お金を振り込んでいる時のことである。
いつもと同じ通りにタッチパネルで操作していたのだが、何度やっても中止になってしまう。
たぶん、機械が壊れているのだろうと思って隣のATMに移って操作したが、またまた同様に中止になってしまうのだ。
郵便局員の女性がすぐ側に立って居たので、機械が壊れているのではないか?と文句を言ったら・・・。
「私が操作してもよろしいですか?」と云うので「お願いします」とやってもらったら、ちゃんと作動するではないか。
「おかしいなぁ」と言いながら、私が操作するとまたまた中止になる。
この機械は人を見て作動するのか?と思ったが・・・。
郵便局員が「お客様、お客様のお腹が中止ボタンを押しています」と笑いを懸命に堪えている様子で言う。
この郵便局のATMはタッチパネルの画面の手前側に操作ボタンが付いているタイプであるが、一番手前側のボタンが赤い色で「中止」のボタンなのである。そういえば、以前にも同様のことがあって、自分のお腹でこのスイッチを押して中止にしてしまったことを思い出した。
お腹のベルトの金具がちょうどこのスイッチに触れるのである。ベルトの金具であるから触れている感覚がなくて、自分でスイッチを押しているとはまったく感じなかったのだ。
恥ずかしくて赤面してしまった。
先日も、自宅でコンピュータのプリンター越しにモノを取ろうとして、お腹でスイッチを押してしまい妻に笑われてしまったのであった。
自分の感覚では、お腹の出具合がイマイチ把握出来ていないようだ。お腹が何かに触れるという距離感が分からないのである。
こりゃ〜困ったもんだ。
太るとこんなに恥ずかしいことも起きてしまうのだから、お腹は引っ込めなければならないなぁ〜。
少し真剣に痩せる努力を始めるとするか。