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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2020-08-03-Monday 抜歯

歯医者に数年振りに行った!

奥歯(親知らず)が痛くなったのが5月の連休前であったが・・・、

もともと大の病院嫌いであるのだから、当然ながら歯科医院も嫌いである。いや、むしろ歯科の方が痛いから、病院よりも嫌いである。

だが、歯の痛みと云うのは、我慢が出来ない痛みでもある。

奥歯だけではなく、喉から頭まで痛くなってきたので、さすがに我慢しきれずに歯科に行くことにした。数年振りのことである。

以前に通っていた歯科は現在はもうやっていないから、新しく探さなければならない。

妻が先月から通い出した、新しくオープンした歯科医院に行くことにして、妻が行った時に私の予約も頼んだのである。

31日金曜日の午前中に初診を受けて、まずレントゲンを撮影したら、左顎のリンパの辺りに影が映った。この箇所は5月からず〜っと痛い場所なのである。

歯医者が「この影が少し気になりますねぇ〜、まず歯を治療する前に、大きな病院でCTをかけて検査してもらってからにしましょう。知り合いの病院に電話をしますから、このまますぐに病院に向かって診察してもらって下さい」と云う。

私は3年前に北大病院で前立腺癌の治療を受けているが、ひょっとしたら癌が再発してリンパに転移したのかととても不安になったのである。

あまり病院には行きたくないのだが、不安も増幅したからなぁ〜、しかたなく紹介された総合病院の耳鼻咽喉科に向かいCTを撮影し、さらに内視鏡で鼻から喉まで診察を受けて来たのであった。

結果は、扁桃腺にカルシウム状のモノが2、3ヵ所写っているが、特に問題はありませんとの事で一安心したのであった。

そうなると、余計に歯の痛みが増して来たのであった。すぐに歯科に電話をして月曜日の朝1番の診察を予約したのであった。

金・土・日曜日と3日間は夜になると奥歯が痛くて痛くて・・・、薬も嫌いだからなるべく薬は飲みたくないのだが、やむを得ず市販の鎮痛剤を飲んで寝たのであった。

今朝9時に歯科に行き、1番に診てもらったが・・・。

左上顎の親知らずが虫歯になって穴が開いている。斜めに生えているとのことで、結局、抜歯することになったのであった。

昔の治療法とは随分異なる。意外とすんなり抜歯が出来たのであった。

これで、痛みが無くなってくれたら嬉しいのだが・・・。


■2020-08-04-Tuesday いかんイカン遺憾

コロナですっかりダレてしまった!

毎日、毎日、ダラダラと過ごしていて、運動と云えば、朝夕の犬の散歩のみ、食べることしか楽しみがないのに、極力外食は控えているので欲求不満がたまってしまい、果物やお菓子やジュースなど甘いモノを飲み喰いすることが増えて、いわゆる「コロナ太り」と云うダラシナイ身体つきになってしまった。

体重も体脂肪率もお腹周りも増える一方である。イカン、いかん。

お金がこれくらい増えてくれたら良いのになぁ〜。

3日午前に親知らずを抜歯したから、昼食は抜いて、夕食もお粥とバナナだけを食べた。ここ最近ず〜っと続けていた白ワインの晩酌も歯医者からアルコール摂取を止められたので昨晩は飲まなかったのである。

今日、4日の朝食も、トマトジュースとバナナとヨーグルトだけにした。昼に歯医者で抜歯した跡を消毒してもらった後で、昼食は蕎麦屋で具の無い掛蕎麦のみ、夕食もまたお粥だけにしておいたのであった。

たまたま、1日に去年の6月に行った「ファスティング(プチ断食)」の指導を受けた講師の夫が帯広に来たのである。

その時に、フッと酵素ドリンクの事が頭に浮かんだので、栄養剤として飲もうと思い2本を注文したのであった。この時はファスティングをしようとは全然考えていなかった。

その酵素ドリンクが4日に届いた。

そうか!これは、この機会にファスティングを再挑戦しろと神様が示唆しているのだなと思ったのである。

ちょうど昨日、今日の2日間はファスティングの「準備日」みたいな食事であった。

よ〜し!

