■2019-07-01-Monday 駒大役員会
7月13日(土)に開催する駒澤大学同窓会
十勝支部の設立20周年記念の総会に向けての役員会を、18:00から坂本ビル6階の会議室で開催した。
総会と同時に15年程前から、駒大卒業の落語家の三遊亭王楽などを招いて「落語会」を毎年一般にも開放して開催しているが、今年は20週年と云うことで、3人の芸人を招いて「駒大寄席」として開催することになっている。
駒大の同窓会本部は、同窓会活動に力を入れていて、駒大同窓の野球人や芸人などの有名人を「派遣講師」として登録し、総会と同時に招聘する場合には、その旅費やギャランティを同窓会本部が支払ってくれる制度がある。
十勝支部ではこの制度を活用して、同窓ではない一般の方々にもここ15年間連続で落語会を無料で開放しているのである。
十勝支部は全国に59ヵ所ある支部の中でも、所属する会員数が下から4番目と云う少なさである。
せっかく有名人を無料で招聘出来るのならば、少ない会員だけで講演を聞くのは何ともモッタイナイことである。
逆に、広く一般の方々にも開放することで「駒澤大学」を宣伝することが出来るのであれば、それこそが同窓会本部の考え方とも合致するのではないかと思ったのである。
ただし、本部が負担してくれるのは1名分の費用でしかないので、今回のように3人の招聘に関しては、2人分は十勝支部が負担するのである。
役員会議の中では、有料にしてはどうかとの意見もあったのだが、受付に「募金箱」を設置して「心付け」を頂く方針にした。
果たしていくらのお金が集まるのであろうか?
今年の「無料入場整理券」は配布を始めた5月27日からたったの3日間で一般向け250枚が完配してしまったので、同窓生分の50枚を追加したのだが、これも1日で無くなったのである。さすがに15年も続けていたら帯広市民に定着したのであろうなぁ〜、人気の高さも証明されたのではないかと思う。
入場整理券は同窓会十勝支部の役員がそれぞれ10〜20枚を持っているので、それを合わせると定員350名の5割増しの525枚が配布されていることになる。
去年は、会員に総会の案内状を郵送する際に、入場整理券を2枚ずつ同封して発送していた。その数は300枚近くになる。だが、その歩留まりがどれくらいになるのか判然としなかった。
合計では800枚ほどの整理券を配布した結果、去年は350席の会場で330名の入場、20席ほどが空席になってしまったのである。
今年は、同封は止めて、希望者に郵送する方法を取ったので、その人数を把握することが出来る。
発券した枚数は、去年よりも少ないが、来場者は増えるのではないかと見込んでいる。
今年は、例年招聘している三遊亭王楽に加えて、三遊亭ふう丈と大神楽の花仙の3人で「寄席」としての雰囲気もあるし、ぜひとも満席にしたいと考えている。当日が楽しみである。
■2019-07-02-Tuesday 北の屋台
帯広青年会議所(JC)の後輩から
「7月2日に、日本JCから北の屋台に関してレクチャーを受けたいと云う要請が来ています。坂本先輩にお願い出来ませんか?」との要請があった。
中心街活性化を提言する部門のメンバーが、私の話を聞きたいのだと言うのである。
私は2007年3月に北の屋台を卒業して以来、12年間も北の屋台には無関係であるから、現在のことに関してはまったく説明は出来ないよと伝えたのだが、創設時のことを聞きたいのだと言う。
確かに、現在の北の屋台のスタッフには、創業時のメンバーは一人も残っていない。
数年前の騒動で当時の役員全員が辞職してしまったからだ。
もともと「北の屋台」は、帯広青年会議所の「国際環境大学構想プロジェクト」が発展して出来た「十勝環境ラボラトリー(TKL)」が実施していた9つのプロジェクトの中の一つの「都市構想プロジェクト」が発展して出来たものである。
いわばJC活動が起点になって出来たものなのに、現スタッフの中にJCメンバーが一人も居ないのでは確かに説明は難しいのだろうなぁ〜。
私が「北の屋台」の専務理事を務めていた時(1999〜2007)には、毎日の様に視察の人達が全国各地から訪れていたし、私も「観光カリスマ」として全国各地に行って講演をして歩いていたものだったが・・・。
ここ数年は、講演に呼ばれても演題は「北の屋台」の話ではなく「マジック」の話ばかりである。
訪問して来たのは、「2019年度 日本青年会議所 制度改革実現会議」の副議長とメンバーの2名。
「北の屋台」の話をするのは、久し振りであるが、さすがに自分で考え出した理論であるから、身体にも頭にも染み込んでいるので、しっかりと覚えていた。
15時から2時間半も、立て板に水で資料を見せながら話し続けたのであった。
もっとも後半の1時間は「マジック」の話になって「マジック・ミュージアム」も見たいと云うので、案内してマジックの実演も行ったのであったが・・・。
「北の屋台」が、いまだに「まちづくりの成功事例」と言われるのは、創設者としては誇らしいことである。
北の屋台の現スタッフには、新しいことにも挑戦して、ますます頑張ってもらいたいと思う。
しかし、今回の取材でフッと思ったのだが、こういう「設立時のことを聞きたい」と言う来客には一体どんな対応をしているのであろうか?
私は、現スタッフに創業時のことを講義したことはないのであるがなぁ・・・。何故に私に聞きに来ないのであろう?
「北の起業広場協同組合」の事務所には当時の資料は揃えているのであろうかなぁ〜?
