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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2021-08-01-Sunday 恵みの雨

昨日のブログで雨が少ないと書いた途端に

久し振りにまとまった雨が降った。農家には恵の雨であろう。

気象庁のデータを見ると降水量は31mmであったようだ。7月の一ヵ月間に降った量のおよそ倍の雨が一日で降ったのである。

我が家の庭の樹木や花も一気に元気を取り戻したようだ。

天気というのは、気紛れなモノで、晴れたら晴ればっかり、雨が降ったらば雨ばっかりみたいに偏りたがる傾向にあるようだなぁ〜。

これは、けっして地球温暖化による最近の傾向ではなくて、古代の地球からず〜っと偏りがあるのである。

ただ、昔と大きく異なるのは、「都市化」が原因のひとつに加わったことである。アスファルトで地面を覆ったことによって、土の持つ保湿力、保水力が失われている。アスファルトの照り返しや保温力によって、都市部の気温が上がっているのは事実であろう。河川も直線化されたし、都市部に降った雨が地面に吸収されずにそのまま川に集まる。その結果冠水やら洪水やらが多発する。

高層ビルに吹く特有のビル風などの影響で上昇気流が起き易くなったりしてゲリラ豪雨などが発生し易くなっている。

地球も人間もバランスが大切なのだ。

東京・大阪・名古屋・横浜などの大都会は、コロナウィルス禍のようなパンデミックにも弱い。

今回のコロナ禍を契機にして、自然とのバランスが取れた国にしていく必要があるであろう。

昔から言っていることであるが、学校、病院、商店、劇場など等はある程度の人口の集積がなければ成立しないから、50〜100万人規模の都市を全国各地にバランス良く配置し、その都市の周りは豊かな自然で囲う必要があるであろう。

今回のコロナ禍をみても、人口150万人以上の東京・大阪・名古屋・横浜・札幌などの大都会が弱かった。北海道も札幌周辺だけが感染者数が多くて帯広市などは、感染者数は少ないのに、札幌の影響を受けて疲弊している。未来を見据えた国造りをしてもらいたいものである。


■2021-08-03-Tuesday 焼け石に水?

1日に30mmほどの雨が降ったが・・・

我が家の庭は、しょっちゅう水を撒いていたから、1日のまとまった雨は恵の雨であったようで花が一斉に咲いたり、雑草も急に伸びたりしたのだが・・・

こまめに水を撒いていなかった場所では、どうやら、あの程度の降水量では焼け石に水であったようだ。

今日は、5月に仲間内のゴルフのコンペでホールインワンをやったゴルフ仲間のTさんの、記念コンペが十勝カントリークラブで開催された。

「ホールインワン」とはティショットで打った1打目のボールがそのままカップに入ることである。主にパー3のショートホールで達成されることが多い。ショートホールの距離は短いところでは90ヤードくらいから、長いところだと300ヤード近い距離まで様々であるが、一応1打で届く距離に設定されているからゴルファー全員にチャンスがあるわけである。

このホールインワンを俗に「エース」とも呼ぶが、このエース、達成する人は何度もやるのであるが、私はまだ達成したことがない。

今日の記念コンペで一緒に回ったハンディキャップ5のゴルフの達人である別のTさんも、まだ達成していないと言う。ゴルフが上手いからと云って出来るものではないから「運」の要素が大きい。

十勝カントリーは7月17日(土)の気温が35℃を超えた日にプレーしているが、翌日の18日(日)は帯広の最高気温が37℃超になって日本一暑くなった日であった。

この時も、かなり芝が焼けていて、茶色く枯れたた所があったが、今日はゴルフ場のグリーン上を除くフェアウェイのほとんどが枯れた状態になっていた。これはヒドイ!

きっとこまめに散水しなかったのであろうなぁ〜。一昨日の30mm程度の量の雨では焼け石に水だったのかもしれないなぁ〜。

今日も最高気温は34.5℃で無茶苦茶暑い。しかも雨が降ったばかりだからかなり蒸し暑い。キャディさんが「今日は生命の危険があるから、歩かずにカートに乗った方が良いですよ」とのアドバイスに素直に従ったのであった。

地面が乾燥して固くなっているから、ボールが止まらずにコロコロコロコロとどこまでも転がっていく。

何だか、自分の飛距離が回復したような錯覚を覚えた。

この日一緒に回ったハンディキャップ5のTさんに何とか付いて行こうと気合が入った。TさんはOUT38・IN35の73打でベストグロス賞と優勝をサラって行った。Tさんは私よりも10歳年長の73歳であるからエージシュート(パー72のコースで年齢以下のグロススコアでホールアウトすること)を達成した。

因みに、このエージシュートには運の要素はまったく無くて、実力がなければ達成は不可能なのである。私のこれまでのベストスコアが73打であるし、ここ最近は70台で回ったこともないのだから、おそらく私には不可能であろう。

年齢が70歳以上になったら、普通の人はフロントティと云う前の場所から打てるのであるが、Tさんは若い人と同じ場所のレギュラーティから打っているのに私よりも遥かに飛ばすのである。

私もTさんに引っ張られて2バーディ・8パーであったが、OBも3発打ってしまってOUT42・IN46の88打の平凡なスコアに終わってしまった。

それでも、上手い人と一緒にプレーすると何となく以前の感覚を取り戻せたかなぁと云う感じがしたのであった。


■2021-08-05-Thursday 灼熱地獄

暑い〜!まるで灼熱地獄だ!