今年は3月からず〜っとダレたままであるから、気を引き締める意味でも、身体を引き締める意味でも、再度、ファスティングに挑戦することにしよう。

幸いにも、例年ならこの時期は、七夕まつりや平原まつり(大道芸フェスティバル)など等、行事の準備や会合等が多くて、毎晩のように外食をしては、お酒もたくさん飲むのでかなり太るのであるが、今年はコロナ禍で全ての行事が中止になってしまったので、私のスケジュール表は真っ白なのである。

これは神の啓示なのかなぁ〜・・・

ここに3日朝7時に計った体重、体脂肪率、腹回りを書いておく。

体重77.2㎏、体脂肪率30.0、ウェスト105㎝

さて、さて、この数字がどう変化することやら。


■2020-08-10-Monday ダレた〜

この1週間はダレダレであった。

どうせコロナで、旅行にも行けないし、3人の子供たちも誰一人も帰省してこないし、夏の行事は、お祭りも大道芸フェスティバルもマジック会も全部中止になってしまったからと、急に思い立ってファスティング(プチ断食)を始めたのであるが・・・。

3日(月)準備日①

4日(火)準備日②

5日(水)断食日① 酵素ドリンクのみ

6日(木)断食日② 酵素ドリンクのみ

7日(金)断食日③ 酵素ドリンクのみ

8日(土)断食日④ 酵素ドリンクのみ

9日(日)復食日① 

10日(月)復食日②

11日(火)復食日③(予定)

である。

体重は、77,2kg → 73,2kg

体脂肪率は 30,0 → 28,0

腹周りは 105cm → 97cm

であった。もっともっと減るのかと思ったのになぁ〜。お腹の脂肪の塊は、妻に言わせると「かなり柔かくなったんじゃないの?前は張りつめた風船みたいにバ〜ンと膨らんでいたけど・・・」と。

格好が悪いからウエストは、何とか80cm台には落としたいなぁ〜。

朝・昼・夜の犬の散歩と読書だけの毎日。食事をしないと云うのは、つまらないものである。酵素ドリンクを飲むだけならば10秒も掛からないから食事の時間も持て余すしね。

例年ならば、お祭りやら大道芸フェスティバルの準備やらで忙しいし、毎晩、毎晩、芸人やスタッフらとお酒を飲んでの楽しい大宴会が続くのになぁ〜。

政府や行政のコロナ感染対策を見ていると「どうやら新型コロナウィルスは夜行性の様である」から、昼間の満員電車みたいな場所では感染しないらしいよ。だから夜20時以降はあまり出歩かない方が良いらしいけどって言うけどさ・・・。笑っちゃうね〜。「ステイ」だの「GO」だの俺は犬じゃねぇ〜!

幸か不幸か、「コロナ謹慎」がまだまだ続きそうなので、「復食日」のメニューを少し続けてみようかなぁ〜。だって他にやることがないもんね!


■2020-08-13-Thursday 例年ならば・・・

例年ならば・・・、

今日は、勝毎花火大会の日である。全国各地から見物客が訪れる夏の一大イベントだ。そして、例年ならば、明日14〜16日は「帯広平原まつり」が開催され、「大道芸フェスティバル」も合わせて開催されるのだがなぁ〜・・・。

今日の天候は快晴微風で気温も33℃の予報であるから絶好の花火大会日和である。コロナ禍で中止になったのは、何とも残念至極だ。

本来の予定ならば、明日からの大道芸フェスティバルに出演する芸人さんたちが、前日の13日にぞくぞくと帯広入りしている頃である。

毎年、どんな芸人さんが集まるか楽しみにしていたのに・・・。

これだけ、イベントや行事を中止にしてしまったら、来年の復活にはかなりのエネルギーが必要になるだろうなぁ〜。

特に私の場合・・・。

「継続は力なり」と言うが、大道芸は2002年から18年も続けて来た。途中何回も中止の危機を迎えたが、その都度、何とかかんとかモチベーションを保って奮起し、開催に漕ぎつけてきたのだ。それが、コロナであっさりと中止になってしまうと、気力が急激に失われてしまったのである。