もう過去のことなどはどうでも良いのかもしれないが・・・。
■2019-07-03-Wednesday マックス・メイビン氏来訪
メンタル・マジックの第一人者のマックス・メイビン氏と
東京の茅場町のマジックショップ「マジックランド」のオーナーである小野坂東・聡親子の3人がマジック・ミュージアムを訪問して下さった。
マックス・メイビン氏は、アメリカ、ロサンゼルス在住のマジシャンで観客の心理を読んだり、誘導したりするメンタルマジックを演じたら世界№1のマジシャンであり、マジック研究家としても「フィル・ゴールドスタイン」の名前で本を出版する大御所である。
マックス・メイビンはステージネームで、日本では「マックス名人」としても有名である。
私が、今年2月17〜20日まで、尊敬する世界一のマジシャン島田晴夫師のロサンゼルスのご自宅を訪問した際に、島田師にロスのマジックの殿堂「マジック・キャッスル」にご案内いただいた。
その日は、偶然マジック・キャッスルの役員会の開催日であり、キャッスルのオーナーであるミルト・ラーセン、エリカ・ラーセンを始め、役員のジャック・ゴールドフィンガー、緒川集人、そしてマックス・メイビン氏らが島田師を見掛けて挨拶しに来られたのである。
島田師は私の事を「私が引退したら道具類をドネーションする日本で唯一のマジック博物館のオーナー」だと紹介してくれたのであった。
日本語が堪能なメイビン氏が「毎年、日本を訪問しているが、次回訪日した際にはミュージアムを訪ねたい」と言って下さったのであった。
私はてっきり社交辞令だと思っていたのであったが・・・。
2年前に、マジック・ミュージアムを訪問してくださった小野坂東さんから「マックス・メイビンが7月初旬に日本に来るが、ミュージアムを訪問したいと言っている・・・」との電話が入ったのである。
驚いたのなんの、嬉しくて舞い上がってしまったのであった。
島田晴夫師に続いて、世界的なマジシャンであるメイビン氏がミュージアムを訪問してくれるなんて・・・。
いよいよ国際的になって来たぞという予感が・・・。
3日の14時着の飛行機でとかち帯広空港に到着すると云うので、当然ながら空港までお迎えにあがる。
帯広での宿泊するホテルは、坂本ビルの真向かいのホテルである。
聞くと、一昨日まで韓国でマジック関係の仕事をし、昨日、ロスアンゼルスに戻る前に東京に入って、今日、小野坂親子と一緒に帯広を訪れたのだと言うのである。
北海道は2度目で、帯広は初めて、しかも今回は、帯広だけで札幌などには行かずにミュージアムを訪問することだけが目的なのだと言う。
こんなスゴイことがあって良いのであろうか?
3階のマジック・ミュージアムから6階の大ホール、地階の小劇場の予定場所などをじっくりと見てもらったのであった。
メイビン氏から「スゴイ!」とお褒めの言葉をいただいた。
メイビン氏からお土産として、マジック・キャッスルの55周年記念のシリアルナンバー入りのコインを2枚(展示するのに表面と裏面の両方が見える様にとの配慮)とマジック・キャッスルの出演者にプレゼントしている非売品の「The Academy Magical Arts」のネーム入り旅行セット(歯ブラシ、ソーイングセット、ブラシ、コンセントジャック等)、そしてキャッスルのオリジナルカード(トランプ)を頂いた。
いずれもそう簡単に入手できない逸品である。さっそく展示することにしよう!
帯広のマジック関係者にもメイビン氏の大ファンであると云う若者が5人も居る。札幌からもどうしても会いたいと言うプロマジシャンのスペンサー・トリックスも来たいというので、ミュージアムで合流し、10名で一緒に食事をすることにした。
彼らは、サインが欲しいとメイビン氏の本やらDVDなどを持って来た。果ては鞄などにもサインを書いてもらっていたのであった。
食事の最後にメイビン氏が「これから、マジックを披露します。これは本に書いたり、DVDなどにすることが不可能なマジックで、私が一番気に入っているマジックです。どなたかカード(トランプ)をお持ちではないですか?」と聞くので、スペンサーが自分のカードを渡した。
そのカードを使って「これからパート1、パート2、パート3のマジックをやります」と、カード当てのメンタルマジックを演じてくれてた。
ものすごく不思議な現象で、解説不能だというのもうなずける。目の前で見ることが出来て、参加者全員が至福の時を過ごすことが出来た。
なんとも贅沢で楽しい一日であった。
■2019-07-04-Thursday マックス・メイビン2
昨日、マジック・ミュージアムを訪問して下さった
マックス・メイビン、小野坂東、聡の3氏が今日の昼の便で東京に戻る。
北海道に来た目的が、マジック・ミュージアムの視察だけだと云うのはとてもモッタイ気がするが誇らしくもある。それだけマジック・ミュージアムの視察が重要案件であったということなのだから・・・。
嬉しいと感じると共に、何だか凄いことになってきたぞと云う少しの恐怖心も感じる。
11:00に坂本ビルの向かいのホテルから、再度、訪問を受け、しばらく今後のマジック・ミュージアムの在り方についての話をした後で、スペンサー・トリックス氏も合流して、5人で昼食を食べに行く。
何が食べたいかというリクエストに聡氏が「豚丼!」と即答された。「帯広の食を検索したら豚丼と出て来た」と云うので、はげ天さんにお連れして豚丼を食べた。
メイビン氏も「美味しい」と言って完食してくれた。ここでスペンサー氏は札幌に車を運転して戻る。
帰りも当然ながら、空港まで見送る。
飛行機の時間にはまだ早いので、六花亭の本店にお連れしたが、混んでいたのでスルーして、空港の近辺をドライブをして十勝の風景を楽しんでもらうことにした。
愛国→幸福、中札内の六花亭の工場、チーズ工房で試食してから、グル〜ッと大回りして空港に入る。
ちょうど良い時間になった。
とかち帯広空港で、「美味しいモノが食べたくなったらまた十勝に来て下さいね」と言って別れたのであった。
会社に戻って、十勝毎日新聞を見たら、早速、昨日のマックス・メイビン氏訪問の記事が掲載されていたのであった。
小さな地方都市の良いところは、メディアが身近にあることであろう。こうしてすぐにニュースとして発信してくれるから、マジックに無関心の人でも、マジック・ミュージアムに何やら凄い人達が訪問したのだということが分かる。これは重要なことだ。
北の屋台もこう云う手法で、全国レベルになっていったのだから・・・。
国際的にもなって来たし、何だか面白いことになって来たぞ!
