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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2020-03-01-Sunday 新型コロナ

新型コロナウィルスでの政府の迷走が止まらない!

ダイヤモンド・プリンセス号の下船者から、続々と陽性感染者が出ているが、これは医療の素人である私からみても当たり前のことである。

厚生労働省が感染を拡げていると言ってもよい事態だ。

誰がどう考えたって、下船時に検査して、更に14日間の隔離をしてから帰宅させなければ安全とは言えないだろうに・・・。

しかも、公共交通機関での帰宅である。こうなることは十分に予想が出来た。

静岡では、下船者の60歳代の男性に陽性反応が出たと云う。この男性は2週間は自宅で待機して欲しいとの要請を無視して、下船した直後の2月20、22日にスポーツクラブに行き、風呂にも入ったと云う。

およそ140人もの濃厚感染者が居るという。

厚労省もこの男性も、いったい何を考えているんだろう?

コンサートやスポーツイベント等が続々と中止や延期になっている。無観客でネット配信して実施するケースもあるようだが、画面で見るのと実際に会場で観るのとでは、当然ながら臨場感が異なる。

スポーツの無観客試合なら、まったく盛上がらないし、選手にとってもやる気も出ないであろう。大相撲も春場所を無観客で行うと発表した。

高校野球はいったいどうなるのであろう?

それこそ全国各地から応援集団が集まって来るのだから、感染リスクから考えたら中止か無観客試合になるのであろうなぁ〜。

せっかく十勝から2校も出場が決まったのになぁ〜・・・。

帯広でも、楽しみにしていた久保田利伸のコンサート(3/7)や漫才などのお笑いイベント(3/8)が延期や中止になってしまった。残念!

大阪では100人規模のコンサートから3人の感染者が出たと云うことだから、換気の悪い会場なら感染リスクは高いのであろうなぁ〜。

我が家も予防に気を遣っているが、マスクが足り無い。ティッシュペーパーを挟んで遣い回しを始めたが・・・。

国がマスクを業者から直接買い上げて、非常事態宣言を出した北海道に送ると発表したが・・・。一般市民にいったいどうやって配ると云うのだろうか?

全国一律の小中高一斉休校なんてことをいきなり言うから、各地で食品やトイレットペーパーなどの買い溜めが始まったじゃないか!

政府が混乱に拍車をかけているとしか思えないなぁ〜。

まったくチグハグな対応ばっかりである。

我がマジック・ミュージアムも予約のキャンセルが相次いでいる。

はやく収まってくれないと、このままでは世界の経済はヒドイことになってしまうぞ!


■2020-03-02-Monday 解任?!

八戸の屋台村「みろく横丁」から葉書が届いた!

「みろく横丁」を運営する「(有)北のグルメ都市」からだ。

昨年12月31日付けをもって、代表取締役の中居正博と専務取締役の中島弘明の2名を解任した。「今後弊社事業とは一切関係が無くなりましたので・・・」との通知であるから、何やら不穏な内容のハガキである。

そういえば、同社からの今年の年賀状で中居正博氏を解任したとのことが書かれてあったので、ネットで検索してみたら、東奥日報新聞の記事では『青森県八戸市中心街の「八戸屋台村みろく横丁」の運営会社「北のグルメ都市」の会計処理を巡り、代表取締役と専務取締役の2人が今年1月上旬に辞任していたことが13日、分かった。残った2人の取締役は数千万円規模の私的な流用があったと指摘する一方、辞任した専務は会計処理は適切だったと主張している。・・・』

昨日、改めて検索してみたらこの記事はすでに削除されていたが・・・。

北の屋台でも同様のことをやった奴が居たなぁ〜。

この八戸の人物には、あまりよい印象を持っていない。以前にもこのブログに書いたが、私が考案し、実施した帯広の「北の屋台」のアイデアを、自分が考えたと吹聴していた人物であるからだ。

北の屋台の真似をすることは一向に構わないが、私のアイデアをさも自分が考えたの如くに吹聴して歩き、そのお陰でテレビにも多数出演し、講演料や指導料を稼いでいたことはまことに恥ずべき行為である。

帯広の北の屋台にも同じ穴のムジナが居て、この二人は仲が良かったようであるから、類は友を呼ぶっていうことなのかなぁ〜。

「天網恢恢疎にして漏らさず(てんもうかいかいそにしてもらさず)」悪いことをしたら、必ず天の罰を受けるのである。


■2020-03-05-Thursday 踏んだり蹴ったり!

4日(水)の天気予報では・・・、

明日の十勝地方は、複数の低気圧が合体し、なんと一日で70㎝以上もの降雪があるとの予報である。

明日5日は会計事務所から担当職員が我が社に来てくれて、確定申告の書類を見てくれる手筈になっているのだが・・・。

会計事務所から、新型コロナウィルスの関係で申告の期日が延長されたし、明日は大雪の予報なので、延期しませんか?とのこと。

どうせ会社に居ても、コロナウィルスのせいで、客が来るわけでもないし、明日は一日中自宅の雪かきでもやってやるかと、会社を休みにすることにしたのであった。

朝6時に起きたら、既に10㎝ほども雪が積もっている。この時期の雪は水分を含んでいて重たいから、溜めてしまうと除雪作業が大変になるので、細かく何度にも分けて除雪をしなければならない。

朝飯前に1時間程一汗かいて自宅の周りを除雪したのだが・・・。

今冬は、12月、1月と記録的な少雪であったのだが、2月になってから帳尻を合わせるかの様に雪が何度も降り、逆に例年よりも積雪量が増えてしまったのである。

もう既に雪を積み上げるのも150㎝ほどになっていて限界に達している。雪を捨てる場所や積み上げる場所がもう無いのである。

10時に窓の外を見てみたらもう10㎝ほども積もっている。2度目の除雪を1時間ほどする。この時の雪も湿った雪で重たくて腰が痛い。

ギックリ腰にならぬ様に、腰にベルトを巻いて作業をするのだが・・・。

昼食を摂った後で少し昼寝してから、窓の外を見たら、もう10㎝ほども積もっている。ここまでの合計で30㎝ほども降った。よく降るなぁ〜。

14時半から3度目の除雪である。

捨てても捨てても雪が降り積もっていく。これがお金だったら大歓迎なのだが・・・。

始めは道を広めに除雪していたのだが、もう雪を捨てる場所が無くなってきたので、段々と幅が狭くなっていく。

雪はドンドンと重たくなって除雪具にひっ付いてしまうので、除雪がやり難い。雪は依然として激しく振り続けているから、除雪した場所にすぐに積もっていくので切りが無い。

コロナウィルスのせいで、何処にも出掛けられないから、ここ最近は暇を持て余していたのだが・・・。

いったいどれ位降り積もるのだろうか?

