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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2012-12-27-Thursday 詐欺だろう

結党わずか1カ月で

日本未来の党が分裂した。先日、亀井静香がゴタゴタは嫌だと言って離党を表明したばかりである。

嘉田代表は「小沢一郎氏とは家風が違う。これ以上、一緒にやらない方が個性を出せる」と言ったという。そんなこと最初から分かっていたことだろうに・・・。

日本未来の党は27日午前、両院議員総会を開き、嘉田由紀子代表(滋賀県知事)が年内にも分党することを決めた。

16日の衆院選後、嘉田代表は、阿部知子衆院議員を共同代表とする人事案を提示したが、小沢系議員がこれに反発し、小沢一郎を共同代表とするよう要求して対立が深まっていたが、この小沢一郎への処遇をめぐって、嘉田代表と小沢系議員の対立が激化したことが原因だそうだ。

小沢系議員の15人が離党して新党を結成するとのこと。

嘉田代表は社民党政審会長を務めた阿部知子衆院議員と党を存続させる意向のようだ。

所属議員が5名未満なら政党要件を満たさないから、政党交付金がもらえなくなるのではないかと思ったら、未来の党は衆院選で2%以上の得票があったため、所属議員が5人未満でも政党要件を満たすのだそうだ。

小沢一郎がなぜ、この年の瀬に分党かと思ったら、その背景には政党交付金支給の問題があった。交付金の算定基準日は1月1日で、その時点の国会議員数などに応じて額が決まる。次の基準日は夏の参院選後となるため、年内に新党を結成しなければ参院選までの間、政党交付金が支給されないからだという。

オイオイ、日本未来の党で小選だろうに、後の14人は全員比例区からの当選だぞ。ということは「日本未来の党」と書いてもらった票で当選したのではないのか、それが当選後わずか2週間足らずで離党するだって!

これではまるで詐欺だろう。選挙民をバカにするにもほどがあるゾ!

劣勢だった「生活が第一党」だが、何とか選挙を有利にするべく嘉田由紀子滋賀県知事をうまく丸め込んで代表に引っ張り出し、小沢一郎隠しで選挙を戦ったが、結局この戦法は丸見えで完全に失敗に終わったから、もう嘉田は邪魔だという訳だ。

小沢一郎はこれでダーティなイメージが益々増えるだろう。もうこれで彼の政治生命は終わりだろう。あまりに国民を愚弄している。