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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2018-11-01-Thursday 祥月命日

10月31日は義父(妻の父)の祥月命日である。

3年前の2015年に亡くなったので去年は3回忌法要を行ったが、今年はそういった年回りではないので祥月命日として自宅にお坊さんを招いてお参りをしたのだ。

10月31日と云うとハロウィンである。

テレビでは渋谷駅前の喧騒を映しだしていたが、3年前のこの日はまだこんな喧騒ではなかった。

いったい、いつから、ハロウィンにこんなバカ騒ぎをするようになったのだろうか?

ハロウィンの起源をテレビ番組でやっていたのを見たが、昔のヨーロッパのケルト人の風習であるそうな、日本で云うお盆みたいなもんで、祖先の霊を迎える儀式のようだ。

去年のアニメ映画の「リメンバー・ミー」みたいな感じらしい。祖先の霊を迎える時に、生きている人間も死者に扮して迎えるのが起源らしいのだ。

だから、ゾンビに扮するのはあながち間違いではないらしいが、コスプレでアニメの主人公などに扮するのは、まったくの勘違いであるらしい。

日本人は、他国の風習も、儲かるとか盛り上がるとかと考えると、すぐに導入するようだ。やがて、本来の風習とはかけ離れた行事になっていく。

バレンタインデーなんかもその典型であろう。ハロウィンがすっかり仮装大会みたいな感じである。

人間は、群集心理があって、大勢が集まるとバカなことをやるようだ。おまけに仮装しているから、匿名性が高まるのか、余計にばか騒ぎに拍車が掛ったようで、渋谷では酒を飲んで、車をひっくり返したりしたニュース映像が流れていた。

祖先の霊を迎えるなら、こんなバカ騒ぎは止めて、もっと厳かにしたどうなんだろうか?そのうちに罰が当たるぞ!


■2018-11-02-Friday 白井一幸さん

元日本ハムファイターズのコーチ白井一幸さんが帯広で

NTTの講演会の講師として招かれた。

白井さんは、私と同じ駒澤大学の同窓生である。

ファイターズが優勝した3年前、帯広球場での試合の後で、白井さんを招いて駒澤大学同窓生が日本ハムファイターズを応援する会を催したのである。

日ハムは北海道のチームだから、帯広にもファイターズのファンは多いのだが、増井投手も退団しているから、現在の日本ハムファイターズには駒澤OBは居ないのであるが・・・。

白井さんは、去年で日ハムを退団しているが、現在は北海道ローカルのテレビ番組のキャスターなども務めているので、彼を囲んで駒大同窓の結束力を高めようと、十勝支部の西川女史が、同窓会本部に働きかけて実現させたものである。

NTTの講演会が18:00からなので、その前の15:00〜17:00の間に、駒大OBとの懇親会を坂本ビルで開催したのである。まぁ、何でもズーズ—シク言ってみるもんだなぁ〜!

皆が集まる前に、マジック・ミュージアムも見学してもらったのである。色紙にサインを書いてもらったので展示する色紙が増えた。私のマジックも披露して喜んでもらったし・・・。

白井さんは駒大OBの野球人にしては珍しく理論派の野球人だ。誰かとは違ってバァ〜ッと来たボールを、ガッツと打てば・・・とか言う感覚的な話とはまったく違うのである。

「人は身体はコントロール出来るが、心はコントロール出来ない。だが、考え方は変えることは可能だから、緊張する場面に遭遇する際の考え方をどうするかによって・・・」という話もとても勉強になった話であった。組織運営論の方法論もしてくれたが、ここで詳しく解説して、白井さんの講演の機会を減らしては申し訳ないから、これ以上ここでは書かないが・・・。

話に感動したので、もっと話を聞きたくなり、皆で18:30〜20:00のNTTの講演会にも参加して講演も聞いたのである。通算で3時間半以上も白井さんの話を聞いたが、まったく飽きさせずにグイグイと引き込む話術と、為になる内容の濃い講話は素晴らしかった。

今度は、白井さんを講師に呼んで、もっといろんな人に聞かせたいと思った。


■2018-11-03-Saturday エッ街中で!?

11月3日、父の月参りを母の家で行なった。

土曜日の午前中と云うこともあって、久し振りに3人の兄弟の夫婦6名と母を合わせて、帯広在住の家族7人が揃ったのである。

仏壇の前でお坊さんに読経してもらった後で、7人全員で墓参りに行き、その後に昼食を「ゆう天」と云う店で一緒に食べたのである。

子ども達が幼い頃は、何かと集まってファミリーで一緒に食事もしていたのだが、子ども等が独立してしまうと、冠婚葬祭くらいしか集まる機会がなくなったのである。

一昨日のブログにも書いたことに関連するが、自分をこの世に生み出してくれた両親や、ご先祖様に感謝する気持ちと云うのは大切なことであると考えている。

それは別段「仏教」や「キリスト教」だとかの宗教である必要はないのである。この世に自分が存在することの確率というは、奇跡的な確率なのであるから、ご先祖様に感謝するのは誰にでもある感情であるはずだ。

その祖先様の霊を迎える儀式を、ハロウィンなどの馬鹿騒ぎにしてしまうのは、私は好きではないなぁ〜。

久し振りに、大勢が集まって話をするのは良いことである。家族が仲良く暮らせる事も、ご先祖さまに感謝しなければならない。

食後は自宅に戻ったが、妻と二人で映画を見に行くことにした。「スマホを落としただけなのに」と云う映画である。

内容は、封切されたばかりであるから、まだ観ていない人の為にあえて書かない。未だにガラケーを使っている私に取っては、スマホの機能に分からないこともあったのだが、まぁまぁ面白い映画であった。

自宅に歩いて戻る途中の19:20頃であった。駅南の「とかちプラザ」と「長崎屋」の間の歩道上に何やら動物のシルエットが見えたのだが、どうも犬にしては尻尾が太くて長いのである。妻が「キツネじゃないの?」と云う。「まさかぁ〜、こんな街のど真ん中で・・・」と言って、近づいて行ったら、まさに北キツネであった。

交差点には自転車に乗った女子高校生と思しき娘等が7人ほど「キツネよ〜」」と騒いでいる。

車に轢かれそうになりながらも、長崎屋の方角に走り去って見えなくなった。

帯広の駅前と云う街の中にキツネが居た!