十勝南部では80㎝以上も降ったという。

止む気配はまるでない。夜にはもう1回除雪をしなければならないだろう。すでに体力の限界である。


■2020-03-06-Friday 除雪で

5回に及ぶ重たい雪の除雪作業で・・・、

腰・腕・膝が痛くなってしまった。

6日の朝にも、道幅を広げる作業をやってから出勤した。この時期は少しでもアスファルト等の路面を出しておけば、昼間の太陽熱ですぐに融けるのだが、雪を残しておくと太陽光線を反射してしまい、いつまでも融けないのだ。

温かいとは言っても、まだ早朝は−10℃程もあるから、昼間に融けた雪が凍って氷になってしまうから、雪がまだ柔らかい内にこの作業をやっておかないとツルハシでもなければ春まで融けないのである。

さすがに、30㎝以上もの除雪作業はシンドイ!

昨日は、大雪とコロナウィルスで急遽会社を休業にしたが、今日も来客の予定は入っていない。

しかし・・・。

何故だか、今日は朝から来客ばかりなのである。

午前中は、馴染みの大工さんが訪ねて来て1時間程、世間話をして帰っていった。きっとコロナウィルス関係で暇を持て余していたのであろう。

また4階の十勝石の民芸品を見せて欲しいとの客も訪ねて来た。

午後からは、別の建築関係の人が訪ねてきて、以前に仕事を依頼していたのだが、「4月まで仕事が一杯だから5月になるね!」と言われていたのに、急に暇になったからと打ち合わせにやって来たのである。

同時に、老夫婦がマジック・ミュージアムの見学をしたいと訪ねて来た。

マジック・ミュージアムは完全予約制であるのだが・・・、コロナウィルス関係で春休み期間に予約が入っていた小学生の見学が4件もキャンセルになってしまったから、あまり長期間マジックを演じていないと腕が鈍ってしまうし、暇だから対応して開館したのであったが・・・。

マジックの実演では、腕がプルプルと小刻みに震えてしまうし、左右の掌の握力がまるで無くなっていて、上手くタネを隠し持つことが出来ないのである。これは昨日の除雪のせいなのであろうなぁ〜。

そろそろ、皆、家でジ〜ットしていることが出来なくなっているのであろうなぁ〜。外に出て歩きたくても、人が大勢居る場所は避けたいと云う意識があるのであろう。おのずと暇そうな我が社に足が向くのかもしれない。

1時間程も立っていたら、今度は腰と膝が痛くなってきた。

こりゃぁ〜明日はマッサージを受けにいかなくちゃならないなぁ〜。


■2020-03-07-Saturday ライブハウス

新型コロナウィルスの蔓延が止まらない!

そんな中で、「クラスター」と呼ばれる感染者集団として「ライブハウス」が浮上している。

「クラスター」と云えば、「まちづくり」の用語に「産業クラスター」と云うのがあった。これは「ぶどうの房」の様に小さな産業の集団を集合させるという意味で、良い意味に使っていたのだが・・・。

今回の新型コロナウィルスでの「クラスター」は「集団」という意味で使っていて「感染者集団」と受け取れるからイメージはヨロシクない。

そんな中で、大阪の100名規模の2軒のライブハウスに来た全国からの客などが感染を広げているようなのである。

今日になって札幌のライブハウスの出演者の女性からも陽性患者が見つかったという。

驚いたのは、大阪の100名程しか入らない小さな規模のライブハウスに全国各地から観客が集まっていたということだ。

そこで感染した客が地元に戻って拡散させているのだという。

換気の悪い、つばが掛るような狭い空間で、身体を密着させるというのがマズイらしいが・・・。

このニュースには正直マイッタなぁ〜。

私が計画している坂本ビル地階での小劇場建設というのがまさに直撃なのである。

100名規模の小さな劇場を造って、コンサートや演劇、落語、マジックなど等を開催する空間にしようという計画なのであるが・・・。

ライブハウス悪玉説みたいな風潮になってしまうと、建設には二の足を踏んでしまうなぁ〜。


■2020-03-08-Sunday 中止!

7日(土)は久保田利伸の帯広公演であったのだが・・・。

新型コロナウィルスのせいで延期になってしまった。

久保田利伸は駒澤大学の後輩である。

彼は1981(昭和56)年に経済学部経済学科入学だから、1980(昭和55)年法学部法律学科卒業の私とはちょうど入れ替わりなのであるが・・・。

それでも、何となく同窓生と言うだけで、気になる存在になるものだ。

帯広での公演ともなれば、是非とも観に行きたいと思い、チケットを購入して楽しみにしていたのに・・・。

延期公演の日程がいったい何時になるのやら・・・。

その公演日に私と妻の日程が合えば良いのであるが・・・。

翌8日(日)は、漫才やコントなどの公演の予定が帯広であったのだが・・・、この公演のチケットは頂いたものであったのだが、こちらは中止になってしまった。

キング・オブ・コントで優勝した「どぶろっく」が来ると云うので、こちらもとても楽しみにしていたのだが・・・。

「大きなイチモツを下さい♪」や「もしかしてだけど♪」などを生で観たかったなぁ〜。残念である。

でも、こんなに全国各地で、コンサートなどを中止や延期にしてしまったら、経済的損失は計り知れないであろうなぁ〜。

主催者側にも観客側にも、金銭的なモノだけではなく、精神的にもストレスが溜まってしまうであろう。

集まっちゃダメと言うのだから、気晴らしと言えば、家でテレビを見ることぐらいしかないのだが、どのチャンネルを捻って(現在は捻らないでリモコンを押すのか?)も、新型コロナウィルス関連のことばかりであるし、他の番組もまるでツマラナイ!

テレビ局は、他のエンターティンメントが実施出来ないのであるから、こんな時にこそ面白い番組を放送して、失地回復を図ったら良いのに、全然そんな気配が感じられない。日本のテレビ局はまったくダメなエンタメになってしまったなぁ〜。

あぁ〜ツマラナイ!ツマラナイ!

