■2019-12-01-Sunday エッ熊!?
昼に、帯広小学校のグランドで熊が射殺されたというニュース!
エッ、我が母校の帯広小学校だって?!日高山脈に近い広野小学校の間違いじゃないの?
1日夜の午前2時前に帯広市西16条南31丁目の住宅街で「路上を熊が歩いている」という110番通報があったという。
警察が付近を捜索していたが、午前4時前に西12条南17丁目の住宅の庭で目撃情報があり、午前7時前には西8条南5丁目の帯広小学校の校庭に逃げ込み、約4時間にわたって校庭の木に登ったままになっていたが、11:03に猟友会の会員が射殺したという。
日曜日で良かった。平日の登校日であったなら・・・。
可哀そうだが、万が一生け捕りに失敗したらと思うと・・・。
どうやら、このルートの側を流れる「ウツベツ川」の川岸に沿って逃げていたらしく、街中の道路を逃げていたわけではないようなのであるが・・・。
我が家の住所は西6条南14丁目であるから、西12条南17丁目とはわずか800m位しか離れていない、近くと云えばかなり近くなのである。
犬の散歩のコースにしたならば、もっと近いのだ。いつも歩く場所とはわずか300mほどしか離れていない、ただ時間帯が違ってたので・・・。
それにしても・・・。
札幌は山が中心街の近くにあるから、街中に熊がよく出没するニュースが流れるが、帯広市の中心街は平野のど真ん中であるから、山からは30㌔位も離れているので熊が出てくるのは考えられないのだが・・・。
30年ほど前に野生の鹿が、我が社の前の道路を走り、30mほど離れたビルの中に入って捕まったと言う事件があったのであるが、その時も、鹿は川を伝って街中に出て来たらしい。
今回もおそらく、川岸を伝って街中まで出てきたのであろうが、いやはや驚いたなぁ〜。
鹿が街中を走った事件があったから、藤丸前、六花亭前、帯広駅前にはエゾ鹿の銅像が建っている。
今度は、帯広市内にヒグマの像を建てなきゃならないなぁ〜。
あっ、そう云えば、我が社には熊が立ち上がっている1m60㎝ほどの高さの大きな木彫像があるんだがなぁ〜。こんどもっと目立つ場所に置こうかなぁ〜。
■2019-12-06-Friday 統合失調症
6日朝のニュース解説によると、
大阪府吹田市の交番で今年6月に、警察官が刺され、拳銃が奪われた事件で、強盗殺人未遂容疑で府警に逮捕された飯森裕次郎容疑者(33)が、大阪地検の精神鑑定で統合失調症と診断されたことがわかった。地検は、精神疾患の影響はあったものの、事件前後の行動などから刑事責任能力があったと判断。強盗殺人未遂罪で起訴する方向で検討していると云う。
同じ6日の新聞朝刊には、2015年9月に埼玉県熊谷市で6人を殺害したペルー人のナカダ被告(34)の控訴審判決で東京高裁は5日、死刑とした一審判決を破棄し、心神耗弱を認めて無期懲役を言い渡した。こちらも統合失調症による妄想が犯行に影響を与えたとした。
「統合失調症」を調べてみたら、統合失調症とは、不安や緊張感、敏感さが極度に強まり、幻覚、妄想、興奮といった特有の症状が目立ち、幻覚や妄想に襲われて頭の中が混乱し、周囲とのコミュニケーションがうまくとれなくなる病気だと云うが、100人にひとりの割合で存在するのだという。しかも多くの人が自立した社会生活を送っているから自分が統合失調症だとは気付かずに生活している人も多いのだと云う。
つまりは、普段は普通の人と同じ様に社会生活を送っているし、見掛けだけでは分からないということである。
それは恐いなぁ〜。
遺族側にしてみたら、犯人が統合失調症による心神耗弱状態であろうが、なかろうが、家族の生命を奪われたことに変わりはない。この悲しみや怒りをいったい誰に、何にぶつけたらよいのであろうか。
いつまで経ってもスッキリなどしないであろう。犯人の人権を重視して、殺された人側の人権を軽視し過ぎてやしないか?
外見だけでは分からない統合失調症者に、街中で突然襲われたって、予め予想もしていないのだから防御の仕様がないではないか。ましてや熊谷の事件は自宅に居たところを突然襲われているのだ。
統合失調者は、それこそ勝手に妄想をし、それをまた勝手に自分の頭の中で膨らませていき、その膨らんだ妄想によって今度は自分自身で勝手に興奮して相手を攻撃するのだから、攻撃される相手にとってはまったく意味不明で迷惑千万であろうなぁ〜。困ったもんだ。こんな人が大勢居るなんて怖い世の中だなぁ〜。
■2019-12-07-Saturday 関東で地震多発
6日のテレビ朝日の「羽鳥慎一モーニングショー」
を犬の散歩から戻って来て、犬の足を拭きながら耳だけで聞いていた。
今月3〜5日までの3日間で関東地方で13回も起きている地震について解説していた人の「人が必ず死ぬ様に、地震も必ず起こる・・・」と云う声が、どこかで聞いたことのある声だなぁ〜と思いながら聞いていたら・・・。
部屋に入ってテレビ画面を見たら、東海大学海洋研究所の長尾年恭所長が出演していた。
長尾氏は、私と同じ年齢で、趣味も私と同じ「マジック」。ただし、彼は私と違って、千葉大学の優秀な学生であった。
4年生の時に、彼と一緒に「関東大学奇術連盟」と云う既存の組織に対抗して、この連盟に加入させてもらえなかった大学の、東京大学・東京女子大学・千葉大学・専修大学・工学院大学・駒澤大学など数校を集めて「マークル」と云う団体を作った仲間である。
今でも、たまにメールのやりとりをしているが、火山や地震研究のエキスパートなのである。
長尾所長の解説では、13回の地震のうち震度3以上が6回で、震源は主に3か所で茨城県南部、栃木県北部、茨城県北部。
「東日本大震災」のときは2日前に震度5弱が発生し、その後100回ぐらい地震が続けて起きた。前兆である可能性は否定できないと指摘。
「一番問題なのは、どれぐらいのサイズの地震が起きているかということで、比較的、粒ぞろいなんです。粒ぞろいということは、これまでの経験則からいうと前兆である可能性がある地震・・・」とし、粒ぞろいの意味を問われると「マグニチュードがそろっている、東日本大震災でも熊本地震でもそうした前兆があった」と言うのである。
今週、NHKでは4夜連続で、(パラレルワールドの)東京直下型巨大地震が起きたと云う想定での番組が放送されていたが、このパラレル東京と云う設定は、恐らく視聴者がパニックを起こさない様にとの配慮なのではないだろうか?
