これがまた、時々不思議なことを起こしてくれるのだ。
一昨日、私が会社から自宅に帰宅する前に2本の電話が入った。最初は息子が出て、次は妻が出たが私はまだ帰宅前だったので不在の為、又後から電話を下さると言って切られたそうだ。
相手は先般、わざわざ神戸から私の「マジック資料館」を見に来てくれたマジック愛好家のYさんである。
私は帰宅してすぐにコンピュータのスイッチを入れ、メールの確認をしていた。すると、以前に「北の屋台」にご案内し説明をした神戸の「甲南大学の教授」からのメールで今年の秋に甲南大学で講義をして欲しいとの依頼である。
このメールを読んでいる内に神戸のYさんから電話が入った。
1週間ほど前に、私が整理出来ずに途方に暮れていた140本程のマジックのビデオテープを整理してあげるから送ってよこせと言ってくれたので、先週ダンボール2箱分のビデオを送っていたのである。
「到着したよ」という電話かと思ったら、「もう8割方整理が終わった」というのである。整理には1年は掛かるだろうなぁと思っていたので、とにかく驚いてしまった!。
一体、どうやったら140本ものビデオを3,4日で整理できるといううのだろう。まさにこれこそマジックである。
電話で「たった今、神戸の甲南大学から、今年の秋に講義をしてくれとの依頼が入った。今度は私がYさんのコレクションを拝見したい。」とすぐに申し入れた。
甲南大学にも、スグに了承のメールを入れておいた。
実にうれしい偶然である。
我がマジックの師匠である故ジミー忍師の奥さんに電話して、師のところにあるマジックの映像も送ってもらうことになった。
こうして、貴重な資料を共有し内容が充実していく事はとても良いことだと思う。後進の指導にも活用できるものになるだろう。