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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2020-06-01-Monday かちまい論壇「SD」

2020.06.01十勝毎日新聞「論壇」掲載記事

「ソーシャル・ディスタンス」

新型コロナウィルス禍が世界中をむしばんでいる。感染予防法の一つとして「他人との距離を唾が掛からないように2㍍ほど開けましょう」と奨励しているが、これを「社会的距離(ソーシャル・ディスタンス=以下SDと表記)」といっている。

「北の屋台」を始める前に、哲学者、心理学者から教えてもらったのは「人間は敵か味方かがまだ分からない初対面の他人とは70㌢以上の距離を保つ本能がある。それは隠し持った短剣でいきなり刺されない己が身を守るための距離感である。逆に、人間は見知らぬ他人でも肩触れ合う距離に置かれると互いに仲間であると認識する本能がある」と。これが、私が最初に知ったパーソナル・スペース(エリア)の理論であった。

コロナ禍によって人間の唾が凶器扱いになってしまい、短剣の70㌢よりも唾の2㍍の方がより広い空間が必要になった。武器の所持、不所持は検査ですぐに分かる。飛行機に乗る際にも手荷物検査を済ませれば搭乗はOKになる。スパイ映画などでもボディーチェックを済ませれば敵同士でも対面が可能になる。しかし、ウィルスチェックには時間がかかる。不所持の証明はウィルスが見えないだけに困難だ。無意識下に他人は皆ウィルス保持者だと疑心暗鬼にもなろう。

これはとても厄介なことだ。2㍍のSDを維持することが長期間続けば、「仲間意識」「連帯感」「臨場感」「高揚感」などが失われ、人間らしい活動が阻害されてしまう。経済的にも、収容人数を半分以下にしなければならないならば、採算に合う企画はほとんどなくなるであろう。

何より怖いのは、人間の深層心理に与える影響である。70㌢ですら「敵」とみなす距離感なのに、2㍍以上もの距離を空ければ、それはまるでけんかを売られているとみなすような脳の状態に近いのではなかろうか。おまけに「会話」も自粛しなさいとなれば、周りは全部「敵」であると脳が認識してしまいかねない。直接会わないリモート会話だけではコミュニケーションが失われてしまう危険性をはらんでいる。

今は、格好つけて横文字でSDと言って奨励しているが、これは逆に人間らしい生活を危機に陥れる非常に危険な行為なのではないだろうか?

深層心理への刷り込みは、やがてトラウマ(心的外傷)となって人々の心に長く残ってしまうだろう。

マスク着用や手洗い、換気の奨励などは大いにするべきであるが、SDの継続は取り返しがつかなくなる前に考え直した方がよいと考える。


■2020-06-02-Tuesday 反響!

昨日の勝毎の「論壇」に掲載された

私の「ソーシャル・ディスタンス(SD)」を読んだ人たちから、すごい数のお便りをいただいた。

ほとんどの方々が賛同してくれたが・・・。

私のブログの普段からの愛読者の方々からは、いつもの過激な論調を随分と抑えた内容だったねと、逆に大人し過ぎる内容に不満の声も多数あったが・・・。

本心ではもっと過激に書きたかったのだが・・・。

やはり、新聞という公器と、ブログと云う私的なものでは、自ずから表現法は変わってしかるべきであろう。

まず題名を見て、「エッ、あの坂本さんがSDを奨励しているの?」と早合点された方も居たが、内容を読んで安心され、面白い視点からの意見だとの評論もしてもらった。

総じて、メディアの過剰な「恐怖心煽り」に懸念を持っておられる方々が多いことが分かった。

データを読み取れる冷静な人たちならば、今の「コロナ狂騒曲」は滑稽なのである。誰がどう考えても、今のコロナウィルスに対する行動は、同じ様な風邪やインフルエンザに比べて過剰なのだ。

『今日、○○市ではインフルエンザに罹った人が〇〇人居ました!インフルエンザで死亡した人は〇人でした!』と報道しているだろうか?異常としか思えない。

何度も、このブログに書いたが、日本のインフルエンザの感染者数は年間1000万人以上も居て、死亡者数も3000人を超えているのである。インフルエンザには予防薬も治療薬も存在しているのに・・・。

それに対して、日本ではコロナウィルスにいったい何人が感染して何人が死亡しているというのか?

データを比較したら一目瞭然ではないのか?

政府も行政もメディアも、いたずらに恐怖心を煽り、国民に恐怖心を植え付けて、日常生活を破壊している。

これは誰かの陰謀なのだろうか?

恐怖心を煽っている人たちは取り返しのつかないバカなことをやっていると気が付いているのだろうか?


■2020-06-03-Wednesday 変革なの?

アベノマスクが2日ようやく我が家にも届いた!

安倍首相が4月1日のエイプリルフールに唐突に発表してから、届くまでに2か月間も掛かって、しかも届いても小さ過ぎて用を為さない代物である。中学生以下の子供か顔の小さい女性くらいにしか使えないであろう。

布マスクなんて個人レベルで作ることが可能であるし、店頭でも、もはや安売りが始まっている。更にいろいろな業種が製造販売に参入しているのに・・・。こんなものに2ヵ月間もの時間と何百億円という経費を掛けるから、安倍首相は国民から信頼されないのだろうなぁ〜。意地になって今でもアベノマスクを着け続けている安倍首相は滑稽であるし、周りの閣僚や役人が誰もアベノマスクを着けていないのは政策の誤りを周りが感じている証左であろう。

政府にしか出来ないレベルの政策を、即断即決即実行でお願いしたいものである。

コロナウィルス禍で「新生活様式」とか「新北海道スタイル」とか言っているが・・・、確かに、コロナ禍をキッカケにして、大きく変わるモノがあることは認める。テレワークが常態化すれば、満員電車での通勤が減り、家賃の高い中心街にオフィスを構える必要が減るであろう。そうなると住宅も家賃の高い場所に暮らす必要もなくなる。地方の重要性が高まる可能性はあるのかもしれない。

私がまだ考えあぐねているのは、エンターテインメントの世界のことである。

演劇、コンサートなどの観劇や鑑賞、スポーツ観戦、映画館での映画鑑賞、ライブハウスなどがどうなるかである。

ソーシャル・ディスタンス(SD)が常態化したら、これらは全て成り立たない。リモートワークでは代替不能なのである。

このままでは、文化・芸術・芸能・スポーツが破壊されてしまう。

古代ローマの皇帝は「パンとサーカス」で一般民衆の不満を避けた。つまり食べ物とエンターテインメントがあれば、ストレスを発散させることが可能だったということだ。

エンターテインメントが機能しなくなれば・・・。

SDは、人間の脳に「周りは皆、敵ばかりである」との指令を送っているようなものである。人間関係がギスギスして、ちょっとしたことでの喧嘩が多発するであろう。暴動も起きやすくなる。アメリカでの暴動もこれの最たるものであろう。

人間関係のみならず、文化などを破壊してしまうであろう。SDは即刻止めるべきである。

コロナウィルス禍で新聞社が主宰する「文化教室」が6月末での閉鎖を決定した。15年間運営してきた各種の教室を全てやめてしまうと云うのである。私の「マジック教室」も無くなることになってしまった。じわじわと文化の破壊が進むようで、私はこちらの方が、よっぽどコロナウィルスよりも怖いがなぁ〜。


■2020-06-04-Thursday コロナ免疫

毎日、毎日コロナの話ばかりで・・・

嫌になるが仕方がない。

ところで、コロナウィルスのアフリカでのニュースがさっぱり聞こえて来ないが、一体どうなっているのであろうか?

アフリカの情報が少ないから、単に私の憶測にしか過ぎないのだが、ひょっとして、この新型コロナウィスルは、人種によって症状が大きく異なるのかもしれないなぁ〜。

アジアでは、感染者数も少なく、死亡者も少ないが、欧米では感染者数も死亡者数も多い。アフリカからは、全然逼迫した状況が伝わって来ないから、感染者数も死亡者数もそんなに多くはないのかもしれない。

白人種には重篤患者が多く、黄色人種には重篤患者が少なく、黒人種にはほとんど居ないなんてことがあるのかもしれないなぁ〜。

「交差免疫」とか言うらしいが、似たようなウィルスでの免疫を獲得していれば、この新型コロナウィルスにも、その免疫が効くのかもしれないなぁ〜。

アフリカで流行った「エボラ出血熱」とかアジアで流行った「SARS」とか、アラブで流行った「MERS」とかの免疫が効果を持っているのかも・・・。

だとすると、今回の新型コロナウィルスの集団免疫を欧米人が獲得したならば・・・。

そんなまだ不確かな状況ではあるのだが、日本では、少し過剰に騒ぎ過ぎなんじゃぁないだろうか?