写真を撮ろうと腰に付けている携帯電話を探したら、ケースの中身が空っぽなのである。そう云えば、お墓に行く時の運転中にメールが入ったので、妻に誰からメールが来たか見てくれと携帯を渡してから・・・。

あれっ、映画みたいに、私が「ガラケーを落としたのか?」これじゃぁ洒落にもならないぞ・・・。

写真は諦めた。

帯広の中心街には、以前にはエゾ鹿も走り回ったくらいだから、キツネが居ても別段不思議じゃないが・・・、どうやら異常気象で山に餌が少ないのではないだろうか? その内にヒグマでも出るんじゃないのか!

自宅に戻って、車庫の中の自動車内を調べてみたら携帯があったので一安心であった。


■2018-11-04-Sunday 寄贈が・・・

今日のニュースには寄贈の話が多い。

まずは、作家の村上春樹(69)が、母校の早稲田大学に、原稿・蔵書・著書・世界各国で翻訳された著作・(約2万点の)レコードコレクションなどを寄贈すると発表した。

大学側は、国際的な研究センター「村上ライブラリー(仮称)」の設置を検討していると云う。

鎌田薫総長は「世界中の村上ファン、日本文学、日本文化をより深く学びたいと考える研究者が必ず訪れるような拠点にしたい」と述べた。

早稲田大学は、来年度から資料の受け入れを始め、施設の整備を順次進めて、蔵書やレコードが並ぶ書斎のようなスペースも設置する計画だと云う。

村上春樹が早稲田大学に寄贈する理由は「子どもがいないので、僕がいなくなった後、資料が散逸すると困る」と説明したと云う。

貴重な資料やコレクションなどが、死後に散逸してしまうのは、後世の人間にとっても大きな損失であると思う。一旦、散逸してしまうと、再び集めるのは至難の業になるのである。

2件目は、歌手の三橋美智也(故人)の出身地の北海道渡島管内上磯町(現北斗市)に、三橋美智也音楽事務所(大阪市)から、遺品約4500点が寄贈されたと云う。

今日4日から北斗市総合文化センター「かなで〜る」約250点を展示する会を開催すると云う。

今年3月の三橋美智也の二十三回忌に合わせて、地元のファン団体が展示会の開催を事務所に相談したところ、事務所が「(三橋)先生の古里で遺品を飾って欲しい」と北斗市への寄贈を決めたのだと云う。

寄贈を受けた北斗市側が「三橋美智也記念館」のような施設を造るのか、どうかと云うのは、言及していなかったが・・・。

私も「マジック・ミュージアム」を立ち上げて、マジック文化を後世に残したいと考えているが、人口の少ない帯広に作っても・・・と言う人達も多いのは事実だ。

しかし、今後の「まちづくり」の観点からみても、マチの特徴として「唯一無二」の存在というのは大きい事だと考える。

大勢が価値を見出せる様なモノならば、世界中から見学者が訪れる様にもなるだろう。

ただ見学するだけではなく。マジックの実演付きで、楽しめる施設でもあるならば、マジックを職業や趣味とする人だけではなく、一般の人も楽しめる場所に出来る。それがマジックの強みであると考える。

今回、世界一のマジシャンの島田晴夫さんが、自身の道具や衣装などをマジック・ミュージアムに寄贈して下さると発表されたのは、散逸させたくないと云うこともあるだろうが、マジック文化の発展の為でもあると思う。

私に課せられた責任も大きくなった。心して取り組まなければ。


■2018-11-05-Monday 工事

マジック・ミュージアムの今年度の一般公開を

10月31日に終了し、今日から工事に入った。

これまで倉庫として使用していた部分と、その奥にあった機械室を改造しようと思ったのである。別件の配管工事に合わせてやってしまおうと考えたのだが・・・。

機械室は長らく、暖房用の重油のボイラーを設置していた場所なのだが、数年前に燃料を都市ガスに変更したことにより、使用しなくなった機械なのであるが、捨てるのにも経費が掛かるかし、使用する予定のない場所でもあるから、機械をそのまま放置してあったのだ。

マジック・ミュージアムの中は、展示スペースが、もうほとんど無い状態だから、倉庫を広げて、整理整頓をして、季節毎に展示品を替えることでなんとかしようと考えたのであるが・・・。

29日にマジック・ミュージアムを訪問してくれた世界一のマジシャンの島田晴夫師から寄贈の申し出があった。引退後の寄贈と云うことであるから、まだ数年の余裕があるであろうが、それらの品物が届くようになったら、もう、そんな小手先程度のことでは対応出来ない。

とりあえず今回は小規模の工事に留めておいて、トイレの新設などを含めて、まったく新たな展開を閉館中に構想することにしようと思う。


■2018-11-06-Tuesday 坂本ビル1階

坂本ビル1階の平原通に面したテナント

「メンズ・セレクション」さんが来年の1月末で撤退したいとの申し出があった。

メンズ・セレクションの社長さんからは11月1日以降は退店の情報公開をして、新規テナントの募集を開始しても良いとの了承を得ているので、今月中旬頃から不動産屋関係に情報を流そうかなぁと考えていた。