多くの商店や飲食店などが、今回のコロナ禍をキッカケにしてドンドン廃業しているが、その気持ちが解るような気がする。

ソーシャル・ディスタンスなんてバカなことを続けていたら、経済だけではなく人間の営みを全て破壊してしまうぞと警告していたが、他ならぬ私の心理にも影響を与え始めてきているようだ。

コロナで死ぬよりも、もっと辛い状態が襲ってきそうである。

政府は一刻も早く新型コロナウィルスを「指定感染症」から外して、インフルエンザと同じ扱いにするべきだ。

だが、もはや手遅れかもしれないが・・・。


■2020-08-17-Monday かちまい論壇

2020年08月17日十勝毎日新聞「論壇」掲載

「瀕死のエンタメ業界」(指定感染症解除を)            

新型コロナウィルス禍が治まらない。

去年11月頃に中国・武漢で発生し、瞬く間に世界中に蔓延。北海道では「さっぽろ雪まつり」見学に来た中国人観光客から道民に感染が広がって、鈴木直道知事は一足早く2月末に非常事態宣言を発出して長い自粛が始まった。安倍晋三首相が緊急事態宣言を発出したのは4月7日。これにより、全国一律に「8割自粛」が始まり、5月25日には一応解除されたのだが・・・。

このウィルスの質の悪さは、症状が現れにくいことだ。無症状の感染者も多い。それ故、自覚なしに他者に感染させてしまう。感染防止策として密閉・密集・密接の「3密回避」が言われるようになり、他人との距離を2㍍確保しましょうとのソーシャル・ディスタンス(以下SDと表記)が新生活様式の要となった。

このSDが厄介である。人の営みは「集まる」ことで成り立ってきたからだ。特にエンターテインメント業界は「より多く集める」ことに注力をしてきたから打撃が大きい。成功の指標は、いかに多くの観客を集めたかであるからだ。無観客の試合やコンサートなどは、何かの罰則としか思えない。

政府のガイドラインでは、収容人数は依然として50%以内のまま。満員を目標に活動してきたのに、スカスカの劇場で、しかも盛り上がって大声で騒いではイケナイと言われたら途方に暮れてしまう。

チケットの販売は半年くらい前から開始されるが、人気者の公演ならば販売と同時に即完売になる。コロナ禍がまだこれほどではなかった時期に販売され、完売になったコンサートは規制が緩和されないかぎり開催は不可能であろう。

帯広市民文化大ホールを例にすると、1540席の半分以下の750人(最前列不使用)しか収容できない。公演を楽しみにしていたファンの半数しか入場できないならば、延期か中止にせざるを得ないだろう。ファンを不公平には扱えないからだ。払い戻しの手続きやら新しい日程調整などスタッフはテンヤワンヤだ。

知人の俳優からは「稽古は無給だし、公演もなくて無収入、バイトも少なくて・・・」と悲鳴があがっている。照明や音響などの裏方も同様だ。

SDを維持するかぎりエンタメ界は悲惨な状態が続く。先月、新宿の小劇場でクラスターが発生したが、もはやいかなる対策を取っても感染者数をゼロにすることは不可能であろう。しからば、方策は「指定感染症」から新型コロナウィルスを外して、インフルエンザと同じ扱いにすることしかないのではなかろうか。


■2020-08-19-Wednesday 反響!?