そんなツマラナイテレビ番組を見ていたら、家電(いえでん)が鳴った。今時家電に掛かって来る電話は勧誘やセールスばかりであるが・・・。

電話は青年会議所(JC)の後輩のK君からであった。K君と話をするのはもう20年以上振りくらいである。これまでほとんど交流のない後輩からの電話であった。

PSA検査(前立腺の異常を調べる血液検査)の数値が引っ掛かったから、前立腺癌の先輩としていろいろ教えて欲しいと云うのである。

私のブログを読んでいると言う。そこで知ったのだが、私の前立腺癌の治療法について詳しく聞かせて欲しいと言うのである。

男性は還暦辺りになると、皆、前立腺がオカシクなる宿命があるようだが・・・。

経験者に尋ねたいのであろうなぁ〜。やっぱり心配だものね。


■2020-03-10-Tuesday 小型船舶免許

今日10日(火)は、

小型船舶免許の更新講習会の開催日である。

私は何故だか小型船舶免許1級を所持しているのだが・・・。

免許を取得したのは30数年前であるが、これまで船を操縦したのは実技試験で阿寒湖で教官を横に乗せての1回のみ。それ以外はただの一度も操縦桿を握ったこともない。釣りの趣味もないから、もっぱら飲み屋でホステス相手の陸釣り専用の小道具にしか過ぎなかったのである。それももうほとんど用を為さなくなっているから無用の長物なのであるが・・・。

更新するには5年に一度の講習会を受講しなければならないのであるが、海の無い帯広では、免許更新の講習会は年に1、2度くらいしか開催されないのである。しかも、自動車運転免許の更新みたいに事前に教えてくれる制度も無いから自分で気が付いて申し込まなければ失効させてしまう可能性があるのである。

私は実際に一度、気が付かずに失効させてしまったことがあった。

その時には、わざわざ札幌まで旅費・宿泊費を掛けて受講しに行ったのであったが・・・。

どうせ使わない免許であるし、単に格好を付ける為だけの小道具なのだから、受講を止めようかとも思ったのだが・・・。

でも失効させるのもモッタイナイなと思い直したのであった。

今回は、新型コロナウィルスのせいで、講習会や果ては会議なども中止に追い込まれているから、中止になるのではないかと心配していたのだが、事前には中止の案内は来なかった。

北海道新聞社のビルの2階が講習会場なので、早目に45分前に出向いたら・・・。

エレベータの前に貼紙がしてあって「当ビルの講習会は○○日まで全て延期します。云々」と書いてあるのである。

あっちゃ〜、これは今日の更新講習会も中止なのかと思ったのだが、一応会場まで行ってみたら・・・。

係員が2人だけ居た。私が一番乗りであったのだが・・・、講習会は開催するとのこと、安心したのであった。

受講生は30名程度、100名は入る広い会場で、3人掛けの机に間を開けて2人ずつ座らせる。手のアルコール消毒も義務付けられていた。

講習会前の視力検査で引っ掛かってしまった。ボヤけて見えないのである。眼鏡を付けてOKが出たが、視力が落ちているんだなぁ〜残念!

身体検査は15分間、講習は約35分間とビデオ上映25分間であった。

これで、更新が出来た。

妻に、クルーザーでも購入して世界一周の船旅にでも行くか?と聞いたら、どうぞ一人で・・・と云う。

そりゃぁ〜そうだろうなぁ〜、私も怖くて操縦など出来やしない!


■2020-03-11-Wednesday 3.11

2011年3月11日14:46東日本大震災が起こった。

もうあれから9年も経つのか。

だが・・・、

福島第一原子力発電所の事故は未だに終息出来ていない。

この原発事故は、天災ではなく人災だ。当時の菅直人首相の愚かな対応の人災と云う面もあるが・・・。

日本人の言霊(ことだま)信仰(言葉には力があって、口にした言葉は現実化すると云う信仰)が生んだ人災である。

「事故が起こるかもしれない」「津波が襲うかもしれない」などと云う言葉は現実化してしまう危険性がある不吉な言葉だから使ってはいけない。使ってはいけないのだから、会議の俎上に載せてもいけないのである。

だから日本人は「もしも」への対応が出来ない国民性があると言われている。愚かなことである。

「そんなバカなこと私は信じてなどいないぞ!」と多くの日本人が言うだろう。しかし、未だに運動会などの前日に「雨が降るかもしれない」などと口にしたら、周りの人に何と言われるだろうか?そして現実に雨が降ったとしたら・・・。「お前が変なことを言ったからだ!」と糾弾されるであろう。日本人の精神に1500年位前から染み付いているメンタリティなのだ。

福島第一原発も「大津波が襲って来るかもしれない」と考えていたとしら、高い堤防を築くか、せめて非常用発電装置は、水の掛らない高さに設置していたであろう。

大津波が襲って来たとしても、非常用発電装置が水を被らなければ、あの事故は起こらなかったかもしれないのだ。

あの原発事故は、冷却水を送るポンプが停電によって動かなくなったから起こったのである。

去年のタワーマンションの停電も発電装置が地下に設置してあったが為に起こった停電であった。まるでこの教訓が生きていない。

少なくとも我が社は、地下にあった電気設備を地上に上げたが・・・。

福島第一原発があの大津波で壊滅的な被害を受け、発電装置が動かなくなり、冷却水を送れなくなってメルトダウンを起こし、東北から北関東までの東日本が放射能に汚染されて人が住めない場所になる寸前までいったのを、かろうじて回避出来たのは、単なる偶然にしか過ぎなかった。

「FUKUSHIMA50」と云う映画で、メルトダウン回避の為に残った人達のことを描いているが、結論から云えば、彼らが何かを出来た訳ではなかった。たまたま原発内の圧縮された空気が自然(おそらく地震の揺れで建物に起こった被害によって)に漏れたお陰で大爆発を免れただけである。まさに偶然以外の何物でもなかったのだ。

日本が現在、こんなにノンビリしていられるのは、単なる偶然でしかなかったのである。

そのことを決して忘れてはいけない。

未だに冷却水の処理や汚染土の処理も決まっていない。

日本の政府はいったいどうするつもりなんだろうか?


■2020-03-12-Thursday 中止!?

甲子園での選抜高校野球が中止になった!

無観客試合での開催を検討していたのだが・・・。

他のスポーツの全国大会が次々と中止になる中で、野球の甲子園大会だけを特別扱いにして無理やりにでも開催することは出来なかったのであろうなぁ〜。空気に弱い、いかにも日本人らしい結論であるなぁ〜。

確かにセンバツ甲子園大会ともなると、全国各地から大応援団が集まって来るのであるから、ことは閉じたドーム球場ではないのだが、甲子園球場だけの問題ではなく、移動の交通手段であったり、宿泊施設であったり、食事の場所であったりするのであるから、止むを得ない決定なのであろうなぁ〜。

しかし、地元十勝の落胆は激しい!

