日本シリーズ第5戦は何と言う凡戦であったことか!
台無しにしたのは、巨人の加藤捕手の4回表の打席でのトリックプレーである。
昨日に引き続き、銭湯に行って風呂に入りながら見ていたが、案の定、吉川投手が自信無げな投球で打ちこまれてしまった。
栗山監督はもっと早くに投手交代をするべきだったが・・・。
それでもまだ逆転可能な点差であったのだが、加藤はバントの構えをしたが、2番手の多田野投手の投げたボールはやや内角高めであったが、高いだけでビーンボールのような危険な球ではなかった。加藤の前傾姿勢がバントにいったから大きかっただけである。
加藤はその球を上手く避けて、身体はおろかバットにすらかすってもいないのに、頭を押さえて痛そうにグランドに転がったのである。
そうしたらベンチから原監督が出て来て抗議したら、アンパイアは投手に危険球退場宣告をしようとした。栗山監督も出て来て執拗に抗議したが判定は覆らなかった。
日本シリーズのような日本一を決める場で、このようなトリックプレーをして勝っても後味が悪かろうに・・・。
しかも巨人は勝っているのに・・・。日本ハムは意地でもこの回を0点に抑えたかったが、1点が入ってしまった。これで精神状態はプッツンだろう。日本ハムはヤル気を失ったように感じた。
その後の加藤の打席では、ものすごい大ブーイングの嵐であったが、こんな光景は日本の野球では初めてではないのか?
あぁ、それなのに空気を読めない加藤はレフトオーバーの2点タイムリーを打って得点は8対2になってしまった。
何ともこの試合は加藤によってドッチラケの試合になった。
ふざけるなよ原巨人、そうまでして勝ちたいか!
日本シリーズ史上最低のトリックプレーとアホな主審のせいで、せっかくの面白かったシリーズが台無しである。