こういう情報が伝わるのは、早いものであるなぁ〜。まだ誰にも言っていなかったのに・・・。

当方の準備がまだ整ってもいない内に「あそこの店が空くのですね?借りたいのですが・・・」と云う申し出が来たのである。

しかし、家賃などの条件もキチンとは決めていなかったから「11月中旬から情報公開をして募集をしますので、その際にご応募下さい。」と返答したのである。

「平原通り」は、かつての勢いが失われているとは言いながらも、帯広駅前のメインストリートである。すぐ北側隣には「六花亭本店」があるし、更に北西側には「藤丸デパート」がある。

一応はまだ、帯広の街の顔の場所であると思っている。

坂本ビルの面積は2戸分であるから、その間口は約22m。メンズ・セレクションはその内の半分以上の間口約12mを使用している。つまり、他の1戸分の店舗では不可能な広さの間口を持っているのだ。

メンズ・セレクションの使用していた面積は約60㎡(約18坪)で、奥行きが5.4mほどの細長い長方形であったが・・・。

そこに隣接する約29㎡(約9坪)の四角い場所(5.7×5.0)を、私が「マジック・ミュージアム」の「イリュージョン」の道具を展示する場所にしていたのである。

そこの場所の面積を合わせると、T字型の店舗になり、奥行きが出来る。そこを厨房などにすれば、飲食店の形としてはとても使い勝手が良くなるのである。

坂本ビルの常務である妻は「1階は賃料を稼げる場所なんだから、道楽のマジック・ミュージアムになんか使わないでちょうだい!」とキツク言うのだ。

私としても、マジック・ミュージアムを長く運営していくためには、収入源を確保しなければならないから異存はないのだが・・・。

イリュージョンの道具は箱物が多いから、展示するには場所を取るのである。これを他の場所に移動させるとなると・・・。

これは、いよいよ新しい場所を、長期的プランで用意しなくてはならなくなった。

坂本ビルに、動きが出て来たのである。これは良いことであると思う。

この際だから、一階の正面には、昼間も営業してくれる業種を入れて、マジック・ミュージアムは別途に考えることにしよう。

街中に進出しようと思う意欲的な人を募集したい。我と思わん方は坂本ビルまで!


■2018-11-07-Wednesday 帯広ノスタルジー

札幌の出版社「ぶらんとマガジン社」の

「別HO 我が青春の街角へ 帯広昭和ノスタルジー」が今月24日に発売される。

写真を多く使用した誌面作りで、A4変型版240頁、価格は2500円である。

240頁の内、我が社に10頁も使用してくれたのだから嬉しい。

坂本家が帯広に来たのは、明治38(1905)年であるから、今年で113年。現在地に店舗を構えたのが大正14(1925)年で、83年にもなるから、中心街では一番の古株である。

だから、当然、我が社にも取材に訪れたのだろうが、我が家は昭和42年11月27日に火事で全焼していて、アルバムも焼けてしまい、古い写真はほとんど残っていないのである。

親類などに送ってあった写真を、火災後に戻してくれたのを資料として提供したのであった。

取材を受けたのは8月下旬であったから、すっかり忘れていたのだが、今朝方、編集者から、原稿がメールで送られて来て、8日13:00までに校正をして欲しいと云う。随分と時間が少ないなぁ〜。

私は、自分の本も2冊出版しているし、十勝環境ラボラトリーでは、文章の校正も手掛けているから、校正には慣れているが・・・。

それでも、他人の書いた文章を直すのは難しいことなのである。

最後のページで「マジック・ミュージアム」のことも若干載せてくれた。写真も文章も少ないなぁと思ったら、それもその筈で、この本の題名は「昭和ノスタルジー」なのであるから「平成」の写真を載せてくれただけでも充分な配慮であろう。

出版されたら、数冊買って、少しだけ写真に写っている兄弟姉妹たちに配ろうかな。


■2018-11-09-Friday 講演依頼

驚いたなぁ〜!

何と「公益法人 日本奇術協会」から講演の依頼があったのである。

「日本奇術協会」とは、プロマジシャンが加盟しているマジックの団体である。

来年の新年会で私に講演をして欲しいと云うのだ。

28年の新年会の講師は大学教授でマジック研究家の河合勝さんである。マジックのポスターや書籍類のコレクターとしても日本有数の方である。

30年の講師は、マジックの挿絵で著名な小野坂東さんで、世界的なマジックの賞も受賞されている。

そんな錚々たるお歴々に続いて、私なんぞが・・・。

マジック・ミュージアムには9月の末に、日本奇術協会の花島皆子会長他3名のプロマジシャンが訪問してくださり、マジック研究家として著名であった平岩白風さんの遺品をご寄贈いただいたばかりである。

そのご縁で、私に講演をと云うことらしい。

マジックのパフォーマーやプレイヤーとしては、まったく無名の存在である。これと言ってオリジナルの演目があるわけでもない。

クリエーターとしても、商品化される様なものはひとつも作れていないし、作品集みたいなものも出版していない。ここ数年、単なるコレクターとして少しは名前が知られるようになったところである。いったい何を話したら良いのだろう。

ここは「日本唯一」のマジック博物館の館長と云うことで、収集と一般公開の差異についてでも語ろうかなぁ〜。

まぁ、マジック・ミュージアムの宣伝でもするつもりで講演してくるか!


