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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2016-06-04-Saturday 焼鳥屋

4日(土)に急な出張が入った。

朝早くの列車で新千歳空港に向かい、飛行機で東北の某市に赴いた。

18時には用事を済ませたが、昼食を15時頃に食べたので、まだ完全にお腹が空いているというわけではない。だが、ちょっと小腹が空いたので焼鳥を2〜3本つまんでビールの1杯でも飲んで軽くお腹を満たそうかと思ったのである。

こういう見知らぬ街で食べる時は、駅前の繁華街の小汚い店で、客が入っている店が美味いはずであると思ったのだが・・・。

条件通りのこじんまりとした小汚い店を見つけた。

70歳代位のおばあちゃんと50歳代くらいのオバちゃん店員の2人でやっているようだ。

小上がりには2卓あって10名ほどで満席状態、カウンターの4席と入口のテーブル席の4席が空いていた。だから7割方は席が埋まっている状態である。

席に付いてメニューを渡されたが、私の好きな「レバー」が無い。残念!「1人前10本の注文をお願いします」の文字が書いてある。生ビールは無くて瓶ビールの大瓶だけで、焼酎、電気ブラン、日本酒もあるが、まずはビールであろう。メニューの品数はかなり少ない。

正肉・つくね1本120円、その他は110円とある。「お任せ10本でどうですか?」とオバちゃんの店員が言うが、8本食べるのがやっとで、いつもはせいぜい6本程度である。しかも、好きではないハツ、モツ、皮だとかもあるので、「正肉とつくねと砂肝で10本に、とりあえずビールを1本」と頼んだら、ビールと付け出しに萎びたしょぼいサラダが出て来た。

何だか悪〜い予感がした。

しばらくして出て来た焼鳥の肉は小さくて、全部干からびている。

砂肝を一口、食べてみたら・・・。

これが、塩っぱいのなんの、まるで塩の塊りを食べているようである。この婆さんいったいどれくらい大量の塩を振ったんだろう?

こんな塩っぱいモノを食べたら具合が悪くなる。

正肉を一口食べてみたら、これも同様、つくねに至っては、カラカラに乾いている。

とても食べられたシロモノではない。今まで食べた中で最悪の焼鳥だ!

マズイ+超塩辛い焼鳥で、食べることすら出来ない。フッと小上がりの若者達のテーブルを覗いてみたら、焼鳥が40本位山積みになったままでまったく減っていないではないか。きっと一人前10本ずつお任せで注文したが、私同様に塩辛くて食べられないのであろう。

ビールだけ飲んで、すぐに席を立ったが勘定が高い。

ビール大瓶(キリンラガー)650円、付け出し350円、焼鳥10本で1180円で合計2180円。

たった数分間で、2口食べただけでこの値段である。

憤慨して店を出たが、口の中がまだ塩辛い。

結局、コンビニでいくつか食物を買ってホテルに戻って部屋で食べたのであったが、後から考えたら、メニューにレバーが無かったのは、レバーの様な新鮮さが必要な部材は扱えないと云うことではないのか?

驚異的な塩辛さは、塩胡椒で肉の臭いや味の悪さを消す為で、1〜2本からの注文なら追加は絶対にアリエナイだろうから最初に10本の注文をさせると云うことなのかな?

店内に居た客もきっと常連さんではなく、一見さんだったのかもしれないなぁ〜。とにかくヒドイ店に入ってしまったものであった。