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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2011-06-11-Saturday 駒澤大学同窓会十勝支部

私が会長を務めている、

駒澤大学同窓会十勝支部の総会が11日17時から、帯広市内の北海道ホテルで開催された。

この総会に先駆けて、14:30〜同じ北海道ホテルの会場で、「駒大とかち寄席」と称して、先の東日本大震災の被災者の方々に義援金を送ろうとチャリティ寄席にすることを企画した。

毎年、駒澤大学の総会の日には、同じ駒澤大学同窓の芸人やスポーツ選手などを招聘して講演会などを開催し、駒澤大学の名前を同窓以外の一般の方々にも広める活動をしている。

このところは落語ブームという背景もあり、三年連続で三遊亭王楽さんを招聘しているのだ。

三遊亭王楽さんは、先代5代目の三遊亭円楽(顔の長い)の最後の27番目の弟子で、王楽さんの父親は、日本テレビの笑点でピンク色の着物を着て「仕事が無い、仕事が無い」と言っている三遊亭好楽さんだ。好楽さんも5代目円楽の弟子であるから、好楽、王楽は親子でありながら、兄弟弟子という不思議な関係でもある。

3年前に王楽さんを初めて帯広に招聘した時には、これまた5代目円楽の弟子で、駒大同窓の三遊亭貴楽さんと王楽さんの2人を呼んで十勝支部創立十周年記念の駒大とかち寄席として開催したのである。

去年も今年も普通の年なので予算が少なく王楽さんだけを招聘した。

王楽さんは2年前に帯広に初めて招聘した時にはまだ二ツ目であったが、そのすぐ後の平成21年秋に真打ちに昇進した今年33歳の若手落語家で、駒澤大学英米文学部卒業である。大学在学中は父親の職業である落語にはあまり興味がなく、駒澤大学の落語研究会には所属していなかったというから面白い。

最近はテレビにも良く出演するようになった人気上昇中の落語家である。

11日の9:20とかち帯広空港着の飛行機で東京から来てもらい、中札内村の六花亭の美術村た、花畑牧場などを車(通過しただけ)で案内した後、十勝野フロマージュというナチュラルチーズの工房に案内したが、赤部社長さんがいらしたのでちょうど良いタイミングであった。

王楽さんには十勝をゆっくり紹介したいのだが、売れっ子だから今日は帯広に宿泊しないで最終便で東京に戻って12日日曜日の昼に仕事が入っているという。聞くと明日の夜には、またトンボ帰りで、帯広のノースランドホテルで、笑点メンバーの歌丸、円楽(6代目)、好楽らと一緒に、笑点のスポンサーの日本香堂の仕事が入っているというから笑ってしまった。

芸人は忙しいのが何よりである。

今回の駒大とかち寄席は、入場無料だが、入口にチャリティ募金箱を設置して義援金を募った。観客は200名以上の方々に来ていただき、募金額も85000円程も集まった。

冒頭の私の挨拶で「今回集まった義援金は、とろい日本赤十字には送らずに速やかに手渡せるところに送ります」と言ったところ会場からすごい拍手が巻き起こった。観客も日赤の対応の遅さに呆れているようである。

王楽さんには3席も演じてもらい、観客の方々も満足してくれたようで、来年も是非開催して欲しいという声を数十人から掛けられた。嬉しいことだ。

17時からの総会の出席者はややさびしい人数に減ってしまう。どこの大学のどこの地域も同窓会への参加者が年々減っている傾向にあるという。出身学校に対する愛着は持ちたいものだと思っている私としてはさびしい気持ちがする。来年はもう少し、総会への参加者も増える様な工夫をしたいと考えている。