■2018-11-10-Saturday ボヘミアンラプソディ

映画「ボヘミアンラプソディ」を見てきた。

伝説のロックバンドQUEENのボーカルで、45歳の若さでエイズで逝ったフレディ・マーキュリーの半生を描いた作品である。

妻が、予告編の時から見たいと言っていた映画である。

私もQUEENファンだったからには、見ずにはおられない。

例によって、封切り直後であるから、詳しい内容は書かないが、なかなか良い映画であった。

それにしても、よくぞ、こんなにソックリな俳優達を探してきたものである。4人のメンバーが全員が似ていたので驚いた。

これまでにQUEENの演奏する映像を何度も見ていたが、この映画を見るまでは、フレディが「出歯」であったとは知らなかった。実際のフレディが、そんなに気になるほどの出歯には感じなかった。

フレディ役の役者は、実物に似せる為に、歯を被せていたのであろうが、強調し過ぎの様な気もするが・・・。

妻はQUEENの曲は好きだったのだが、フレディの格好から、服装の趣味が合わないなぁと思っていたのだと云う。

私もQUEENの音楽は好きで聞いていたのだが、メンバーの個性にはあまり関心がなく知らなかった事が多かった。

初期のフレディは、髪も長くて「おかま」ぽかったが、急に短髪になって口髭を生やして、ビレッジシンガーズ風の「ゲイ」ぽく変身する。

エイズで死んだから、ゲイだったんだろうなぁ〜くらいにしか思っていなかった。

おそらく男女間の嫉妬よりも、男同士の嫉妬の方が激しいのであろうなぁ〜。

映画を見て、改めて、彼らの音楽性の素晴らしさや、フレディの唯一無二の歌声は感動的であることを再認識した。

聴き足りなかったので、自宅に戻ってから、昔のレーザーディスクを探し出してきて、ビールを飲みながら、同時代を生きて来た妻と二人で見たのであるが・・・。

フレディは大天才であるが、4人、それぞれが、素晴らしい音楽家であったのだなぁ〜。

音楽と云うのは、青春時代を思い出させてくれる。我々の世代の人間には必見の映画である。


■2018-11-12-Monday テレビの取材

今日はテレビ局の取材が入った。

放送局は「静岡朝日テレビ」で、番組名は「ピエール瀧のしょんないTV」

放送枠は「木曜日の24:25〜24:55」だと云う。

聞いたことないなぁ〜、知らないなぁ〜と思ったら、北海道では放送されていないのだと云う。

エ〜ッ、放送されてもいない十勝に取材に来てどうすんのサ〜。

企画名は「わらしべ長者in帯広」で、俳優のピエール瀧と、広瀬と云う女性アナウンサーの二人が帯広市内の店や施設を巡りながら、わらしべ長者の様に物々交換をしていき、最終的にはどんな品物になるのかを検証する企画なのだと云う。

「しょんない」というのは方言で「しょうもない」ことだと云う。『「しょんない」ことに真実がある」をテーマに、マニアックなことなどをテーマに行う、大人の社会科見学的バラエティ番組』なのだと云う。

私が1階の展示スペースの入れ替え作業をしている最中に、外の看板を見つけてビルの中に入って来たのである。

撮影には、10名以上のスタッフが同行してきたので驚いた。これまでのテレビ撮影では最多のスタッフ数である。静岡から、こんなに大勢で撮影に来たの?

10数名の団体がテレビカメラや照明やマイクなどを持ってビルの前をゾロゾロと歩いて中に入って来たら、歩行者らも「何だ!なんだ!」と集まって来たのであった。

ピエール瀧は、朝ドラの「ととねぇちゃん」で、弁当屋の親父役で出ていた俳優である。

マジック・ミュージアムの看板が気になったので見せて欲しいのだと云う。

マジック・ミュージアムの前には「ばんえい競馬場」に行って来たのだそう。そこで交換したモノを、マジック・ミュージアムにある何かと交換して欲しいというのであるが・・・。

「ばんえい競馬」のタオル、蹄鉄、サイン入りの写真、コースター、マウスパッド、資料入れなどが紙袋に入っている。参ったなぁ〜、こんなモノ要らないしなぁ〜。

渋っていたら、ここはマジック・ミュージアムで不思議なモノを集めているから、もう1点、凄い不思議なモノを付け足しますと言って、ピエール瀧が「これは何と、少し前までは1万円の価値があった紙なのです。それが、アッと云う間にただの紙切れになってしまいました。どうです不思議でしょう?」と、ばんえい競馬ですった馬券を出して云うのである。もう笑うしかないなぁ〜。仕方がないので協力することにしたが・・・。

見たいと云うから、とりあえず、3階のマジック・ミュージアムに案内した。廊下に展示してある松旭斎天一・天二・天勝・天洋・石田天海・引田天功・島田晴夫・八田加寿雄・ジミー忍・ジョニー広瀬・そして私、坂本和昭のパネルが並んでいる。

錚々たるマジシャン達の写真を見ながら説明をしたが、最後に飾ってある私のパネルを見て「よくここに自分の写真を飾りましたねぇ〜」と云う。

以前に、お笑いコンビのサンドウィッチマンからも同じことを言われたが、ここはテレビ的には「突っ込み」易い所なのかなぁ〜?

ミュージアムの中に入るなり「ウワァ〜凄い!予想していた以上だ!驚いたぁ〜!」と云う。

一通り展示物をサァ〜ッと見るが、どうやら撮影の時間が押している様子である。展示物を見るだけじゃなく、私のマジックを見たいと云うので、カップ&ボールを見せたら、もう少し大掛かりなモノで、女性の広瀬アナウンサーを使って何か出来ないだろうか?と云うので・・・。「腕のギロチン」を演じたのであった。

放送日は、2019年1月10日と17日の2日間だと云う。

北海道では放送されないのだと云うから、静岡の友人にでも録画してもらおうかなと思っている。


■2018-11-13-Tuesday 老人の犯罪

11日未明に横浜の商店街で

女性(34)が背中を刺された事件で、12日に神奈川県警は71歳の無職男性を強盗殺人未遂容疑で逮捕したと云うニュース。

映像で見ると、容疑者の男の容姿は71歳よりもかなり老けて見えた。

以前にこのブログで、今後は老人ホームなどに入れない老人が、刑務所に入る為に罪を犯すようになるだろうと予測しておいたが・・・。

刑務所に入った方が、衣食住の心配はないし、運動や作業などもあって暇をもてあそぶこともなく健康的で規則正しい生活が送れる。病気になっても医者が診てくれる。

入居資金もいらないから、下手な介護施設に入るよりも、よっぽど良いと考える老人が出てくるであろうと予測しているのだ。

今回の事件がこれに該当するのかは、まだ分からないが、ひょっとするとこの容疑者の風貌から推測すると・・・。

万引きなどの軽犯罪だと、せっかく刑務所に入れたとしても、直ぐに出所しなければならなくなる。

だから長期間刑務所に入ろうとするならば重犯罪を犯す必要があるのだ。もしも、これまで、ズッ〜と真面目に生きてきた人ならば、殺人未遂程度では、初犯ならば減刑されてしまうかもしれない。そうなれば、途中で出て来なくてはならなくなる。刑務所帰りの老人の行き場などはないだろうから、死ぬまで刑務所に入っている為には、未遂ではなく、殺人をしようと考えるのではなかろうか?それも複数人を殺して確実に・・・。

長く刑務所に入り、安定した老後を送る!