地震が起こる確率は「今後30年間で70%以上」だと言っていたけど、この「今後30年間」と云うのは、ひょっとすると明日かもしれないし、30年後なのかもしれないのだと言う。でも、こう言うのを確率って言うのかなぁ〜。
でも、なんだか、とても切迫しているような感じがするなぁ〜。
来年は東京でオリンピック・パラリンピックが開催されるけど、この期間に起きたらいったいどうなるんだろう?
東京出張中に起きたら・・・、そう考えると東京にはあまり行きたくないなぁ〜。
そう思っていたら、南海トラフ地震の方が怖いのだと言う。
いやはや日本全国、地震の心配がない場所など無いようだ。
■2019-12-08-Sunday 映画鑑賞
「ワンスアポン ア タイム イン ハリウッド」
を一人で観て来た。
好きな監督の一人であるクエンティン・タランティーノの9作目の作品だ。彼の作品はこれまで全てを観ている。
いつも一緒に映画を観に行く妻が、親類の葬儀で地方に行っていて不在の為、やむなく一人で鑑賞に行ったのである。これから年末年始にかけて面白そうな映画の封切りが目白押しなので・・・。
私の年齢は還暦を過ぎているので一人で観に行っても「シニア料金」の1200円で鑑賞出来るのである。
映画はコストパフォーマンスが良好な娯楽なのだ。
「ルパン三世」とこれのどちらを一人で観るのか随分と悩んだのだが、タランティーノの映画の暴力シーンは刺激が強過ぎるから妻には毒かと思ったので・・・。
例によって、まだ観ていない人の為に、マジックのタネ明かしにもつながるストーリーなどの詳細はこのブログには書かないが・・・。
タランティーノ作品を観る前には、あまり情報を入れておかない方が楽しめると思い、今回も事前の情報は極力少なめにしておいた。
今作品は「シャロン・テート惨殺事件」を映画のベースにしたと聞いていたのだが、タランティーノの手にかかると、まるで異なる展開に・・・、意外さと肩透かしと驚きと蘊蓄(うんちく)が交差して不思議な感覚になる映画である。
主演は、落ち目の西部劇俳優の「リック・ダルトン」役がレオナルド・ディカプリオが、その友人でリックのスタントダブル(スタントマン)の「クリフ・ブース」役がブラッド・ピットと云う豪華な共演である。
共に架空の人物が主人公であるが、実在の人物である「シャロン・テート」「ロマン・ポランスキー」「スティーブ・マックイーン」「ブルース・リー」などが、ソックリさんを使ってそのままの名前で登場するから、主役の二人も実在の人物みたいな錯覚を覚える。
シャロン・テート事件を起こした悪魔を信じる新興宗教の教祖チャールズ・マンソンのことも描かれているのだが・・・。
実際の事件をベースにしていても、こんな描き方があったのか・・・。
映画の本編とはまったく無関係なのだが、タランティーノの巧みさとイタズラ心の現れかなぁと感じたシーンがあったので、私の知っている蘊蓄(うんちく)をひとつ披露すると、映画の終わりに近いシーンで、シャロン・テートが食事に行く場面でレストランの向かいのポルノ映画館について、サラッと言及する場面があった。ここは、タランティーノのファンなら知っているが、彼が現在所有している映画館なのだ。
昔ながらのフィルム映画の上映に拘る「New Beverly Cinema」館なのである。さりげな〜く分かる人だけにサラッと宣伝するところが粋だよね。
最後の暴力シーンは強烈過ぎて夢に出てきそうだなぁ〜。
■2019-12-12-Thursday 訃報
小澤良二(89)氏が亡くなった。
我が社が所属する帯広平原通商店街の2代前の理事長であった。
小澤家と坂本家とはとても古い付き合いで、初代の小澤保貞氏と私の祖父の坂本勝が共に山梨県の出身ということで仲が良かった様である。
現在の坂本家も小澤家も曹洞宗の永祥寺の檀家であるのだが、勝の山梨の実家の宗派は元々は曹洞宗ではなかった。保貞氏の薦めで曹洞宗に宗旨替えをして永祥寺の檀家になったのだと聞いている。
山梨県出身者の代表的職業と云えば「金物屋」と「判子屋」であり、小澤家は金物屋、坂本家は判子屋であった。
祖父の坂本勝は明治38年に帯広町2条5丁目に判子屋「坂本勝玉堂」を開店し、小澤保貞氏は大正4年に帯広町2条4丁目に金物屋「小澤金物店」を開業した。
小澤金物店は大正11年に2条8丁目に移転、坂本勝玉堂は大正14年に2条9丁目に移転している。
いつも隣の丁目で商売をしていたのである。
2代目の小澤良二氏と私の父の圭司とは年齢も近くて馬が合った様で、我が家が火事で全焼した昭和42年以前には、毎日の様に我が家に顔を出して、父と大洋電機の太田さんと3人で何やら熱く、激しく討論していたという記憶がある。きっと帯広・十勝の将来像なんかを熱く語っていたのであろうなぁ〜。
現在の藤丸百貨店が西2条南8丁目で再開発ビルを建設するのに尽力し、ふじまるビルの社長を務められた。
外見は穏やかな紳士であったが、こうと決めたらやり抜く芯の強さを持った方であった。生前にもっと話を聞いておきたかったなぁ〜。また一人昭和・平成の時代を生き抜いた経済人が亡くなってしまった。ご冥福をお祈りします(合掌)。
■2019-12-13-Friday 嫌いな
