各政党が選挙用のマニュフェストを発表しているが、どこもかしこも人気取りの為のバラマキ政策にしか見えない。
給付金とか補助金とかいう類の金をただ考えもなしに出しては、ドブに捨てているようなものだ。金をばら撒いたところで根本的な問題解決にはつながらないし、日本人は元来、施しを受ける事を潔しとはしていない国民性があると思うのである。
ばら撒く金を集めて、国民が働ける場所なり、制度なりを作った方がよっぽど良いと思うのだが・・・。
確かに給付金や生活保護を受けるような窮地に陥った人は、とりあえずは救わなければならないが、一生、国が面倒をみ続けられる訳ではないだろう。
これからは、ますます国にも金が無くなっていくのだから・・・。
こんなバラマキをやっていたら、若い世代の人達に借金を押し付けるだけである。しかも働かなくても生活が出来るような保護の仕方を続ければ、働けるのに働かないという不届きな連中も跋扈し始めるだろう。そうなれば若者の勤労意欲を奪ってしまいかねないと思う。
緊急対策としての給付金のバラマキだけで、これからの日本を考えた政策が見当たらないように感じるのだ。
何だか、今度の選挙は史上最低の選挙になりそうな気配だ。