今井雅晴さんからかなり以前にメールが入り、6月の末頃に函館に行くので、その際に帯広まで足を伸ばして、貴方のマジック・ミュージアムを見学したいと云う。
今井さんは、マジックの創作でも有名な方で、私も今井さんの書いたレクチャーブックを所持している。
まだオープン前であることを説明して、その状態でも良ければと承諾した。
先日は、千葉の知人の距離感覚と時間感覚のことを書いたが・・・。
函館と帯広の距離は鉄路でみると約451㎞もあって、列車で一番速い特急でも5時間30分も掛かる。
これは本州で言えば、東京ー京都間が約476㎞であるから、「東京に来たから、ついでにちょっと京都まで足を伸ばす」と言っているのと同じ距離感覚である。
新幹線で東京ー博多間の所要時間は約5時間であるから、時間感覚で言ったらこちらになるか。いずれにしろ北海道の人間からしたら函館と帯広はかなり遠い場所だという感覚なのであるが・・・。
函館から、その遠い場所である帯広にマジック・ミュージアム見学の為だけに来てくれるというのであるから、こんな嬉しいことはない。
2人で来られたが、2人でフランスのマジック博物館も見に行ったと言う。帯広の方が展示物数も規模も上だと言ってくれたので、益々嬉しい。
マジックマニアと一般の方とは見方も視点も異なるであろうが、色々と貴重なアドバイスもいただいた。
実際にオープンしたら、どれくらいの観客が見に来てくれるのであろうか?期待と不安が入り混じっている。