嫌いな静電気の季節になったなぁ〜。
体質的に乾燥する十勝の冬は、静電気を帯び易くて、ドアノブ等を触る度に、バチッバチッと火花が散るのである。
この時期になると、ドアノブに触れる前に、爪でチョンとドアノブを弾いて放電させてから触る癖が付いてしまった。
この静電気のバチッは実に嫌な感じなのである。
この時期は、他人と握手するのもバチッと来るから嫌なのであるが、まさか、握手する相手の指先を爪でチョンと弾いてから握手するわけにもいかないので握手するのが怖いのである。
もうひとつ、この時期はドライアイが辛い。
10年ほど前から、ドライアイに悩まされていて、就寝前と寝起き直後の目薬は欠かせないのだが、冬になると昼間でもときどき目薬を注さないと目を開けているのも辛くなる。
暑いのと寒いのではどちらが好きか?と聞かれれば、寒い方が良いと答えるほど暑さには弱い。なにせ汗かきなので、気温が高いと全身が汗でビチャビチャになってしまう。
寒いのならば、服を重ね着すれば良いのであるが、暑いのは裸以上にはなれない。まさか裸で外を歩くことも出来ないしなぁ〜。
でも、身体を冷やすのは健康には良くないらしい。健康指南の本には身体を温めなさいと書いてある。
1年中ず〜っと適温であったならば良いのになぁ〜。
■2019-12-14-Saturday 土曜日
今年も残り2週間余りとなった。
年齢を重ねると月日が経つスピードを速く感じると言うが、まさに年々早まっていく。
先週の土曜日に映画「ワンス アポン ア タイム イン ハリウッド」を一人で観てきたばかりだが・・・。
妻からは「一人で観て来るなんて・・・」と責められたので、今週は一緒に映画に行こうと話し、何を観るかを調べるために新聞の映画上映案内欄を見て驚いた。
何と、まだ1週間も上映していないのに、もう「ワンス アポン ア タイム イン ハリウッド」の上映が終了しているではないか!
そのくせアニメの「天気の子」がまだ上映を続けているのだ。
以前から、帯広のシネコン太陽の上映プログラムを組んでいる人と私の嗜好とが合わないことは何度もこのブログにも書いているが、クエンティン・タランティーノ監督の映画が1週間も上映されないなんて・・・。
このブログには、早目に観に行っておいて良かったとしか書き様がないが・・・。
妻に何が観たいかと聞くと「カツベン」を観たいと言う。「Shall We ダンス?」の周防正行監督の5年振りの映画作品である。
映画の評価も高得点だと言うので行くことにした。
「50歳割引き制度」や「シニア割引き制度」等で一人1200円で鑑賞出来るのであるから、映画はコスパ抜群の娯楽である。
例によって、映画のストーリーの詳細を紹介するのは、マジックのタネ明かしにつながる愚行であるから、このブログでは詳細な説明は行わない。
上映前の映画館のロビーで「カツベン」のチラシを見たら、出演者欄に、草刈民代や城田優などの名前があったのだが、最後まで何処に出演していたのか、私にはまったく分からなかった。
三谷幸喜が監督する作品にも共通するのだが、結構有名な俳優がチョイ役で出演する傾向があるようだ。
観終わってから妻と感想を話していたら「えっなぁ〜に、貴方は分からなかったの?私はすぐに分かったわよ・・・」と勝ち誇った様に云う。自宅に戻って調べてみたら・・・、妻の言っていた箇所も間違っていたけどね・・・。
主演の成田凌、なかなか良い役者じゃないの、どこかで見たことあるなぁ〜と思っていたら、NHKの朝ドラの「わろてんか」に息子役で出演していたし、映画の「スマホを落としただけなのに」にも悪役で出ていたなぁ〜。彼はこれから映画やドラマに引っ張りだこになるんじゃないだろうか。
この種の邦画は、スペクタクルやアクションが多い作品ではないから、ワクワク、ドキドキさせるよな映画ではないけれど、気持ちをホンワカさせてくれる映画である。こういう映画があっても良い。
そういえば、予告編で「男はつらいよ」の予告をやっていたのだが、何と渥美清の寅さんがCGで甦るような内容の予告編であった。「スターウォーズ」もレイア姫役のキャリー・フィッシャーがすでに亡くなっているのに・・・。
まぁ、映画は何でもアリの世界なのだが・・・、デジタル技術の凄さなのだろうが・・・何だかなぁ〜、こちらの方が不思議な感じがしてしまうなぁ〜。
「カツベン」の中でも、色んな映画のフィルムをツギハギする場面があったが、それこそ、過去の作品とCG合成で、俳優が不要になる時代が近づいているのかもしれないなぁ〜。
■2019-12-15-Sunday いだてん
NHKの大河ドラマ「いだてん」が終了した。
私には楽しく、面白く、田畑政治に感情移入しながら全話を観たのだったが・・・
視聴率は過去の大河ドラマ中で最低だったというから不思議だ。
平均視聴率は8・3%で、第6話(2月10日)以降42回連続の1桁で、2桁に浮上することは一度もなかったと云う。
全47話の期間平均(全話平均)も8・2%と大河ドラマ史上初の1桁。2012年「平清盛」と15年「花燃ゆ」の期間平均12・0%を大幅3・8ポイント下回り、大河ドラマ歴代ワーストを更新したそうだ。
何故なんだろう?
