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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2009-09-17-Thursday 政権交代

16日に鳩山内閣が発足した。

一時的に細川内閣で自民党が9ヶ月間だけ下野したことがあったが、あの時は自民党が第一党であったから、今回の民主党が第一党になったこととはあらゆる面で事情が異なる。

なによりも、少なくても4年間(解散しなければ)は民主党政権が続くのだから、前回の様な官僚の意識的なサボタージュは出来ないだろう。この間に大改革をやり遂げて欲しいものだ。

恐らく、この政権交代で戦々恐々としている人間が大勢いるだろうなぁ〜と思う。

昨日、早速に佐藤内閣の沖縄返還時の米国と交わした密約を暴くということが流れてきたが、これは端緒にしか過ぎないだろう。これまでの自民党政権下では明るみにすることが出来なかった事項や事件の真相が明らかにされるかもしれないからだ。結構、政府関係者が関わって闇に葬られた未解決事件が多いのではないかと思っている。

混乱が出るだろうが、明らかにしてもらいたいことが多数ある。

私が一番期待しているのは、年金問題だ。もはや人口増加を前提とした年金制度は、人口減少社会では機能しないことは明らかであるから、一度、年金制度を解体して、新たに時代に合った制度を構築してもらいたい。私は年金制度改革が一番の経済対策だと思っている。将来が不安なままでは、刹那的な人でないかぎり、お金なんて使えないからだ。将来の不安を解消しない限り、現在の景気が良くなるはずがないからだ。長妻新厚生労働大臣には頑張ってもらいたい。

だが、あまり期待が高過ぎるのも考えものだ。上手く行かない時の落胆は倍になって返って来るからだ。

過剰な期待はせずに、かといって見放さずに、見守りたい。