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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2015-12-02-Wednesday マジック・ミュージアム3

今日は父の月命日の日、

午前9時半に自宅にお坊さんが来て読経をしてくれる。それが終了してからマコママをホテルに迎えに行く。

今日の午後には沖縄と東京から先輩弟子とジミー師の長男が訪れるのだ。

それまでに、買い物を済ませておきたいので、マコママと2人でホームセンターに買い出しに行った。

ホームセンターでは、明日のプレ・オープン式での飲食で展示物が汚れない様にとビニールシートを、入口で靴の汚れを取る為の足マットを、パーティで飲むお酒と、紙コップ類の容器などを買ってミュージアムに戻る。

戻ってからは、ステージ上に看板を設置し、最終チェックをする。

一旦、自宅に戻って、ビデオカメラや三脚なども持って来て配置。その間にマコママが掃除をする。戻ってからは式次第を考えた。

14時過ぎになって、沖縄の先輩弟子のブーちゃんこと佐喜真学さんが来た。わざわざ飛行機を乗り継いで来てくれたのだ。

事前にパネルにするからブーさんのせんざい写真(宣伝材料写真)を送って欲しいと要請していたのだが、事前には見つからなかったと言って、送ってくれなかった。今日自参すると云う。

入口の廊下に縦92㎝、横60㎝の巨大な写真パネルを貼ってある。松旭斎天一、天二、天勝、天洋、石田天海、引田天功、島田晴夫、八田加寿雄、ジミー忍、ジョニー広瀬、美地学(佐喜真さんの芸名)と天一から続く本流の系統からジミー門下に繋げて展示しようと思ったのだ。

ブーさんの写真がないから、そこにチャッカリ私の写真を入れておいたのであるが、それを見てブーさんの悔しがること、だから早くに写真を送ってよと言ったじゃ〜ないの。

もう空いてるスペースは無いよ〜!

並べたて終了直後のミュージアムをブーさんに見てもらう。展示物にはブーさんの思い出も一杯に詰まっているから、昔を懐かしみながらジックリと見学してもらった。

16時過ぎになってジミー師の長男の駒田一さんが到着した。ハジメちゃんは現在はミュージカル俳優として、去年は帝国劇場で上演した「ミス・サイゴン」の主役エンジニアを演じたが、今年は同じく帝劇で「ラ・マンチャの男」でドンキホーテの従者役を演じて大活躍している。

今回も「バンパイヤ」が終演したところで、次回作への出演の合間に当たったので帯広入りしてくれたのであった。

ハジメちゃんも何度も何度もジックリと見て感動してくれている。2人とも「想像してた以上の規模と展示物数のミュージアムで驚いた!こんな素敵なミュージアムを造ってくれてありがとう!」と喜んでくれた。

作った人間としてこれほど嬉しい褒め言葉はない。

マジックを齧った人間の本能としては、他人をビックリさせたいという願望が常にあるから「驚いた〜」と云う言葉は何より嬉しい言葉なのだ。

マコママも「どうだ!スゴイだろう?」と2人に自慢してくれる。

これぞ、作って良かったと思える瞬間である。

2時間ほどジックリと見てもらってから、妻が合流して食事会である。全員、酒が美味しいようだ。昔話に花が咲く。皆、酒が強い人間ばかりだが、ブーさんが嬉し過ぎたのか、飲み過ぎたようで、かなりベロンベロンに酔っ払った。明日の本番があるから、控え目にして10時過ぎに終えた。

ブーさんだけ違うホテルであるから、皆で抱きかかえながらホテルに送って行ったのであった。