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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2012-08-29-Wednesday オイオイ!

オイオイ、日本の政治家って

どんな頭の構造をしているのだろうか?

あまりにも最近の政治はバカバカしいから政治に関するコメントは書かないようにしてきたのだが・・・。

今日の夜、参院で野田首相の問責決議案が野党の賛成多数で可決された。首相で問責決議を可決されたのは野田首相で3人目だそうだ。前2人は福田・麻生の自民党の首相である。

この問責決議に至るまでの経過もバカバカしい。

民主党は参院では通るはずのない選挙制度改革法案を強引に衆院で可決した。この可決のし方も「民主党は選挙制度の改革もやっていますよ」という国民向けの選挙用のポーズでしかなく。それに反発した自民党が他の野党などが出した問責決議案に乗っかって賛成したことで問責決議案が参院で可決されたというわけだ。

参院の問責決議は、衆院の内閣不信任案とは違って拘束力がないから、わざと自民党を挑発して喧嘩をし、先の「近い内」を反故にする狙いなのはミエミエの戦略とはとても言えない稚拙な方法である。

自民党も自民党で、他の野党が出した問責決議案には先の自民・公明・民主の3党合意で消費税増税案を可決したことに対する反対も理由に載っているのに、可決させる為には、他の野党案に投票しなければ成立しないということもあって、自分で自分の行動を否定すると云う訳の判らない行動に出た。これは事前の野党間の水面下での調整の失敗もあったが、それだけ自民党の力が落ちていることの証左であろう。

これでは幼稚園児が「おまえのカァ〜ちゃん出べ〜そ〜」と言って喧嘩しているのと同程度の幼い争いである。

これで事実上、国会は休会になる。赤字国債発行の為の特例公債法案も可決できずに終わったから、これから地方自治体は国からのお金が入って来ずに銀行などから借りなければならなくなるだろう。当然、銀行から借りたらその利息を払わなければならないのだから、余計な金が掛かるということである。

私は大阪維新の会の橋下市長が良いとは全く思わないが、彼が言うところの「衆院議員数半減、参院廃止」は国民におおいに受けるだろうことは明白だ。これでは益々彼に利するだけである。

国会議員ってハッキリ言ってバカしか居ないんじゃぁないのか?