■2019-07-06-Saturday 床屋
小学生の時から通っている馴染みの床屋さんの
マスターが股関節手術の為に2ヶ月間ほど店を休んでいる。
馴染みの店でないと何となくシックリ来ないのだが、先月は、髪の毛が伸び過ぎてしまい止むを得ず、会社近くの床屋さんで散髪してもらったのであった。
昨日、その馴染みの店の前を車で通った際に、赤青白の三色の回る床屋の看板がクルクルと回っていたので、あぁ、復帰したんだなと思い。
早速、今日の昼に行ってみたのである。
すると、まだ完全ではないが、今週の火曜日からリハビリを兼ねて営業していると言うので散髪をしてもらったのであった。
やっぱり、床屋さんは慣れ親しんだ所の方が安心して任せられる。
江戸の浮世床と同じ様に、お互いの病気の話や世間話をしながら散髪してもらう方が楽しいもんである。
いちいち、細かい指示をしなくても、もう私の髪型も熟知しているから、顔を剃ってもらう時には安心して眠ってしまった。
床屋さんはこうでなくちゃ〜いけない。
近く、息子さんが帯広に戻って来て、やがては床屋を継ぐというから、親子3代に亘って散髪してもらうことになるかもしれないなぁ〜。
■2019-07-07-Sunday 高校同窓会ゴルフ
私が卒業した帯広柏葉高校同窓会のゴルフコンペが
7月7日7時から、帯広国際カントリークラブで開催された。
今回で第43回のコンペである。私は過去には数回の優勝経験がある。験の良いコンペである。
全体の参加者数は77人。今日は「7」と云う数字に縁がある日だなぁ〜。
同期生の柏葉26期生は、12名3組もの参加者で、今大会の最多出場の期である。
団体賞もあるから、一緒の組はライバルでもあり、仲間でもある。
6:30の集合時間ギリギリにゴルフ場に到着。皆と話し込んで練習もせずに、私達1組目が7:00に中コースからスタート。いきなりバーディチャンスにツーオンするも、僅かに外れてパー、2番ホールのティショットは右に曲げてOB。
ダブルぺリアだから、上がるまで隠しホールも分からないから、腐らずに和気あいあいとプレーする。前半は43打。
後半は西コースであるが、ここは普段はプレーをしない場所で、今日が今年初めてのラウンドである。
1番のロングホールも3オンしてバーディチャンスに乗せたものの、中コースに較べて芝目が重い。強く打ち過ぎて3パットのボギースタート。
西コースは短いけれでもトリッキーなコースであるから、苦労しながらも後半は41打であった。
結局、私は6位であったが、同じ柏葉26期の第3組目が団体優勝。個人戦も同3組の東京から駆け付けたH君がグロス83打で優勝、札幌から駆け付けたM君がグロス76打で準優勝であった。優勝と準優勝者が居るなら3組目は文句なく団体優勝であった。
参加最年長者は、柏葉1期の先輩3人で何と米寿であると言う。
88歳でゴルフが出来る頑健な同期生が3人も居るなんて素晴らしいことである。
病気がちな我々、26期生は・・・。
■2019-07-10-Wednesday マジック・バー
帯広にあるマジック・バー「ゴーマル爆弾」。
かなり物騒な名前である。住所は西2条南11丁目(東銀座通)。
正確に言うと、厳密な意味では「マジック・バー」ではないのだが、Sマスターがトランプマジックが好きで、お客さんに見せている内に評判になり、マチュアマジシャンたちが集まるようになった。
その中には私も含まれているが・・・。
4年前の2015年3月22日に、「ゴーマル爆弾」に集まる帯広在住の5人のアマチュアマジシャンが結集して、坂本ビル4階の会場で「マジックショー」を開催したことがあった。
この5人の内3人は転勤族で、自衛隊員、銀行員、生命保険会社員であったが、偶然にも同時期に帯広に集まったのであった。この3人がいずれも4月にまた転勤で帯広を離れると云うので、最初で最後のマジックショーを開催したのである。
私も久し振りにステージに立って、とても面白かった。
この時の、銀行員が銀行を辞めてプロマジシャン「スペンサー・トリックス」となって札幌で活躍するようになり、帯広に来た時には、このゴーマル爆弾でマジックショーを開催している。
また、マジック・ミュージアムが縁で、つながった帯広の若手のマジッククラブ「サンドウィッチ」のメンバーが、このゴーマル爆弾を会場にしてマジックショーを年に数回開催していると云う。
今日は、お誘いを受けたので、初めてそのサンドウィッチのマジックショーを観に行ったのである。
マジックに限らず、エンターテインメントの多くは、回数多く演じることで上達をするものである。自分一人だけで、いくら鏡の前での練習や、ビデオを撮っての練習をしても、観客を相手にした実演を行わなければ上達はしない。
エンターテインメントは技術だけで見せるのではなく、演技者のキャラクターや観客とのやり取りなどで魅せるものなのである。
だから、表現出来る場所があることが重要なのである。
私が、自社ビルの地階に小劇場を造りたいと考えているのも、発表の場所を若い連中に提供したいからなのだが・・・。
私はこれまで、帯広では、2002年から「大道芸フェスティバル」をやっているし、駒大の「落語会」も一般向けに開放してから15年以上も連続してやっている。
2016年にオープンさせた「マジック・ミュージアム」のお陰げもあって、著名なアーティスト、パフォーマーらとのつながりも増えている。
何とか、帯広を優秀なエンターテインメントを発信出来る場所にしたいと願っている。
■2019-07-12-Friday 駒大同窓会
明日13日に駒大同窓会十勝支部の
創立20周年記念の総会&寄席を開催するが、それに出席するために同窓会本部の萩野虔一会長が前泊で帯広入りした。
萩野会長は三重県の方なので、地理的な問題で前泊する必要があるのだが、こうして全国各地の支部を訪問して歩くのは大変なことである。
私も「観光カリスマ」として「北の屋台」関係で、全国各地を講演して歩いた経験があるが、交通の便が悪い場所には前泊、後泊が必要になるのだ。
遠いところをわざわざ来て下さった萩野会長を、一人きりにして置くわけにもいかないから、私と、幹事長、会計の3役で歓迎することにした。
せっかく来ていただいたのであるから、十勝の美味しいモノを食べてもらって十勝ファンになってもらいたいと考えた。
北の屋台出身者で、「うまいもん通り」に出店している「オブリガータ」に連れて行った。
ここは、ゆり根、ジャガイモ、生ハム、チーズ、ソーセージ、ししゃも、山わさび等など十勝の産品をメニューにしている。
特に「ゆり根」は、本州から来たお客さんには大好評で「ゆり根は、茶碗蒸しに一かけらが入っているだけの高級品、それを丸ごと素揚げにしたり、ラクレットチーズを掛けて食べるのは何て贅沢な食べ方なんだ!しかもホクホクしていて、とても美味しい!」と大満足してくれた。
