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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2021-10-01-Friday 雪虫

昨日の朝、庭に雪虫が舞っていた。

今朝の犬の散歩時にも、緑が丘公園の近辺では雪虫が大量に舞っていた。

この雪虫は、散歩をすると服にいっぱいくっ付いてくるのが厄介な虫なのだ。今朝はツルツルした素材のレインコートを着ていたから、家に入る前に身体をパンパンとホロったらきれいに取れたけど、繊維が多い服なんか着ていたら大変なことになるのだ。

「雪虫」とは、例年10月中旬頃〜下旬頃に北海道で発生する見かけは直径3〜4ミリほどのフワフワと粉雪が舞っている様に飛ぶ昆虫。白腺物質を分泌する腺を持つアブラムシの一種で、この白腺物質が綿毛の様に見え、飛ぶ力が弱いからまるで粉雪が風に舞っている様に見えることから北海道では「雪虫」と呼ばれている。

秋の終わりに産卵するために大量発生し、寿命は1週間ほどしかない。ちょうどその時期が、初雪が降る時期とも重なるので、北海道では昔から「雪虫が出るとそろそろ雪が降るぞ」との俗説がある。

我が家でも、祖母は「雪虫が舞うと、1週間〜10日以内に初雪が降る」なんて言っていたけれど・・・。

でも、まだ10月になったばかりだよ。少し早過ぎるんじゃないか?

今朝の新聞によると、今年の十勝ではジャガイモの不足が心配されているとの記事が載っていた。

今年の十勝の気候は、7月末からの連日30℃超えの猛暑と少雨が続いたことから、ジャガイモの生育が悪かったという。

出来たジャガイモも大きさが足りずに小玉が多くて、しかもデンプン量が不足して大きさのわりには軽いイモになっているという。

2016年に十勝を襲った連続台風の時の被害ほどではないらしいが、平年の2割減の収穫量になるようである。

ジャガイモ大好き人間としては、ジャガイモの値段が高くなるのは困りものである。

一方、海の方でも、秋鮭が大量に死んでいたり、ウニの死骸が大量に打ち上げられたりしているという。どうやら「赤潮」が原因らしいが、赤潮の発生も異常気象のせいではないか。

鮭が不漁だと、「筋子」の値段が上がる。イクラがますます高級品になってしまう。10月は「ししゃも」の季節である。近年はししゃもも不漁が続いている。ししゃもは北海道固有の魚であるが、これが獲れなくなったら・・・。

異常気象が、もはや「異常」ではなく「通常」になりつつある。

これから、いったいどんな世界になっていくのであろうか?


■2021-10-03-Sunday 007映画

9月末日で緊急事態宣言が解除されたから・・・

早速、映画館に行って007の25作目の映画「No Time To Die」を観て来た。

この映画は、当初は2020年4月に世界公開される予定であったが、コロナ禍によって2020年11月に延期され、更に2021年4月に再延期され、それが更に2021年10月にまで再々延期されたのである。実に約2年振りの公開になったのであった。

大の映画ファンであり、007シリーズのファンでもある私としては、2年も待たされては、なんとしても封切りと同時に映画館で観ておかなければならない映画なのである。

妻はこれまで007映画は映画館では観たことがなくて、テレビでチラリと観ただけだと云うのだが、それを面白いから一緒に観に行こうと説得して夫婦揃って観に行ったのであった。

007役はこれまでに6人が演じているが、私は中でも三代目ボンドを演じたロジャー・ムーアのジェームス・ボンドが一番好きである。飄々としていてユーモアがあり、現実離れしたストーリー展開がいかにも娯楽映画っぽくて面白かった。

次に好きなのは初代のショーン・コネリーである。まだ小学生の時代に、映画好きだった父に連れられて映画館で観た007映画は、とても格好が良かったし、SF映画みたいな新兵器は斬新であったし、それが数年後に現実化する様を見て、科学の新時代を先取りした映画だと感心していたのである。携帯電話しかり、水陸両用自動車であり、水上バイクe.t.c. なかでも、コネリーが一旦ボンド役を降りた後に一作だけ復帰した「ダイヤモンドは永遠に(1971年封切り)」は中学生の時に札幌の劇場に従兄弟に連れられて観に行ったが、冒頭のシーンでロケットパックを背負って空を飛んで脱出する場面は、荒唐無稽で映画的だなぁと思っていた。それが、その後1984年のロサンゼルスオリンピックの開会式で同じロケットパックを背負った「ロケットマン」が登場したので、あぁ、やっぱり007映画は時代の先取りをしていたのかと感じたのであった。

また、ませたガキでもあった私には、ボンドガールの美女たちとボンドとのお色気場面がまた何ともセクシーで良かったのであった。

6代目のダニエル・クレイグのボンドは、それまでの007のイメージとはかけ離れていて、最初はしっくりこなかったが、見慣れてくると、これもまた良いなぁ〜と感じるようになっていったのである。

例によって、まだ観ていない人の為に、種明かしにつながるストーリーは書かないでおくが、私がついこの間(9月12日)このブログにコロナワクチンの陰謀論のことを書いた「コロナ陰謀論?」、その中にも「007の映画じゃあるまいし・・・」なんてなことを書いたけれど・・・。この説の出所は、ひょっとしたらこの映画だったのかもしれないなぁ〜。

特定の人間だけを殺せる細菌兵器というアイデアは、まさにこれであろうなぁ〜。その意味でもコロナ禍にピッタリのタイミングでの公開であろう。

長い上映時間(164分間)であったが、長さを感じさせない展開で妻も面白かったと言っていた。


■2021-10-04-Monday 新内閣

岸田文雄の新内閣が今日誕生する。

13名もの新しい大臣が誕生する予定であると言うのだが、新閣僚の顔ぶれは、これまでに聞いたことも無い名前ばかりであった。

サプライズと云えば、甘利明の幹事長就任には驚いたけどね。爆弾を抱えたようなものだと思うけどなぁ〜。

13人もの新人大臣就任は、直前に迫った総選挙用の布陣なのであろうなぁ〜。

選挙に弱そうな候補者を大臣にしておけば、各々の選挙区ではまさかせっかく新大臣になった人を落とさない様に運動員はいつもよりも頑張るであろうし、地元の浮動票にも大臣就任のご祝儀票が入るだろうからなぁ・・・。

