温泉に行ったら、券自販機の前に大きな張り紙がしてあって、エコ入浴日だとかで大人一人の入浴料が今日は100円だと云う。
エ〜ッラッキ〜!
先月の「しゅん」と云うフリーペーパーの特集が「銭湯・温泉」であり、そこに各種のクーポン券が付いていた。
普段はクーポン券など使わないが、温泉なら使ってみようかと思い立ち、切り取って冷蔵庫に磁石で張りつけてあるのだ。
普段の大人の入浴料金は420円である。回数券を買えば11枚綴りで4200円だから一回が382円になる。
クーポン券を使えば一人300円で入れるし、雑誌の中にある特集用のクーポン券だと一人がタダになるから一人210円で入れることになる。
それが14日は一人が100円だと云うのだから、これは安くてありがたい。
帯広の温泉は「モール温泉」と云う「植物性温泉」で日本唯一、十勝にしか湧出しない。茶褐色をしていてツルツルしていて、肌にも優しいし、湯冷めもしにくい。
世界中でもドイツのバーデンバーデンと十勝にしか湧出しないと云うから世界でたった二ヶ所の特殊な泉質だ。
バーデンバーデンは温泉保養地として世界的にも有名な場所だから、十勝ももっと上手く宣伝すれば良いのに、意外と知られていない様だ。どうも十勝の人は宣伝が下手な様である。
その素晴らしい温泉にたったの100円で入浴出来ると云うのだから幸せである。
14日一日だけと云うのも寂しいが、でも温泉で温まり、気持ちも温まり、すごく得をした気分の一日であった。