17日に十勝毎日新聞の「論壇」に掲載された

私のコラム『瀕死のエンタメ業界(指定感染症解除を)』に対する賛否両論のメールが凄い!どちらかと言うと賛成の方が多かったが・・・。

コロナウィルスの正体がまだまだ未知であった頃と、かなり症状なども判明してきた現在の状況とでは、過剰な自粛に対する評価もだいぶん変化してきているようである。もはや日本国民の大半は、現在のコロナ対策は過剰だと感じているようである。

私の主張するように、新型コロナを「指定感染症から外して」インフルエンザと同様の扱いにすれば、PCR検査で判明した軽症者や無症状者を、いちいち隔離しなくても済むのである。そうすれば「差別」も無くなり、他者(濃厚接触者)への「迷惑」も少なくなる。医療機関も重症者に重点的な対応が出来るのだから医療崩壊も防げる。まさに良いことづくめなのになぁ〜。なぜに政府は踏み切らないのであろうか?

日本人の多くは、コロナの感染者数の報道に対してもう飽きがきているし、それを通り越して無関心の域にまで達しているようだ。

2月末頃から半年の間、連日、朝から夜までコロナ・コロナでは、さすがに飽きてしまうであろうなぁ〜。かくいう私も飽きてしまった。

ここ2〜3日は重症者や死亡者が増えているようだが、この猛暑で体力を奪われ、免疫力が下がっているのであろうから、割り引く必要があるであろう。

まだまだ恐怖心を煽り続けたいメディアが依然として騒いでいるが、もういい加減に止めて欲しいものである。

私のコラムへの反対意見には、このメディアに毒されたコロナウィルスへの過剰な恐怖心から、コロナに罹ったら即死亡するかの様に考えて恐れているみたいな意見が多かったが、こういう人達はもっと冷静になって自分自身で調べてみることだ。

メディアの言うことを頭から全部信じてしまうのは、逆に危険なのである。


■2020-08-20-Thursday 本音が言えない?!

昨日の私のブログに対して

多くのメールが届いているが・・・。

その中の数通に共通していたのは「本音では・・・」という言葉であった。

『私も、本音では坂本さんと同じ意見なのですが、日本中に蔓延している「コロナ怖い」の同調圧力に屈して表明できません。風邪やインフルエンザと同じ程度の病気だと言った途端に「お前は人の命を何と心得る!」と怒られてしまいます・・・』とある。他のメールもほぼ同じ様な内容であった。

大多数の日本人は「空気」に弱い人たちなのであろう。

この「空気」こそ怖い!のに・・・

何度もこのブログに書いたが、かつては、日本人の同調圧力による「空気」の醸成によって第二次世界大戦に突入したのだ。

どうも現在のコロナウィルスに対する日本国民の意識は、その時と同じ様な雰囲気にあるのではなかろうか?

非常に危険な兆候であると危惧している。

目立ちたいだけの政治家や、恐怖を煽ることで視聴率を稼ごうと云うテレビメディアが、これでもかと恐怖心を煽り続けている。

日本国民は、もうすっかり洗脳されてしまった。

この洗脳から解き放すのは、ちょっとやそっとでは難しい情勢であろう。

この1週間のニュースでは、熱中症で100名超の人が亡くなった。

総数では少ないものの、期間的にみたら凄い死亡率である。

確かに40℃を超えるような猛暑が続いているのであるから熱中症患者が増えるのは当たり前かもしれないが、死亡者がこんなに多い背景には、病院がコロナ禍対策に人手を取られて、上手く機能していないせいもあるであろう。

どちらも同じ人の命である。

インフルエンザ並みの症状のコロナに、いつまでも「指定感染症」の対策を続けていたら、他の病気で亡くなる方が増えるだけだ。

インフルエンザに罹ったからと云って知事が「帰省を控えて下さい!」と言うだろうか?

インフルエンザに罹った人が、帰省したからと云って「帰れ!」と近所の人が言うだろうか?

異常だし、滑稽でもある。

どうして医者から、そういう意見が出てこないのであろう?

