ゴルフの全英オープンをテレビで観るせいである。
今年はサンドウィッチという町のロイヤル・セントジョーンズ・ゴルフクラブで14日から開催されている。
日本からは石川遼、池田勇太、藤田寛之らが参加したが、予選を通過したのは池田勇太一人であった。
毎度、全英オープンの開催されるゴルフ場の映像を観る度に、良くこんな場所でゴルフが出来るなぁ〜という感想が先に出て来るほど、難しそうなゴルフ場だ。
いわゆるリンクスタイプといわれる海岸沿いのコースだが、大きな樹木が生えていないから風の影響も大きいし、第一目標物が無いから方向を定めるのが難しいと思う。そこにラフの草の深さと壁の高いポットバンカーや固いグリーンだから、世界の一流選手らが、ピンに容易に寄せられないし、短いパットも外して苦労している。
私だったらと考えると、キャディが居る日本のコースならまだしも、あのコースでキャディが付かないセルフプレイなら、きっと3ホールも終わらない内に、ボールを1ダースは無くしてしまうのではないだろうか?
予選を通過した池田勇太以外の日本人選手もきっと「やってられないよ〜」という感じだったのではなかろうか?
池田選手も3日目を終わって+5だから、優勝は難しいが、少しでもスコアを上げて上位に行って欲しい。
一方、日本の女子ゴルフ界では、スタンレーレディースで有村智恵が15日の第一日目にアルバトロスとホールインワンを達成した。男女プロゴルフを通じて同一日に達成したのは初めてだということだ。なんでも一般ゴルファーは365日毎日1ラウンドプレーをしても3万年も掛かる確率だという。
私も死ぬまでに一度はホールインワンを達成したいものだ。