今日現在で、世界の感染者数が650万人弱で死亡者数が40万人弱である。100年前のスペイン風邪(インフルエンザ)では、死亡者数が5000万人とも1億人とも言われているが、当時の世界人口は17億人でしかない。現在は77億人と言われているから分母がまるで違う。

そんなに恐れる様な病気ではないのではないか。

今日は、プロ野球巨人軍の坂本選手に、陽性反応があったとのニュースで朝から、坂本、坂本、坂本と喧しい。

風邪やインフルエンザと同じ様な感染症なんだから、感染者が居るのは当たり前のことなんだけどね・・・。

感染者0になんか出来っこないのに・・・。

ワイドショーでは、PCR検査を増やせ、増やせとこれまた喧しく言っているが・・・、治療薬がまだ出来ていないのに、感染者を割り出してどうしようというのだろうか?

いたずらに恐怖心を煽るだけであろうに。


■2020-06-05-Friday 雷雨

イヤァ〜昨晩の雷雨にはビックリしたなぁ〜!

23時頃に、ピカッと光ったかと思うとゴロゴロと雷鳴が鳴り響き、そしてゴォ〜と云うスゴイ音がし始めた。雨がトタンの屋根を叩く音である。

カーテンを開けてみたら、軒先から滝の様な雨が流れている。

激しい雨のことを、よく「バケツをひっくり返した様な雨」と形容するが、そんなもんじゃなかった!

地面に叩きつけるような雨で、跳ね返りが物凄い。

夜間であったから、遠くは見えなかったが、昼間でもきっと雨のカーテンで1m先も見えなかったであろう。

短時間で治まったから良かったのだが、あれが長時間続いていたらと思うと恐ろしくなる。

こんな時期に「避難」なんてことになったら・・・。

まさに弱り目に祟り目であろうなぁ〜。

4日自宅に帯広市の臨時給付課からハガキが届いた。

政府が全国民に給付する一人10万円の特別定額給付金の通知書である。来週にもあなたの口座に振り込みますとの通知だ。手にするにはまだ数日は掛かるのであろうがようやくか!

一昨日にはアベノマスクも届いたが、決定から実行までに時間が掛かり過ぎだよね。

それでも、この10万円は国民にひとまずの安心感は与える効果はあるだろう。こう云う政府にしか出来ないことを迅速に実行してもらいたいのだ。

次に政府がやるべきことは、コロナウィルスは、風邪やインフルエンザと大差ない病気だったと言うことであろう。

このまま恐怖心を煽り続けたら、経済も文化も破壊してしまうことになるであろう。

新宿のホストクラブで感染者が増えているとか言っているが、検査数を増やせば感染者数が増えるのは当たり前のことである。感染者が増えたって重篤患者や死亡者が増えなければ良いのだ。いたずらに感染を恐れる必要はない。むしろ感染者数が増えた方が良い。

6月4日現在の日本の新型コロナウィルスの感染者数は約17,000人で、死亡者数は約900人である。死亡率は5.29%である。これでは感染者の20人に1人が死ぬことになる。これは数字のマジックなのであるが日本人の恐怖心の基になっているのではないのだろうか?

インフルエンザは毎年1,000万人が感染し、3,300人が死亡すると云う。死亡率は0.03%だ。

死亡者数を比較したら900人対3,300人なのに、死亡率にしたら5.3%対0.03%になる。これは、まだ感染者数の実態が不明なのであるから生じることなのだが・・・。

死亡者数が少なく抑えられているならば、この時点での死亡率なんてのは無意味な数字なのではないだろうか?

恐怖心を煽り過ぎだ!

このままでは、6月末には倒産、廃業は凄い数になり、失業者が溢れ、犯罪が増えるであろう。

小池都知事さんよ、それこそオリンピックなんてやってる場合じゃないぞ!


■2020-06-06-Saturday 外食

久し振りに夕食を外食しに出た!

夜の街に出掛けるのは何ヶ月振りであろうか。とにかく焼鳥が食べたくて、食べたくて・・・

馴染みのこの焼鳥屋に行くのは、実に1月23日以来なのである。

外出自粛期間中にどうしても焼鳥が食べたくなって、スーパーマーケットの出店で数本買って来て、自宅のレンジで温めて食べたのだが、固くて美味しくなかった。やっぱり、焼鳥は焼き立てが一番美味い!

18時に自宅から徒歩で妻と二人で出掛けたのだが、道の途中にある開いている店の中を覗きながら歩いた。結構、お客さんが入っていたし、街中にも大勢人が出ていた。

北の屋台の通路を抜けて行ったが、屋台にも大勢のお客さんが入っていたので一安心した。

楽しく飲み喰いするのにソーシャル・ディスタンス(SD)なんてクソ喰らえである。

北海道の鈴木知事も北海道新生活スタイルなんて馬鹿なことはサッサと諦めて、一刻も早くSDを止めるように言うべきである。マスクの着用や手洗い、換気をやっていたらSDは不要であると思っている。

SDを奨励し続けたら、北海道の経済は、コロナ禍よりも先に終息してしまうぞ!

早く、皆が安心して、楽しく、飲み喰いし、歌い、話す、そんな日が戻ることを待ち望む。


■2020-06-07-Sunday ゴルフ

今日、久し振りにゴルフコンペに参加した。

これまで加入しているゴルフ団体の5月のコンペは全て中止!

今日は、初めてのコンペの開催である。

ゴルフなんてのは、外でやる競技であるし、同組の4人ともめったに接近するようなことはないし、キャディさんだって、クラブの受け渡し時に近くに寄るだけだし、普段は2mどころか数十メートルも離れている。屋外なんだから換気の必要もないし・・・。

あぁ、それなのに・・・。

これまでの5月のコンペは全てが中止だったのだ。少し外出自粛に対して過剰な対応なんじゃぁないのか?

主催者が中止してしまうのだから、参加者の一人でしかない私はやりたくてもゴルフが出来ないのが恨めしい〜。運動不足で太るし、ストレスは溜まるし・・・。

ゴルフが「密」だなんて言っていたら、全てのスポーツは出来ないぞ!

数ヶ月振りに、いきなり打つのもなんとなくイヤだから、昨日、夫婦で札内川の河川敷の打ちっ放しに行って打って来たのだが・・・。混んでいて一杯であった。打ち放しだって打席は2m以上は離れているし、屋外なんだから別に規制の対象にはならないだろうに・・・。

私は50発ほども打ったらすぐに腰が痛くなったのですぐに止めてしまったのだが、妻はず〜っと打ち続けている。かなりストレスが溜まっているのであろうなぁ〜。まぁ、解消してくれ!私は元々練習嫌いであるから・・・。

今日のコンペはトリッキーな山岳コースの帯広カントリー新嵐山コースである。

私は2打目のアイアンが飛び過ぎて、グリーン奥にOBを打ってしまい、いきなりのダブルパースタートである。

何だか嫌〜な予感がした・・・。

その後も、アイアンが飛び過ぎてまるでスコアにならないのだ。今日は気温が暖かいということもあるし、地面がこのところの雨不足で固かったと云うこともあったのだが、アイアンが2月の台湾の時点よりも15ヤード以上も飛ぶのである。登り下りの激しいコースであるから、足腰が痛くなって攣りそうになった。ショットをまとめることが出来なくなって散々なスコアであった。

コンペは、コロナ対策とやらで、皆が集まる開会式も無し、表彰式も無しである。

これでは、ゴルフ場の食堂は商売があがったりであろう。

新型コロナウィルスを恐れると云うよりは、世間の風評を恐れての処置なのであろうなぁ〜。

こんなことを続けていたら、日本の経済は取り返しが付かないほどのダメージを受けてしまうぞ。

まずは、鈴木知事が北海道新スタイルなんて馬鹿なことをサッサと止めるように言うことだ。

ソーシャル・ディスタンスなんて愚の骨頂であるぞ!


■2020-06-08-Monday 定額給付金

政府が全国民に10万円ずつ給付する

特別定額給付金が今朝、指定した銀行の口座に振り込まれた。

ようやく振り込まれたかと思ったのだが・・・。

全国では、まだ振り込まれていない場所も多いと云うから、帯広は早い方なのかもしれないなぁ〜。

あぁ〜、それだからなのか!

金・土曜日の、帯広の夜の街は賑やかっただったと云う。国からボーナスでも貰った感じなのであろうかなぁ〜。

十勝は、東京都・神奈川県・千葉県の3都県を足した面積よりも、まだ広い面積がある。それなのに、新型コロナウィルスの感染者数は3人(内1名は札幌の病院の入院患者だから、実質的には2人)、死亡者は0人である。中心都市の帯広市は感染者も0人である。

だから、北海道の非常事態宣言も外出自粛も、そんなことは札幌近郊の話でしょ?みたいな感じであったのだが・・・。

それでも、国民性なのであろうなぁ〜。同調圧力の空気が重く漂い、外出自粛をしない人には非国民みたいな冷たい目が襲う。

そもそも、人口密度が低い十勝では混み合う様なことなどは滅多にないのに、それでも、やれ3密だの、ソーシャル・ディスタンスだのとヤカマシイこと!

混雑時の渋谷駅の中には、帯広市の人口の16万人くらいは軽く居るんじゃぁないのだろうか?

