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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2023-03-16-Thursday WBCイタリア戦

WBCの準々決勝イタリア戦が東京ドームで開催された。

長女夫婦は東北高校でダルビッシュと同級生で仲が良く、未だにメル友なのだという。ダルビッシュから「招待するから東京ドームに観戦に来て」とメールが入ったと喜んでいた。

ダルビッシュの先発予想は10日の韓国戦であったから、10日の日は朝からソワソワして、いつでも東京に行ける準備をしてダルビッシュからの連絡を待っていたと言うのだが、この日は連絡が来なくて落胆していたらしい・・・。

すると、「準々決勝戦に招待するから」との連絡が入ったと言う。ホテルと入場券も4人分手配するから子供を連れて家族4人で来てと言う。

まさか超忙しいダルビッシュ本人が手配するわけではなかろうが、気配りが嬉しいと大喜びしていた。

「前日の15日から入ってくれれば、ひょっとしたら会えるかもしれない」とのことで、ホテルも東京ドームの目の前にある東京ドームホテルをとってくれるなど前日からの手配をしてくれたのだと言う。

15日に東京ドームホテルにチェックインしたところから、私や妻のスマホに動画や写真が送られて来たが、東京ドームが真下に見えるとてもゴージャスな部屋である。

「すごいなぁ~。何でお前ら夫婦にこんなに親切にしてくれるのだ?」とメールを入れた。子供らを膝に抱っこして観戦するから、私たち夫婦も今から飛行機に乗って東京ドームに行きたい!と真面目に思った。

娘夫婦はいつダルビッシュから連絡が入っても良いようにホテルで待機していたらしいが、ダルビッシュから「練習終了後のマッサージ、アメリカ行きの準備などがあって残念ながら会えそうにない。せっかく来てもらったのに申し訳ない」とのメールが入ったと言う。そりゃぁ~そうだろうなぁ~。忙しい中を、ここまで手配してメールまでくれることに感謝しなけりゃ。

夜には「子どもがまだ小さくて外に食べに行くのは大変だろうから、何でも部屋付けでルームサービスを取って食べて」とのメールが入ったと言うが・・・。あのダルビッシュがそんな心配りまでしてくれるんだ!驚きである。そう言ったらば、娘から「ダルビッシュは人間的にも素晴らしい人なんだよ。子どもを産んだ時には私に食事は何を食べたら良いのかというアドバイスまでしてくれる細かい心遣いをしてくれる人なんだよ」とのこと。友達想いの人なんだなぁ~。

16日の昼間は後楽園で子供らをタップリ遊ばせて、18時頃には球場入りしたという。東京ドームの受付で「ダルビッシュ → 〇〇(苗字) 4枚」と書いたチケットホルダーを渡されたと写真に撮って送ってきた。

1塁側の良い席である。ちょうどピッチャーとバッターを横から眺める場所であるから、ピッチャーの球のスピードが体感出来る席である。きっと意識してこの席を用意してくれたのであろうなぁ。

東京ドームでは観客が一斉にスマホを使用するからであろう。電波が届かずに娘との連絡が不能になった。臨場感を味わいたかったのに・・・

私たち家族も帯広の自宅でテレビ観戦をした。

大谷の先発で始まり、4点先取したから安心して観られた。4人目投手としてダルビッシュが登板した。大谷とダルビッシュの継投なんて最初で最後の事であろう。ダルビッシュも1点を取られたが点差が開いていたし安定したピッチングだったから安心して観ることができた。無事に2イニングを投げ終えてくれてホッとしたが、これを現場で観られる娘家族が羨ましく思えたのであった。

試合終了後すぐに羽田空港に向かって移動し、17日早朝にはアメリカに向けて飛び立つらしいとの報道もあった。やっぱり今回は会うことは出来なかったようだが、ダルビッシュからは「俺も会いたかった—」ってメールが入ったと言う。

試合が終わっても相変わらずスマホが繋がらない。諦めて寝ていたら0時頃にスマホにメールがドンドンと入って来た。娘からの動画と写真の送付である。

目の前のホテルに帰って、テレビ電話で興奮している娘家族と話したら、私ら夫婦もその興奮が伝染してなかなか寝付けなかった。

娘の家族はダルビッシュのおかげで得難い経験をさせてもらったなぁ~。持つべきものは友人であるなぁ~。