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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2014-09-25-Thursday テレビを

テレビを見ていて思うところが多々あった。

まずは、朝の連続テレビ小説「花子とアン」である。山梨県の甲府市が当初の舞台と云うことも一因となってず〜っと見続けたのだ。

我が家の祖父が山梨県出身であることから、大学生の時より何度も甲府を訪ねていて、甲州弁が懐かしく感じられたことから何となく気になって毎朝見ていたのだが・・・。

その「花子とアン」も今週末で終了し、来週からは北海道の余市を舞台にしたニッカウィスキーの創始者である竹鶴政孝とスコットランド人の妻リタをモデルにした話になると云う。

「花子とアン」のストーリー展開のスピードが終盤に掛けてかなり速くなってきた。いきなり話が1年2年先に飛んでいく。それに合わせて役者のメイクがいきなり老けていく。

この種のドラマの最後は大団円で終了と云うのがパターンであろうが、どう云う結末になるのかとても楽しみにしていたのに・・・。

「赤毛のアン」を出版する会社の社長役に脳科学者の茂木健一郎をあててきたのは一体どういうつもりだったのだろうか。茂木の演技はド素人もいいところで、セリフは棒読みで周りの役者からも浮いていた。なんでこんな重要な場面で登場するのが彼なんだ! 評判が良いことを、最後にぶち壊して終わりにしたかったのだろうか? 演出家の意図がまるで理解できない。後2回の放送で最後は一体どうなるのだろうか? 逆に興味が湧いてきた。アッ!これが演出者の仕掛けだったのかな?

18:30からのマジック教室の指導を20:00に終えて自宅に戻ると妻が「早く温泉に行って22:00からのテレビを見たい」と云う。

妻が先週の放送を見て気になり、今日の最終回を見たいのだそうだ。

ドラマの題名は「昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜」と云う番組で「不倫」のドラマらしい。何でこんなドラマを見たがるのだろうか?初回から見ていたわけではないし、それも最後の2回だけ・・・。「不倫」の結末がどうなるか気になるのであろうか?それとも妻に不倫願望でもあるのかしらん。アブナイ、アブナイ。

私は隣の部屋で、録画しておいた23日放送分の「開運!何でも鑑定団」を見ていた。私への出演オファーはその後も何の音沙汰もなく保留のままだ。マジシャンの間では超有名人でも、世間的はまったく無名である松旭斎天一の書なんて世間にはほとんど流通していないから、この書が真筆であるかどうかを鑑定出来る鑑定人が見つからないのであろうが、どちらにしても早く結論を出してもらいたい。

周りの人から「いつテレビに出るの?」と聞かれる度に「まだ決まらないんですよ」というのも結構シンドイものである。

24日19:00から放送された「ザ・世界仰天ニュース」の特番を見ていたら、長野建設業協会の企業年金横領事件が出てきた。事務局長(?)だった坂本某が一人で23億円もの横領をしたという事件である。

この坂本某が逃亡先のタイで逮捕されたのは記憶に新しい。結局、この事件は勿論のこと横領をした犯人が悪いに決まっているが、こういう犯罪を起こさせるような協会側の体質にも問題がある。

こう云った協会や協同組合みたいな組織は、色々な会社が集まっているから、自分の会社の様には、シビアに会計や事業の監査を行なわない傾向にある。所詮は他人のお金と云う意識が根底にあるからだろう。

だが、この番組で紹介していた手口は実に単純で、直ぐにでもバレそうなものなのに・・・。

最初は、協会買い置きの切手の十数枚の換金がスタートで、バレないからと犯人が段々と手段をエスカレートさせていく様は、犯罪を起こさせているのは協会側のずさんな体質にあるということが分かる。

もう少し、協会の理事者たちがキチンとした運営をしていたら、こんな犯罪は未然に防げたかもしれないのだ。

ただ、それにしても、この坂本某の金の使い方には呆れてしまった。毎日100万円ずつ使っても1年365日で3億6千5百万円である。つまりは23億円と云えば、毎日、毎日100万円ずつ使っても6年半も掛かるほどの金額なのだ。

銀座のホステスに入れあげたみたいだが、無茶苦茶な使い方である。

この協会はこの23億円以外にも、投資の失敗の78億円(?)だかも負債を抱えることになった。結局、無責任でずさんな運営のツケは加入者に回されることになる。

こういうバカげた事件で得をしたのはホステスだけというのが、実にアホらしい事である。