今度の総選挙は自民党の圧勝に終わるんじゃないだろうかなぁ〜。

それにしても野党はあまりにも不甲斐ない。

野党は、菅首相のままだったら、国民に不人気であったから、まだしも勝ち目があると踏んでいたのだろうけど、その思惑は菅首相の総裁立候補断念で大きく外れてしまった。

むしろ自民党側に有利に働いている。

自民党の総裁選挙にはメディアを大いに活用して、連日の番組ジャックをしていたし、候補者の半数は女性を立てて多様性を演出できたし、それぞれの候補者の主張が右から左まで幅が広かったから、国民には野党に比べて自民党の方が人材も政策も豊富に見えたことであろう。

これで野党の政策や主張にはまるで新鮮味が無くなってしまった。

オマケに投票には新首相就任のご祝儀票というのが入るであろうから・・・。

今朝のニュースでは、小池百合子都知事が党首の都民ファーストの会が、国政用の党を立ち上げると言っていたが・・・。

もはや小池は旬ではなくなったから台風の目にはなりえない。さすがの小池百合子もコロナ禍を自身に都合の良い様には導けなかったようだなぁ〜。コロナ対策では菅首相と同じく国民には不評である。

先の自民党総裁選挙に出馬した高市早苗や野田聖子の方が、初めての女性首相候補者として国民には新鮮に映るであろう。

あぁ〜これでは、日本の政治は何も変わらないのかもしれないなぁ〜。

むしろ、自民党が圧勝して、岸田新首相が安倍・麻生・二階らに気兼ねなく政治が出来ることでも祈るしかないのかもしれないなぁ〜。


■2021-10-05-Tuesday 異常?

昨日の帯広市の最高気温が27.6℃

屋内から一歩外に出ると生温かい空気の壁を感じた。10月に夏日になるとは驚きだ!10月の観測史上最高気温だそうだ。

そのせいなのかどうかは分からないが、上川管内の東川町で瞬間最大風速22.6㍍を記録し、車庫が吹き飛ばされ、電柱8本が倒れて停電したというニュースが入ってきた。竜巻が発生したらしいと云う。

また、道北の方では、10月の観測史上最大の降水量を記録するなど、昨日は北海道中でオカシナ天気であった。赤潮の発生も無関係ではあるまい。

異常気象ではないが、和歌山県では水道管の橋が崩落して断水していると云うニュースもあった。

これは以前から指摘していることだが、設置から40〜50年以上も経過した社会インフラの寿命が来ていることが原因であろう。

水道管だけでなく、下水管、ガス管、電線はもとより、道路や橋やトンネルなどにも寿命がきている設備が多い。修繕するにも新設するにもお金が掛かる。人間の住む場所をむやみに広げ過ぎたからである。

国にも行政にも金が無い状況で、更にこのコロナ禍の大不況が襲ってくる。

そんな中で今日、岸田内閣が発足した。

政治家にはあまり期待は出来ないが、我々庶民は政策に頼るしかないのも現実である。

コロナ禍対策では、これまで過剰な「ゼロ・コロナ政策」を取っていたニュージーランドとオーストラリアが、これを止めて「ウィズ・コロナ政策」に転換すると表明した。

新型コロナウィルスの感染者が出始めた初期の頃ならなば、有効な政策であったかもしれないが、世界中に拡がり、変異種がこれだけ現れたらゼロは無理なのである。封鎖は経済を破壊してしまうから、元々無理筋だったのだ。

日本は早く、指定感染症の2類相当から5類に下げる政策を取って欲しいのだが・・・。

政治家には、なんとかマトモな政策を早くに実行してもらいたいものである。


■2021-10-06-Wednesday 総選挙の日程

岸田新首相が総選挙の日程を1週間早めた。

当初のメディアの予想ではG20出席があるから11月7日の投開票だろうとなっていたが・・・。

岸田新首相はG20にはリモートで参加し、外交デビューを遅らせてでも1週間早める決断をした。

解説者は「新内閣のボロが出ない内に・・・」とか「コロナ感染者数が少ない内に・・・」とか言っているが・・・。少なくとも、私はコロナに関係する3人の大臣を全員代えてくれたことを評価しているけどね。これまでの対策は全く評価していないから、全取り換えすることで対策の方向が変わることを期待している。早く5類に下げてくれよ!

1週間早めた本当の理由は色々とあるのだろうが、日程が早まることには私は大歓迎である。

選挙と云うものは、今回に限らず昔から仕事にはならないものと相場が決まっているのである。私は昔から選挙には関わらないことにしているが、企業の多くは商売上どうしても選挙に関わらざるを得ないのだ。どの陣営であっても多かれ少なかれ、それは一緒だから選挙期間中は仕事が停滞してしまうのである。たったの1週間であっても運動期間が短くなるのは喜ばしいことだ。

今回の総選挙は、解散に拠る急な選挙ではないのだし、任期満了での選挙なのだから、野党だって前から準備はしていたはずである。候補者にとっては投票日が1週間早まったところで問題なんてほとんどないはずだ。選挙であらゆる物事が停滞する期間が1週間だけでも短くなるのはありがたい。

国民にとってみたら、どうせ、誰が議員になったところで、たいして変わり映えはしないのだから、総選挙をサッサと済ませて、一日でも早く、新しいコロナ禍対策や経済対策を実行してもらいたいと思っているであろう。

もっと明るいニュースが入って来た!

今年のノーベル物理学賞の受賞者に、大気と海洋を結合した物質の循環モデルを提唱し、二酸化炭素濃度の上昇が地球温暖化に影響するという予測モデルを世界に先駆けて発表した、プリンストン大学の上級研究員でアメリカ国籍を取得している真鍋淑郎(90)氏が、ドイツとイタリアの研究者とともに選ばれたと言う。

日本人がノーベル賞を受賞するのはアメリカ国籍を取得した人を含めて28人目、物理学賞では12人目だと言う。

このアメリカ国籍を取得した人も含めてと云う箇所は気に掛かるが・・・。

要は、日本では評価されずに、アメリカに渡って研究を続けたと云うことであろう。いわゆる頭脳流出であろうから・・・。

これで、日本政府は慌てて真鍋氏を表彰するんだろうけどなぁ〜。日本はノーベル賞受賞の前に評価しなくっちゃいけないよなぁ〜。ここがまず問題だよね!