十勝の密度で駄目ならば、世界中どこでもアウトだろうに。

日本国内は、ほとんど終息したと思うけどなぁ〜。

コロナ禍の第二波の発生が怖いと云うならば、外国からの人の流入をほとんど制限するか、どうしても入国したいと云う人が居るならば、それこそPCR検査を全員にやって陰性の人だけ入れるとかしたら防げるんじゃないのかなぁ〜。

まぁ、感染者が0になるってことはないのだろうけど・・・。今日の感染者は東京都と北海道と福岡県、岐阜県の4都県だけだったしなぁ〜・・・。

一刻も早く、新生活様式なんてことは止めてほしいよ。


■2020-06-09-Tuesday マスクと距離

6月に入ってからテレビのワイドショーでは

「熱中症」対策の為に、屋外で他人との2m以上の距離が保てるならば、マスクを外しても良いのではないのだろうか?と云う論調が目立って増えてきた。

「熱中症」で亡くなる人も毎年、毎年相当な人数になっている。

ここ最近は、コロナで亡くなる人数が減ってきたことから、天秤に掛けたら、熱中症を防いだ方が賢明ではないのかと云うことなのだろう。

と言うことは、つまり2m以上の他人との距離とマスクでの2重の防御は不要だと云うことになるのではないだろうか?

だとしたら、逆に「マスクをしていたならば、2mの距離を保つ必要もない」と云うことになりはしないか?

この世に生を受けたモノは皆いずれは死ぬのである。早いか遅いかだけのことだ。

コロナで死ぬ人もいれば、熱中症で死ぬ人もいる。インフルエンザで死ぬ人だって日本だけで年間3000人以上もいるのだ。

昨日のニュースでは、北海道では「北海道新スタイル」の広報の為の予算に1億6千万円も費用が組まれていたようだが・・・。

鈴木知事はいったいいつまでソーシャル・ディスタンス(SD)を続けるつもりなのだろうかなぁ〜。

マスクをすることで熱中症を発症するのも生命の危険ではあるが、SDは文化・芸能・スポーツなどの生命を断つ危険な行為である。一刻も早くそのことに気が付いて欲しいと思うのだが・・・。


■2020-06-10-Wednesday オリンピック

コロナ禍が世界では益々広がっているようだ。

死者数が41万人を超えた。

世界人口が77億人であるから、0.05%が亡くなったことになる。

1918〜20年のスペイン風邪(インフルエンザ)では、世界人口が17億人で死亡者数が5千万人とも1億人とも言われている。

5千万人ならば2.9%であるし、

1億人ならば5.9%である。

まだ当時の100分の1以下でしかないのだが・・・、

これまで、アフリカの状況が詳しく伝わって来なかったが、今日のニュースでは、アフリカのコンゴで、新型コロナ感染者以外にも、エボラ出血熱や麻疹が流行っているというし、サバクトビバッタが異常に増えていて、畑などを食べ荒らしているらしい。

アフリカの医療体制は整っていないだろうし、貧困者が多いから、感染者が増えたら手の施し様がなくなる。それこそ集団免疫を獲得してもらうしか終息させる方法がないのかもしれないなぁ〜。

メディアなどが世界中に「恐怖心」を煽っているから「恐怖心」が世界中に蔓延している、こんな状況で、まだ東京でオリンピックを開催しようとしていることに驚く。日本でこのままコロナウィルスが終息したとしても、世界中では、まだまだ感染への「恐怖心」が拡がっている。

オリンピックは世界中から、人が集まって来るのであるから、このままでは誰がどう考えても、開催は無理であろう。

何故に、日本では感染者や死亡者が少ないのか?その理由もまだ分かっていない。

アジア人には「交差免疫」があるのではないかという仮説の段階では、逆に言ったら日本の感染者数は世界的にみたら異常に少ないのであるから、つまりは「集団免疫」を日本人はまだ獲得していないとの「恐怖心」があると云うことだ。

海外からの入国者が増えるのは第二波、第三波の危険性が高まると云う「恐怖心」が抜け切れないであろうしなぁ〜。

新型コロナには予防薬や治療薬もまだ出来ていないし、たとえ完成したとしても、予防薬も治療薬もあるインフルエンザは、日本だけでも毎年1000万人以上が感染し、3,000人以上が死んでいるのだ。

サッサとオリンピックの開催を諦めて、無駄な経費をこれ以上掛けないことが賢明なのではないだろうか。

人間の心理を軽く考えていると、取り返しのつかない事態になってしまう。もうすでに手遅れかもね。


■2020-06-11-Thursday コロナ退店

我が社に入居している

テナントの居酒屋「いろはにほへと」とカラオケ店「時遊館」、焼肉屋「カルビ大将」の3店が退店したいと申し入れて来た。

3店いずれもコロワイドという全国規模の親会社が運営する子会社である。

新型コロナウィルス禍で、非常事態宣言やら緊急事態宣言が発出され、外出自粛が呼び掛けられたが、カラオケ店や居酒屋はクラスター発生の元になる業種として名指しされた業態である。

コロワイドは全国的な大企業であるから、閉店補償や家賃補填の対象にもなっていない。

北海道では2月末に非常事態が、全国の自治体で一早く発出され、5月末まで続いたから丸3ヶ月間の営業自粛を続けたわけである。この間の3ヶ月間営業を停めたのだから無収入だったのである。

コロナ禍の厄介なところは、帯広だけの問題ではなく、全国すべての店舗での問題だから、全国的なチェーン店は負担がそれだけ大きくなってしまう。

天災などでの一地域での問題であるならば、他所の地域の店の利益を回して持ち堪えることも出来ようが、逆に全国の全店舗が影響を受けるのであるからそれだけ大変なのだ。

いくら我が社が家賃の低減をしても、電気代などの基本料は使わなくても掛かるし、社員数も多いから人件費なども膨大に掛かる。

我が社は、父が亡くなった平成4年に当時のサニーデパートと云う物販中心の店舗から、現在の飲食中心の店舗へと大変革をした。

その際には、地階に「つぼ八」、1階に「いろはにほへと」、2階に「白木屋」、3階に「魚民」とワンフロアずつに大型の居酒屋4店舗を入居させた。それぞれ異なる会社が運営する店舗でリスクヘッジも完璧だと自負していたのだが、いつまにやら居酒屋の倒産やら業界再編やらで、コロワイド一社の運営になってしまったのであった。

そこに今回の新型コロナウィルス禍での全店退店である。

私の人生訓は「人間万事塞翁が馬」である。似た格言に「禍福はあざなえる縄の如し」もある。

四半世紀以上も飲食店ビルが続いたのである。これをキッカケにして、この禍が福に転じる様に、また大変革をさせてみるとしようか。樂隠居は先延ばしになってしまったなぁ〜。


■2020-06-12-Friday 令和大恐慌

以前ブログに令和大恐慌が襲って来ると書いたが、

いざ自分の会社に火の粉が降りかかって来ると、感じ方が変わってくるものだ。

何度も、このブログには書いているが、今回の大恐慌は「人災」の側面が大きいと思う。

原因は新型コロナウィルスの正体がまだハッキリと解明されていないからでもあるのだが、政府も行政もメディアも、感染症学者の言を必要以上に信じて、そして必要以上に恐れて、国民を安心させるどころか、逆に「恐怖心」を増幅するようなことしか言わないし、やらない。

日本では、データを見る限り、新型コロナウィルスはインフルエンザや風邪と大差がない。

いや、むしろインフルエンザよりも軽いかもしれない。

そのインフルエンザで、緊急事態宣言などを出して、外出自粛だの営業自粛だのをしたことがあるのだろうか?

今日は、札幌市でインフルエンザ感染者は〇人で、死亡者は〇人でした。東京では・・・なんてやっているか?

