妻が主演の岡田准一のファンなのである。
私は別段観たかったわけではなかったが、妻がどうしても観たいと言ってきかないのである。
映画館は結構混んでいたが、いつもよりも年齢層はかなり高目である。だからその分、長い映画なので途中でトイレに立つ人が多いのは仕方のないことである。
観た感想は、まぁまぁ良い映画であった。ところどころホロッとさせる場面もある。
最初は戦争映画かと思ったが、戦闘シーンは少なくて、若い世代の人間のアイデンティティ探しの話とでもいう感じであったが・・・。
昔はよく父に東宝映画の「山本五十六」だとか「トラトラトラ」とかの戦争物を観に連れて行かれたから、意外と戦争物の映画には詳しいのだが・・・。
戦闘シーンは重要な場面ではないという判断だったのだろうか、それともこの映画はFVXの予算が少なかったからなのか、軍艦の描写がイマイチであった。
普通なら空母の護衛艦がもっと多くなければならないと感じたのだが・・・。
まぁ、人間の描写が重要な映画だからこれでも良いのかもしれないが、何だか少し物足りない気もしたなぁ〜。
妻は岡田准一が見れたらそれで良いのだろう。岡田君は良い役者になったとしきりに褒めていた。アナタごときにこの映画のことを論評して欲しくないとも言う。どうやら私とはずいぶん観点が異なるようである。