私がゴルフに行っている間に妻は一人で映画「陽だまりの彼女」を見に行っていた。
ジャニーズの嵐の松潤だかという奴が主演の映画だそうだ。相手役の女の子がのだめカンタービレの上野樹里だというから、映画好きの私もさすがにこの手の映画は見ないから付き合わされなくて良かった。
見て来た妻は、松潤がキレイだったし、心が洗われるような映画だったと云う。完全に中年のおばさんの見方である。
映画館の予告編で「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」というアニメ映画の予告編を見て、妻が是非見たいと言う。
この映画も心洗われるような良い映画だというのである。普段どれだけ心が汚れているのだろう。
昨晩はゴルフの打ち上げ会で飲み過ぎてしまって具合が悪いから家で寝ていたかったのだが、夫婦50歳割引きで見にいけば一人1000円で見られるから行こうと言う。前日の映画は一人で見に行っているから1800円が掛かっている。後200円出せば2人で見られるのだからと言うのである。
まぁ、寝ているよりは良いかと一緒に付き合うことにした。まぁまぁ面白かったが、場面が回想シーンと現在とがひっきりなしに入れ替るので、頭が少々ゴッチャになる。
妻は宮崎駿の「風立ちぬ」より面白かったというが、私は「風立ちぬ」の方が良かった。私は映画を見て面白いとか、興奮するとかと云うことはあるが、心洗われるようなことはない。やはり男と女では感覚が異なるのかもしれないなぁ。