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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2015-11-23-Monday

札幌は人が多過ぎて街を歩いていても

人に酔ってしまうようで気分が悪くなる。

札幌は、日本で5番目に人口が多い街になったが・・・。

50年前の小学1年生の頃から、ず〜っと、私一人で休み毎に2人の伯父の家に遊びに行っていたから、札幌の変遷も体験している。

やはり境目は、札幌オリンピックであったろう。

オリンピックを境にして、急激に人口が増えたのだ。あまりに急激過ぎたから、インフラ整備が追い付かなかったようだし、何せ、世界的にみてもこんな豪雪地帯に、こんなに人が集まっている都市はちょっと他にはないだろうと思う。寒さは暖房器具で何とかなるが、雪はやっかいな代物である。

札幌市の除雪に掛かる経費は、年間150億円以上も掛かっているのだ。

捨てる為だけに毎年150億円を掛けるのって・・・。

札幌駅から大通りまで地下道で繋いだが、これが出来たことで駅前通りの地上の店が大打撃を受けているようだ。地上を歩く人が極端に減ったからだ。

寒くて、しかも雪が降っているのなら、私でも地上を歩くよりは地下道を歩きたい。しかし、利便性だけで、地下道を造ったら、困る人も出てくる。直接的に困るのは、客が減る地上の通りに面した店であろうが、その為に店が撤退して街が寂れれば、間接的に困るのは札幌市であり、札幌市民なのである。

地上がゴーストタウンで、地下にウヨウヨと大勢の人が居る図は、昔読んだSF小説の、放射能で冒されて地下でしか暮らせない未来の物語のようで何だかとても不気味な風景である。

今回の札幌行きで目立ったのは、泊ったホテルの客に、中国人が大勢いたことだ。東京もホテルがなかなか確保できなくて、値段も高騰しているが、札幌も似たような状況にあるようだ。

東京の渋谷区の表参道で、外人3人組と思われる犯人が、高級宝石店を白昼堂々と襲う事件が起きたが・・・。

こう云った犯罪が、今後は増えるであろうと思う。

かといって、私は、外国人を差別している訳ではない。

生まれ育った環境がまるで異なるのだから、考え方も異なって然りだということを日本人は理解する必要があると思うのだ。

今後は、犯罪をやろうと思って来日する凶悪な奴だって出てくるだろう。

かなり凶悪な犯行に及んでも、ガードマンは銃を所持していないし、銃を所持している警察官も発砲しないと思っているから、犯人に命の危険は無いのである。だから、そうとうに大胆な犯行をする可能性があると思うのだ。

まさに、犯罪者にとっては、命を掛けて犯行に及ぶというリスクがまったく無いに等しいというわけだ。凶悪犯にとってこれほど犯罪をやりやすい国はないのである。そのことに、もう既に幾人かの凶悪犯罪者が気が付いているであろう。

今回の宝石店襲撃は、ほんの序章に過ぎない。

これからは、テロも怖いが、凶悪犯罪に巻き込まれるのも怖いことだ。

どうやら、人が増えるのは、よいことばかりではなさそうである。