食後にクランベリーに連れて行ってソフトクリームをデザートに食べてもらった。
明日の朝は早いので、二次会には行かなかったが、食べるだけで満足してもらえたのであった。これぞ、十勝の「おもてなし」である。
■2019-07-13-Saturday 駒大総会&寄席
今日は、駒澤大学同窓会十勝支部の
設立20周年記念の総会&駒大寄席&懇親会の開催日である。
男性陣は9:30に会場のとかちプラザレインボーホールに集合、寄席の来場者に配布する、駒大スポーツ新聞、同窓会だより、タオルなどを手提げ袋に入れる作業や、総会の準備をする。
その間に会計の西川女子はとかち帯広空港に、寄席の出演者である三遊亭王楽、ふう丈、花仙の3人を迎えに行く。彼女は大活躍である。
外はあいにくの雨、オッカシイナァ〜、私は晴れ男のはずなのに・・・。
雨が降ると、無料で配布している入場整理券の客が半減してしまうのである。「どうせ無料なんだから、天気が悪いから行くの止〜めた!」となってしまうのである。特に高齢者は足元が悪いと減る傾向にある。
こりゃ〜、また今年も満席には出来そうにないなぁ〜。
10:30に出演者らがとかちプラザに到着、舞台の配置、照明、音楽などの手配をしてもらう。落語や大神楽は設定は難しくはないから、楽な方である。
準備が整ったところで、とかちプラザの3階の総会会場に移動する。20周年と云うことで、北海道内の各支部から役員らが出席してくれた。
11:00から総会を始める。特に難しい案件もなくスムーズに終了し、その場でお弁当を食べて、12:00にホールに移動して記念撮影をする。
開場は12:30〜であるが、すでに80名程が行列を作って並んでいる。それでも去年よりも行列の人数が少ない。やっぱり雨が影響しているようだ。
5分早めて12:25に開場、観客を入れる。
13:00に開演、やはり去年の320名より少ない290名ほどの入場者数である。レインボーホールは350席であるから60席ほどの空席が出来てしまった。残念!今年こそは満席にしたかったのに、来年から「無料」は止めよう。たとえ500円でも入場料を支払っていたら、モッタイナイと雨でも捨てる人はかなり減るであろう。無料では人数が読み難いのが最大の難点である。
13:00から、萩野会長の挨拶、私の支部会長としての挨拶の後、三遊亭ふう丈の落語「初天神」、三遊亭王楽の落語「禁酒番屋」、15分の休憩の後、第二部は江戸太神楽の花仙の曲芸、王楽の落語「やぶ入り」で16:40に終了した。
寄席は、大好評であった。やはり3人の出演者というのは贅沢であるなぁ〜。ただ、マナー違反の客も数人居て、やはり無料はダメだと痛感した。
懇親会は17:30から「ふじもり食堂」なので少々待ち時間があるから、北海道の各支部から来てくれた同窓生を坂本ビル3階の「マジック・ミュージアム」に案内して見学してもらい、17:20に懇親会場に移動。
和気あいあいと懇親を深めたのであった。二次会は女性陣は女子会と称して別行動、男性陣と出演者はスナックに移動して二次会を開催。私は23時に帰宅したのであった。
■2019-07-14-Sunday 駒大同窓会
今日は、駒大同窓会十勝支部の
設立20周年記念のゴルフコンペの開催日である。
昨日の総会、寄席、懇親会に引き続いての事業であるが、あいにくの雨なので残念ながら中止にした。
出演者の三遊亭王楽もふう丈もゴルフコンペに参加することになっていた。ふう丈はゴルフバックを宅配便でゴルフ場に直接送付するほど楽しみにしていたのに・・・。
そこで会計の西川女子がまたまた大活躍。3人の出演者を新得町の「ベアーマウンテン」に連れて行ってくれた。ここは、ヒグマを放し飼いにしており、鉄格子付きのバスで園内を移動したり、中央ではガラス張りの場所で、ガラス越しにヒグマと写真撮影が出来る面白い施設だ。ヒグマの迫力も満点でお薦めの観光施設である。西川女子はまさに八面六臂の大活躍である。十勝支部は彼女でもっているようなものである。
本来の日程では、ゴルフコンペが終了した後に、幕別町札内の「焼肉の平和園」で食事をすることになっているので、ここはキャンセルをせずに、13:00に平和園に集合して、皆でジンギスカンなどの焼肉を堪能してもらう。
お客さんを接待するには、十勝の食べ物が一番なのである。
ここでも3人の出演者は大満足してくれたのであった。
14:30に解散、西川女子が3人を空港まで送りとどける。
私は、すぐに帰宅してシャワーを浴びて、犬の散歩を行う。愛犬は昨日、今日と散歩に連れて行っていないから、かなりストレスが溜まっているであろうからなぁ〜・・・。
16:00からは、隣町音更町のホールで「藤井フミヤ」のショーを見る。ここ数日は分刻みのスケジュールである。
ショーは観客の年齢層がやや高めと云うこともあってか、前半は全員が着席したままであった。
ところが後半に前の席の人達が一斉に立ち上がって拍子をとり始めたのである。隣の席の妻も立ち上がった。
私は疲れていたので座ったままであったが、他の客(ほとんど女性客)は30分以上も立ち続けている。私の前の席の男性、更にその前の席の男性も座ったままであったから、私からはステージ上が見えたので助かった。
女性の観客ってのは元気だなぁ〜。
帰りに、昔よく通っていた寿司屋さんに立ち寄って寿しを食べて帰ったのだが、実に15年振りくらいになるかなぁ〜。
目の前のベルトコンベアーみたいなのが、グルグル回る寿司屋よりも、カウンターで落ち着いて、亭主と会話しながら食べるのも良いもんだ。値段だって回転すし屋とそんなに変わらないしね。
私ら夫婦も年を取ったのかなぁ〜。
■2019-07-15-Monday じゃがいも
今日は帯広青年会議所のゴルフ
じゃがいもコンペである。
疲れているから、雨だったら欠席しようと思っていたのだったが、曇り空だったので出掛けたのであった。
会場は十勝CC、一緒の組になったのは、ハンディ3と7と飛ばし屋の若い3人である。
私もかつては飛ばし屋と言われたこともあったのだが、一昨年の2ヶ月間の入院ですっかり筋力が落ちてしまい、今はまったく飛ばなくなってしまった。
何とか3人に食らいついていこうと思ったのだが・・・。
さすがHC3のN君はステディなゴルフをする。HC7のK君はフォームを改造中とのことであるが、身長が高いからものすごく飛ぶ、もう一人のD君は、ブンブン丸でこれまた当たればものすごく飛ぶ。ドライバーで50ヤード以上も置いていかれるとすっかり意気消沈してしまう。
N君は2バーディ、2ボギーの72打で回って来た。飛ぶし、曲がらないし、パットも上手い。
私は95打も叩いてしまい、表彰式に出るのも恥ずかしいから、サッサと帰宅したのであった。
夜は、住宅のある町内会の役員会である。副会長を仰せつかっているから欠席するわけにはいかない。