7月後半から連日30℃超の気温が続いていたが・・・。

8月に入ってから、1日(31mm)2日(2mm)と雨が降って気温も25℃と27.6℃と少し落ち着いたかに思えたが、3日は34.5℃、4日は35.3℃、今日は34.5℃とまた猛暑が続いている。4日夕方には16.5mmの瞬間的豪雨があったが・・・。

北海道の住宅は「高気密・高断熱」で造られているから、一旦、部屋が温まってしまうと、今度はその暑さが籠って抜けなくなってしまう。

扇風機も暑い空気を攪拌するだけで、たいした効果もない。

窓を開けて風を通そうとしても、風も吹いていない。

北海道でクーラーが付いている一般住宅は30%以下だという。

我が家は居間に1台だけ、愛犬用に付けてあるので、居間からは動けない。トイレに立って廊下に出る戸を開けた途端にモワ〜ッとした暖気にぶつかる感じがする。

天気予報では明日も明後日も暑いらしい。もう勘弁してくれ〜。

汗かきで暑さに弱い私には、この暑さは地獄である。

この暑さの中で、オリンピックを開催しているのだから・・・。

今日、札幌で競歩が行われたようだが、札幌も30℃超の気温だというから熱中症で死者が出ないかが心配だ。

クーラーの効いた室内競技なら、無観客だから、逆に観客の体温による室温上昇を防げて良いかもしれないが、屋外の炎天下での競技となるとまさに命懸けかもしれない。

「8月の東京は快適だ!」なんて、一体どこのどいつが言ったんだよ!

きっとオリンピック終了後には、参加選手らからは大きな不満の声が沸き起こるであろうなぁ〜。

名古屋の河村市長が、オリンピックで金メダルを獲った女子のソフトボールの、名古屋出身の後藤選手の表敬訪問を受けて、首に掛けてもらった金メダルをマスクを外して噛んだ場面がニュースに流れたが・・・。私でさえ、ウェッツと思ったぞ。

こいつバカじゃないの!

一体、どこの誰なら、自分の大切な持ち物に他人の唾液を着けたいなんて思うのだろうか? それが大好きな人ならば別かもしれないが、こんなおっさんに齧られてしまったら、金メダルを捨てたくなってしまうかもね。

こんな程度の人間ばかりが政治家をやっているんだから、日本は救われないなぁ〜。

不快指数が高まるばかりである。


■2021-08-08-Sunday オリンピック終了

東京オリンピック2020が終了した。

競歩とマラソンは、猛暑の東京を避けて、札幌での開催となったが・・・

皮肉なことに東京よりも札幌の方が暑かったようである。

そもそもが、8月の湿度の高い真夏の日本で屋外のスポーツの大会を行うこと自体が無茶なことなのである。

参加選手たちは、生命の危険がある灼熱のサウナ風呂みたいな中でのスポーツなんて、コロナに罹るよりもよっぽど恐怖が強かったのではないだろうか?

今後は地球温暖化の中で8月にオリンピックを開催するとしたならば、季節が北半球の夏とは逆の冬になる南半球の国で開催するしかなくなるのかもしれないなぁ〜。

日本はメダル獲得ラッシュで湧いているようだが、今回の東京オリンピックは今後も正式なオリンピックとして認定されるのであろうかなぁ〜?

ただの大きなスポーツ大会の集合みたいな感じがしたけど・・・。

オリンピックが終了したからには、これからは巨額の赤字をどう処理するのかという議論になっていくのであろうが・・・。

国民に等しく税金を掛けるのは止めてほしいものである。

望んでもいないオリンピックを勝手に誘致したのだから、開催を誘致することを決めた東京都の責任で処理するべきであろうと思う。

東京都の石原知事が誘致を言い出し、都議会もそれを承認したが、他の自治体は議決をしていないのであるから当然のことであろう。

赤字の80%は都民税や事業税で処理するべきだ。

それが誘致した自治体の責任の取り方だろう。東京都民や東京で営業している会社には今後数十年間に亘って他の自治体よりも高額な税金を徴収するのである。それが嫌ならば東京都内から脱出すれば良い。

それこそ、東京一極集中を是正する妙策ではないだろうか?

まぁ20%程度は国が負担(全国民)するのは仕方がないであろうが・・・。

これに懲りて、札幌市も冬季オリンピックの誘致なんぞは断念してほしいものだ。

日本みたいな盛りを過ぎた国には、オリンピックは亡国のイベントであることが、今回の東京オリンピックで全世界に知れ渡ったであろうことを期待している。


■2021-08-09-Monday オカシナ天気

今日は寒い!

いきなり何なんだ!エッいったい!

雨が朝からシトシトピッチャンと降っている。まとまった雨が降ってくれるのはありがたいが、今日の最高気温は18.2℃なのである。

8月に入ってからの帯広市の最高気温を列挙したら、(1日)25.0℃、(2日)27.6℃、(3日)34.5℃、(4日)35.3℃、(5日)34.5℃、(6日)33.9℃、(7日)30.8℃、(8日)29.9℃である。

蒸し暑い日が続いていたかと思ったら、急に寒くなった。天気の長期予報では今週は最高気温がずっと20℃以下の日が続くと言う。

オリンピックが終わった途端にもう秋かよ!

こんなに急な変化では身体が付いていかないゾ。

この急激な気温変化で、もしも風邪なんぞひいてしまったならば、コロナと間違われてしまうではないか!

例年ならば、お盆が過ぎた途端に秋になるのだけどなぁ〜。まだ1週間も早いじゃないか!

オカシナ天気である。


■2021-08-14-Saturday いつもなら・・・

コロナ禍が無ければ、今頃は・・・

昨日13日は「勝毎花火大会」、そして今日14日〜16日までは「おびひろ平原まつり」の中で「大道芸フェスティバル」をやっているはずであった。

例年なら今頃は、大道芸人さんたちとワイワイやっていたところだったのに・・・。

「平原まつり」は去年も中止、そして今年も中止。中止の原因は1にも2にも「コロナ禍」である。

私は「街っ子」であるから、生まれた時から、家の目の前の「平原通リ」でず〜っとおまつりを見て育ってきた。

それが、去年生まれてから初めて「夏まつり」がコロナ禍で中止に追い込まれ、そして今年もである。

去年からずっとコロナ禍で年次行事が中止に追い込まれている。

国や行政は、国民は家の中でじっと自粛していろと言う。

家の中だけに居たら、外の雰囲気が分からない。季節を感じさせるイベントが無いと季節感も喪失してしまうみたいな気がする。

ましてや、自分が主宰者となって展開してきたイベントが無くなると、季節感の喪失以上に、ヤル気の喪失も甚だしい感じがする。

お盆前に連日30℃を超える日が続いて、あぁ〜夏が来た!これから「まつり」だと身体や脳味噌が反応していたのに・・・、お盆前に気温が20℃以下に下がってしまって、「まつり」をやってもいないのに、何だか「祭りの後」の侘しさが襲ってきた。

何だかなぁ〜。

侘しいなぁ〜!

