2㎝程度の降雪であったが、この時期に2日続けて降るのは珍しい。
相変わらず、日本列島のあちらこちらで地震が起きているし、なんだか嫌〜な雰囲気である。
物事の本質を理解出来ずに、表層に現れていることでしか考えられない奴が多くて困る。
3月25日付けの十勝毎日新聞「論壇」欄に掲載された私の「現在(いま)が良ければ・・・」と云う文章が物議を醸しているとのことだが、私は事の本質を捉えて書いたにしか過ぎない。本質論からするとTPPが損だとか得だとかという類の論議はナンセンスなのだ。
グローバリズムがさも素晴らしいシステムであると信じ込んでいる人に、あれは極々一部の人達の金儲けの手段であって、人類を幸福にするシステムではないと諭したところで無意味だろう。世界を一つにしようなんて云うマヤカシに乗っかっている人は、新興宗教を信じている連中と大差がないからだ。
TPPは日本にとって得だと唱えていた連中も、アメリカが自動車は別にするとか、農業の例外は認めないだとかと言っているのを聞いたら、日本にとって得なことなど何も無いことが分かってきたのではないのか?
所詮、グローバリズムはパックスアメリカーナの最後のあがきに過ぎないクダラナイ理論だ。
世界を一つにする必要なんてまったくない。
日本の政府は、アメリカとの安保条約で守ってもらっているとの認識からアメリカ政府の言いなりになっているが、アメリカは日本なんて守ってはくれないぞ。
自分の国は自分で守る。そして言いたいことはハッキリ言う。そうしなければ日本の未来はない。
日本はまだアメリカに占領されたままの国でしかない。