北海道の代表として、十勝からは帯広白樺学園高校と帯広農業高校(21世紀枠)の2校が出場する予定であったからだ。

2校共にセンバツ初出場であった。

一地域から2校も出場出来るなんてことは、まずめったに無いことである。

帯広農業高校は、去年のNHKの朝ドラの「なつぞら」でもモデルにされた高校だったから、すごく盛り上がっていたのになぁ〜・・・。

集めた寄付金はどうするのだろうか?

東京オリンピックも何だか開催が怪しくなってきたなぁ〜。

この後、日本での新型コロナウィルスの蔓延が終息したとしても、もはや世界中に感染が広がっているから、感染者かもしれない観客が日本に集まると云う選択肢は無いであろうなぁ〜。

後は、中止にするか延期にするかと云うことだけで、今年の開催は99%あり得ないだろうなぁ〜。

政治家達はまだ頑固に頑張っているが・・・。

以前にもこのブログに書いたが、オリンピックは開発途上国用のイベントであるし、現在のIOCは金の亡者達の集まりみたいな組織になっていて、大口のスポンサーの言いなりになっているから「アスリート・ファースト」での開催なんて考えていないだろう。

今回の、新型コロナウィルスは、スポーツ・経済・イベント等など今後の世界中のあらゆることの有様を変えることになるのかもしれないなぁ〜。


■2020-03-15-Sunday ヤバッ!

歯が痛い!と思っていたら・・・。

2〜3日前から歯が痛い、奥歯から顎の辺りがズキズキする。私は歯が丈夫で、ここ5年位は歯医者に掛っていなかったから、還暦も過ぎたし、そろそろ歯が悪くなる時期かもなぁ〜・・・と思ったのであった。

昨晩は、歯が痛くて眠れなかった。薬は嫌いだから、ましてや頓服薬は飲みたくない。どうせ明日からは休みだし、眠れなくても家で昼寝が出来るから・・・と軽く考えていたが、朝方には足が攣ってしまった。水分はキチンと飲んでいるしなぁ〜オカシイなぁ〜・・・

午前中に法事で、読経の間、座布団に座っていたら、またまた足が攣ってしまった。どうも正座が良くなかったようだ。

法事にたくさん頂いた供物のお菓子のぼたもちと草もちと桜餅の3個を食べた。この3個を食べたらお腹が一杯になったから昼食の代わりにしたのであった。

なんだか身体中の筋肉が痛いので午後から馴染みのマッサージに行ったら、特に左肩と背中がやたらと痛い。「随分と凝ってますねぇ〜何かやりましたか?」と聞くので、そういえば、一昨日に、庭の氷を割って捨てたと言ったら「ツルハシも氷も重たいですから、原因はそれですかねぇ〜」と言うので、私もそれが原因かなぁ〜と思ったのであった。

マッサージを受けている時にも、またまた足が攣ってしまった。やっぱりどこかが変である。

家に戻ってあれこれ原因を考えてみたが、良く分からないので、ネットであれこれと検索をしてみたら・・・。

心筋梗塞の前兆現象にピッタリと当て嵌まるのである。

前立腺癌のホルモン療法の副作用には、血栓が起き易いから心疾患には注意が必要との項目もある。

今年になってから、ホルモン療法の副作用の女性化乳房によって膨らんだオッパイを誤魔化す為に加圧シャツや痩身具をたくさん購入し、複数枚を使って胸やお腹をガチガチに締め付けている。寝ている間も着けているので、ほぼ一日中身体を締め付けている状態だったのだ。

どうやら、これがいけなかったらしい。

胸を締め付けることで、心臓も締め付けていたのかもしれない。すぐに止めて、水分を沢山摂ったのだが、あいかわらず歯痛というか顎の辺りの強烈な痛みが引かなくて眠れない。

妻が心配して「病院に連れて行く」と云うが、私は病院は大嫌いなのだ。それに、この新型コロナウィルスが蔓延している時に・・・、帯広ではまだ感染者が出ていないが、病院に行って不要な病気を貰って来るかもしれないではないか。

もしも、心筋梗塞の発作を起こした場合には、友人の循環器の医者に電話して指示を仰いでくれと電話番号をメモして妻に渡してから寝たのであった。

血栓の緩和には水分が必要とのことで、水を飲み過ぎているからなのか1時間おきにトイレに行く。のどの辺りの痛みが激しいから、筋肉痛の鎮痛クリームを喉に塗って寝た。

今朝になって、かなり症状が和らいだのだが・・・。

やはり、胸やお腹など身体の締め付け、正座、お菓子の食べ過ぎによる糖分の過剰摂食など、悪条件が重なり過ぎたようである。

私は、あまり長生きしたいとは思っていないが、せめて父親の寿命の64歳はクリアしたいと思っている。まだ2年はあるからなぁ〜。

身体に与える締め付けのストレスは心臓にも良くないようだ。

もう身体を締め付けるのは止めよう。まだ死にたくないからなぁ〜。


■2020-03-17-Tuesday コロナクライシス

新型コロナウィルスは益々世界中で蔓延を続けている。

世界中の国々が外出自粛を要請するから、このままだと経済が停滞してしまうだろう。

直接コロナウィルスで亡くなる方も大勢居るのであろうが、経済が停滞してしまうと、破産したり解雇されたり等が増えて、自殺者数が相当増えるであろうなぁ〜。いや、むしろそちらの死者数の方が多くなるのではないだろうか?

こんなことを書くとコロナウィルス性肺炎で亡くなった方にはまことに申し訳ないが、肺炎は死亡原因では上位にある病気である。コロナウィルス性肺炎ではなくても、誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん:食べ物などを飲み込む時に誤って肺に入ってしまって起こる肺炎)で亡くなる高齢者はかなり多い。

私の人生観からすると「人はいつかは必ず死ぬ」のである。早いか遅いかの違いであるが、80歳を超えた高齢者の死因が、新型コロナウィルス性肺炎であろうが、誤嚥性肺炎であろうが、同じ肺炎で亡くなるならばコロナウィルスを防止する為に、これだけ過剰な防止策ってはたして必要なのだろうか?

経済をここまで停滞させて、逆に、働き盛りの年代の人間の生活を破壊して、自殺者を増やしてしまうならば、本末転倒の様に感じてしまう。

ここにきてコロナウィルスに依る経済停滞は「リーマンショック」以上の事態になりそうだと云う声が増えてきた。

日本の政治家は、与党も野党も経済対策をしなければならないと云う認識が高まっている様だが・・・。

経済学者や政治家、評論家の中には「消費税減税を」と云う人が大勢居るようだが・・・。

今更何をバカなことを・・・。

確かに、昨年10月の消費税増税は最悪のタイミングであったろうことは間違いない。

しかし、これをまた下げるなんてことをやられたら・・・。

一般消費者にとっては減税は良いかもしれないが、小さくても商売をやっている人間にとっては、そんな面倒な事はやってくれるな!と云うことだ。

レジスターや自動販売機等の設定などに、いったいどれだけの時間とお金が掛かると思っているのだろうか。

それこそ、このタイミングで消費税をいじられたら、その為に倒産する中小零細企業が増えるだけだ。商売の実態を知らないバカが言う消費減税なんて止めてほしい。

もっと他の対策を考えて、実行してくれ!


