MINI COOPER の 新車種 PACEMAN が我が家に来た。
北海道では第一号の納車だとディーラーの人が言っていたが、北海道ではまだ私しか乗っていないというのはなかなか気分が良いものである。
自動車の運転は好きではないし、車はまともに動いてくれさえすれば良いのだと思ってはいても、大勢の人が乗っている車には乗りたくない。あまり他人が乗っていない個性的な車に乗りたいという変な心理が働いている。たぶん見栄っ張りの性格なのだろう。
午前中に妻と帯広神社に行って「車祓い」を受けて来た。我が家では昔から新車が来たら神社でお祓いをする習慣があるのである。
別に神様の存在を信じている訳ではないのだが、神社でお祓いを受けないと、何となく心が落ち着かないのだから不思議なものである。これが日本人のメンタリティーと云うものなのかもしれない。
今日は午後から、帯広青年会議所のじゃがいもクラブのゴルフコンペが帯広白樺カントリークラブで開催された。
先週開催された信金のコンペではハーフ50打を叩いてビリから3番目と云うブビー賞も取れない中途半端な成績に終わっているから、今回は名誉挽回しなければならない。
新車を駆ってゴルフ場に向かった。
神社でお祓いを受けたのが良かったのか、今日は運が良い。インスタートの第1組目でスタート、前半のインコースは41打、後半のアウトも8番を終えて2オーバー。
最終9番をボギーで上がっても2アンダー、パーなら3アンダーだなと計算したのがまずかった。
このじゃがいもの白樺CCでのコンペでは毎年、アンダーパーが十数人も出るのが通例になっている。去年も優勝者は7アンダーで、アンダーパーが13人も出た大会なのだ。
じゃがいものルールでは優勝はハンディが2割アップ、準優勝は1割アップで、しかもアンダーパー分のハンディが次回からアップするようになっている。例えば、7アンダーで優勝したハンディ10の人は、10の2割アップで8、更にアンダー分の7打がアップになるから次回ハンディが1ということになってしまうのである。
年6回開催で年間優勝を狙うなら初回で優勝すると次回から辛くなってしまうのだ。
しかも去年の例で云えば、−3のスコアなら8位程度にしか入らないからポイントが1ポイントぐらいが追加されるだけで、次回ハンディが3もアップするのでは年間の戦略としては最もまずいことになる。
こんなことが頭をよぎった。
9番は415ヤードのパー4でかなり難しいホールであるが、ティショットはほぼ完璧、残り160ヤードであるがオンさせるには左側の山を越えなければならない。あえて2オンを狙わずに、絶対にオーバーしない8アイアンで打ってグリーン手前から攻めることにしたが・・・。
こう云う不遜なことを考えたからだろう。ボールはディポット後にスッポリと入っていた。7ヤード程度の寄せはダフッてミス。結局ダボの6打で上がって40打。イン41打、アウト40打でグロス81打、ハンディが9.9だからネット71.1の0.9アンダーであった。
これなら10位程度で次回のハンディも0.9打アップするだけだからと思って待っていたら・・・。
この日はゴルフ場の芝の状態が良くないが、ノータッチでのプレーであった為か、上がってくる人のスコアがあまり芳しくないのだ。
結局、私の成績は3位(上から5番目)であった。こんなことなら最後の9番もしっかりプレーしておけば・・・。しかし、レバ、タラは禁物である。あとのまつりであった。