年取った視聴者には、大河ドラマは時代物と云う意識が働いているのかもしれないなぁ〜。
後半の主人公「田畑政治」と云う人物のことを、この大河ドラマを観るまでは、まったく知らなかった。
ひとつの事に集中して、誰にも出来ない様なことを成し遂げる直前に、何もやっていないくせに、名誉だけ欲しがる輩の権謀術数によって追い落とされる。しかし、最後まで、その情熱を失わずに、最後には再評価される。
そんな人物像に感情移入して、特に後半の阿部サダヲの熱演に応援してしまった。
私にとっては、遠い過去の偉人の物語よりも、よっぽど面白かった。最終話とその前話、前々話は見ていて、思わずウルウルとしてしまったほどであった。
このドラマが評価されなかったのはとても残念である。
次回の大河ドラマは「明智光秀」が主人公だと云う。
一般的な日本人の光秀に対するイメージは「裏切者」「反逆者」などの悪いイメージであろう。その光秀を主人公にすると云うのだから、これまでの通説を覆すストーリーなのであろう。
歴史は勝者によって書かれた一方的なモノである。敗者である光秀側からの視点で見る物語の展開がどのようになるのか、今からとても楽しみである。
「何故に、本能寺で主君の織田信長を殺したのか」その新しい歴史解釈を期待している。
■2019-12-16-Monday 一番だけが
TBSテレビの「一番だけが知っている」を見た。
16日の新聞朝刊テレビ欄で「高校生マジシャン」云々と出ていたので、録画予約をしておいたが、リアルタイムでも視聴した。
札幌の天才高校生マジシャンのM・H君が地上波放送の番組に初出演した。
以前にBS放送では見て知っていたのだが・・・。
M・H君は独学でマジックを覚えたと云う。
私がマジックを覚えた小学6年生の時の様に本から入って、まず知識を吸収しようと云うアプローチの仕方とは、真逆の方法でまず自分で考えてみると云う事が幸いしたのであろうなぁ〜。
オリジナルな発想で、既存のマジックとは異なる現象を見せるマジックを自ら考えて、製作もしているというから素晴らしい。実にユニークな発想でマジック界のニューエイジの誕生である。
こう云う若いマジシャンが輩出するのは嬉しいことである。北海道からと云うのも嬉しさが倍増する。
マジックのタネは素晴らしかったが、演技の方は、まだまだ稚拙であった。16歳だと云うから、人前で演技を見せる経験が不足しているのであろう。
もっと堂々と、ユッタリと、強調すべきところと、軽く流すところのメリハリ、強弱の付け方などの見せ方がまだまだであった。またその若さが今の魅力にもなっているのだろうが・・・。
この発想を大切にして、もっと人前で演技を繰り返して、世界の頂点を目指してもらいたい。
この番組で、次に出たのが、サラリーマンが栃木県の骨董品屋で見つけて、小遣いで買った仏像が、何と「伝・運慶作」の仏像で、クリスティのオークションで14億円もの価格が付いたと云う話に驚いた。
こんなことってあるんだなぁ〜。
栃木の骨董屋さんは、さぞや悔しい思いをしたことだろうが、目利きじゃなかったんだから骨董品屋にはむいてなかったのかもね・・・。
こちらの話題の方がマジックよりも驚いてしまった。
マジック・ミュージアムの展示品の中にも、こんなお宝が眠っていないかなぁ〜。
■2019-12-18-Wednesday 監視社会
変な天気だ!
12月の中旬も過ぎたというのに、最低気温が+のままだ!
今朝の犬の散歩は、歩道の雪解けの湿り気が薄っすらと凍っていてブラックアイスバーン状態になっており、何度も滑って転びそうになった。
積雪状態よりもかえって危険な状態だったのである。
還暦過ぎて転んで骨折でもしてしまったら、治りは遅いであろうし、リハビリに通うのも億劫であるから、絶対に転ばない様に気を付けているのだが・・・。
散歩から戻ってテレビを見たら羽鳥慎一のモーニングショーで、中国の監視社会の特集をやっていた。
今の中国では、スマホを使いこなせなくては生活が出来なくなっていると云う。
キャッシュレス化もしかりなのであるが、各種の手続きや、パスポートの取得などにもスマホが必要なのだと云う。
スマホを使えない老人は、街に出るにもスマホを持っている孫などに同行してもらわなければ、現金では用が足せないのだそうである。
これは、観光客も同様のようで、私の様なガラケー使用者は、もはや中国旅行は出来なくなったようだ。
数年前に上海に行った時には、まだそんな状況ではなかったのに・・・。
ここ1、2年で急激に変化をしたらしい。
しかしだ!
中国に観光に行くだけなのに、スマホで顔認証をしたり、買い物をする度にスマホでキャッシュレス決済をしたりしたとしたら・・・。
スマホにはGPS機能も付いているのであろうから、中国政府に、いつ何処そこに行って、何を見たのか、何を買ったのか、誰と会ったのかなどが全て把握されてしまう。
別段、悪いことをするつもりなど全く無いのだが、全てを監視、管理されているかと思うと旅も楽しくなくなるのではないだろうか。
旅は、日常から離れて、管理や監視からも自由になりたいから行くのである。それをわざわざ管理・監視されに行くなんて・・・。
私は、もしもガラケーからスマホに機種を替えたとしても、もはや中国には行きたいとは思わないなぁ〜。
早目に行っておいて良かったなぁ〜。
■2019-12-19-Thursday 70歳定年制?
日本の政府は・・・。
人生100年時代を迎えて70歳定年制云々と謳っているが・・・。
みんなが皆、100歳まで生きるわけでもあるまいに・・・。
年金を75歳から受け取れだって・・・。
短命の家系だってあるだろうし・・・。
働きたくない人だっているだろうし・・・。
私なんぞは、75歳まで生きられたら御の字だと思っているのに、年金を75歳から受け取れば得だなんて言われても、そもそも死んでしまったら受け取れないじゃないか!
自営業であるから、定年なんてものは無いし、たいして重労働でもないから、死ぬまで現役で働くことは可能なのであるが、来年1月で62歳になる身としては、サッサと仕事を辞めて、好きな事だけをして死にたいなぁ〜。
どうせ一度切りの人生なのである。
この世に生きとし生けるものは全て死ぬのである。早いか遅いかだけだ。私は「死」は怖くない。ただ生きてる内に人生を楽しみたいだけで、死んだら「ジ・エンド」で良い。
身体が動く内は、ゴルフもやりたいし、旅行にも行きたいし、観劇に行くのも良いなぁ〜。マジックを演じるのも楽しい。
身体が自由に動かせなくなったら、本に囲まれて、毎日読書三昧をしたいし、本が読めなくなったらDVDで映画鑑賞三昧でも良いしなぁ〜。目が悪くなったら音楽を聴いて暮らすのも良いなぁ〜。
自分の口でモノが食べられなくなって、ベッドから起きられなくなったら生きてる甲斐が無くなる。
私と同じ様に考えている人も少なからず居るんじゃないだろうか?