■2021-10-09-Saturday すぎやまこういち

作曲家のすぎやまこういち(90)氏が亡くなった。

新聞によると9月30日に敗血症ショックで亡くなったのだと言う。

すぎやまさんとは、私が大学を卒業した1980(昭和55)年か翌年頃にバックギャモンの日本選手権大会の決勝トーナメントで対戦したことがある。すぎやまさんとは何度も対戦しているから、この時に私が勝ったのだったか負けたのだったかは覚えていないが、私は確かベスト8だったかに入賞したのではなかったかなぁ〜。

当時、バックギャモンは、マジックの会社である「テンヨー」の社員たちが皆ハマっていたのである。テンヨーはマジック道具以外にもジグソーパズルやらバックギャモンのボードなどを制作して販売もしていた。

私もゲームが大好きであったし、札幌の18歳年上の歯医者の従兄弟もハマっていたのである。

大学を卒業してから、バックギャモンの地区対抗戦というのが始まって、京都などに全国各地からチームが集まって、泊りがけで朝から晩まで食事の時間も惜しんでバックギャモンに興じていたのである。それほど熱狂させるゲームであった。私は、札幌のチームに入って、北海道代表で地区対抗大会にも参加していた。

すぎやまさんは、ゲーム大好き人間で、ボードゲームなどもコレクションしていたし、確か全国のバックギャモン協会の会長もされていたように記憶している。

すぎやまさんの作曲といえば、私にはタイガースの曲が印象に残っているが、若い人にとってはドラクエの曲を作曲した人との印象しかないのであろうなぁ。

東京オリンピックの開会式で、すぎやまさんが作曲したドラゴンクエストの曲が行進に使われていたが、おそらくゲーム好きなことから、作曲の依頼が舞い込んだのかもしれないなぁ〜。

また昭和の偉人が亡くなってしまった。残念。

ご冥福をお祈りします(合掌)


■2021-10-10-Sunday 京の老舗まつり

地元の藤丸百貨店の催事で、

京都の老舗まつりと云うのが昨日から始まった。

私は京都の食べ物が大好きだから、これを楽しみにしているのだ。特に、このコロナ禍で旅行にも行けないから、デパートの催事で地方の名店の美味しいモノが食べられるのはありがたい。

早速、妻と二人で買い物に出掛けたのであった。

試食を繰り返し、日本酒の試飲も楽しんでお腹が一杯になった。

特に、日本酒が美味しかったのと、販売員の巧みな勧めで何杯も試飲をしている内にスッカリ酔っぱらってしまって気が大きくなり、720mlで5500円もする丹山酒造の「純米大吟醸雫天(きわみ)」と云う高いお酒を買ってしまった。

今日の晩御飯は、日本酒、漬物、おつまみ、豆腐、ご飯、デザートまで全てこの催事で買ったモノで済ませることにしようっと。


■2021-10-11-Monday 変だ!

最近は朝の5時には目が覚める。

昔から「老人は朝起きるのが早い!」と言われていたが・・・

私も歳を取ったということなのだろうか?

その分、夜も21時には眠たくなる。「老人は夜寝るのも早くなる!」と言うが・・・

10日(日)も朝5時に目が覚めたが、外はものすごく深い霧が立ち込めている。数メートル先が見えない程である。しかも、この深い霧がなかなか晴れなかった。太陽が出ると、霧はサ〜ッと引いていくものなのであるが、その太陽がなかなか出てこないのだ。9時くらいまでは霧が晴れなかった。

霧が晴れると、今度は暑くなってきた。暑いと言っても20℃程度でしかないのだが、この時期に20℃を超えると、体感的には暑く感じるのである。朝晩の気温差が激しいと身体も不調になるようだ。

この日は、眠いのを我慢して21時からテレビの日曜劇場の「日本沈没」を見た。小松左京原作のリメイク版らしい。時代設定が2030年になっている。

見終わった後に、帯広で震度3の地震があった。何となくリアルに思えて嫌〜な感じ!

このところ、全国各地で地震が多いように感じる。ついこの前には東京でも震度5強の強い地震があったばかりであるから、時期的にもピッタリと合っている様で気持ちが悪い。

東京の地震では、電車が脱線したり、水道管が破裂して水が噴出したり、電気の停電が起きたり、地震の揺れでエレベータが停まったりした。

最近のエレベータは敏感に感知するようになっているから、ちょっとした揺れでもすぐに停止するし、しかも復旧させるには専門の点検員が点検をしてからでないと再稼働が出来なくなっているようだ。点検員の人数がエレベータの数に対してまるで足りないから、復旧を待たされるビルもかなりの数あると言う。

人が閉じ込められたエレベータを優先的に再稼働させたりや、とりあえず最寄りの階から救出するのであろうけど・・・。

もしも、オシッコを我慢してエレベータに乗って、緊急停止でもしてしまったら、どうしようかと想像してしまった。歳を取ると、これまたオシッコが近くなるんだよね。これからは、オシッコはなるべく我慢しないですぐにトイレに行くことにしようっと。

高層マンションの住民は、階段での上り下りをしなければならない。60歳代の私でも、階段の上りならばせいぜいが6〜7階までが限度だなぁ〜。ましてや水道も止まってしまったら・・・。水みたいな重たいモノを持っての階段の上りならば3階までかな?

日本みたいな地震多発国では超高層マンションには住みたいとはまったく思わないけどね。

電車も停まって、駅に大勢が並んでいる映像を見たら、私にはとても都会暮らしは無理だなぁ〜と感じる。

11日(月)は夜中の3時半頃に、雷と突風と雨の音で目が覚めた。その後も激しい風と雨の音が気になってなかなか眠ることが出来なかったが、朝起きて、妻に「雷の音が凄かったなぁ〜」と言ったのだが、「全然知らなかった」と言う。

最近は私が、朝の5時頃に起きてトイレに行くと、いつもその気配を察して目が覚めるから寝室を別にしたいと文句を言うくせに、あんなにスゴイ雷のドドーンと言う音と衝撃が分からないなんて・・・。

なんか変だろ?!