この考え方は極端にしても、国の高齢者対策は、すでに破綻している。

真面目に生きようとする人が苦しみ、犯罪者が優遇される矛盾が出てくるであろう。

オカシナ世の中になっているようである。


■2018-11-15-Thursday

東北に嫁いだ長女が出産する予定

なので、産婦人科病院のある仙台に妻と二人で出向いた。

妻は前日に、三半規管の不調で眩暈がすると云うので、耳鼻咽喉科に診てもらったが、医師からはあまり無理をしないようにと言われたにも関わらずに、孫の顔を見たさに、無理して出掛けたのである。

嫁ぎ先のご両親が仙台空港まで出迎えてくれたが、まだ産気づかないというので、安産祈願に神社に寄って参拝してから病院に向かった。

この日に出産する予定であったのだが、この日は降りて来なかった。

なかなか予定通りにはいかないものである。

気を揉みながら、長時間待つというのは疲れるものである。

まだ生れていないから、両家で祝杯をあげるわけにはいかないし、居酒屋などに行く気分にもならないから、コンビニで即席カップ麺を買って、ホテルで食べたのであった。

妻の出産は軽かったので、お産がこんなに大変なことだとは思わなかったのである。

女性というのは凄い生き物だ!

お腹の大きさだけは娘とは遜色ないが、もしも、私のお腹の中に、自分とは別の生物が入っていて、それが段々と大きくなっていき、その足の形がググッとお腹にせり出てこようものなら、私なら卒倒するであろう。映画のエイリアンの世界である。

翌日も早目に病院に行って待機しようと思うので早目に寝たのであった。


■2018-11-16-Friday 孫誕生

11月16日の夕方遅くに遂に、女の孫が誕生した。

嫁ぎ先の家は、孫全員が男の子ばかりなので、初の女の孫の誕生に大喜びである。

誕生日は、語呂合わせで「イイ色」と覚え易いが、星座は「さそり座の女」である。妻や娘の血を受け継いでいるとすると、かなり気が強くなりそうな予感がするなぁ〜。

持って行ったデジタルカメラで写真を150ショットほどもバシャバシャと撮影しまくった。昔のフィルムならモッタイナイが、デジタルカメラなら、写しまくって後から失敗したショットを捨てればよいだけだから気が楽である。

生れたばかりの顔を見て、両家とも孫バカチャンリン丸出し、「綺麗な顔をしているなぁ〜」「こりゃ〜美人になるぞ〜」「目は誰に似てるなぁ〜、鼻は誰で、口は誰にソックリだなぁ〜」などと云う。可愛がり過ぎて、超ワガママなお姫様にならないかが心配であるなぁ〜。

面会時間が終了したので病院を出なければならない。2日間も待ってから生れたので、何だか待ち過ぎてドッと疲れてしまった。

明日は東京から次女がお祝いに駈けつけると云うので、祝杯は明日にすることにして、ホテルに戻る。

まずは、無事に産まれてくれたので、気持ちはホッと落ち着いた。私もこれでようやくジッちゃんになった。嬉しいなぁ〜。

明日まで我慢出来ないからビールを一缶だけ飲んで祝ったのであった。


■2018-11-17-Saturday 嬉し〜い!

孫が生まれてじっチャンになった

というのは感慨もひとしおである。

気持ちは嬉しくて興奮しているのだが、身体は疲れているようで、ホテルのベッドに入った途端にバタンキューであった。

17日の朝方、10月29日にマジック・ミュージアムを訪問して下さった世界一のマジシャンである島田晴夫さんから「明後日、米国に戻ります。先日、東京で古谷さんから新聞記事などをもらいました。もう後戻りは出来ませんよ(笑)!素敵なミュージアムになるように一緒に構想を練りましょう。来春に古谷さんご夫婦と一緒にロスの自宅を訪ねて下さい。」とのお電話を頂いた。マジック・ミュージアムの今後もしっかり検討しなければならないなぁ〜。

前日の孫の誕生と嬉しいことが重なった。「こいつぁ〜朝から縁起が良いわい!」

東京から次女が出産祝いに駆け付けると云うので、婿さんから車を借りて最寄りの駅まで運転して行く。本州の道は狭い。北海道なら絶対に片側通行だろうと思う様な道でも相互通行である。

電車到着時間まで、まだ早かったので駅の近くで見つけたカメラ屋に飛び込み、昨日撮影した写真を数枚プリントアウトした。

写真で見ても可愛いなぁ〜! 我ながら孫バカ振りを発揮している。

面会開始時間までは、まだ時間があるので、次女と一緒に3人でレストランに入って食事をしてから、病院に向かう。

嫁ぎ先の親類たちも集まって来ている。

出産直後は怖くて赤ちゃんを抱けなかったが、今日は抱かせてもらう。皆から顔がニヤケテいるとからかわれるほど目尻が下がっていたようだ。

3000gちょっとと云うのは、軽いようでも重たいものだ。抱き慣れていないから抱かれ心地が悪いのだろう、私が抱くと愚図る。妻にバトンタッチすると泣き止むのだ。やはり男の腕では感触が違うのだろうなぁ〜。

出産直後の羊水でふやけた顔が、今日は締まってキリリとした顔になっている。赤ちゃんの顔を眺めていると飽きることがないから、時間が経つのを忘れてしまう。

夕方の面会時間ギリギリまで病院に居たのであった。

夜は、嫁ぎ先の実家近くのカラオケ付き中華料理屋で、両家と親類が揃って大宴会である。23時まで飲めや歌えやで楽しんだ。

調子に乗って飲み過ぎたが、気分が良いと二日酔いにはならないようだ。

まだまだ、嬉しさが持続している。こりゃ〜当分は目尻が下がり放しかなぁ〜!


