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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2012-10-21-Sunday エマニエル夫人

映画「エマニエル夫人」で

主役を務めた女優のシルビア・クリステルが60歳と云う若さで死んだことが18日に明らかになったという新聞記事を見掛けた。

「エマニエル夫人」は1974年の公開とあるから、日本では一年遅れくらいの公開だろうか?

あまり記憶が定かではないが、確か日本での公開当時、私は高校1年生ではなかったかと思う。

友人と一緒に映画館に観に行ったように記憶しているのだが・・・、と云うことは成人指定の映画ではなかったと云うことだろうか?

それとも校則の禁を犯して、停学覚悟で観に行ったのだろうか?その辺はあまりよくは覚えていない。

当時、邦画は観客が激減していた時代で、日活はロマンポルノだとか東映でもピンク路線の映画をやっていた。しかし、18歳未満禁止の映画であったから中学生や高校生では当然観ることは出来ないし、いくら性に興味があったとしても、日活ロマンポルノに出ている女優は私らの年齢にしてみたら、いかにも「おばさん」と云う感じがして、好みのタイプというか性の対象にもならない女優であったから、観たいなどとは全然思わなかった。

しかし、シルビア・クリステルは21歳くらいでエマニエル夫人に出演していたから、なによりも若かったし、私の年齢とは5〜6歳しか離れていない。邦画のポルノに出るおばちゃん女優とは可愛さがまるで違っていたのだ。

当時はこんな可憐な女性がポルノ映画に出るのかと驚いたくらいである。

映画も、音楽も良かったし、ソフトな映像で汚らしさがなく、女性の観客も多かったはずである。

シルビア・クリステルは60歳で亡くなったが、60歳ならかなり容姿も衰えていただろう。

私の大好きな女優のマリリン・モンローのように30代で謎の死を遂げたら伝説になったかもしれない。

美人や二枚目よりも先日亡くなった大滝秀治みたいな個性的な俳優の方が長続きするのだろうなぁ。

そう考えると美人女優と云うのは、実は可哀想な存在なのかもしれない。