夏のリクレーションの話し合いである。町内会員の平均年齢は80歳に近いであろう、もう十数年も前から、パークゴルフも止めてしまったし、焼肉パーティもやっていない。
居酒屋で銘々が好きなモノを注文して食べておしまいである。場所をどこにするかであるが、歩いて行ける距離にはなかなか手頃な店がない。
どうせタクシーを使うならどこでも同じであるから、街中の私のビルで行うことになった。
私としてもテナントさんの店を使ってくれるのはありがたい。会議は10分で終了したのであった。
■2019-07-16-Tuesday 読書
このところ忙しくて、
先週、本屋で見つけて、面白そうだと思い購入してあった高田崇史の新作「源平の怨霊」をずっと読めずにいたのである。
私は乱読で、活字であるなら何でも読むが、小説以外の本なら、数冊の本を少しずつ並列で読むのもヘッチャラである。
しかし、小説は一気に読んでしまわないと気が済まないのである。452頁を一気に読み切ったのであった。読み始めたら結末が気になって仕方がなくなるからだ。
特に、この高田崇史の歴史ミステリー物は大好きで、ほとんど全作を読んでいる。
こう云う視点で歴史を眺めると新しい見方が出来て、歴史が面白くなる。今回の内容に関しては、以前に読んだ別の著作のアイデアの焼き直しであるが、それでもまとめて読むと面白い。
源氏と平氏の争いの新たな視点が新鮮であった。
映画や推理小説と同じで、ここで詳しく論評してしまうと、マジックのタネ明かしと同様に、まだ読んでいない人が白けてしまうであろうから、詳しくは書かないが、日本の歴史に対する考え方として、この高田崇史と井沢元彦の功績は大きいと思う。
「不思議」をテーマに蒐集している「マジック・ミュージアム」の蔵書としては、「言霊」「怨霊」「祟り」と云うのは重要なポイントである。
これらは現代人にとっては単なる「迷信」ではあるが、それを信じていた当時の人にとっては真剣に恐れていたモノなのである。それらを避ける為に、都市が造られ、日々の生活をしていた。
その観点から歴史を眺める必要性は大である。もっと井沢元彦や高田崇史の考え方を日本の歴史学会も取り入れるべきであろう。
とにかく面白い本であった。早く次回作を読みたいなぁ〜。
■2019-07-17-Wednesday 自費出版
札幌の従弟から本が送られて来た。
同封の手紙には「思い立って以来約10年、ようやく纏まりました。」とある。
先般、私が札幌に行った時に一緒に昼食を摂った際に「もうすぐ完成するから、出来たら送るからな・・・」と言っていた本である。
本の題名は「昭和のエポネケ ステネケ パネポネポ」まったく意味不明の題で、アイヌ語でもなさそう。一体何のコッチャ?
著者は「坂本勝昭」、18歳上の従弟で、私とは一字違いである。
編集協力は「亜璃西社」と云う北海道では有名な出版社だ。「頒価1000円」とあるから、道内の有名書店でも販売してくれるらしい。
読後の感想を聞かせて欲しいと云うので、早速読破した。200頁強の本であるから、本を読み慣れている私なら30分程度で読み終えてしまう頁数である。
本の題名にもなっている「エポネケ ステネケ パネポネポ」は呪文の様な言葉で、著者が戦争疎開で、帯広の実家(我が家)に疎開していた時の帯広の友人が使っていた言葉で、意味は未だに分からないとのこと。
従弟は帯広でも「やんちゃ坊主」として有名であった。
この様な「言葉遊び」や「卑猥な替歌」などを題材にしてエッセーを書いていく構成になっている。
私に「酒」「ボーリング」「ダーツ」「バックギャモン」等などの「遊び」を教えてくれた従弟であるが、さすがに18歳も歳が離れていると私の知らない替歌や言葉遊びが多かった。
終わりの方は「袋綴じ」にしてあって、立ち読みでは見せられないかなり卑猥な替歌が載っている。この部分は書いた本人はご満悦の様であるが、家族からはとても不評だったとのこと。さもありなん!
まぁ、自費出版は自己満足だからね。自分の書きたいことを書けば良いのである。
私も、そろそろ自伝的なことを纏めて自費出版でもするかな!
■2019-07-18-Thursday 自動車遍歴
最近の若者は、自動車に興味がない人が増えているという。
まぁ、東京などの大都会の公共交通機関が発達している場所に住んでいるなら、さもありなんという感じもするが・・・。
私たちが若い頃には、自動車はステータスでもあった。
私は大学1年生の時に免許を取得し、大学を卒業して帯広に戻ってすぐに初めての自動車を購入した。
十勝では自動車無しでは、生活が出来ないからだ。
私が購入してきた自動車の遍歴は、日産の「パルサー」「スタンザFX」「プレーリー」「テラノ」「フィガロ」三菱「パジェロ」日産「レグラス」BMW「730i」「MINI PACEMAN」、現在乗っているのがBMW「F30」である。
最初は、父が「日産火災海上」の保険代理店をやっていた関係で日産車が多かった。
この保険代理店をやめてから、三菱のパジェロを購入したのだが、「十勝環境ラボラトリー(TKL)」のスポンサーを日産自動車が受けてくれたので日産の「レグラス」に買い替えたのであった。
このTKLも解散した後は、ドイツ社のBMWにしたのである。
少しずつ高い自動車に乗り換えていったのであった。
昔は「いつかはクラウン」と云うトヨタの宣伝文句があった様に、社会的地位が上がると、それなりの価格の車に乗り換えていったものであった。
時代は変わった!自動車ももう5年もしたらガソリン車は極端に少なくなって、電気自動車全盛になり、更に10年もしたら、もっと別の自動車になるんだろうなぁ〜。
運転免許を返納する年齢になるまで、後何台の車を買うのだろうかなぁ〜。
■2019-07-19-Friday 放火
京都市伏見区のアニメ制作会社「京都アニメーション」のスタジオが
18日午前10時35分放火される事件が発生した。
33名が遺体で見つかったと云う。犯人と思しき男はすぐに身柄を確保され、確保される時には「小説を盗まれた」と言ったという。
この男も火傷を負っていて事情聴取は出来ていないらしいが・・・。
理由の如何に関わらず、放火をして33名もの犠牲者を出すというのは無差別殺人である。
先の小学生への包丁で切り込んだ犯人といい、罪の無い他人を無差別に巻き込む事件が続いている。
この放火殺人者は、埼玉県在住らしいというから、何故にわざわざ関東から関西にまで出て来てこんな惨いことをやったのだろうか?
先の包丁切込み犯はすぐに自殺してしまったから、ハッキリした理由が永遠に分からなくなってしまったが、今回の犯人は何としても生かして、理由を解明しなければ犯行防止にならない。
想像するに、単なる「思い込み」なのであろうが、例え自分が書いた小説をアニメに盗用されたからと言って、こんな大量に人を殺せるほどの恨みが生じるものなのだろうか?
