4月から札幌でプロマジシャンとして活躍しているスペンサートリックスさんが、10、11日と帯広のばんえい競馬場で開催されるばん馬まつりのパフォーマーとしてやって来る。
このばん馬まつりにはもう一人、札幌で活躍しているアッキーさんと云うプロマジシャンもパフォーマーとして来ることになっている。
今年6月下旬に札幌から新潟に居を移されたプロマジシャン、バーディーコヤマさんの送別会が札幌で開催されたが、そこでアッキーさんと名刺交換をした。
そのアッキーさんから「帯広に仕事で行くのでマジック博物館を見たい」とのメールが入った。スペンサーさんも7月頃に帯広に来た際に、博物館を見て以来であるから、そこからはかなり進展しているので一緒に如何ですかと誘った。
更に、転勤で帯広に来ているアマチュア(保険マン)のマジマジシャンさん夫妻も誘って、私達夫婦と6人で会食することにしたのだった。
昼に、ばんえい競馬場に赴き、二人のマジックを見学した。さすが、プロとして場数を踏んでいるから、手際や客あしらいが上手い。この辺りがプロとアマの決定的な違いである。
私の様に、めったに人前で演じなくなると、この客あしらいの腕と勘がかなり落ちてしまうから、ますます実演から遠ざかってしまうことになる。
毎日演じているプロにはまったく適わない。
この日の午前中には、博物館のことで嬉しいことがあった。JC(青年会議所)の先輩でゴルフ仲間のTさんが、博物館に飾るパネルの製作をして下さるというのである。
今年、自社に導入した最新の機械で、製作して提供してくれるというのだ。博物館で打ち合わせをしている時に、隣のビルのA先輩にも電話して見学に来てもらった。
普段から口の悪いA先輩も「お前も金にならんことを、ようやるな〜、それでも、ここまでやるのはたいしたもんだ!」と褒めるのか貶すのかよくわからない言葉で・・・、でも、たぶん褒めてくれたのだろう。
少しずつ、帯広の人にもこの「仮称:マジック博物館」のことが知られてきている。
夕方に演技を終えた2人とアマ夫妻が見学に来てくれて、盛り上がって1階の居酒屋いろはにほへとに6人で入った。
外は結構な人出である。店も混んでいた。
マジックの話をし始めると尽きることがない。その会話の内容をここで書いても、専門的な話で一般の人にはまったくチンプンカンプンであろうから省くことにするが、実に楽しい時間を過ごすことができた夜であった。