとダメだね〜。


■2017-03-27-Monday ブロンズ胸像

待望のマジシャン胸像が届いた。

去年秋に発注していた、世界の有名マジシャン6人のブロンズ胸像が、今日ようやく6体全部が揃ったのである。

以前にも書いたが、「ロベル・ウーダン(9/30)」「ハリー・ケラー(15/30)」「ハワード・サーストン(13/40)」「チャン・リン・スー(10/40)」「アレキサンダー・ハーマン(11/30)」「ハリー・フーディニ(17/40)」の6人の胸像である。『()内の数字はエディションナンバー』

それぞれ、30体ないしは40体しか製作されないもので、どれも若い番号が付いている。

できれば「開運!なんでも鑑定団 極上お宝サロン」の撮影に間に合って欲しかったのだが、残念ながら、それは叶わなかった。

まぁ、もっとも、世界の有名マジシャンとは言いながらも、一般人でこの6名のマジシャンのことを知っている人はほとんど居ないであろうし、また、マジックを趣味とする人であっても、知っている人は極々少数であろうと思われる。

それぞれ活躍したのが18〜19世紀、20世紀初頭と云う古いマジシャンばっかりだから、マジックの歴史でも研究していなければ、知るわけもないか!

しかし、長年、探し求めていたモノを入手する喜びは格別である。アメリカのマジック専門雑誌の「MAGIC」誌に載っていたのを見つけて以来、ず〜っと、どうやったら入手出来るが、その方法をこれまたズ〜ッと探っていたのだ。この心理状態はコレクターでなければ分かるまいが・・・。

これこそ、こんどの4月11日のNHKの「ほっと北海道」の生中継で紹介したいなぁ〜。

今日は嬉しくて、嬉しくて仕方がない。今日の酒はきっと美味いぞ!


■2017-03-28-Tuesday 胸像2

先日届いたマジシャンの胸像について調べてみた。

作者と云うかデザインというか、元になるモノを製作したのは Mitch Devane(ミッチ・ディヴェイン)と云う人で、映画の特殊メイクなどを手掛けている人らしいが・・・。よく分からない。

展示するにあたって、製作者の顔写真を載せようかと考えたのだが、YaHooで検索しても、どれが本人の顔なのか見当がつかない。

そのMitch Devane(ミッチ・ディヴェイン)の製作した原型を基にして製造したのがSpectral Motion(スペクトラル モーション)と云う会社である。

こちらも映画の特殊メイクに関係した会社のようだ。HPを検索したら、確かにこの6体のブロンズ像が販売されている。

この6体のブロンズ胸像は、アメリカのマジシャンで世界的に有名なデビッド・カッパーフィールドのコレクション。The Academy of Magical Arts(ハリウッドにあるマジック・キャッスル)にも展示されているらしい。

なかなかに素晴らしいモノである。

果たして、日本にどれだけ輸入されているのだろうか?

でも、マジックの演技には直接関係しないし、こんなモノを購入する物好きな人は、それこそマジック博物館を造ろうと考えている人間くらいであろうから、そうそう居るもんじゃぁないだろうなぁ〜。

結構、ワクワクしてきたぞ!


■2017-03-29-Wednesday 旅行会社

旅行会社てるみくらぶが破産したが・・・。

私も旅行が大好きで、これまでに色々な所に行っているが・・・。

春休みの旅行シーズンのド真ん中で、いきなり破産って云うのは、ちょっと酷いんじゃぁないだろうか?

まだ、旅行に出掛けていない人は、1%程度しか返金されない見通しと云うのだから頭に来るであろうが、それでも詐欺にあったと諦めるしかないだろう。

が、しかし既に現地に行っている人達は、どうするんだろうか?

元々、旅費を安くあげようと考えて、この「てるみくらぶ」を選んだのだろうから、それほど金銭的に余裕がある人達ではないであろうなぁ〜。

国内旅行なら、言葉も通じるし、陸続きだから、最悪歩いて帰ることも可能だし、まだ何とかなるであろうが、海外となると大変だろうなぁ〜。

安い旅行であるから、もちろん添乗員も付かないであろうし、外国語が堪能ならよいが、ほとんどの人は言葉も通じないだろう。

ドライな国柄であれば、金が無い客など相手にもしてくれないであろうから、ホテルから追い出され、帰りの飛行機のチケットも購入できないとなったら、途方に暮れてしまうだろうなぁ〜。

楽しいはずの旅行がこれでは悪夢である。

トラベルにトラブルは付き物であるが、この事態を個人で解消するのは至難の業であろうなぁ〜。現地の日本大使館に駆け込むくらいしかないであろうが、大使館が近くにない場所だったら・・・。

こんなギリギリまで、破産を伸ばしたのは罪作りであるなぁ〜。

80人程度しか社員がいないのに、新卒者を50人も内定を出していたともいうのだから呆れる。この女性社長は、自分のことだけしか考えていなくて、他人の事などは、どうでも良いのだろうなぁ〜。