政府は、そろそろ「尊厳死」を真剣に考えた方が良いだろうと思う。
2018年6月に起きた新幹線通り魔殺傷事件の裁判結果が出た。犯人の小島一朗(23)は、彼の「一生、刑務所に入っていたいから人を殺した。自分の命は惜しいから死刑にはなりたくない、3人殺したら死刑になるので、殺すのは2人までにしておいた・・・」という身勝手な希望が叶えられて無期懲役刑になった。犯人の小島は嬉しくて法廷で万歳をしたというから酷い話だ。
殺人者の願いが叶えられて、遺族の死刑にして欲しいと云う願いが却下される。どこかが狂っている。
老後に不安があって、収入が低い人の中には、老人ホームに入る感覚で犯罪を犯す輩が増えるであろうと予想していたが、まさにその通リになってしまった。
人権派の連中が、死刑廃止を言っているが、死刑を廃止したら、こんな輩がもっともっと増えるであろう。
刑務所の待遇が良過ぎるからだ。臭い飯を喰わされることもなく三食が付き、運動もさせてくれて、慰問もある。寒さに震えることもなく、病気になったら医者が診てくれる。
ホームレスとして暮らすよりも、よっぽど快適な生活が送れると考えている不埒な輩が出現してしまったのだ。
一方で、自殺は怖くて出来ないから死刑になりたいと小学校を襲って子供たちを殺傷した奴も居る。
高齢者ドライバーの事故も増えているが、自分で運転しなくては生活出来ない高齢者も居る。
そんな日本で、来年は東京オリンピック・パラリンピックが開催される。コンパクトで低予算のオリンピックと言っていたのに、マラソンは津軽海峡を越えて北海道にまでやって来た。予算も軽く3兆円を超えるというではないか。
日本の政府がやっていることは、的外れで、嘘ばっかりで、まるでオカシナことばかりである。
■2019-12-21-Saturday 少ない雪
朝、外を見たら薄っすらと雪が積もっていた。
ほんの2㎝程度であろうか。
今冬は雪が少なくて、除雪は楽で良いのだが・・・。
スキー場は困っているだろうなぁ〜。降るべき時と場所には適度に降ってくれないと・・・。昨日までの帯広市内の道路は積雪0である。
2㎝程度の積雪ならば、ラッセルで押して歩くだけで除雪が出来るから、面積が広くても適度な運動になって良い。これが10㎝を超えると固まった重たい雪を、雪山の上に放り上げなければならなくなるから大変なのであるが・・・。
犬の散歩をさせる前に、サァ〜ッと除雪を済ませてから、犬の散歩に出かけたのだが、我が家以外の家の前は、まだ誰も除雪をしていない。この程度の積雪なら放っておいても、その内に太陽で融けるだろうと思っているのかもしれないが、少しだけでもアスファルト面を出しておくと融雪が早いのになぁ〜。
犬は新雪の誰も歩いていない雪の上を歩くのが好きな様だ。飛び跳ねながら散歩した。人間でも新雪に足跡を付けながら歩くのは何となく楽しい気分になるものだ。
散歩から戻ると、読書三昧である。昨日、本屋で購入したのは『神社で柏手を打つな!日本の「しきたり」のウソ、ホント(中公新書クラレ)島田裕巳著』。題名にドキッとしてパラパラと頁をめくってみたら、面白そうだったので買って来たのである。
そうか!なるほどなぁ〜!と思ったのであった。
私の本を読むスピードは妻の1000倍は早い。アッと云う間に読み終えたので、もう1冊、一緒に購入してきた『日本の論点2020〜21(プレジデント社)大前研一』を読んだ。こちらも、そうかぁ〜、なるほどねぇ〜!と感じる部分が多かったが・・・。
まぁ、冬だからなぁ〜、読書で時間を潰せるのは嬉しいことである。
■2019-12-22-Sunday 掃除
朝から本を読んでいたら・・・、
妻が、お風呂の大掃除をすると云う。
お風呂用のカビ除去スプレーを2本買って来て、風呂場の天井や壁をピッカピカにすると云うのである。
カビ除去用のスプレーと云えば、漂白剤特有の臭いがする塩素系のモノである。
狭いお風呂場の中で、天井や壁にこのスプレーを吹き付けたら、健康な人でも具合が悪くなる強烈な臭いである。
妻が更年期障害の症状で苦しんでいるのに風呂掃除をさせて、その間、私がのうのうと読書をしている訳にもいかないから、私がやってあげるとかって出たのである。
私は、掃除が嫌いである。
普段はまったく掃除などしないのだが、一旦やるとなったら徹底的にやってしまう妙〜な性分なのである。
風呂場をピッカピカにしてやると始めたのだが・・・。
途中でスプレーが2本では足りなくなったので、妻に買い足しに行かせて3本を使って、天井、壁、床、窓を徹底的に綺麗にしたのであった。
その間、マスクをして、風呂場の換気扇を回し、窓も開け放しにしてやったのだが・・・。家中に漂白剤の臭いが充満してしまったのであった。
寒いのに家中の窓を開け、空気を入れ替えたのだが、臭いが抜けない。頭や喉が痛くなってきたので、家を脱出して映画を観に行くことにした。
私は「スター・ウォーズ」を観たかったのだが、もうすぐ息子が帰省して来る。その時に一緒に観に行きたいと云うので、仕方なく「ルパン三世」を観ることにした。
アニメ作品ではあるが、山崎貴監督で画像が素晴らしいと云う評判だったので以前から観たいとは思っていたのである。
車でシネマ太陽に行ったのだが、今回から映画館の駐車場に造っていた無人の改札口が稼働を始めたのである。
カードを取って、改札を通過し3階のエレベータ側に停めて映画館に入った。
映画は、約2時間を1200円で観られるから、コストパフォーマンスが抜群の娯楽なのである。我が家は年間で30本くらいは映画を観ている。