■2018-11-18-Sunday

孫が生まれて3日目

まだまだず〜っと、このまま見ていたいのだが・・・、もう帯広に帰らなくてはならないのかぁ〜!

日曜日だから、面会時間は午後2時からなのだが、昼には飛行機に乗らなくてはならない。今日は会えないのかと思うと寂しい。

看護師さんにお願いしてみたら、面会室のガラス越しならばOKとのことなので、抱けないのは残念だが、面会室に入ってガラス越しで見た。

昨日、見たときよりも更に顔が、一段と引き締まった感じがする。毎日、見る度に変化していく。

自分の子供たちの生まれた時よりも、孫の方が可愛く感じるのは何故なんだろう?

皆が一様にそう言うからには何か理由があるのだろうけど・・・。

私がバシャバシャと300ショット程も撮影した写真のSDカードを、娘の所に置いて行こうかと思ったのだけれども、帯広の婆さん達にも写真を見せなければならない。

昨日、現像に行ったカメラ屋は日曜日は休業であったので、持って帰って、PCに保存してから郵送することにした。簡単にデータをコピー出来るのだから便利な世の中である。

名残り惜しいが、妻はまたすぐに来るからねと簡単に言う。

娘が、仙台の東北高校に入学して卒業する頃までは、帯広ー仙台の直行便が飛んでいたから楽であったのだが・・・。

現在は、仙台への直行便が無くなったから、帯広駅から列車で新千歳空港まで行って飛行機で仙台に行かねばならないのだ。時間にすると、乗り継ぎだ何だかんだで片道5〜6時間は掛かる。

還暦過ぎると、乗り物に乗るだけでも疲れる。それでも、これだけ孫が可愛いとなると、やれクリスマスだの、何のと理由を付けては来るつもりでいるのだろうなぁ〜。その内何回、私がお供出来るのであろうか?


■2018-11-19-Monday ミュージアム

マジック・ミュージアムに

10月29日に訪問頂いた世界一のマジシャンである島田晴夫師から預かったというメッセージを携えて札幌から古谷さん御夫婦が訪ねてくれた。

島田さんから頂戴したメッセージ文は1978年8月に開催された「世界奇術大賞」での「ドラゴン・イリュージョン日本初公演記念」の栞の裏に「14年振りの出会いは、又 歴史的な出会いと感じました。実現に向けて大変エキサイトしています。Best Wishiesです。島田晴夫」と自筆で書かれてある。感激だなぁ〜!嬉しいなぁ〜!

島田晴夫さんが、自身の使用した道具・衣装から写真などの貴重な資料をこのマジック・ミュージアムにご寄贈下さるのである。

島田さんも展示の仕方に対して「ドラゴン・イリュージョンの龍だけを飾るのではなく、この栞の写真の様に、私の等身大の人形を一緒に飾ってもらうと展示物に躍動感が生まれるのではないかと思いますよ」など等、アイデアが出て来て、かなり具体的な構想になっているご様子でしたよ。とのこと。

私も、現在のスペースでは狭過ぎるので、面積を拡張し、更に70〜80名規模の劇場を造ることも考えている。

展示の方法も、フレキシブルマネキン人形(どの様なポーズにも対応可能なマネキン人形)を多用して、躍動感、臨場感のある展示にしたいと構想がドンドン拡がって来ている。ワクワクしてくるなぁ〜。

近い内に、ロサンゼルスの島田晴夫邸を訪問し、構想を一緒に前進させることになっている。

島田さんからは「我が家に泊まって下さい」と夢の様なお誘いである。こんな機会はそうそうあるもんではないから、ここは遠慮せずにお言葉に甘えようかと思っている。

さてさて、益々楽しみが増えたなぁ〜。


■2018-11-20-Tuesday ゴーン逮捕

日産のゴーン会長が逮捕されたと云うニュース

ビックリしたなぁ〜。

いきなり逮捕!?

日産の西川社長の会見を見ても、何だかスッキリしないなぁ〜。自分の会社のトップが捕まったというのに、他人事みたいな口調なのである。

司法取引があったというし、日産側からの内部告発が捜査の端緒であったと云うのだから、日本の日産側のクーデターみたいなもんなんだろうなぁ〜。日産側はクーデターを否定しているけど・・・。

まだ容疑者の段階なのは承知の上だけど、ゴーン容疑者にはまったく良い印象は持っていない。

日産自動車は、1996年に始めた「十勝環境ラボラトリー」のスポンサーの一社であった。

十勝で「電気自動車」を開発する「場所カープロジェクト」を一緒に始めたのである。

当時の電気自動車の弱点のひとつが、バッテリーが寒さで放電してしまうことであった。冬の寒さが−30℃以下にもなる十勝で普通に活躍出来る電気自動車が開発出来れば、世界中のほとんどの場所で使用可能になる。とのことであった。

翌年の8月14日には、電気自動車のEV5とハイパーミニの2台を帯広に運び込んで、駅前から西2条通りの歩行者天国をデモンストレーション走行もして、帯広市民にアピールしたのだが・・・。