■2021-10-12-Tuesday 柳家小三治

人間国宝の落語家の柳家小三治(81)師匠が

10月7日に心不全のため亡くなった。

私は、落語が大好きで、大学生時代には池袋演芸場や新宿末廣亭などの寄席にもよく通っていた。

小三治の落語を始めて聞いたのは、この大学生の時の寄席通いの時であったが、最初はあまり好きな落語家ではなかった。

何せ、落語に入る前の「まくら」が長過ぎるのだ。寄席と云うのは落語家が次々に何人も登場するから、トリ(最後の演者、主任とも云う)ででもなければ一人の持ち時間はかなり短いのである。小三治はまくらを話しただけで持ち時間が来たのか落語をやらずに高座を降りたのだった。その時は「私は落語を聴きに来ているのだ!お前の趣味の話を聞きに来たわけじゃない!」と思ったのであった。

社会人になってから、東京出張の際に時間があったら寄席を見に行くことがあるのだが、浅草演芸ホールで小三治が夜の部主任の会にあたったことがあった。その時にもかなり長目のまくらであったが、さすがにその時には大トリであったから、ちゃんとまくらから落語に入っていったのである。その落語がとても面白かったのでそれ以後はファンになった。

趣味のバイクのツーリングで北海道には毎年のように来道していたが、十勝にもよく来たし、六花亭ホールでの落語会にはよく聴きに行った。相変わらずまくらが落語よりも長かったが・・・。

私は読書も大好きである。

本屋で小三治の「ま・く・ら」の背表紙が目に入ったので購入した。落語の前に話す「まくら」だけを集めて出版した本である。面白かったので、次に出版した「もひとつ ま・く・ら」も買って読んだ。

以前に、このブログにも小三治の「まくら」のことを書いた記憶があるが、まだ81歳、落語家としては、まだまだ若いのに・・・

何だか、昭和の名人がドンドンと亡くなっていくなぁ〜。残念である。

ご冥福を祈ります(合掌)


■2021-10-13-Wednesday 文藝春秋

月刊「文芸春秋」11月号に、財務省の矢野康治事務次官が、

新型コロナの経済対策をめぐる政治家の論争について、「バラマキ合戦のような政策論」だと批判したうえで、日本の財政状況は、「タイタニック号が氷山に向かって突進しているようなもの」だと財政再建の必要性を訴える寄稿をした。

この件について鈴木財務相は、寄稿された文章を読んだとしたうえで、「今までの政府方針に基本の部分で反するものではない。財政健全に向けた一般的な政策論として、個人の意見を述べたものだと承知している」問題はないとの認識を示した。

現役の官僚のトップがこうした文章を雑誌に寄稿することは異例で、波紋を広げていると言う。

そりゃ〜そうだろうなぁ〜。

私も早速買ってきて読んだが、問題は大有りだと思うよ。

国会議員は国民から選挙に依って選ばれている政治家である。官僚は公務員であり、その政治家らがスムーズに活動出来るように支える公僕である。

これが大原則だ!

良い大学(東大)を出た官僚が、(アホな)政治家のやることが気に入らないから、国民にアピールする為に雑誌に寄稿するなんて云う行為はトンデモナイ思い上がりである。

官僚が政治家に対してアドバイスや意見を述べるのは構わない。

しかし、政治家は、たとえバカであっても国民から選ばれた選良である。政治家から求められてもいないのに、政治家を飛び越して雑誌に己の意見を寄稿するのは越権行為である。たとえそれがどんなに正論であってもだ。

官僚を辞めて、政治家になるか、評論家にでもなってから自分の意見を寄稿すれば良いのだ。官僚が官僚の地位のままで政府の批判をしてはイケナイだろう。

今回の寄稿は自分の意思と云うよりも、麻生元財務大臣に言わされているのじゃないのだろうか?

それが証拠に麻生の義弟の鈴木新財務大臣が、「問題なし」なんて発言をしている。

政治家たちは、もっと怒るべき事態であろうに・・・。

今回の件を不問にするならば、今後も同じ事が起こるであろう。

それを許してしまえば、「選挙」という仕組みが意味を為さなくなってしまう。現状では、選挙も決して良いシステムとは言えないが、良い大学を出て公務員試験に受かった連中が、選挙も経ずに国を動かすことになる。それこそ国民不在の政治になってしまうではないか。

頭の悪い政治家の筆頭である麻生なんかは、完全に財務官僚にコントロールされているみたいだけどなぁ〜。

政治家がやり込められて、これまたバカな国民は、快哉を叫ぶであろうがなぁ〜・・・。

ポピュリスト政治家も困りもんだけど・・・。


■2021-10-14-Thursday 魅力度ランキング

民間のシンクタンク「ブランド総合研究所」が、

今年の『都道府県魅力度ランキング』を発表した。ちなみに1位の定位置は我が北海道である。

テレビのワイドショーでは、最下位の47位になった茨城県のことを面白可笑しく茶化していたが・・・。その多くは茨城県出身のタレントが自虐的なコメントをしていたけどね・・・。

茨城県の大井川和彦知事は11日、県内の観光地の賑わいなどを挙げ、「あまり痛くも痒くもないというのが県民の本音なのではないか」と大人の対応であったと云う。

一方で、下位の44位になった群馬県の山本一太知事が10月12日の臨時会見で「ランキングの根拠が不明確だ」として、法的措置を含めた検討を始めたとガキみたいな対応をしていたが・・・

以前に、鳥取県の平井信治知事は「スタバはないがスナバ(砂場)はある」とのユーモアを感じさせる発言で鳥取砂丘を一気に全国区の知名度にしたが、そういう遊び心のある返し方をした方が国民のウケも格段に良いであろう。

日本では「遊び心」の無い奴のことを「無粋」と言うのである。

こんな「〇〇〇ランキング」の類の信憑性なんて、もともと誰も本気で信じちゃいない遊び事であろうに・・・

不寛容な人間が増えているが、それは心に余裕が無い人なのだろうね。

こんなことに、いちいち本気で怒るような心に余裕の無い人を行政のトップに戴いているなんて、逆にそれだからこそ群馬県のランキングが低くなるのだと証明しているようなもんじゃないのだろうか?