■2020-03-18-Wednesday 船舶操縦免許

新しい「小型船舶操縦免許証」が届いた。

今月10日に更新講習を受講したのである。身体検査の視力検査では裸眼ではクリア出来なかったので、てっきり自動車免許と同じに「眼鏡等使用」の文字が入るのかと思っていたのだが・・・。

眼鏡を掛けて0.5以上あれば合格だから、眼鏡使用の文字は付かないらしい。

今回改めて、私の免許証を調べて見ると資格欄には「一級」「特殊」「特定」となっている。

何せ、30数年前に免許を取得して以来、今までに一度も操縦桿を握ったことが無いのだから、どんな免許を持っているのかを調べたこともなかったのである。

「一級」は操縦可能な海域に制限が無い。機関士が居れば世界一周だって可能なのである。因みに「二級」は5海里までしか操縦出来ない。1海里は1.852㎞であるから5海里なら9.26km。陸からたったの10㌔未満しか操縦出来ないのである。

「特殊」と云うのは「水上オートバイ」も操縦出来る免許と云うことである。

「特定」と云うのは、自動車で云うところの二種免許みたいなもので、旅客船や遊漁船などの人を輸送する船を操縦出来る免許と云うことである。

つまり、お客さんを乗せることが出来る免許なのだ。

まさに「宝の持ち腐れ」であるなぁ〜。

十数年前に妻と沖縄の離島を旅した時のことである。観光船を操縦していた初老の船長さんが、島に上陸したら、被っていた帽子を取り替えて、今度は小型バスを運転し始めたのである。船長とドライバーの一人二役である。

あぁ、これは良いシステムだなぁ〜。夫婦でペンションを経営し、夫は船長と運転手をやって、妻は食事を作る係である。

理想的な形態だと思ったのであった。

私にも、いつかこの小型船舶操縦免許を活用する日が来るのであろうかなぁ〜?


■2020-03-20-Friday ウ〜ム暇だ!

コロナウィルスのせいで・・・

今日から三連休、春分の日で温かい。10℃程も気温があるのは4月下旬くらいの温度であるが・・・。

読書が大好きな私であっても、さすがにもう飽きた!3月だけで30冊くらいは読破したぞ!たまに身体を動かしながら本を読むならいくらでも読めるのだが・・・。座ってばかりでは腰が痛くなる。

庭に積もった雪が、陽の当たる場所は融けて土が出ているが、日蔭はまだ1.5m程も積もっていて、しかも下は10㎝程も氷になっている。

この時期に、日蔭から日向に雪を移動し、路面にへばりついた氷をツルハシで割って引っぺがして捨てるのはとても壮快な気分になる。

朝から、庭の通路を拡張する作業をやって、汗だくになっている私を見て、妻が「放っておいてもすぐに融けるのに・・・」と言うが・・・。

アスファルトなどにへばりついた氷を引っぺがすのは、とても気持ちが良いのである。

朝の内に上層部の雪を除雪しておき、午後からは下の氷をツルハシで割って、氷と路面の隙間にスコップの先を差し入れて持ち上げると、氷がガバッと剥がれるのである。大きな氷が剥がれると壮快な気分になる。

大きな氷は重たくてスコップでは運べないから、押して日向に移動させると、見る間にドンドンと融けていく。

何だか自分で春を招いている様な感じがするのである。

少しは運動不足とストレスの解消にもなるかもしれないなぁ〜。


■2020-03-21-Saturday おしん最終回

NHK朝ドラの「おしん」最終回!

これまで約1年間に渡って全ての回を見た。私にとって、朝ドラを全回見たのは初めてのことである。

1年間も放送が続けば、途中に出張もあるし、ゴルフもあるし・・・。そういった場合には録画して見てきたのである。

「おしん」を最初の放送時にはほとんど見ていない。当時は朝ドラを見る慣習が無かったのである。

いつから朝ドラを見始めたのかといえば「あまちゃん」からである。でも「あまちゃん」は途中からしか見ていないのだ。

さすがに平日に毎日決まった時間に全回を見ると云うのは、かなり意志が強くないと見られないものだなぁ〜。

「おしん」の主人公のおしんは、ハッキリ言って、私の大嫌いなタイプの女性である。あまりに自己中心的で、しかもトラブルメーカーであるからだ。こうまで他人の意見を聞かない女性には可愛げが無い。まぁ、それでも、作者にしてみれば、こう云った人物でなければ1年間のストーリーは構築出来ないのであろうが・・・。

まぁ、物語だから見てはいたのだが、こんな女性が現実に私の傍に居たとしたならば、疲れるだけであろうから、あまりお付き合いはしたくないタイプの女性だなぁ〜。

まぁ、最後は一応ハッピーエンドで終わったが・・・。

とにかく、ここ1年間は、朝は7:15〜NHKBSプレミアムで「おしん」を見てから7:30〜は「なつぞら」を見る習慣が出来たので、何となく1日の「ルーティン」が出来た様な感じである。

はたして良かったのか悪かったのか。来週からは、福島県の相馬市が舞台の朝ドラが始まるらしい。おもしろければ良いのだが・・・。


■2020-03-22-Sunday 彼岸の墓参り

コロナウィルスのせいで、出掛けることも出来ないので、

午前中は、庭の通路の日蔭箇所にへばり付いている厚さ10㎝ほどの氷の塊をツルハシで割っては、日向に移動して融かす作業をやっていたのだが、お彼岸でもあるし、午後からはお墓参りにでも行くか!ということになった。

坂本家と妻の実家のお墓は、同じ霊園内にあって、しかも家と同様にすぐ近所に位置しているのである。

例年ならば、霊園にはまだ雪が積もっていて、お墓までは雪で辿り着けないのかと思ったのだが、我が家の庭は日向はもう完全に雪が融けていて土が露出している。霊園は日当たりが良いから、もう雪もすっかり無いだろうと思い込んでしまい、長靴もスコップも持たずに霊園を訪れたのであったが・・・。甘かった!