恐らく、この犯人も精神を患っているのであろうが、こういう人物が普通に街で生活をし、関係性の薄い他人をいきなり殺戮するようなことが頻発したら、考えるだけでも恐ろしい。
ガソリンなんて誰でも簡単に買えるわけだし、かといってその購入を規制したら一般人の生活に支障をきたしてしまう。
こりゃぁ〜、日本人には相当に心を病んでいる人が多いのではなかろうか?それが少しずつ表出してき始めたのが、このところの無差別殺人なのかもしれない。
恨まれてもいない普通の人なら、まさか自分が殺されるなんて思ってもみないであろうから、予防法なんて考えてもいないであろうからなぁ〜。
消防法だって、ガソリンを撒いて火を点けられることを想定してはいないであろうからなぁ〜。
防御の仕様がない。
今回、亡くなった方々も訳が分からないまま亡くなったのであろう。今はご冥福を祈るしかない。合掌
■2019-07-22-Monday 吉本騒動
反社会的勢力との交際、闇営業問題などで
吉本興業所属の芸人、雨上がり決死隊の宮迫とロンドンブーツ1号2号の亮とが謹慎処分を受けたことで記者会見を行ったが・・・。
吉本興業には「感謝しかない」とか「こんなこと(会見)したいわけないじゃないですか」とか言っていたが・・・。亮の涙には感じなかった違和感が宮迫の涙と表情に感じられた。
これは、問題のすり替えである。
確かに、吉本興業は旧態依然とした会社であろう。しかし、芸能の世界における芸人とマネジメントをする組織との関係は、世間一般の会社と同列には扱えないであろう。
吉本興業が抱える6000人の芸人たちの多くは、社員として給料を払う存在と云うよりは、見習いとして無休で働き、仕事を覚えさせてもらうかつての丁稚奉公に近い存在であろう。
吉本の若手芸人がテレビでよく給料が安いとかボヤイテいるが、それなら吉本を辞めて他の会社やプロダクションに入るか、最初から入らなければ良いではないか。
吉本に所属しているのは、吉本に居ればテレビや舞台などに出演するチャンスが多いからに他ならないであろう。
吉本所属で現在売れている芸人はその中からチャンスを掴んで登ってきた連中だ。
世の中には、メリットとデメリットが混在する。メリットだけを享受することは出来ないのだ。
私は、芸人が固定給をもらうようになって安定したら、芸が成長しなくなると思うのである。芸能界とはそういう世界なのだ。
そこに世間一般の常識を当てはめようと考える方が無理があると思うのである。
しかし、どう考えても芸人6000人は抱え過ぎだろう。そこに問題がある。
どうしても正社員にしろと云うのならば、人数は6分の1の1000人位が適切な数なのかもしれない。
吉本は残りの5000人には給料を払うよりも、逆に「お笑い学校」でも作って授業料をもらった方が良いのではないか?
■2019-07-23-Tuesday 吉本騒動②
昨日、吉本興業所属の芸人、
雨上がり決死隊の宮迫とロンドンブーツ1号2号の亮とが謹慎処分を受けたことで記者会見を行ったが・・・。
今日は、岡本社長が会見を行った。4時間半にも及んだというが・・・。
この社長は、頭悪いなぁ〜。
こんな稚拙な会見をしたら、宮迫の思う壺じゃないか!
これでは、反社会勢力との交際云々とか、闇営業云々とか言う以前に、吉本興業の会社としての問題の方が浮き彫りになってしまうではないか。
おそらく芸人の地位の向上なんてな話に、問題がすり替わっていってしまうのだろうなぁ〜。
弁護士が「芸能人は個人事業主だ。アメリカの芸能界では、芸人がエージェントを選ぶのに・・・」なんて言っていたが、それこそ誤りだ。
確かに、一流の芸能人はエージェントを選ぶ立場にいるが、多くの芸能人はオーデションを受けて合格しなければ仕事にありつけないのである。
アメリカの芸能界こそ、給料制なんて程遠い。日本よりもよっぽど厳しい実力世界である。
オーデションに合格出来なければ、バイトをして食いつないでいるのが実情だ。
芸能界こそ実力本位の社会なのである。
その社会に安定性を求める方がオカシイ!
吉本は、売れた芸人とは、しっかり書面での契約をすれば良いだろう。しかし、そうなると困るのは他ならぬ売れない芸人や、芸人を目指している人達なのだ。
テレビのコメンテーターや人権派弁護士とか称する輩の言う通りにしたならば、売れない芸人のチャンスすら摘み取ってしまうことになるであろう。
現代は、何が受けるか分からない世の中である。またたとえブレイクしたとしてもいつまで人気を保てるのか分からないのも芸能界だ。超売れっ子が明日には売れなくなる「一発屋芸人」といわれる存在がいかに多いことか。
吉本も6000人の芸人の中には将来の「金の卵」が隠れていると思うからこそ抱えているのであろうが、それを世間が許さなければ、会社としての体を取り繕う必要が出てくるのであろう。
そうなったら、一体何人の芸人が正社員になれるのだろうか?
今年売れた芸人が、来年も売れるとは限らない。売れた芸人を正社員したとたんに売れなくなったら会社のお荷物になる。芸能界は水モノである。
その吉本の機構改革をやらなければならないのだとしたら・・・、この岡本社長では無理だろうなぁ〜。
■2019-07-24-Wednesday 吉本騒動③
案の定、岡本社長の会見に対するブ−イングが巻き起こった。
朝から、テレビのワイドショーはこの会見への批判のオンパレードである。
完全に潮目が変わってしまった!
会見と云うのは恐ろしいモンだなぁ〜。
もはや、反社会勢力との交際とか、闇営業とかなんてどこかに吹っ飛んでしまった感がある。
一昨日、昨日とこの吉本騒動のことを書いているが、今日のこの流れは芸能界に取っては良くない方向だと感じている。
吉本の女性芸人の友近が今朝のテレビで言っていたが、報酬をもらっても明細が付いていないと。これは吉本がイケナイ。書面で取り分を何対何と数字に明確化した契約書を結ぶ必要はあるだろう。
例えば、契約書上の取り分が芸人6対会社4だと契約したとする。
芸人がテレビ局から50万円のギャランティを貰い、会社に入金されたら、会社から芸人に渡す明細書には〇〇テレビ局から50万円の報酬が会社に入金されました。会社の取り分20万円を差し引いて30万円はあなたの収入です。と明記されなければならない。これは、会社云々ではなく、取引の常識だろう。
明細書も無くて、ただ金額だけが振り込まれても不信感が生じるだけだ。これではイケナイ!