もう後2〜3日で社会人になると云う若い人たちに、この時期にいきなり破産なんて、彼らの就職先を今から手当なんぞ出来ないであろう。

旅行だけでなく、他人の人生までもフイにさせた罪は重いぞ。

今回の事で、私も以前、知人がやっていた旅行会社と、似た様なトラブルに巻き込まれたことがあったのを思い出した。

2000年の夏休みの家族旅行である。

この当時、「北の屋台」のことで、ハチャメチャに忙しかったが、家族旅行ってものは、行けるときに行かなければ、暇になってから行くと云うのは逆に難しいものだ。

子供らの夏休みの日程にも合わせて1年前から計画し、10ヶ月前に知人の旅行会社に依頼したのだが・・・。

1ヶ月前になっても飛行機のチケットもホテルも取れていないと云うので、妻が不審に思って、直接、会社に出向いたら、社長を務める知人の兄貴が対応して「キャンセルしてもいいですよ、ただしキャンセル料をいただきますが・・・」と云うので、憤慨して親会社に電話したのだが・・・。

何ひとつ予約がされていないと云う返事である。発注もしていないでキャンセル料だってぇ〜?

本人に詰問したら「エ〜ッ電話しちゃったの〜?」と云う。キャンセルが出るギリギリ直前まで待って、安く購入し、その差額をポケットするつもりだったと云うのである。

この旅行会社もそれから、すぐに倒産したが、資金繰りに困っているところは似た様なことをするんだなぁ〜と感じた。

やっぱり、安さよりも信用が一番である。


■2017-03-30-Thursday ヘンタイ?!

温かくなってくると・・・

そろそろ変態が出没する季節となってくるが、携帯電話の話である。

私の携帯電話はガラケーである。

私に必要なのは電話機能のみと、頑なにスマホの使用を拒んでいる。

2年ほど前から、ガラケーでもメールの発信、受信が出来ることを教えられ、少しずつ使用するようになってきた。

事は3月23日(木)21時頃のことである。

そう!この時間帯は、私がBSジャパンの「開運!なんでも鑑定団極上お宝サロン」に出演した番組が放送されていた時間帯なのである。

親類やマジック関係者ら大勢に、事前に「テレビに出演するから見てね〜」と告知しておいた。

ただ、地上波の放送ではなく、BS放送と云うこともあって、視聴出来ない人も大勢居たのであった。

大学のマジッククラブの先輩Kさんにも、告知をしておいたのだが、いつもならすぐに来る「見たよ」などの連絡が来ないから、Kさんの家もBS放送が視聴出来ないのだなぁ〜と思っていたのであった。

昨晩、別件で携帯電話からKさんにメールを発信したら、すぐに電話が掛かってきて「この前の放送見たよ〜、メール入れたのに返信が無いから忙しいのかなと思っていた・・・」との事。

私の携帯にはKさんからのメールは入っていない旨を伝えたら・・・。

「あっ、そう云えば、電話番号を間違って登録していて正しい番号に変更するのを忘れていた・・・」と云う。

誤った番号に、テレビが始まる直前の20:50頃に「今から見るよ〜」とメールして、番組の途中で「今、見てるよ〜」とメールしたのだと云う。

こちらが無反応だから、それで止めたと云うのだが・・・。

一体、誰の所にメールが届いたのだろうか?

もしも、受信したのが若い女性であったなら・・・。

これは、ストーカーからの嫌がらせメールとしか思えない文章ではないか!

Kさん!逮捕されなきゃいいけど・・・。


■2017-03-31-Friday 三寒四温

三寒四温とは言うけれど・・・

2〜3日前には気温が10℃以上もあって、自宅前の歩道に積み上がっていた雪も全部融けて、ようやく春らしくなって来たなぁ〜と思っていたら・・・。

昨日からまた寒くなって、今朝起きたら、雪が4〜5㎝程も積もっていた。まぁ、この時期の、この程度の降雪量なら、すぐに融けるから良いけれども、例年、3月末頃にはドカ雪が降るから、今回もドカ雪かと心配していたのだが、帯広はさほどでもなくて安心した。

ニュースでは、札幌方面や千歳空港などは、結構雪が降っていて、飛行機もかなり欠航したようだ。東京でも雪の心配があると云う。変な天気である。

今日3月31日は年度末である。12月末が年末で、3月末は年度末。

この年度末と云うのを、そろそろ止めたらどうなんだろうか。

この区切り方だから、同じ学年でも、早生まれ、遅生まれ、なんて奇妙なものができてとても面倒だ。

12月末でぜんぶ終わりにした方がスッキリすると思うのだが・・・。

ところで今日は金曜日。先月から始まった月末の金曜日を「プレミアム フライデー」と称して午後3時に会社を切りあげると云う政府の掛け声は、今月は何だか前回よりも小さいような気がするのだが・・・。

年度末の3月31日が金曜日では、さすがに午後3時に仕事を切り上げられる会社は少ないだろう。いや、ほとんど無いだろうなぁ〜。

こんなことは、企画を立てた段階で、カレンダーを見たら一目瞭然なんだから、プレミアム・フライデーは4月から始めた方が良かったんじゃぁないのか?

せっかく政府の肝いりで始めたのに、いきなり2回目がポシャッちゃうんじゃぁ、盛り上がらないこと甚だしいのではないか。

どうも、計画を造る人たちの見通しの甘さが露呈してしまった感がある。

最近の官僚って、質が低下していないか?

資料はすぐに捨てるし・・・。

得意なのは忖度だけだったりして・・・。