まだ、雪は全然融けていなかったのである。

短靴で雪を踏み固めながら少しずつ進んで、ようやく墓に辿り着き、花と線香をあげてお参りして来たのであった。

墓掃除は、4月中旬にならなければ無理かもしれない。

霊園には、彼岸参りの人たちが大勢居た。コロナウィルスの自粛要請があるから、この三連休はどこかレジャーに出掛ける訳にも行かないし、イベントや行事は中止になっているから暇を持て余しているのかなぁ〜。

暇だからお参りしたんじゃぁなくて、ご先祖様に早くコロナウィルスが終息する様にと祈ったのであろう。皆、考えることは一緒なのかも知れないなぁ〜。


■2020-03-23-Monday ショック!

今朝のニュースで・・・、

道内企業の社長の平均年齢が、60.7歳と過去最高を更新したことが帝国データバンク社の調べで分かった。と言う。

特に中小企業で、高齢化が顕著だと・・・。

全国平均は59.9歳だと云う。

帝国データバンクは、北海道内に本社があるおよそ5万社の社長について、ことし1月時点の年齢を調べたそうだ。

その詳細によると、平均年齢は60.7歳と前の年に比べて0.2歳上昇し、調査を始めて以降、過去最高を更新し、全国の年齢の平均59.9歳も0.8歳上回った。

企業の1年間の売り上げ別では、1億円未満が61.5歳と最も高く、次いで500億円以上が60.8歳と続く。

世代別では、70代が20.4%、80歳以上が3.7%と、70歳以上の世代が全体の4分の1を占める。

事業を後の世代に引き継ぐことができないまま、社長が高齢となって経営を続けられなくなり、会社が廃業や解散、倒産に追い込まれるケースも見受けられるとしている。

ありゃまぁ〜。それを聞いて、私も妻も「エッ!」と声を出したのであった。私の年齢は満62歳であるから・・・、私はすでに平均年齢以上の年齢だったのか!?

自分ではまだまだ若いと思っていたのに・・・。

昼食に行った蕎麦屋で経済月刊誌を読んでいたら、あるコーナーで医者が「男性ホルモンと女性ホルモン」について書いていた文章をみつけた。

男性ホルモンのテストステロンは「闘争心」や「ヤル気」を出させる効果があるのだと云う。高齢になってテストステロンの分泌量が減少すると意欲が減退してしまうから、ヤル気の出ない高齢者にはテストステロンの補充を考えた方が良い云々と書いてある。

そうだったのか!

私の場合は、前立腺癌の治療の為に「内分泌(ホルモン)療法」で男性ホルモンを抑制する注射を打っている。前立腺癌は男性ホルモンを餌にして増殖するから、餌になる男性ホルモンを抑える為の注射なのだ。

つまり、私の体内には、テストステロンが不足している、と云うか、逆に女性ホルモンのエストロゲン量の方が多い状態になっているのである。

最近、やけに弱気になっているのは、そのせいだったのかなぁ〜。

周りの人たちからは、最近、顔や雰囲気が優しくなったねぇ〜と言われる様になったのである。どうも「なにくそ〜!」と云う気持ちが湧いてこないのだ。

このまま「好々爺」になっていくのかなぁ〜、いやいや、女性ホルモン過多で女性化しているから「好々婆」になっていくのであろうかなぁ〜。


■2020-03-25-Wednesday 社会の有り様

新型コロナウィルスで世界の有り様が変わる!

去年の今頃から、坂本ビルの地階に「小劇場」を造る計画を推進していたが・・・。

100名規模の階段状客席を持った小劇場で、マジック、演劇、自主映画上映、落語、音楽コンサートなど等に活用する計画であった。

計画を創る際には、今後の世の中の商業の形態を検討し、坂本ビルをどう変化させていくのか考えたのである。

1992(平成4)年に、父が亡くなった際に、物販には見切りをつけて、「サニーデパート」から飲食店ビルに大変身をさせた。

今回の計画では、飲食に加えて、臨場感の有る「エンターテインメント」を付加させようと思ったのであったが・・・。

今年の正月から蔓延し始めた新型コロナウィルス禍に依って、大阪や札幌のライブハウスやライブバーがクラスターとなってしまった。

「換気が悪く」「密集して」「接触する」場所は、感染を拡げる場所と云うイメージが日本中に広がってしまった。

その後、スポーツの大会やコンサート、演劇、講演会や会議なども次々と中止や延期になり、はてはオリンピックまで延期になる始末である。

元々、第三次産業の観光業やサービス業などは、自然災害や疫病などに弱い性質がある。人々の生活が安定しなければ発展しないと云う脆弱な基盤でしかないのだ。

つまり、人々に心や金銭の余裕が無ければ、そもそも遊ばないということなのである。

これまで、地震や台風などの災害は地域が限定されていた。SARSやMARSだってある程度の地域限定の疫病であった。

それが、今回の新型コロナウィルスは全世界に蔓延してしまった。もはや中国、韓国、日本の東南アジアだけの事態ではない。むしろヨーロッパの方が深刻な状態になっている。

ヨーロッパはかつてのペスト禍の記憶があるからなのだろう。深刻さは日本人の比ではない。アメリカも酷いことになっている。

世界中で外出禁止になって、エンターテインメント、スポーツ、飲食、物販に至るほとんどすべての業種が、物凄い痛手を蒙っている。

この外出禁止や自粛が続けば、世界中の商売の仕方が変わるだろう。

今回の新型コロナウィルス禍が無くても、商売のやり方には既に変化の兆しが出ていたが、その浸透にはまだまだ時間が掛かると考えていたのに・・・。それは、ネット販売である。

恐らくは、このコロナウィルス禍で10年分くらいは加速をするのではないだろうか?

