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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2014-07-19-Saturday マレーシア航空機

17日にウクライナ東部上空で

撃墜されたマレーシア航空機事件は、ウクライナ軍がやったのか親ロ派がやったのかは依然としてハッキリ発表されていないが、どうも情報を整理すると親ロ派がロシア製のロケット弾で撃墜したような様相である。

マレーシア航空といえば、今年、機長が行方不明事件を起こした航空会社である。いまだに何処に行ったのかが分からないという航空史上稀にみる怪事件と言われたのは記憶に新しい。

この事件以来、マレーシア航空は経営的にも危機的状況にあったらしい。

今回撃墜された飛行機の出発地点であるオランダの空港と、着陸地点であるマレーシアの空港とを結ぶ最短コースがこのウクライナ上空であったというが・・・。

マレーシア航空の発表ではこの航路には飛行制限等は無かったと言っていたが、他の航空会社はこの上空を飛行していたのだろうか?

つい最近もウクライナ軍の飛行機が撃墜されたばかりだというのだから、果たして紛争状態にあるこのウクライナ上空を飛ぶ必要性があったのだろうか?はなはだ疑問である。

最短コースを飛ぶことで燃料費を抑制しようというつもりだったのだろうが、撃墜されてしまえば、燃料費の節約などなんの意味もないではないか。

多少の迂回ルートを飛んだところで危険性との比較をすれば答えは明らかである。

どちらが撃墜したのか真相解明はこれからであるが、いずれにしても恐らく民間機と軍用機を間違って撃墜したのだろう。ニュースで解説者は間違うはずはないと言っていたが・・・、撃墜した方の責任は大きいが、しかし、もしも危険を承知の上で飛んでいたとしたのだったら、マレーシア航空側の責任も大きい。

結局、先の航空機行方不明事件で負った大きな負の遺産を取り戻すべく、経費の節減で最短コースを飛ばした代償は大き過ぎるほど大きい。