せいぜいが、学級閉鎖や学校閉鎖であって、全国一斉の学校閉鎖なんてことも聞いたことがない。

人間の心理を軽く考えている連中が、いたずらに国民の「恐怖心」を煽り、「新型コロナウィルスに罹ったら死ぬぞ!」と、志村けんや岡江久美子などの例を持ち出して、自粛を心理的に強制させたのだ。日本人の同調圧力は物凄い威力であった。

「自粛警察」なる軽薄者も現れ、クラスターが発生してもいないのに、自粛期間中に営業をしていたパチンコ業界を名指しで批判して見せしめにしたことで、日本人が得意な「忖度」がはたらき、日本中が営業自粛の波に飲み込まれていった。

コロナ禍が収まるのが、いったい何時になるのか誰もハッキリとは分からない。まったく先が見えないトンネルに入った状況なのである。

6月に入って、そのことの大変さにようやく気が付き始めた政治家が、経済再生を言い始めた。あれほど、恐怖心を煽っていた小池都知事でさえも、感染者が減ってもいないのに東京アラート解除を宣言した。

だが、もはや手遅れであろう。人間の深層心理に深く入り込んだ「新型コロナウィルスへの恐怖心」という「洗脳」は、そう簡単には解けないであろう。

感染症学者は感染を喰い止めたい一心なのであったろうが、所謂「専門バカ」で、あまりにも経済や心理を知らなさ過ぎた。

「新生活様式」だの「新スタイル」だのとの、さも未来がありそうな言葉に踊らされて、いろいろと創意工夫をしている人達が大勢居るのは、日本人の真面目さの表れなのであろうが、ソーシャル・ディスタンス(SD)をやっている限りは、絶対に元には戻らない。断言しておく。

予防薬や治療薬が出来たら、元に戻ると言う人も居るが、ワクチン開発には時間が掛かるというからなぁ〜・・・。

世界中での外出禁止措置、SDの奨励は経済に破壊的な大打撃を与えた。

今回の新型コロナウィルス禍の前から、「大量生産・大量販売・大量消費・大量移動」に関しては変化の予兆があったが、これらは確実にコロナ禍によって変化が10年は早まったであろう。

コロナ禍をキッカケにして、ビジネスモデルを変革させなければならない業種・業態は増える。時代の変化に合わせて変革できなければ企業も生き残ってはいけない。まさに淘汰の時代である。

しかし、エンターテインメント業界やスポーツ業界などは、リモートでは不可能な業態でもある。どんなに創意工夫をしても、同じ場所で同じ空気を吸わなければ得られない臨場感や連帯感などは作り出せないのだ。

今月末には、変革できない企業、体力がない企業、後継者が居ない企業の全国での廃業、倒産が爆発的に増加するであろう。

政治家はSDを一刻も早くに止めて、未来に希望を持たせて欲しいものだ。


■2020-06-13-Saturday 避妊

メスの愛犬の避妊手術に行って来た!

1歳半になるメスのトイ・プードルであるが、手術しないで自然のままで育てようと思っていたのだが、妻の従兄弟の獣医師から「子どもを作らないならメス犬は、将来的には乳癌や子宮癌の危険性が高くなるから、若いうちに手術しておいた方が良いよ」とのアドバイスを受けた。

しばらく悩んでいたのだが、思い切って近所の動物病院で手術を受けさせることにしたのである。

病院に1泊させての手術である。

家から連れ出す時には、やはり何らかの気配を察知するのであろうなぁ〜、いつもとは様子が違っていた。

以前に飼っていたラブラドール・レトリーバーも、予防注射を打つ為に動物病院に連れて行く際には、やはり何らかの気配を察知したのか、尻込みしていたっけなぁ。

久し振りに、家に犬が居ないと、何だか物足りないし、寂しいものであるなぁ〜。

犬もたった一匹で病院に泊まるのは心細いであろうから、明日はすぐに迎えに行ってあげよう。


■2020-06-14-Sunday シンクロ

愛犬のトイ・プードルを引き取って来た。

子宮と卵巣の切除手術を受けてきたのである。

傷口を舐めらないようにと、頭に透明なエリマキトカゲみたいなガードを付けている。大き過ぎて、これでは水もエサも摂取できないであろうから、ハサミで3㎝ほど外周を切って短く加工したのだが、それでも食べずらい様なので外すことにした。

しかし、外すと、傷口が気になるのだろう。どうしても舐めてしまうので、ペットショップに行って、犬の手術着なるものを購入して来て装着した。これで傷口を直接舐めることは出来なくなった。

それでも、やはり術後直ぐであるから、元気がない。犬なりにショックだったのであろう。

獣医師からは「トイ・プードルはピョンとジャンプするから、その時に傷口が開いてしまう危険性があるから注意して・・・」と言われている。

居間に置いてあるソファーに私が座ってテレビを見ていると、いつもそこにピョンとジャンプして来て、私の膝を枕にして寝るのである。

それが可愛くて可愛くて仕方がないのであるが、それをさせると傷口が開いてしまう危険性があるから、妻と二人で、ソファーを隣の部屋に移動させて、ソファーのマット部分だけ外して床に置いた。これならジャンプする必要もないだろう。

昨日の夕食は、庭でジンギスカンの焼肉バーベキューをやった。久し振りにビールのロング缶を2缶も飲んだ。ビールでお腹が一杯になってしまい買って来た肉が余ったので、今日も2日続きで、外焼肉である。

今日もビールを2缶飲んだら・・・。

5月の連休時に痛くなった右膝がまた痛くなり始めたのである。

すっかり完治したものと思っていたのに・・・。自力で自然治癒で治したから医者には掛かっていないので病名は不明のままである。

以前の時みたいに膝がカクッとしたわけでもないし、別段、何かをやったわけでもないのに・・・。

アッ、ひょっとして、痛風か?

2日連続でビールを飲み過ぎたのが原因かなぁ〜。

まるで、愛犬の痛みにシンクロナイズしたみたいである。

そうだな一緒に痛みを分かち合おうな!


■2020-06-15-Monday 悲観的思考

ポストコロナ禍の社会に対して

日本人は世界的にみても悲観的な考えを持っているようだ。

マッキンゼーが世界30カ国を対象に調査した「新型コロナウイルス後の各国経済復興楽観度」によると、米国や中国が経済復興を楽観的に見ている中で、日本の楽観度は米国や中国の10%程度、30カ国中でビリだと云う。 ボストン・コンサルティング・グループが4月に世界9カ国で実施した消費者意識調査でも、日本がダントツに事態を悪く考えている。

感染状況や景気の落ち込みについて「最悪の状態は脱していない」と回答したのが、バタバタと人が死んでいた米国で57%、発生源の中国が26%となっているのに対して、日本だけが82%と際立って悲観的思考だったのだと云う。

この理由はハッキリしている「メディアの煽情」である。

必要以上に「恐怖心」を煽っているせいだ。日本人の大多数は、まだまだ「恐怖心」の洗脳から抜けてはいない。自粛はまだまだ続いているのにワイドショーでは、相も変わらず「コロナ怖い」「コロナ怖い」をやっている。昨日辺りからは、新宿や渋谷の夜の街でバカ騒ぎする若者たちの姿を映し出して、浮かれていると第二波が来るぞ!と警告を発している。こんな連中は極々一部であろうに・・・。メディアは暗に自粛の継続を国民に求めている。

政治家の大きな問題は東京都の小池都知事の言動に依っていると思う。

自らの選挙対策の為なのか、オリンピックの1年延期が決まるまでは、まるでコロナ禍に対しては無視を決め込んでいたくせに、延期が決まった途端に煽情的な横文字を連発して、恐怖心を煽りに煽って、さも自分が、政府よりも対策を「やっている感」を演出した罪は大きい。

「東京アラート」なる無意味な政策(?)を出したり、止めたり・・・。

危機管理では、国民が納得できる数字を根拠にした対策を取らなければならないのに「東京アラート」は出した時よりも、止めた時の方が感染者が増えているのに・・・。これでは意味が不明になってしまう。まるで小池都知事の気分に依って決めているかの様にみえてしまう。

検査数を増やせば、感染者数が増えるのは、当たり前の話である。でも、いったい何人を検査した結果なのかを言わないのは手落ちであろう。

新宿のホストクラブが「悪の根源」であるかの様な言葉は、政治家としての発言としては相応しくない。東京からホストクラブを駆逐するつもりなのかなぁ〜。ホストに個人的な恨みでもあるのかしらん?

北海道では「昼カラオケ」が悪者にされている。

業種のスケープゴートを作りだして、見せしめにすることを繰り返していたら、いつまで経っても、立ち直ることは出来ないぞ。業種ではなく各店毎の対策を評価してあげなければ・・・。メディアが足を引っ張っている。

人間の深層心理にドップリと刷り込まれた「恐怖心」はそう簡単には消せないんだぞ!


■2020-06-16-Tuesday 不穏な空気が

お隣の朝鮮半島がキナ臭くなってきた。

北朝鮮が、韓国と共同で作った開城(ケソン)の南北共同連絡事務所を爆破した。

金正恩の妹の与正が予告していたと云う。

トップである正恩が指示してやってしまえば、申し開きが出来ないが、今回は表に出て来ないで、妹にやらせたと云うことは、まだこれが最終的なモノではないと云うことの意志表示なのだろうなぁ〜。

つまりは「少しは北朝鮮にも注目してね!」と云うことだ。

「暴挙」スレスレのことをしないと、世界中がコロナ禍一色に染まっている中では、単なる言葉の「脅し」だけでは誰も注目をしてくれないと云うことなのだろう。

「暴挙」でアメリカに注目してもらい、話し合いのキッカケを掴みたいのであろう。

深読みすれば、北はそれだけ追い詰められているということでもあろう。

コロナ禍で国境封鎖をしているから、頼みの中国からの支援物資も満足には入っていないのだろう。

北朝鮮国民は食べるモノが無くて、かなり飢えているのであろう。

独裁君主が一番恐れるのは、クーデターだ。革命やクーデターは腹をすかせた飢えた国民が起こすものと相場が決まっている。

人は食べなければ生きていけない。

どうせ死ぬなら、反乱を起こしてやろうと自棄のヤンパチになることを一番恐れているのだ。

もはや、それだけ北朝鮮の国民は飢えているのだろう。

何だか、嫌〜な雰囲気だなぁ〜。

金正恩が、自棄になって、日本にミサイルを撃ち込む様なことがないように、しっかり監視してくれよ!