でも、こうやって話題を作ることで群馬県をアピールをしようというのならば、それはそれで1つの方法ではあるかもしれないけれど・・・。

こう云うランキング付けは「イジメ」に通じる行為だと言う人もいたが、何でもかんでも「イジメ」に関連付けていったら、この世の中から「遊び心」が無くなってしまって実にツマラナイ世の中になってしまう。

自治体には「人格」と云うものが無いのであるから、それを無理に人に対するイジメに繋げるのは、「アラ探し」の部類であろう。

山本知事がこういう発言をしたことで、ランキングを発表した会社は、次回実施した時に、また他の県から訴えられたら面倒臭いので、もうこのランキング付けは止めてしまおうとなるかもしれない。これは「圧力」だよね。

ますます日本人得意の忖度、自粛が横行する世の中になりそうで、私にはこちらの方が窮屈で怖いけどね。


■2021-10-15-Friday なんでも鑑定団

昨晩、テレビのチャンネルをザッピングしていたら・・・

BSテレ東(7ch)で「開運!なんでも鑑定団」の再放送に遭遇した。そう云えば、私がこの番組に出演したのは、ちょうど去年の今頃であったなぁ〜と思い出したのである。

手帳を調べてみたら、2020年10月2・3日に上京して千代田スタジオで収録し、10月27日(火)20:55〜テレビ東京系列局(北海道ではTVh)で全国放送されたのであった。あれからもう1年も経ったのか!この1年間がやたらと速く過ぎ去った様に感じるなぁ〜。

去年の今頃は、コロナ禍もかなり治まってきて、感染者数も減ってきたから、このまま終息するものだと思っていたのだが・・・。

今年も、この10月はコロナ感染者数が激減している。この時期に感染者数が減る現象は、体感的には季節性のものであるように感じるがなぁ〜。

これからまた、寒くなってきたら、風邪やインフルエンザと同じに感染者数が増えるのは自然現象なのであろう。

特に北海道では、寒さが厳しいから、家屋はドアも窓も締め切り、換気はほとんどしない。空気も乾燥しているからウィルスにとっては最適な環境になる。

もう、感染者数が増えただの減っただのと一喜一憂しないで、もうただの風邪だと認識しても良いのではないのか?

テレビでも、専門家と称する医者の言がかなりトーンダウンしてきたようだ。

昨日、衆院が解散して、これから衆院選挙が始まるが、どの道、選挙が終わるまでは動きはないのであろうが、終わったら、すぐにでも指定感染症の2類相当から5類に下げて欲しいものである。

何度も同じことを言うが、「ワクチンパスポート」なんてものは混乱と差別を増幅させるだけで、百害あって一利なしだぞ。


■2021-10-17-Sunday 寒い〜!

今朝は強風の為に犬の散歩を取りやめた。

気温も急激に下がってきたので、今シーズン初めて暖房ボイラーに火を入れた。今日の最高気温は10.2℃で、最低気温は6.6℃。気温差は少ないが最高気温が10℃というのはかなり寒い。

ニュースでは、札幌の近くの中山峠で初雪が降ったと言う。

この夏と冬との端境期は服装の見極めが難しい。

下着は、ユニクロを愛用しているが、今日は夏用の「エアリズム」から冬用の「ヒートテック」に入れ替えた。私は汗かきなので、常にズボン下を着用していて、夏は「ステテコ」、冬は「ももひき」を着用しているのである。これを着ていないとズボンの洗濯回数が増えてしまう。下着のシャツは夏も冬も同じクルーネックの半袖シャツだが、素材を夏冬で替えるのである。

上着は既に冬物に替えているが、端境期は下着の素材で服装を調整するのである。その下着を今日入れ替えた。

前立腺癌のホルモン療法の副作用で、胸が女性化乳房になってしまい、オッパイが膨らんでしまって恰好が悪い。夏の薄い素材の服装では胸の膨らみを隠すのにとても苦労をしたが、これからは革のチョッキなどが羽織れるので目立たなくすることが出来る。服装の面では夏よりもありがたくなる。

今日の強風で、家の周りの街路樹の葉がほとんど落ちた。これからは落ち葉の掃除が大変でもある。

季節はこれから急激に冬に向かっていくなぁ〜。


■2021-10-18-Monday もう冬だ!

今朝は快晴!

放射冷却で急激に冷え込んだ。ニュースでは帯広の最低気温が−1.1℃だったと言っていた。

昨日から暖房に火を入れたが、家の中はまだ十分には温まっていない。

私は、4年前に北大病院に前立腺癌の治療で入院以後は、毎日朝と夜の2回体重を計測してず〜っと記録をしているが、常に同じ条件で測る為に、自宅では毎回スッポンポンの裸になって測っているのだ、しかし、今朝は裸になるのが寒くて辛かった。

早朝、犬の散歩をするのに、寒いから手袋と耳掛けを着用し、犬にも服を着せて散歩に出たが、地面の草の上が白く凍っていた。

上空ではクワックワッと鳥の大きな鳴き声が聞こえた。カラスや鳩の鳴き声とは違う。空を見上げると白鳥の群れが我が家の上を南東から北西方向に飛んで行った。8羽ほどでV字型の編隊を組んで飛んで行ったが、もう白鳥が飛来する季節になったのだなぁ〜。どうりで寒いはずだ。

犬は毛皮を着ているくせに寒いのであろう。ブルブルと震えて早く家に帰ろうとする。散歩はいつもよりも短めにして家に引き返したが、手袋をしていても手が冷たかった。

最近、ニュースでは殺人やら放火やら通り魔やらと凄惨な事件が相次いで起きているが・・・

これは、コロナ禍での過剰な自粛で、鬱屈とした生活を続けている内に精神状態にも悪い影響を与えて、精神に異常をきたしている人が増えているのではなかろうか?

たった1人で部屋の中での自粛生活をしていて、まったく他人と交わらなくなったら、精神的にも普通の状態ではいられなくなるのではないだろうか?

日本人の多くは、相当にストレス過多状態にあるのではないかと思われる。これらの事件の犯人たちは、部屋に籠ってはあらぬ妄想を膨らませていたのではないだろうか?

風邪と大差がないコロナウィルスなのに、これだけ長期間に渡って、国民の生活を制限したツケがこれから火山の噴火の様に噴き出してきそうである。

もしも突然に「通り魔」なんかに遭遇してしまったら、こちらの方が命の危険が大きいのだから、マスクでや手洗いで防げるコロナウィルスよりもよっぽど怖いけどなぁ〜。

もうサッサと指定感染症の2類相当から5類に下げたらどうなんだ!日本人の心が病んでしまう前に・・・。

選挙が終わるまでは政治は停滞するのだろうから、どうせ11月まではこの状態のままなのだろうけど、でも、これからの気温が低くなって、乾燥する冬には「風邪の類」の病気が流行るものと相場が決まっている。感染者数が減っている今のタイミングで5類に下げなければ、冬になったら、またコロナ感染者数も増えてくるに決まっている。そうなったらまた下げる時期を逃してしまうぞ。

でも、去年はウィルス干渉で感染者が少なかったインフルエンザが増えて、逆にコロナ感染者が減るかもね・・・。


■2021-10-19-Tuesday 大根葉

私の大好物は「大根葉の漬物」である。

このブログには何度も書いているが、最後の晩餐に何が食べたいか?と聞かれたら、迷わずに大根葉の漬け物と答える。「炊き立てのご飯に大根葉の漬け物」はそれほどの大好物なのである。

ところが、「大根葉の漬物」なんて代物はどこにも売っていない。だから食べたければ自分で漬けるしかないのである。

自分で漬けるにしても、スーパーマーケットなどで大根を買おうとすると、葉の部分は最初からほとんど切られてしまっている。10cmほどしか付いていないのである。

秋の漬け物シーズンになると、市場には「漬け物コーナー」が出来て白菜やら大根やらなどの漬け物用の野菜を大量に売っているのだが、そこでも大根は葉をほとんど切って売っている。つまり、大根葉は邪魔物扱いなのである。皆、何故にこんなに美味しいものを捨ててしまうのであろうか?