寂しいなぁ〜!

ツマラナイナァ〜!

全然面白くナ〜イ!

63年間の人生の中で、今が一番ツマラナイ夏である。


■2021-08-16-Monday 心不全?

最近、朝の犬の散歩時に胸が苦しくなる。

昨晩は早目に寝たのだが、夜中の12時に胸が苦しくて寝汗をかいた。寝ていると苦しいのでベッドに座ると治まったので再度寝たのだが・・・。

祖父は心臓麻痺で亡くなっているし、伯父と従弟は心臓にペースメーカーを入れている。どうも坂本家の家系は心臓が弱いのではなかろうかと不安が増幅する。

心配になってネットで症状を検索してみたら「心不全」の症状に該当しているようだ。妻からは「さっさと病院に行って診てもらいなさいよ」と強く言われた。私が病院嫌いなのを知っているから強い口調で言うのである。

先日、同い年の医者と一緒の組でゴルフをプレーしたのだが、その際に心臓の事を聞いてみたら「いつでも診察してあげる」と言ってくれたのを思い出してメールをしてみたのであった。

忙しいであろうにすぐに返事をくれたので、今日の午前中に病院に行って来たのであった。ありがたい。

心電図を取ったり、レントゲンを撮影したり等の検査をしてもらってから診察を受けたら・・・。

結果は、心臓にはまったく問題がないと云う。

あれこれ症状を聞かれている内に、胸がカァーツと熱くなったように感じる、寝ていると症状が悪化すると告げたら「逆流性食道炎」かもしれないなぁと云う。

そちらを知れべてみたら、どうやらその疑いが強いようだ。

2週間分の薬をもらって様子見することになった。

まぁ、とりあえずは心臓ではなさそうなので一安心したのであった。

今日は16日。例年ならば帯広の「平原まつり」の最終日である。

13日夜の勝毎花火大会。いつもの年ならば14〜16日の平原まつりの期間中に「大道芸フェスティバル」を開催している。

2001年7月31日に「北の屋台」をオープンさせた。オープン2年目の2002年夏からは、大道芸人さんやチンドン屋さんらを招いてまつりを盛り上げて来たのだ。

2007年3月に私が北の屋台を卒業してからも、実行委員会を立ち上げて大道芸人の招致をずっと続けてきたのだが、去年と今年はコロナ禍で平原まつり自体が中止になってしまったので、やむなく大道芸も中止となってしまった。

この14~16日の3日間には必ずと言ってよいほど一日は雨が降ったものである。例年、太鼓を叩くと雨を呼ぶんだね〜と冗談を言ってきたのだが・・・。今年は3日間とも雨が降らなかった。やっぱり太鼓を叩かなかったからかもしれないね・・・。


■2021-08-17-Tuesday 初孫の命日

今日は初孫の命日である。

2016年春に誕生した男の子であったが・・・。

切迫早産で未熟児で生まれ、誕生からたった88日間、ついに病院の敷地からは一歩も外に出ることのなかった短い人生であった。

誕生してから亡くなるまで、妻はほとんど毎週末毎に、私は1週おきに仙台の病院に面会に通ったのであった。

2016年と云う年には実にいろいろな出来事があったことを思い出した。ざっと列挙してみると、

4月中旬に母が自宅で転倒した。最初に診てもらった整形外科病院では骨折が分からずに、数日間母の自宅で母の横に寝て看病を続けたが、あまりに痛いと言うので別の病院に連れて行ったら腰骨の骨折が判明し、即入院することになった。

5月には長女が初孫を出産した。

6月には私が人間ドックで前立腺癌の疑いがあると宣告されたが生体検査や治療は先延ばしにした。

7月にはマジック・ミュージアムを一般公開オープンし、駒大マジッククラブの同窓会をトマム、帯広で開催した。

8月には初孫が死去。この日東北地方に観測史上初めての太平洋側から台風が上陸し、続けざまに4つの台風が東北・北海道を襲い。葬式からの帰宅時にはJRが運休して新千歳空港からタクシーで帯広に戻ったのであった。

9月には弟の妻の母親が死去。

心労疲労が溜まったのか妻が肺血栓で帯広厚生病院に一か月間入院、心臓に血栓が飛んだら即死と医者から言われて真っ青になった。ちょうど同じ時期に妻の母親が腸閉塞で北斗病院に手術入院。二ヶ所の離れた病院を行ったり来たりした。同月には妹の夫の母親が死去。

10月には妻の父親の一周忌法要。

11月にはテレビ「開運!なんでも鑑定団お宝サロン」出演依頼が舞い込む。

これ以外にも、例年行っている「駒大同窓会十勝支部総会&落語会(7月)」やら「大道芸フェスティバル(8月14〜16日)」やら「マジック・ミュージアム オープンのテレビ取材」などをやったのだから、超忙しくて、超慌ただしくて、そして超ハードな1年であった。振り返ってみても何と大変な1年であったことか。人生にはこんな時もあるんだなぁ〜としみじみ感じたものである。

その後、娘のところには女の孫が二人生まれたが・・・、コロナ禍のこの2年間も大変な年ではあるのだが、コロナ禍では会いに行くことも出来ない。暇よりも忙しい方が私には適しているかも・・・。


■2021-08-18-Wednesday これでいいのか北海道

北海道新聞の広告欄に、

地域批評シリーズの「これでいいのか北海道(マイクロマガジン社刊)昼間たかし・鈴木ユータ編」の「道民探求編(63)」・「まちの問題編(64)」の2冊の広告が載っていた。