■2020-06-17-Wednesday 嫌〜な予兆

新型コロナ禍を契機に社会が大きく変化する?

「商売」では、20世紀後半は、スーパーマーケットなどの様な「薄利多売」の、薄い利益であっても、大勢の客を相手にして大量に販売することで、売上金額を大きくする商売が主流であった。

日本では、この薄利多売のビジネスモデルは人口が増加している間には有効な手法であったのだが、少子化で人口が減り始めた頃からは苦戦を始めたのである。

人口増加時の「商売」は陸上競技の「100m競走」に例えられた。

足の速い、遅いはあっても、いつかは参加者全員がゴール出来からである。パイ(人口・売上)はドンドンと追加されるから、例え体力に劣っていて足が遅くても、先行する人のやり方を真似て「二匹目のどじょう」を狙う作戦も有効であった。

人口が減り始めた頃からの「商売」は「麻雀」に例えられた。

参加者全員がプラスにはならない。パイが限られている(減っていく)から誰かがプラスになれば、誰かが必ずマイナスになる。トップを取った人(先行した人)が、利益を独り占めできるようになったのだ。

人口が減り始めた、まさに世紀の変わり目の2000年辺りから現れて来たのは「薄利多売」よりも「良いモノを適正な価格で」という「厚利少売」の方向性であったのだが、この傾向は、2008年9月に始まった100年に一度と云われた「リーマンショック」によって世界的な不況に陥り、給料が下がり、購買意欲も低下して、モノが売れなくなって価格が下がり、逆戻りをしたのであった。日本では安くなければモノが売れなくなった。

ある評論家によれば、日本人は一億総中流化から一億総下層化したのだと云う。それだけ日本人の収入が全体的に減ったのである。だが、そんな中でも儲ける人ってのは居るから格差が広がり、一部の富裕層と大多数の貧困層と云う格差社会になったのである。

今回のコロナ禍で、数々の問題点が浮かび上がっては来たのだが・・・。

過去の感染症の歴史をみれば、終息すれば社会は回復しているのだが・・・。その回復方法は革命だの戦争だのに依っていたのではないだろうか?

考察を日本に限れば、今後、企業倒産、廃業が大幅に増えるであろう。たとえ倒産を免れても社員の首切り、減給は避けられないのではないか。大多数の国民の財布の中身はカラッポになってしまうであろう。

予防薬・治療薬の開発にはまだまだ時間が掛かるであろうし、メディアなどに依って煽りに煽られた「恐怖心」は国民の大多数の深層心理に深く刷り込まれてしまった。

更に「三密」を避ける新生活様式は、これまで「人を集める」ことで成り立っていたビジネスや文化を破壊してしまうだろう。

日本人の「自粛」の心理というのも恐ろしい。日本人の同調圧力は超強力なのだ。しかも自分が自粛するだけでは収まらず、自粛しない他人にも攻撃をし始めるから困りものだ。

「恐怖心」が蔓延したままならば、買い物をする人、旅行をする人、レジャーをする人、スポーツをする人にまで「非国民」の冷たい視線を浴びせ掛けるであろう。その結果、経済的に多少のゆとりがある人までが、他人の目を気にして経済活動を控えてしまう。これがいったい何を意味するのか?

日本中の経済活動がストップしてしまうのである。つまりは「不況」から「大恐慌」になるのである。

なんだか、とってもマズイ方向に進んでいるのではないだろうか?


■2020-06-19-Friday 駒大同窓会

本来ならば・・・

今日は東京で、駒澤大学同窓会の全国支部長会議の予定日であった。

今日から、県を跨いでの移動も解禁になったが・・・、

新型コロナ禍で、全国各地59支部(台湾1支部含む)から支部長を一ヶ所に集めての会議は「密」になるとのことであるし、6月19日に東京の緊急事態宣言が解除になるのかも不明であったから・・・。

全国の支部長が、飛行機や電車、ホテルの予約を事前にしておいて、直前に中止になってキャンセルするとなると、その対応も大変になるから、今回は、集まることは中止して、文書による議決を行うことにしたのである。

毎年、この全国支部長会議で上京するのを楽しみにしていたのに・・・。

と云うのも、一番遠隔地に暮らす私の上京日程に合わせて、駒澤大学の「手品奇術研究会(KMC)」の先輩・同輩・後輩が集まり、同窓会を開催してくれるからである。

KMCは現在は駒澤大学に存在していない。既に廃部になっているが・・・。

年代が離れていて、一緒に活動していなかった先輩や後輩と話をするのも楽しいが、同輩と顔を合わせられるのは、もっと楽しいことだ。

毎年、似た様な昔話で終始するが、年に一度会えるのは、ここ最近の楽しみの一つなのである。

コロナ禍はそれすらも奪いやがった。

テレビのニュースでは、羽田空港や東京駅には、かなりの客が戻ったとの映像があったが、本格的な回復には「恐怖心」の解消が必要であろう。

ソーシャル・ディスタンス(SD)を解消しなくては、移動は出来ても、大勢が一堂に会する会議などはまだまだ開催が難しい。


■2020-06-20-Saturday 病院嫌いが

私は病院が嫌いだ!

滅多なことでは病院には行かない。

数日前から、再び右膝痛が起きた。前回は5月の連休の最初の頃であったので病院も休みであろうと言って行かなかったのだが・・・。

今回は、妻が「お願いだから病院に行って」と懇願するのである。

私はなるべく医者に掛からずに、自然治癒力で治したいのだが・・・。

妻が、私の身体を心配してくれているのかと思ったのだが・・・、「貴方は足が痛いからと、犬の散歩にも行かないし、運転もしないから、私の仕事が増えてしまう・・・」と云う、なんだ!結局は私の身体の心配よりも・・・。

まぁ、何はどうあれ、私としても、痛みの理由が分からないことこには、正しい対処の仕方も分からないから、不承不承、整形外科に行くことにしたのであった。

診察の結果は、膝の炎症であった。痛風ではなかった。

でも、結局は、医者からの処方は、炎症を抑える薬と鎮痛剤と胃腸薬と湿布薬であるから、自分でやっていたこととそう変りはないのだけどなぁ〜・・・。

まぁ、でも、これで痛みの理由が分かったので、あれこれ考える必要がなくなったし、対処が正しかったことが分かって安心したから、これで良かったのであるが・・・。

妻は「太り過ぎが原因だと思うよ、痩せて膝への負担を減らした方が良いんじゃないの・・・」と云う。

♪「分かっちゃいるけど痩せられねぇっ」♪(スーダラ節)


■2020-06-21-Sunday 父の日

父の日の日曜日!

次女からは、プレゼントにトランプ柄のスマホケースが送られて来た。娘からのプレゼントは嬉しいものである。

まずは、午前中に、愛犬を動物病院に連れて行く。

12日に避妊手術を受けて、翌日には退院しているのだが、その抜糸の為に再度連れて行ったのだ。

手術のことを憶えているのであろう。ブルブルと震える。やっぱり犬でも手術は怖いのであろうなぁ〜。私と同じで病院が嫌いなようである。

抜糸は簡単に終了した。後は、術後の跡を舐め回さないようにすればよいだけだ。犬に取っては気になるようである。

妻が「今日は父の日だから、お父さんに感謝しにお墓参りに行ってきましょうよ」と云う。

毎月、お墓参りには欠かさずに行っているが、コロナ禍が早く治まりますようにと祈って来るか!

母はお墓参りには行けないので、母の所に寄ってから二人でお参りに行って来た。

帰りに、新しく出来たイタリアンレストランに寄った。2月頃に出来た店であるが、混んでいて入れなかったのだ。今日は少し待っただけで入店出来たのだが・・・、

日本人てのは、お上(おかみ)の言うことに従順な国民だよなぁ〜。「自粛しろ!」と言われたらちゃんと自粛するし、「自粛を解除する!」と言われたら、途端に皆が外出をする。もう少し、自主性があっても・・・。

自粛が緩和されたからなのであろうなぁ〜、大手を振って行ける様になった最初の日曜日であるから家族連れが多かった。十勝の人間は新しモノ好きである。新店舗のオープンともなると、ほとんどの人が一度は行ってみるのではなかろうか?

和風パスタと変わり種のペペロンチーノの2品を注文したのだが、和風の醤油味もきついし、ペペロンチーノの塩味も、どちらもやたらと塩辛かった。しょっぱさだけが口に残ってしまった。ちょっとガッカリ!