不思議でならない。


■2020-08-25-Tuesday ようやく・・・

政府がようやく新型コロナを指定感染症の

2類から外すことを検討し始めたと云うニュースが入ってきた。

指定をどの段階にするのかの詳細はまだ分からないが、もっと早くに、インフルエンザと同様の5類にするべきであった。

しかし、一方でイベント等の入場制限の方は、8月末までとしていた5000人以下か50%以内というのを9月末まで延長すると云う。いったいナンノコッチャ!?

コロナ禍で壊滅状態になっているエンターテインメント業界を救う唯一の政策は、ソーシャルディスタンスの即刻撤廃である。

こんなチグハグなことをしているからダメなんだ!

メディアや政治家、専門家と称する医者たちが、日本国民に与えた新型コロナウィルスへの「恐怖心」は相当に根深いモノになっている。

もはや「洗脳」と言ってもよいくらいのレベルである。

対策は、もっと明確に、説得力を持って実行してもらいたいものだ。

そうでないと、疑心暗鬼はいつまでも続く。

安倍首相も、大叔父の佐藤栄作の連続記録を更新したし、来年のオリンピック開催も怪しい状況であるから、モチベーションが極端に落ちているのであろう。

次は誰が首相になるのか知らないが、まともな政治家が居ないから未来は暗いなぁ〜。


■2020-08-26-Wednesday 廃業

また馴染みの店が廃業した!

帯広近郊で唯一残っていた古本屋の「春陽堂」が、コロナ禍が原因かどうかは不明であるが、廃業したとのハガキが届いた。

我が社の隣の10丁目に店舗があった頃は毎日の様に顔を出していた。「マジック関係」の書籍はほとんど扱っていなかったのだが、十勝管内の貴重な出版物を中心に扱っていたから、郷土の歴史が好きな私は贔屓にしていたのである。

十数年前にこの中心街にあった店舗を閉めて郊外に移り、藤丸デパートで年に数回開催される「古本まつり」に出品をしていたから、そこで顔を合わせるくらいであった。

毎年、在庫目録を送ってくれていたので欲しい本を見つけたら、FAXで注文することが主になっていたが・・・。廃業通知のハガキによると、「完全廃業」すると書いてあって自宅・店・在庫本はすべて処分をしたとのこと、また十勝から文化の一つが消滅してしまった。とても残念である。

私は、旅行先でも古本屋を見つけたら中を覗いて見る性分なので、「古本」とか「古書」とか云う文字を見掛けると気になって仕方がない。以前は引退したら古本屋の親父になりたいなんてことを夢想していたくらいなのだが・・・。

古本屋ほどではないが、新しい出版物だけを扱う本屋も好きなのである。そもそも本を読むことが大好きなのだが、背表紙を眺めて歩くのもまた好きなのである。

昨日、会社帰りに本屋に寄ってみたら・・・

「ゴーマニズム宣言 コロナ論(小林よしのり)扶桑社」(2020.08.24発刊)という本をみつけた。

漫画家の小林よしのりが過激な内容の本音を、漫画に描いて主張している本で、「戦争論」「天皇論」など硬派な内容でなかなか面白いシリーズである。

パラパラっと立ち読みしたら、コロナウィルスに対する考え方が私に似ているし、メディアや専門家と称する学者に対する意見も辛辣でなかなか面白い。早速購入して読んでみた。

「コロナの女王」こと岡田晴恵や羽鳥慎一モーニングショーの「PCR検査真理教」の玉川徹など、作者があまり良い印象を抱いていないであろう人物の似顔絵の表現が秀逸で笑ってしまった。

小林よしのりと私のコロナウィルスに対する評価は、ほとんど一緒で「風邪やインフルエンザと大差ない」であったが、違うのは、私は「マスク着用」はやった方が良いと思っている点である。彼は「喘息持ち」でマスク着用は辛いと云う。まぁ、対策は一人ひとり体質や持病などによって異なってもかまないと思う。