そんな邪魔物であるから、大根の葉を付けたままで売ろうなどと云う人は居ないようだ。皆サービスのつもりで葉を切ってしまう。

一昨年と去年は、依頼するタイミングが悪くて、ついに大根葉が入手出来ずに漬けられなかったのである。そもそも大根葉を入手するというのが、まずとても難しいのである。

さすがに2年も食べていないと、大好物だけに食べたくて仕方がない。

今年は、早目に知人の農家さんに「大根はいらないのだけど、大根葉だけが大量に欲しい。漬け物にするから・・・」と頼み込んで分けてもらったのである。

「エッ〜ツ、大根がいらなくて、捨てる方の葉っぱが欲しいって?」とビックリされた。どうせ捨てるものだから、タダで良いよと言ってくれるのだが、今日の夕方に、その農家さんが大根葉をコンテナBOX(通称:イモかご)に4杯も持って来てくれた。およそ大根40本分の葉である。切った葉の部分だけじゃ漬け難いから、葉の根元も残してもらうのだが、こう云う切り方をすると本体の大根が商品にならなくなる。農家さんが自分家用の漬け物にする大根をそう云う形に切ってもらうのである。タダじゃ悪いから、お礼に焼酎を1本差し上げた。

これを腰の悪い私がたった一人で漬けるのである。

天気予報では明日は一日雨となっているから、今晩中に水洗いを済ませておかなくてはならない。夕食前と夕食後に作業をやった。

農薬が掛かっているから、丁寧に洗うことから作業が始まる。もう気温が低くなっているから、厚目のゴム手袋をして8回は水で洗浄する。

一日置いて水を切ってから、翌日に塩だけで漬けていくのである。

これまでは、丸い桶に漬けていたのだが、葉は長いし茎が硬いので丸い形の桶だととても漬け難い。

先日、ホームセンターに犬の餌を買いに行った時に、長方形の漬け物BOXと云うのを見つけた。これならそのままの形で漬けられる。

明日はホームセンターに行って、この長方形のBOXを購入してこようっと。

また腰が痛くなりそうだが・・・。


■2021-10-20-Wednesday 選挙

総選挙の公示があり、

メディアの報道は一斉に選挙に染まった感がある。

コロナ感染者数もかなり減っているが・・・。

コロナ感染者数が減っているのに合わせて国会議員の人数も大幅に減らせばよいのに・・・。

各党の公約を比べてみると、どの政党も「バラマキ」ばかりである。どこも緊縮財政のことはまるで言っていない。コロナ禍の自粛の半強制で経済が疲弊したから、バラマキで立て直そうというのであろうが、金をばら撒いたところで、皆、貯金に回してしまって世の中には回らないであろうなぁ〜。

「金は天下の回りもの」である。回って初めてお金の価値があるのだ。貯めてはイケナイのであるが・・・。

コロナ禍は飲食、観光、運輸などに多大な損失を与えている。この分野は机の前でする事業ではなく、動かなければならない業種である。この分野が痛手を受けたら、中小零細企業がバタバタと潰れて、経済的に余裕の無い人たちの層が直接ダメージを受ける。それは、すぐに貧困につながることになる。バラマキで急場は凌げるかもしれないが、はやく経済を正常に回すことが肝要なのである。

ワクチンパスポートなんてのは愚策である。ワクチンは一度打ったら永遠に効果が続くものではない。2〜3か月で抗体が半減するのだから、早くに打った人の抗体は少なくなっているであろうに・・・。こんな愚策で経済を回わそうなんていうのは、お金と労力の無駄遣いをするだけで、かえって混乱を増幅させるだけである。

現金のバラマキ以外に何か知恵はないのだろうか?

昔読んだまちづくりの本の中に「地域通貨」のことが載っていたが、確か、期限付きの地域通貨札を発行して、その札を所持していたら時間が経てばドンドンと価値が下がっていくから、入手した人はすぐに使わないとならなくなると云う仕組みであった。つまり人々にお金は貯めるのではなく使うものと認識させるのである。経済を回す何か良いアイデアってないのかなぁ〜。

前回の総選挙はちょうど4年前の2017年10月であったから、当時、私は北大病院に入院中であった。9月の初旬から2ヵ月間も入院していたから、投票は出来ないのかなぁ〜と思っていたのだが、北大病院には入院患者用の不在者投票という制度があったのである。何でも経験しておきたいなぁと思ったので、さっそく申し込んで投票したのであった。その2017年10月18日に病院で書いたブログを下記の『』内に転載してみる。

『今日は09:30〜14:30まで、北大病院内のアメニティホールを会場にして衆議院選挙の不在者投票が行われた。

今回の選挙期間中は帯広には居ないし、11区の女性2人の一騎打ちはメディアでは「夫が共に11区で当選した政治家」だの「共に聖心女学院卒業」だのと共通点などをあげて囃し立てているが、私的にはサッパリ盛り上がらない。どちらも政治を家業にしているようで積極的に応援する気になれないから投票には行かないつもりでいたのだが、北大病院で不在者投票が出来ると云うのである。治療と選挙が重なるなんてことは滅多にないことであるし、何事も経験であるから、このブログの話のタネにもちょうど良いと思い直し、申し込んでおいたのである。

今日、投票できるのは事前に申し込んでいた人だけであるが、北大病院には北海道中から患者が来ているので、受付の係の人は大変である。受付は1ヵ所だけで、氏名のアイウエオ順でしか一覧表がないから、確認作業に時間が掛かる。今朝は寒かったし、会場が広いので行列を待つ間に結構身体が冷えたのであった。