夕食は、外でジンギスカン焼肉でもやるか!となった。

肉屋に寄ってジンギスカンを買い、コンビニに寄ってビールを買った。自宅の庭で焼肉が出来るのは幸せなことである。


■2020-06-22-Monday 矛盾だらけの

新型コロナウィルス対策は矛盾だらけ・・・

19日に、外出自粛が緩和された途端に、堰を切った様に大勢の国民が移動を始めた様子がニュースで報じられている。

都道府県を跨いでの移動も緩和されたから、早速、飛行機に乗って旅行に出る人達の姿が報道されたが・・・。

政府も行政もメディアも、盛んに新生活様式とやらを遵守するように促している。

他人とは2mの社会的距離(ソーシャル・ディスタンス)(SD)を保ちましょう。

マスクを着用しましょう。

手洗いをこまめにやりましょう。

換気をこまめに行いましょう。e.t.c.

日本人は、工夫するのが好きな国民性だから、店毎にいろいろと工夫を凝らしている様だが・・・。

ニュース映像に映った店舗では、ご丁寧なことに、他人との距離を2m開けて、顔にはマスク、更にその上に透明なフェイスカバー(シールド)を着け、カウンターには透明な板を設置し、ゴム手袋まで着けている。客が入れ替わる度にアルコールを吹きかけて消毒し、1時間毎に窓を開けて換気をしていると云う。

見ていてとても滑稽だなぁ〜。日本人はクソ真面目過ぎるのかなぁ〜。

異常な光景である。

ゴム手袋をした店員に、食べ物を運んで来られたら、何か汚いモノを運ばれて来た様で、私なら、逆に食べる気がしなくなるがなぁ〜。

唾液にウィルスが潜んでいるから、マスクをしていれば拡散はかなり防げるであろうに・・・。

会話をしなければ、若しくは小声での会話ならば唾はそんなに飛ばないだろうに・・・。

こんなに何重にも防御しなければならないのだろうか?

他人は皆、コロナウィルス保持者で、他人の唾が掛かったら、即、感染して死が待っているかの様な恐れ様ではないのか。

明らかに過剰であろうに・・・。

SDを保てと言うならば、まずは都会の満員電車を何とかしなければいけないのじゃぁないのだろうか?あれは「密」ではないというのだろうか?

満員電車はそのままにしておいて、大して密ではないところを過剰に対策をさせている。矛盾だらけである。

学者の中からも、日本の対策は過剰である。マスクを着用していればSDは必要ないと言う人も出てきた。

人間は、数値目標を設定されると、その数字だけが気になって、気になって、他のことに注意が向かなくなる習性があるという。

専門家は誰一人、感染者数を0にするとは言っていない。そんなことは不可能だからだ。だが、日本国民の大多数は、日本から感染者を0にすると云う誤った目標に邁進しているかの様である。

これは、メディアが過剰な「恐怖心」を国民に煽ったからである。

こちらの方がコロナウィルスよりも、よっぽど質が悪い!


■2020-06-23-Tuesday ポストコロナ禍

世界ではコロナウィルスの感染は拡大している。

感染者数が900万人を超え、死者数も50万人に迫っている。

この数字だけを見れば、感染者の5.5%が死ぬことになるのだから、やはり怖い病気にはなるだろうが・・・。

アメリカでも依然として感染者数は増えているし、ブラジルでの勢いは大統領の政策のせいもあるが物凄く激しい。

一方、日本では第1波は終息に向かっているようだ。

そんな中で、テニス界では、ジョコヴィッチが独自に開催したテニスの大会で参加選手に感染者が複数人出た。ジョコヴィッチ自身も感染したと云う。

ニュースによると、コロナ禍以前とまったく同様に4000人の観客も普通に入れて、選手もマスクをせずに記者会見をしたり、抱き合ったり、握手をしたり、バスケットにも興じたりしたと言う。同じテニス業界からも、何等の対策もせずに開催したことに対して批判が多いようだ。

確かに、このニュースを見る限り、新型コロナウィルスの感染力はかなり強力なようである。

感染がまだ完全に終息していないヨーロッパの現在の状況では、コロナ禍以前とまったく同様の手法で大会を開催するのは無謀だったのであろう。

だからと言って、その恐怖心をそのまま日本に当てはめても良いものなのだろうか?

ノーベル賞受賞者の京都大学の中山教授が云うところの「ファクターX」なるモノが本当に日本人に存在しているのであろうか?

この解明をぜひとも急いで欲しい!

有るのか、無いのかで今後の展開が大きく変わるからだ。

世界での感染が収まるまで、日本が暫くの間だけ「鎖国」状態を維持すれば、おそらく日本では終息をするであろう。

問題は、「開国」したときに海外からウィルスを持ち込む人が居ることである。

経済のことを考えたら、「鎖国」はインバウンドに頼っていた観光産業や、貿易をしている企業にとっては死活問題であろう。

政府も、オリンピックのことがあるから、早目に「開国」をしたいのであろうことは目に見えている。

でも・・・。

今回のジョコヴィッチの問題は「恐怖心」を刷り込まれた大多数の日本人には大きい問題に映るのであろうなぁ〜。

「やっぱり、自粛緩和はまだ早い」と。

まったくの私見であるが、現在の日本の状態ならば7月末までには第1波は終息するであろう。だが、政府は、来年のオリンピック開催は早々に諦めて、このまま10月末位迄は「鎖国」を続けて、まずは国民に「安心感」を抱かせる必要があるだろうと考える。

海外からのウィルスの流入を防いで、日本国内のコロナ禍が終息すれば、「新生活様式」の内のソーシャル・ディスタンス(SD)を完全に解除して、コンサートやスポーツ観戦なども、元通りに戻すことだ。SDを止めればかなり経済は元に戻る。

まずは、日本を世界一安全な国にすることである。

その間に世界がどうなっているのか、見極めてから「開国」をすれば良いと思う。

その頃には「ファクターX」が解明されているかもしれない。


■2020-06-24-Wednesday 久し振りの会議

私が評議員を務めている協会の会議が、

3月以来久し振りに開催された。

いつもは40名ほどの出席者で、協会事務所の多目的室を使用しての会議なのであるが・・・、

新型コロナウィルス対策で、ソーシャル・ディスタンス(SD)を保たなければならいとのことで、事務局側の出席者数を最小限に抑えて、出席者数を23名に減らし、会場も、ホテルの広い宴会場を使用しての会議となった。

ホテルの会場の広さは、いつもの多目的室のおよそ6〜7倍はあろうか。

テーブルを口の字型に目一杯に広げ、隣の人との席の距離は2mをしっかりと確保している。向かい側のテーブルとの距離は10m以上も離れている。

逆に広すぎて会議と云うよりは、中央の空間でダンスでもやろうかと云うほどの感じである。

ここま徹底してやるか!凄いなぁ〜!

先日のテニス界のジョコヴィッチの様に、感染対策をまったくせずに大会や会議などを開催したりして、万が一にでも感染者が出てしまったら・・・と云う心配があるのであろう。

かと言って、帯広ではリモート会議が出来る環境にない人も多いし、文書を回す会議では、物事が満足に進まないし・・・。

帯広市内からは、まだ一人も感染者が出ていないから、何としても「帯広市内第一号感染者」にはなりたくない、出したくないとのことなのかもしれない。

そうだよなぁ〜。

ここまで全国的に感染者数が減って来ている状況で、しかも、これまで感染者が0の地域で、感染者を出してしまったら、どんな非難が待っているのか、考えただけでも恐ろしくなる。

日本人は「自粛警察」だの「マスク警察」だのと、潔癖症的でしかも他人を攻撃する人が居るから困りものだ。

また、そこまで過激ではなくても、ヒソヒソとあらぬ噂話をしては、他人を白い眼で見て排除する輩も多いからなぁ〜。

日本中が「コロナ怖い」の強迫観念に囚われているかのようだ。

ここいらで、政府もこれまでの新型コロナウィルス対策の是非を検証して、新たな対応策を提言して欲しいものである。

世情に疎い感染症専門家の提言だけではダメだ!感染を防ぐことだけに注力して、人間社会の在り方をまるで考慮していない。

何度も書くがSDは即刻止めるべきである。


■2020-06-25-Thursday コロナ対策

西村康稔担当相は24日の記者会見で、

新型コロナウイルス対策の専門家会議を廃止して、代わりに「新型コロナウイルス感染症対策分科会」を新たに設置する方針を明らかにした。

専門家会議廃止の理由について「会議が法律に基づくものでなく、位置付けが不安定だった」と説明。今後はワクチン接種の優先順位なども課題になると指摘し、「感染症の専門家だけでは決められない事柄も出てくる」と語った。

新しく設置される分科会は、改正新型インフルエンザ対策特別措置法に基づく有識者会議の下部組織として位置付けられ、感染症専門家の他に、地方自治体の代表や危機管理対応の専門家らの参加も求めると云う。

新型コロナ専門家会議の廃止は、同会議のメンバーが24日に「(助言組織と)政府との関係性を明確にする必要がある」とした提案書をまとめたことを受けた措置だと云うのだが・・・。