この点は吉本も改める必要があるだろう。
だが、前から言っている様に、抱えている全芸人を正社員化するなんてのは、芸能界をダメにする愚行であると考える。
吉本も興行師的な丼勘定ではなく、キチンとするところはキチンとする必要があるだろうが・・・。それだけでも、吉本にとっては大改革であろうがなぁ〜。
だが、かつては売れっ子だったが、今は落ちぶれている芸人とかは、生活が出来なくなるであろうなぁ〜。
稼いだギャラを会社が保管して年金みたいにする必要があるかもしれないなぁ〜。芸人には宵越しの銭は持たないみたいな金遣いの荒くて、将来のことなど考えない人がけっこう多いからなぁ〜。
■2019-07-25-Thursday 来年の駒大寄席
駒澤大学同窓会十勝支部の反省会を開催した。
今月13日に開催した駒澤大学同窓会十勝支部創立20周年記念の総会&駒大寄席などの反省会と、来年の事業に向けての会議を24日18:30から坂本ビルで開いたのである。
今回の「駒大寄席」に関しては、雨模様と云うこともあってか、350席有る「とかちプラザレインボーホール」が290席しか埋まらなかったことが最大の課題である。
一般客向けに無料の入場整理券を、五割り増しの525枚も出したのであったが・・・。
雨と云う天気のせいもあったであろうが、やはり「無料」というのがイケなかったのでないか?という結論である。
どうしても無料だと「どうせ無料だから、入場券を捨ててもモッタイなくない」と簡単に来場を諦めてしまう傾向にあるようだ。
これが、例え100円でも自身で支払っていたら、モッタイナイから行こうと云う意識になるであろう。
では、一体いくらが適当なのであろうか?
なるべく多くの人に聞いてもらいたいが、一般的に、落語会だと、名前の売れていない落語家の独演会だと2,000〜3,000円。有名な落語家が複数だと5,000円くらいが妥当な線であろう。
相場を壊す気はまったくない。
同窓会本部が一人分の費用を支払ってくれるし、同窓会十勝支部の会員だけ20名程で聞くのは逆にモッタイナイと感じたから、これまで無料で一般にも開放してきたのである。
しかし、無料だと、前記の理由などで客数が読めないのだ。毎年、工夫はしているのだが、今年こそ満席にしたいと思っていたのに・・・。
来年は、一般客には500円のワンコインを入場料として徴収しようと考えている。
来年の「駒大寄席」の開催日は7月11日(土)の14:00〜16:00、とかちプラザレインボーホールを予約した。
駒大はお坊さんの会員が多いから、「友引」の前日だと葬儀が無いので出席が可能になる。来年7月11日はちょうど友引の前日に当たっている。
来年は7月23日から東京オリンピックが開催されるから、その2週間前でちょうど良いかもしれない。
出演予定者は、三遊亭王楽と三遊亭ふう丈の、今年出演してもらった2人を呼ぶことにした。今年は20周年で3人の同窓芸人を呼んだが、来年は普通の年なので通常は1人なのだが・・・。
500円の入場料で一人分を賄おうと云う魂胆である。
さぁ、果たして来年は満席に出来るであろうか?
■2019-07-26-Friday OCTV
地元十勝のケーブルテレビ局OCTVが
マジック・ミュージアムを特集したいと取材に来た。
夏休みに見学するのに相応しい施設の紹介ということである。
最初の打ち合わせの時には、放送時間は7〜8分位で言うことであったが、ディレクターがマジック・ミュージアムを見ながら、どういう絵柄にするかを決めている際に、とても7〜8分では収まり切らない量の展示物であり、話題であるから倍の15分にしましょうと言う。
放送してもらえる当方としてはまったく問題ない。
私も、これまでにテレビ出演は多数経験しているから、あがると云う事もなく、スムーズに一発で収録を終えたのであった。
ただ、どうしてもアナウンサーの方を見て話してしまうので、カメラ目線での立ち位置が難しい。
会話する相手の顔を見ないで、テレビカメラを見て話をするのは、分かっていてもなかなか出来ないものである。
最後にマジックの実演風景も収録したが、アナウンサーの女性が驚いてくれるのでとても演じ易かった。
放送が8月の第2週の1週間だそうで、毎日、これが放送されるのであるから、良い宣伝になるであろう。
しかし、8月は「大道芸フェスティバル」で忙しくて、なかなかマジック・ミュージアムを開館出来ないのが悩みでもある。
早く、私以外の楽芸員(学芸員)を養成しなくてはいけないなぁ〜。
■2019-07-27-Saturday なつぞら
イヤぁ〜晴れないねぇ〜
何だか、このところ太陽の姿を見掛けていないなぁ〜。
坂本ビルの塔屋の屋上防水工事が25日に終了し、26・27日で足場を取り外すのであるが・・・。
足場を外す前に、足場が無ければ行くことが出来ない屋上に上って、帯広の写真を撮影したいと考えていた。
私は高所恐怖症気味でもあるので、なるべく屋上には登りたくないのだが・・・。
父が健在の昭和58年頃にも、同様の防水工事をやったことがあって、父は塔屋の屋上には昭和42年の竣工以来一度も登ったことがないから、登りたいと言い出した。
一人で上がらせる訳にはいかないので、私が同伴して一緒に足場を登り、屋上で父の写真を撮ったことを覚えている。
今考えると、父は昭和2年の生まれであるのだから、当時の年齢は56歳くらいで現在の私よりも若いのであったが・・・。
どうせ写真を撮るなら曇り空よりも太陽が出ている方が写りが良いから天気予報を見ながら撮影の機会を窺っていたのだが、一向に太陽が顔を出さない。26日には足場を外し始めてしまうから、仕方なく25日の午後からの僅かな晴れ間に足場を上って撮影をしてきたのであった。
高所恐怖症気味だから、端に行くと恐ろしい。その恐怖心と蒸し暑さで汗が噴き出してきたのであった。
「夏空」はさっぱり顔を表さないが、NHKの朝の連続テレビ小説の「なつぞら」の方は快調である。
今朝のエピソードは、帯広の菓子屋「雪月」の息子の雪次郎が、俳優になることを断念して実家の帯広に戻った場面が放送された。
この場面を見ていて、私自身のエピソードと重なる感じがしてジ〜ンときたのである。
私もプロマジシャンになりたい夢を諦めて、帯広の父の会社に入って現在に至っている。俳優とマジシャンとの違いはあれども、同じ芸能の道を断念して実業の道に入ったのであった。
以来、私の人生訓は「人間万事塞翁が馬」である。どうちらが良かったのかは時間を経なければ分からない。これからのドラマの展開が楽しみである。
■2019-07-28-Sunday 大道芸&JCOB会
26日の15:00から
