帯広神社では数年前から、焼却する前に分別をしっかりやっていて、飾りのプラスチック部分を外させたり、持参した紙袋などは持って帰らせる。
実に素晴らしい。それぞれ持ち寄る人の手間などは大したことではない。これが正しいやり方であろうと思う。
お汁粉やホット牛乳のサービスがあったので、お汁粉を頂いたが、ちょっと砂糖を入れ過ぎって感じで、ものすご〜く甘かったのであった。捨てる訳にもいかず全部飲んだが・・・。
行った9時頃にはまだ空いていたが、帰る頃には道路が渋滞し始めた。今朝はものすごく寒かったから、皆、少し温かくなってから行こうと考えたのであろう。早目に行って正解であった。
会社に出社したら、年末に依頼してあったマジック・ミュージアムの展示用の什器が出来上がったので、昼から設置に行くとの連絡が入った。
ミュージアムを作り始めた11年前には、55坪なら少し広すぎるかなぁと思って準備を始めたのだったが、少しずつ展示物を並べていく内に、展示スペースがドンドンと狭くなっていった。あまりにもモノが増え過ぎているのである。
ガラスケースなどの什器も、通路を狭くしながら増やしていって、もはや置くスペースが無くなったのである。
大工さんと相談したら、もはや残されたスペースは天井しか残っていないという結論に達したのであった。
天井に飾れる様なモノを、現在飾ってある場所から移動して、空いたスペースには別のモノを飾ろうと考えたのだ。
飾る場所が天井だから、大きなモノや重たいモノは無理である。
何が飾れるだろうと考えたら「サイン色紙」と云う結論に達した。これまで壁面に「プロマジシャンのサイン色紙」を50枚以上も飾っていたのだが、それを天井に飾れる様に工夫したのである。
大工さんと建具さんの2人が設置に来てくれたが、大工さんは去年の秋に病気になって、まだ完全には治っていない。まだフラフラするから脚立の上に乗って作業することは出来ないという。代わりに私が建具屋さんの手伝いをしたのだが、私も高所恐怖症であるし、おまけに五十肩で右肩を上げると痛いのである。
脚立に乗かって、天井を見上げながら腕を上げ続けているのは、結構辛い作業であったが、マジック・ミュージアムの為ならなんのその。
何とかかんとか、設置作業は終了した。
明日からは、サイン色紙を飾る作業が待っている。シンドイけれども楽しい作業なのである。