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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2014-04-14-Monday 連続テレビ小説

このところNHKの朝の

連続テレビ小説を見ている。

これまでまともに見たことはなかったが「あまちゃん」が面白いと話題になっていたので話のタネに途中から見始めたら面白くなって「ごちそうさん」はほとんど全部を見たのだった。

その流れで「花子とアン」も見ている。

「ごちそうさん」の方が「あまちゃん」よりも視聴率が良かったそうだが、「あまちゃん」は朝の連続テレビ小説から離れてしまった視聴者を呼び戻した功績が大きいだろう。その流れとして「ごちそうさん」が多くの視聴者に見られたのではなかろうかと思う。

貧しい家庭の子どもが頑張って成長する姿を描いたのは「おしん」でもそうだったが朝の連続テレビ小説の鉄板モノで、日本人には人気があるテーマなのだろう。

「花子とアン」は「赤毛のアン」の翻訳者である村岡花子の物語りであるが、花子役の子役の女の子の演技が気に入ったのと、花子が山梨県甲府の貧しい農家の生まれであるということから見るようになったのである。

山梨の方言である甲州弁の響きがとても懐かしく思えるのだ。

というのも、私の祖父の勝が山梨県北巨摩郡の出身で、山梨の商店とは祖父が亡くなった後もずっと取引があり、我が家には山梨県の行商人がよく出入りしていたし、私も毎年のように山梨に商品の仕入れに出掛けていたから懐かしく思えたのである。

我が家に出入りしていた山梨の商人は列車で日本中を移動しながら商売をしていたが、扱っていた商品は石の細工品が多かった。石の置物や風鎮から数珠やネックレスなどの装飾品まで背中に竹のつづらをでっかい風呂敷で結んで背負い、両手にはこれまたでっかい鞄をぶら下げて歩くのである。

私が大学生の時に、親切心から鞄をひとつ持ちましょうと言って持ってあげようと思ったのだが、とても重くて片手では持ち上げることが出来なかったほどである。それを両手と背中に担いで日本中を旅して歩くのだからすごい重労働であったろう。

だからテレビの中で花子の父親が行商人ということで出てくるのだが、あんなに少量の荷物では行商人としてはとても仕事にならないだろうなと思えたのだった。

テレビの舞台は山梨から女学校に移ってしまったが、女学校のエピソードもなかなか面白くて目が離せない。

気に入っていた子役の子の出演が前回で終わり今日からは吉高由里子に代わった果たしてこれからも面白く見させてくれるのだろうか。