要は、手洗い、うがい、換気などが大切なことは、風邪の予防と変わらない。咳エチケットととして、風邪に罹った人はマスクをするということが大切なのだ。

日本の政府も、ようやくコロナウィルスを「指定感染症2類」から外すことを検討し始めたようであるが、テレビ番組でコメントしている医者の中には、まだ感染拡大の危険性を力説する人がいる。

所詮「リスクゼロ」の世の中などありはしないのだ。リスクといかに共存していくかを考えなければならないのに・・・。

こう云う科学的リテラシーが不足する「恐怖心」だけを煽る医者をコメンテーターにしておくのは、社会的に危険である。

日本国民も最初は、コロナ禍の非日常を楽しんでいる風であったが、さすがに、ここにきて、このままではマズイと思う人が、少しずつ増えてきたのではなかろうか?

ソーシャル・ディスタンスは早急に止めるべきである。文化が破壊される前に・・・。


■2020-08-28-Friday 安倍首相辞任

安倍首相が辞任する

と云うニュースが15時頃に速報で流れた。

25日のブログにも書いたが、大叔父の佐藤栄作の在任記録を超えたし、オリンピックは来年の開催も怪しい気配だし等で、すっかりヤル気を失っている様に見えたから、別段驚くこともなかったが・・・。

それでも、テレビでは皆が一様に驚いてみせていた。

安倍首相は、閣僚などの問題が起こる度に「責任は任命した私にある」と毎回言っていたが、結局、ただの一度も責任を取ったことがなかった。

口先だけで、何一つ実行しなかったのに、なぜにこんなに長期政権になったのか不思議でしょうがない。

後継が誰になるのかも分からないが、近年、政治家の質が著しく低下しているから期待は薄いなぁ〜。

まぁ、しばらくは後継首相のことでメディアは騒ぐのであろうなぁ〜。

国民もコロナ禍のニュースに飽きていたから、関心のある話題を変えるには良いタイミングなのかもね。

ここは、最後に「責任」を取って、新型コロナウィルスの指定感染症から外す実行をして辞めてもらいたいものだ。


■2020-08-29-Saturday 残暑

8月ももう終わるのに・・・

今日も朝から蒸し暑い!

気温が30℃以上はありそうだ!犬の散歩を30分間しただけなのに全身が汗でビチャビチャになった。

帯広は例年なら、お盆が過ぎた翌日から急激に秋になるのになぁ〜。

十勝の気候は暑くても乾燥しているからカラッとした暑さなのに、ここ数日の暑さは湿度が高くて蒸し暑い。

暑さには元々弱いのだが、それでもまだカラッとした暑さならまだしも凌げるのだが、蒸し暑いと汗かきだから、服が汗で濡れてしまうのである。

帯広は、ここしばらくは雨が降っていないが、この蒸し暑さは雨をもたらすのであろう。

恐らく、一雨来たら、その瞬間に秋になるのであろう。

涼しいのは大歓迎だ。


■2020-08-30-Sunday バースデイ

今日は妻の誕生日

何回目かは書かないでおこう。

天気は昨日の夕方から降り始めた雨がまだ降り続いていて、朝の気温は10℃ほどしかない。天気予報では最高気温が15℃にしかならないと云うから涼しいを通リ越して寒い。

昨日の最高気温が32℃であったから、1日でいきなり17℃も下がるのは、いくらなんでも急激過ぎる変化である。

雨模様では外出する気にもならないが、誕生日だから映画にでも行くかとなった。だが、見たい映画は上映していない。

新聞の映画紹介記事によると、邦画の「糸」は、帯広柏葉高校の先輩である中島みゆきの曲をモチーフにした内容だと云うし、主演の菅田将暉が働くチーズ工房「NEEDS」は、かつて私が運営に参加した幕別町のオーベルジュ・コム二の隣に建っているチーズ工場であるし、撮影は帯広市内や幕別町で行われたらしいから話のタネに見ておこうかと云うことになった。