例によって映画のストーリーは、マジックのタネ明かしと同様の愚行であるから、このブログには詳しく書かないが・・・。
ルパン三世の声優は、ほとんどが替わっている。ルパン役の山田康雄、銭形警部役の納谷悟郎が既に鬼籍に入っているが・・・。
作者のモンキー・パンチも、石川五エ門役の井上真樹夫も今年亡くなった。
次元大介役の小林清志もついこの前に亡くなったのだが、この作品には出演していた。この映画での次元大介の第一声がとても弱々しく感じたのだが、かなり無理して出演していたのではなかろうかなぁ〜。
アニメの画質は、実写みたいに見える箇所も多い。
ここまでアニメの画質が上がったら、その内に人間の俳優は不要になってしまうかもしれないなぁ〜。映画が全部、アニメで造れてしまうかも・・・。
観終わって、駐車場から出る際の改札口で、私が入れたカードが詰まってしまった。返却ボタンを押してもカードが引っかかってしまって戻って来ない。改札のバーが開かないから、後ろには何台も車が溜まってしまった。
妻が降りて7階の映画館の受付に行き、男性従業員を連れて戻って来たのだが、1階の駐車場を管理している会社の警備員でないと改札を開けられないのだと云う。
1階から警備員がやって来て、ようやく改札を開けてくれたのであるが、この間8分間ほど・・・。きっと我が車の後ろ側には十数台の車が溜まっていたことであろうなぁ〜。
改札の機械を稼働させたばかりで、まだまだ不具合があるのであろう。
こんな改札なんぞ造らなくても良いのになぁ〜・・・。
これは、映画館に映画を観に来た客以外の人が、無料駐車場として、この映画館の駐車場を勝手に使うからだろうなぁ〜。その防止法としてこの様な改札口を設けたのであろうが・・・。
この映画館の50m先には長崎屋の無料駐車場があるのになぁ〜。
帯広の人ってのは10mも歩きたくない人が多いからなぁ〜。
■2019-12-23-Monday 演芸
いやぁ〜昨晩のM-1グランプリは面白かったなぁ〜。
テレビでフィギュアスケートの男子フリーを見ていたが、リモコンでザッピングしていたら、ちょうど「すゑひろがりず」が終わって審査員が得票している場面であった。
M-1グランプリはこれまで見たことがなかったが、着物を着た変わったコンビだったので、そのまま何とな〜く見ていたら、その後の出場者が面白くて得点上位3組による決勝戦までず〜っと見ていたのであった。
今年の決勝戦の3組はいずれも面白かったが「かまいたち」の最初の漫才は見ていない。
3組の内、「ぺこぱ」と「ミルクボーイ」は初めて見るコンビであったが、どちらの準決勝のネタも新鮮で面白かった。
この2コンビの漫才は準決勝と決勝の2回続けて見たのだが2回とも面白かった。
売れない漫才師がM-1に出て優勝したら賞金1000万円が貰えて、しかもその後はテレビ出演がず〜っと続いて売れっ子になるのだから、まさに登竜門である。
私は演芸も大好きなのであるが、これまでM-1グランプリは見たいとは思わなかった。今年、たまたま見たのが面白かったので来年からは見ようと思う。
やはり、こういう番組が15年も続くと漫才のレベルが上がるのであろうなぁ〜。マジックの世界でもこういう番組が欲しいものである。
23日の昼に帯広の中心街を歩いたが、土曜日(21日)の朝に積もった2㎝ほどの積雪が融けていない。
雪が踏み固められてガタガタになり、一部は凍って滑るから歩き難い。
これでは足の悪い人は歩けないであろう。2㎝くらいの雪ならすぐにでも融けるとでも思ったのであろうか?
これでは冬には人は街中に出て来るな!とでも言っているかのようである。いったい何の為に、高い設備費を払ってロードヒーティングを設備したのであろうか。電気代がモッタイナイとでも言うなら設備などしないで、各店が人力で除雪すれば良いのに、それすらもしていない。
商店街がまったく機能していないぞ!
■2019-12-25-Wednesday クリスマス
クリスマスイヴだって言っても・・・
今冬は雪が少ないし、還暦過ぎた夫婦が二人っきりだけだと、クリスマスって云う気分がまったく湧いてこないなぁ〜。
ケーキもホールで買ったらとても食べ切れないであろうから、ショートケーキでも買って来てよと妻に頼んだのだが・・・、
「チーズケーキとレアチーズケーキを1切れずつ買った後に、流行りのバスクチーズケーキを見つけたから買って来たよ」と言ってホール状のバスクチーズケーキを買って来たのである。
チーズケーキばかりが食卓に並んだ。おまけに、今日の夕食の献立は、ワインとビーフシチューとチーズフォンデュだとさ・・・。
私はチーズが大好きだが、ここまでチーズばっかりだと・・・。
二人っきりでNHKの犬のテレビ番組を見ながらの、プレゼントも何も無いクリスマスイヴの夕食であった。
犬の番組を見ている内に、我が家の愛犬にクリスマスプレゼントを買っていないことに気が付いた。
愛犬のトイプードルが満1歳になり、グ〜ンと成長して、最近は散歩用のハーネスと外套が小さくなって窮屈そうになったので、クリスマスプレゼントにしようとペットショップに出掛けた。
メス犬であるから、奮発しておしゃれなANNA SUIのブランド物の外套とハーネスを購入してきた。明日からは、これを着せて散歩をさせようと思う。
我が家も犬が居るお陰で、少しは明るくなっているようだ。
■2019-12-26-Thursday 天才?!
