今日の帯広の暑さは36.3℃で、群馬県館林市の36.6℃に次いで日本で2番目に高い気温であった。
全国版のニュースでJR帯広駅前の「おびひろ」と云う文字が入った気温計が何度も映し出されていたが、帯広市は毎年の様に、「今日、全国で一番気温が高かったのは帯広市です。」と云うニュースが流れる。
盆地ならいざ知らず、平野のど真ん中にある街だから、そんなに気温が高くなる要素もないと思うのだが、何故だか、気温がぐんぐんと上がる場所なのである。
帯広は冬は日本一寒いと言われたりもするし、逆に、夏には日本一暑いとも言われる。日本広しといえども、こんな街は帯広だけかもしれないなぁ〜。
冬はマイナス30℃以下になるし、夏はプラスの36℃以上ならば、その寒暖差は70℃近くになる。
36.3℃は、たしかに暑いが、それでも湿気がまるでなくカラッとした天気だから、本州のジトッとした暑さとは質が違ってまだ暮らし易い。
夕方になるとス〜ッと涼しい風が吹くからまだ心地よい方である。
こんな日は、庭でジンギスカンをやるのが最高だ。いつもの馴染みの肉屋にジンギスカンを買いに行ったら、誰も考えることは一緒の様だ。もう肉は残り僅かであったそうな。
暑い日はビールがこれまた美味い。庭でビールを飲みながらのジンギスカンは本州ではできない楽しみであろう。
陽も落ちてきたので家の中に入ったが、しかし、北海道の家は高断熱、高気密の建物だから、一旦暖まってしまったら、その暑さが抜けないのだ。
今日の様な日は、家の中の方が、外よりも暖かくなってしまうのである。居間に愛犬用に冷房装置を付けてはあるが、こんなに暑い日でも我が家ではクーラーのスイッチは入れない。身体の芯から冷えてしまうようで、クーラーの冷たさは嫌いなのである。
それでも、さすがに寝苦しくて眠れない。寝酒に焼酎の水割りを4杯も飲んだが、汗をかいているからか、なかなか酔わないのだ。
2階から扇風機を持って来て、タイマーを入れてようやく寝ることが出来た。
こういう急激な温度の変化は、身体の調整機能が落ちているからか、やたらと疲れる。暑いのは嫌いだ。