すぐに書店に行って2冊とも購入し読んだのだが・・・。

指摘しているところは、確かに当たっているところも多いとは思うが、的外れだなと感じる指摘も多いと感じた。

そもそも、この広大な北海道をたった数日間の取材で、さも分かったかのように解説する方がオカシイであろうに・・・。

特に「十勝人」としては、十勝の記述が非常に少ないことには怒りすら覚えた。まるで十勝はほとんど素通りしたかのような感じである。

北海道人は、昔から道外の人からの批評を有難がる傾向があるように思うが・・・。

ほんの数日間の滞在での感想と云うのは、第一印象としてのモノがほとんどであって、春夏秋冬四季を通して暮らしてみなければ分からない深層だって多いと思うのである。

表面上のことだけ批評されても、私は、フ〜ンそうかなぁ〜、そういうこともあるかもね、位にしか感じない。

1992年頃から「まちづくり」に関心を持ち、96年には「十勝環境ラボラトリー」と云う組織を作って活動を始めた。まちづくりの提言書も帯広市や商工会議所などにも提出したが、一顧だににされなかったので、自分たちで出来ることをやろうと始めたのが「北の屋台」であった。

当時から、行政は道外のコンサルタントに高い報酬を払って、他所の街の成功事例を集めただけのクダラナイレポートを有難がって受け取り、結局は帯広には不向きなプランで何も実行しないことが多かった。

そんなことを未だに繰り返している。

もっと、地域住民の中で自分たちの暮らす地域を良くしようと勉強や活動している市井の人材を活用したら良いのに・・・。

まぁ、行政ってのは権威に弱いから無理か!

でも、帯広市のまちづくりで、ここ30年間での成功事例って「北の屋台」くらいなんだけどなぁ〜。


■2021-08-19-Thursday コロナ報道

俳優の千葉真一(82)が新型コロナによる肺炎の為に

19日の夕方に亡くなったと言うニュースが流れてきた。

有名人であるから死亡したことを報道するのは当たり前のことであろうが、コロナのワクチンを接種していなかったことを強調し過ぎるのはよろしくないと思うなぁ〜。

千葉真一はアクション俳優であるから、一般人に比べて人一倍身体を鍛えていたであろうから、82歳であっても、おそらくは63歳の私よりも頑健な身体であったことだろう。

しかし、人間はいつかは必ず死ぬのだ!

いくら身体を鍛えていても、病気になることだってあるし、事故に遭うことだってあるのだ。

ワクチン接種をしていなかったのは、彼なりの理由があったのであろう。

ここ数日の、コロナ感染者数の増大報道が凄まじい。北海道の鈴木知事は国に対して、北海道の感染状況は緊急事態宣言に該当しているから指定してくれと言っているらしいが・・・。

感染者数が増加している? そりゃ〜そうだろう。

以前から指摘している通りで、そんなこと想定済みのことだ。

ウィルスだって生きていたいだろう。こう書くと、「ウィルスは生物じゃない」と訳知り顔で言う人が居るが、ウィルスは生物ではないなんて規定しているのは、人間が考えた生物の枠組みの範疇に入っていないからであって、宇宙的な視点から見たら、ウィルスは「生きている」!のだ。

ただ、宿主に寄生しなければ存在出来ないだけである。

つまり、ウィルスが地球で存在するには「宿主」が必要だと言うことである。

ウィルスが自らの生存に必要な宿主を殺す方向に進化するはずがない。

最初は、ウィルスだって最適な宿主を見つけるまでは試行錯誤を繰り返すであろう。その試行錯誤の初期の過程で宿主を殺してしまう強毒性を持つこともあるであろう。しかし、宿主を殺してしまえば自らも生存出来なくしてしまうのであるから、そういう種は絶滅する方向にいくであろう。

だから、宿主を殺さない程度に弱毒化し、己が種を増やすために繫殖力、感染力を高めていくのである。流行るウィルス性の病気にはこの特性があるはずだ。生物学の素人でもそんなことは分かるのに、感染症の専門家や医者が知らないはずがないのに・・・。

これだけ世界中に拡がった新型コロナウィルスを絶滅させることはもはや不可能であろう。

新型コロナウィルスは「風邪」のウィルスの一種になっていく。

しかし、風邪に罹っても死ぬ人は居る。

もはや風邪と変わらないのであるならば、エボラ出血熱みたいな指定感染症の2類相当なんて扱いはサッサと止めて、インフルエンザと同等の5類に指定を下げれば良いのだ。そうすれば、いちいち防護服に身を固めたりする必要もなくなるであろうから医者の負担も相当軽減されるであろうし、市中の一般病院での対応も出来るようになるであろう。そうすれば医療逼迫なんて問題も無くなるであろう。

昨日のニュースで、コロナに感染した妊婦の具合が悪くなったが、受け入れてくれる病院がなく、自宅で出産したが赤ちゃんが死亡したというまことに痛ましいニュースが流れたが、こんな悲惨なことも無くなるであろう。

これは、コロナ患者の妊婦の出産に対応出来る産科医が少ないことに原因があるのであろうと思う。

5類に下げたら、テレビで「今日の感染者数は〇〇人で過去最高を更新しました」なんて国民を怖がらせる報道も、「千葉真一さんがコロナで亡くなりました。ワクチンは未接種でした。」なんて云う恐怖を煽る報道も無くなるであろう。志村けん死亡の時の報道みたいに国民の恐怖心を増強して外出自粛への効果を狙っているとしか思えない。

メディアが恐怖を煽り過ぎている。

もういい加減にしてくれ!


■2021-08-21-Saturday 確率論?!

