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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2011-10-09-Sunday 猿の惑星

9日昼に映画「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」を

妻と2人で「夫婦50歳割引」で2000円で観て来た。

この映画の元ネタは1968年に、猿が支配する星に辿りついた宇宙飛行士役でチャールトン・ヘストン主演で作られた映画である。

当時の映画は特殊メーキャップの手法が使われ出した頃で、この時も何時間も掛けてメーキャップする模様が、映画雑誌スクリーンなどに載っていて、こんなに面倒なことをしながら映画を作るのかと感心したものだった。

大ヒットした映画だから、例によってその後続編を4編ほども作ったが、第2作目の「続猿の惑星」があまりにもつまらなかったので、それ以後の続編を私は観ていない。

私は、映画大好き人間であった父に連れられてリアルタイムで小学生の時に「猿の惑星」を映画館で観たが、その当時の感想は「そんなバカな!」と思った程度であった。しかし、長じてその後何度もテレビで放映される度に観ては考えさせられている映画でもあるのだ。

今回の映画は、地球が何故に「猿の惑星」になったかの謎を示す映画でもある。

私の興味は、「ロード・オブ・ザ・リングス」のゴラム役をエモーション・キャプチャーという手法で演じたアンディ・サーキスと云う役者が、チンパンジーのシーザー役を演じるというので、果たしてどんなチンパンジーになるのかというところである。

映画は猿がビルの壁を昇る場面など、やたらとCGを使っているので、何となくウソっぽい画面が多かったが、シーザーの表情だけは逆に気持ち悪いくらいにリアルで、その落差が全体的にとても気になった。

アルツハイマー治療薬を実験投与されたチンパンジーの息子(シーザー)が突然変異で、知能が飛躍的に優れるようになっていき、やがて・・・という内容であるが、人間が踏み込んではいけない領域というものをわきまえていないと大変なことになるぞという警告を含んでいる。

人間の「おごり」と云うものを考えさせられる映画である。