最近のスマホの急激な普及によって、そのスピード感は増してはいたのだが・・・。

近年、「ショッピング」に対する、人々の意識には変化が現れていた。このところ「所有」という概念が「共有」にシフトし始めていたのだ。

私は15年ほど前から、ネットで「ヤフー・オークション」を愛用している。最初は「マジック関係書籍」の購入だけだったのだが、段々と、他のモノの購入にも使用するようになってきたのである。

15年もやっていると、ある変化に気が付く様になって来た。

私は「安く」買えた方が良いのであるが、どうも他の人たちの中には、高いモノの方が良いと云う人が現れて来たのである。何故、高いモノを買うの?安く買えた方が良いじゃない?と思っていたのだが・・・。

どうやら「転売」をする人たちは、安物は転売が効かないと経験した様なのである。

「転売」は「所有」する為に買うのではない。すぐ次に売れて、差額を利益にしたいわけだ。

インターネットは日本中(一部は世界中)に買い手が存在する。結局、どこにでもある安物は欲しがる人が少ない。希少品や趣向品で高価なモノの方が買い手が付くらしいのだ。

最近は、AIが勝手に私の好みの商品をアレンジして提案してくる様になった。私の購入してきたモノのデータをAIが分析して「こう云う商品は如何でしょうか?」と表示してくるのだ。私にとっては煩わしいが、中には、これが楽で良いと云う人も居るのであろうなぁ〜。

そのネットオークションに「メルカリ」と云う企業が参入してきた。すごい勢いで業績を伸ばしているが、このネットオークションの特徴は、スマホ中心と云うことである。

私の携帯電話は、ガラケーでスマホではないから「メルカリ」はやっていない。コンピュータで「ヤフオク」をやっているだけだ。

机の上のPCで行う「ヤフオク」と、持ち歩いてどこでも出来る「メルカリ」では購入のスピード感がまるで異なる。そもそも利用方法が異なる。

聞く所によると、例えば「メルカリ」で洋服を購入して1,2回着たならば、すぐにまた「メルカリ」に出品して販売する人が増えているのだと云う。購入した洋服を所持していれば、仕舞って置く場所が必要になるが、1回着てすぐに販売すれば、その場所が不要になると云うのである。

そうなると、もはやネットオークションは「所有」する為に買う場所ではなく、いわば「領有」する場所として利用する場所になる。

個人が購入、販売を繰り返すサイクルが出来れば、ショップは売れなくなるだろうなぁ〜。

だが、ネットショッピングにも「流通」の問題がある。宅配便のドライバー不足や過剰労働の問題や「送料」の問題である。

楽天市場が送料無料を言い出して、加盟店が抵抗するというニュースがあったばっかりである。

便利過ぎる世の中はツマラナイなぁ〜!まだまだ抵抗していたいなぁ〜!

生まれた時から身近に「スマホ」のある世代が、やがて購買層の中心になったならば世の中は大きく変化するのだろうなぁ〜と予想はしていたのではあるが・・・、この新型コロナウィルス禍で、一挙に拍車が掛かってしまうのであろうなぁ〜。私一人で抗うことは難しくなるのであろうが・・・。

「便利は不便」なのであるよ。

商業は仕方がないにしても、でも、エンターテインメントだけは、臨場感を大切にしたライブが復活して欲しいものだなぁ〜。


■2020-03-26-Thursday 遅いだろ!

小池都知事が・・・、

ようやく今週末の外出自粛要請を出したが遅過ぎだろうに・・・。

これは、オリンピックの延期が正式に決定するまでは、東京都の安全性をアピールしておきたかったのであろうが・・・。

1週間、いや2週間は遅かったなぁ〜。

東京では、20〜22日の3連休で相当数の感染者が出ているはずだぞ!

これまでにも、人口の多い東京都で、コロナウィルスの感染者数が、北海道よりも少ないわけはないと感じていたのだが・・・。

案の定、オリンピックの延期が決まった途端に、急に増えだした。

小池都知事は、何としても自分が知事の間にオリンピックを開催したいのであろうが・・・。

しかしなぁ〜。自分の保身のことだけを考えて、都民の安全を守らない知事がオリンピックの顔になっても良いのであろうか?

これから、東京都を始めとして、関東全域ではおそらく、爆発的に患者数が増えるであろう。

ニュースでは、志村けんが重症になっているらしいとのことである。志村の様な売れっ子芸能人が感染したら、テレビ局で一緒に番組を収録していたスタッフや共演者にも感染の疑いが出るであろう。

先に感染がみつかった商業施設などと同様にテレビ局を消毒するのであろうか?

これは、もはや人災である。


■2020-03-27-Friday Wショック!

毎朝、愛犬の散歩をしているが・・・、

NHKBSプレミアム放送で、朝ドラを見終わってから8時頃に自宅を出るのが毎朝のルーティンになっている。

去年の春頃であった。

散歩の途中で、平日に毎日すれ違う通勤途中の20歳代と思しき綺麗なお嬢さんから「犬が好きなんです!お名前は?」と聞かれたのであった。

『毎朝素敵な男性とすれ違うから、お名前でも聞こうかしら?』・・・ではなかった。残念ながら聞かれたのは私の名前ではなくて、犬の名前の方であったのだが・・・。

「ナナです」と教えてあげたら「撫でても良いですか?」と言うので許可をしたら、それからは毎朝、すれ違う度に駆け寄って来ては、犬を撫でて出勤して行く。それが1年ほども続いていたのだが・・・。

先週「来月、転勤することになりました」と言う。

今朝、「ナナちゃんに会えるのは今日が最後です。週末に引っ越します。寂しいなぁ〜」と言うので「そうですか。貴女もお元気でね」と言ったらば「お爺いさんもね!」と返されたのであった。

ガァ〜ン・・・エ〜ッ「お爺さん?」私は、お爺さんと言われる様な老けた見た目なのだろうか?ショックであった。

自宅に戻って妻に言ったら「この時間帯に犬を散歩させてる白い髭を生やした男性ならリタイヤした老人に見えるんじゃないの?若い女性にしたら貴方はお爺さんでしょう」と言うのである。

そうなのか!私の見た目はもうお爺さんなのか!自分では見た目は若いと思っていたのになぁ〜・・・。

確かに孫がいるのであるから「爺さん」には違いはないのだが・・・。

散歩から戻って、背広に着替えて出勤をした。

会社のトイレで男子小便器の前に立って、ズボンのチャックを下げてパンツの穴を探したら・・・。穴の手応えが無い。アッレ〜、オカシイナ?と思って、ベルトを外してズボンを降ろしてみたら、何と散歩の時に着ていたジャージのパンツを着たままなのであった。ショックである。

パンツの穴が見つからないわけである。これなら「お爺さん」と言われても仕方がないか!

ベルトを外したまま事務所に戻って、経理をしている妻に言ったら「もう、何て恥ずかしい恰好をしているの!」「最近、モノ忘れが激しいんだから、もう完全にお爺ちゃんだね!」とケラケラ笑って言うのである。

朝からダブルでショックであった!!!!


