26日午前に安倍首相が靖国神社を参拝したというニュースが流れた。
現職首相の参拝としては小泉首相以来7年4ヶ月ぶりだという。
安倍首相は前回の首相就任時に参拝出来なかったことを悔やんでいたというから、今回は1年目ということで参拝したのだろうが・・・。
私は、中国や韓国が、日本の政治家の靖国神社参拝をとやかく批判することは好ましく思っていないが・・・。
しかし、政治の外交というのは相手国があることだから、おもねるわけではないけれども、中国や韓国との間がギクシャクしているこの時期に、いたずらに相手国を刺激する今回の参拝は如何なものだろうかと思う。
相手が暴走しているときには、こちらには非が無くても一旦停まって周りの状況や様子を眺めなくては、いらぬ被害がこちらに及んでしまうケースだってあるからだ。
同じ26日には沖縄県の仲井真知事が辺野古の埋め立てを承認する方向だとのニュースも流れたが・・・。
与党自民党や政府の中には、この問題がハッキリしてから参拝すればよいのにと考えている人も居るだろう。
安倍首相という人は、一旦、思い込んだらすぐにでも実行に移さなければ心が落ち着かない性格なのだろう。
何だか、こういうアブナッカシィー人を首相に頂いている日本人って、鈍感なのか諦めているのか・・・。
来年の政治がとても怖いなぁ〜。