この廃止の発表と同じ頃に、テレビで会見をしていた専門家会議の尾身副座長は、記者からの質問で廃止を知らされたが、どうやらこの廃止を知らなかった様子であるから、事実上は政府にクビにされたと云うことなのかもなぁ〜。新しい分科会は、7月上旬にも初会合を開くと云うことだ。

この専門家会議の最大の問題点は、「8割おじさん」こと北大の西浦教授が専門家会議の承諾を得ずに勝手に行った暴走会見であろう。

彼は専門家会議の正式なメンバーではなく厚労省のクラスター対策班のデータ収集の担当でしかなかったのだが、3月上旬にヨーロッパで感染爆発が起こったのをみて危機感を強めて、3月19日の分析・提言で、人口の79.9%が新型コロナに感染するという「オーバーシュート」というシミュレーションを発表した。

日本の人口は約1億3千万人であるから80%は約1億人になる。致死率をヨーロッパ並みの0.5%とするとおよそ50万人が死亡することになる。

このときのモデルが、その後も使われて、その後「42万人死ぬ」というシミュレーションになったのだが、当時これを批判したメンバーは専門家会議には居なかった。西浦教授が1次情報を独占していたため、専門家会議には批判が出来なかったのだと云う。

この「オーバーシュート」の数値に東京都の小池知事が目をつけて、3月25日には西浦教授と一緒に記者会見をやって「感染爆発の重大局面」だと強調して、政府を突き上げた。それまで何等の対策もしていないくせに・・・。

それにあおられたように安倍首相が4月7日に緊急事態宣言を出したときに「東京の感染者が1カ月後に8万人になる」と述べた根拠も、西浦教授のシミュレーションであったと云う。

この頃から西浦教授は専門家会議を飛び越して、首相官邸に直接影響を与えるようになったのだと云う。

特に大きな反響を呼んだのは、彼が4月15日に厚労省クラスター対策班として行った記者会見である。

ここでは「85万人が重症化して、その49%が死亡する」と発表した。これが「42万人死亡説」として大きな反響を呼んだのである。

6月24日現在の日本の新型コロナ死者数は1000人弱である。42万人との400倍以上の違いは単に「計算違い」でしたとしてすまされる問題ではないだろう。この計算が接触「8割削減」という専門家会議の提言の根拠になったからだ。

最大で日本人の42万人が死亡すると云う数字が、志村けんなどの死亡との相乗効果もあって、日本人の深層心理にコロナウィルスに対する強烈な「恐怖心」を刷り込ませたのではないだろうか。

新型コロナは指定感染症なので、患者はすべて(無症状でも)感染症指定医療機関に2週間入院させなければならない。これは1月末に指定したときは合理性があった。コロナの感染力は強く、一般の病院では対応できないと考えられたのだ。これは新型コロナウィルスの性質がまだまったく分かっていない段階であったのだから妥当な政策であったと思う。

しかしマスコミがやたらと危険を煽った為に、普段の何倍もの患者が指定医療機関に押し寄せて、大病院の外来がパンクし、緊急手術以外の手術は出来なくなったと云う。

他方、開業医の病院には感染を恐れて患者が寄りつかず、ガラガラになったと云う。私の様な病院嫌いとは違って、治療が本当に必要な患者が診察を受けずに、手遅れになって死亡したケースも多いと思われる。

私としても、もしも私が感染して、会社や立ち寄った先などに、消毒や営業停止などの迷惑を掛けることは憚られる。それが嫌だから、まだ自粛しているのだ。コロナが怖いわけではないのである。

まずは、新型コロナウィルスを「指定感染症」から外して、インフルエンザと同じような病気と認定することであろう。

現在の、新型コロナに感染したら2週間ほどの隔離や、感染者が出入りした場所を徹底的に消毒をしなければならないというのは、現在の日本の感染状況や死亡者数をみたら、対策が過剰過ぎるであろうと思う。

検査数が少ないから、どれくらいの潜在的感染者が居るのかは不明なのであろうが、ここ最近は、東京で50人程度、その他の地域では数人程度の感染者数でしかないし、死亡者数も少ない。

感染症の学者は、いわゆる「専門バカ」と云われる部類なのでないだろうか?感染を完璧に防ぐことなど出来はしないのだ。経済活動や文化活動などを、この程度の感染症で破壊してしまうのは、取り返しのつかない愚行である。

このままでは、倒産・廃業・失職での自殺者が数1000人規模に膨れ上がってしまう。コロナで死んでも、自殺をしても、どちらも同じ命である。

だが、依然として今日も、テレビのワイドショーでは、まだコロナウィルスへの恐怖心を煽り続けている。メディアはこの国を破壊したいのであろうか?


■2020-06-26-Friday 何か変じゃない?

テレビのワイドショーは、

このところ毎日、毎日新型コロナウィルス禍の話題ばかりであるが・・・。

コメンテーターと云うか、アドバイザーと云うのか、医者が出て来て解説をしているが、私にはどうしても腑に落ちない点があるのである。

今日は、道民がやり始めたコロナウィルスの感染防止策についての特集であったのだが・・・。

鈴木北海道知事が推奨する「新北海道スタイル」に何とか合わせ様と施設や個人が涙ぐましい努力を重ねている工夫の紹介であった。

施設が4人掛けテーブルに透明シートを十字型に天井からぶら下げているのを見て、このお医者さんは「毎回、人が入れ替わる毎に透明シートを消毒をしなければならないが、十字型の真ん中の重なった部分が拭き難い、ここにウィルスが残ってしまう」と解説した。

また、会社員が帰宅したら、まず玄関で手を消毒してから家の中に入り、風呂に入るのが良いと言ったのである。

この人、本当に医者なのか?

この世の中は、細菌やウィルスがウジャウジャと存在している。小さ過ぎて人間の目には見えていないだけだ。

この医者の言う通りに、消毒やら入浴やらをやっていたのならば、確かにコロナウィルスも消毒出来るであろうが、同時に他の菌やウィルスも殺してしまうだろう。

こんなことをやっていたら、人間は、あらゆる菌やウィルスに対して抗体を持つことが出来なくなってしまうだろう。

所詮この世の中から、ウィルスを完全に消滅させることなどは出来はしないのだ。この地球で人間がウィルスと共生しなければならないならば、人間の免疫力を高めるしか方法がないのではないだろうか。

除菌だ抗菌だなんてことをやっていて、もしも、新型コロナウィルスよりも強力なウィルスが発生したら、免疫力が弱くなった人間はバタバタと死んでしまうのではないだろうか?

まだ仮説の域を出ないのだが、アジア人に新型コロナウィルスの感染者が少ないのは、ある種の抗体を既に持っていたからだと云う説もある。

殺菌する方法を説くよりも、免疫力を高める方法を説くのが医者の務めなのではないだろうか?

何だか、コロナウィルスの怖さを強調し過ぎて「恐怖心」を煽り過ぎている様にしか感じられない。

メディアはこの種の医者をコメンテーターに使うべきではないだろうと思う。


■2020-06-27-Saturday ポストコロナ禍の世界

コロナウィルスが収束した後の世界はどんな状態になるのだろうか?

毎日暇で仕方ないから、そんなことばかり考えている。

今回の新型コロナウィルス禍は、歴史の針を10年は進めるであろう。

4年前に当選したアメリカのトランプ大統領に代表される「自国優先主義」が、イギリスにも伝播してEUからの離脱を決めたが、この自国第一の考え方は、コロナ禍でかなり加速をしたであろう。

EUも、国境の見えない壁を高く伸ばし、ドイツやフランスは、コロナに苦しむイタリアやスペインには手を差し伸べずに、まずは自国の対策を優先させた。これは当然のことであろう。

もしもドイツのメルケル首相が自国のドイツ国民よりも先にイタリア国民に救済の手を差し伸べたとしたならば、確実に暴動が起こったであろう。まずは国民の声を聞かなければならないのだから民主主義とはそういうものなのだ。自分に余裕が無いのに他者に親切にすることは出来ない。独裁者の一声で何でも出来るどこかの国とは体制が大きく異なるのだ。

そういったことなどからして、グローバリゼーションの幻想が崩れてしまって、グローバル社会はかなり縮小され、ナショナリズムが台頭するのではなかろうか。

一早くコロナ禍を終息させた中国(発表が正しければだが)は、後から感染が広がった国々に対して覇権を強めているが、オーストラリアはかなり反発をしているし、警戒を強めている国も多いであろう。一見すると中国の一人勝ちにも見えるが、しかし、漏れ伝わってくる情報では、中国国民の共産党政府に対する不満はかなり高まっているようにも感じる。中国が香港の支配を急ぐ背景には、逆に、香港で暴動が起きてしまうと、中国本土にも広がりかねないとの恐怖心の裏返しなのかもしれない。

アメリカでも、警察官の黒人殺害事件を契機にした暴動やデモによってトランプ再選には黄信号が灯り始めた。北朝鮮が何とか注目して欲しいと暴走を繰り返しているが、中国もアメリカも自国のことに手一杯になって他国に干渉している余裕がないのかもしれない。そうなると怖いのは金正恩の暴走である。自棄のヤンパチになって日本にミサイルを撃ち込む可能性も少なからずあるのではないかと心配する。

日本は、そんな中で、感染者数も死亡者数も非常に少なく抑えられているのに、感染症学者らの意見を過剰に聞き過ぎて、自粛を緩和出来ずに、ズルズルと経済も文化もスポーツも破壊し続けている。

感染が拡大している世界に同調して「赤信号、世界中、皆で渡れば怖くない」とでも言うつもりなのだろうか?

