あまり観たい映画もないのだが、上映時間などからアントマンを選んだ。
これも2D吹き替え版である。私は字幕版で観たいのだが・・・。
例によって「50歳割引き制度」のおかげで安く2時間が潰せる。
新作だし、これまた例によってまだ観ていない人の為に、内容の細かい説明はしないが・・・。
最近のアメリカ映画って、登場する家族はほとんどが離婚しているか、調停中という設定ばかりである。
この前に観たジュラシック・ワールドの主人公の家族もそうであったし、今回の主人公の家もそうである。
アメリカでは離婚が多過ぎてて日常茶飯事化しているのであろうなぁ〜。ストーリーに離婚の設定を描いているのは、きっと親の離婚によって子どもたちが悩んでいることが大きな社会問題化しているのであろう。親の離婚が幼い子供与えるショックは親が考えている以上に大きいのであろう。
アントマンは小さくなれるスーツを着た冴えない男が、娘のヒーローになると云う話であるが、アメリカンコミックを映画にしたようである。
アイアンマンやキャプテンアメリカなどが活躍するアベンジャーシリーズの映画会社が製作しているから、これもシリーズ化するつもりなのかもしれない。
私は、映画はこういった単純なモノで、尚且つ笑えるモノが好きであるが、そう云う意味では、この映画は、かなり笑える描写もあって、ちょうどよい時間つぶしであった。
吹き替え版が気に入らない理由のひとつに、下手な声優の存在がある。話題作りのためなのだろうか、専門の声優ではなく、ある程度名前が知れた女優や男優に主人公の声をあてさせるのだが、これが棒読みのセリフでとてもヒドイのが多いのである。
今回も、内田有紀がやっていたが・・・。
映画を観終わった後に、妻が「この映画の感想は言わない。また喧嘩になるから・・・」と云う。
私は喧嘩したつもりは全くないのだが・・・。