新聞の週刊誌の広告を見て・・・、
「週刊現代」の年末年始(12/28・1/4)のプレミアム特大合併号!の新聞広告の「人生100年時代の教科書」という巻頭大特集に気になる記事が載っていたからと妻が週刊誌を買って来た。
これから高齢者になる人向けのアドバイスを20ページほどの量で特集してある。
また、「医療健康大特集」として「肺炎」についても8ページの特集を組んでいた。
それよりも、私が気になったのは、この特集より「いま日本人で天才って言えるのは誰だろう」という特別企画の方であった。
財界、学界、スポーツ界、芸能界のオールジャンルの中で、誰が本物の天才なのかを決めようという企画である。
第1位が「中島みゆき」だったのであるが・・・。紹介文の中で『中島みゆきは父が北海道帝国大学の医学部卒の産婦人科医で、自身も名門・帯広柏葉高校を卒業しているエリート家系の生まれだ。・・・云々』とあったのである。
そうかぁ〜、私の出身高校は「名門」だったのか!初めて知った。
中島みゆきは先輩である。
私が入学した昭和51年。私が高校1年生の時に、中島美雪さんが母校の帯広柏葉高校に教職課程の履修の為に来たのである。
受け持ったのは、私達の学年であったが、残念ながら私はクラスが違って、中島美雪の授業を受けてはいないが・・・。
その後、ヤマハのポプコンに「時代」で優勝するのであるが・・・。
この辺のことは、以前にブログに書いたのでここでは割愛する。
母校の先輩が「天才」だと言われると何となく嬉しい気持ちになるもんだなぁ〜。
帯広柏葉高校の後輩には、ドリカムの吉田美和がいるし、先輩には「長崎は今日も雨だった」等の作曲家の彩木雅夫もいる。
高校は違うが足寄高校には松山千春がいるし、終戦時に日本中で唄われた「りんごの唄」の作曲をした万城目正は帯広市の隣町の幕別町の出身であるし、ゴジラ映画のテーマ曲の作曲で有名な伊福部昭は帯広市の隣町の音更町の出身である。
こうしてみると十勝って云う場所は、音楽的才能を開花させる何かが有るのかもしれないなぁ〜。
■2019-12-27-Friday 忖度!?
このところ某蕎麦屋の鍋焼きうどんにハマっている。
11月の初旬から週に2回は食べに行っている。
熱っつい鍋焼きうどんに、たっぷりのトウガラシをかけて食べるのが好きなのだが、身体がトウガラシに反応してしまうと、スイッチが入ってしまい汗がとめどなく出て来るのである。
いつも持参しているタオル地のハンカチが汗でビチャビチャになる。これが、寒い冬には堪らなくイイのだ。
しかし・・・、3回ほど前から、中に入っているはずのエビの天麩羅がむき身のゆでエビに変わったのである。
今日の昼も食べに行ったのだが、注文する時に店員に「ここの鍋焼きうどんのエビは最近は天麩羅じゃぁなくなったのかい?」と聞いたらば・・・。
店員さんが「うちの鍋焼きうどんのエビは天麩羅ですけど・・・」と云うので、「最近、私が注文した鍋焼きうどんには、エビの天麩羅じゃなくて、むき身のゆでエビが入っているんだけど・・・」と言ったら・・・。
厨房の店主が「坂本さんが食べ終わった後の鍋焼うどんの器を見たら、天麩羅の衣だけが残っているから、もしかして天麩羅が嫌いなのかもしれないなぁと思ったもので・・・」と言う。
「エ〜ッ、そうだったの!忖度(そんたく)してくれていたんだ!私は天麩羅は大好きなんだけど、最近太り気味だから衣を食べずに残しているんだ、でも、蕎麦やうどんに天麩羅が入っていないと味気なくて・・・」と言ったら、「ごめんなさい。今日はちゃんと天麩羅にして入れますから・・・」と謝るのである。
そうかぁ〜、私が天麩羅が嫌いで、天麩羅の衣だけを外して、エビだけを食べていたと思い込んでいたんだなぁ〜。お客の好みを考えて調理していたんだなぁ〜。
でも待てよ! 私が鍋焼きうどんにハマる前に、ず〜っと注文し続けていたのは「天とじ蕎麦」だったのになぁ〜・・・。
■2019-12-28-Saturday 仕事納め
27日(金)は仕事納め
金融機関は30日(月)も営業するようだが、我が社は、今年は一足早く27日で仕事納めにすることにした。
それでも、年内に仮契約を済ませておきたいと希望する仕事が1件あったので、結構忙しい仕事納めの日になったのであった。
午後からは、神棚の掃除と飾り付けを行い。乱雑な私の机の上を片付けようと思ったのだが、時間が足りなくなったので、新年と言っても同じ1日であるからと開き直って整理整頓は年明けにすることにした。
でも、何だか同じ様なことを去年の今頃も言っていたような・・・。
仕事納めにあたって2019年を振り返ってみると、今年は結構慌ただしい1年であった。
今年の初めに、我が社に入居しているテナントさんから、店舗面積を拡張したいとの申し出があり、マジック・ミュージアムとして使用していた箇所を提供することにしたので、移動させるのに忙しい思いをした。
他のテナントさんからは、店名の変更と、それに伴う店舗改装をしたいとの要望があった。
また、妻の体調不良の改善がみられず、13年間営業していた介護ショップを閉店することにしたので、1年を通じて建築関係者の出入りが多い年であった。
現状維持のまま、じんわりとマンネリ化するよりも、変化があった方が活気が出て良い。
マジック・ミュージアムは、宣伝らしい宣伝を一切やっていないが、来場者による口コミが広がり、来客者数がじんわりと増えている。
あいかわらず寄贈品も増え続けているので、倉庫を増やしたのだが、そこもすぐに満杯になってしまったので、展示場の本棚を追加したり、サイン色紙用の棚を増設したりした。
日々、時間がある時に整理をしているのだが、整理よりも増加のスピードの方が勝っていて、整理が全然追い付いていかず、逆に雑然となっていっているのが気に掛る。
義母(妻の母)が3月中旬に急性心筋梗塞で90歳で亡くなった。妻の症状が改善しない原因のひとつでもあるのだろうなぁ〜。