ゴーン氏が社長になって、一緒に活動していた日産の社員が解雇されてしまいプロジェクトは終了してしまった。

15万人の社員の内の2万人もの首を切ったのである。

まさに「コストカッター」であった。当時の日産自動車は労組が強い会社でもあったから、社員を解雇する荒療治は、外国人でなければやれない事であったのだろう。

しかし、ゴーン氏の報酬の高額さには驚いた。こんなに高報酬を取らなくてもと思ったのである。この報酬額なら、いったい何人解雇をせずに済んだことか・・・。と当時のこのブログにも書いた。

今回、出てきている容疑内容をみると、「金の亡者」と云う感じがする。

金を貯めることにしか興味がないのかと云う感じである。

まぁ、今後の展開に注視しておこう。


■2018-11-21-Wednesday 積雪

朝起きて寒いなぁ〜と思ったら雪が降っていた。

結構な勢いで降っているから積もるかもしれない。でも、今年の積雪は例年よりもかなり遅めである。これで、もう今年はゴルフに誘われることもないだろうなぁ〜。

娘から、妻のスマホに毎日、孫娘の動画が送られてくる。私の携帯はガラケーだから・・・。

こんなに遠く離れていても毎日、毎日、新しい動画が見られるのは、便利な世の中である。

ミルクをぐいぐい飲んで、グッスリと眠るそうだ。成長がかなり速そうな感じがする。娘の夫はバレーボールをやっていて180㎝以上も身長があるから、孫娘も、この様子なら、相当でかくなりそうだ。末はモデルさんかな?

家族は毎日面会に来ると云う。私も近くに住んでいたら、きっと毎日通うのだろうなぁ〜。

午後、会社に生涯学習関係の方が訪ねて来て、私にマジックと講演をして欲しいとの依頼をされた。

場所が、帯広市民文化大ホールなのだと云う。収容人数が1500名もの大きな箱では、私のクロースアップマジックは小さ過ぎて、観客には見えないから無理ですと断ったのである。

一般の方は、マジックと云うと、すぐに人体切断とか人体浮揚とかの大きなマジック(イリュージョン)を思い浮かべるのだろうが、イリュージョンを演じるには助手が複数人必要になる。

私の妻は、助手などやってくれないし、道具を運んだり、組み立てたりする助手も必要になる。

そもそも、イリュージョンはマジシャンより、助手の方が大変なんだけどなぁ〜。

そうそう簡単にイリュージョンマジックが演じられるわけではないのだがなぁ〜・・・。

残念そうにお帰りになったが、物理的に不可能なのであるから仕方ない。

これから、こう云う依頼が増えるんだろうなぁ〜。嬉しいことだが・・・。


■2018-11-22-Thursday 昭和ノスタルジー

今年8月末に取材を受けた「帯広昭和ノスタルジー」と

云う本が今月24日に出版される。

今日、発売元の出版社「㈱ぶらんとマガジン社」から取材のお礼として送られて来た。

早速、中身を拝見してみた。

A4変型判で295頁のぶ厚い本である。先行して発売されている「札幌」「函館」「小樽」「旭川」が240頁であるのに、帯広版は何と55頁も多いのである。

おそらく、帯広には地元のアマチュアカメラマンが大勢居たから、掲載する写真も豊富にあったのであろう。

そんな中で、「藤丸百貨店」さんが10頁を使って紹介されているのは当然のことであるのだが、何と我が「坂本商事(坂本ビル)」にも同じ10頁を割いてくれたのは感激である。さすがの「六花亭」さんが12頁、その他はこの2社だけが10頁なのである。

更に、坂本関係以外の頁の文章にも私のコメントを多用してくれているのだ。これは、大勢に宣伝しなければ・・・。

前述の「藤丸」さんが明治33年創業、「ふじもり食堂」さんが明治32年の創業と掲載されていたが、我が「坂本勝玉堂」の創業が明治38年であるから、帯広で現在も商売を継続している老舗の中では、我が社は5本指位の古さになったということであろう。

商売を百年以上も続けると云うのはかなり難しい世の中なのであるなぁ〜。

写真が多く掲載されているから、昔の写真を眺めているだけでも懐かしくなるのだが、中の文章も面白くて楽しい。

帯広の人はぜひ一家に1冊は買うべき本である。親子で昔の帯広はこうだった、ああだったと家族団欒で年末年始に盛り上がるのも良いことであろう。

24日からは一般書店でも販売されるが、直接、出版社の「ぶらんとマガジン社」に注文することも出来る http://www.toho-ho.jp/ のホームページからも注文可能だ。問い合せ先は TEL: 011-521-5559  FAX:011-521-8885 まで。お薦めの1冊である。


■2018-11-24-Saturday バーディコヤマさん

明日25日は札幌で

「第7回 北海道マジック・コンベンション」が開催される。

以前は札幌市在住であったプロマジシャンのバーディコヤマさんは、現在は新潟市に移住されたのだが、自身が開催に尽力したコンベンションであるから、今回も新潟から駆け付ける。

その前日の今日、千歳空港からレンタカ—を借りて、帯広に寄り、マジック・ミュージアムを見たいのだと云う。

千歳空港の所在地を北海道の地理に詳しくない読者に説明すると、札幌ー帯広間をほぼ直線で約3時間で結ぶJRの石勝線では、札幌ー千歳間は約30分間、千歳ー帯広間は約2時間30分間と云う距離にある。

千歳から帯広方面へは、札幌とは逆の方向になるのである。それを、わざわざ重複して帯広に向かってくれたのだ。ありがたいことである。

バーディコヤマさんのことは、このブログにもかなり書いているから、ここでは詳しく書かないが、私の師匠である故ジミー忍師をマジシャンとして尊敬していると公言されている方で、名古屋時代にジミー師からマジックを習ったと云う。同じ、「テンヨー」と云うマジック用品販売会社のディーラー出身のプロマジシャンとして兄弟弟子と云う間柄でもあるのだ。