2017年9〜10月の2ヶ月間

札幌の北大病院に入院して前立腺癌の治療を受けた。

受けた治療は、最新の「陽子線治療」(放射線科)と「ホルモン療法(内分泌療法)」(泌尿器科)の2つであった。

事前に泌尿器科の医者から受けた診断では、「貴方の癌は顔付きが悪い癌なので、念の為にホルモン治療を陽子線治療と同時に受けることをお薦めします。前立腺癌は男性ホルモンによって増大するので、男性ホルモンを抑制する治療です。」と言う。

ホルモン治療の副作用のことも事前にあれこれと説明を受けたのだが「(前略)ホットフラッシュなどの女性の更年期障害のような症状になる人はかなり多いのだが、極々まれに、女性化乳房になる人もいる・・・(後略)」と言われたが「なる確率は極々まれでほんの数%程度のことだ」とも言う。

女性化乳房とは、男性なのに女性の様にオッパイが膨らんでしまう症状である。

私がまさかその数%に当たるとは思ってもいなかったし、還暦の男性がホルモンの影響をこれほど受けるとは思ってもいなかったから、ホルモン治療を受けることを納得して承諾をしたのであった。

注射を受けた最初は、いきなりホットフラッシュ(突発的に多汗する現象)に苛まされた。

何もしていなくても、いきなり汗が大量に噴き出てくるのである。数ヶ月後には身体に脂肪が付いて段々と太り始めたのであった。

やがて乳首が痛くなって、少しずつ膨らみ始めた。

初期は膨らみも目立つほどではなかったのだが、やがて膨らみが徐々に大きくなって行ったのである。初めは太ったせいなのだろうと思っていたのだが・・・。

それが副作用の女性化乳房であることが判明した。

100人に1人程度の数%の確率であっても、当たる人には当たるのである。当たらない確率は0%ではなかったのだ。

ホルモン療法の効果が薄れると「去勢抵抗性前立腺癌」と云うものになる可能性もあると言う。西郷輝彦が罹った前立腺癌である。最近は新しい治療法が開発されているようだが、癌だって治療方法とのいたちごっこみたいなものであろう。人間はいつかは必ず死ぬ!誰一人として死からは逃れられないのだ。

今、世の中はコロナウィルスのワクチン接種をしろと盛んに勧めているが、これまでに日本人だけでもワクチン接種後に700名以上の人が亡くなっていると言う。政府はワクチン接種が直接の原因であるのかは不明であると言っているが・・・。

どうも、日本の政府の言うことには信用がおけない。

ワクチン接種後に亡くなった人の中には、ワクチンを打たなくても新型コロナに罹らなかったかもしれないし、もしもワクチンを打たなければ、死ぬ必要がなかったかもしれない人が居たかもしれないではないか。

どうせ新型コロナウィルスは、次々に変異をしていくであろう。そうなれば、今打っているワクチンがまるで効かなくなることもあるであろう。

どの道、インフルエンザの様に毎年、毎年新しいワクチンを打つ必要が出てくるのであろう。

私は元々、病院も薬も大嫌いだ。出来る事ならばお世話にはなりたくない。

基礎体力を増して自己免疫力を増強することが一番であろうと考えている。


■2021-08-22-Sunday 協調性?

私は昔から協調性に欠けると言われ続けてきたが・・・

「協調性」っていったい何なのだろう?

付和雷同で大勢に従うことを良しとしない性格なんだから仕方がない。

「北の屋台」が今日存在しているのは、私に協調性が無かったからである。

北の屋台をやる前(北の屋台のオープンは2001年7月29日)には「屋台は法律で禁止されているから」とか「寒い帯広では屋台は無理」だとか、世間からは散々にバカにされていた。活動を開始した1999年の頃にはおおいに乗り気であった仲間たちも、周りの人々からそう言われ続け、実際に法律(食品衛生法)の壁が目の前に立ちはだかった途端に、段々と腰が引けていったのである。

私だけが諦めずに、マジック的思考法を駆使して、完全遵法で屋台を営業する現在の方法を考え出してオープンにまで漕ぎ着けたのであった。

もしも、私に協調性があったのならば、皆と一緒に諦めていたことであろう。そうなっていたならば、北の屋台はこの世に存在していないことになる。

現在の「コロナ禍」の世間の対応は、第二次世界大戦時の日本の大政翼賛会に似ていると思う。

甲子園での高校野球も、東北学院の選手1人の感染が判明して、校長が何やら訳の分からない「選手が特定されることを避ける云々」の説明をして辞退したが、これは選手たちが可哀想であるし、逆に感染者の特定に繋がる行為であろう。感染した選手を休ませて代わりの選手を出せば良いし、濃厚接触者の4人はPCR検査を受けて陰性ならば参戦させれば良いではないか。何も過剰反応して辞退することはない。かえって感染した選手の心理的負担が増すだけの愚行である。その他にもコロナ禍の過剰反応は多い。

特に「ワクチン接種」は、一応建前上は「任意」「希望者のみ」と言うことになっているが、実態はワクチン接種をしていない人は「非国民」的な扱いである。

戦時中の大本営発表の過大な戦果報告をそのまま流して国民を誤った方向に誘導した当時のメディアと、現在のメディアとは本質的には同じなのかもしれない。感染者数を発表して、患者が増えていると国民を恐怖に陥れ続けてどうするつもりなのであろうか?

私は、自分が完全に納得出来ていない状況では大勢には流されたくはない。私にとっては、まだまだデータ不足で判断材料が少なすぎる。

戦中のスローガンに「贅沢は敵だ!」というのがあったが、洒落の分かる人はパロディで「贅沢は素敵だ!」とやった。

心の余裕が無い人には、洒落もパロディも許しがたい行為に映るのであろう。

新しい変異株は、インフルエンザの様に、感染力を強めていくのだから子供や若年層にも罹り易くなっていくのが自然の摂理である。感染者数が増加するのは想定内であるし、感染者数が増えれば相対的に重症者数も増えるのが当たり前である。医療崩壊を起こさせないためには、病床がたくさん余っている一般の病院でもコロナ患者を診られるように指定感染症の指定を5類に下げることである。