まずは、①の番号の受付で、腕に付けた認識票で名前を確認してからピンク色の封筒を渡される。二重になっていて、外側の封筒には私の氏名、住所等を書いた紙が貼られている。その横に自筆で自分の氏名を書く。中のピンクの封筒には投票用紙が入っていて、②の場所にある衝立のところに行って、この投票用紙に立候補者の名前を書く。

北海道には12の選挙区があるがB4判の紙12枚の中から自分の選挙区の候補者名が書かれた紙を探しだして書かねばならない。衝立は3つあるのにこの紙は1セットだけしかないからこれも調べるのに時間が掛かる。

③の番号の場所に行くとテーブルには3人の係官が座って居て、1人目が中の封筒と外側の封筒の2つそれぞれに糊を付けて封をする、2人目が外側の封筒に日付印と投票場所(北大病院)のゴム印を押す。3人目が糊付けとゴム印を確認してから私に戻され、私が封筒を受け取って投票箱に入れる。

④〜⑥は水色の封筒になって「比例代表の党名」を書く用紙。党名の一覧表が貼ってないから分かり難い。⑦〜⑨は黄緑色の封筒で「最高裁裁判官」の×印を書く用紙になる。この3つを同じ手順で繰り返して終わりである。

病院ではこんな風にやるのかと経験しただけである。誰に投票したのか、はたまたしなかったのかは個人情報と云うことでヒ・ミ・ツ・にしておく』


■2021-10-21-Thursday 腰が・・・

一昨日は大根葉を洗浄してカゴに入れ水を切っておいた・・・

昨日はホームセンターに行って漬け物BOXなどを購入してきて、それに漬ける作業をした。

今回は大根葉の量が多いので、BOX一個では足りないと思い2Lのを2個、それとBOXの中に入れるビニールの漬け物袋と「伯方の塩」を1kg購入して来た。

雨が激しく降っているので、外では漬けられない。仕方がないので、ベランダで漬けることにしたのであるが・・・。

ベランダは普段は洗濯物を干す場所である。洗濯物に漬け物の臭いが付くのではと懸念するが、天気予報では明後日も雨であるから、今日中に作業をしてしまいたい。漬けたら臭いが発生する前に、物置に運ぶことにして漬ける作業を開始した。

中腰での作業はとても腰に悪い。腰のサポートベルトを二重に巻いて備えたのであったが・・・

入れ物はBOX2個ではまるで足りなかった!

昔使っていた丸い樽を物置から出して来て、それにも臨時に漬けることにした。重しを乗せて一日置けば、塩によって葉の水分が出てきて大根葉の量は3分の1くらいに減るから、量が少なくなったらBOXに漬け直すことにしたのである。

夕食前に3樽分の漬ける作業を終えたのであったが、腰と太腿の裏側の筋肉が痛くなってきた。一昨日の洗浄作業の疲労と、今日の漬ける作業が腰や足にかなりきているのであろう。

夕食後には、ゆっくりとお風呂に入ってから、マッサージチェアーでマッサージをタップリとし、筋肉痛消炎薬のチックを全身に塗りたくってベッドに入ったら、身体がポカポカと火照ってきて、逆に眠れなくなってしまった。

今朝起きたら、昨日よりも全身の筋肉痛がひどい。私の繊細な指先も荒れてザラザラになってしまった。

こりゃ〜高い漬け物代になりそうである。


■2021-10-23-Saturday マッサージ

大根葉の漬物作業で・・・

身体中の筋肉が悲鳴をあげている。身体中が痛いので馴染みのマッサージ師に頼んで施術してもらいに行った。

「坂本さん!いったい何をやったの? 肩、腕、背中、腰、足がかなり酷いことになっているよ!」とビックリされたのであった。

全身をいつもの倍の時間、たっぷりと揉んでもらって、なんとか少し楽になったのであった。

3年振りの作業であるから、私もその年数分だけ、歳を取ったということでもある。中腰の姿勢というのは普段はまったくならないから、思っていたよりも足腰から上半身にまで負荷を掛けるものなのだなぁ〜。

こりゃ〜来年も漬けるのはかなりキツイかもしれないなぁ〜・・・

どこかの企業が「大根葉の漬物」を商品化してくれないかなぁ〜。

野沢菜よりもよっぽど美味しいのになぁ〜。

1週間後くらいには程よく漬かるであろう。いまからとても楽しみである。


■2021-10-25-Monday 3年振りの大根葉

20日(水)に大根葉を漬けた。

3年振りの作業で、私にとっては重労働であった。

本来ならば、漬けてから2週間ほどは寝かせた方が美味しくなるのであるが、3年振りと云うこともあって、待ち切れなくなってしまい、まだ5日目ではあるが今日の夕方に試食と称して一把だけ取り出してきて食べることにした。

大根葉の漬物の独特の匂いが堪らない。

葉の色は綺麗な濃い緑色で、茎はそれよりも薄い緑色である。

サッと水洗いしてから、包丁で4〜5mmほどに細かく切る。

水を絞ってから器に入れて冷蔵庫に入れる。晩御飯が楽しみだ。

今年のとれたての新米の、炊き立ての温かいご飯に、細かく切った大根葉の漬物にサッと味の素と醤油を振る。これさえあれば、ご飯が何杯でも食べられるのだ。

私にとっては、まだ浅漬かりではあるが、3年振りと云うこともあってか、それでも美味しく感じる。スマホで写真に撮って娘たちに送ったら、すぐに「私も食べた〜い!送ってェ〜!」と返事が来た。我が家は全員、大根葉が大好物なのである。

今年は量もタップリ漬けたから来春ぐらいまでは楽しめそうである。


■2021-10-26-Tuesday 文化勲章・文化功労者

2021年度の文化勲章・文化功労章の受賞者の発表があった。

文化勲章には、長嶋茂雄(85)さんや、ノーベル物理学賞の受賞が決まったばかりの真鍋俶郎(90)さんら9人に、文化功労章には加山雄三(84)さんら21人が選ばれた。

この文化勲章とノーベル賞との受賞の順番がいつも気になっている。

普通はこの受賞の順番は逆なのではなかろうか?

まずは、日本の章を受章してから、世界的な受賞と云うのが普通なのではないであろうか?