私の前立腺癌の方は、12月の検診でも異常がなかったので、ひとまずは安心しているところである。この治療の影響で筋力が落ちてしまい、ゴルフの飛距離が極端に落ちたので、来年は体力アップに努めてゴルフのスコアも改善したいものだ。
いろいろあった1年であったが、まぁ、こんなもんであろう。
■2019-12-29-Sunday 帰省
子どもたちが帰省してきた。
二女と息子が同じ飛行機で帰省するので帯広空港まで迎えに行った。
空港の出入口付近の道路には、迎えの車がズラ〜ッと縦列駐車をしているが・・・。十勝の人の縦列駐車の下手くそさにはいつも呆れる。
車と車の間が、中途半端な広さなのである。自分の車をその間に入れるにはギリギリ狭くてちょっと無理な広さなのだ。しかも、その間隔で何台も並んでいるのである。もう10〜20㎝くらいずつ間隔を詰めて停めれば、数台は停められるのであるが・・・。そうしたドライバーは自分の車の出入りが楽な様にと考えて広い間隔で停めるのであろうが、そこには他人の車のことはまるで考慮に入っていない。
十勝は広いから、縦列駐車が苦手なことは理解できるのだが・・・。それにしても・・・。
帯広駅での出迎えでもいつも感じることである。
娘と息子は荷物も少なく、機内持ち込みで乗ったので、すぐに出てきた。
そんなに荷物が少なくて大丈夫なのかと思ったが・・・。
案の定、着替えが足りなくてユニクロに買いに行ったのであった。しばらく離れて暮らしていると帯広の冬の気温を甘く感じているようである。
何が食べたいか?と聞いたら、焼肉とインデアンカレーだと言う。
夕食にカレーというのもなんなので、カレーは明日の昼食にして今晩は馴染みの焼肉屋「五条園」に食べに行く。
いつもの夫婦二人だけで食べるとは違って、会話もはずみ楽しい夕食であった。
■2019-12-30-Monday スターウォーズ
映画「スターウォーズ スカイウォ—カ—の夜明け」を
家族4人で観てきた。
いよいよシリーズ最後のエピソード9である。全ての謎が解けるとの触れ込みであるから、大学1年生の時にスターウォーズの、最初に公開されたエピソード4を観た時からのファンとしては観ない訳にはいかないではないか。
一人ででも行こうと思っていたのであるが、妻が家族皆で一緒に観に行こうよと言うので、子どもらが帰省するのを待っていたのである。
いつもは夫婦2人でもシニア料金で2400円であるが、子どもらは一般料金なので一人1800円、家族4人だと合計で6000円である。
それでも2時間半も楽しめて一人頭1500円ならコスパ抜群の娯楽である。
例によって、まだ観ていない人の為に詳しいストーリーは手品の種明かしにつながる愚行であると思っているのでこのブログには書かないが・・・。
スターウォーズのファンとしては・・・。
2時間半の上映時間内に色々なエピソードを詰め込み過ぎという感じであった。
「フォース」の扱い方にかなりの違和感があって、その使用法には首を傾げてしまう場面が多々あった。
展開を急ぐあまりに、端折り過ぎる場面があったり、意味無く長い場面があったりとチグハグさを感じた。
星間の移動時間がアッと言う間だったり、修理や戦闘準備がアッと言う間だったりと時間感覚がまるで合わなかった。
ファイナルオーダー軍との戦闘場面でも、私がもしも敵の司令官だったならば、旗艦をグルッと1回転させれば・・・。
何だか、ただ慌ただしいだけで、最後の作品としての重みに欠ける作品であったように感じた。
帰宅してから、テレビのBS放送で「ブレードランナー2049」をやっていたので見たのであるが・・・。
妻と2人で公開時に映画館で観たはずなのに、けっこう細部を忘れているものであるなぁ〜。
もはや1回観ただけでは記憶出来なくなっているのか、それとも感動が薄まっているのか、いったいどちらなのだろうか?
■2019-12-31-Tuesday 大晦日
2019年も今日で終わり。
年々、月日が過ぎるスピードが速く感じるようになっている。今年もアッと言う間に終わってしまった感がある。
大晦日から元旦へと、同じ1日なのに、これまでは何か特別な日のように過ごしてきたが、今年は何故だか特別な感じがしない。
真冬だというのに朝から雨が降って、しかも気温が低かったから薄っすらと路面が凍っている。ツルツルで外を歩くのも怖い。変な天気である。
昼間は、神棚や仏壇などの掃除をして過ごした。
夕方に母の家に、弟家族と我が家族が集まって一緒に年越しをしたのだが、まったく大晦日という感じがしなかったなぁ〜。
NHKの紅白歌合戦も、年々つまらなく感じてしまう。
水森かおりが唄う時にマジシャンのメイガスがイリュージョンを演じるという前宣伝があったので、それだけは見ようと思って見ていたのだが・・・、ジャニーズと○○46だか48だかばかりが出てきて、まったく見分けがつかない。もはや昔みたいにジックリと曲を聞かせる番組ではなくなって、カメラワークもやたらとセワシイだけだし、メドレーばかりで曲を楽しむ風情ではない。
大御所の五木ひろしの扱いも、50回目までは出してやるから、今年は・・・と言うような軽い扱いであった。
メイガスのマジックも、去年の方がインパクトがあったなぁ〜。マジックの素人の歌手を使って、唄いながらイリュージョンをやれと言うのは、かなり難しい注文である。
去年の紅白で、出現、人体浮揚、瞬間移動の現象を見せてしまっているから、それ以外の現象を見せるのは苦労したのであろうなぁ〜。
最後の衣装替えは良かったが、その他はちょっとなぁ〜。
一応、型どおりに年越しそばを作ったのだが、皆、多くは食べられないと言うので、ほんの一口ずつの量にした。
眠くて仕方がなかったので、新年を迎える前に寝てしまった。これも年を取ったということなのかなぁ〜。
さぁ、明日から2020年!
良い年でありますように!!