■2021-08-23-Monday 勝毎「論壇」掲載記事

2021.08.23十勝毎日新聞「論壇」掲載記事

「縮小の国 日本」

韓国のイー・オリョン著の『「縮み」志向の日本人(1982年刊)』によると、日本人の性向は何でも「縮め」てしまうことにあると言う。扇子、折り畳み傘、トランジスタ、ウォークマン、電卓、盆栽、茶室、俳句、略語等々を例に挙げているが、なぜ「縮み志向」になったかは定かにしていない。

作家の竹村公太郎は、その理由を「江戸時代の大名行列」にあると言う。徳川幕府は参勤交代にも馬車や牛車を使うことを許さなかった。荷物はすべて足軽たちが背負って歩いていた。命の危険もある身体への負担を軽減するには荷物を「いかに小さく軽く」するかにかかっていた。同じ移動でも「車(輪)」などを使用する人々にはそんな考えは湧かない。細工して細かくし、凝縮して小さく詰め込む。細工しないものは「不細工」と非難し、詰め込まない人は「詰まらない奴」と侮辱され、美意識や道徳にまでなっていったと言う。

ここ10年を顧みても、東日本大震災などの災害の復興費用、コロナ禍での支援金などの財政出動、そこにさらに今回の東京五輪の巨額の赤字が積み上がる。政府には莫大(ばくだい)な借金が圧し掛かっている。

かつての「国土の均衡ある発展」なんてスローガンはもはや絵空事だ。人口が増えていた時代に郊外に拡張した新興住宅地も、偏った若い世代ばかりが大挙して集まったので新造した学校もやがて生徒がいなくなって廃校の運命だ。上下水道、道路、橋などのインフラにも寿命がある。メンテナンスだけでも費用が嵩むのに、造り替えともなると費用は莫大だ。冬には雪が降る。道路の除雪費用もかさむが、空き地や空き家前の歩道の除雪は誰がするのであろうか?

札幌一極集中が叫ばれて久しいが、その札幌でさえ数年後からは人口減少が始まると予測されている。高度経済成長時代の拡大路線から、少子高齢化の縮小路線に頭を切り替える必要がある。

ここは、日本人の特性である「縮み志向」を活用することだ。1996年に十勝環境ラボラトリーが提言した「コンパクトシティ構想」は手前味噌ながらよくできたプランであった。「北の屋台」はここから派生した事業である。中心部から無駄な空き地をなくしてギュッとまとまり、移動には公共交通機関を利用、年齢構成などバランス重視で暮らすこと等々を提言している。学校・病院・商店、交通機関などの運営には、ある程度のまとまった人口が必要である。コロナ禍を契機として長期的なまちづくりプランを再考してみてはどうだろうか。


■2021-08-24-Tuesday パラリンピック

パラリンピックの開会式が開催された。

明日から競技が開始される。

やっぱりやるんだね〜。

パラリンピック選手とオリンピック選手とでは、身体の丈夫さにはかなりの差があるであろう。競技に参加するのにサポートが必要な選手も多いのだろうと思う。

オリンピックよりは参加選手数はかなり少ないものの、世界中から参加するのであるから関係者数を含めるとかなりの人数になるのであろう。

本当に安全・安心な運営が可能なのであろうか?

開会式にはニュージーランド(NZ)が不参加をした。NZの首相はたった一人の感染者が出ただけでロックダウンをする女性首相であるから、その影響なのであろうか?開会式は危険だが、競技は安全との判断なのだろうか?

ニュースを見ていたら、ブルーインパルスの飛行を見るために、沿道には大勢の観客が集まって写真や動画などを撮影している様子が映っていたが、主催者は何がやりたいのか分からない。

無観客と言いながら、小学生には見せたいと言い。「密」は避けてと言いながら、人が集まるようなイベントを開く。医療逼迫だと騒いでいるくせに、パラリンピックには医者や看護師を派遣する。

まるでチグハグな対応である。

コロナ禍を抑えたいのか、広げたいのか。医療逼迫を解消したいのか、崩壊させたいのか・・・。

緊急事態宣言を北海道にも発出する準備をしているようであるが、もういい加減にしてほしいものだ。

宣言にいったいどんな効果があると云うのであろうか?

宣言を出したら、感染者数が減ると云うのは幻想ではないのか?

感染者数が減るのは宣言の効果ではなくて、単に感染者数が一定程度増えて免疫を持つ人が増えたからではないのだろうか? どんな現象にでも「波」と云うのがあって、その増減する形が波に似ているから「波」なのである。

私には、単なる「波」のピーク時に宣言発しているだけのように見えるから、ピークの後には当然下がるので、いかにも効果があったように見えているだけのように思えるのだがなぁ〜。

目新しいコロナ対策なんてほとんどやらずに、ただ国民に「自粛」を呼び掛けているだけにしか感じないけどなぁ〜。

いったい何度同じことを繰り返すのであろうか?

パラリンピックの後には、自民党の総裁選挙やら衆議院の総選挙が控えているが、日本の経済がそれまでもつのであろうか?

まったく先行きが分からない。

今は企業倒産は、政府の支援金などの効果で少ないのだが、限界はとうに越えている。これからは心理的なモノが大きく左右するであろう。

今後は見切りをつけて経営を止めてしまう企業が続出するのではないだろうか?

倒産、廃業などで職を失う人が大量に増えるであろうが、この状況では失業者を雇える余裕のある企業なんて極々少ないであろうから、世の中に失業者が溢れかえることになるであろう。

そうなると、犯罪が増え、そして生活保護が増えるであろう。

愚痴は言いたかないけれど、暗〜い未来しか思いあたらないなぁ〜。


■2021-08-25-Wednesday 孫の成長

コロナ禍で孫に直接会うことが出来ない。

もうどれくらい直接会っていないのであろうか?