バーディさんが札幌在住時には、ミュージアムを訪れてもらえる機会が無かったのだが、10月29日に、ロサンゼルス在住の世界一のマジシャン島田晴夫師がミュージアムを訪問され、道具を引退後に寄贈して下さると云う話を聞いて、これは一度は見ておかなければならないと、今回の訪問になったのである。

これも「島田晴夫師訪問効果」であろうか。

滞在時間はそれほど長時間ではなかったが、館内を撮影して、自身のDVDを十数枚も寄贈していってくれたのであった。

嬉しいことである。


■2018-11-25-Sunday 北海道マジックコンベンション

今日は、第7回北海道マジックコンベンション開催日

会場は札幌市教育文化会館で、ゲストのケン正木さんによるレクチャーが11:00から始まる。

これに間に合う様に、帯広駅発08:02−10:45札幌駅着の列車で向かった。JRも珍しく定刻に到着したので、開始時間に間に合ったのであった。

ケン正木さんは、専修大学のS54年の卒業生である。

私は、大学4年生の時に、専修大学の同じ4年生だった薩さん、岡嶋さんと3人でSOSトリオとして、関東大学奇術連盟に加盟させてもらえなかった大学のマジッククラブを集めて「マークル」と云う新しい団体を創設したのである。

その大学とは、東京大学、千葉大学、東京女子大学、工学院大学、専修大学、駒澤大学などのマジッククラブであった。

ケン正木さんは、その薩さん、岡嶋さんの1年先輩になるわけだ。学生時代にお互いのクラブの発表会を見学し合った際に、専修には上手い人が居るなぁ〜と感じたことを思い出したのであった。

ケン正木さんの「カラオケマジック」が大好きである。カラオケの替え唄を唄いながらマジックを演じるのであるが、何とも言えないほのぼのとした雰囲気が良いのである。

私も還暦になると、こう云うマジックが好きになるのだなぁ〜、是非、マスターして宴会で演じたいものだと思っている。

私は、このマジックコンベンションには、去年初めて参加した。

それというのも、去年は北大病院に入院中だったのであるが、とにかく暇で暇でしょうがなかったから、病院から外出許可をもらって見に行ったのである。

今回は2回目の参加と云うこともあって、顔見知りもかなり増えたのであった。

レクチャーの後は、13:30からディーラーズショー。これは、マジック用品販売の店が、会場に4店舗出店しているが、そのディーラー(実演販売員)が、商品を実際に演じて見せる販売促進の為のショーである。

この臨時のマジックショップは、遠くは広島からセオマジック、新潟からジョージマジックカンパニーとバーディコヤマさんの店、札幌からはスペンサー・トリックスの店の4軒が出店していた。

このショーを見て、良いと感じた商品を、会場の店に行って購入するのである。

17:00からは小ホールを会場にしてショータイム。

第一部はフリ—ショー、第二部はコンテスト、第三部はケン正木さんのゲストショー、このショーの冒頭で、島田晴夫師から直接に指導を受けたと云う鳩出しを演じたが実に素晴らしかった。

それに何と言っても、「カラオケマジック」と「日本セイロ」を使ったお札のマジック。この二つは是非とも、私のレパートリーに加えたいと思ったのであった。

コンベンションの終了後に、NHKの古谷アナウンサーと私は、打ち上げ会にも招待されたので参加してきたのだが、ケン正木さんは、島田晴夫さんの今回の来日時にも東京でお会いしていて、「坂本さんのマジック・ミュージアムのことは島田さんから聞いていますよ・・・」と言われたのであった、ここでも貴重な、楽しい話をたくさん聞くことができたのであった。

マジック関係のことをやっているとアッと云う間に時間が過ぎてしまう。

今日も、とても楽しい一日であった。


■2018-11-28-Wednesday ユーミン

松任谷由実のコンサートに行って来た。

会場は札幌の「きたえーる」である。

去年の私の2ヶ月間の入院時に、妻が見舞いと称しては札幌に遊びに来て、歌手のコンサートを見に行ったのが、すっかりとハマってしまったようだ。

退院後も、機会をみつけてはチケットを入手して、見に行くようになったのである。

私もLIVEは嫌いな方ではないから、お付き合いを続けているが・・・。

今回は25日8日)にマジック・コンベンションで札幌に行ったばかりである。3日後にまた札幌というのは、この年齢では結構なハードスケジュールである。

ユーミンのコンサートというと、トータルなイメージで演出をする趣向だと思っていたのだが、今回のは、これまでのコンサートのダイジェスト版みたいな構成なのだという。今回のコンサートの全体のイメージテーマは「タイムマシン」で、これまでのユーミンのコンサートをタイムマシンで戻って見せていくという趣向なのである。

ユーミンは歌があまり上手くはないなぁ〜。荒井由実時代の唄は、はっきり言って音痴であった。かなり改善されてはいるものの、声は女性にしては低くてダミ声だし、聴き惚れると云うタイプの歌い手ではないなぁ〜。

トータルなテーマのコンサートではないが、それでも、見せる要素は素晴らしい。舞台装置、照明、演出等などは、まさにエンターテインメントの世界である。演出家の力量が凄いのだろうなぁ〜。

これまでに行ったコンサートでは、大画面に歌手などをリアルタイムで映しだしていたから、双眼鏡を持っていってもあまり使う必要がなかったので、今回も同様だと思って、荷物になるから双眼鏡は自宅に置いていったのである。ところが・・・。

ユーミンの今回のコンサートでは、大画面の映像というのは無かったのであった。失敗した〜。双眼鏡を持っていけば良かったなぁ〜!

18:30のスタートから休憩無しで20:50まで2時間以上も唄い続けるのは体力的にも凄いことである。でも、あのダミ声で唄い続けたら、相当喉に負担が掛っているのであろうなぁ〜。