大道芸フェスティバルの会議が十勝毎日新聞社で開催された。今年は名称を「とかち夏空大道芸」と変更し、8月10日夜の「ナイトパレード」から始まって16日夕方の「大道芸ファイナルショー」までの1週間のロングランになる。
私は、今年で会長を辞して顧問になった。
2002年に、北の屋台で大道芸をたった一組のクリスピー・クリス&キャプテン・ケーボー(現:ファニーボーンズ)から始めたのが、ここまで大きく、市民に愛される行事に育ってくれたことは嬉しいことである。
以来19年間、私はお盆に休みを取ることがなくなった。
19年目にして初めて、まつり実行員会が作成する「平原まつり」のポスターに大道芸が載ったのも、ようやく大道芸がまつりのひとつとして認められてきたのかと嬉しく感じたのであった。
今年は会長を辞したからユックリできるのかと思ったのだが、逆に12日の「マジック・サーキット」をやらなければならなくなって、かえって忙しくなってしまった感がある。
それでも、役職のトップではないというのは少しは気が楽になる。去年はお盆期間は3日間とも雨で盆踊りが50年間で初めての中止と云う事態になった。今年は何とか天候に恵まれて欲しいものである。
何度も書くが「芸人殺すにゃ刃物はいらぬ、あくびの一つもすれば良い」と云う江戸時代の戯れ唄があるが、それをもじって「大道芸人殺すにゃ刃物はいらぬ、雨の3日も降れば良い」と云うのを作ったが・・・。
27日の土曜日は、帯広青年会議所OB会の家族野遊会が十勝川温泉のスパで開催されたので、妻と二人で参加してきた。
私は6年程前にOB会長を務めたので、スケジュールが入っていない限りはOB会の行事に出席するようにしている。
このところは、やたらと行事が詰まっているので、少々疲れ気味だったのだが・・・。
お天道様が出ている時にはお酒を飲まないことにしているのだが、今日は曇り空で太陽が顔を出していないから、ビールを3杯ほど飲んで、バーベキューを楽しんだ。
最後の最後に雨が少しパラついてきたが、何とか雨ももったので、久し振りにかつての仲間たちとの会話を楽しんだのであった。
還暦過ぎると、昔話が楽しくなるようである。
■2019-07-29-Monday かちまい論壇
2019年07月29日十勝毎日新聞「論壇」掲載
「ミュージアムの知名度国際的に」
マジック・ミュージアムの知名度が、いよいよ国際的な広がりを持ち始めたようだ。去年10月末にはロサンゼルス在住の世界一のマジシャン島田晴夫師が来訪してくれたが、7月初旬には、同じくロサンゼルス在住の、メンタルマジックの第一人者であるマックス・メイビン氏(68)が来訪してくれたのである。
「メンタルマジック」というのは、言葉の持つ曖昧性と人間の深層心理、高度なテクニック等を巧みに組み合わせて最上級の不思議さを披露する種類のマジックである。メイビン氏は、日本語も堪能であるから日本のマジック番組にも「マックス名人」という名前で数多く出演している。
クリエーターとしては「フィル・ゴールドスタイン」名でトランプマジックの著作を多数発表しているし、ラスベガスで活躍しているプロマジシャンのランス・バートンのアドバイザーをやったり、日本ではマジシャン前田知洋氏の師匠としても有名なマジシャンなのである。
そのメイビン氏が、東京のマジックショップ「マジックランド」のオーナーで、マジックの翻訳や挿絵などを書く小野坂東氏(通称トンさん)、息子で社長を務める聡氏を伴い3人で来訪してくれた。
メイビン氏は6月末に韓国でのマジック関係の仕事を終えてロサンゼルスに戻る途中に日本に立ち寄り、北海道にはマジック・ミュージアム訪問のためだけに来てくれたのである。
そのきっかけは、今年2月に私がロサンゼルスの島田晴夫氏邸を訪問した際に、会員制クラブで一般観光客は入場ができないマジックの殿堂「マジックキャッスル」に連れて行ってくれた時に、ちょうど役員会議があったので、オーナーや有名マジシャンら多数が来ていたが、その中にはメイビン氏もいた。島田師を見掛けた役員たちがあいさつに来た際に、私のことを「引退後に道具類をドネーションする日本唯一のマジック・ミュージアムのオーナーだ」と紹介してくれたのであった。メイビン氏は「次回、訪日したらぜひ拝見したい」と言ってくれたのだが、私はてっきり社交辞令だと思っていたのだ。今回わざわざ来訪いただいて感激している。
8月12日には、日本のプロマジシャンのDr.レオンら5人のマジシャンが訪ねて来る。マジックの玄人の世界においてはマジック・ミュージアムの知名度はかなりなレベルになってきた。これをもっと一般の方にも広げるようにしていきたいものである。
■2019-07-31-Wednesday 変な天候
このところの天候は極端過ぎる!
帯広でも、5月には雨がまったく降らなかったと思ったら、5月26日には38.8℃にもなったし、その後は、気温が下がって、今度は雨がず〜っと連日降り続いて、しばらく太陽の姿を見掛けないなぁと思っていたら、今度はここ連日の猛暑日である。
自宅の寝室にはクーラーを設置していないから寝苦しいこと・・・。ついつい会社の冷房の温度を下げ過ぎてしまい、肩がキュウッと詰まる様な感じになって首が動かなくなり、このクソ暑い中にマッサージを受けに行って、汗だくになって帰って来た。
もともと汗かきな体質であるが、前立腺癌のホルモン療法の副作用で、突然の発汗をするホットフラッシュの症状が出るので、汗が倍増している感じがする。
恰好が悪いが、首にタオルを巻いていないと、ハンカチでは用が足りないのだ。そのタオルですらすぐに汗でビチャビチャになってしまう。
この暑さはいったい何だ!
このクソ暑い中で、来年の今頃は東京でオリンピックを開催すると云うのであるから、正気の沙汰ではない。
テレビでも、不要不急の外出は控えましょう。激しい運動は控えましょうと連呼しているではないか。
参加する選手はもちろんのこと、観客だって大変だ。生半可な対策では不十分だろう。
死人が出るかもしれないぞ。
1964年の東京オリンピックは10月10日に開催され、それを記念して「体育の日」を制定した。
こんな真夏にオリンピックをやるのは、大スポンサーであるアメリカのテレビ局の要望であろう。人気のあるスポーツイベント(野球やフットボールなど)の開催が重ならないこの時期にオリンピックをやらせようと云うのだろうが、犠牲者でも出ない限り、改められることはないのであろうなぁ〜。
金と利権にまみれたオリンピックなんぞ、やらなきゃ良いのに・・・。
来年のこの時期は、ホテルも料金はバカ高いであろうし、交通も渋滞するであろうから、何とか東京での用事が起きないようにと祈っている。
何十万円もする入場料金を払うくらいなら、その分で4Kテレビやクーラーでも買って自宅で見てる方がよっぽど良いかも・・・