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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2008-05-09-Friday 変な天候

なんて変な天候なのだろう!

今日の天気予報では北見網走地方では雪が降るという。ついこの間は同じ北見網走地方ではフェーン現象で30℃を越えたと言って驚いていたのに・・・

十勝地方も北見網走ほどではないにしろ、気温の上下幅があり過ぎる。半袖で良い日もあればストーブを点ける日もあるのである。これはやはり異常と言わざるを得ない。三寒四温てなもんではないのである。

今日は雨が降っているが、今年は異常に雨が少ない。降ってもお湿り程度ですぐに土も乾燥してしまう。南半球のオーストラリアは去年に引き続いて大旱魃だという。世界的な人口爆発や中国などの途上国の工業化による農地の減少や異常気象によって引き起こされるであろう食糧危機に対して、日本では人口が減少しているから危機意識がまるでないかのようだ。お金さえ出せば食料は簡単に手に入ると高をくくっているが、本当の飢餓が来たら食料輸入なんてそう簡単にはできないであろう。人は食べなければ生きていけないのだから。自らの生存がかかっている時に、食料より金銭を選ぶだろうか?金では腹は満たせない。最貧国と言われる国だって、いよいよの状態になったらいくらお偉方が金儲けをしようと思っても、国民側が命がかかっていれば黙ってはいないだろうし、おそらく暴動になるであろう。地球環境問題から言ってもフードマイレージが多すぎる国は非難される。

日本の食糧自給率が39%では心元ない。十勝は食料自給率1000%と自慢しているが人口が36万人しかいないのだから10倍の360万人分でしかないのだ。

この320万人分の余剰を活用した戦略的な振興策を早急に考える必要があると思う。農協のただ売れるところに売るだけの政策では足りないと思うのである。

都会に暮らす人間が貴重品を田舎に持って行って食料に替えた、終戦直後のような食料不足がそこまで来ているかもしれないのだ。