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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2012-06-06-Wednesday 冷暖房工事

会社で冷暖房機器の入れ替え工事が

先月の28日から始まった。

以前の冷暖房機器は「サニーデパート」と云っていた時期の総合冷暖房機器であったから、地下一階、地上6階建てのビル全体の冷暖房を担う大型の機械が設置されていたのである。

20年前の平成4(1992)年5月に社長であった父が他界した翌年に、物販ビルから飲食店ビルに大きく方針転換してリニューアルし、地下から3階までは居酒屋が中心のビルに生まれ変わらせたのであった。

当時の帯広中心街は、ビルがドンドンと新築され、床面積は過剰供給状態にあったので、新しいビルは、古参の我が社をターゲットに、入居しているテナントの引き抜きを頻繁にしていたのであった。

物販テナントと云うのは什器備品を移動させるだけで簡単に引っ越しが可能なのである。だから「家賃を坂本ビルよりも安くするから移ってこないか?」と誘うのである。内装に掛けた費用が数年で元が取れるような安い家賃にして引き抜いていくのだ。そんな程度の低い連中と家賃の価格競争をやっても体力を失って自滅するだけである。

そう云うビルオーナーには商業倫理もヘッタクレもないからだ。その場しのぎに、そういう汚いやり方をやっていたビルは現在ほとんどが倒産して空きビルや空き地になっているから、商売と云うのは正直に長〜くやるのがやはり王道なのである。

居酒屋ビルに変更したことで、事務所系とは営業時間が合致しないから、居酒屋系の各テナントは単独で冷暖房機器を取り付けることになった。

7フロアー分の能力のある機械を事務所系の3フロアーだけでしか使用しないからエネルギー効率が非常に悪くなったが、機械自体は数年前に交換したばかりであるから、その時点で入れ替えるのはモッタイナイ。

そのまま毎年メンテナンスを繰り返したので20年間も機械がもってくれたが、さすがに機械の寿命が来たようだ。

いよいよ昨年から機械の入れ替えを検討することになったのである。

金融機関からの借金の目処もたったから、冷暖房の端境期である6月一ヶ月間で工事をする計画を進めてきたのである。

5月28日から工事が始まり、今日から3日間は事務所の工事に入る。「工事で仕事にならないから社長はゴルフにでも行って下さい」と社員が言うので5日はゴルフに行くことにした。