日本音楽著作権協会北海道支部から「著作権手続きについて」と云う文書が送られて来た。つまりは著作権料を払いなさいと云うことであるようだ。
アンケート用紙の回答には『「音楽使用有り」に○印を付け、但し封切りより50年以上経過した古い映画のDVDを映写している』と付記しておいたのであるが・・・。
私は、公開してから50年以上経過した映画作品は著作権フリーになっていると思っていたのである。
すぐに協会支部に電話を入れて確認をしたら・・・。
『マジック・ミュージアムで上映している映画は「オズの魔法使い(1939年公開)」・「魔術師の恋(1954年公開)」・「ヨーロッパの夜(1960年公開)」などで公開から50年以上経過した作品だけである。その他整備の経過を写真に撮ったものをDVD化して映してはいるが音楽は無しである』と説明した。
すると『音楽の著作権は、権利者の死後50年が経過するまで権利は継続する。映画「オズの魔法使い」の作中の「オーバーザレインボー」という曲は、まだ著作権協会の管理する楽曲であるから著作権料が発生する』と云うのである。
「エ〜ッ、公開から50年経過した映画は著作権が掛からないのに、その作中の1曲が該当していたら著作権が掛かるのぉ〜?」と聞いたら「そうです」と云う。
「じゃぁ〜音無しで映像だけ映したらどうなるの?」と聞いたら、それなら音楽の著作権は掛からないと云う。
何とも奇妙な話であるが・・・。
まぁ、これからは音無しで映像を放映するだけにしていこう。著作権のことはよく分からんなぁ〜!