■2020-03-28-Saturday 卒寿

今日は母の誕生日

満89歳であるから卒寿である。

「卒寿(そつじゅ)」は、「判じ物」というか「頓知」というか、そう云うものが大好きな日本人にピッタリの行事である。

卒寿の「卒」の字の略字は「卆」、この文字を分解すれば「九」と「十」になる。そこから数え年齢で90歳になる人を祝うのである。

因みに、「喜寿(きじゅ)」は「喜」の略字が「㐂」で「七」が三つ重なるから77歳。

「米寿(べいじゅ)」は「米」の文字を分解したら「八」「十」「八」になることから88歳。

「白寿(はくじゅ)」は「百」の文字の上の「一」を取ったら「白」と云う字になるから99歳を祝うのである。日本人って洒落た面白いことを考えるよねぇ〜。

新型コロナウィルスの蔓延防止の為に、母が入居している所は面会停止中である。外出も出来なければ、面会も出来ないのである。プレゼントも受付に預けて、後から届けてもらうことしか出来ない。

会話も携帯電話で話すことしか出来ないのである。老人ばかりが居る所にコロナウィルスが入ったら大変な事態になるから止むを得ないのではあるが・・・。

一昨年は米寿のお祝いを、兄弟全員が揃って十勝川温泉でやったのであったが・・・。今回はコロナ禍が治まるまで延期するしかないのだろうなぁ〜。

母の大好きなチョコレートを届けて、携帯電話でお祝いの言葉を伝えたのであった。


■2020-03-29-Sunday 暇だ〜!

マイッタナァ〜!

庭の氷割りも全て終わってしまったし・・・。もう家ではやることがなくなってしまったゾ!

北海道知事による緊急事態宣言は連休前の19日には終わったのだがなぁ〜・・・。

新型コロナウィルスはヨーロッパやアメリカでは益々猛威を振るっているし、東京や大阪などの大都会では感染者数が激増している状態でもあるしなぁ〜・・・。

十勝の面積は、東京都・千葉県・神奈川県の3つを合わせたよりもまだ広い。そこに人口はたったの35万人しか居ない。人口密度は極端に低いから普通の生活をしているぶんには「三密」は起こらないと思うのだが・・・。

これまでの十勝の感染者は中札内村の小学生の1名だけ、札幌では増えても十勝では増えなかった。このままなら、十勝だけならば感染は広がらないであろうが、外部からウィルスが持ち込まれたら・・・、しかし、今は転勤シーズンである!

こんな状態の時期でも、企業は転勤は止めないらしい。

以下は仮定の話である。

東京から無自覚の保菌者が、転勤で飛行機でやって来て、帯広の会社に入り各部署に挨拶廻りをする。会社では歓迎会を開催するであろうし、外では役所や企業などに新任の挨拶廻りをしたりするであろう・・・。

外出自粛要請って、なんだか変に偏っていないか?

転勤や引っ越しは、東京の外部にウィルスをばらまくことにはならないのだろうか?

徹底するなら「転勤停止要請」でも出した方が良くはないのだろうか?

外出自粛要請をどうせやるなら中途半端は止めにして、なるべく短期間で終わらせてほしいものである。

長引けば、倒産や解雇などでの自殺者が新型コロナウィルス性肺炎で亡くなる人よりも増えてしまうぞ!


■2020-03-30-Monday 志村けん死去

ビックリしたなぁ〜。

Yahooのネットニュースを見たら「志村けん死去」と出ていたので驚いた。

新型コロナウィルス性肺炎で入院中とはニュースで知ってはいたが、現役の売れっ子芸能人であるので、最高水準の治療を受けられるのであろうから、すぐに復帰するものと思っていたのに・・・。

まだ70歳の若さであり、既往症も無かったと云う。凄いヘビースモーカーで大酒飲みであったらしいが、4年程前に肺炎を患ってからは、タバコも止めていたと云うのに・・・。

長年の喫煙によって肺がかなりダメージを受けていたのだろうと医者が言っていたが・・・。

夜のニュースで、実兄が東村山の自宅前でインタヴューに答えていたが、新型コロナウィルス性の肺炎で入院したら、親族でも面会は出来ないのだと云う。最期を看取ることも出来ず、遺体にも面会出来ずに、そのまま火葬場に送られて、立ち合いも出来ず、骨を拾うことも出来ず、遺骨になってから家に戻されるのだと云う。

外国の例はニュースでは聞いていたが、日本でも同様の処置だったのか。

そう云うことを聞かされると、このコロナウィルスって、モノ凄い伝染病なんだなと感じる。

それにしても・・・。

政府の対応の遅さは一体どうなっているんだ!

ウィルスに対する対応も遅いが、経済対策も遅い!

明日は年度末だぞ!

公平性なんてクソ喰らえ!である。サッサとやれよ!!!!!

ノンビリと検討している間にドンドン倒産してしまうぞ!

何日検討しているんだ!会議ばかりで実行されなきゃ意味が無いだろう!

公平性なんて言ってる間に、体力のないところから潰れていく。

サッサと検査を多数実施して、陽性者は自宅待機を義務付けることをしなければ、検査もしないで、陽性か陰性かも分からなければ、外出を自粛してくれと言われたって・・・、

陽性でも自覚症状の無い若者だったら、やれ、ライブハウスが悪い、カラオケが悪い、接客する店が悪いとか言って「出歩くな!」って言われたって、自制心がなければ我慢仕切れなくなって出て歩くだろうに・・・。

素人が考えたって、ウィルスの蔓延を防ぐには、無自覚の陽性患者を出歩かなくさせるしかないだろうに・・・。

誰でも彼でも出歩くな!って言うのは、東京では無理だと思うよ!


■2020-03-31-Tuesday あまりに日本的な・・・

日本の政治家がやっているコロナ禍対策は

あまりに日本的なやり方だ!

「緊急事態宣言」を専門家の医者の団体は出した方が良いと云っているのに、政府はなかなか出そうとしない。

政治家は、ただ「外出自粛」を要請するだけだ。

この「自粛要請」ってのが曲者である。

お上からの絶対的な命令ではないのだが、その要請に従わずに外出したら、他の従った一般人からは顰蹙(ひんしゅく)をかったり批判されたりする。

いわゆる日本人特有の「空気を読め!」って云うことなのである。

命令ではないのだから、要請に従わずに感染が拡がっても、自粛しなかった人たちの責任だとでも云うつもりなのだろう。

つまりは命令することで生じる責任を取りたくないのだろう。

それでも、従順に忖度して自粛する人が多い日本って国は、強権を発動しなければ従わない人が多い海外諸国とはまるで逆である。でもこれは日本でだけ通用する方法である。

「外出自粛要請」もただ一般市民に一方的にお願いするだけで、休業する人達への補償は「補償する補償する」とは口にはしているが、具体的な内容はまるで出て来ない。

こうまで無責任な政治家って・・・。

こんな奴らに任せていたら、日本は破滅してしまうぞ!

明日から新年度の始まりであるが、まるで希望が持てない。もういい加減に無責任は止めにして欲しい。