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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2012-05-30-Wednesday 新聞記事から

昨晩と今朝の新聞を読んで

いくつか気が付いたことを書くことにした。

まずは釧路の水産加工会社社長(80歳)が妻の殺害容疑で逮捕された件だが、10年前に妻を殺害していて、自分の会社の冷凍庫に死体を入れていたと云うから驚きだ。

留萌市に暮らす妻の弟が釧路警察署を訪ねて「数年前から姉と連絡が取れない。義兄に聞いても曖昧な返事しかしない。」と相談したことから発覚したと云う。妻は生きていたら71歳になると云う。10年前の犯行時には夫が70歳で妻が61歳だったことになる。こんな年齢にもなって夫婦喧嘩で妻を殺してしまい、死体を冷凍庫に保管(遺棄)するなんて、一体どんな理由があったと云うのだろうか?

周りの人達には「家を出て行った」とか「母親の付き添いに行っている」と言っていたというが、近所の人も10年間も顔を見なかったら不思議に思わなかったのだろうか?

それより、なにより、この夫婦には釧路に住む長男と長女もいると云うではないか。この2人には「旅行に出掛けている」と言っていたというが、何とも薄情というか、親の事も気に掛けないドライというのか。とても信じられない対応だ。これも現代社会の家族関係と云うものなのだろうか?

次に東京ディズ二ーシーのアトラクションで、ディズ二ーランドも含む開園以来初めての事故が起こったと云うニュースだ。

怪我をした34歳の男性は何と帯広市の会社員で一人で来園していたらしい。「レイジングスピリッツ」と云うジェットコースターに似たアトラクションらしいが、私は乗ったことがない。6人乗りのトロッコが2連結された車両が高所から猛スピードで下降したり、空中で回転したりするアトラクションだそうだ。この安全バーが下りなかった為に、この男性は降りようとして乗り場に片足を踏み出して2mほど引きずられたと云う。

確かに、安全バーが降りない状態で空中回転されたら放り出されてしまうからもっと危険な状況になるので、この男性が咄嗟に降りたのは正しい判断だったろう。

問題なのは、安全バーが降りないのに動き出したことだ。ディズ二ー大好き人間としてはディズ二ーランドの安全神話が崩れなければ良いと思っているのだが・・・。

3点目は昨年12月に札幌市内の大型店で女子高校生のスカートの中を靴に付けた小型カメラで盗撮しようとして現行犯逮捕された日高管内浦河町の男性中学教諭(48歳)が、静内簡裁から罰金30万円の略式命令を受け、3月28日に道教育委員会から停職2ヶ月の処分を受けていた。

この2ヶ月の停職期間が過ぎた5月29日に元の学校に復職したが、保護者らが猛反発しているというニュースである。

同様の事例では教諭が自主退職するのがケースとなっているが、この教諭は「教師を続けたい」と希望しているという。

犯罪者の社会復帰を妨げるつもりは毛頭ないが、学校教師と云う立場では如何なものだろうか。

女子高生のパンツを盗撮するというのはロリコン趣味か性的倒錯者である可能性が高いと思うのである。ましてや、持っていたカメラで思わず写してしまったという偶発的な犯罪ではなく、用意周到に靴にカメラを設置しての犯行であるから完全に計画的な犯罪である。

女子中学生を持つ親にしてみたら、そんなヤバっちい人間が居る学校には自分の娘は通わせたくないと思うのは当然のことであろう。

教諭本人が辞めたくないのは判る。本人にとってみれば、女子中学生が沢山いる中学は天国に居るようなものだろうから・・・。

しかし、何故に、教育委員会などはこの教諭を辞めさせられないのだろうか?

本来なら懲戒免職ではないのか?

これまではこの様なケースだったら、教諭側が自主退職を願い出ていたのだろうと思う。その場合、退職金の問題があるのだ。懲戒免職処分なら退職金は出ないから、仲間内に優しい教育委員会は温情を掛けて停職処分とし、自主退職してくれることを願ったのだろう。

ところが、この教諭は恥知らずな厚顔人間だから、それを逆手に取って「教師は辞めたくない」と言い出したのだろう。一旦下した処分を、重く変える事は出来ないから、もうこうなったら懲戒免職には出来ないのだ。

恥知らずな人間には、法律を盾に取って生きるという手段がこの国にはあるようだ。