映画館は混んでいた。

コロナ禍でレジャーの選択肢が極端に減っている中で、映画は換気も良いし、席は横並びだし、会話はしないし、更に1席ずつ間隔を空けて座らせているしで、コロナ感染の可能性は低いと云うことで、皆も安心して観に来ているのであろう。地元でのロケ映画ということもあるのだろう50名位は入場していた。

映画「糸」での舞台になったは、北海道・東京・沖縄・シンガポールと多彩であるが、肝心の北海道では、ロケをしたはずの帯広市や幕別町の名前は一切出てこなかった。北海道で出てきた地名は、美瑛、札幌、函館だけであった。

チーズ工房「NEEDS」の在る場所は本当は帯広市の隣町の幕別町なのだが、設定では美瑛町ということになっていたのである。

何故なんだろう?設定を美瑛町にする必要性ってあったのかなぁ〜。

それに、相変わらず北海道の距離感の描き方は滅茶苦茶であったなぁ〜。

菅田将暉が美瑛町から自動車で函館まで小松菜奈を追っかけて2回も行く場面があるのだが、この距離感はどう考えても2〜3時間の距離感にしか描いていない。実際はノンストップで走っても6〜7時間は優に掛かる距離なのになぁ〜・・・。

丘陵地帯の美瑛町として描くよりも、広大な十勝平野として描いた方が東京や沖縄やシンガポールとの対比が際立って良かったのになぁ〜。

てっきり、帯広育ちの中島みゆきの曲がモチーフだから、十勝でロケをしたのだと思い込んでいたので、なんだか肩透かしをされたような感じがしたのであった。

人の「縁」を描いた映画なのであるが、場面展開が超早過ぎて、エピソードだけを羅列したかの様な印象である。人間心理の深みの表現が少々足りなかったと感じた。

帰宅してから、NHKの大河ドラマ「麒麟が来る」の久々の再開を見て、更にTBSの日曜劇場「半沢直樹」を見た。

3種類の異なる演出のドラマを観て、色々な演出や演技の仕方があるものだなぁ〜と感心!

コロナ禍なんかでエンターテインメントの火を消すようなことがあってはならないと感じた1日であった。


■2020-08-31-Monday としまえん閉園

東京の遊園地「としまえん」が今日閉園する。

1967(昭和42)年に、父が東京見学に連れて行ってくれた際に「としまえん」に行って「流れるプール」で泳いだことを思い出した。

当時、父は観光協会の会長をやっていて、この前年の5月に帯広空港に日本国内航空が東京-帯広便を就航したのを記念しての搭乗に姉を伴って東京に行ったのである。翌年に私が「お姉ちゃんばっかりズルイ!僕も東京に連れて行って」とせがんで連れて行ってもらったのであった。

私は小学4年生であった。

羽田空港からモノレールに乗って浜松町で山手線に乗り換え、有楽町で降りてその足で日劇ミュージックホールに入って観劇、不二家でパフェを食べてから、浅草の遊園地「花やしき」に行き、神田明神の近くにあった旅館「明神館」に宿泊。

翌日は「豊島園」に行って遊具に乗ったり、流れるプールで泳いだり、帰りには寄席に寄って落語を聞いてから釣り堀に行って大きな鯉を釣り上げ、旅館に戻ったのであった。

3日目は帯広に戻る飛行機に乗る前に東京タワーにも登った。

2泊3日であったが、スケジュール満載で、私の旅行やエンターテインメント大好きは、きっとこの時に醸成されたのであろう。私には強烈な印象がいまだに残っている。

私も父に習って、3人いる子供たちを小学4年生になったら一人づつ東京見学に連れて行ったのであった。

「としまえん」にはこの時以来行ったことはないが、今後は『ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 −メイキング・オブハリー・ポッター』が2023年の前半にオープンする予定だと云う。

『スタジオツアー東京』は、ロンドンに次いで世界2番目の開設で、映画『ハリー・ポッター』シリーズで使用された衣装や小道具などを展示し、来場者に映画の舞台裏を紹介するという。

新装なったら、今度は孫を連れて行ってみたいものである。