それに備えて、いろいろと準備しておくことがある。
まずは、午前中に床屋に行って来た。やはり身だしなみは少しは整えておきたい。
ディレクターからの注文で、25日のスタジオ撮影の際にマジックの道具等を数点持参して石坂浩二に見せる必要があるとのことだ。
いつものマジックの取材ならば、私の手技(テクニック)を見せたい所なのだが、今回の番組はコレクター&コレクションの紹介番組の「開運!なんでも鑑定団極上お宝サロン」であるから、テクニックで日常品を使ったマジックを見せるよりも、マジックショップで販売している様な道具を並べて見せて欲しい、更には、石坂浩二のリクエストに合わせて、その道具を使ってマジックを披露して欲しいと云う。
ただし、23分間にかなりの情報量を入れ込むから、ひとつ、ひとつのマジックの所要時間は短いモノでなければならない。
展示してあるマジック道具を取り出して、鏡に向かって演じて見て、使えそうなモノを選ぶ。
並べる道具には偏りがあっては、いけないと云うので、カード・花・シルク・ステッキ・箱モノ・筒モノ・水モノ・コイン・パドルムーブもの・お金モノ・ファイヤーものなどバラエティ豊かにしたい。
マジックの道具だけでは、一般視聴者はつまならいだろうから、マジシャンのブリキのおもちゃ・フィギュア・陶器人形・からくり人形なども必要だと云う。
ウ〜ン、結構大変な作業である。
マジック・ミュージアムのフロアには、まだ整理が終わっていない道具類が段ボール7箱分くらいは残っている。これらを倉庫に仕舞って、代わりに、一旦片付けてあったステージを再度設置した。
結構やることが満載であるなぁ〜。