福島県に嫁いだ娘が気を遣って、しょっちゅうスマホで孫の映像を送ってくれるのだが・・・。

今日は、今年6月末に誕生したばかりの孫娘がうつ伏せ状態から首を持ち上げている場面の映像が送られてきた。

2ヵ月間で首が座って首を上に持ち上げるようになった。そこに11月で3歳になるお姉えちゃんが割り込んで来て「ジイジ、バアバ!ヤッホー!」と声を掛けてくる。語彙も格段に増えて会話が出来るようになるとまた可愛いさが倍増するものである。

よく「孫は目の中に入れても痛くない」などと言うが、言葉では知ってはいても孫が出来てみて始めて実感する感情である。

昔からみたら、格段に便利になって、毎日テレビ電話で映像を見ながら話は出来るのだが、それでもやっぱり、早く会いに行って、この手に抱きたいと思うものである。

いったいいつ頃に実現できるのであろうかなぁ〜?

自宅と会社との往復だけで、行事も全てが中止になると、精神的にも煮詰まってきちゃうよなぁ〜。さっそく緊急事態宣期間内に予定されていた行事の中止連絡が3本も入った。憂鬱だなぁ〜。


■2021-08-28-Saturday 賞味期限切れ

コロナ禍で緊急事態宣言が出されたから・・・

買い物も控えめにしなければと、昼食に戴きものの乾麺の蕎麦がなかったかなぁ〜と探してみたら出てきたのだが・・・

賞味期限が2018年8月と印刷されている。

妻が「さすがにこれは食べられないでしょう?」と言うから、私が「そんなことはない。賞味期限なんてものはほとんど無意味なんだ。食品廃棄の問題点のひとつは短く設定する賞味期限にもあるんだ。この蕎麦は生じゃないんだし、乾麺で封も切っていないんだから全然大丈夫だから・・・」と、昼に私が蕎麦を調理して妻と息子に振舞ったのであった。

料理には凝る方であるから、昆布と鰹節と椎茸で採った出汁をブレンドして完璧に美味しいかけ汁を作った。

そこにたっぷりのお湯で茹であげた蕎麦を冷水で洗ってギュッと締めて、再度、茹でたお湯で温めてからどんぶりに盛る。具はとじた玉子と長ネギに椎茸と海苔である。我ながら見るからに美味そうである。

冷めない内にと3人で一口食べたら・・・

麺がまるでイケナイ!

もさもさしていて味もヒドイ。

こりゃぁ〜ダメだなぁ。さすがに3年前の賞味期限じゃ、いくら乾麺でも無理か!

腹を壊したりしたら、このコロナ禍の時期に病院には行けないから、食べるは止めにすることにした。

やっぱり賞味期限はせいぜいの日数オーバーにしておかなきゃならないなぁ〜。


■2021-08-29-Sunday ワクチン!?

コロナのワクチンで・・・

モデルナ製のワクチンに異物が混入していたと云うニュースがあったり、30代の若者がワクチン接種後に2人亡くなったとか、東京都の渋谷に造った若者向けの予約無しで受けられると云うのが謳い文句のワクチン接種所に、若者が殺到して、前日の夜中から並んで待っていた人がいたと云う、そして、並んでいたけど摂取出来なくて、抽選になったとか云うニュース。

異物混入のニュースにおいては、製造したヨーロッパの会社での製造段階での問題らしいが、渋谷の若者向けの接種会場でのゴタゴタは、東京都の担当者は予測出来なかったのであろうかねぇ〜?

恐らくは、若者にはワクチン接種を望まない人が多いと考えていたのであろうなぁ〜。

でも、これだけ毎日メディアで若者の感染拡大やら、重症者が入院出来ないだとかをたくさん報道して恐怖を散々に煽りながら、その対応がこれなのかよ!

なんだがマッチポンプみたいだね!自分で火を点けておいて、大変だ大変だと騒ぎながら、水を掛けるどころか、ガソリンを注いでいるんだから・・・。

新聞の記事では、「ワクチンパスポート」を検討している云々が載っていたが、これは止めてほしいなぁ〜。

どの道、コロナウィルスはドンドンと新型に変化して行って、今のワクチンは効かなくなるにきまっているのに・・・。

そうなったら「何年何月に摂取した〇〇社製ワクチンは有効だけど、△△社製のは現在は無効です」などとなって、やたらと面倒なことになるのは分かり切っていることなのになぁ〜。

現在だけを見て、オカシナ対策を実行したりしたら、後々にもっと災厄が降る掛かることになるのだよ。拙速なことは止めてくれよ。

インフルエンザと比較してみたって、毎年、毎年、異なるワクチン接種をしているじゃぁないか!それでも日本ではインフルエンザに毎年1000万人が罹患して1万人が死亡しているのだよ。何度も書いているけど、インフルエンザにはワクチンも治療薬も存在しているのにこの状態なんだよ。

去年、今年とインフルエンザに罹った人が、例年に比べて極端に減ったのはウィルス干渉というものらしい。結局は、インフルエンザの代わりにコロナが流行ったと云うことなのじゃないだろうか?

冷静に判断したらコロナだけを特別視するのは、意味がないと思うのだけど・・・。

まだ、毎日毎日ニュースでは、今日の感染者数ってのを発表しているけど、インフルエンザと同じ様なものなら、誰だって罹るんだよ。いちいち有名人の誰それがコロナに罹りましたなんて報道するのもオカシナことだと思うけどねぇ〜・・・。

コロナの特別視が医療逼迫の原因だと思うけどなぁ〜。

政治家も、医者も、国民も冷静さを失って、判断を誤っていると思うけどなぁ〜。

尾身さんもバッハの批判なんかしてるより、「コロナ零」の考え方を変えてくれよ。コロナウィルスの変異よりも尾身さんの変異の方を望むけどね。


■2021-08-30-Monday 誕生日プレゼント

今日は妻の〇〇回目の誕生日である。

このコロナ禍の緊急事態宣言下では、外食に行くことも出来ないし、プレゼントはモノはいらないと言うし、家事を代わりにやるにしても、ここ最近はコロナ禍で暇なもんだから、週に2〜3回は私が食事を作っている。

食事を作るのは元々嫌いな方ではない。東京で独り暮らしをしていた大学生時代には、母のレシピをノートに書いては自炊を楽しんでいたし、もともと凝り性であるから、外食で気に入った味の店があったら、通い詰めて作り方をモノにしたものであった。

妻も、私の作る料理を美味しいと喜んでいる。

かと言ってだ・・・。

非日常を演出するから誕生日プレゼントになるのに、日常ではプレゼントにもならないであろう。困ったなぁ〜。コロナ禍はこんなところにまで影響を及ぼしているのである。

妻に何がして欲しいと聞いたらば「貴方のコレクションの整理」と言う。

私には「収集癖」があり、しかも物が捨てられないという癖もある。

幼少期から蒐集している切手・コイン・紙幣・レコード・レーザーディスク・書籍・写真集・マリリンモンローグッズ・フィギュア・絵画・彫刻・マジック関係グッズ e.t.c.