今回の真鍋さんの受賞も、先にノーベル賞の受賞が決まってから、慌てて文化勲章の受賞が決まったような感じがする。

このようなことは過去にも何度もあった。

要は、日本の政府などが、本当の功労者を理解していないということであろう。人を見る目が無いのか、正当な評価をしていないのか、それとも鈍感なのか。

だから、ノーベル賞のような世界的な権威ある賞を受賞した方に、慌てて文化勲章を授与するというような情けない事態が続いているのだ。

このニュースを見て、ふと思ったことがある。

帯広市でも似た様な事態があるのではないかと感じたのである。

たまたま、ここ数日間、アンコールワットの研究と修復で世界的に有名な上智大学の石澤良昭先生が来年1月27日に生まれ故郷の帯広市に来られるイベントのお手伝いをしている。

イベントと云うのは、石澤先生と同じ出身校である帯広三条高校と上智大学の卒業生である浅野祐一さんが、私が専務として1996-2006までの10年間活動してきた「十勝環境ラボラトリー(TKL)」と云う地球環境問題に貢献しようと作った組織が、2000年の7月に「国際環境大学公開講座」の講師として招聘した石澤先生の講演会に参加して、石澤先生の活動に感銘した同窓の浅野さんが自動車などの寄贈を申し出たことに始まる。

以来、去年の12月には4台目を寄贈するまでになった。

その感謝状贈呈式がコロナ禍で延期、延期になり、ようやく来年の1月27日に帯広で開催する運びとなったのである。毎回、このキッカケを作った私が、事務局的なことを担当しているのだが・・・。

帯広市は来年、開拓140周年の記念式典を開催する計画があると言う。

石澤先生は今年84歳、奥様を亡くされてから急に老け込んでしまわれた感がある。

石澤先生はアジアのノーベル賞とも言われる「マグサイサイ賞」を受賞されている帯広が生んだ初めての世界的偉人である。

先生がお元気な内に、帯広市の「名誉市民」として顕彰してはどうかと考えたのである。

さっそく、市役所に献策したのであるが・・・


■2021-10-27-Wednesday 鑑定団出演1周年

テレビの人気番組「開運!なんでも鑑定団」に出演

してから今日27日でちょうど丸1年が経った。

私が出演した番組が放送されたのは2020年10月27日(火)20:55〜、北海道ではTVh(7ch)での放送であった。

去年の今頃もコロナ禍の真っ最中ではあったが、緊急事態宣言は解除されていて、GOTOキャンペーンが実施されていた時期でもあったので、私はテレビに出演する為に、2020年2月以来の上京を10月2〜3日に行ったのであった。

思えば、去年のこの時期に政府が指定感染症の5類に下げてさえいれば、今頃は日本の経済も元に戻っていたであろうに・・・、

菅首相は、専門家のまだ早いとのアドバイスで、下げるタイミングを逃したから、その後ずっと感染者数が増えたら緊急事態宣言、減れば解除と同じことの繰り返しを続けている。

今も、感染者数が少なくなっているから、今が5類に下げる絶好のチャンスなのだがなぁ〜・・・。

何度も書いているが、ワクチンは効果が長続きはしないのに、国民の大半は2回打ったら、もうコロナには罹らないとでも思っているみたいである。ワクチンパスポートなんてことを実施したところで、金と労力を無駄に使うだけで、混乱と差別を生み出すだけなのに・・・。

1年経っても同じことをやっているんだから呆れてしまうよ。


■2021-10-30-Saturday 「ラクレット」の

北の屋台「ラクレット」の店主の宇佐美明男さんが亡くなった。

28日の19時43分に誤嚥性肺炎の為に亡くなった79歳であった。

宇佐美さんは、駒澤大学同窓生の大先輩で、同窓会十勝支部では私の前の支部長として10年間務めていただいた。また、「北の屋台」の第一期生(2001年7月29日オープン)として「ラクレット」を開業してくれた人でもある。

北の屋台での開業以前は帯広市大通り南9丁目で「ワインケラー」と云うドイツレストランを営業していたが、その店を畳んで、夫婦でやれる仕事として「北の屋台」を選んでくれたのであった。

ラクレットと云うチーズ(半円形のチーズを電熱器で溶かしてジャガイモやパンにトロ〜リと垂らして食べるチーズで、アニメのアルプスの少女ハイジの中にも登場するチーズとして有名)を店名にして、北の屋台の名物料理のひとつにしてくれた。ドイツ人と言っても通用する様な日本人離れした容貌で、チーズに詳しく、頑固な一面もあった。

今、十勝はナチュラルチーズの生産地として有名であるが、宇佐美さんが果たした功績は大きいと思う。私がチーズ好きになったのも宇佐美さんの影響である。

「北の屋台」は1期で卒業して、北の屋台の道路を挟んだ向かい側の立花ビルの地階に、同じ店名の「ラクレット」を移転して4年程前までは営業をしていたが、腰を悪くして廃業をした。

仕事を辞めた後も、駒澤大学の同窓会には顔を出してくれていたが、コロナ禍でこの2年間は役員会も開けず顔も見かけることがなかった。

今朝の葬儀で、棺桶に眠る顔を拝見したが、トレードマークの顎鬚も剃っていて随分と痩せてしまっていた。

つい先日は北の屋台の「こころ」の親父さんの木村武博さんが亡くなったばかりである。「北の屋台」も開業20周年で、第一期生の店主が二人も続けて亡くなってしまってとても寂しい気持がする。あの世で、二人で北の屋台の話で盛り上がってください。合掌


■2021-10-31-Sunday 義父の七回忌

今日は義父の七回忌法要

歳とってくると「時の経過スピード」の早いこと早いこと!

何故にこんなに早く感じるのだろう?

もう七回忌?と感じてしまう。

緊急事態宣言が解除になったとは云えども、大勢が集まる法要開催にはまだまだ時期尚早と云う感じがするとの声が多い。

特にこういう親類などを集める会では、親類縁者たちもほとんどが後期高齢者であるから特に難しい。

案内状を出すにしても、はたして開催予定日に緊急事態宣言が解除になっているかどうかという判断を数ヶ月前にするのがこれまた難しかった。

結局、妻の実家にお坊さんを呼んで、私達家族と叔父夫婦の帯広在住の親類だけがお参りすることで行うことにした。飲食も一切やめにした。

コロナ禍と云うのは、こういう家族の重要な行事ですら思う通りには開催できない厄介なものである。

今日は衆院選挙の投票日であるから、法要が終わったら投票に行くが、選挙が終わったら、コロナ対策もこれまでの菅内閣とは変えて欲しいものだと願っている。

私は以前に、このブログに与党の圧勝ではないかとの予測を書いたが、メディアの予想では野党共闘が奏功して自民党が単独過半数を取れないとの予想である。果たして結果はどうなることやら・・・