背中や太ももの裏側が痛い。
昨日のマジックの師匠、故ジミー忍師夫人のマコママから送られて来た約700個のトランプの整理を、田植えスタイルで150分間もやったせいだろう。
それでなくても腰が悪いというのに・・・。
筋肉痛を和らげる塗り薬やシップを貼ったが、そう簡単に痛みが消える訳ではない。
太ももの裏側の痛みというのは、トイレの便器に座る時に特に痛みを感じるものだなぁ。
午前中はベッドにうつ伏せに寝て本を読んでいたが、午後からは映画を観に行こうという。
私たち夫婦は帯広の映画館のお得意さんである。月に4本は観に行っている。
だが、どうも支配人のセレクトに不満がある。私たちが本当に観たい映画を上映してくれない傾向がある。
先々週は「風立ちぬ」、先週は「少年H」を観ている。大人の鑑賞に堪えるものは「スタートレック」「ワールドウォーZ」「ローンレンジャー」ぐらいしかない。
予告編を観たら「ワールドウォーZ」は人間がバタバタと死んで崩れていく様子があったので気持ち悪いから夫婦ともに観たくないと意見が一致した。どちらかというと私は「スタートレック」の方を観たかったのだが、SFよりはまだ西部劇の方が良いということで「ローンレンジャー」にすることになったのである。
「ローンレンジャー」は私が幼少の頃にテレビで見たことがある。私の年代の男の子ならマスクを付けてローンレンジャーの真似事をしたことがあるのではなかろうか?パカパッカパッカパッパッパーと馬の蹄の音でウィリアムテル序曲を口で言いながら「ハイヨー、シルバー」と叫んでいたのを記憶しているが、でも内容はほとんど覚えていない。
ディズニー映画でパイレーツカリビアンのスタッフが作った作品だというが・・・、確かにお金は掛かっている映画だなぁ〜とは感じた。
お金を掛け過ぎたわりには興行収入が悪かったとかで、製作にも関わったジョニー・デップが引退すると言ったとか、言わなかったとか・・・。
まぁ、そこそこ楽しめる映画ではあったが、時々、監督の意図が分からなくなる場面があった。
ストーリーテラーを務める、ジョニー・デップ演じる老人のトントは、人形なのか人間なのかがよく分からない。一体どういう意味が込められていたのだろうか?