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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2023-03-25-Saturday 天麩羅

妻が今晩のおかず何が食べたい?と聞く。

最近の晩御飯のメニューはパターン化されていて、レパートリーのローテーションが決まっているかのようである。

それと言うのも、私は食べ物の好き嫌いが激しいし、息子は甲殻類アレルギーで食べられない食材があるからだ。その息子が今晩は不在である。

妻へ出したリクエストは「エビの天麩羅が食べたい」であった。

一緒にスーパーマーケットに食材の買い出しに行き、天麩羅の材料を購入してきた。

とは言え夫婦二人きりであるし、夫婦共に小食なのである。

茄子、ゴボウ、サツマイモ、大葉などの材料は揃った。

しかし、肝心のエビは8尾入りのパックしか売っていない。「二人だけでこんなにたくさんのエビを食べられるの?」と聞くが「大丈夫!俺が食べるよ」と答えたのであった。

天麩羅を肴に夫婦だけの晩酌を楽しんだ。揚げたての天麩羅がとても美味しかったので焼酎のお湯割りも2杯目を飲んだ。最近は酒量が減っていていつも1杯だけで止めてるのに・・・。

夕食の後で熱~い風呂に入った。私は42~3度くらいのやけど寸前の熱いお風呂に入るのが好きである。

熱すぎるお風呂は身体には良くないと言われているのだが、ぬるいお湯の風呂は入った気がしないから好きではないのだ。

風呂から上がったら、なんだか気持ちが悪くなってきた。

胸がムカムカする。

天麩羅と2杯目の焼酎と熱いお風呂が相乗効果を発揮したのであろう。

段々と胸が苦しくなってきたので早々にベッドに入って横になった。

妻が「大丈夫?救急車を呼ぶ?」と心配するが、寝ていりゃ治るさとカツゲン(雪印の北海道限定の乳酸菌飲料)を飲んで寝た。風呂上りにはやっぱりナント言ってもカツゲンなのである。

ところが、どうやらこの甘いカツゲンが良くなかったようだ。

夜中の1時に胃酸が逆流する感じがして胸がムカムカしてきて目が覚めた。水を飲もうとベッドから降りる時に足がつった。痛さを堪えて居間にある薬箱から消炎剤の塗り薬を取り出し足に塗り、胃腸薬も飲んで再度寝たのであった。

天麩羅は好物である。

しかし、最近は食べられなくなっている。

胸がムカムカする「胸やけ」状態になるのである。

小食の老夫婦ふたり暮らしの家庭っていったい何を食べたら良いのであろうか?

少量だけ作る料理は美味しく感じないし、かと言って多めに作ると食べきれずに無駄にしてしまう。スーパーの総菜売り場で少量の出来合いを買ってきて食べるしかなくなるのだろうか?

好きなモノを自分で作って食べられなくなるのは困りものだ。人生の楽しさが半減してしまう。

いままで感じていなかったことだが、美味しいモノを食べることは人生を豊かにするものである。

暇になったら料理をやろうと思っていたのになぁ~。

我が家は昔から大人数だったから、少量だけ作るのは苦手だしなぁ~・・・。

年は取りたくないねぇ~。