これだけ、世界とは異なっているのに・・・。


■2020-06-28-Sunday おかしなことばかり

コロナウィルス対策はおかしなことばかり

小池東京都知事が発出した「東京アラート」って、解除した際にも書いたが、いったい何の意味があるのだろうか?

東京都では、ここ数日間は50名以上の感染者が出ている。PCR検査の数を増やしたのだから、感染者数が増えるのは当たり前と云えば当たり前なのであるが・・・。

しかし、感染者が増えているのに解除したままなのは、一体何故なのだろうか?と云う疑問が都民の間に湧かないのであろうか?

そもそも私は、日本の対策は過剰だと思っているのであるから、再度「東京アラート」を発出せよ、なんてことを言っているのではない。

日本の首都である東京都で、全人口の約1割を占めている大都会のリーダーが、コロナウィルス対策を、自身の選挙対策としてしか考えていないことに立腹しているのである。

「東京アラート」なるモノの発出・解除の理由が、都民にはまるで分かりづらいだろうということなのだ。

前回の「東京アラート」を何故に発出し、そして何故に解除したのか、その説明をしっかりと都民に伝えなければ、単に、都知事のその時の気分次第で出したり、止めたりをしたことになってしまう。

明確な根拠を示すべきだろう。

今日のテレビ番組で、コロナ禍対策の議論を放送していたが、対策を緩める方向には、どうやら専門家たちの抵抗が大きいようであるなぁ〜。

確かに、世界的にみたら、アメリカやブラジルなどでは、まだまだ感染者数も死亡者数も増えている。

感染者数は1000万人を超え、死亡者数も50万人を超えた。

この数字からだけなら、感染者の5%が死ぬことになる。まだまだ、新型コロナウィルスの性質が判明していない現段階では、これはやはり怖い致死率であろう。

だが、日本で、今の「新生活様式」を続けていたら、経済も文化もスポーツも壊滅してしまう。

人間の「唾」の飛沫が凶器になるのならば、飛ばさなければ良い。

マスクを着用し、手洗い、換気をマメに行えば、感染のほとんどが防げるはずだ。

何度も、このブログに書いているが、ウィルスが感染するのを0にすることなどは出来やしない。風邪やインフルエンザだって、毎年、毎年、何千人もの感染者や死亡者を出しているのである。何故に、それと同じことだと考えられないのであろうか。

可笑しなことは「熱中症対策」である。3密を避ければマスクを外しても良いというのも変だろう。

熱中症による年間の死亡者数は2010年に47人と云う死亡者数が最大値で、その他は年間10〜20人程度でしかない。

新型コロナウィルスの危険性を声高に叫んでいる医者が、1000人が死んでいるコロナと20人ほどの死者の熱中症を比較して、熱中症の方を優先するのは道理に合わないではないか。コロナが怖いから、暑くてもマスクを外してはイケナイというなら話は分かるが・・・。

メディアによる「恐怖心」の拡散で、感染=重症化もしくは死亡と刷り込まれているのではないか。

これも何度も書くが、感染者が出た店は、食中毒よりも厳しい扱いを受けている。店全体を消毒をし、店名を公表され、出入りした客も検査を受ける。これでは事実上の営業停止や廃業を強いられているようなものである。

店が一軒家であるなら被害は1軒だけであるが、ビル内のテナントであったなら、他の入居者に大迷惑を掛けてしまう。感染者への差別も依然としてあるらしい。これが、コロナに罹るよりも怖いのである。

こんなことを続けていたら・・・、想像するのも恐ろしいことである。


■2020-06-29-Monday 変な文句が

私のこのブログに書いているコロナ禍について

文句を言ってくる人がいるというのには驚いた。

しかも、まるで文章読解能力が欠如していて、まるで頓珍漢な物言いなのだから困る。

私は、新型コロナウィルスの感染防止をしなくても良いなんて一言も言っていないだろう。

マスク着用、手洗い、換気のマメな実施をすれば、ソーシャル・ディスタンス(SD)は過剰だと言っているのだ。どこをどう読んだら、私が防止策無用と言っていると解釈出来るのか、まるで理解出来ない。頭悪いんじゃないの?

私の言いたい事をもっと具体的に簡潔に言ったらば、

①オリンピックの開催は中止する

②「鎖国」、海外からの渡航者は、どうしても日本入国が必要な最低人数に限り、事前のPCR検査を必須条件とする。(海外のコロナ感染が収まるまでほとんど鎖国状態にする)

③日本での感染防止策は、マスク着用の徹底、手洗い、うがい、換気の励行

④唾液を飛ばさないエチケットを守る(大声で会話しない等など)

⑤身体に不調を感じたら仕事を休む

⑥上記の防止策を取って、SDは廃止する

⑦したがって、劇場、球場、映画館などの入場制限も廃止する。

つまり、世界のコロナ禍が終息するまで、海外から人を入れない様にし、マスク着用の徹底などをすれば、SDを取る必要はなく、コンサートなどはこれまで通りに開催する。

これだけで、日本はかなり復活出来るだろう。何も世界中が終息するまで日本も自粛を続ける必要はないと言っているのである。

日本は島国なのだから、海外からの流入を防げば、コロナ禍を他国よりも早く治めることが可能なのだ。

諸悪の根源はSDなのである。

熱中症対策でマスクを外させるよりも、マスク着用を徹底してSDの方を止めるべきだと言っているのだ。

分かったかね!


■2020-06-30-Tuesday 半年が・・・

2020年も半分が終わる。

今年は大変な年であるなぁ〜。天気の方も蝦夷梅雨というらしいが社会同様にジメジメとして、ここ最近はサッパリお天道さまを拝んでいないから、どうにも気分がスッキリしない。

昼には、ゴルフコンペに参加の予定であったのだが、ビルのテナント撤退に伴う原状回復工事の打ち合わせをしたいとのことなので、ゴルフはキャンセルをした。

今年は、帯広ではまだ2回しかゴルフをやっていない。自粛要請でずっと引き籠っていたから運動不足で身体がすっかりなまってしまった。

やはり朝夕の犬の散歩だけでは、カロリー消化が少ないから太ってしまう。出っ張ったお腹に自粛要請をして、何とか引っ込んでもらいたいのだが・・・。

昼食に馴染みの蕎麦屋に行ったら、4人掛けのテーブルを壁にくっつけて2人掛け横並び席にし、向かい合う席には、手作りの透明ビニールシートを設置してあった。感染防止に涙ぐましい努力をして営業しているが、いつもは混み合う店が、お客さんの数はいつもの半分程度しか入っていない。

値段が依然よりも若干値上がりしていたが、少ない客数で売り上げを確保するには、これは必然であろう。

これからは、あらゆる物価が上がりそうな気配であるなぁ〜。

夕食は、ゴルフコンペの打ち上げ会である。こちらは当日のキャンセルが出来なかったので実に久し振りに夜の街に飲みに行く。

出掛ける前に、地元の夕刊新聞を読んだら、十勝から4人目の新型コロナウィルスの感染者が出たとの報道である。

80歳代の女性で、濃厚接触者も数名いるらしいと云うことくらいしか情報がない。

飲み会に出たら、話題はやはりこのコロナ感染者であった。

参加者は皆、情報通ばかりが揃っている。80歳台のかなり多趣味でアクティブなおばあちゃんで、23日に症状が出て、昨日陽性反応が出て重症らしい。

年代からすると、我々世代の少し年下の母親の可能性があるなぁ〜・・・、趣味から類推すると・・・。何処で感染したんだろうと、かまびすしい。

怖いのは感染することではなくて、知らない間に濃厚接触者になっていることだ。

ある日突然に、保健所から濃厚接触の可能性があるから、検査を受けて下さいなんて言われたら・・・。

私は、新型コロナウィルスは、インフルエンザと大差ないとしか考えていないが、日本人の大多数が、メディアの煽動に依って「恐怖心」を植え付けられているから、感染したら死ぬかもしれないと思い込まされている。

また、感染者に対する差別なども横行しているらしい。

日本人特有の「穢れ」思想が影響しているのかもしれないなぁ〜。

何度も書いているが、インフルエンザはワクチンも治療薬もあるのに、日本だけでも、毎年1000万人が感染し、3000人以上が死んでいる。新型コロナウィルスと比較しても、感染者も死亡者もインフルエンザの方が多いのになぁ〜。

本当に怖いのは、メディアのイメージ操作なのである。