我が家は物で溢れかえっているのだ。

妻は「不要な物が何も無いスキッリした家に住みたい」のが希望だと言う。

そうか!これをキッカケに断捨離でも始めるか!と思い立ったが・・・

その気になって「不用品買います!」の広告の会社に電話してみたら・・・。

切手は額面の半額以下なのだと言う。外国のコインはまったく価値無し、絵画や彫刻品も二束三文にしかならないと言う。唯一額面通りになると言うのは、日本の昭和30年頃以降に発行されたコインや紙幣であると言う。前回1964年の東京オリンピックの記念硬貨もプレミアは1円も付かずに額面通りにしかならない。千円銀貨は1000円のままなのだ。しかも業者はその硬貨は引き取らないと言う。自分で銀行などに持ち込んで両替をしてもらって下さいと言うのだ。銀行では両替枚数が多いと逆に手数料が掛かってしまうのだと言うではないか。もう愕然としてしまった。タンスの肥やしにもなっていない。

妻は「だから言ったでしょう!何でもかんでも集めて将来価格が上がるとでも思っていたんでしょう?バッカみたい!」と言う。

大好きなテレビ番組の「開運!なんでも鑑定団」での専門家が付ける価格っていったい何なのだろうか? あれってのは、収集家や購買者の幻想を作り出すマジックにしか過ぎないのだろうか?

政府が記念硬貨をやたらと発行するのも、タンスの肥やし的に家庭に死蔵させる目的なんじゃないだろうか?

コインや紙幣が額面通りなのは、まだ許せるが、切手が額面以下、それも半額にまで下がるってのは納得いかないなぁ〜。切手だって「大蔵省造幣局印刷」だったんだぜ!ハガキや封筒に貼って使う分には額面通りに使用できるというが、額面10円や20円の、図体の大きな記念切手を何枚も貼るスペースはないだろうに・・・。

断捨離ってのは、収集家本人がやるもんじゃないなぁ〜。あまりにもショックが大き過ぎる。

「俺が死んでから処理をしてくれよ」と言ったら「自分で始めたことは自分でケリをつけてちょうだい!」と言う。仕方がないか。

こりゃ〜とんだ誕生日プレゼントになってしまったなぁ〜。


■2021-08-31-Tuesday ゼロ・コロナ?

コロナ・ウィルスを完全に封じ込めようと云う「ゼロ・コロナ」政策。

しかし、これは現在の世界の感染状況をみたら恐らく不可能であろうと思う。

最初の感染者が中国の武漢で発見された2019年の当時であるのならばまだしも可能性は若干なりともあったのかもしれないが、世界中にこれだけ広く蔓延し、変異株がこれだけ多くの種類現れた現在の状況ではもはや完全に手遅れであろう。

日本と同じ島国であるニュージーランド(NZ)では、NZ北島の最大都市オークランドでたった1人の感染者が出ただけでもロックダウンを実施しているから、まだ「ゼロ・コロナ」を目指しているようだが、鎖国でもしない限り、ウィルスはNZにも入って来る。

NZは農業は盛んであるが、工業はほとんど無い国だ。その他には観光でも外貨を獲得している国柄である。

現在の世界のグローバルな経済情勢では、他国との行き来を完全に止めることなど不可能である。農業が盛んで食べるには事欠かないだろうが、貿易をしなければ、物が入って来ないし、肝心の農作物だって外国には売れないであろう。その他には観光やビジネス等もあるのだから・・・。

世界は、もはやコロナウィルスと共存していくしかないのだと思う。

日本も、政府の対策こそ緩いが、全国の知事の言動をみていると、さも「ゼロ・コロナ」を目指しているかの様な態度である。

どの道、ウィルスは次々に変異をしていくのだ。

自然界の摂理では、感染力を増していき、宿主は殺さない程度に弱毒化していくのが定説だ。しかし、宿主の方に既往症があったり、身体のどこかに不具合があったりしたら、その弱毒化したウィルスでも死亡する宿主のケースが出てくる。

今日のニュースでも20歳代の自宅療養の若者がコロナ感染後に死亡したと言うニュースが流れたが、感染者数が増えるのであるから、その分相対的に死者数だって増えるであろう。

亡くなった方には大変気の毒であるが、人間はいつかは必ず死ぬという運命からは逃れられないのだ。

ただし、現在の政府のやり方は非常にマズイ。

感染者が増えるのは必然なのであるから、重症者を死なせない様に、病床確保の対応をしておかなければならないのに、そこをまるでやっていない様にみえる。

ワクチンにしたって、現在のワクチンは、これから現れてくる変異種には効かなくなるであろう。

ウィルスがワクチンに負けない様にどんどん変異していくのも自然の摂理である。ワクチンだけに頼る対策はよろしくない。

アルコール消毒だって、その内にアルコールに耐性を獲得するウィルスだって現れるかもしれない。

要は、国民一人一人がなるべく罹らないように自分で気を付けることだが、それでもやっぱり罹るであろう。だが、罹っても重症化しないように健康にそれぞれが気を付けることだ。

それでも、私のような癌患者はアブナイ部類に属するのであろうが、後は「人間はいつかは死ぬのだ」と言う死生観を持って生きるだけであろう。

これ以上、経済を破壊したら、コロナウィルスで死ぬ人よりも、自殺者や犯罪に巻き込まれて死ぬ人の数の方が多くなってしまう。